JP2609913B2 - 信号判別回路 - Google Patents

信号判別回路

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JP2609913B2 JP63290441A JP29044188A JP2609913B2 JP 2609913 B2 JP2609913 B2 JP 2609913B2 JP 63290441 A JP63290441 A JP 63290441A JP 29044188 A JP29044188 A JP 29044188A JP 2609913 B2 JP2609913 B2 JP 2609913B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、所定周波数の識別信号の存在を判別する信
号判別回路に関するもので、マルチパス妨害等に起因す
る判別誤動作を防止し得る信号判別回路に関する。
(ロ)従来の技術 FMステレオ放送のS/Nを改善を計り、サービスエリア
の拡大を計ったものとして、FMXステレオ放送が提案さ
れている。前記FMXステレオ放送は、従来のFMステレオ
放送の送信信号に加えて、圧縮されたステレオ差信号を
同時に送信するもので、前記圧縮されたステレオ差信号
はステレオ差信号がAM変調される38KHz副搬送波直交関
係に変調されている。また、FMXステレオ放送の送信信
号中には、通常のFMステレオ放送と区別する為、10Hzの
識別信号が含まれている。従って、FMXステレオ寿しを
行なう為には、前記識別信号の検出を行ない、受信機の
受信モードをFMXステレオ受信に適する様切り換える必
要がある。
尚、FMXステレオ放送については、雑誌「JAS JOURNA
L」1986年9月号第11頁乃至第15頁に詳述されている。
ところで、前記10Hzの識別信号を検出する為には、第
2図に示す如き信号判別回路を用いればよい。第2図に
おいて、第1入力端子(1)に印加される19KHzステレ
オパイロット信号は、第1分周回路(2)で約74Hzに分
周され、クロック信号としてカウンタ(3)に印加され
る。一方第2入力端子(4)に印加される10Hz識別信号
は、バンドパスフィルタ(5)を介してパルス発生回路
(6)に印加される為、該パルス発生回路(6)から識
別信号と等しい周波数のパルス信号が発生する。前記パ
ルス信号は、第2分周回路(7)で分周されカウンタ
(3)に動作信号として供給される。その為、前記カウ
ンタ(3)において、前記パルス信号の「H」期間中ク
ロック信号の計数が行なわれ、前記カウンタ(3)の計
数値が所定値か否かが検出回路(8)で検出される。
(ハ)発明が解決しようとする課題 しかしながら、第2図の信号判別回路は、10Hzの識別
信号がマルチパス妨害等の妨害を受け、その平均周波数
が変化すると、FM受信状態であるという出力信号を発生
し、受信電波がFMX放送であるにも関わらず、受信機がF
M受信状態に変化してしまうという問題があった。特
に、前記マルチパス妨害等妨害の影響は短期間の為、前
記妨害が解除された時再び受信機がFMX受信に切り換わ
り、結局、妨害の為に、2回の不要な切換が行なわれる
という問題があった。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、上述の点に鑑み成されたもので、受信信号
中に含まれる雑音を検知する雑音検知回路と、該雑音検
知回路の出力信号に応じて識別信号の検出回路の出力状
態を維持する維持回路とを備える点を特徴とする。
(ホ)作用 本発明に依れば、マルチパス妨害等に起因して発生す
る雑音を、雑音検知回路を用いて検知し、維持回路を動
作させる様にしているので、妨害の発生時に信号判別回
路の出力信号が変化するのを防止出来る。
(ヘ)実施例 第1図は、本発明の一実施例を示す回路図で、(9)
はFM受信アンテナ、(10)は受信RF(ラジオ周波)信号
をIF(中間周波)信号に変換するフロントエンド、(1
1)は前記IF信号を増幅するIF増幅回路、(12)は該IF
増幅回路(11)の出力信号をFM検波するFM検波回路、
(13)はFM検波出力信号中に含まれる19KHzステレオパ
イロット信号に同期した38KHzスイッチング信号を発生
するPLL(フェーズ・ロックド・ループ)回路、(14)
は前記38KHzスイッチング信号を用いてステレオ差信号
Sを復調する同期検波回路、(15)は前記38KHzスイッ
チング信号を用いて圧縮されたステレオ差信号S′を復
