JP2622730B2 - エアボート - Google Patents

エアボート

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JP2622730B2 JP21715588A JP21715588A JP2622730B2 JP 2622730 B2 JP2622730 B2 JP 2622730B2 JP 21715588 A JP21715588 A JP 21715588A JP 21715588 A JP21715588 A JP 21715588A JP 2622730 B2 JP2622730 B2 JP 2622730B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、硬質船底特にFPR枠構造の船底を有するエ
アボートに関する。
(従来の技術) 複合型ボートとかあるいはRIBボート(Rigid Inflata
ble Boat)と呼ばれる硬質船底を有するエアボートが近
年いろいろと商品化されている。
この型のエアボートは、海水浴場や沿海などでの人命
救助用の装備として有用であり、また最近大型嗜向商品
としても需要が高まっている。
従来のこの種のエアボートは、ゴム引布製の略U字形
袋状物の本体気胴をFRP製枠構造の硬質船底の外周に固
定して成り、そして本体気胴と硬質船底との固定は、例
えばゴム糊を用いて気胴と船底とを接着する方法が取ら
れてきた。
また、特開昭61−202996号公報に示されるように、肥
大部(リーチライン)が形成された帯を本体気胴に接着
し、その肥大部を、船底側に取り付けた断面C字形の保
持具の中に引き通すことにより、気胴と船底とを固定す
る方法も提案されている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、ゴム引布からなる本体気胴は、緩衝体の役
割を果たす部材として、使用時大小、強弱の種々の衝撃
を受けるため、FRP製の硬質船底と比較して著しく耐久
性に劣る。従って、従来、本体気胴が損傷あるいは破損
したときには、その損傷部分に別のゴム引布を接着して
部分的な修繕をするかあるいは破損した気胴を船底より
取り除き新品の本体気胴と交換する方法などが取られて
いる。
しかし、従来のエアボートは、通常ゴム糊で気胴を船
底に接着した構造であったため、本体気胴の取り外し、
接着面の平滑化並びに新品の気胴の接着など、煩雑で非
常に手間のかかる作業が必要とされ、しかもその修理費
が極めて高いものであった。これ故、本体気胴と硬質船
底を容易に分離することができる構造のエアボートとす
ることが必要とされていた。
また最近、この種のエアボートは年々大型化してきて
おり、このためその運搬がますます厄介、面倒なものと
なり、ボートの輸送の面で大きな問題となってきてい
た。従って、気胴と船底とを分離して運搬することがで
きるエアボートが求められている。
これに対し、上記の特開昭61−202996号公報に示され
るエアボートは、気胴と船底とを分離することができる
構造のボートに属する。
しかし、このエアボートにおいては、修繕特に本体気
胴の取り替え行なう場合、まず気胴の左側および右側に
おいて夫々接続された上下二枚の帯の各肥大部を、硬質
船底側の四個(左右二個ずつ)のC字形保持具より同時
に引き抜きて気胴を船底から取り外し、そして次に新品
の気胴を用意しその左右両側の上下二枚の帯の肥大部を
おのおの船底側の四個(左右二個ずつ)のC字形保持具
の中に挿入し、四枚の帯を船底の前側から後ろ側へと、
同時に四箇所並行して、順次差し通していくという非常
に煩雑な作業を必要とし、この取り替え作業は多くの時
間及び人数を要する作業であった。
また、上記のC字形保持具は、強度的に劣るため、何
らかの外圧、例えば他のボートとの衝突時の衝撃力やエ
ア充填時の張力によって変形する虞れが大きい。このた
め、保持具と保持具の間隔はかかる変形により所定の設
計値よりずれることが多く、従ってこの間隔のずれが気
胴の取り替え作業をより一層困難にするという問題があ
った。
さらに上記保持具は、複雑な形状であるため、高精度
成形が難しく、相当の寸法誤差が必然的に生じる。寸法
誤差が大きいことは、気胴の取り替え作業をさらに一層
困難にするという問題があった。
その上、保持具の変形や寸法誤差は、気胴の固定自体
をも緩やかにするという安全上の問題もあった。
本発明は、従来の上述の事情を鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、本体気胴を硬質船底に対
し着脱自在な構造で、しかも気胴の取り外し、取り付け
が大変容易なエアボートを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明のエアボートは、本体気胴を硬質船底の外周の
当接面に上下二箇所で固定してなるボートに関し、とり
