JP2609798B2 - 感熱色素転写用色素供与体素子 - Google Patents

感熱色素転写用色素供与体素子

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、感熱色素転写に用いら
れる色素供与体素子に、より詳細には、シリコーン含有
スリップ層の裏側に特定のポリ(ビニルアセタール)バ
インダーを使用することに関する。
【0002】
【従来の技術】最近、カラービデオカメラにより電子的
に発生させた画像からプリントを得るための感熱転写装
置が開発された。このようなプリントを得る方法の一つ
によれば、まず電子画像をカラーフィルターによって色
分解する。次いで、色分解したそれぞれの画像を電気信
号に変換する。その後、これらの信号を操作して、シア
ン、マゼンタ及びイエローの電気信号を発生させる。続
いて、これらの信号を感熱プリンターへ送信する。プリ
ントを得るために、シアン、マゼンタまたはイエローの
色素供与体素子を色素受容素子と向い合わせて配置す
る。次いで、その二つの素子を感熱プリントヘッドと定
盤ローラーの間に挿入する。ライン型感熱プリントヘッ
ドを使用して、色素供与体シートの裏側から熱をかけ
る。感熱プリントヘッドは多数の加熱素子を有し、そし
てシアン、マゼンタまたはイエローの信号に応じて逐次
加熱される。その後、この工程をその他の2種類の色に
ついて繰り返す。こうして、スクリーンで見たオリジナ
ルの画像に対応するカラーハードコピーが得られる。こ
のプロセスとそれを実施するための装置に関するさらな
る詳細は、米国特許第 4,621,271号明細書に記載されて
いる。
【0003】効果的な熱伝達を提供するためには薄い支
持体が必要とされるため、感熱色素転写印刷に色素供与
体素子を使用することには問題がある。例えば、薄いポ
リエステルフィルムを使用すると、印刷工程の際の加熱
時にそれが軟化して感熱プリントヘッドへ粘着し、供与
体の搬送を妨害してしまう。感熱プリントヘッド下の色
素供与体の通過を促進するために、典型的にはスリップ
層を設ける。その層の性能に欠陥があると、感熱ヘッド
を横切る、連続的ではない断続的な搬送を引き起こす。
こうして転写された色素は、均一な領域には見えずに、
交互に代わる一連の明帯域と暗帯域(チャターマーク)
となる。
【0004】米国特許第 4,753,920号明細書は、感熱色
素転写素子用のスリップ層としてアミノ変性シリコーン
と共に使用する、酢酸プロピオン酸セルロースのような
特定のポリマーバインダーについて記載している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このスリップ層は、い
くつかの用途では有用であるが、加熱素子の上に安価
で、酸感受性の軟質セラミック製グレーズ(glaze) を採
用する最近のある特定の感熱プリントヘッド、例えば T
DK製感熱ヘッドLV5404A 1A0008に、このスリップ層を使
用すると、問題がいくつか発生する。このようなセラミ
ックグレーズは、珪素及び酸素の他にランタン及び窒素
を含有する場合がある。これらの最近の感熱プリントヘ
ッドに用いた場合の従来技術のスリップ層にまつわる問
題の一つは、有機溶媒による洗浄では除去できず、しか
もプリント中の引掻き傷の原因となる屑が、ヘッドの上
に永続的に蓄積してしまうことである。さらに、加熱ラ
インを頻繁に洗浄してやらないと、これらのスリップ層
は、セラミックグレーズを攻撃し、またヘッド上の屑の
蓄積をもたらしうる酸性生成物を加熱時に生ぜしめるこ
とによって、グレーズの腐食の原因ともなりかねない。
【0006】本発明の目的は、上記の問題を除外または
低減することである。本発明の別の目的は、従来技術の
別のスリップ層と比べて摩擦の小さいスリップ層を提供
