JP2611050B2 - 除湿機の満水停止装置 - Google Patents
除湿機の満水停止装置Info
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- JP2611050B2 JP2611050B2 JP3017477A JP1747791A JP2611050B2 JP 2611050 B2 JP2611050 B2 JP 2611050B2 JP 3017477 A JP3017477 A JP 3017477A JP 1747791 A JP1747791 A JP 1747791A JP 2611050 B2 JP2611050 B2 JP 2611050B2
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- Japan
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- water
- receiving tank
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- dehumidifier
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F24—HEATING; RANGES; VENTILATING
- F24F—AIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
- F24F3/00—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems
- F24F3/12—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling
- F24F3/14—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification
- F24F3/153—Air-conditioning systems in which conditioned primary air is supplied from one or more central stations to distributing units in the rooms or spaces where it may receive secondary treatment; Apparatus specially designed for such systems characterised by the treatment of the air otherwise than by heating and cooling by humidification; by dehumidification with subsequent heating, i.e. with the air, given the required humidity in the central station, passing a heating element to achieve the required temperature
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，冷凍サイクルにより空
気中から除去された除湿水を収容する受水タンクを本体
に着脱自在に備えた除湿機に係り，上記受水タンク中の
除湿水が所定の満水量に達したとき上記冷凍サイクルを
停止させるようにした除湿機の満水停止装置に関する。
気中から除去された除湿水を収容する受水タンクを本体
に着脱自在に備えた除湿機に係り，上記受水タンク中の
除湿水が所定の満水量に達したとき上記冷凍サイクルを
停止させるようにした除湿機の満水停止装置に関する。
【従来の技術】この種の除湿機の一例を図２に示す。同
図に示す除湿機１aでは，圧縮機２，凝縮器３，ドライ
ヤ（図外），毛細管（図外），冷却器４を図示せぬ冷媒
管を介して当該順序で接続してなる冷凍サイクルが本体
ケース５内に設けられている。また，上記冷凍サイクル
からの除湿水を収容する受水タンク６a が上記本体ケー
ス５の下部に着脱自在に取り付けられている。そして上
記受水タンク６a 内の上部には，収容された除湿水の水
位を検知するフロート２１が配備されている。上記フロ
ート２１は，本体ケース５に回動自在に軸支された軸２
２に着脱可能に設けられている。そして，上記フロート
２１に突設された係合レバー２３が，本体ケース５に軸
２４回りに回動自在に設けられたスイッチレバー２６と
係合するようになっている。そこで，上記除湿機１a の
運転中に，例えば室内空気がファン１５の駆動により機
内に導かれると，上記室内空気は冷却器４により冷却さ
れ上記室内空気中の水分が凝縮し除湿水として露受皿１
