JP2612204B2 - テレビ個人視聴率測定装置 - Google Patents

テレビ個人視聴率測定装置

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JP2612204B2 JP1104341A JP10434189A JP2612204B2 JP 2612204 B2 JP2612204 B2 JP 2612204B2 JP 1104341 A JP1104341 A JP 1104341A JP 10434189 A JP10434189 A JP 10434189A JP 2612204 B2 JP2612204 B2 JP 2612204B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はテレビ個人視聴率測定装置、特にテレビ視聴
率を調査する際の視聴者の特定方法を改良した測定装置
に関する。
(従来の技術) テレビ視聴率は、大きく分けて (1)世帯視聴率調査 (2)個人視聴率調査 となり、(1)の世帯視聴率調査はサンプルとなった世
帯のテレビが何時どのチャンネルについて視聴されたか
という情報を採取するものであり、(2)の個人視聴率
調査は何時どのチャンネルについて視聴されたかという
情報に加え、誰がその番組を視聴したか、すなわち、サ
ンプルとなった人(調査対象者)の性別,年令,職業、
および番組に対する関心度といった情報をも採取するも
のである。
従って、(1)の世帯視聴率調査については、時間経
過に対するテレビのオン・オフ状態および受信している
チャンネルの状態を検出するのみでデータの採取が行え
るため、従来から機械化ないしは電子化した測定装置を
サンプル世帯におけるテレビに設置し、電話回線により
データをオンラインでセンターに送るシステムが提案さ
れ実現されている。
しかし、(2)の個人視聴率調査にあっては、機械的
ないしは電気的,電子的な手段による個人の識別が事実
上可能であるため、自動的な調査はほとんど行われてお
らず、“日記式”と呼ばれる記入式の調査または、“押
しボタン式”と呼ばれる視聴者自身が視聴中で有ること
を、押しボタンにより測定装置に入力する方法による調
査が行われているのが現状である。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、この“日記式”および“押しボタン
式”の調査は、調査対象者に重い負担をかけ、更に、誤
記,書き忘れや押しボタンの押し違い,押し忘れ等が生
じやすいことからデータの信頼性にも問題があった。
このように、従来の個人視聴率調査においては充分な
精度のデータを自動的に採取できる方式が存在せず、画
期的な方式の実現が待たれていた。
本発明は上記の点に鑑み提案されたものであり、その
目的とするところは、テレビ視聴者の特定を伴う場合で
も視聴対象者への負担が軽く、信頼性の高いデータが得
られ、自動的にデータの採取を行うことのできるテレビ
個人視聴率測定装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本発明によるテレビ個人
視聴率測定装置は、 テレビの電源のオン・オフ状態を検出するオン・オフ
検出部13と、テレビがオン状態のときにその受信チャン
ネルを判別するチャンネル検出部9と、日付および時刻
を示すカレンダデータを発生するタイマー部11と、テレ
ビ視聴者全員の顔を正面から監視可能な位置に設置され
視聴者の赤外画像情報を得る赤外線センサー1と、該赤
外線センサー1からの赤外画像情報を取り込む画像処理
部4と、テレビの近傍に設置され視聴者の動きやテレビ
と視聴者との距離を監視しこれらのエコー情報を得る超
音波エコーセンサー2と、該超音波エコーセンサー2か
らのエコー情報を取り込み視聴者に関するエコーパター
ンを作成する超音波エコー処理部5と、サンプル世帯の
構成員および各構成員の外観特徴を含む個人情報ならび
