JP2606807Y2 - 低周波治療器 - Google Patents
低周波治療器Info
- Publication number
- JP2606807Y2 JP2606807Y2 JP1993065005U JP6500593U JP2606807Y2 JP 2606807 Y2 JP2606807 Y2 JP 2606807Y2 JP 1993065005 U JP1993065005 U JP 1993065005U JP 6500593 U JP6500593 U JP 6500593U JP 2606807 Y2 JP2606807 Y2 JP 2606807Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case body
- electrode conductor
- low
- treatment device
- low frequency
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Electrotherapy Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、治療者が圧痛点を自
分で探索しながら自分に適合した強さで治療し得る低周
波治療器に関する。
分で探索しながら自分に適合した強さで治療し得る低周
波治療器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の低周波治療器は、2個の粘着性の
導子パットと低周波発振部を備え、治療時に導子パット
を患部に貼着し、低周波発振部より低周波信号を印加す
ることにより、肩こりや腰痛をマッサージ効果により、
疲れを除去する治療を行っている。
導子パットと低周波発振部を備え、治療時に導子パット
を患部に貼着し、低周波発振部より低周波信号を印加す
ることにより、肩こりや腰痛をマッサージ効果により、
疲れを除去する治療を行っている。
【0003】一方、古来より、肩こり、腰痛や、その他
の病気を治療するのに、圧痛点(経穴)に、針を刺して
治療する鍼灸がよく知られている。
の病気を治療するのに、圧痛点(経穴)に、針を刺して
治療する鍼灸がよく知られている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従来の低周波治療器で
は、それ自身では圧痛点をさがしにくい上に、治療の領
域が狭く、効果も限定されている、という問題がある。
一方、鍼灸は、治療効果は上がるが、針を体内に刺すも
のであるために、医学上、危険をともない、素人では簡
単に取り扱えないという問題がある。
は、それ自身では圧痛点をさがしにくい上に、治療の領
域が狭く、効果も限定されている、という問題がある。
一方、鍼灸は、治療効果は上がるが、針を体内に刺すも
のであるために、医学上、危険をともない、素人では簡
単に取り扱えないという問題がある。
【0005】この考案は、上記問題点に着目してなされ
たものであって、体内に非侵しゅうでありながら、簡便
に鍼灸効果も期待し得る低周波治療器を提供することを
目的としている。
たものであって、体内に非侵しゅうでありながら、簡便
に鍼灸効果も期待し得る低周波治療器を提供することを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段及び作用】この考案の低周
波治療器は、先細状の先端部及び把手部を有すると共に
外形がペンシル状のケース体と、このケース体の先端部
に設けられると共に先端が先細状でつぼ探索と治療を兼
用する第1の電極導子と、ケース体の把手部にケース体
の表面と面一状に設けられた第2の電極導子と、前記第
1及び第2の電極導子間に設けられた絶縁体と、ケース
体内部に収納された低周波発振部を含む回路基板及び電
源としての電池と、ケース体外部に設けられた低周波発
振部の出力を調整する出力調整具とを備えるものであ
る。
波治療器は、先細状の先端部及び把手部を有すると共に
外形がペンシル状のケース体と、このケース体の先端部
に設けられると共に先端が先細状でつぼ探索と治療を兼
用する第1の電極導子と、ケース体の把手部にケース体
の表面と面一状に設けられた第2の電極導子と、前記第
1及び第2の電極導子間に設けられた絶縁体と、ケース
体内部に収納された低周波発振部を含む回路基板及び電
源としての電池と、ケース体外部に設けられた低周波発
振部の出力を調整する出力調整具とを備えるものであ
る。
【0007】この低周波治療器では、第1の電極導子の
先端が先細状なので、この第1の電極導子の先端を患部
に当て、動かすことにより、圧痛点を自分で探索でき
る。また、先端が先細状なので、低周波信号を印加した
場合、一点に集中して電気信号が加えられることにな
り、鍼灸効果に近いものを得ることができる。
先端が先細状なので、この第1の電極導子の先端を患部
に当て、動かすことにより、圧痛点を自分で探索でき
る。また、先端が先細状なので、低周波信号を印加した
場合、一点に集中して電気信号が加えられることにな
り、鍼灸効果に近いものを得ることができる。
【0008】
【実施例】以下、実施例により、この考案をさらに詳細
に説明する。図1は、この考案の一実施例を示す低周波
治療器の概略図である。この低周波治療器のケース体1
の外形はペンシル状をしており、ケース体1は、先細状
の第1の電極導子2と、筒状で握手部を構成する第2の
電極導子3と、前記第1の電極導子2と第2の電極導子
3を絶縁するため、その間に設けられる絶縁体4とを備
えている。ケース体1の内部には、低周波発振部、この
発振出力を調整するボリュウム等が実装される回路基板
5、電池6が収納され、ケース体1の外部には、ボリュ
ウム調整用のツマミ7や照光ランプ8が設けられてい
る。また、ケース体1の第2の電極導子3の右端には、
電池を出し入れするためのキャップ9が付設されてい
る。
に説明する。図1は、この考案の一実施例を示す低周波