１上に集められる。この除湿水はドレン口１６を通して
上記受水タンク６a に収容される。そして，上記受水タ
ンク６a 内の除湿水の水位が増加して上記フロート２１
が浮き上がり，上記除湿水が所定の満水量に達したと
き，上記フロート２１の浮上動作によって満水スイッチ
２５がオフされることにより，圧縮機２の運転を停止す
るようになっている。
図に示す除湿機１aでは，圧縮機２，凝縮器３，ドライ
ヤ（図外），毛細管（図外），冷却器４を図示せぬ冷媒
管を介して当該順序で接続してなる冷凍サイクルが本体
ケース５内に設けられている。また，上記冷凍サイクル
からの除湿水を収容する受水タンク６a が上記本体ケー
ス５の下部に着脱自在に取り付けられている。そして上
記受水タンク６a 内の上部には，収容された除湿水の水
位を検知するフロート２１が配備されている。上記フロ
ート２１は，本体ケース５に回動自在に軸支された軸２
２に着脱可能に設けられている。そして，上記フロート
２１に突設された係合レバー２３が，本体ケース５に軸
２４回りに回動自在に設けられたスイッチレバー２６と
係合するようになっている。そこで，上記除湿機１a の
運転中に，例えば室内空気がファン１５の駆動により機
内に導かれると，上記室内空気は冷却器４により冷却さ
れ上記室内空気中の水分が凝縮し除湿水として露受皿１
１上に集められる。この除湿水はドレン口１６を通して
上記受水タンク６a に収容される。そして，上記受水タ
ンク６a 内の除湿水の水位が増加して上記フロート２１
が浮き上がり，上記除湿水が所定の満水量に達したと
き，上記フロート２１の浮上動作によって満水スイッチ
２５がオフされることにより，圧縮機２の運転を停止す
るようになっている。
【０００２】
【発明が解決しようとする課題】一般的に，空気中から
除湿される除湿水の量は比較的多くなく，上記受水タン
ク６a 内における除湿水の水位の上昇速度は極めて遅
い。そのため，除湿水の水位の上昇によるフロート１１
の浮上動作は鈍い。また，フロート２１側の係合レバー
２３と本体ケース５側のスイッチレバー２６とはそれぞ
れ機械的に接触して上記満水スイッチ２５をオン／オフ
させるようになっている。そのため，上記従来の除湿機
１a は，満水スイッチ２５により検知された除湿水の満
水量にばらつきを生じることがあり，所定量の満水を確
実に検知することが困難であった。そこで，このような
問題点を少しでも解消するために，上記従来の除湿機１
a では，本体ケース５に対するレバースイッチ２６，満
水スイッチ２５，係合レバー２３等の部品に関して高い
組立精度が要求されていた。一方，満水になった受水タ
ンク６a 中の除湿水を排水するために，上記受水タンク
６a を本体ケース５から取り外す際には，この受水タン
ク６a 内に上方から装入して配備されたフロート２１が
邪魔になり，本体ケース５からの受水タンク６a の着脱
動作を円滑に行なうことができなかった。従って，本発
明の目的とするところは，受水タンク内に収容された除
湿水の量が所定の満水量に達したことを確実に検知する
ことのできる除湿機の満水停止装置を提供することにあ
る。
除湿される除湿水の量は比較的多くなく，上記受水タン
ク６a 内における除湿水の水位の上昇速度は極めて遅
い。そのため，除湿水の水位の上昇によるフロート１１
の浮上動作は鈍い。また，フロート２１側の係合レバー
２３と本体ケース５側のスイッチレバー２６とはそれぞ
れ機械的に接触して上記満水スイッチ２５をオン／オフ
させるようになっている。そのため，上記従来の除湿機
１a は，満水スイッチ２５により検知された除湿水の満
水量にばらつきを生じることがあり，所定量の満水を確
実に検知することが困難であった。そこで，このような
問題点を少しでも解消するために，上記従来の除湿機１
a では，本体ケース５に対するレバースイッチ２６，満
水スイッチ２５，係合レバー２３等の部品に関して高い
組立精度が要求されていた。一方，満水になった受水タ
ンク６a 中の除湿水を排水するために，上記受水タンク
６a を本体ケース５から取り外す際には，この受水タン
ク６a 内に上方から装入して配備されたフロート２１が
邪魔になり，本体ケース５からの受水タンク６a の着脱
動作を円滑に行なうことができなかった。従って，本発
明の目的とするところは，受水タンク内に収容された除
湿水の量が所定の満水量に達したことを確実に検知する
ことのできる除湿機の満水停止装置を提供することにあ
る。
【０００３】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に，本発明が採用する主たる手段は，その要旨とすると
ころが，空気中の水分を凝縮させて除湿水として除去す
る冷凍サイクルと，該冷凍サイクルからの除湿水を収容
するべく本体に着脱自在に取り付けられた受水タンク
