JP2607747B2 - 創面挟子を設置するための外科用具 - Google Patents
創面挟子を設置するための外科用具Info
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-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B17/00—Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
- A61B17/068—Surgical staplers, e.g. containing multiple staples or clamps
- A61B17/0682—Surgical staplers, e.g. containing multiple staples or clamps for applying U-shaped staples or clamps, e.g. without a forming anvil
- A61B17/0684—Surgical staplers, e.g. containing multiple staples or clamps for applying U-shaped staples or clamps, e.g. without a forming anvil having a forming anvil staying above the tissue during stapling
Description
するステムとからなり、前後してマガジンから下型の上
に移動自在でありかつそこで上型により変形することが
でき、上型は静止位置からそれぞれ設置すべき挟子の方
向へ下降しうると共にさらに調整自在であり、下型を中
心とする屈曲により挟子を閉鎖すると共に挟子脚部を組
織中に刺通させるよう構成した創面挟子を設置するため
の外科用具に関するものである。
225 A1号、EP 284 345 A2号、EP 244 854 A2号、米国
特許第 1 945 377号および米国特許第 3 873 016号)
は、特に手術の皮膚創傷を閉鎖するために使用する。現
在、創傷の伝統的な縫合方法は増々これにより代替され
つつある。
すことも勿論知られている。皮膚傷痕を良好に治癒させ
るには、最も下の皮膚層にて傷治癒を開始させることが
重要である。したがって、外科医は傷縁部をその縫合の
前に若干上方向へ位置せしめ、次いで初めてこの傷縁部
のいわゆる上皮侵潤部(Evertiernug)を縫合針によっ
て固定する。しかしながら、欠点のある創面挟子の移植
に基づき上皮侵潤位置が保持されずに、ここから段階的
傷痕が生じて美容上および傷痕固定に関しても欠点とな
る。
るが、他方では特に従来公知の創面挟子用具の不充分な
機能に基因する。すなわち、挟子が正確に対称的な整列
にて挟子マガジンに装着されると共にダイが認めうる非
対称性をもたないとしても、挟子はしばしば非対称的に
変形することが示されている。
点は、挟子の変形もしくは閉鎖に続き挟子の下型の上に
位置する下側縁部領域がその中央まで移動することであ
る。さらに、挟子の強制的に生ずる湾曲がその両側の挟
子アームを接続するステムの領域に挟子材料を内方向へ
引付ける。何故なら、下方向へ挟子に対し指向した2本
の脚部を有する上型がクランブ中心の両側にて挟子まで
押圧し、ここで挟子ステムが上記湾曲を形成しながら下
型により持上げられるからである。
対し作用する牽引力が蓄積する。これら反対方向の力は
次いで一様に左方向および右方向に発生するが、その長
さは牽引力が一方もしくは他方の接触点にて保持摩擦力
よりも大となる程度である。すなわち、挟子は一方の側
にて該当する接触領域でさらに摺動し始める。何故な
ら、周知のように摺動摩擦係数は常に保持摩擦係数より
も小さいからである。したがって、挟子はこのような条
件下で常に一方の側に引付けられて対称的に移植されな
い。これは特に下型に対する挟子の変位が上型を介する
同方向への望ましくない力導入によって不利に生じた場
合である。さらに挟子が非対称的に変形した場合には、
変形用工具の領域で挟子が締付けられ、次いで自由にな
りえない結果となる。
は移植に際し、この種の素材からなる挟子は主として可
塑変形するが弾性的にも変形が生じ、挟子はダイから離
脱する際に再び若干拡開する結果となる。特に、この復
帰弾力性は傷縁部への適合を制御しえなくするという欠
点を有する。