にテレビが設置されている部屋情報を記憶しておく特性
記憶部12と、前記画像処理部4と超音波エコー処理部5
から画像パターンと超音波エコーパターンとを取り込
み、その視聴者の特徴データを作成して前記特性記憶部
12のデータと比較することによりテレビの視聴者が誰で
あるかを判別する個人データ処理部8と、前記個人デー
タ処理部8とチャンネル検出部9およびタイマー部11か
ら個人データとチャンネルデータおよびカレンダデータ
を取り込み、その時点のタイムデータと共に視聴率デー
タとして蓄積すると共に、所定の時間間隔で電話回線を
介してセンターにデータを送出するデータ処理部7とを
備え、前記赤外線センサー1は、テレビ視聴者の赤外画
像情報を取り込む赤外カメラを有し、赤外画像情報を前
記画像処理部4へ送り、この画像処理部4において温度
分布処理により人物画像を描出し、人物の顔と判断され
るものがテレビ視聴可能範囲内にあるとき、その座標,
面積,温度と動きを追跡し、人物の顔と判断される画像
のx/y座標と面積、メガネの有無,温度,動きの方向,
動きの周期を後段の前記個人データ処理部8へ送り、前
記超音波エコーセンサー2からの出力が送られる前記超
音波エコー処理部5はそのデータをA/D変換してエコー
パターンを作成し、動きのある人物の距離,エコーの大
きさと動きを追跡し、人物と思われるものの距離とエコ
ーの大きさ,動きの方向,動きの周期を後段の前記個人
データ処理部8へ送り、かつ前記赤外画像情報と合わせ
この個人データ処理部8において前記特性記憶部12に予
め入力された前記各種情報をもとに視聴者が誰であるか
を判断することに特徴を有している。
(作用) 前記構成により、本発明によれば、画像処理部におい
て赤外線センサーからの赤外画像情報を取り込んで視聴
者の画像パターンを作成すると共に、超音波エコー処理
部において超音波エコーセンサーからのエコー情報を取
り込んで視聴者の動き等のエコーパターンを作成するこ
とにより、これらの画像パターンとエコーパターンとか
ら視聴者の特徴データを作成し、予め特性記憶部におい
て記憶されている個人情報と前記視聴者の特徴データと
を比較することにより、テレビ視聴者が誰であるかを自
動的に判断することができるので、調査対象者は何らの
操作をもする必要がなく、低い負担でかつ信頼性の高い
データが得られるという利点を有する。
(実施例) 以下、実施例を示す図面に沿って本発明を詳述する。
なお、実施例は一つの例示であって、本発明の精神を逸
脱しない範囲で種々の変更あるいは改良を行いうること
は言うまでもない。
第1図は本発明のテレビ個人視聴率測定装置の全体の
構成を示すブロック図である。
本実施例において、テレビオン・オフ検出部13は、テ
レビジョンセット(以下「テレビ」という)14の電源コ
ードに流れる電流値を検出して、テレビ14のオン・オフ
を判定する方法、または、テレビ14から漏洩する水平偏
向パルスをカップリングし入力して、テレビ14のオン・
オフを判定する方法等により、テレビ14がオンかオフか
の状態を検出する。
また、チャンネル検出部9は、テレビ14のチューナ付
近から漏洩する局発周波をカップリングし入力して、そ
の周波数によって受信チャンネルを判定する方法、また
は、テレビ14の音声信号を入力し、チャンネル検出部9
が独自に受信したチャンネルの音声信号と比較して、受
信チャンネルを判定する方法等により、テレビ14の受信
チャンネルを検出するものである。そして、前記テレビ
オン・オフ検出部13によりテレビ14のオン・オフを検出
し、テレビ14がオンであれば、その時の受信チャンネル
を後述する個人データ処理部8に出力する。
タイマー部11はデータ入力部内で日付,時間を示すカ
レンダデータを作成するものである。
次に、赤外線センサー部1は赤外カメラ等から成り、
テレビ視聴者の顔を前面から監視できる位置に設置され
て視聴者の赤外画像情報を取り込むもので、画像処理部