と，該受水タンク内の除湿水の量を検知し，上記検知さ
れた除湿水の量が所定の満水量に達したとき上記冷凍サ
イクルを停止させる信号を出力する水量検知手段とを具
備してなる除湿機の満水停止装置において，上記受水タ
ンクが機械本体側に設けられた弾性部材上に載置されそ
の受水量に応じて上下動するように支持されており，上
記水量検知手段が，上記受水タンク上部に設けられた磁
石と，上記磁石に対向して機械本体側面に固定的に設け
られ，上記磁石との距離に応じて信号を出力する磁気検
知スイッチとを具備してなることを特徴とする除湿機の
満水停止装置として構成されている。
に，本発明が採用する主たる手段は，その要旨とすると
ころが，空気中の水分を凝縮させて除湿水として除去す
る冷凍サイクルと，該冷凍サイクルからの除湿水を収容
するべく本体に着脱自在に取り付けられた受水タンク
と，該受水タンク内の除湿水の量を検知し，上記検知さ
れた除湿水の量が所定の満水量に達したとき上記冷凍サ
イクルを停止させる信号を出力する水量検知手段とを具
備してなる除湿機の満水停止装置において，上記受水タ
ンクが機械本体側に設けられた弾性部材上に載置されそ
の受水量に応じて上下動するように支持されており，上
記水量検知手段が，上記受水タンク上部に設けられた磁
石と，上記磁石に対向して機械本体側面に固定的に設け
られ，上記磁石との距離に応じて信号を出力する磁気検
知スイッチとを具備してなることを特徴とする除湿機の
満水停止装置として構成されている。
【０００４】
【作用】本発明の除湿機の満水停止装置においては，除
湿機の冷凍サイクルが空気中の水分を凝縮させて除湿水
として空気中から除去する。この除湿水は本体に着脱自
在に取り付けられた受水タンクに収容される。受水タン
クは，弾性部材により上下動自在に支持されているが，
受水タンクに入った除湿水の量に応じて上下する。上記
した受水タンクの上下動と一緒に受水タンクに設けた磁
石も上下動し，機台側に固定的に設けた磁気検知スイッ
チと上記磁石との距離が変動し，その変動量に応じて冷
凍サイクルを停止させる信号が出力される。
湿機の冷凍サイクルが空気中の水分を凝縮させて除湿水
として空気中から除去する。この除湿水は本体に着脱自
在に取り付けられた受水タンクに収容される。受水タン
クは，弾性部材により上下動自在に支持されているが，
受水タンクに入った除湿水の量に応じて上下する。上記
した受水タンクの上下動と一緒に受水タンクに設けた磁
石も上下動し，機台側に固定的に設けた磁気検知スイッ
チと上記磁石との距離が変動し，その変動量に応じて冷
凍サイクルを停止させる信号が出力される。
【０００５】
【実施例】以下添付図面を参照して，本発明を具体化し
た実施例につき説明し，本発明の理解に供する。尚，以
下の実施例は，本発明を具体化した一例であって，本発
明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここ
に，図１は本発明の一実施例に係る満水停止装置を備え
た除湿機を側面より見た構成図である。ただし，図２に
示した上記従来の除湿機１a と共通する要素には，同一
の符号を使用するとともに，その詳細な説明は省略す
る。本実施例に係る除湿機１は，図１に示すように，前
記従来の除湿機１a と基本的構造をほぼ同様とし，この
従来の除湿機１a との相違点は，本体ケース５の底板上
に設けられたスプリング７（弾性部材の一例）により受
水タンク６を上下動自在に支持したことと，上記受水タ
ンク６の上端部に磁石８を設けるとともにこの磁石８に
対向する本体ケース５の側面位置に磁石８との間の上下
方向の所定の位置ずれによりオフ状態になるリードスイ
ッチ９（磁気検知スイッチの一例）が固定的に設けられ
たことである。なお，上記スプリング７の弾性力は，受
水タンク６内の除湿水の所定の満水時の重量と受水タン
ク６の重量の総重量が上記スプリング７にかけられたと
き，上記リードスイッチ９をオフ状態にするような上記
磁石８とリードスイッチ９との間の所定の位置ずれを生
じさせるように予め設定されている。また，上記スプリ
ング７，磁石８及びリードスイッチ９より主としてなる
本実施例の満水停止装置は，上記リードスイッチ９がオ
フ状態になると，冷凍サイクルの圧縮機２を停止するよ
うになっている。
た実施例につき説明し，本発明の理解に供する。尚，以
下の実施例は，本発明を具体化した一例であって，本発
明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここ
に，図１は本発明の一実施例に係る満水停止装置を備え
た除湿機を側面より見た構成図である。ただし，図２に
示した上記従来の除湿機１a と共通する要素には，同一
の符号を使用するとともに，その詳細な説明は省略す
る。本実施例に係る除湿機１は，図１に示すように，前
記従来の除湿機１a と基本的構造をほぼ同様とし，この