わけ下側の固定構造としては、気胴の外表面より立ち上
がりかつ先端に肥大部を有する差し込み面材を前記本体
気胴に形成するとともに、硬質船底のほぼ外周全体にわ
たって、対向する二つの係止部を前記硬質船底の当接面
に形成された凹部の中に設けて前記差し込み面材の立ち
上り部が入る溝を二つの該係止部の間に形成し、そして
前記差し込み面材を前記係止部間の溝に船底外周にわた
って差し通し、本体気胴へのエア充填によって前記差し
込み面材の肥大部を前記係止部に係止してなる構造を採
用し、そしてこの固定構造とともに、もう一方の上側の
固定構造として、本体気胴より延出させた固定布を硬質
船底の頂部付近に船底のほぼ外周全体にわたって螺子止
めしてなる構造、または本体気胴より延出させたハトメ
付き接続布を船底外面に設けられた掛止具にロープで硬
質船底のほぼ外周全体わたって繋ぎ止めしてなる構造、
あるいは従来より知られているその他の固定構造を組み
合わせて用いたことを特徴とするものである。
したがって、本発明はまた、上記のような差し込み面
材と二つの係止部等からなる固定構造を少なくとも一箇
所備えたエアボートにも関する。
次に、下側の固定構造の各要素についてさらに説明す
る。
気胴との当接面に好ましくはその下部には凹部が形成
され、該凹部の中には二つの係止部がその間に溝が形成
されるように対向して設けられる。凹部および係止部は
船底のほぼ外周全体にわたって形成される。係止部は、
船底と別体の部品であっても、また一体成形され船底の
一部を構成するものであってもよい。
さらに、係止部より内部側の部分は、船底内部への水
の侵入を防止するため、閉じられた空間であることが必
要とされる。
一方、本体気胴の外周面には、差し込み面材が気胴外
表面より立ち上がって形成される。差し込み面材は、気
胴外面より延びる立ち上り部の先端に肥大部を形成して
なる。
立ち上り部は、前記両係止部の間に形成される溝の隙
間より小さい厚みを有し、肥大部は同溝の隙間より大き
い厚みを有する。従って、面材の立ち上り部はかかる溝
に挿入することができ、その反面肥大部は前記両係止部
に係止されうるものとなっている。
また、立ち上り部の長さは、本体気胴の当接面から両
係止部の間の溝までの間隔よりやや短いことが必要とさ
れる。短いと、本体気胴へのエア充填時、膨らむ気胴よ
り受ける引っ張り力によって面材の肥大部を係止部に強
く固定することができる。
また、差し込み面材は気胴との接着性並びに取扱いの
容易さの面から、気胴と同種の材質であるのが好まし
く、従って通常ゴム系の材料より成形される。
(作用) 本発明のエアボートでは本体気胴の取り替えは次の手
順により行なわれる。
まず、船底上側の固定布上の螺子を取り外すとか、ハ
トメ付き接続布を繋ぎ止めたロープを解き外すとかし
て、気胴と船底の上側の固定を開放する。
次いで、本体気胴を船底の前側より引っ張りながら、
差し込み面材を両係止部間の溝内に滑らせて、本体気胴
を硬質船底より引き抜く。
次に、新品の本体気胴を用意し、その外周面の差し込
み面材を前記両係止部間の溝に、立ち上り部が溝の中に
位置し肥大部が係止部に引っ掛かり止まるように差し込
み、そして本体気胴を船底の前側から左右に分かれてそ
れぞれ後側へと順次引き通す。
引き通しの完了の後、本体気胴へエアを充填する。こ
の際、気胴の内部圧力によって、差し込み面材に対し
て、これを気胴のほぼ中心に向けて引き寄せる引っ張り
力が働き、この力により前記面材の肥大部が係止部に強
く係止され、本体気胴は船底の当接面に固定される。
その後、船底の上側部分において、固定布を螺子で止
めるとか、ハトメ付き接続布をロープで縛り止めるとか
して、本体気胴を硬質船底に完全に固定する。
このように、本発明では、従来(特開昭61−202996号
公報)のように上下二枚の布材を同時に並行しながら引
き通す必要がなく、一つの面材のみを前記溝に差し込み
通すだけで足りる。従って、気胴の引き通しが至って容
易であり、本体気胴の取り替えを迅速かつ円滑に行なう
ことができる。
また、特開昭61−202996号公報に示されるエアボート
では、上下二枚の帯の各肥大部には引っ張り力が気胴の
外周に沿って働き、その反作用の力(気胴の外周に沿う
方向の力)により気胴を船底に固定する。従って、強い
波の力や水圧を下方より受けた場合にはその固定が緩む
場合がある。
これに対し、本発明では、差し込み面材の肥大部につ
いて上記引っ張り力の反作用の力が気胴のほぼ中心に向
かう方向と反対の方向に働き、この力により気胴を船底
に固定する。従って、たとえ強い波の力や水圧を下方よ
り受けても、気胴の固定力は容易に緩むものではない。
さらに、本発明の固定構造は、溝を作る両係止部が気
胴との当接面に設けた凹部の中に位置するため、外部か
らの衝撃力をそのまま直接受けることがなく、ボート
(船底)が何らかの物体と衝突しても固定構造の変形、
破壊が生じる虞れが小さい。