4により画像処理を行う。このとき、背景処理により動
かない背景と動きのある人物等を区別し、なお温度分布
処理により人物以外の画像をカットする。人物の顔と判
断されるものがテレビ視聴可能範囲内にあるときは、そ
の座標,面積,温度と動きを常に追跡する。処理結果の
データは人物の顔と判断される画像のx/y座標と面積、
メガネの有無,温度,動きの方向,動きの周期を定期的
に後述する個人データ処理部8に出力する。
超音波エコーセンサー2は人物の動きと距離を監視す
るための超音波によるエコー情報を取り込むもので、超
音波エコー処理部5により、データをA/D変換してエコ
ーパターンを作成し、動きのある人物と動かない背景を
区別し、人物と判断される者の距離,エコーの大きさと
動きを常に追跡する。処理結果のデータは人物と思われ
る者の距離とエコーの大きさ,動きの方向,動きの周期
を定期的に後述の個人データ処理部8に出力する。
なお、符号3は測定装置本体であり、主として画像処
理部4と超音波エコー処理部5,モデム6,データ処理部7,
個人データ処理部8,チャンネル検出部9,サブテレビ・イ
ンターフェース部10,タイマー部11,特性記憶部12,テレ
ビオン・オフ検出部13から構成されている。
個人データ処理部8に前記赤外線センサー1と超音波
エコーセンサー2から情報を得て、画像処理部2と超音
波エコー処理部5により、それぞれの処理をしてデータ
を入力し、特性記憶部12の情報を参照としてテレビの視
聴者が誰であるかを判定する。データ処理部7は、個人
データ処理部8とチャンネル検出部9から個人データと
チャンネルデータを入力し、その時点のタイムデータと
共に視聴率データとして蓄積すると共に、所定の時間間
隔でモデム6より電話回線Lを介してセンター(図示せ
ず)にデータを送出する機能を有している。
特性記憶部12は個人データ処理部8により視聴者が誰
かを判定するための参考情報を記憶して置くもので、サ
ンプル世帯の構成員,各人の年齢,職業,休日,身長,
メガネの有無,在宅曜日・時間帯,対象テレビを見るか
どうかを視聴習慣等の個人情報と対象テレビの視聴可能
範囲,人の出入口,家事や読書等作業場所、等の部屋情
報を予め記憶しておく。また臨時的に旅行,入院等する
場合の臨時情報も記憶できる。また、視聴者の座る位置
や動きの癖等を個人データ処理部8の学習機能で得て記
憶しておく。
第2図(イ),(ロ)には画像パターンと超音波エコ
ーパターンの一例が示されている。
今、出入口a,Aから人が入ってくると画像パターン上
の画像bと超音波エコーパターン上の画像Bに変化が現
れ、動きの方向が「入」であれば画像bの面積が増し、
反対に画像Bの距離B′が少なくなる。出入口はドアー
等のはっきりした場所でなくてもよく、赤外線センサー
からみたテレビ視聴可能範囲への出入口(以下出入口と
言う)とする。このとき、出入口を通過する人物の顔の
x/y座標位置,面積,センサーからの距離は得られてい
るから、メガネの有無と、特性記憶部11のデータを参照
比較して誰であるかを判定する。
もし上記条件で判定困難な場合は、さらに動きを追跡
しながらその人の癖や、座る位置,在宅時間帯,視聴習
慣等も判定条件に加味する。また、対象世帯員に該当者
がいない場合は客として扱う。
もし判定困難な場合は一旦、客として扱い、その人の
特徴、すなわち推定身長,メガネの有無等と滞在時間を
視聴率データとは別の保守用データとしても作成してお
き、必要に応じて世帯に問い合わせ世帯特性の修正を行
う。
こうして、入ってきた人が誰であるかの判定ができた
人物は、その人の動きを追跡しながら、テレビ視聴可能
範囲から出て行くまで、監視を続けて、個人コードとテ
レビチャンネルをデータ処理部7に出力し、監視中に得
られたその人の癖や座る位置,視聴習慣等は学習結果と
して特性記憶部12に記憶する。一旦判定ができた人物
は、身長や顔の面積の測定を行う必要がなく、もっぱら
動作の監視を行うこととなり、その人の動作や顔画像の