調する直交同期検波回路、(16)は前記圧縮されたステ
レオ差信号S′の伸張を行なう伸張回路、(17)はFM検
波出力信号中に含まれる10HzのID(識別)信号を通過さ
せるバンドパスフィルタ、(18)は該バンドパスフィル
タ(17)を通過したID信号と等しい周波数のパルス信号
を発生するパルス発生回路、(19)は該パルス発生回路
(18)の出力パルスを分周する第1分周回路、(20)は
前記PLL回路(13)から得られる38KHzスイッチング信号
を分周して約7Hzのクロック信号を発生する第2分周回
路、(21)は前記第1分周回路(19)の出力信号が
「H」となる期間、前記第2分周回路(20)の出力クロ
ック信号を計数するカウンタ、(22)は該カウンタ(2
1)の計数値が所定値か否かを検出して出力信号を発生
する検出回路、(23)はFM検波出力信号中に含まれる高
周波雑音を検知する雑音検知回路、(24)は該雑音検知
回路(23)が雑音を検知したとき「L」の制御信号を発
生する制御信号発生回路、(25)はD端子が前記検出回
路(22)の出力端子に、クロック端子(CL)が前記制御
信号発生回路(24)の出力端にそれぞれ接続されたD−
FF(ディレイドフリップフロップ)(26)と、該D−FF
(26)のQ出力信号と前記制御信号の反転信号とのアン
ドをとる第1アンドゲート(27)と、前記検出回路(2
2)の出力信号と前記制御信号発生回路(24)の出力信
号とのアンドをとる第2アンドゲート(28)と、前記第
1及び第2アンドゲート(27)及び(28)の出力信号を
通過させるオアゲート(29)とから成る維持回路、(3
0)は該維持回路(25)の出力信号により制御され、前
記同期検波回路(14)の出力信号及び伸長回路(16)の
出力信号を選択出力するスイッチ、及び(31)はFM検波
出力信号中に含まれるステレオ和信号Mと前記スイッチ
(30)から得られるステレオ差信号とをマトリクスし
て、左右出力端子(32)及び(33)に左右ステレオ信号
L及びRを発生するマトリクス回路である。
いま、FMステレオ放送で受信しているとすれば、10Hz
のID信号が存在しない為に、カウンタ(21)が動作せ
ず、検出回路(22)からFMステレオ受信を示す「L」の
出力信号が発生する。マルチパス妨害等の妨害が無けれ
ば、FM検波出力信号中に雑音が無く、制御信号発生回路
(24)から「H」の制御信号が発生する。その為、第1
アンドゲート(27)が閉状態、第2アンドゲート(28)
が開状態になり、検出回路(22)の「L」の出力信号が
第2アンドゲート(28)及びオアゲート(29)を通過
し、スイッチ(30)に印加される。前記スイッチ(30)
は「L」の切換信号に応じて図示と逆の状態に切り換わ
り、ステレオ差信号Sをマトリクス回路(31)に印加す
る。従って、ステレオ和信号Mとステレオ差信号のマト
リクスが行なわれ、正常なFMステレオ受信が達成され
る。
ここで、マルチパス妨害が生じたすれば、FM検波出力
信号中の雑音が増大する。前記雑音中には、10Hzの成分
も存在するので、該10Hzの成分がバンドパスフィルタ
(17)を通過し、それに応じたパルスがパルス発生回路
(18)から発生し、カウンタ(21)が動作して検出回路
(22)からFMXステレオ受信を示す「H」の出力信号が
発生する。一方、前記雑音は、雑音検知回路(23)で検
知され、それに応じた「L」の制御信号が制御信号発生
回路(24)から発生する。前記「L」の制御信号の発生
は、検出回路(22)の出力信号が「L」から「H」に変
化する時刻よりも早いので、前記「L」の制御信号の立
ち下がりに応じて、変化する前の検出回路(22)の出力
信号「L」をD−FF(26)が取り込み、そのQ出力に
「L」の出力信号を発生する。また、制御信号が「H」
から「L」に変化する為、第1アンドゲート(27)が開
状態、第2アンドゲート(28)が閉状態になり、D−FF
(26)の「L」の出力信号が第1アンドゲート(27)及
びオアゲート(29)を通過する。そして、この状態は、
雑音が無くなり、制御信号発生回路(24)の出力信号が
「H」に変化する迄継続し、それ故、マルチパス妨害を
受けている間のスイッチ(30)の切換が防止される。マ
ルチパス妨害が無くなると、再び制御信号発生回路(2
4)の出力信号が「H」になり、第1アンドゲート(2
7)が閉状態、第2アンドゲート(28)が開状態にな
り、検出回路(22)の出力信号が第2アンドゲート(2
8)及びオアゲート(29)を通過する様になる。
次に、FMXステレオ放送を受信したとすれば、FM検波
