JP2625472B2 - 油中水分除去用シート - Google Patents

油中水分除去用シート

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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は油中水分除去用シート、さらに詳しくは油類
や有機溶剤類に混入した水分(かかる水分を以下、油中
水分という)を簡便に除去できる油中水分除去用シート
に関する。
従来の技術 従来、油中水分を除去するには、例えば粉末状または
塊状の固形処理剤で水分を吸収、吸着する方法、フィル
ターおよび処理剤等で構成された脱水機や精製処理機に
よって処理する方法等の如く種々の方法がある。
発明が解決しようとする課題 前記の如く、油中水分を除去する方法は種々あるが、
工場、研究所等とは異なり、一般家庭やオフィスのよう
な場所においては、例えば燈油、機械潤滑油等に水分が
混入してもそれを手軽に除去するには意外に困難であ
る。すなわち、前記固形財で処理しても、通常、処理後
に処理剤を油から濾過等によって分離するのはやっかい
であり、また、前記の如き脱水機等で処理しようとする
と、そのために高価な設備が必要となる。
課題を解決するための手段 本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、吸
水量10〜500倍の高吸水性樹脂と、該高吸水性樹脂が固
着した繊維集合体シーと、該高吸水性樹脂もしくは該高
吸水性樹脂および該繊維集合体シートに含有される水分
存在下にて変色する物質とよりなり、該高吸水性樹脂が
モル比で70:30〜90:10のアクリル酸およびアクリル酸塩
の混合物を主成分とするモノマー組成物を該繊維集合体
シートに付与した状態で電子線照射によって重合させた
ことを特徴とする油中水分除去用シートを提供するもの
である。
本発明における繊維集合体としては紙、織物、編物、
不織布等が挙げられる。繊維の種類は特に限定されるも
のではないが、樹脂の補強強度、耐久性の観点よりポリ
エステル、ポリアミド、アクリル、ポリエチレン、ポリ
プロピレン等の如き疎水性繊維が好ましい。
また、水分存在下にてそれ自体変色する物質の例とし
ては、塩化コバルト、硫酸銅等が挙げられ、乾燥時に青
色、吸水時にピンク色(淡赤色)を呈する塩化コバルト
が特に好適に用いられる。
次に、本発明で用いる高吸水性樹脂としては、発明者
らが高吸水性シートについて既に特許出願した特願昭61
−248472号に記載されている方法と同様の方法で重合さ
れた高吸水性樹脂が挙げられる。ただし、本発明におい
ては吸水量が10〜500倍のものを用いる。ここに、吸水
量とは、純水を十分に吸水させた場合、自重の何倍に膨
潤するかという数値であり、具体的には純水に90分間浸
漬して膨潤させた後、100メッシュのステンレス金網で
濾過して重量を測定し、これを吸水前の重量で除した値
を用いた。この吸水量が500倍を超えると、たとえ樹脂
と繊維とがよく密着していても、高吸水時に膨潤した樹
脂ゲルが弱くなり、ちぎれて脱落を起こしてしまう。逆
に、吸水量が10倍未満であると、油中水分除去に必要な
吸水能力が満足されない。
以下に、本発明の油中水分除去用シートの製法を述べ
る。
まず、アクリル酸およびアクリル酸塩の混合物の水溶
液を主成分とするモノマー組成物を調製する。これはア
クリル酸、アクリル酸塩および水とを混合してもよい
し、別法としてアクリル酸に塩基の水溶液(例えば、水
酸化ナトリウム水溶液)を加えてアクリル酸を部分的に
中和してもよい。ここに、本明細書中にて用いるアクリ
ル酸塩とは、ナトリウム塩、カリウム塩、リチウム塩、
カルシウム塩、マグネシウム塩等の塩、好ましくはナト
リウム塩、リチウム塩、カリウム塩等の如きアルカリ金
属塩をいう。吸水量10〜500倍の吸水性樹脂を得るに
は、アクリル酸とアクリル酸塩とのモル比は70:30〜90:
10とし、混合物の組成物中濃度は30重量%以上とする必
要があることが判明した。該濃度の上限は特に限定する
ものではなく、少しでも水分が残存している状態であれ
ばよい、ただし、前記モル比および濃度は、後記する電
子線照射時に実現されていればよく、例えば濃度が30重
量%未満の組成物を調製してそれを繊維集合体シートに
付与しても、その後適当な手段により水分を蒸発させて
電子線照射時に30重量%以上になっていれば差しつかえ
ないのである。
また、前記モノマー組成物には、必要に応じて、他の
ビニルモノマーを少量添加することもできる。というの
は、このビニルモノマーの少量添加により、得られるシ
ートの吸水量やゲルの硬さを調節することができる場合
があるからである。ここにいうビニルモノマーの例とし
ては、ポリオキシエチレングリコールジアクリレート、
ポリオキシプロピレングリコールジアクリレート、ビニ
ルピロリドン等が挙げられる。
水分存在下で変色する物質は前記モノマー組成物の調
製時のいずれかの時点で加えておく。別法として、後記
する電子線照射の後に該変色物質を含む組成物中にシー
トを浸漬し、乾燥することによってシートに該変色物質
を含有させることもできる。最終シート中に含有させる
べき該変色物質の量は、高吸水性樹脂に対して0.5%〜5
0%、あるいはシート全体に対して0.05%〜20%の割合
とする。従って、かかる割合となるように量を選択し