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】これら及びその
他の目的は、片面に色素層を、そして反対面にポリマー
バインダー中にアミノアルキル(ジアルキルシリル)基
を末端基とするポリ(ジアルキルシロキサン)を含んで
成るスリップ層を担持する支持体を含んで成る感熱色素
転写用色素供与体素子において、該ポリマーバインダー
が、ポリ(ビニルアルコール)及びアセトアルデヒドま
たはホルムアルデヒドから形成された、60モル%を超
えるアセタール単位を有するポリ(ビニルアセタール)
を含んで成ることを改善点とする感熱色素転写用色素供
与体素子を含んで成る本発明によって実現される。
【0008】本発明の好ましい実施態様では、アミノア
ルキル(ジアルキルシリル)末端化ポリ(ジアルキルシ
ロキサン)は以下の構造式で示される。
【0009】
【化1】
【0010】上式中、mは3〜6であり、nは10〜2
000であり、pは0〜約2000であり、そしてR1
〜R6 は炭素原子1〜約6個を有するアルキル基であ
る。別の好ましい実施態様では、R1 〜R6 はそれぞれ
メチル基であり、mは3であり、そしてpは0である。
この材料は、Petrarch Systems社からPS513として
市販されている。
【0011】本発明の別の好ましい実施態様では、アミ
ノアルキル(ジアルキルシリル)末端化ポリ(ジアルキ
ルシロキサン)は、枝分れ点においてアミノアルキル官
能価を有するT形構造のポリ(ジメチルシロキサン)で
あって、例えば以下の構造式で示されるものである。
【0012】
【化2】
【0013】上式中、mは1〜10であり、またnは1
0〜1000である。この材料は、Petrarch Systems社
からPS054として市販されている。
【0014】本発明の別の好ましい実施態様では、スリ
ップ層は、ポリアルキレンオキシドとメチルアルキルシ
ロキサンとのコポリマーである別のシロキサンをさらに
含有する。例えば、該コポリマーは、BYK Chemie (USA)
製のBYK 320(ストッダード溶剤中50%) またはBYK S732
(ストッダード溶剤中98%)のような、ポリプロピレン
オキシドとポリ(メチルオクチルシロキサン)とのコポ
リマーである。
【0015】本発明で用いられるポリ(ビニルアセター
ル)は、少なくとも60モル%のアセタール単位を含ん
で成り、その残部は主にビニルアルコール単位である。
ポリ(ビニルアセタール)は以下の構造式で示される。
【0016】
【化3】 式中、x+y+z=100(モル%)
【0017】成分モノマー単位を幅広く変化させてポリ
(ビニルアセタール)と呼ばれるポリマーを得ることが
できる。最適な材料は、アセタール単位数が多くて、ビ
ニルアセテート単位数が少ない。本発明に有用な組成
は、少なくとも60モル%のアセタール単位と、20モ
ル%以下のアセテート単位とを有する。最適な組成は、
少なくとも70モル%のアセタール単位を有し、その残
部はビニルアルコール単位である。最適なポリマーのガ
ラス転移温度は約110℃である。ポリ(ビニルアセタ
ール)は、アセトアルデヒドとVinol 107(登録商標)(Ai
r Products and Chemicals社) のようなポリ(ビニルア
ルコール)との反応によって合成してもよい。
【0018】本発明では、先に定義したシロキサンを、
所期の目的にとって有用である任意の濃度で使用するこ
とができる。一般には、バインダーを含んでも含まなく
ても、約0.05〜約1.0 g/m2、好ましくは約 0.3〜約0.6
g/m2の濃度で良好な結果が得られる。
【0019】本発明の色素供与体の色素層には、熱の作
用で色素受容層へ転写可能である限り、いずれの色素を
使用してもよい。下記のような昇華性色素を使用する
