JP2626943B2 - 省エネ性を有する新緩衝空間 - Google Patents

省エネ性を有する新緩衝空間

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JP2626943B2 JP4206067A JP20606792A JP2626943B2 JP 2626943 B2 JP2626943 B2 JP 2626943B2 JP 4206067 A JP4206067 A JP 4206067A JP 20606792 A JP20606792 A JP 20606792A JP 2626943 B2 JP2626943 B2 JP 2626943B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、省エネ性を有する新緩
衝空間に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アトリウムは、ローマ時代の中庭および
中庭付きの大広間を語源とするもので、現在は、建物内
で建物に囲まれた中庭、吹抜けなど大規模な内部空間
で、植木、池などを配して人工的な自然環境を造り出し
ているものをいう。
【0003】そして、アトリウムは太陽光を多く取り入
れるため、ガラス等の透明な屋根を有し、天候に左右さ
れない快適な新緩衝空間を創出するものとして利用され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のアトリ
ウムは屋根が概して閉じられているので、内部が密閉さ
れた空間となり、しかも、太陽光を遮るものがないの
で、夏などは内部温度が必要以上に上昇し、しかも、大
空間であるため空調をしようとするとそれだけ電気を費
やしてしまうので省エネルギー上望ましくない。
【0005】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、アトリウムとして、日射に対しては、遮断,集熱、
伝熱に対しては、断熱,放熱(冷却)、風に対しては、
冷却効果及び体感効果、そして室内に対する蓄熱および
放熱により理想的にコントロールされるパッシブ省エネ
ルギーの利用を考慮した省エネ性を有する新緩衝空間を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、第1に、アトリウムに、起立状態ではルーバ
相互が隙間を存して、降伏状態ではルーバ相互が端部を
重合するように並列し、また、各ルーバは裏面側が外向
きになるまで反転可能とし、外面に耐候性を有する表面
部材を、裏面に反射機能を有する表面部材を配設し、中
間には断熱材を配して構成した屋根を架設したことを要
旨とするものである。
【0007】第2に、雨水貯水槽からの水を屋根面に散
水し、散水後の水は、これを回収して排熱利用するこ
と、第3に、屋根面に散水後の水は、これを回収してア
トリウム内のせせらぎとして設置すること、第4に、ア
トリウムは、高さの異なる居住用建物を間隔を存して設
けてその間を樹木のある庭空間とするとともに、これら
居住用建物の屋上付近を結ぶように該庭空間上に屋根を
架け渡してなることを要旨とするものである。
【0008】
【作用】請求項1記載の本発明によれば、アトリウムの
屋根で日射遮断を行うには、各ルーバは耐候性を有する
表面部材を外側に向けて起立させ、相互に隙間を存して
並列させ、集熱コントロールを行うには、各ルーバは裏
面である反射機能を有する表面部材を外側に向けて起立
させ、相互に隙間を存して並列させて、日射をルーバで
反射させてアトリウム内に導き、断熱コントロールを行
うには、各ルーバは降伏させて相互が端部を重合するよ
うにして並列させ、通風・冷却コントロールを行うに
は、各ルーバを相互に隙間を存して並列させてアトリウ
ム内外への通風をこのルーバ間により流通させることが
できる。
【0009】請求項2および請求項3記載の本発明によ
れば、前記作用に加えて特に、雨水貯水槽からの水を屋
根面に散水することにより、エバポレートクーリング効
果で遮熱をなし、アトリウム内を快適環境とすることが
でき、屋根面に散水後の水は、これを回収して排熱利用
することで省エネルギー化が図れ、また、せせらぎとし
て視覚的にも効果を出すことができる。
【0010】請求項4記載の本発明によれば、前記作用
に加えて、居住用建物の間に設ける樹木のある庭空間は
屋根のあるアトリウムとして構成され、快適・快感空間
を「家」の中だけでなく、外界をほどよく取り込むよう
に拡張した緩衝空間「グリーンコート」を創造できる。
【0011】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明の省エネ性を有する新緩衝空間
の1実施例を示す縦断正面図、図2は同上説明図であ
る。
【0012】図中5,6は2階建て以上の相互に高さの
異なる居住用の建物であるが、これら居住用の建物5,
6を間隔を存して設け、その間を樹木7のある庭空間8
とする。
【0013】そして、建物5,6の屋上付近を結ぶよう
に該庭空間8上に屋根9を架け渡してアトリウムとして
構成した。建物6は建物5よりも高いものであり、その
屋上部分には雨水貯水槽10を形成し、この雨水貯水槽10
から水を屋根9の面に散水できるようにする。図中17は
雨水貯水槽10の排水口に設けるバルブである。この雨水
貯水槽10からは建物6の中水も得られる。
【0014】前記屋根9の構造としては、図9〜図12に
示すようにルーバ1を起立状態では相互が隙間を存して
並列し、降伏状態では相互が端部を重合するように並列
するように起伏自在に軸支し、このルーバ1の下方には
天窓11を有する開閉式の透明屋根12を設ける。
【0015】該ルーバ1は、外面に金属もしくは合成樹
脂による耐候性を有する表面部材2を配設し、裏面に、
表面を研磨して鏡面とした金属板、金属コーティングさ
れたフィルムを貼着した板、鏡等の反射機能を有する表
面部材3を配設し、これら表面部材2と表面部材3で囲
撓される中間層にはグラスウール、スチレンフォーム、
ウレタンフォームまたはロックウール等の断熱材4を配
して構成した。
【0016】なお、図示は省略するが、他の実施例とし
て耐候性を有する表面部材2に太陽電池を使用すること
もできる。また、前記降伏状態での相互が重合する端部
接合部分は相互に気密に接合するものとし、ヒートブリ
ッジにならないように木や合成樹脂のごとき熱伝導の小
さい部材をもって形成する。
【0017】このようにして、各ルーバ1は少なくと
も、外面である耐候性を有する表面部材2を配設した側
と、裏面である反射機能を有する表面部材3を配設した
側との何れもが外向きになるまで反転可能なものとし
た。
【0018】建物5,6の前記庭空間8と反対側も屋根
9と同様の構成部材で囲んで、サンルームやアトリウム
として構成してもよい。
【0019】前記庭空間8にはせせらぎとしての滝13や
