JP2613424B2 - 磁気ディスク装着装置 - Google Patents
磁気ディスク装着装置Info
- Publication number
- JP2613424B2 JP2613424B2 JP63086568A JP8656888A JP2613424B2 JP 2613424 B2 JP2613424 B2 JP 2613424B2 JP 63086568 A JP63086568 A JP 63086568A JP 8656888 A JP8656888 A JP 8656888A JP 2613424 B2 JP2613424 B2 JP 2613424B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- support plate
- holder
- magnetic disk
- pad
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Holding Or Fastening Of Disk On Rotational Shaft (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、磁気ディスクドライブ装置における磁気デ
ィスク装着装置に関する。
ィスク装着装置に関する。
「従来技術およびその問題点」 電子カメラの磁気記録装置、パーソナルコンピュー
タ、ワードプロセッサ等の補助記録装置等の記録媒体に
は、フロッピーディスクが広く使用されている。フロッ
ピーディスクには種々の規格品があるが、その一例を第
5図に示す。このフロッピーディスク50は、ジャケット
51と、その中に収納された円盤状のフレキシブル磁気デ
ィスク52とを主要構成部品とする。磁気ディスク52の中
央には、スピンドルと嵌合するスピンドル嵌着部材53が
固定され、ジャケット51の一方の面の中央には、スピン
ドル嵌着部材53とスピンドルとの嵌合を可能にする中心
穴があけられ、ジャケット51の両面の一部の対向面に
は、磁気ヘッド、パッドを磁気デイスク52に接触させる
ための窓があけられ、この窓には、開閉自在なスライド
ドア54が取り付けられている。
タ、ワードプロセッサ等の補助記録装置等の記録媒体に
は、フロッピーディスクが広く使用されている。フロッ
ピーディスクには種々の規格品があるが、その一例を第
5図に示す。このフロッピーディスク50は、ジャケット
51と、その中に収納された円盤状のフレキシブル磁気デ
ィスク52とを主要構成部品とする。磁気ディスク52の中
央には、スピンドルと嵌合するスピンドル嵌着部材53が
固定され、ジャケット51の一方の面の中央には、スピン
ドル嵌着部材53とスピンドルとの嵌合を可能にする中心
穴があけられ、ジャケット51の両面の一部の対向面に
は、磁気ヘッド、パッドを磁気デイスク52に接触させる
ための窓があけられ、この窓には、開閉自在なスライド
ドア54が取り付けられている。
このフロッピーディスク50に対して所定の情報を記録
し、または読取る磁気ディスクドライブ装置のローディ
ング方式には、該装置の正面に設けられたフロッピーデ
ィスク挿入口に、フロッピーディスク50をその平面を含
む面方向から出し入れするいわゆるフロントローディン
グ方式が広く採用されている。
し、または読取る磁気ディスクドライブ装置のローディ
ング方式には、該装置の正面に設けられたフロッピーデ
ィスク挿入口に、フロッピーディスク50をその平面を含
む面方向から出し入れするいわゆるフロントローディン
グ方式が広く採用されている。
しかしフロントローディング方式は、フロッピーディ
スクを挿脱するディスクホルダ、およびジャケットの窓
を介して磁気ディスクに接触するパッドが、フロッピー
ディスクに対して垂直方向に移動するため、どうして
も、高さ方向の寸法が大きくなる。
スクを挿脱するディスクホルダ、およびジャケットの窓
を介して磁気ディスクに接触するパッドが、フロッピー
ディスクに対して垂直方向に移動するため、どうして
も、高さ方向の寸法が大きくなる。
これに対し、フロッピーディスクを挿脱するディスク
ホルダと、このディスクホルダを覆う蓋体とを、ディス
クホルダのディスウ挿脱口の反対側においてボディに枢
着し、該ディスクホルダと蓋体との回動運動により、フ
ロッピーディスクをローディング位置とアンローディン
グ位置とに移動可能としたホルダオープン型は、ディス
クホルダおよび蓋体が、その枢着部においては移動しな
いために、小型の印象を与える。ところがこのホルダオ
ープン型においては、ディスクホルダおよび蓋体は軸を
中心に回動運動するのに対し、パッド支持板は、ディス