鎖方向に対し弾力的に変形しかつ緊張して、移植挟子の
遊離に際しこの緊張が閉鎖方向に作用すると共に不可避
的な復帰弾力性が対抗するよう復帰弾力性を補うことが
既に提案されている(EP284 345 A2号)。これを達成す
るには、下型に凹状樋を設けると共に上型には樋に対し
補完的に形成された凸状の押圧ステムを設けて上型の下
降に際し挟子ステムを樋中に圧入することができる。
型に属する脚部の上方に位置し、これにより挟子脚部は
挟子の相応の屈曲により組織中へ圧入される。この構造
に基づき、上型の下降に際し先ず最初にその脚部のみが
挟子に対し作用してこれを変形させる一方、その後に初
めて或いは本来の創面挟子の終了直前に作用しうる。
挟子ステムの湾曲は避けることができない。いずれにせ
よ、この湾曲は、押圧ステムが挟子ステムに到達してこ
れを樋中に圧入すると直ちに発生する。この場合、挟子
は既に実質的に発生した変形を受けているので、挟子材
料は下型の側縁部を介し樋中心の方向に引付けられ、そ
の結果として挟子は種々の程度の保持摩擦力のため下型
に対するその接触点で非対称的に変形してダイ間に固定
される。さらに、挟子が既に実質的に変形してダイ間に
堅固に緊張された後にも、まだ挟子ステムが充分弾力的
に緊張しうるかどうか極めて問題となる。
ストッパを配置することにより制限することができ(EP
124 225 A1号)、これに対し変形過程に際し上方向に
指向する挟子ステムはそれ以上の湾曲が防止される。し
かしながら、この場合は挟子またはそのステムが側方か
ら充分な遊びをもって下型とストッパとの間の空間に導
入されねばならないので上記問題は解決されず、このこ
とは下型に対する挟子の側方移動および非対称的変形が
効果的に防止されえないことを意味する。何故なら、ス
トッパは挟子ステムを下型上に一様に固定しえないから
である。
を可能にすると共に挟子の弾力復帰作用が充分補われ
る、機械的に確実に機能する創面挟子用具を提供するこ
とにある。
し、この用具を本発明によれば押圧具が下型まで下降自
在であり、この下型は設置すべき挟子の変形に際しその
ステムが下型への方向に押圧されるよう構成する。これ
により挟子ステムは常に下型に対し加圧下に保たれ、か
つステムが変形に際し湾曲して下型に対し側方から移動
しないように構成される。
中間位置まで変位し、この中間位置にて先ず最初に押圧
具のみが挟子ステムと当接する一方、上型はこれと押圧
具との間で作用するろバネ装置の緊張下に単独でさらに
変位して挟子を変形させることができる。
を拡開させるため、下型が凹状樋を備えると共に、この
樋上に指向する押圧具の端部が凸状輪郭を備えて挟子が
ステムの領域にて押圧具により挟子閉鎖方向に対向する
弾力変形を受けるよう用具を構成する。
めて上型が挟子に対し当接するので、挟子ステムの上記
弾性変形は押圧具による樋中へのその圧入により行なわ
れた後、挟子は次いで変位する上型により変形されて移
植される。その結果、挟子材料が下型の側縁部を介し樋
中心まで引付けられて挟子が非対称的に変形することが
なく、押圧具は弾性変形したステム部分を下型の樋にて
湾曲および側方移動しないよう固定する。
は、押圧具と上型とが下型への方向に下降する際とほぼ
同時に挟子に当接した際に少なくともほぼ同じ良好な結
果が達成させることを期待しうる限り最良の解決策とな
る。
ダに対し下型が下方向に下降すると共に、下降の高さh
および挟子材料の直径dが互いに次の関係、すなわち0.
25dhdであれば、下型に対する挟子の明らかな固
定が得られる。すなわち、下降は変形すべき挟子をさら
にそのステムの後側にて効果的に落込まないよう支持す
ると共に案内する。
ンと上型と他の用具部分とを収容するハウジングに堅固
に接続する一方、長い方のアームが第2グリップを形成
する2アーム型レバーが軸線を中心としてハウジングと
第1グリップとに対しバネ作用で旋回して、その短い方
のレバーアームにより上型を変位させることができる。
にはさらに上型と押圧具とに整列開口部を設け、これに
レバーの短い方のアームを係合させ、上型と押圧具とに
側方から突出する側板を設け、それらの間に圧縮バネを
装着して上型と押圧具とをストッパにより固定された位
置に互いに保持し、さらに押圧に際しグリップが短いレ
バーアームを上型に位置する側板に対し作用させて上型
および押圧具を下型への方向に変位させ、しかも先ず最
初に上記中間位置まで一緒に変位させ、次いで上型のみ