と、特に良好な結果が得られる。
【0020】
【化4】
【0021】
【化5】
【0022】
【化6】
【0023】また、米国特許第 4,541,830号明細書に記
載されているいずれの色素でも良好な結果が得られる。
上記の色素を、単独で、あるいは組合せで使用してモノ
クロを得ることができる。これらの色素は、約0.05〜約
1 g/m2の所要量で使用することができ、また疎水性であ
る方が好ましい。
【0024】転写色素の濃度を改善するために、本発明
の色素供与体素子に色素バリヤ層を設けてもよい。この
ような色素バリヤ層材料は、米国特許第 4,716,144号明
細書に記載されて特許請求されているような親水性材料
を含む。
【0025】色素供与体素子の色素層は、支持体上に塗
布しても、あるいはグラビヤ印刷のような印刷技法によ
って表面に印刷してもよい。
【0026】本発明の色素供与体素子用の支持体には、
寸法的に安定であり、しかも感熱ヘッドの熱に耐えられ
る限り、いずれの材料を使用してもよい。このような材
料には、ポリ(エチレンテレフタレート)のようなポリ
エステル;ポリアミド;ポリカーボネート;グラシン
紙;コンデンサー紙;セルロースエステル;フッ素ポリ
マー;ポリエーテル;ポリアセタール;ポリオレフィン
及びポリイミドが含まれる。支持体の厚さは一般に約2
〜約30μmである。所望であれば、米国特許第4,695,
288号または同第 4,737,486号明細書に記載されている
材料のような下塗層を、支持体に塗布してもよい。
【0027】本発明の色素供与体素子と共に用いられる
色素受容素子は、通常は、色素画像受容層を表面に担持
する支持体を含んで成る。支持体は、透明フィルム、例
えばポリ(エーテルスルホン)、ポリイミド、酢酸セル
ロースようなセルロースエステル、ポリ(ビニルアルコ
ール−コ−アセタール)またはポリ(エチレンテレフタ
レート)であることができる。また、色素受容素子のた
めの支持体は、バライタ塗布紙、ポリエチレン塗布紙、
白色ポリエステル(白色顔料を含有させた透明ポリエス
テル)、アイボリー紙、コンデンサー紙または合成紙
(例、DuPont社 Tyvek(登録商標))のように反射性で
あってもよい。
【0028】色素画像受容層は、例えば、ポリカーボネ
ート、ポリウレタン、ポリエステル、ポリ(塩化ビニ
ル)、ポリ(スチレン−コ−アクリロニトリル)、ポリ
(カプロラクトン)またはそれらの混合物を含んで成る
ことができる。色素画像受容層は、所期の目的に有効な
任意の量で存在することができる。一般には、約 1〜約
5 g/m2の濃度で良好な結果が得られる。
【0029】上記のように、本発明の色素供与体素子を
使用して色素転写画像を形成する。このようなプロセス
は、上記の色素供与体素子を像様加熱する工程と、色素
画像を色素受容素子へ転写して色素転写画像を形成する
工程とを含んで成る。
【0030】本発明の色素供与体素子は、シート状で使
用しても、あるいは連続ロールや連続リボンとして使用
してもよい。連続ロールや連続リボンを採用する場合に
は、それは、1種の色素のみを有しても、あるいは別の
異なる色素の交互領域、例えば昇華性シアン及び/また
はマゼンタ及び/またはイエロー及び/またはブラック
またはその他の色素、を有することができる。このよう
な色素は、米国特許第4,541,830号、同第 4,698,651
号、同第 4,695,287号、同第 4,701,439号、同第4,757,
046号、同第 4,743,582号、同第 4,769,360号及び同第
4,753,922号明細書に記載されている。こうして、本発
明の範囲には、1色、2色、3色もしくは4色素子(ま
たはこれ以上多数のものも)が包含される。
【0031】本発明の好ましい実施態様では、色素供与
体素子は、イエロー、シアン及びマゼンタ色素の逐次反