クホルダに対して垂直に進退運動する。しかもパッド支
持板が固定ガイドポールによって支持・ガイドされてい
るので、蓋体とディスクホルダとが最接近するローディ
ング状態において、ガイドポールによってその接近が妨
げられる。このため、結局蓋体とディスクホルダとの間
隔を大きくとらねばならず、依然として小型化、薄型化
に限界があった。
ホルダと、このディスクホルダを覆う蓋体とを、ディス
クホルダのディスウ挿脱口の反対側においてボディに枢
着し、該ディスクホルダと蓋体との回動運動により、フ
ロッピーディスクをローディング位置とアンローディン
グ位置とに移動可能としたホルダオープン型は、ディス
クホルダおよび蓋体が、その枢着部においては移動しな
いために、小型の印象を与える。ところがこのホルダオ
ープン型においては、ディスクホルダおよび蓋体は軸を
中心に回動運動するのに対し、パッド支持板は、ディス
クホルダに対して垂直に進退運動する。しかもパッド支
持板が固定ガイドポールによって支持・ガイドされてい
るので、蓋体とディスクホルダとが最接近するローディ
ング状態において、ガイドポールによってその接近が妨
げられる。このため、結局蓋体とディスクホルダとの間
隔を大きくとらねばならず、依然として小型化、薄型化
に限界があった。
「発明の目的」 本発明は、上記問題意識に基づいてなされたもので、
ディスクホルダと蓋体との間隔を狭くして磁気ディスク
ドライブ装置の高さをより低くできる、ホルダオープン
型の磁気ディスク装着装置を提供することを目的とす
る。
ディスクホルダと蓋体との間隔を狭くして磁気ディスク
ドライブ装置の高さをより低くできる、ホルダオープン
型の磁気ディスク装着装置を提供することを目的とす
る。
「発明の概要」 本発明は、ジャケット内に磁気ディスクを収納したフ
ロッピーディスクを挿脱するディスクホルダと、このデ
ィスクホルダを覆う蓋体とを、上記ディスクホルダのフ
ロッピーディスク挿脱口の反対側においてボディに枢着
して、該ディスクホルダと蓋体との回動運動により、フ
ロッピーディスクをローディング位置とアンローディン
グ位置とに移動可能とし、ディスクホルダに、ジャケッ
ト内の磁気ディスクに接触するパッドを有するパッド支
持板を、ガイド部材を介して接離可能にガイドするとと
もに、このパッド支持板をディスクホルダから離れる方
向に付勢するばね手段を設け、かつ上記蓋体に、蓋体お
よびディスクホルダをローディング位置に回動させたと
き、上記ばね手段に抗してパッド支持板を磁気ディスク
ジャケット側に移動させる押圧手段を設けた磁気ディス
ク装着装置において、パッド支持板をディスクホルダに
対して接離自在にガイドするガイド部材を、伸縮自在に
形成したことに特徴を有する。
ロッピーディスクを挿脱するディスクホルダと、このデ
ィスクホルダを覆う蓋体とを、上記ディスクホルダのフ
ロッピーディスク挿脱口の反対側においてボディに枢着
して、該ディスクホルダと蓋体との回動運動により、フ
ロッピーディスクをローディング位置とアンローディン
グ位置とに移動可能とし、ディスクホルダに、ジャケッ
ト内の磁気ディスクに接触するパッドを有するパッド支
持板を、ガイド部材を介して接離可能にガイドするとと
もに、このパッド支持板をディスクホルダから離れる方
向に付勢するばね手段を設け、かつ上記蓋体に、蓋体お
よびディスクホルダをローディング位置に回動させたと
き、上記ばね手段に抗してパッド支持板を磁気ディスク
ジャケット側に移動させる押圧手段を設けた磁気ディス
ク装着装置において、パッド支持板をディスクホルダに
対して接離自在にガイドするガイド部材を、伸縮自在に
形成したことに特徴を有する。
上記構成からなる本発明によれば、蓋体がディスクホ
ルダに最接近するローディング状態においてガイド部材
が縮むので、ガイド部材によって蓋体とディスクホルダ
との最接近間隔を狭くすることができる。
ルダに最接近するローディング状態においてガイド部材
が縮むので、ガイド部材によって蓋体とディスクホルダ
との最接近間隔を狭くすることができる。
「発明の実施例」 以下図示実施例について本発明を説明する。第1図
は、本発明を適用したディスクドライブ装置の要部を示
した斜視図である。
は、本発明を適用したディスクドライブ装置の要部を示
した斜視図である。
本実施例のディスク装着装置は、枠状のボディ10と、
このボディ10に、軸13を介して回動自在に枢支された上
蓋(蓋体)12と、ボディ10と上蓋12との間に配置され、
ディスク挿脱口15とは反対側で軸13に回動自在に枢支さ
れたディスクホルダ14とを主要構造体としている。
このボディ10に、軸13を介して回動自在に枢支された上
蓋(蓋体)12と、ボディ10と上蓋12との間に配置され、