監視結果からテレビを見ている度合すなわちテレビ番組
に対する関心度、家事をしながら見ている等の情報も得
られる。
なお、テレビ視聴可能範囲外に出て行く場合は、入っ
てきた時から追跡監視しているので、身長や顔がわから
なくても誰が出て行ったか容易に知ることができる。
次に、サブテレビ・インターフェース部10は、2台目
・3台目のテレビ(以下サブテレビという)に設置した
測定装置本体と、有線または無線で接続されておりサブ
テレビの測定結果を入力する。サブテレビにも本テレビ
と同様の測定装置を設置し、テレビチャンネルの検出と
視聴者の判定を行っており、測定結果はその都度サブテ
レビ・インターフェース部10を介してデータ伝送され
る。サブテレビに設置した測定装置本体は、センターと
のデータ伝送を行う必要がなく、モデム6を省略するこ
とができる。
また、テレビを視聴している人が同時に別のテレビを
視聴することは不可能であり、このような間違った判定
も防止することができる。
データ処理部7では、個人データ処理部8から入力し
たテレビ視聴チャンネル情報と、個人情報とタイマー部
11から入力したタイムデータとを整理統合して蓄積し、
前述したように所定の時間間隔でモデム6より電話回線
Lを介してセンター(図示せず)にデータを送出する。
またセンターからの指令により、タイマー部11の較正や
特性記憶部12の内容を訂正することもできる。
次に、視聴者が誰であるかの判定方法について詳述す
る。
第3図は、個人の判定に関する回路の詳細なブロック
図である。
画像処理部4は、赤外線センサー1から入力された赤
外画像を記憶するフィールドメモリeと画像処理して得
られた背景画像を記憶する背景メモリh,処理用の画像を
3ページ以上記憶する画像処理メモリg,画像の演算処理
と全体の制御を行う制御演算部fから構成されている。
フィールドメモリeは、赤外線センサー1から入力し
た未処理画像を処理終了までのあいだ記憶し、処理が終
了すると次の画像を入力する。また、制御演算部fは、
入力画像から背景メモリhの背景画像を差し引き、なお
人体の体温に近い物体を選別して、画像処理メモリgの
1ページ目に記憶する。そして、次に入力した画像を同
時に処理して画像処理メモリgの2ページ目に記憶す
る。同様にして、画像処理メモリgの全ページに順次画
像が記憶される。
画像処理メモリgには、順次変化する画像が記憶され
ており、制御演算部fにより定期的に画像処理メモリg
の全ページについて比較演算が行われ、物体の見かけ上
の面積すなわちメモリ上のドット数と、x/y座標位置,
動きの量と方向,速度,メガネの有無,顔の向き等が個
人データ処理部8に出力される。メガネの有無は、画像
の中に規定値以上の凹が有るかどうかで判定する。
また、長時間動く物が全くない時は、背景である可能
性が強く、背景メモリhの内容点検と修正も行う。
超音波エコー処理部5は、超音波エコーセンサー2の
送信波を作成する発振出力部iと、超音波エコーセンサ
ー2で受信したエコーを受信増幅する受信部1,受信・増
幅したエコーをA/D変換するA/D部m,制御演算部nでエコ
ーパターンを作成処理し、動かない背景パターンを記憶
する背景メモリk,処理用のエコーパターンを3ページ以
上記憶するエコーパターンメモリj,エコーパターンの演
算処理と全体の制御を行う制御演算部nから構成されて
いる。
エコーパターンメモリjには、順次入力され変化する
エコーパターンが記憶されており、制御演算部nにより
定期的にエコーパターンメモリjの全ページについて比
較演算し、エコーの大きさと変化し、距離と動きの方向
を個人データ処理部8に出力する。
また、長時間動くものが全く無い時は、背景である可
能性が強く、背景メモリkの内容点検と修正も行う。
個人データ処理部8は、データ処理部7とのデータ入
/出を行うデータ入/出力部oと、タイムデータを入力
するタイムデータ入力部p,テレビの受信チャンネルを入
力するチャンネルデータ入力部r、および個人判定と全