(実施例) 以下、実施例を示して本発明をさらに詳細に説明する
が、下記の実施例は本発明を何等制限するものではな
い。
実施例1 第2図に示すように、この実施例のエアボートは、ゴ
ム引布からなる略U字形の本体気胴1をFRP製の枠構造
体からなる硬質船底2の外周に固定してなる。
硬質船底2は、第3図に示すように、凹部3、3を船
底の左右両側に前側から後側にわたって設け、かつその
中に下記の下側の固定構造を備えてなる。
第1図に示すように、本体気胴1は、硬質船底2の外
周の球面状の当接面6に、上側および下側の固定構造
4、5により固定されている。
上側の固定構造4は、第4図に示すように、一端部を
本体気胴1に接着し同気胴1より延出させたハトメ付き
接続布7を、船底の内側表面に取り付けた掛止具8・・
にロープ9で繋ぎ止めしてなる。接続布7のハトメ10の
相互の間隔、ならびに掛止具8の相互の間隔はともに約
100mmぐらいが適当である。また同図中、11は接続布7
の接着を補強するための補強布を示す。
下側の固定構造5は、硬質船底2に設けた二つの係止
部12、12と、本体気胴1に取り付けた差し込み面材13と
からなる。
第5図に示すように、当接面6の下部に段状の凹部3
が形成され、そして、該凹部3の中において二枚の細長
い非腐食性金属板14、14を螺子15で、それら両金属板1
4、14の間に溝16が形成されるように互いに対向させて
止着することにより、係止部12、12が形成されている。
17は螺子15の受け部材を示す。また、船底内部への水の
侵入を防止するため、係止部12より内側の空間18は閉じ
られている。
一方、本体気胴1には、差し込み面材13が気胴外表面
より立ち上って成るように接着されている。差し込み面
材13は、第6図に示すように、ゴム引布19を、丸ゴム20
を包み込むようにして貼り合わせさらに自由端側の部分
に繊維質テープ21を貼りつけてなり、気胴に貼るための
接着部22と、それに続く立ち上り部23と、先端の肥大部
24とからなる。立ち上り部23の厚みaは前記両係止部1
2、12間の溝16の幅tより小さく、肥大部24の径bは溝1
6の幅より大きい。また、立ち上り部23の長さlは、気
胴1との当接面6から両係止部12、12までの間隔pと同
等かもしくはそれよりやや短め設計されてなる。
そして、差し込み面材13を当接面6の凹部3の中の溝
16に、立ち上り部23が溝16の中に位置しそして肥大部24
が係止部12より内側の空間18内に位置するように差し込
みてなる。本体気胴1へのエア充填により、差し込み面
材13には、第5図中、矢印Aで示すような引っ張り力が
働き、この力によって面材13の肥大部24が二つの係止部
12、12に強く係止されることにより、本体気胴1を船底
2の当接面6に固定してなる。
次に、この実施例のエアボートにおける気胴1の取り
替え作業を説明すると、まず船底上側のハトメ付き接続
布7を繋ぎ止めたロープ9を解き外して、気胴1と船底
2の上側の固定を開放する。
次いで、本体気胴1を船底2の前側より引っ張りなが
ら、差し込み面材13を両係止部12、12間の溝16内に滑ら
せて、本体気胴1を硬質船底2より引き抜く。
次に、新品の本体気胴1を用意し、その外周面の差し
込み面材13を両係止部12、12間の溝16に、立ち上り部23
が溝16の中に位置し肥大部24が係止部12に引っ掛かり止
まるように差し込み、そして本体気胴1を船底2の前側
から左右に分かれてそれぞれ後側へと順次引き通す。
引き通しの完了の後、約0.20kg/cm2のエアを本体気胴
1へ充填する。この際、気胴1の内部圧力によって、差
し込み面材13に対して、これを気胴1のほぼ中心に向け
て引き寄せる矢印Aの引っ張り力が働き、この力により
面材13の肥大部24が係止部12に強く係止され、本体気胴
1は船底2の当接面6に固定される。
その後、船底2の上側部分において、ハトメ付き接続
布7をロープ9で縛り止めて、本体気胴1を硬質船底2
に完全に固定する。
このように、気胴1の引き通しを至って容易に行なう
ことができ、本体気胴1の取り替え作業を迅速かつ円滑
に済ますことができた。
しかも、前記の矢印Aの引っ張り力は、気胴1のほぼ
中心に向けて働き、その逆方向の反作用力で気胴1を当
接面6に固定するため、第5図中、矢印Bで示されるよ
うに下方からの外力例えば波の力を受けても、その固定
が緩む虞れが小さく、気胴1と船底2との固定は極めて
強固なものであった。
実施例2 この実施例のエアボートは、第7図に示すように、下
側の固定構造5において、金属板14等を用いず、船底2
の成形と同時にFRP枠体25からなる二つの係止部12、12
を一体成形してなる。そして、係止部間の溝16に差し込
み面材13を引き通して気胴1を船底2の当接面6に固定
してなる。
その他の構成は、実施例1と同様である。
実施例3 この実施例のエアボートは、第8図に示すように、上
側の固定構造4において、一端部を気胴1に接着したゴ