が固定すべき押圧具に対し変位するよう構成する。これ
により上型および押圧具、並びにその変位に必要とされ
る部分につき、簡単かつ確実に機能する実施態様が得ら
れる。
詳細に説明する。
接続する。このグリップに対しハウジング1に固定され
たバネ3の作用に抗して2アーム型レバー5は手動によ
り軸線4を中心として旋回することができる。レバーは
短いレバーアーム5aと長いレバーアーム5bとで構成され
て、第2グリップを形成する。さらに、両グリップはバ
ネ3の作用により第1図にしたがう図示した位置にて離
間保持される。
と、これら脚部を結合する1本のステム9とで構成され
た創面挟子6(第8図)をマガジン10内に前後して挟子
列として貯蔵する。マガジン10はスライダ11で構成さ
れ、ここに挟子6をハウジング1の遠位開口端部の方向
へ後記する変形工具の作用領域まで摺動自在とし、しか
も圧縮バネ12を備えてその1端部をスライダ11上で自由
に摺動するシュー13に対し押圧させると共に、他端部を
部分14に固定支持する。第1図から判るように、シュー
13は挟子列を上記方向に押圧する。
11の隣接端部まで下方向に下降し(第6図)、各前側挟
子6はその変形前に先ず最初に下型15を越えて間隔をも
って位置し、用具の操作に際し初めて力を加えることに
より下型まで移動する。
いに次の関係、すなわち0.25dhdである。この関
係は、これにより充分後側の支持および下型に対する移
動すべき挟子の案内を達成すると共にこの挟子移動のた
めの不必要に長い通路を回避する限り有益である。
その幅にわたり横方向にて延びる凹状樋16を備え、そこ
に押圧具18の凸状端部17を整列させ、かくして冒頭記載
の理由から各挟子6はそのステム9の領域にて下型およ
び挟子の方向に下降する押圧具18により弾性変形を受け
(第9図)、この変形は挟子の本来の閉鎖方向に対向す
る。凸状押圧具端部17および樋16の半径は実質的に同一
寸法であって、挟子形状および挟子材料に応じ60〜80m
m、好ましくは65〜75mmの程度の寸法であり、押圧具端
部69の半径は69mmとし、樋の半径は70mmとすることがで
きる。さらに上記寸法範囲内の半径は、一般に挟子材料
の剛性もしくは領域範囲が大きい程、小さく選択され
る。
よび鋳型によりブリキから作成された構造部材であり、
公知方法で挟子を閉鎖するには下方向に突出する両脚部
20、21を設け、これらは上型19の下降に際し下型15を側
方から通過する(第10図および第11図)。
部20、21の端部は切り欠かれ(第7図)、したがって挟
子は閉鎖もしくは移植に際し形態固定により切欠部に確
実に保持され、後方向もしくは前方向に離脱することが
ない。
ン22、23を備え、これにレバーアーム5aがその自由端部
にて係合する。さらに、上型19および押圧具18はそれぞ
れ側方へ後方向に突出する側板24もしくは25を備え、そ
れらの間に圧縮バネ26を装着し、この圧縮バネは操作し
てない用具の場合には上型および押圧具を固定位置に互
いに保持する(第6図)。この位置は上型19に形成され
たストッパ27により決定され、このストッパはフックと
して押圧具18の開口部23に係合すると共に、この開口部
の上側内縁部に当接する。
24に対し圧力を加え、したがって上型19および押圧具18
は先ず最初に上方の静止位置から一緒に下方向へ中間位
置(第6図)まで変位し、しかも相対的な変位は生じな
い。次いで、押圧具18の端部17はマガジンから到来する
それぞれ前側挟子6に当接すると共に、これを下方向に
下型15まで移動させる。
より、押圧具18は挟子ステム9をこの挟子ステムのでき
るだけ僅かな弾性変形にて樋16中へ圧入し、この目的で
バネ26は上型19が押圧具に対しまだ下方向に変位してお
らず、このような変位運動が僅かに残されるようにし、
この過程に際し上型19の脚部20、21がまだ挟子6と当接
しないよう確保すると共に挟子の弾性拡開を妨げないよ
う確保する寸法にすべきことは勿論である。
形期間に達した後には可能でなく、したがって上方から
側板24まで押圧するレバーアーム5aが押圧具18に対し摺
動案内される上型19のみをさらに下方向へ変位させ、最
終的に上型はその脚部20、21を挟子脚部7、8に当接さ
せ(第9図)、これらを下型15の側縁部を中心とする屈
曲により挟子を閉鎖すべく変形させる(第10図および第
11図)。
できるだけ大きいバネ通路および下方向への押圧具18に
対する上型19の変位運動は、上型における縁部28と押圧