ディスク挿脱口15とは反対側で軸13に回動自在に枢支さ
れたディスクホルダ14とを主要構造体としている。
ボディ10の底部中央には、スピンドル21を有するスピ
ンドルモータ20が配設され、このスピンドルモータ20を
囲むようにL字形状の磁気ヘッドガイド部材22が配設さ
れている。スピンドル21の両側には、ガイドロッド23
と、磁気ヘッド駆動モータ25によって回動駆動されるリ
ードスクリュー24とが平行に配設されている。磁気ヘッ
ドガイド部材22は、ガイドロッド23とは摺動自在に嵌合
し、リードスクリュー24とはねじ部が螺合している。し
たがって磁気ヘッドガイド部材22は、磁気ヘッド駆動モ
ータ25が回動すると、リードスクリュー24を介してガイ
ドロッド23に沿って往復動され、磁気ヘッドを磁気ディ
スク52の半径方向に移動する。なお、ガイドロッド23
は、ガイドロッド押え部材26、26によってボディ10に支
持、固定されている。
ンドルモータ20が配設され、このスピンドルモータ20を
囲むようにL字形状の磁気ヘッドガイド部材22が配設さ
れている。スピンドル21の両側には、ガイドロッド23
と、磁気ヘッド駆動モータ25によって回動駆動されるリ
ードスクリュー24とが平行に配設されている。磁気ヘッ
ドガイド部材22は、ガイドロッド23とは摺動自在に嵌合
し、リードスクリュー24とはねじ部が螺合している。し
たがって磁気ヘッドガイド部材22は、磁気ヘッド駆動モ
ータ25が回動すると、リードスクリュー24を介してガイ
ドロッド23に沿って往復動され、磁気ヘッドを磁気ディ
スク52の半径方向に移動する。なお、ガイドロッド23
は、ガイドロッド押え部材26、26によってボディ10に支
持、固定されている。
上蓋12の両側後部には、下方に延びる脚部12a,12aが
形成され、ボディ10には、この脚部12aの外側に延びる
軸受部10aがそれぞれ形成されている。そして、上蓋12
は、軸受部10aおよび脚部12aを貫通する軸13によってボ
ディ10に対して摺動自在に枢支されている。さらにこの
軸13には、ディスクホルダ14が回動自在に枢支されてい
る。
形成され、ボディ10には、この脚部12aの外側に延びる
軸受部10aがそれぞれ形成されている。そして、上蓋12
は、軸受部10aおよび脚部12aを貫通する軸13によってボ
ディ10に対して摺動自在に枢支されている。さらにこの
軸13には、ディスクホルダ14が回動自在に枢支されてい
る。
ボディ10の両側面にはそれぞれピン40が植設され、こ
のピン40と支持脚12aの屈曲部12bとの間には、引張りば
ね41が張設されている。したがって上蓋12は、引張りば
ね41によって常時上昇方向に回動付勢されている。
のピン40と支持脚12aの屈曲部12bとの間には、引張りば
ね41が張設されている。したがって上蓋12は、引張りば
ね41によって常時上昇方向に回動付勢されている。
さらに上蓋12とディスクホルダ14とは、上蓋12の一方
の側縁部から下方に延び、先端がディスクホルダ14に向
かって屈曲した連係腕12dと、ディスクホルダ14から外
方に突設され、連係腕12dの屈曲部と係合する突片14aと
によって最大離反間隔が制限され、かつ連係されてい
る。
の側縁部から下方に延び、先端がディスクホルダ14に向
かって屈曲した連係腕12dと、ディスクホルダ14から外
方に突設され、連係腕12dの屈曲部と係合する突片14aと
によって最大離反間隔が制限され、かつ連係されてい
る。
ディスクホルダ14には、後端部に、ジャケット51と当
接してジャケット51の挿入位置を規制する挿入規制突片
14aが形成され、上面に、磁気ディスク52と磁気ヘッド
とを確実に接触させるためのパッド30を支持するパッド
支持板31が装着されている。このパッド支持板31には、
所定間隔で3個の孔が穿たれ、各孔に、それぞれ摺動自
在に伸縮ガイド管32が挿入されて懸垂支持されている。
各伸縮ガイド管32の下端部には内方フランジ32bが形成
され、ディスクホルダ14に植設されたガイドポール33が
この内方フランジ32bを貫通している(第2A、2B図参
照)。
接してジャケット51の挿入位置を規制する挿入規制突片
14aが形成され、上面に、磁気ディスク52と磁気ヘッド
とを確実に接触させるためのパッド30を支持するパッド
支持板31が装着されている。このパッド支持板31には、
所定間隔で3個の孔が穿たれ、各孔に、それぞれ摺動自
在に伸縮ガイド管32が挿入されて懸垂支持されている。
各伸縮ガイド管32の下端部には内方フランジ32bが形成
され、ディスクホルダ14に植設されたガイドポール33が
この内方フランジ32bを貫通している(第2A、2B図参
照)。