て、モノマー組成物、あるいは、電子線照射後の浸漬用
組成物に該変色物質を添加する。
次いで、変色物質を含有する、あるいは含有しないモ
ノマー組成物を繊維集合体シートに付与するが、これは
主として含浸法によって行う。なお、増粘剤、界面活性
剤を組成物に添加しておいて、該付与が容易となる液性
としておくこともできる。
次に、組成物を基材繊維集合体に含浸させた状態で電
子線を照射して硬化させる。硬化に際し生成する樹脂が
繊維集合体に強固に固着する。照射電圧は限定されるも
のではないが、一般的には150〜3000KVの範囲で繊維集
合体シートを含めて被照射物に対して十分に透過するに
足る照射電圧を選択すればよい。照射雰囲気は大気中で
もよいが不活性ガス中、一般的には窒素ガス中で照射す
るのが好ましい。照射線量は重要であり、今回、吸水量
が10〜500倍の吸水性樹脂を得るためには1〜15Mard、
好ましくは1〜10Mradの範囲とする必要があることが判
明した。
電子線照射後、加熱等により残存する水分を除去し、
要すればメタノール洗浄等によい残存するモノマーを除
去し、あるいは、この時点で変色物質を含有しない場合
は例えば変色物質のメタノール性水溶液にシートを浸漬
した後に乾燥して本発明の油中水分除去用シートを得
る。
かくして得られた本発明の油中水分除去用シートは鉱
物油、植物油等の如き油類、ベンゼン、トルエン、石油
エーテル、リグロイン、ターペン、四塩化炭素、トリク
ロロエチレン、パークロロエチレン等の如き水に不溶の
有機溶剤類に混入した水分を除去するのに用いることが
できる。
発明の効果 本発明の油中水分除去用シートは水混入油に浸漬する
だけで油中水分を吸水により取込み、シートを油から取
り出すだけで除去操作が完了するという手軽に油中水分
除去が行えるシートである。また、吸水した部分が変色
するので水の存否、脱水完了の目安にもなるし、シート
の残存吸水能力の有無が一見してわかるという便利なも
のである。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明す
る。
実施例1 繊維長56mm、3デニールのポリエチレンテレフタレー
ト繊維よりなる目付30g/m2の部分接着した不織布を基材
として用い、これに下記組成物を含浸させ、次いでマン
グルにて余分な液を絞り取って付着量が50g/m2となるよ
うに調整した。
成 分 重量部 アクリル酸 72 水酸化ナトリウム 32 水 110 ポリエチレングリコール 1 ジアクリレート 塩化コバルト(CoCl2・6H2O) 5 *分子量600のポリエチレングリコールのジアクリレー
ト 次いで、200KV電子線加速装置を用い、窒素雰囲気
下、加速電圧200KV、線量4Mrad、線量率13.4Mrad/秒の
条件で電子線照射を行って組成物を硬化させ、140℃で
5分間加熱して無水塩化コバルトの色である青色の外観
を有する本発明の油中水分除去用シートを得た。
5×10cmにカットしたこのシートを約5gの水を含む燈
油200g中に浸漬すると、油中の水分は数分以内にすべて
シートに吸収・除去され、シートの水分を吸収した部分
は変色して淡赤色となった。
また、本実施例のシートをフィルターとしてガラス漏
斗に設置し、約3gの水を含むトルエン150gを濾過したと
ころ、シートは部分的に淡赤色に変色し、一方、濾過後
のトルエン中には水分は認められなかった。
実施例2 まず、実施例1に記載したのと同じ基材に下記組成物
を付着量50g/m2となるように付着させた。
成 分 重量部 アクリル酸 72 水酸化カリウム 39 水 66 ポリエチレングリコール 2 ジアクリレート 次いで、200KV電子線加速装置を用い、窒素雰囲気
下、加速電圧200KV、線量2Mrad、線量率13.4Mrad/秒の
条件で電子線照射を行って上記組成物を硬化させ、さら
に下記組成物中に浸漬して50g/m2付着させ、140℃で10
分間乾燥して青色の外観を有する本発明の油中水分除去
用シートを得た。
成 分 重量部 塩化コバルト 5 水 55 メチルアルコール 40 このシートは、水を含む燈油およびトルエンに対し実
施例1で得られたシートと同様の水分除去効果を示し
た。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】吸水量10〜500倍の高吸水性樹脂と、該高
    吸水性樹脂が固着した繊維集合体シートと、該高吸水性
    樹脂もしくは該高吸水性樹脂および該繊維集合体シート
    に含有される水分存在下にて変色する物質とよりなり、
    該高吸水性樹脂がモル比で70:30〜90:10のアクリル酸お
    よびアクリル酸塩の混合物を主成分とするモノマー組成
    物を該繊維集合体シートに付与した状態で電子線照射に
    よって重合させたことを特徴とする油中水分除去用シー
    ト。
  2. 【請求項2】該水分存在下にて変色する物質が塩化コバ
    ルトおよび硫酸銅よりなる群から選択されることを特徴
    とする特許請求の範囲第(1)項記載の油中水分除去用
    シート。
  3. 【請求項3】該繊維集合体シートが疎水性繊維集合体シ
    ートであることを特徴とする特許請求の範囲第(2)項
    記載の油中水分除去用シート。
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