具における当接部29とを設けてストッパを形成すると共
に、第7図による最終位置に達した際に相対的に当接す
るようにする。
圧具との間に設けたスペーサピン30によって制限するこ
ともでき、このピンはたとえば側板15に直立固定させ
(第6図)、その自由端部をストッパとして下方向から
側板24に対し第7図の最終位置に達した直後に当接させ
る。
バー5を再び第1図による出発位置まで移動させ、同時
に時計方向に旋回したレバーアーム5bは緊張しているバ
ネ26の共同作用の下で押圧具18および上型19を上方向へ
静止位置まで変位させる。かくして、移植された挟子6
は下型15の離脱により用具から簡単に除去することがで
きる。
と直ちに、挟子は部分的に再び開口する傾向を有する。
何故なら、挟子は上型と共に閉鎖方向に弾力的に変形す
るからである。この挟子の拡開に対し押圧具と共に作用
する挟子の弾性変形が対向作用することは勿論であり、
かくして不利な挟子の拡開は少なくとも充分相殺され
る。
上型およびハウジングの1部のような他の部分を他の構
造ユニットに合体しうることも示唆され、このユニット
は1回の使用のための物品として挿通により残存ハウジ
ング部分に着脱自在に固定することができる。他の用具
部分は滅菌自在とすべきであり、かつコストの理由から
複数回使用可能にすべきである。
使用しうる第1用具部分31と、これにより脱着される交
換自在な1回の使用の第2用具部分32とを備える。第12
図から判るように、両部分31、32はスライダ11の上方の
領域にて互いに形態固定的に係合する案内部を備え、こ
れら案内部は部分31、32の合体および離脱の案内を可能
にする。さらに、部分32には上方に突出部33を設け、こ
れは両用具部分の合体に際し部分31の収容部34に係合
し、固定接続部を形成するため突出部33に位置するノー
ズ35が収容部34の切欠部36中へ嵌合する。
成すると共に短いレバーアーム5aの端部を上型および押
圧具の開口部22、23中に自由に係合させ、したがってこ
れと固定接続しないことを必要とする。
部分、すなわちスライダ11と下型15とを備えたマガジン
10と、圧縮バネ12と、シュー13と、挟子6と、それらの
中間で作用するバネ26を備えた上型19および押圧具18
と、さらに用具ハウジング1の前側部分とを備える。再
使用しうる用具部分31の主たる構造部材は二重アームの
レバー5とグリップ2と軸4とバネ3と用具ハウジング
1の後部とである。
形する構造部材として交換自在な部分32に設けることで
ある。マガジンのみおよび必要に応じさらに下型が交換
自在である他の公知の用具の場合(ドイツ特許第31 34
63号、ドイツ特許第36 15 405 A1号)において、上型は
複数回使用すべき用具部分に属し、したがって常に上型
を変位させるための力を加えるレバーと直接接続され
る。
のとはしばしばもはや正確に合体せず、上型には時間と
共に或る程度の摩耗が生ずるという欠点を有する。これ
は、マガジンと共にしばしば両ダイをも交換する場合、
適合しないような不利な挟子変形をもたらす。
ため、および皮膚移植の固定におけるように下側皮膚の
過度の損傷を防止するため、可変的な傷縁部適合が有利
である。この場合、挟子は第11図に示すように完全には
変形されず、たとえば第10図に示すように部分的にのみ
閉鎖される。
自在なストッパにより可変調整することができ、このス
トッパは一方のハンドグリップの最大可能な変位運動を
制限する。
いる。該当するストッパ37は、後側ハウジング部分の長
穴部39中に係合するステム38を介し、外部から到来する
スライダ40と連結する。レバー5には突出部5cを形成
し、この突出部はストッパ37もしくはスライダ40の実線
で示した位置にて上方向へのグリップ5bの旋回に際しス
トッパ37を自由に通過させることができ、したがってこ
の場合に挟子の完全な変形を阻害なく可能にする。
パ37が図面に一致して上方向に傾斜して点線で示された
位置まで変位すると、グリップ2、5bの押圧に際し突出
部5cの自由端部がこれに対向位置するストッパ37に当接
し、レバー5の旋回運動だけでなく下方向への上型19の
変位運動も防止される結果、各挟子は必然的に完全には
変形しえなくなる。
図であり、 第5図は押圧具および上型の背面図であって下型に対し
互いに平行に相対位置する2つの異なる位置を示し、 第6図および第7図は異なる位置における押圧具および