伸縮ガイド管32の上端周縁には、伸縮ガイド管32がパ
ッド支持板31の孔から抜けないようにする外方フランジ
32aが形成され、ガイドポール33の上端には、ガイドポ
ール33が伸縮ガイド管32から抜けないようにする拡径頭
部33aが形成されている。
ッド支持板31の孔から抜けないようにする外方フランジ
32aが形成され、ガイドポール33の上端には、ガイドポ
ール33が伸縮ガイド管32から抜けないようにする拡径頭
部33aが形成されている。
さらに各伸縮ガイド管32には、パッド支持板31とディ
スクホルダ14との間の部分に、パッド支持板31をディス
クホルダ14から離反する方向に付勢するパッド離反付勢
ばね34がそれぞれ嵌着されている。したがってパッド支
持板31は、伸縮ガイド管32およびガイドポール33によっ
て、ディスクホルダ14に対して接離自在に案内され、か
つパッド離反付勢ばね34によって離反方向に常時移動付
勢されている。そしてパッド支持板31の最大離反位置
は、拡径頭部33aが伸縮ガイド管32の底部に係接し、伸
縮ガイド管32の外方フランジ部32aがパッド支持板31に
係接することで規制される。
スクホルダ14との間の部分に、パッド支持板31をディス
クホルダ14から離反する方向に付勢するパッド離反付勢
ばね34がそれぞれ嵌着されている。したがってパッド支
持板31は、伸縮ガイド管32およびガイドポール33によっ
て、ディスクホルダ14に対して接離自在に案内され、か
つパッド離反付勢ばね34によって離反方向に常時移動付
勢されている。そしてパッド支持板31の最大離反位置
は、拡径頭部33aが伸縮ガイド管32の底部に係接し、伸
縮ガイド管32の外方フランジ部32aがパッド支持板31に
係接することで規制される。
また、パッド支持板31には、ディスクホルダ14、つま
り磁気ディスク52に対する最接近距離を規制する3本の
調節ねじ35が螺入されている。ローディング状態におい
て、端部の2本の調整ねじ35は、その先端が、ボディ10
に固定された規制支柱36、36の上端面にそれぞれ当接
し、中央の調整ねじ35は、その先端がスピンドル21に当
接する。したがって、調整ねじ35を回動させてその先端
をパッド支持板31から進退させることにより、ローディ
ング状態におけるパッド支持板31とディスクホルダ14、
つまり、パッド30の磁気ディスク52に対する最接近間隔
および傾きの調節が可能である。
り磁気ディスク52に対する最接近距離を規制する3本の
調節ねじ35が螺入されている。ローディング状態におい
て、端部の2本の調整ねじ35は、その先端が、ボディ10
に固定された規制支柱36、36の上端面にそれぞれ当接
し、中央の調整ねじ35は、その先端がスピンドル21に当
接する。したがって、調整ねじ35を回動させてその先端
をパッド支持板31から進退させることにより、ローディ
ング状態におけるパッド支持板31とディスクホルダ14、
つまり、パッド30の磁気ディスク52に対する最接近間隔
および傾きの調節が可能である。
上蓋12とディスクホルダ14との間には、これらを離反
する方向に付勢する圧縮ばね37が装着され、さらに上蓋
12の下面には、パッド支持板31に当接するパッド押えば
ね38が固定されている。このパッド押えばね38は、ロー
ディング状態においては、パッド離反付勢ばね34の付勢
力に打ち勝ってパッド支持板31を押し下げるが、アンロ
ーディング状態においては、パッド離反付勢ばね34の付
勢力によってパッド30が磁気ディスク53から離反するの
を許容する。39は、ボディ10に固定され、ローディング
状態においてディスクホルダ14内のジャケット1が当接
し、ジャケット51の高さ方向位置を規制する垂直位置規
制支柱である。
する方向に付勢する圧縮ばね37が装着され、さらに上蓋
12の下面には、パッド支持板31に当接するパッド押えば
ね38が固定されている。このパッド押えばね38は、ロー
ディング状態においては、パッド離反付勢ばね34の付勢
力に打ち勝ってパッド支持板31を押し下げるが、アンロ
ーディング状態においては、パッド離反付勢ばね34の付
勢力によってパッド30が磁気ディスク53から離反するの
を許容する。39は、ボディ10に固定され、ローディング
状態においてディスクホルダ14内のジャケット1が当接
し、ジャケット51の高さ方向位置を規制する垂直位置規
制支柱である。
上蓋12の前縁部下方には、フック12cが一体に形成さ
れ、ボディ10には、このフック12cと係合するフック44a
を備えたフック板44が装着されている。フック板44は、
横方向に延びる長孔44b,44bが穿たれ、これらの長孔44b
が、ボディ10に植設されたガイドピン45、45にそれぞれ