従来の除湿機１a との相違点は，本体ケース５の底板上
に設けられたスプリング７（弾性部材の一例）により受
水タンク６を上下動自在に支持したことと，上記受水タ
ンク６の上端部に磁石８を設けるとともにこの磁石８に
対向する本体ケース５の側面位置に磁石８との間の上下
方向の所定の位置ずれによりオフ状態になるリードスイ
ッチ９（磁気検知スイッチの一例）が固定的に設けられ
たことである。なお，上記スプリング７の弾性力は，受
水タンク６内の除湿水の所定の満水時の重量と受水タン
ク６の重量の総重量が上記スプリング７にかけられたと
き，上記リードスイッチ９をオフ状態にするような上記
磁石８とリードスイッチ９との間の所定の位置ずれを生
じさせるように予め設定されている。また，上記スプリ
ング７，磁石８及びリードスイッチ９より主としてなる
本実施例の満水停止装置は，上記リードスイッチ９がオ
フ状態になると，冷凍サイクルの圧縮機２を停止するよ
うになっている。
【０００６】そこで，上記した構成の除湿機１により室
内空気が除湿される動作につき以下説明する。先ず，除
湿機１の運転が開始されると，冷凍サイクルの圧縮機２
が駆動され，同時にファン１５が起動される。そこで，
圧縮機２により圧縮された気体の冷媒は，凝縮器３で冷
却され凝縮して高温高圧の液体になった後，ドライヤ
（図外）で乾燥される。更に，上記乾燥された冷媒は毛
細管（図外）で減圧されて一部が気化して低温になり，
更に上記冷却器４を冷却することにより自身が気化す
る。そして，上記冷却器３からの冷媒は戻りの冷媒管内
において全てが気体となり圧縮機２の吸い込み側に戻
る。一方，上記ファン１５の駆動によって本体ケース５
の前面の吸い込み口１３から吸い込まれた室内空気は，
フィルタ１２を通過する際に浄化され，更に，上記冷却
器４によって冷却されることにより，この室内空気中の
水分が凝縮される。上記凝縮された水分は除湿水として
冷却器４の表面に付着し，更に，この除湿水は露受皿１
１で集水され，更にドレン口１６を通って受水タンク６
に滴下し収容される。このように，上記除湿機１は，室
内空気中の水分を除去した後の空気を吹き出し口１４か
ら室内に戻すことにより室内空気の絶対湿度を低下させ
る。これによって，上記室内空気が快適な室内湿度に維
持される。そして，除湿運転の続行により受水タンク６
内の除湿水の量が増加すると，スプリング７が上記除湿
水の重量の増加に伴って縮退し，上記受水タンク６及び
磁石８の位置が徐々に下がる。そして，上記受水タンク
６内の除湿水が満水量に達したとき，上記磁石８と固定
的なリードスイッチ９との間に上記所定の位置ずれが生
じ，これによってリードスイッチ９がオフ状態になる。
即ち，上記スプリング７が本発明に係る弾性部材に対応
し，上記磁石８及びリードスイッチ９が上下に変化する
受水タンク６の水量を非接触で検出する水量検知手段に
対応する。そして，除湿機１の満水停止装置は，上記リ
ードスイッチ９からのオフ状態に係る信号に基づいて，
上記受水タンク６内の除湿水の量が上記所定の満水量で
あることを検知し，冷凍サイクルの圧縮機２を停止させ
る。これによって，上記受水タンク６からの除湿水の溢
れ出しが防止される。
内空気が除湿される動作につき以下説明する。先ず，除
湿機１の運転が開始されると，冷凍サイクルの圧縮機２
が駆動され，同時にファン１５が起動される。そこで，
圧縮機２により圧縮された気体の冷媒は，凝縮器３で冷
却され凝縮して高温高圧の液体になった後，ドライヤ
（図外）で乾燥される。更に，上記乾燥された冷媒は毛
細管（図外）で減圧されて一部が気化して低温になり，
更に上記冷却器４を冷却することにより自身が気化す
る。そして，上記冷却器３からの冷媒は戻りの冷媒管内
において全てが気体となり圧縮機２の吸い込み側に戻
る。一方，上記ファン１５の駆動によって本体ケース５
の前面の吸い込み口１３から吸い込まれた室内空気は，
フィルタ１２を通過する際に浄化され，更に，上記冷却
器４によって冷却されることにより，この室内空気中の
水分が凝縮される。上記凝縮された水分は除湿水として
冷却器４の表面に付着し，更に，この除湿水は露受皿１
１で集水され，更にドレン口１６を通って受水タンク６
に滴下し収容される。このように，上記除湿機１は，室
内空気中の水分を除去した後の空気を吹き出し口１４か
ら室内に戻すことにより室内空気の絶対湿度を低下させ
る。これによって，上記室内空気が快適な室内湿度に維
持される。そして，除湿運転の続行により受水タンク６
内の除湿水の量が増加すると，スプリング７が上記除湿
水の重量の増加に伴って縮退し，上記受水タンク６及び
磁石８の位置が徐々に下がる。そして，上記受水タンク
６内の除湿水が満水量に達したとき，上記磁石８と固定
的なリードスイッチ９との間に上記所定の位置ずれが生
じ，これによってリードスイッチ９がオフ状態になる。