復領域が塗布されているポリ(エチレンテレフタレー
ト)支持体を含んで成り、そして上記の処理工程を各色
について逐次的に施して3色色素転写画像を得る。もち
ろん、この処理を単色についてのみ施した場合には、モ
ノクロ色素転写画像が得られる。
【0032】本発明の感熱色素転写集成体は、 a)上記の色素供与体素子、及び b)上記の色素受容素子 を含んで成り、色素受容素子は色素供与体素子と重畳関
係にあって、供与体素子の色素層が受容素子の色素画像
受容層と接触するようになっている。
【0033】モノクロ画像を得る場合には、これら二つ
の素子を含んで成る上記の集成体を一体式単位として予
備集成しておいてもよい。これは、一時的に二つの素子
をそれらの縁部で一緒に接着させることによって行うこ
とができる。転写後、色素受容素子を剥離して色素転写
画像を現す。
【0034】3色画像を得る場合には、上記の集成体を
3回形成し、その間に感熱プリントヘッドによって熱を
かける。最初の色素を転写した後、その素子を剥離す
る。次いで、第二の色素供与体素子(または、異なる色
素領域を有する供与体素子の別の領域)を色素受容素子
と位置合わせして該工程を繰り返す。同様にして第三の
色を得る。
【0035】
【実施例】以下の実施例により本発明を例示する。
【0036】実施例1:ポリ(ビニルアセタール)の調
440 g のVINOL(登録商標) を5580 gの蒸留水に加えて、
90℃へ1時間加熱すると透明な溶液が得られた。その溶
液を10℃へ冷却し、1300 gの36%塩酸を加え、そしてそ
の混合物を10℃へ冷却した。激しく攪はんしながらアセ
トアルデヒド(274g)を加えた。その混合物を10℃で10分
間攪はんすると乳濁し、微粒子の沈澱物が形成し始め
た。その混合物を10℃でさらに15分間攪はんした後、30
℃に温めて4時間保持した。微粒子状の白色固体を濾過
して分離し、4Lの蒸留水で30分間2回洗浄した。その
固体を4Lの蒸留水で3回目の洗浄をし、その洗浄物の
pHを、一定のpH7が得られるまで10%水酸化ナトリ
ウムで調整した。その固体を濾過して集めて40℃の真空
炉内で乾燥すると487gの白色生成物が得られた。NMR
分析によると、その組成はアセタール単位が75モル%
で、ビニルアルコール単位が25モル%であることが示
された。
【0037】実施例2:感熱ヘッドへ移行する屑及びプ
リント中に引掻き傷を生ぜしめる傾向についてのスリッ
プ層の比較 以下の実験において、バインダーとして、ポリ(ビニル
アセタール)と酢酸プロピオン酸セルロースとを比較し
た。
【0038】厚さ6μmのポリ(エチレンテレフタレー
ト)支持体上に、以下の層をグラビアコーティングする
ことによって多色色素供与体を製作した。 (1)n-プロピルアセテートとn-ブチルアルコールとの
混合物から塗布したチタンアルコキシド(DuPont製Tyzo
r TBT(登録商標))(0.13g/m2)の下塗層、並びに (2)トルエンと、メタノールと、シクロペンタノンと
の溶剤混合物から塗布した、酢酸プロピオン酸セルロー
ス(アセチル2.5%、プロピオニル45%)のバインダー(0.3
4g/m2)中に先に記載した第一イエロー色素(0.26g/m2)及
びShamrock S363 N-1(登録商標) ポリプロピレンワック
ス微粉(Shamrock Chemicals 社)(0.011g/m2)を含有する
色素層。 (3)上記のイエロー色素の場合と同じ溶剤混合物から
塗布した、酢酸プロピオン酸セルロース(アセチル2.5
%、プロピオニル45%)のバインダー(0.26g/m2)中に先に
記載したマゼンタ色素(それぞれ、0.15及び0.14g/m2
及びShamrock S363 N-1(登録商標) ポリプロピレンワッ