嵌入されて、左右に移動自在に案内されている。さらに
フック板44は、ボディ10に植設されたピン46との間に張
設されたロックばね47によって、フック44aとフック12c
とが常時係合するロック方向に移動付勢されている。こ
れらフック12cとフック44aとは、上蓋12およびディスク
ホルダ14が下動され、ジャケット51が規制支柱39に当接
するローディング位置まで下げられた時に係合し、ロー
ディング状態を維持する。そして、図示しないロック解
除ノブをロック解除方向にスライドさせると、フック板
44がロックばね47の付勢力に抗してロック解除方向に移
動し、フック44a、12cの係合が解除される。
れ、ボディ10には、このフック12cと係合するフック44a
を備えたフック板44が装着されている。フック板44は、
横方向に延びる長孔44b,44bが穿たれ、これらの長孔44b
が、ボディ10に植設されたガイドピン45、45にそれぞれ
嵌入されて、左右に移動自在に案内されている。さらに
フック板44は、ボディ10に植設されたピン46との間に張
設されたロックばね47によって、フック44aとフック12c
とが常時係合するロック方向に移動付勢されている。こ
れらフック12cとフック44aとは、上蓋12およびディスク
ホルダ14が下動され、ジャケット51が規制支柱39に当接
するローディング位置まで下げられた時に係合し、ロー
ディング状態を維持する。そして、図示しないロック解
除ノブをロック解除方向にスライドさせると、フック板
44がロックばね47の付勢力に抗してロック解除方向に移
動し、フック44a、12cの係合が解除される。
次に、上記磁気ディスクドライブ装置の操作および動
作について説明する。第1図図示状態において、フロッ
ピーディスク50をディスク挿脱口15からディスクホルダ
14に挿入し、ジャケット51が挿入規制突片14aに当接す
るまで十分に挿入してから、上蓋12を押し下げる。する
と、圧縮ばね37および押えばね38を介してディスクホル
ダ14が軸13を中心に下降方向に回動され、フロッピーデ
ィスク50のスピンドル嵌着部材53がスピンドル21に嵌合
し、ジャケット51が垂直方向規制支柱39に当接する。
作について説明する。第1図図示状態において、フロッ
ピーディスク50をディスク挿脱口15からディスクホルダ
14に挿入し、ジャケット51が挿入規制突片14aに当接す
るまで十分に挿入してから、上蓋12を押し下げる。する
と、圧縮ばね37および押えばね38を介してディスクホル
ダ14が軸13を中心に下降方向に回動され、フロッピーデ
ィスク50のスピンドル嵌着部材53がスピンドル21に嵌合
し、ジャケット51が垂直方向規制支柱39に当接する。
さらに上蓋12を押し下げると、上蓋12が圧縮ばねを圧
縮しながら回動してディスクホルダ14に接近し、同時に
パッド支持板31がパッド押えばね38に押圧されて下降
し、パッド30が磁気ディスク52に当接すると共に、調整
ねじ35の先端が規制支柱36、スピンドル21にそれぞれ当
接してその下動が規制され、さらにフック12c、44aが係
合してローディグ状態となる(第2A図参照)。
縮しながら回動してディスクホルダ14に接近し、同時に
パッド支持板31がパッド押えばね38に押圧されて下降
し、パッド30が磁気ディスク52に当接すると共に、調整
ねじ35の先端が規制支柱36、スピンドル21にそれぞれ当
接してその下動が規制され、さらにフック12c、44aが係
合してローディグ状態となる(第2A図参照)。
フロッピーディスク50を抜き出す時には、図示しない
ロック解除ノブをロック解除方向にスライドさせる。す
ると、フック板44がロックばね47の付勢力に抗してロッ
ク解除方向に移動し、フック44a、12cの係合が解除され
てまず上蓋12が上蓋回動付勢ばね41、圧縮ばね37、パッ
ド押えばね38の復元力によって上昇方向に回動し、パッ
ド押えばね38の付勢力が弱くなってパッド支持板31が上
昇し、パッド30が磁気ディスク52から離反する。上蓋12
は、上蓋回動付勢ばね41によってさらに上昇するが、そ
の際に、ディスクホルダ14を、突片14a、連係腕12dを介
して共に上昇させ、スピンドル嵌着部材53をスピンドル
21から離脱させ、アンローディング状態となる(第2B図
参照)。
ロック解除ノブをロック解除方向にスライドさせる。す
ると、フック板44がロックばね47の付勢力に抗してロッ
ク解除方向に移動し、フック44a、12cの係合が解除され
てまず上蓋12が上蓋回動付勢ばね41、圧縮ばね37、パッ
ド押えばね38の復元力によって上昇方向に回動し、パッ
ド押えばね38の付勢力が弱くなってパッド支持板31が上