体的制御を行う制御演算部qから構成されている。
制御演算部qは、画像処理部4と超音波エコー処理部
5とからデータを入力し、特性記憶部12の情報とタイム
データを参照して視聴者が誰であるかの個人判定を行
う。
個人判定の第1ステップは、テレビ視聴可能範囲に人
物が入ってくる時であり、予め特性記憶部12の部屋情報
メモリtに記憶されている出入口付近を、「入」の方向
に動く物体を画像処理データと超音波エコー処理データ
とから判断する。そして、人の顔と判断した場合、推定
身長と顔の面積,メガネの有無等の特徴データを作成し
て、個人情報メモリuの中に該当者が居るかどうかを検
索する。判定の際は臨時情報メモリsの内容や学習情報
メモリvの内容をも参照する。
個人判定の第2ステップは、第1ステップで判定困難
な人物を追跡しながら動きの癖や座る位置,在宅時間
帯,視聴習慣等を加味して個人の判定を行う。また、第
1ステップで判定できた人物をも追跡しながら、より確
実な判定のため、その人物の動きの癖や座る位置を監視
する。監視中に得られた情報は、整理して学習情報メモ
リuに記憶される。学習情報は個人の視聴習慣の一部と
して、その後の個人判定に利用される。
個人の判定結果は、テレビの受信チャンネルデータと
共にデータ処理部7に出力される。また、センターから
送られて来る特性情報の修正命令は、データ処理部7を
介して個人データ処理部8が受け取り、臨時情報や個人
情報等の内容別にそれぞれのメモリ内容の修正が行われ
る。
(発明の効果) この発明は以上説明した通り、テレビの電源のオン・
オフ状態を検出するオン・オフ検出部13と、テレビがオ
ン状態のときにその受信チャンネルを判別するチャンネ
ル検出部9と、日付および時刻を示すカレンダデータを
発生するタイマー部11と、テレビ視聴者全員の顔を正面
から監視可能な位置に設置され視聴者の赤外画像情報を
得る赤外線センサー1と、該赤外線センサー1からの赤
外画像情報を取り込む画像処理部4と、テレビの近傍に
設置され視聴者の動きやテレビと視聴者との距離を監視
しこれらのエコー情報を得る超音波エコーセンサー2
と、該超音波エコーセンサー2からのエコー情報を取り
込み視聴者に関するエコーパターンを作成する超音波エ
コー処理部5と、サンプル世帯の構成員および各構成員
の外観特徴を含む個人情報ならびにテレビが設置されて
いる部屋情報を記憶しておく特性記憶部12と、前記画像
処理部4と超音波エコー処理部5から画像パターンと超
音波エコーパターンとを取り込み、その視聴者の特徴デ
ータを作成して前記特性記憶部12のデータと比較するこ
とによりテレビの視聴者が誰であるかを判別する個人デ
ータ処理部8と、前記個人データ処理部8とチャンネル
検出部9およびタイマー部11から個人データとチャンネ
ルデータおよびカレンダデータを取り込み、その時点の
タイムデータと共に視聴率データとして蓄積すると共
に、所定の時間間隔で電話回線を介してセンターにデー
タを送出するデータ処理部7とを備え、前記赤外線セン
ター1は、テレビ視聴者の赤外画像情報を取り込む赤外
カメラを有し、赤外画像情報を前記画像処理部4へ送
り、この画像処理部4において温度分布処理により人物
画像を描出し、人物の顔と判断されるものがテレビ視聴
可能範囲内にあるとき、その座標,面積,温度と動きを
追跡し、人物の顔と判断される画像のx/y座標と面積,
メガネの有無,温度,動きの方向,動きの周期を後段の
前記個人データ処理部8へ送り、前記超音波エコーセン
サー2からの出力が送られる前記超音波エコー処理部5
はそのデータをA/D変換してエコーパターンを作成し、
動きのある人物の距離,エコーの大きさと動きを追跡
し、人物と思われるものの距離とエコーの大きさ,動き
の方向,動きの周期を後段の前記個人データ処理部8へ
送り、かつ前記赤外画像情報と合わせこの個人データ処
理部8において前記特性記憶部12に予め入力された前記