治療器の概略図である。この低周波治療器のケース体1
の外形はペンシル状をしており、ケース体1は、先細状
の第1の電極導子2と、筒状で握手部を構成する第2の
電極導子3と、前記第1の電極導子2と第2の電極導子
3を絶縁するため、その間に設けられる絶縁体4とを備
えている。ケース体1の内部には、低周波発振部、この
発振出力を調整するボリュウム等が実装される回路基板
5、電池6が収納され、ケース体1の外部には、ボリュ
ウム調整用のツマミ7や照光ランプ8が設けられてい
る。また、ケース体1の第2の電極導子3の右端には、
電池を出し入れするためのキャップ9が付設されてい
る。
【0009】図2は、上記実施例低周波治療器の回路図
である。低周波発振部10の出力は、ボリュウム11に
よって調節されるようになっている。電源スイッチ12
とボリュウム11は、ツマミ7によって連動操作される
ようになっている。上記実施例において、第1の電極導
子の先端は、疾患あるいは刺激などにより、皮膚の通電
抵抗が他の部分より小さくして、電気が通りやすくなっ
た良導点(圧痛点)を探索しやすいように、ニードル
状、また半球の形成となっている。
である。低周波発振部10の出力は、ボリュウム11に
よって調節されるようになっている。電源スイッチ12
とボリュウム11は、ツマミ7によって連動操作される
ようになっている。上記実施例において、第1の電極導
子の先端は、疾患あるいは刺激などにより、皮膚の通電
抵抗が他の部分より小さくして、電気が通りやすくなっ
た良導点(圧痛点)を探索しやすいように、ニードル
状、また半球の形成となっている。
【0010】次に、上記実施例低周波治療器を用いて、
良導点を見つける方法について説明する。良導点を比較
的容易に探すことが出来るのは、例えば足が『だる
い』、『疲れた』時の足三里の良導点を探す場合であ
る。足三里を1日に2〜3回、5〜10分、先端電極2
を圧押して、出力ツマミ7を回して激痛になる手前まで
出力を徐々に上げてゆくと、疲れが気持ち良くなってく
る。足の三里の経穴は、一般の本屋で売っている鍼灸の
本を参考にして、大まかな場所に見当をつけて、出力ツ
マミ7を徐々に上げてゆくと、ある1点にくると皮膚の
1点が他の場所より電気的に大きな刺激があり、他の場
所より痛く感じる。そこが良導点である。その場所にマ
ジックのペン先等で目じるしを付けておけば、次回から
楽に治療を施すことができる。
良導点を見つける方法について説明する。良導点を比較
的容易に探すことが出来るのは、例えば足が『だる
い』、『疲れた』時の足三里の良導点を探す場合であ
る。足三里を1日に2〜3回、5〜10分、先端電極2
を圧押して、出力ツマミ7を回して激痛になる手前まで
出力を徐々に上げてゆくと、疲れが気持ち良くなってく
る。足の三里の経穴は、一般の本屋で売っている鍼灸の
本を参考にして、大まかな場所に見当をつけて、出力ツ
マミ7を徐々に上げてゆくと、ある1点にくると皮膚の
1点が他の場所より電気的に大きな刺激があり、他の場
所より痛く感じる。そこが良導点である。その場所にマ
ジックのペン先等で目じるしを付けておけば、次回から
楽に治療を施すことができる。
【0011】また背の痛み、腰の痛みのある場所を先端
電極2でなぞってゆき、徐々に出力を上げてゆくと、そ
の場所が他の部分にくらべて、激痛が走る。そこを良導
点(圧痛点)と呼ぶ。次に良導点を見つけて、低周波を
印加し、疾患を治療する場合、痛ければツマミ7を下げ
て、自分に合った出力で使用することができる。
電極2でなぞってゆき、徐々に出力を上げてゆくと、そ
の場所が他の部分にくらべて、激痛が走る。そこを良導
点(圧痛点)と呼ぶ。次に良導点を見つけて、低周波を
印加し、疾患を治療する場合、痛ければツマミ7を下げ
て、自分に合った出力で使用することができる。
【0012】
【考案の効果】この考案によれば、従来の低周波治療器
のように、粘着性の電極導子を使用するのではなく、先
細の電極導子を使用するので、導子を動かしながら、最
良の良導点を自身でさがすことができる上、先細なの
で、より集中的に信号を印加でき、鍼灸効果を上げるこ
とができる。
のように、粘着性の電極導子を使用するのではなく、先
細の電極導子を使用するので、導子を動かしながら、最
良の良導点を自身でさがすことができる上、先細なの
で、より集中的に信号を印加でき、鍼灸効果を上げるこ
とができる。
【0013】また、針を使用した鍼灸ではなく、電極導
子のタッチによる非侵襲なので、免許を要せず消毒など
の安全管理も不要であり、素人でも簡便に使用すること
ができる。第1の電極導子がつぼ探索と治療を兼用して
いるので、第1及び第2の2つの電極導子を有するだけ
でよく、構造が簡単で、低コスト化・小型化でき、ケー
ス体の表面から電極導子が突出していないので、スマー
トなペンシル形にすることができ、収納スペースを取ら
ず、携帯にも便利である。第1の電極導子がつぼ探索と
治療を兼用しているので、つぼ探索後に第1の電極導子
をつぼから離すことなく、そのまま直ぐに治療に移るこ
とができ、つぼに確実に電気刺激を与えることができ
る。 出力調整具を備えているので、刺激を強弱に変化さ
せることができ、自分の好みの刺激に調節できるだけで
なく、電池を内蔵しているので、連続して楽に治療を行
うことができる。
子のタッチによる非侵襲なので、免許を要せず消毒など
の安全管理も不要であり、素人でも簡便に使用すること
ができる。第1の電極導子がつぼ探索と治療を兼用して
いるので、第1及び第2の2つの電極導子を有するだけ
でよく、構造が簡単で、低コスト化・小型化でき、ケー
ス体の表面から電極導子が突出していないので、スマー
トなペンシル形にすることができ、収納スペースを取ら
ず、携帯にも便利である。第1の電極導子がつぼ探索と
治療を兼用しているので、つぼ探索後に第1の電極導子
をつぼから離すことなく、そのまま直ぐに治療に移るこ
とができ、つぼに確実に電気刺激を与えることができ
る。 出力調整具を備えているので、刺激を強弱に変化さ