昇し、パッド30が磁気ディスク52から離反する。上蓋12
は、上蓋回動付勢ばね41によってさらに上昇するが、そ
の際に、ディスクホルダ14を、突片14a、連係腕12dを介
して共に上昇させ、スピンドル嵌着部材53をスピンドル
21から離脱させ、アンローディング状態となる(第2B図
参照)。
このように本実施例は、ローディング状態への移行の
際に、上蓋12がディスクホルダ14に対して接近し、パッ
ド30を磁気ディスク52に接近させるが、その際に、パッ
ド支持板31のガイド部材である伸縮ガイド管32とガイド
ポール33とが相対的にスライドして縮む。つまり、従来
の伸縮しないパット支持板ガイド部材では、ローディン
グ状態における上蓋とディスクホルダとの間隔を狭くし
ようとしても、上蓋がガイド部材に当接するので、ガイ
ド部材の全長によってその最接近位置が規制されていた
が、本発明によれば、伸縮ガイド管32、ガイドポール33
が縮むので、上蓋12とディスクホルダ14とのローディン
グ状態における最接近位置を狭くすることができる。し
たがって余分なスペースを小さくすることが可能にな
り、ディスク装置を薄くして装置自体の小型化が可能に
なる。
際に、上蓋12がディスクホルダ14に対して接近し、パッ
ド30を磁気ディスク52に接近させるが、その際に、パッ
ド支持板31のガイド部材である伸縮ガイド管32とガイド
ポール33とが相対的にスライドして縮む。つまり、従来
の伸縮しないパット支持板ガイド部材では、ローディン
グ状態における上蓋とディスクホルダとの間隔を狭くし
ようとしても、上蓋がガイド部材に当接するので、ガイ
ド部材の全長によってその最接近位置が規制されていた
が、本発明によれば、伸縮ガイド管32、ガイドポール33
が縮むので、上蓋12とディスクホルダ14とのローディン
グ状態における最接近位置を狭くすることができる。し
たがって余分なスペースを小さくすることが可能にな
り、ディスク装置を薄くして装置自体の小型化が可能に
なる。
第4図には、伸縮ガイド部材の別の実施例を示した。
この実施例では、上端には抜け止め用の外方フランジ60
a,61a,62aを、下端には抜け止め用の内方フランジ61b,6
2bを有する、少しずつ径の異る2本の伸縮ガイド管62,6
1およびガイドポール60を順に挿入した伸縮ガイド部材
を用いてある。そして、上端の最太の管62を、パッド支
持板31にあけた孔に上から挿入して懸垂支持し、最細の
ガイドポール60の下端をディスクホルダ14に固定し、伸
縮ガイド部材60、61、62のディスクホルダ14とパッド支
持板31との間にパッド離反付勢ばね64を嵌着してある。
このように伸縮ガイド部材を3段またはそれ以上の構成
にすれば、上記2段の場合よりもさらに上蓋12とディス
クホルダ14との間隔を狭くすることができる。
この実施例では、上端には抜け止め用の外方フランジ60
a,61a,62aを、下端には抜け止め用の内方フランジ61b,6
2bを有する、少しずつ径の異る2本の伸縮ガイド管62,6
1およびガイドポール60を順に挿入した伸縮ガイド部材
を用いてある。そして、上端の最太の管62を、パッド支
持板31にあけた孔に上から挿入して懸垂支持し、最細の
ガイドポール60の下端をディスクホルダ14に固定し、伸
縮ガイド部材60、61、62のディスクホルダ14とパッド支
持板31との間にパッド離反付勢ばね64を嵌着してある。
このように伸縮ガイド部材を3段またはそれ以上の構成
にすれば、上記2段の場合よりもさらに上蓋12とディス
クホルダ14との間隔を狭くすることができる。
さらに、伸縮するガイド部材としては、一対以上のパ
ンタグラフ機構を利用できる。例えば、4本の同一長の
リンクを軸を介して菱形に接続したパンタグラフ機構を
一対平行に並べ、各パンタグラフ機構の対向する軸をデ
ィスクホルダ14およびパッド支持板31にそれぞれ支持さ
せる。この構成によれば、パッド支持板31は、ディスク
ホルダ14に対して平行になるようには拘束されないが、
最接近した時には、調整ねじ35が規制支柱36に当接する
ので、パッド30と磁気ディスク52との均等な接触は維持
される。
ンタグラフ機構を利用できる。例えば、4本の同一長の
リンクを軸を介して菱形に接続したパンタグラフ機構を
一対平行に並べ、各パンタグラフ機構の対向する軸をデ
ィスクホルダ14およびパッド支持板31にそれぞれ支持さ
せる。この構成によれば、パッド支持板31は、ディスク
ホルダ14に対して平行になるようには拘束されないが、
最接近した時には、調整ねじ35が規制支柱36に当接する
ので、パッド30と磁気ディスク52との均等な接触は維持
される。
要するに本発明の伸縮ガイド部材は、部材自体が伸縮