各種情報をもとに視聴者が誰であるかを判断することを
自動的に行い、又自動的にデータの採取を行うことがで
きるので、調査対象者への負担が軽く信頼性の高いデー
タを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るテレビ個人視聴率測定装置の全体
構成を示すブロック図、第2図(イ),(ロ)はそれぞ
れ画像パターンと超音波エコーパターンの一例を示す
図、第3図は視聴者が誰であるかの判定に関する回路ブ
ロック図である。 1……赤外線センサー 2……超音波エコーセンサー 4……画像処理部 5……超音波エコー処理部 7……データ処理部 8……個人データ処理部 9……チャンネル検出部 11……タイマー部 12……特性記憶部 13……オン・オフ検出部 14……テレビ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビの電源のオン・オフ状態を検出する
    オン・オフ検出部(13)と、 テレビがオン状態のときにその受信チャンネルを判別す
    るチャンネル検出部(9)と、 日付および時刻を示すカレンダデータを発生するタイマ
    ー部(11)と、 テレビ視聴者全員の顔を正面から監視可能な位置に設置
    され視聴者の赤外画像情報を得る赤外線センサー(1)
    と、 該赤外線センサー(1)からの赤外画像情報を取り込む
    画像処理部(4)と、 テレビの近傍に設置され視聴者の動きやテレビと視聴者
    との距離を監視しこれらのエコー情報を得る超音波エコ
    ーセンサー(2)と、 該超音波エコーセンサー(2)からのエコー情報を取り
    込み視聴者に関するエコーパターンを作成する超音波エ
    コー処理部(5)と、 サンプル世帯の構成員および各構成員の外観特徴を含む
    個人情報ならびにテレビが設置されている部屋情報を記
    憶しておく特性記憶部(12)と、 前記画像処理部(4)と超音波エコー処理部(5)から
    画像パターンと超音波エコーパターンとを取り込み、そ
    の視聴者の特徴データを作成して前記特性記憶部(12)
    のデータと比較することによりテレビの視聴者が誰であ
    るかを判別する個人データ処理部(8)と、 前記個人データ処理部(8)とチャンネル検出部(9)
    およびタイマー部(11)から個人データとチャンネルデ
    ータおよびカレンダデータを取り込み、その時点のタイ
    ムデータと共に視聴率データとして蓄積すると共に、所
    定の時間間隔で電話回線を介してセンターにデータを送
    出するデータ処理部(7)とを備え、 前記赤外線センサー(1)は、テレビ視聴者の赤外画像
    情報を取り込む赤外カメラを有し、赤外画像情報を前記
    画像処理部(4)へ送り、 この画像処理部(4)において温度分布処理により人物
    画像を描出し、人物の顔と判断されるものがテレビ視聴
    可能範囲内にあるとき、その座標,面積,温度と動きを
    追跡し、 人物の顔と判断される画像のx/y座標と面積、メガネの
    有無,温度,動きの方向,動きの周期を後段の個人デー
    タ処理部(8)へ送り、 前記超音波エコーセンサー(2)からの出力が送られる
    前記超音波エコー処理部(5)はそのデータをA/D変換
    してエコーパターンを作成し、 動きのある人物の距離,エコーの大きさと動きを追跡
    し、 人物と思われるものの距離とエコーの大きさ,動きの方
    向,動きの周期を後段の前記個人データ処理部(8)へ
    送り、 かつ前記赤外画像情報と合わせこの個人データ処理部
    (8)において前記特性記憶部(12)に予め入力された
    前記各種情報をもとに視聴者が誰であるかを判断するこ
    とを特徴としたテレビ個人視聴率測定装置。
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