クス微粉(Shamrock Chemicals 社)(0.11 g/m2)を含有す
る色素層。 (4)上記のイエロー色素の場合と同じ溶剤混合物から
塗布した、酢酸プロピオン酸セルロース(アセチル2.5
%、プロピオニル45%)のバインダー(0.35g/m2)中に先に
記載したシアン色素(それぞれ、0.37及び0.11g/m2)及
びShamrock S363N-1(登録商標) ポリプロピレンワック
ス微粉(Shamrock Chemicals 社)(0.021g/m 2)を含有する
色素層。
【0039】色素供与体の裏側に以下の層を塗布した。 (1)n-プロピルアセテートとn-ブチルアルコールとの
混合物から塗布したチタンアルコキシド(DuPont製Tyzo
r TBT(登録商標))(0.13g/m2)の下塗層、並びに (2)下記のバインダー(各々0.54g/m2)中に、0.0003
g/m2のp-トルエンスルホン酸で中和した下記のアミノプ
ロピルシリル末端化ポリシロキサンと、ポリ(プロピレ
ンオキシド)メチルオクチルシロキサンコポリマーBYK
320(BYK Chemie、米国)(0.0054〜0.0081g/m2)とを含
有するスリップ層。
【0040】PS 513[アミノプロピル−ジメチル−末端
化ポリ(ジメチルシロキサン)]は、Huls America社か
ら市販されている(分子量 27000、粘度2000)。
【0041】対照用バインダー:トルエンと、メタノー
ルと、シクロペンタノンとの混合物から塗布した酢酸プ
ロピオン酸セルロース(アセチル2.5%、プロピオニル45
%)。 本発明のバインダー:対照用と同じ溶剤混合物から塗布
したポリ(ビニルアセタール)(アセタール単位75モル
%、ビニルアルコール単位25モル%)。
【0042】エチルアルコールから塗布したDow Z6020
(登録商標)(Dow Chemical社、米国、のアミノアルキル
アルコキシシラン)(0.11 g/m2)の層を下塗した二酸化チ
タン着色ポリエチレン被覆紙素材表面に、以下の層を記
載順に塗布することによって、色素受容素子を製作し
た。 (1)塩化メチレンから塗布した、Makrolon 5700(登録
商標)(Bayer AG社)ポリカーボネート樹脂(1.6 g/m2)
と、米国特許第 4,927,803号明細書に記載されているビ
スフェノールAポリカーボネート(1.6 g/m2)と、ジフェ
ニルフタレート(0.32g/m2)と、界面活性剤FC-431(登録
商標)(3M社)(0.011 g/m2)との色素受容層。 (2)塩化メチレンから塗布した、ジエチレングリコー
ル(49.7モル%)と、ビスフェノールA(49.8モル%)
と、ビス(アミノプロピル末端化)−ポリ(ジメチルシ
ロキサン)(0.5 モル%)とのポリカーボネート(0.22g
/m2)と、界面活性剤FC-431(登録商標)(3M社)(0.0
32 g/m2)と、界面活性剤DC-510(登録商標)(Dow Corni
ng)(0.016g/m2)とのオーバーコート層。
【0043】色素供与体素子ストリップの色素側(約13
cm×21cmの面積)を、同じ面積の色素受容体素子の色素
画像受容層と接触させて配置した。その集成体を、直径
19.8mmのゴムローラーと TDK感熱ヘッド(No. LV 540A,
1A0008)との間に適当に配置した。(30℃に温度調節し
た)ヘッドを集成体の色素供与体素子側に36Nの力で押
し当て、それをゴムローラーに押し当てた。
【0044】画像化電子装置を作動させ、供与体/受容
体集成体をプリントヘッドとローラーとの間に5.0 mm/
秒で進行させた。同時に、感熱プリントヘッド中の抵抗
素子に、17ミリ秒/ドットの印刷時間中、133 ミリ秒間
隔で128 ミリ秒/パルスのパルスを与えた。プリントヘ
ッドへ供給する電圧は13.3ボルトとし、瞬間最大電力0.