この滝13が流れ込むヒートスプリングとしての池14を設
け、この滝13には前記屋根9面への散水が流れるように
した。さらに、池14には回収管15を接続し、この回収管
15を建物6の地下などに設ける給湯ユニット16に接続
し、この給湯ユニット16から給湯を行うようにする。な
お、池14には排水用の小川等で形成したヒートストリー
ム21がつながる。
【0020】蓄熱ユニット18と居住用や庭空間8用のヒ
ートポンプ19とを接続し、また、建物5,6の各部屋に
設ける空調機20をこの居住用のヒートポンプ19に接続し
た。
【0021】次に、使用法および動作について説明す
る。先ず、屋根9の動きについて説明すると、図9に示
すように日射遮断を行うには、各ルーバ1は耐候性を有
する表面部材2を外側に向けて起立させ、相互に隙間を
存して並列させる。この場合、天窓10を開放としておけ
ば、風をアトリウム内部に取り込み、また、内部の空気
を外部に排出することができる。
【0022】集熱コントロールを行うには、図10に示す
ように各ルーバ1は裏面である反射機能を有する表面部
材3を外側に向けて起立させ、相互に隙間を存して並列
させて、日射をルーバ1で反射させてアトリウム内に導
く。この場合も各ルーバ1の隙間を介して通風や視界は
確保できる。
【0023】断熱コントロールを行うには、図11に示す
ように、各ルーバ1は降伏させて相互が端部を重合する
ようにして並列させる。このようにすれば、ルーバ1が
断熱屋根の役割をする。ただし、雨水や前記雨水貯水槽
10から水を屋根9の面に散水を遮断することはできない
ので、天窓10を閉めてアトリウム内への雨水の侵入を防
止する。
【0024】冷却コントロールを行うには、図12に示す
ように、各ルーバ1を相互に隙間を存して並列させる。
天窓10を開放し、例えばルーバ1を垂直になるようにす
れば、アトリウム内外への通風はこのルーバ1間により
充分流通する。
【0025】ヒートストリーム(排熱のせせらぎ)とい
うことを考慮する。雨水貯水槽10からの水を屋根9の面
に散水すると、これが日射で温められて温水となったり
するので、ヒートスプリングとしての池14等にため、回
収管15、給湯ユニット16を介して給湯として利用する。
また、この滝13や池14等はせせらぎとして視覚的にも効
果を出すことができる。
【0026】水資源の有効利用という面では、水そのも
のと、水のもつ熱の有効利用を図るもので、雨水貯水槽
10から水を屋根9の面に散水をし、エバポレートクーリ
ング効果で遮熱をなし、かつ前記のごとく太陽熱の回収
も行う。この水は最終的にはヒートストリーム21に流
す。
【0027】図3〜図8は各季節のシステムモードを示
したもので、夏季の昼の場合は図3に示すように蓄熱ユ
ニット18に蓄熱された冷熱を利用して冷房を行うことが
できるとともに、住居空調は居住用ヒートポンプ19の駆
動で空調機20を介して行う。
【0028】また、雨水貯水槽10から水を屋根9の面に
散水をし、エバポレートクーリング効果で遮熱をなし、
アトリウム内の庭空間8をより快適環境とすることがで
きる。
【0029】夏季の夜の場合は図4に示すように、アト
リウムの屋根9は各ルーバ1は耐候性を有する表面部材
2を外側に向けて起立させ、相互に隙間を存して並列さ
せて、通風・冷却を行う。
【0030】冬季の昼の場合は図5に示すように、アト
リウムの屋根9は各ルーバ1は図10に示すように日射を
ルーバ1で反射させてアトリウム内に導く集熱で温室効
果を出す。
【0031】冬季の夜の場合は図6に示すように、住居
の暖房も行い、この場合は図11に示すように各ルーバ1
は降伏させて断熱し、保温効果を出す。
【0032】春、秋の中間期では、昼は図7に示すよう
に、住居空調もアトリウム内の庭空間8内の空調も自然
状態に近い通風によるものとする。夜は、図8に示すよ
うに蓄冷熱は行わない。
【0033】
【発明の効果】以上述べたように本発明の省エネ性を有
する新緩衝空間は、日射に対しては、遮断,集熱、伝熱
に対しては、断熱,放熱(冷却)、風に対しては、冷却
効果及び体感効果、そして室内に対する蓄熱および放熱
により理想的にコントロールできるので、パッシブ省エ
ネルギーのものとしてアトリウムを構成することができ
るものである。
【0034】このようにして、環境を快適に保った上
で、ほどよい季節感を感じ、自然との一体感を住みなが
らにして持つことができるものとして、外界と家との間
に介在する新たな第三の空間を創出することができる。
【0035】そして、外界と家との間に介在する、新た
な第三の空間を創造することにより、家族が憩い、子供
たちが遊び、老人が集うコミュニティーが生まれること
が期待できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の省エネ性を有する新緩衝空間の1実施
例を示す縦断正面図である。
【図2】本発明の省エネ性を有する新緩衝空間の1実施
例を示す説明図である。
【図3】本発明の省エネ性を有する新緩衝空間の夏の昼
モードの説明図である。
【図4】本発明の省エネ性を有する新緩衝空間の夏の夜
モードの説明図である。
【図5】本発明の省エネ性を有する新緩衝空間の冬の昼
モードの説明図である。
【図6】本発明の省エネ性を有する新緩衝空間の冬の夜
モードの説明図である。
【図7】本発明の省エネ性を有する新緩衝空間の春・秋
の昼モードの説明図である。
【図8】本発明の省エネ性を有する新緩衝空間の春・秋
の夜モードの説明図である。
【図9】アトリウム屋根の日射遮断モードの説明図であ
る。
【図10】アトリウム屋根の集熱モードの説明図であ
る。
【図11】アトリウム屋根の断熱モードの説明図であ
る。
【図12】アトリウム屋根の通風・冷却モードの説明図
である。
【符号の説明】
1…ルーバ 2…耐候性を有
する表面部材 3…反射機能を有する表面部材 4…断熱材 5,6…居住用建物 7…樹木 8…庭空間 9…屋根 10…雨水貯水槽 11…天窓 12…透明屋根 13…滝 14…池 15…回収管 16…給湯ユニット 17…バルブ 18…蓄熱ユニット 19…居住用ヒー
トポンプ 20…空調機 21…ヒートスト
リーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内山 忠 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (72)発明者 堀江 宏 東京都港区元赤坂一丁目2番7号 鹿島 建設株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−81537(JP,A) 特開 昭53−148840(JP,A) 実開 昭57−1218(JP,U) 実開 昭60−58663(JP,U) 新建築,第65巻第12号,P.314〜 317,1990年12月1日株式会社新建築発 行