上型の縦断面側面図であり、 第8〜11図は変形工具の種々異なる位置を示す説明図で
あり、 第12図は第1図に実質的に対応するが分離した状態にお
ける用具の断面図である。 1……ハウジング、2……グリップ 3……バネ、5……レバー 6……創面挟子、10……マガジン 11……スライダ、15……下型 16……樋、18……押圧具 19……上型
Claims (10)
- 【請求項1】実質的に2本の脚部と、これら脚部を接続
するステムとからなり、前後してマガジンから下型の上
に移動自在でありかつそこで上型により変形することが
でき、上型は静止位置からそれぞれ設置すべき挟子の方
向へ下降しうると共にさらに調整自在であり、下型を中
心とする屈曲により挟子を閉鎖すると共に挟子脚部を組
織中に刺通させるよう構成した創面挟子を設置するため
の外科用具において、押圧具(18)を下型(15)上に下
降自在として、それぞれ設置すべき挟子(6)の変形に
際しそのステム(9)を下型(15)の方向へ押圧するこ
とを特徴とする外科用具。 - 【請求項2】下型(15)が凹状樋(16)を備えると共
に、この樋に指向した押圧具(18)の端部(17)が凸状
輪郭を有して、挟子(6)がステム(9)の領域にて押
圧具を介し挟子閉鎖方向に対抗する弾性変形を受けるこ
とを特徴とする請求項1記載の外科用具。 - 【請求項3】凸状押圧具端部(17)および樋(16)の半
径が実質的に同一寸法であって60〜80mm、特に65〜75mm
の寸法であることを特徴とする請求項2記載の外科用
具。 - 【請求項4】上型(19)が押圧具(18)と共に前記静止
位置から押圧具が挟子ステム(9)に当接する中間位置
まで移動自在であり、さらに上型がこれと押圧具との間
で作用するバネ装置(26)の緊張下でさらに移動して挟
子(6)を変形させうることを特徴とする請求項1〜3
のいずれか一項に記載の外科用具。 - 【請求項5】第1グリップがマガジンと上型と他の工具
部分とを収容するハウジングに対し堅固に接続され、さ
らに2アーム型レバーが設けられて、その長い方のアー
ムが第2グリップを形成すると共に軸線を中心としてか
つバネ作用によりハウジングおよび第1グリップに対し
旋回自在として、その短い方のアームにより上型を変位
させるようにした外科用具において、上型(19)および
押圧具(18)には整列する開口部(22、23)を設けて、
これにレバー(5)の短い方のアーム(5a)を係合さ
せ、上型および押圧具には側方に突出する側板(24、2
5)を設け、それらの間に圧縮バネ(26)を装着して上
型および押圧具をストッパ(27)により決定された位置
に互いに保持し、さらにグリップ(2、5b)の押圧に際
し短いレバーアーム(5a)が上型に位置する側板(24)
に対し作用すると共に上型および押圧具を下型(15)の
方向へ変位させ、次いで一緒に前記中間位置まで移動さ
せ、次いでさらに固定すべき押圧具に対し相対的に上型
のみが変位することを特徴とする請求項1〜4のいずれ
か一項に記載の外科用具。 - 【請求項6】押圧具(18)に対する上型(19)のできる
だけ大きい変位運動をストッパ(28、29;24、30)によ
り下方向で制限したことを特徴とする請求項1〜5のい
ずれか一項に記載の外科用具。 - 【請求項7】一連の挟子をスライダ上にて摺動自在に位
置せしめてなる外科用具において、下型(15)がスライ
ダ(11)に対し相対的に下方向に下降すると共に、この
下降の高さhおよび挟子材料の直径dがそれぞれ次の関
係、すなわち0.25dhdを有することを特徴とする
請求項1〜6のいずれか一項に記載の外科用具。 - 【請求項8】複数回使用するための第1用具部分と、こ
れに着脱自在に接続されてマガジンを包囲する1回の使
用のための第2用具部分とからなる外科用具において、
第2用具部分(32)にはマガジン(10)の外部に両ダイ
(15、19)と押圧具(18)とを配設したことを特徴とす
る請求項1〜7のいずれか一項に記載の外科用具。 - 【請求項9】両用具部分(31、32)が固定接続部(35、
36)を介し合体保持されることを特徴とする請求項8記
載の外科用具。 - 【請求項10】挟子変形の程度が、移動自在なストッパ
(37)により、特に旋回自在なグリップ(5b)の変位運
動を制限するストッパにより、可変調整自在であること
を特徴とする請求項1〜9のいずれか一項に記載の外科
用具。
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