し、かつディスクホルダに最接近したときにパッドが磁
気ディスクに均等に接触すればよいのであって、磁気デ
ィスクから離反しているときには、磁気ディスクと平行
にならなくても、例えば上蓋12と平行になってもよい。
し、かつディスクホルダに最接近したときにパッドが磁
気ディスクに均等に接触すればよいのであって、磁気デ
ィスクから離反しているときには、磁気ディスクと平行
にならなくても、例えば上蓋12と平行になってもよい。
「発明の効果」 以上の説明から明らかな通り、本願発明のディスク装
着装置によれば、上蓋およびディスクホルダが、アンロ
ーディング位置とローディング位置との間を軸を中心と
した揺動によって移動し、しかもパッドを磁気ディスク
に対して接離移動案内するガイド部材が伸縮するので、
ローディング状態における蓋体とディスクホルダとの間
隔を狭くすることができ、上蓋、パッドの退避スペース
を小さくすることが可能になり、ディスクドライブ装置
を薄くすること、ひいてはディスクドライブ装置を装着
する装置の小型化が可能になる。
着装置によれば、上蓋およびディスクホルダが、アンロ
ーディング位置とローディング位置との間を軸を中心と
した揺動によって移動し、しかもパッドを磁気ディスク
に対して接離移動案内するガイド部材が伸縮するので、
ローディング状態における蓋体とディスクホルダとの間
隔を狭くすることができ、上蓋、パッドの退避スペース
を小さくすることが可能になり、ディスクドライブ装置
を薄くすること、ひいてはディスクドライブ装置を装着
する装置の小型化が可能になる。
第1図は、本発明を適用したディスクドライブ装置の実
施例の概要を示す斜視図、第2A図は、同実施例の要部を
ローディング状態で一部縦断して示す側面図、第2B図
は、同アンローディング状態で一部縦断して示す側面
図、第3図は、パッドガイド部材の一実施例を示す斜視
図、第4図は、パッドガイド部材の別の実施例を示す縦
断面図、第5図は、フロッピーディスクの一例を示す斜
視図である。 10……ボディ、12……上蓋、12a……支持脚、12b……屈
曲部、12c……フック、12d……連係腕、13……軸、14…
…ディスクホルダ、15……ディスク挿脱口、20……スピ
ンドルモータ、21……スピンドル、22……磁気ヘッドガ
イド部材、23……ガイドロッド、24……リードスクリュ
ー、25……磁気ヘッド駆動モータ、30……パッド、31…
…パッド支持板、32……伸縮ガイド管、33……ガイドポ
ール、34……パッド離反付勢ばね、35……調整ねじ、36
……規制ピン、38……パッド押えばね、41……上蓋回動
付勢ばね、44……フック板、50……フロッピーディス
ク、51……ジャケット、52……磁気ディスク、53……ス
ピンドル嵌着部材
施例の概要を示す斜視図、第2A図は、同実施例の要部を
ローディング状態で一部縦断して示す側面図、第2B図
は、同アンローディング状態で一部縦断して示す側面
図、第3図は、パッドガイド部材の一実施例を示す斜視
図、第4図は、パッドガイド部材の別の実施例を示す縦
断面図、第5図は、フロッピーディスクの一例を示す斜
視図である。 10……ボディ、12……上蓋、12a……支持脚、12b……屈
曲部、12c……フック、12d……連係腕、13……軸、14…
…ディスクホルダ、15……ディスク挿脱口、20……スピ
ンドルモータ、21……スピンドル、22……磁気ヘッドガ
イド部材、23……ガイドロッド、24……リードスクリュ
ー、25……磁気ヘッド駆動モータ、30……パッド、31…
…パッド支持板、32……伸縮ガイド管、33……ガイドポ
ール、34……パッド離反付勢ばね、35……調整ねじ、36
……規制ピン、38……パッド押えばね、41……上蓋回動
付勢ばね、44……フック板、50……フロッピーディス
ク、51……ジャケット、52……磁気ディスク、53……ス
ピンドル嵌着部材
Claims (3)
- 【請求項1】ジャケット内に磁気ディスクを収納したフ
ロッピーディスクを挿脱するディスクホルダと、このデ
ィスクホルダを覆う蓋体とを、上記ディスホルダのフロ
ッピーディスク挿脱口の反対側においてボディに枢着し
て、該ディスクホルダと蓋体との回動運動により、フロ
ッピーディスクをローディング位置とアンローディング
位置とに移動可能とし、ディスクホルダに、ジャケット
内の磁気ディスクに接触するパッドを有するパッド支持
板を、ガイド部材を介して接離可能にガイドするととも
に、このパッド支持板をディスクホルダから離れる方向
に付勢するばね手段を設け、かつ上記蓋体に、蓋体およ
びディスクホルダをローディング位置に回動させたと
き、上記ばね手段に抗してパッド支持板を磁気ディスク
ジャケット側に移動させる押圧手段を設けた磁気ディス