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アトリウムに、起立状態ではルーバ相互
    が隙間を存して、降伏状態ではルーバ相互が端部を重合
    するように並列し、また、各ルーバは裏面側が外向きに
    なるまで反転可能とし、外面に耐候性を有する表面部材
    を、裏面に反射機能を有する表面部材を配設し、中間に
    は断熱材を配して構成した屋根を架設したことを特徴と
    する省エネ性を有する新緩衝空間。
  2. 【請求項2】 雨水貯水槽からの水を屋根面に散水し、
    散水後の水は、これを回収して排熱利用する請求項1記
    載の省エネ性を有する新緩衝空間。
  3. 【請求項3】 屋根面に散水後の水は、これを回収して
    アトリウム内のせせらぎとして設置する請求項1または
    請求項2記載の省エネ性を有する新緩衝空間。
  4. 【請求項4】 アトリウムは、高さの異なる居住用建物
    を間隔を存して設けてその間を樹木のある庭空間とする
    とともに、これら居住用建物の屋上付近を結ぶように該
    庭空間上に屋根を架け渡してなる請求項1ないし請求項
    3のいずれかに記載の省エネ性を有する新緩衝空間。
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新建築,第65巻第12号,P.314〜317,1990年12月1日株式会社新建築発行

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JP2013119719A (ja) * 2011-12-07 2013-06-17 Misawa Homes Co Ltd 太陽光発電パネルの設置構造

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