せることができ、自分の好みの刺激に調節できるだけで
なく、電池を内蔵しているので、連続して楽に治療を行
うことができる。
【図1】この考案の一実施例を示す低周波治療器の概略
図である。
図である。
【図2】同実施例低周波治療器の回路構成を示す接続図
である。
である。
1 ケース体 2 第1の電極導子 3 第2の電極導子 4 絶縁体 5 回路基板 6 電池
Claims (1)
- 【請求項1】先細状の先端部及び把手部を有すると共に
外形がペンシル状のケース体と、このケース体の先端部
に設けられると共に先端が先細状でつぼ探索と治療を兼
用する第1の電極導子と、ケース体の把手部にケース体
の表面と面一状に設けられた第2の電極導子と、前記第
1及び第2の電極導子間に設けられた絶縁体と、ケース
体内部に収納された低周波発振部を含む回路基板及び電
源としての電池と、ケース体外部に設けられた低周波発
振部の出力を調整する出力調整具とを備えることを特徴
とする低周波治療器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993065005U JP2606807Y2 (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | 低周波治療器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993065005U JP2606807Y2 (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | 低周波治療器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0734845U JPH0734845U (ja) | 1995-06-27 |
JP2606807Y2 true JP2606807Y2 (ja) | 2001-01-29 |
Family
ID=13274452
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993065005U Expired - Fee Related JP2606807Y2 (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | 低周波治療器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2606807Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200452160Y1 (ko) * | 2008-06-19 | 2011-02-08 | 유태우 | 휴대형 수지요법용 저주파 자극기 |
-
1993
- 1993-12-06 JP JP1993065005U patent/JP2606807Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0734845U (ja) | 1995-06-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5269304A (en) | Electro-therapy apparatus | |
US4175551A (en) | Electrical massage device | |
US5012816A (en) | Electronic acupuncture device | |
US20080033504A1 (en) | Method of relieving migraines or headaches | |
US5674261A (en) | S-shaped electrotherapy massage stick | |
US5643331A (en) | Method and device for prevention of deep vein thrombosis | |
JPH01175867A (ja) | 耳に装着して治療する装置 | |
US20010047186A1 (en) | Acupressure point treating system | |
GB2148717A (en) | Portable electro-acupuncture belt | |
US5788657A (en) | Pain relieving pressure device | |
JP2606807Y2 (ja) | 低周波治療器 | |
CA2195046A1 (en) | Ear mold for stimulating acupuncture points | |
US6010467A (en) | Back trigger-point instrument | |
KR20020062110A (ko) | 진동-저주파 마사지 장치 | |
JPH0432115Y2 (ja) | ||
US6836686B2 (en) | Electro-acupuncture device | |
KR200328971Y1 (ko) | 손바닥을 저주파 펄스로 자극하기 위한 지압봉 | |
KR200388350Y1 (ko) | 고주파 의료기용 일렉트로드 홀더 | |
KR200291466Y1 (ko) | 저주파 발생기가 구비된 부항컵 | |
KR860002483Y1 (ko) | 저주파 치료기 | |
CN204684154U (zh) | 偏瘫康复褥 | |
JPH07194711A (ja) | 電気治療器用手袋 | |
CN215961799U (zh) | 脉冲皮内针治疗器 | |
CN2053514U (zh) | 一种利用经络、药物、气功的治疗和保健仪器 | |
KR200452160Y1 (ko) | 휴대형 수지요법용 저주파 자극기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |