JP2615909B2 - Lsiケースの冷却構造 - Google Patents

Lsiケースの冷却構造

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JP2615909B2
JP2615909B2 JP63237026A JP23702688A JP2615909B2 JP 2615909 B2 JP2615909 B2 JP 2615909B2 JP 63237026 A JP63237026 A JP 63237026A JP 23702688 A JP23702688 A JP 23702688A JP 2615909 B2 JP2615909 B2 JP 2615909B2
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piston
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lsi case
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俊史 佐野
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/161Cap
    • H01L2924/1615Shape
    • H01L2924/16152Cap comprising a cavity for hosting the device, e.g. U-shaped cap

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、LSIケースの冷却構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のLSIケースの冷却構造としては、第5
図に示すように、LSIケース28と対向して内部に冷却パ
イプ22を設けられたコールドプレート21が置かれ、コー
ルドプレート21の外側には、内部に伝熱ペースト24を包
んだフィルム膜25が備えられていた。(例えば日経エレ
クトロニクス,1983,2−14,p140〜p151)LSIケース28を
取り付けられているプリント基板26ごとコールドプレー
ト21に押しつけることによりLSIケース28の表面がフィ
ルム膜25と接し、伝熱ペースト24を介して、LSI27の発
する熱をコールドプレート21の中を流れる冷媒23により
奪い去り、冷却していた。
また、伝熱ペースト24を包んだフィルム膜25のかわり
に、良熱伝導性のシリコーンゴムシートを使用したもの
であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のLSIケースの冷却構造では、LSIケース
28と、コールドプレート21の間を伝熱するためにフィル
ム膜25で包んだ伝熱ペースト24を用いるため、フィルム
膜25が破れると伝熱ペースト24が流出する恐れがある。
また、フィルム膜25で包んだ伝熱ペースト24を使用し
た場合でもシリコーンゴムシートを使用した場合でもLS
Iケースの組立てのばらつきによる傾きや、高さの差を
伝熱ペーストやシリコーンゴムシートの変形で吸収して
LSIケースと密着させるため伝熱ペーストやシリコーン
ゴムシートをある厚みより薄くできず、この部分で熱抵
抗が大きくなるという欠点があった。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のLSIケースの冷却構造は、半導体素子を収納
しプリント基板に搭載されたLSIケースとコールドプレ
ートに設けられたシリンダ穴に係合するピストンとで伝
熱ゴムシートを挟み付け、前記LSIケースを前記伝熱ゴ
ムシートおよび前記ピストンを介して前記コールドプレ
ートにより冷却するLSIケースの冷却構造において、前
記ピストンの前記伝熱ゴムシートとの接触面に溝または
凹凸を設けたことを特徴とする。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例の縦断面図である。半導
体素子1はLSIケース2の伝熱板3に接着されている。
伝熱板3は半導体素子1と熱膨張率が等しく熱伝導率の
良い材質、たとえばCu/W焼結合金でできている。LSIケ
ース2はプリント基板4に複数個搭載されている。LSI
ケース2は伝熱板3をプリント基板4の反対側に向けて
搭載されている。プリント基板4に対向してコールドプ
レート5が設けられ、スペーサ6を介してプリント基板
4に固定されている。コールドプレート5のLSIケース
2に対応する位置にはシリンダー穴7が設けられ、シリ
ンダー穴7の内部には、ピストン8が挿入されている。
第3図(a)および(b)はそれぞれピストン8の平
面図および底面図である。ピストン8にはすりわり9が
設けられており、すりわり9内にねじ込まれるねじ10を
締めることにより、ピストン8の側面とシリンダー穴7
の壁面とが密着する。ピストン8のLSIケース2と対向
する面には溝11が設けられている。ピストン8とLSIケ
ース2の伝熱板3の間に、伝熱ゴムシート12が置かれ、
ピストン8をLSIケース2側に力を加えた状態で固定す
ることにより、伝熱ゴムシート12はピストン8と伝熱板
3の間に弾性変形した状態ではさまれる。
半導体素子1で生じた熱は伝熱板3,伝熱ゴムシート1
2,ピストン8と伝わり、シリンダー穴7の壁面を通して
コールドプレート5内を流れる冷媒13により奪い去ら
れ、半導体素子1が冷却される。
本実施例の冷却構造において、低熱抵抗化するために
は、他の伝熱部材に比べて熱伝導率の低い伝熱ゴムシー
ト12の厚さを薄くすることと、ピストン8,伝熱板3と伝
熱ゴムシート12の間の接触状態を良くすることが必要で
ある。ところが、本構造では組立て状態や各抜品の寸法
のバラツキによる伝熱板3のピストン8の対向面に対す
る傾きを、伝熱ゴムシート12の変形で吸収して接触面積
を広くするようになっているため、伝熱ゴムシート12の
変形量が伝熱板3の傾きを吸収できるように伝熱ゴムシ
ート12にある程度の厚みは必要となる。したがって、伝
熱ゴムシート12の変形量を厚みにかかわらず大きくでき
れば、伝熱ゴムシート12の厚みを薄くすることができ
る。
第2図(a),(b)に、溝11の有無によるピストン
8,伝熱板3と伝熱ゴムシート12の接触状態の違いを示
す。ピストン8に溝11が無い場合、薄い伝熱ゴムシート
12を広い面積にわたって一様に押すことになり、横方向
への逃げがないため伝熱ゴムシート12の変形量は小さ
く、第2図(a)の接触範囲S1に示すように接触面積が
小さくなる。ピストン8に溝11を設けた場合は、伝熱ゴ
ムシート12を押したときに伝熱ゴムシート12が変形して
溝11の内側へ盛り上がることができるため、伝熱ゴムシ
ート12の変形量が大きくなり、第2図(b)の接触範囲
S2に示すように接触面積を広くとれる。
このようにピストン8の先端に溝11を設けることによ
り、ピストン8,伝熱板と伝熱ゴムシート12の接触面積を
広く確保し、かつ伝熱ゴムシート12を薄くできるため低
熱抵抗化ができる。
ピストン8の溝11の形状は、ピストン8のLSIケース
対応面にまんべんなく設けられれば、特に第3図(b)
に示すような格子状である必要はない。たとえな第4図
(a)〜(d)に示すような平行線状の溝111,同心円状
の溝112,らせん状の溝113,放射状の溝114あるいはこれ
らを組み合わせた形状の溝でも同様の効果が得られる。
溝の断面形状も角溝である必要はなく、三角溝でも半丸
形の溝でも可能である。また、ピストン8の表面の凹凸
で伝熱ゴムシート12の変形を吸収すれば良いため、特に
溝を設けなくても、ピストン8の加工時のフライス切削
などの切削跡を粗いまま残すことによりピストン表面の
凹凸をつけたり、サンドブラストやローラー,プレス加
工などによりピストン8の表面に凹凸をつけても、同様
の効果を得ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、ピストンのLSIケース
対向面に溝等の凹凸を設けることにより、伝熱ゴムシー
トを変形させやすくし、ピストン,伝熱板と伝熱ゴムシ
ートの接触面積を広く確保したまま、伝熱ゴムシート12
を薄くでき、低熱抵抗で半導体素子を冷却できる効果が
ある。また、伝熱ペーストを使用しないため、伝熱ペー
ストの流出の恐れがなくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の縦断面図、第2図は第1図
のピストン8,伝熱ゴムシート12,伝熱板3の接触部の拡
大図で第2図(a)はピストン8に溝11がないとした場
合,第2図(b)はピストン8に溝11がある場合であ
り、第3図(a)および(b)は第1図に示すピストン
8の平面図および底面図、第4図はピストン8の溝の他
の例を示す底面図、第5図は従来のLSIケースの冷却構
造の縦断面図である。 1……半導体素子、2……LSIケース、3……伝熱板、
4……プリント基板、5……コールドプレート、6……
スペーサ、7……シリンダー穴、8……ピストン、9…
…すりわり、10……ねじ、11,111,112,113,114……溝、
12……伝熱ゴムシート、13……冷媒、21……コールドプ
レート、22……冷却パイプ、23……冷媒、24……伝熱ペ
ースト、25……フィルム膜、26……プリント基板、27…
…半導体素子、28……LSIケース。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体素子を収納しプリント基板に搭載さ
    れたLSIケースとコールドプレートに設けられたシリン
    ダ穴に係合するピストンとで伝熱ゴムシートを挟み付
    け、前記LSIケースを前記伝熱ゴムシートおよび前記ピ
    ストンを介して前記コールドプレートにより冷却するLS
    Iケースの冷却構造において、前記ピストンの前記伝熱
    ゴムシールとの接触面に溝または凹凸を設けたことを特
    徴とするLSIケースの冷却構造。
JP63237026A 1988-09-20 1988-09-20 Lsiケースの冷却構造 Expired - Lifetime JP2615909B2 (ja)

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JP63237026A JP2615909B2 (ja) 1988-09-20 1988-09-20 Lsiケースの冷却構造
CA000612004A CA1304830C (en) 1988-09-20 1989-09-19 Cooling structure
DE68925403T DE68925403T2 (de) 1988-09-20 1989-09-19 Kühlungsstruktur für elektronische Bauelemente
EP89117304A EP0363687B1 (en) 1988-09-20 1989-09-19 Cooling structure for electronic components
US07/409,426 US5014777A (en) 1988-09-20 1989-09-19 Cooling structure

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