047ワット/ドット及び最大総エネルギー0.33ミリジュ
ール/ドットを与えた。印刷領域を大きさのほぼ等しい
二つの画像へ分割した。一方は、ある個体の低濃度連続
階調ポートレートとし、他方は、特定パターンで8回反
復した11個の0.9×1.1 mmの段階からなる段階化濃度
チャートとした。
【0045】対照用と本発明用に、25枚の3色プリン
トを製作した。感熱ヘッドの加熱ラインの状態は、25
枚のプリントの印刷前後で特定地点の倍率78×の顕微
鏡写真をとることによって記録した。屑の量と、加熱ラ
イン表面の状態を記録した。次いで、屑を除去するため
に加熱ラインを洗浄する効果を評価した。洗浄は、キム
ワイプ(Kimberly-Clark社)を用いてアセトンと水で交
互に加熱ラインを拭う方法で行った。プリントの引掻き
傷についても視覚的に検査した。以下の結果が得られ
た。
【0046】
【表1】
【0047】上記の結果は、本発明によるスリップ層
が、用いた印刷フォーマットにおいてヘッドの屑とプリ
ントの引掻き傷を著しく低減したことを示している。ま
た、本発明のスリップ層は、ヘッドグレーズを腐食する
ことがなく、また加熱ライン上にある最少量の屑を容易
に洗浄できた。
【0048】実施例3:各種シリコーン、力測定 以下のポリ(ビニルアセタール)スリップ層を含む3色
色素供与体を実施例2に記載したように製作した。 a)本発明Aスリップ層 存在する唯一のシロキサン滑剤として0.008 g/m2のPS 5
13。 b)本発明Bスリップ層 0.011 g/m2のPS 513及び0.0008g/m2のBYK S732。
【0049】比較例(比較1〜6)では、PS 513の代わ
りに各種のシリコーンをスリップ層に使用した。スリッ
プ層はペンタノン/メタノールの75/25重量%混合物か
ら塗布した。BYK320の代わりにBYK S732を使用した。こ
の評価では、シアン領域のみを使用した。また、上記と
同じ色素受容体を使用した。
【0050】色素供与体素子ストリップの色素側(約1
2.7cm×21.6cm)を、同じ面積の色素受容体素子の色素
画像受容層と接触させて配置した。その集成体を、ステ
ップモーター駆動式の直径19.8mmのゴムローラーと (45
℃に温度調節した)TDK感熱ヘッド(LV540A)との間に配置
した。該ヘッドを集成体の色素供与体素子側に5.0 kgの
力で押し当て、それをゴムローラーに押し当てた。
【0051】画像化電子装置を作動させ、供与体/受容
体集成体をプリントヘッドとローラーとの間を5.0 mm/
秒で引き抜いた。同時に、感熱プリントヘッド中の抵抗
素子に、17ミリ秒/ドットの印刷時間中、133 ミリ秒間
隔で29 g/m2 ミリ秒/パルスのパルスを与えた。パルス
数/ドットを0から128まで不連続に増加させること
によって、段階化濃度画像を発生させた。プリントヘッ
ドへ供給する電圧は約13.3ボルトとし、瞬間最大電力
0.047ワット/ドット及び最大総エネルギー0.33ミリジ
ュール/ドットを与えた。
【0052】一定濃度の各「領域テストパターン」を発
生させたときに、プリントヘッドとローラーの間を集成
体を移動させるのに要する力を、S. Himmelstein社製3-
08TL(16-1)トルクメーターR(レンジ11.5 cm-kg及びモ
デル6-488BコンディショニングモジュールR)によって
測定した。最小濃度(パルス0)(D-min) と最大濃度
(パルス128)(D-max) におけるデータを得た。以下
の結果が得られた。
【0053】
【表2】
【0054】比較1〜6でBYK S732と一緒に用いられた
ポリシロキサンを以下に示す。 比較1;PS 043(Huls America)、トリメトキシシロキシ
末端化ポリジメチルシロキサン、 比較2;PSW 2804(Huls America)、アミノプロピルジメ
チル末端化ポリ(メチルフェニルシロキサン)、 比較3;PS 342.5(Huls America)、シラノール末端化ポ
リジメチルシロキサン、 比較4;PS 130(Huls America)、ポリメチルオクタデシ
ルシロキサン、 比較5;PS 137(Huls America)、メチルフェネチルシロ
キサン(48〜58%)とメチルヘキシルシロキサン(52〜
42%)とのコポリマー、 比較6;PS 096.5(Huls America)、ジメチルシロキサン
−α−メチルスチレンブロックコポリマー。
【0055】上記の材料を、スリップ層において、0.00
8 g/m2のBYK S732(BYK Chemie社)と共に0.011 g/m2
塗布した。
【0056】比較7は、0.008 g/m2のBYK S732のみとし