ム引布の固定布26を船底2の頂面部に非腐食性金属板28
を介して螺子27で固定してなる。
その他の構成は、実施例1と同様である。
実施例2および3の場合も同様に、気胴1の引き通し
を至って容易に行なうことができ、本体気胴1の取り替
え作業を迅速かつ円滑に済ますことができた。その上、
気胴1と船底2との固定は、緩む虞れが小さく、極めて
強固なものであった。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明のエアボートは、気胴上
に取り付けた一つの面材を、船底の当接面に形成した溝
に差し込み、船底の前側から後側へと引き通し、気胴へ
のエア充填により気胴を船底に固定する構造としたこと
により、気胴が船底に対し着脱自在でありしかもその着
脱を大変容易に行なうことができる。その上、かかる固
定構造により、本体気胴と硬質船底との固定は著しく強
固なものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1のエアボートにおける本体気
胴と硬質船底の固定構造を示す断面図、 第2図は実施例1のエアボートを示す平面図、 第3図は第2図のエアボートの硬質船底を示す平面図、 第4図は第1図の本体気胴と硬質船底の上側の固定構造
を詳細に示す斜視図、 第5図は第1図の本体気胴と硬質船底の下側の固定構造
を拡大して示す断面図、 第6図は第5図の固定構造に使用される差し込み面材を
示す断面図、 第7図は実施例2のエアボートにおける本体気胴と硬質
船底の固定構造を示す断面図、 第8図は実施例3のエアボートにおける本体気胴と硬質
船底の下側の固定構造を示す拡大断面図である。 図中、 1……本体気胴 2……硬質船底 3、3……凹部 4……上側の固定構造 5……下側の固定構造 6……当接面 7……ハトメ付き接続布 8……掛止具 9……ロープ 12、12……二つの係止部 13……差し込み面材 16……溝 23……立ち上り部 24……肥大部 26……固定布
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−202996(JP,A) 実開 昭62−26291(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体気胴を硬質船底の外周の当接面に上下
    二箇所で固定してなり、上側の固定構造は、本体気胴よ
    り延出させた固定布を硬質船底の頂部付近に螺子止めし
    てなる構造であり、また下側の固定構造は、気胴の外表
    面より立ち上がりかつ先端に肥大部を有する差し込み面
    材を前記本体気胴に形成するとともに、硬質船底のほぼ
    外周全体にわたって、対向する二つの係止部を前記硬質
    船底の当接面に形成された凹部の中に設けて前記差し込
    み面材の立ち上り部が入る溝を二つの該係止部の間に形
    成し、そして前記差し込み面材を前記係止部間の溝に船
    底外周にわたって差し通し、本体気胴へのエア充填によ
    って前記差し込み面材の肥大部を前記係止部に係止して
    なる構造であることを特徴とするエアボート。
  2. 【請求項2】本体気胴を硬質船底の外周の当接面に上下
    二箇所で固定してなり、上側の固定構造は、本体気胴よ
    り延出させたハトメ付き接続布を船底外面に設けられた
    掛止具にロープで繋ぎ止めしてなる構造であり、また下
    側の固定構造は、気胴の外表面より立ち上がりかつ先端
    に肥大部を有する差し込み面材を前記本体気胴に形成す
    るとともに、硬質船底のほぼ外周全体にわたって、対向
    する二つの係止部を前記硬質船底の当接面に形成された
    凹部の中に設けて前記差し込み面材の立ち上り部が入る
    溝を二つの該係止部の間に形成し、そして前記差し込み
    面材を前記係止部間の溝に船底外周にわたって差し通
    し、本体気胴へのエア充填によって前記差し込み面材の
    肥大部を前記係止部に係止してなる構造であることを特
    徴とするエアボート。
  3. 【請求項3】本体気胴を硬質船底の外周の当接面に固定
    する構造として、気胴の外表面より立ち上がりかつ先端
    に肥大部を有する差し込み面材を前記本体気胴に形成す
    るとともに、硬質船底のほぼ外周全体にわたって、対向
    する二つの係止部を前記当接面に形成された凹部の中に
    設けて前記差し込み面材の立ち上り部が入る溝を二つの
    該係止部の間に形成し、そして前記差し込み面材を前記
    係止部間の溝に船底外周にわたって差し通し、本体気胴
    へのエア充填によって前記差し込み面材の肥大部を前記
    係止部に係止してなる固定構造を備えたことを特徴とす
    るエアボート。
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