即ち，上記スプリング７が本発明に係る弾性部材に対応
し，上記磁石８及びリードスイッチ９が上下に変化する
受水タンク６の水量を非接触で検出する水量検知手段に
対応する。そして，除湿機１の満水停止装置は，上記リ
ードスイッチ９からのオフ状態に係る信号に基づいて，
上記受水タンク６内の除湿水の量が上記所定の満水量で
あることを検知し，冷凍サイクルの圧縮機２を停止させ
る。これによって，上記受水タンク６からの除湿水の溢
れ出しが防止される。
【０００７】上記したように，本実施例に係る除湿機１
の満水停止装置は，受水タンク６を上下動自在に支持す
るスプリング７と，上下に変化する受水タンク６の位置
を非接触で検出する磁石８及びリードスイッチ９を用
い，上記リードスイッチ９からのオン／オフ信号に基づ
いて受水タンク６内の除湿水の量が満水量であるか否か
を検知し，上記除湿水の量が満水量のとき圧縮機２を停
止させる。即ち，上記除湿水の量が満水量であるか否か
は受水タンク６内の除湿水の重量に基づいて検知され
る。従って，本実施例の除湿機１の満水停止装置は，受
水タンク６内の除湿水の量を，従来のような本体側の満
水スイッチ２５とフロート２１（いずれも図２）との間
の機械的接触によらず，上記除湿水の重量に基づいて非
接触で検知することができる。そのため，上記受水タン
ク６内の除湿水の所定量の満水を確実に検知することが
できる。また，上記受水タンク６を本体ケース５から着
脱する際に邪魔になる従来のフロート２１等の部品を必
要としないので，上記受水タンクの着脱動作を極めて円
滑に行なうことができる。
の満水停止装置は，受水タンク６を上下動自在に支持す
るスプリング７と，上下に変化する受水タンク６の位置
を非接触で検出する磁石８及びリードスイッチ９を用
い，上記リードスイッチ９からのオン／オフ信号に基づ
いて受水タンク６内の除湿水の量が満水量であるか否か
を検知し，上記除湿水の量が満水量のとき圧縮機２を停
止させる。即ち，上記除湿水の量が満水量であるか否か
は受水タンク６内の除湿水の重量に基づいて検知され
る。従って，本実施例の除湿機１の満水停止装置は，受
水タンク６内の除湿水の量を，従来のような本体側の満
水スイッチ２５とフロート２１（いずれも図２）との間
の機械的接触によらず，上記除湿水の重量に基づいて非
接触で検知することができる。そのため，上記受水タン
ク６内の除湿水の所定量の満水を確実に検知することが
できる。また，上記受水タンク６を本体ケース５から着
脱する際に邪魔になる従来のフロート２１等の部品を必
要としないので，上記受水タンクの着脱動作を極めて円
滑に行なうことができる。
【０００８】
【０００９】
【発明の効果】本発明によれば，空気中の水分を凝縮さ
せて除湿水として除去する冷凍サイクルと，該冷凍サイ
クルからの除湿水を収容するべく本体に着脱自在に取り
付けられた受水タンクと，該受水タンク内の除湿水の量
を検知し，上記検知された除湿水の量が所定の満水量に
達したとき上記冷凍サイクルを停止させる信号を出力す
る水量検知手段とを具備してなる除湿機の満水停止装置
において，上記受水タンクが機械本体側に設けられた弾
性部材上に載置されその受水量に応じて上下動するよう
に支持されており，上記水量検知手段が，上記受水タン
ク上部に設けられた磁石と，上記磁石に対向して機械本
体側面に固定的に設けられ，上記磁石との距離に応じて
信号を出力する磁気検知スイッチとを具備してなること
を特徴とする除湿機の満水停止装置が提供される。それ
により，受水タンク内に収容された除湿水の量が所定の
満水量に達したことを確実に検知することができる。ま
た，上記のように，水量検知手段が，受水タンクに固定
された磁石と，該磁石との距離に応じて出力する磁気検
知スイッチとより構成されている。このような磁気セン
サは機械側面に設けた磁気検知スイッチを構成部品とし
て具備しているので，受水タンクから漏れた水に漬かる
ことが少なく，且つ水による濡れによる検知精度の低下
がないので，受水タンクの水がこぼれる可能性のある除
湿機に用いて好適である。
せて除湿水として除去する冷凍サイクルと，該冷凍サイ
クルからの除湿水を収容するべく本体に着脱自在に取り
付けられた受水タンクと，該受水タンク内の除湿水の量
を検知し，上記検知された除湿水の量が所定の満水量に
達したとき上記冷凍サイクルを停止させる信号を出力す
る水量検知手段とを具備してなる除湿機の満水停止装置
において，上記受水タンクが機械本体側に設けられた弾
性部材上に載置されその受水量に応じて上下動するよう
に支持されており，上記水量検知手段が，上記受水タン
ク上部に設けられた磁石と，上記磁石に対向して機械本
体側面に固定的に設けられ，上記磁石との距離に応じて
信号を出力する磁気検知スイッチとを具備してなること
を特徴とする除湿機の満水停止装置が提供される。それ