た。
【0057】表2のデータは、本発明A及びBが、これ
らのスリップ層で非常に小さい摩擦を示した点で特異な
ものであることを示している。BYK S732と共に用いられ
た別のいくつかのポリシロキサンは、大きな摩擦を示す
か、あるいは簡単にプリントヘッドに張り付いた。比較
2は、アミノプロピル末端化ポリシロキサンのすべてが
本発明のように小さい摩擦を生ぜしめるわけではないこ
とを示した。このデータは、BYK S732単独では、特にDm
axで印刷した場合に、本発明の小さい摩擦を生ぜしめな
かったことも示している。
【0058】実施例4:各種のバインダー組成 実施例2に記載したように3色供与体を製作した。受容
体は、米国特許第 4,782,041号明細書の実施例1に記載
されているように製作した。プリントヘッドに対する供
与体の摩擦力は、米国特許第 4,782,041号明細書の実施
例1に記載されているように測定した。スリップ層は、
各種のポリ(ビニルアセタール)(0.54g/m2)と、PS 5
13(0.011 g/m2)と、BYK S732(0.0081g/m2)とを、供
与体の色素側の反対側のTyzor TBT(登録商標)(DuPont
社) 下塗層の上に塗布した。
【0059】バインダーA〜Jはポリ(ビニルアセター
ル)である。A〜G及びK〜Mは、酢酸エチル/メタノ
ール(85/15重量%)混合物から塗布した。H〜Jはメ
タノール/水(95/5 重量%)混合物から塗布した。K
とLはポリ(ビニルブチラール)(それぞれ、Butvar-7
6 及びButvar-98 )とした。バインダーMはポリ(ビニ
ルプロピオナール)とした。バインダーNは、Formvar
5/95E ポリ(ビニルホルマール)(Monsanto社)とし、
またトルエン/メタノール/水混合物から塗布すると非
常に曇った不均一コーティングを生じた。スリップ層へ
のシアン色素移行量を、直径21mmの木製合わせピンに60
℃、RH70%で3日間巻き付けた色素供与体を加熱した後
に測定した。イエロー色素パッチの裏側に移行したシア
ン色素を、全赤色透過濃度を測定してイエローパッチの
赤色濃度を差し引くことによって定量した。以下の結果
が得られた。
【0060】
【表3】
【0061】表3のデータは、ポリ(ビニルアセター
ル)の最良の組成は、アセタール単位が多く且つアセテ
ート単位が少ないものであることを示している。このよ
うなバインダーは、小さい摩擦を示し、しかも高温(60
℃)での貯蔵の際に色素側からスリップ層側へ色素が移
行するのを最小限に抑えるスリップ層を提供する。この
データは、ポリ(ビニルアセタール)が、ガラス転移温
度がはるかに低い高級脂肪族ポリマーアセタールよりも
優れていることも示している。Formvar (Monsanto)がポ
リ(ビニルアセタール)よりも劣るのは、グラビアコー
ティングに適した有機溶剤における溶解度が限られてい
ることや、ここで用いられる溶剤及び添加物では曇った
不均一なコーティングが得られやすいことが理由であ
る。
【0062】
【発明の効果】本発明のスリップ層を使用すると、摩擦
が小さく維持されると同時にヘッドの屑やプリントの引
掻き傷が低減される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ノエル ロウル バニアー アメリカ合衆国,ニューヨーク 14618, ロチェスター,フェーンボロ ロード 189 (56)参考文献 特開 昭64−38281(JP,A) 特開 平2−8086(JP,A) 特開 平2−8087(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 片面に色素層を、そして反対面にポリマ
    ーバインダー中にアミノアルキル(ジアルキルシリル)
    末端化ポリ(ジアルキルシロキサン)を含んで成るスリ
    ップ層を担持する支持体を含んで成る感熱色素転写用色
    素供与体素子において、前記ポリマーバインダーが、ポ
    リ(ビニルアルコール)とアセトアルデヒドまたはホル
    ムアルデヒドとから形成された、60モル%を超えるア
    セタール単位を有するポリ(ビニルアセタール)を含ん
    で成ることを特徴とする感熱色素転写用色素供与体素
    子。
JP20404093A 1992-08-19 1993-08-18 感熱色素転写用色素供与体素子 Expired - Fee Related JP2609798B2 (ja)

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