出力信号中に10HzのID信号が含まれる為、前記ID信号が
バンドパスフィルタ(17)を通過し、パルス発生回路
(18)から出力パルスが発生し、該出力パルスに応じた
計数動作がカウンタ(21)において行なわれる。そし
て、検出回路(22)からFMXステレオ放送受信を示す出
力信号「H」が発生する。
ここで、マルチパス妨害を受けていなければ、制御信
号発生回路(24)の出力制御信号が「H」の為、第1ア
ンドゲート(27)が閉状態、第2アンドゲート(28)が
開状態になり、検出回路(22)の「H」の出力信号が第
2アンドゲート(28)及びオアゲート(29)を通過し、
スイッチ(30)に印加される。その為、スイッチ(30)
が図示の状態になり、伸張回路(16)から発生するステ
レオ差信号がマトリクス回路(31)に印加され、ステレ
オ和信号Mとマトリクスされる。それ故FMXステレオ放
送の正常受信が達成される。
その状態で、マルチパス妨害が発生すると、FM検波出
力信号中の雑音が増大し、制御信号発生回路(24)の出
力制御信号が「L」に変化する。その為、先に説明した
FMステレオ放送受信の場合と同様、第1アンドゲート
(27)が開状態、第2アンドゲート(28)が閉状態にな
り、D−FF(26)の「H」のQ出力が第1アンドゲート
(27)及びオアゲート(29)を通過する様になる。
尚、FMXステレオ放送受信中にマルチパス妨害が発生
すると、ID信号が影響を受け、その周波数が変化する。
その為、カウンタ(21)の計数値が所定値とならず、検
出回路(22)の出力信号が「H」から「L」に変化す
る。しかしながら、制御信号発生回路(24)の出力信号
が先に「H」から「L」に変化するので、検出回路(2
2)の出力信号の変化は、スイッチ(30)に伝達されな
い。
(ト)発明の効果 以上述べた如く、本発明に依れば、雑音検知回路と維
持回路とを設け、マルチパス妨害等の妨害が発生したと
きに信号判別回路の出力信号が変化するのを防止してい
るので、受信信号に対応する判別出力を得ることが出来
る。その為、前記判別出力をFMステレオ放送受信とFMX
ステレオ放送受信との切換に用いた場合、不要な受信切
換を防止し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す回路図、及び第2図
は従来の信号判別回路を示す回路図である。 (17)……バンドパスフィルタ、(18)……パルス発生
回路、(21)……検出回路、(23)……雑音検知回路、
(24)……制御信号発生回路、(25)……維持回路、
(26)……D−FF、(27),(28)……アンドゲート、
(29)……オアゲート、(30)……スイッチ。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信信号中に含まれる識別信号に応じたパ
    ルスを発生するパルス発生回路(18)と、該パルス発生
    回路の出力パルスに応じてクロック信号を計数するカウ
    ンタ(21)と、該カウンタの計数値により前記識別信号
    の存在を検出する検出回路(22)とから成る信号判別回
    路において、 受信信号中に含まれる雑音を検知する雑音検知回路(2
    3)と、 前記雑音検知回路から雑音の存在を示す雑音信号が発生
    しない場合、前記検出回路の出力信号を通過させる第1
    のゲート回路(28)と、 前記雑音検知回路から雑音信号が発生した場合、前記出
    力信号が発生する直前の前記検出回路の出力状態を前記
    雑音信号により保持するD−FF(26)と、 前記雑音検知回路の雑音信号に応じて、前記D−FFの出
    力信号を通過させる第2のゲート回路(27)と、 前記第1及び第2ゲート回路の出力信号から識別信号を
    得る第3のゲート回路(29)とを備えることを特徴とす
    る信号判別回路。
  2. 【請求項2】前記信号判別回路の出力信号は、ステレオ
    受信機のステレオ差信号及び圧縮されたステレオ差信号
    を伸張して得られる信号の選択切換の為に用いられるこ
    とを特徴とする請求項第1項記載の信号判別回路。
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JPS63240225A (ja) * 1987-03-27 1988-10-05 Sanyo Electric Co Ltd Fmxステレオ放送受信機

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