ク装着装置において、 パッド支持板をディスクホルダに対して接離自在にガイ
ドする上記ガイド部材を、伸縮自在に形成したことを特
徴とする磁気ディスク装着装置。 - 【請求項2】請求項1において、伸縮自在なガイド部材
は、ディスクホルダに植設された、拡径頭部を有するガ
イドポールと、上端部にパッド支持板に係脱する外方フ
ランジ部を有し、下端部に上記ガイドポールの拡径頭部
に係脱する内方フランジとを有する、上記パッド支持板
に懸垂支持された少なくとも1段の伸縮ガイド管とから
なる磁気ディスク装着装置。 - 【請求項3】請求項1において、伸縮自在なガイド部材
は、パンタグラフ機構である磁気ディスク装着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63086568A JP2613424B2 (ja) | 1988-04-08 | 1988-04-08 | 磁気ディスク装着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63086568A JP2613424B2 (ja) | 1988-04-08 | 1988-04-08 | 磁気ディスク装着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01258259A JPH01258259A (ja) | 1989-10-16 |
JP2613424B2 true JP2613424B2 (ja) | 1997-05-28 |
Family
ID=13890620
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63086568A Expired - Lifetime JP2613424B2 (ja) | 1988-04-08 | 1988-04-08 | 磁気ディスク装着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2613424B2 (ja) |
-
1988
- 1988-04-08 JP JP63086568A patent/JP2613424B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01258259A (ja) | 1989-10-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR940005107B1 (ko) | 카세트 장착장치 | |
JPS6161184B2 (ja) | ||
JP2002352498A (ja) | ディスク装置 | |
EP0157588A2 (en) | Apparatus for writing on and/or reading from magnetic discs | |
JP2613424B2 (ja) | 磁気ディスク装着装置 | |
JPH038030B2 (ja) | ||
JP2709138B2 (ja) | 記録再生装置 | |
JP3044889B2 (ja) | 記録及び/又は再生装置 | |
JPH0258755A (ja) | カセット装着装置 | |
KR920010459B1 (ko) | 카셋트 장착 장치 | |
US5099377A (en) | Pad support device incorporating leaf spring | |
US4853806A (en) | Apparatus for regulating the force rendered to a magnetic disc by a magnetic head in a rotary magnetic disc device | |
JPS58185058A (ja) | テ−プレコ−ダ | |
JPH07296465A (ja) | カセット蓋開閉装置 | |
JPH0127160Y2 (ja) | ||
JPH0563854B2 (ja) | ||
JPH06295514A (ja) | 光ディスク装置 | |
JP2600765B2 (ja) | テープカセット装着装置 | |
JPH01258258A (ja) | 磁気ディスク装着装置 | |
JPH077555B2 (ja) | カセツト挿入装置 | |
JP3326843B2 (ja) | ディスクカートリッジ駆動装置 | |
JP3496826B2 (ja) | ディスク装置 | |
JPH0626992Y2 (ja) | リッド開放機構 | |
JP2578852Y2 (ja) | 磁気記録装置 | |
JPH0626074B2 (ja) | カセツト挿入装置 |