により，受水タンク内に収容された除湿水の量が所定の
満水量に達したことを確実に検知することができる。ま
た，上記のように，水量検知手段が，受水タンクに固定
された磁石と，該磁石との距離に応じて出力する磁気検
知スイッチとより構成されている。このような磁気セン
サは機械側面に設けた磁気検知スイッチを構成部品とし
て具備しているので，受水タンクから漏れた水に漬かる
ことが少なく，且つ水による濡れによる検知精度の低下
がないので，受水タンクの水がこぼれる可能性のある除
湿機に用いて好適である。
【図１】 本発明の一実施例に係る満水停止装置を備え
た除湿機を側面より見た構成図。
た除湿機を側面より見た構成図。
【図２】 本発明の背景の一例となる従来の除湿機を側
面より見た構成図。
面より見た構成図。
１，１a …除湿機 ２…圧縮機 ３…凝縮器 ４…冷却器 ５…本体ケース ６，６a …受水タンク ７…スプリング ８…磁石 ９…リードスイッチ ２１…フロート ２５…満水スイッチ
Claims (2)
- 【請求項１】 空気中の水分を凝縮させて除湿水として
除去する冷凍サイクルと，該冷凍サイクルからの除湿水
を収容するべく本体に着脱自在に取り付けられた受水タ
ンクと，該受水タンク内の除湿水の量を検知し，上記検
知された除湿水の量が所定の満水量に達したとき上記冷
凍サイクルを停止させる信号を出力する水量検知手段と
を具備してなる除湿機の満水停止装置において，上記受水タンクが機械本体側に設けられた弾性部材上に
載置されその受水量に応じて上下動するように支持さ れ
ており， 上記水量検知手段が，上記受水タンク上部に設けられた
磁石と，上記磁石に対向して機械本体側面に固定的に設
けられ，上記磁石との距離に応じて信号を出力する磁気
検知スイッチとを具備してなることを特徴とする除湿機
の満水停止装置。 - 【請求項２】 上記磁気検知スイッチがリードスイッチ
である請求項１記載の除湿機の満水停止装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3017477A JP2611050B2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 除湿機の満水停止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3017477A JP2611050B2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 除湿機の満水停止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04257647A JPH04257647A (ja) | 1992-09-11 |
| JP2611050B2 true JP2611050B2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=11945088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3017477A Expired - Fee Related JP2611050B2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-02-08 | 除湿機の満水停止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2611050B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103900238B (zh) * | 2014-04-15 | 2017-03-29 | 江苏绿建节能科技有限公司 | 一种空调机的积水盘装置 |
| CN112594798B (zh) * | 2020-11-19 | 2022-07-26 | 珠海格力电器股份有限公司 | 一种可变容除湿机 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5267077A (en) * | 1975-11-30 | 1977-06-03 | Senichi Masuda | Electric dust collector |
| JPH01119294A (ja) * | 1988-09-30 | 1989-05-11 | Hitachi Ltd | 洗濯機の水位検出装置 |
-
1991
- 1991-02-08 JP JP3017477A patent/JP2611050B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04257647A (ja) | 1992-09-11 |
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