JP2605610Y2 - 増設フィルタ及び/又はウォータセパレータ付き燃料ライン - Google Patents
増設フィルタ及び/又はウォータセパレータ付き燃料ラインInfo
- Publication number
- JP2605610Y2 JP2605610Y2 JP1993065445U JP6544593U JP2605610Y2 JP 2605610 Y2 JP2605610 Y2 JP 2605610Y2 JP 1993065445 U JP1993065445 U JP 1993065445U JP 6544593 U JP6544593 U JP 6544593U JP 2605610 Y2 JP2605610 Y2 JP 2605610Y2
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- JP
- Japan
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- fuel
- line
- filter
- water separator
- pump
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Y—INDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
- B60Y2200/00—Type of vehicle
- B60Y2200/40—Special vehicles
- B60Y2200/41—Construction vehicles, e.g. graders, excavators
Landscapes
- Component Parts Of Construction Machinery (AREA)
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、建設機械等における燃
料ラインに係り、特に増設フィルタ及び/又はウォータ
セパレータ付き燃料ラインに関する。
料ラインに係り、特に増設フィルタ及び/又はウォータ
セパレータ付き燃料ラインに関する。
【0002】
【従来の技術】建設機械における燃料系統は、一般に、
標準仕様の車両においては、図4に示すように、燃料タ
ンク1からフィードポンプ21を経てフィルタ22に入
り、ここでろ過された燃料がエンジンに設けられた燃料
噴射ポンプ3から噴射ノズル23によりエンジン内に噴
射される。
標準仕様の車両においては、図4に示すように、燃料タ
ンク1からフィードポンプ21を経てフィルタ22に入
り、ここでろ過された燃料がエンジンに設けられた燃料
噴射ポンプ3から噴射ノズル23によりエンジン内に噴
射される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、パラフィン
質が多い粗悪燃料や燃料管理が不充分で水分が混入した
燃料が使われることがある。このため、エンジンが故障
して車両はストップし、作業が不可能となることがあ
る。
質が多い粗悪燃料や燃料管理が不充分で水分が混入した
燃料が使われることがある。このため、エンジンが故障
して車両はストップし、作業が不可能となることがあ
る。
【0004】このような不具合に対し、容量を増加した
第2燃料フィルタやウォータセパレータを燃料タンクと
燃料噴射ポンプ3とのラインに増設する等して対処して
いる。しかし、標準仕様の車両に対し、第2燃料フィル
タやウォータセパレータを整備する場合、これらを燃料
ラインの途中に入れる関係上、燃料の供給系統を、第2
燃料フィルタやウォータセパレータの要・不要により、
2種類を予め用意しなければならない問題がある。ま
た、当初から第2燃料フィルタやウォータセパレータの
設けられていない標準仕様車両に対しての現地等におけ
る第2燃料フィルタやウォータセパレータを設ける場合
には、燃料供給ラインを中断することになり、燃料の洩
れや燃料ラインのホース交換が困難となる問題点があ
る。
第2燃料フィルタやウォータセパレータを燃料タンクと
燃料噴射ポンプ3とのラインに増設する等して対処して
いる。しかし、標準仕様の車両に対し、第2燃料フィル
タやウォータセパレータを整備する場合、これらを燃料
ラインの途中に入れる関係上、燃料の供給系統を、第2
燃料フィルタやウォータセパレータの要・不要により、
2種類を予め用意しなければならない問題がある。ま
た、当初から第2燃料フィルタやウォータセパレータの
設けられていない標準仕様車両に対しての現地等におけ
る第2燃料フィルタやウォータセパレータを設ける場合
には、燃料供給ラインを中断することになり、燃料の洩
れや燃料ラインのホース交換が困難となる問題点があ
る。
【0005】本考案は、上記に鑑み、標準仕様車両に対
して第2燃料フィルタやウォータセパレータを、必要時
に燃料ライン上に簡単に設置でき、しかもメンテナンス
も容易な増設フィルタ及び/又はウォータセパレータ付
き燃料ラインを提供して従来技術の持つ欠点の解消を図
ることを目的としてなされたものである。
して第2燃料フィルタやウォータセパレータを、必要時
に燃料ライン上に簡単に設置でき、しかもメンテナンス
も容易な増設フィルタ及び/又はウォータセパレータ付
き燃料ラインを提供して従来技術の持つ欠点の解消を図
ることを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案は、燃料タンクからの燃料をエンジンの燃料噴射
ポンプに設けたフィードポンプを経由して第1燃料フィ
ルタに導入し、第1燃料フィルタから燃料噴射ポンプに
供給して燃料噴射ノズルにより噴射させるようにした燃
料ラインにおいて、第1の特徴は、燃料タンクからフィ
ードポンプに至るラインの途中に第1燃料フィルタとは
別の第2燃料フィルタ及び/又はウォータセパレータを
増設するに際し、燃料タンクからフィードポンプに至る
ラインのフィードポンプ側端を取り外して第2燃料フィ
ルタ又はウォータセパレータの燃料入口に接続すると共
に、第2燃料フィルタ又はウォータセパレータの燃料出
口からフィードポンプに至るラインを別途設けたもので
あり、第2の特徴は、燃料タンクからフィードポンプに
至るラインを途中で燃料タンク側ラインとフィードポン
プ側ラインとに密封可能なカップリングにより分離自在
に連結し、燃料タンクからフィードポンプに至るライン
の途中に第1燃料フィルタとは別の第2燃料フィルタ及
び/又はウォータセパレータを増設するに際し、燃料タ
ンクからフィードポンプに至る間のラインを燃料タンク
側ラインとフィードポンプ側ラインとにカップリングに
より分離し、燃料タンク側ラインの端部を第2燃料フィ
ルタ又はウォータセパレータの燃料入口にカップリング
により連結すると共に、第2燃料フィルタ又はウォータ
セパレータの燃料出口をカップリングによりフィードポ
ンプ側ラインの端部に接続したしたものであり、さら
に、前記第2燃料フィルタ及び/又はウォータセパレー
タを、エンジンを格納するマシンキャブ内のドアの内側
付近に設けたことを第3の特徴とする。
本考案は、燃料タンクからの燃料をエンジンの燃料噴射
ポンプに設けたフィードポンプを経由して第1燃料フィ
ルタに導入し、第1燃料フィルタから燃料噴射ポンプに
供給して燃料噴射ノズルにより噴射させるようにした燃
料ラインにおいて、第1の特徴は、燃料タンクからフィ
ードポンプに至るラインの途中に第1燃料フィルタとは
別の第2燃料フィルタ及び/又はウォータセパレータを
増設するに際し、燃料タンクからフィードポンプに至る
ラインのフィードポンプ側端を取り外して第2燃料フィ
ルタ又はウォータセパレータの燃料入口に接続すると共
に、第2燃料フィルタ又はウォータセパレータの燃料出
口からフィードポンプに至るラインを別途設けたもので
あり、第2の特徴は、燃料タンクからフィードポンプに
至るラインを途中で燃料タンク側ラインとフィードポン
プ側ラインとに密封可能なカップリングにより分離自在
に連結し、燃料タンクからフィードポンプに至るライン
の途中に第1燃料フィルタとは別の第2燃料フィルタ及
び/又はウォータセパレータを増設するに際し、燃料タ
ンクからフィードポンプに至る間のラインを燃料タンク
側ラインとフィードポンプ側ラインとにカップリングに
より分離し、燃料タンク側ラインの端部を第2燃料フィ
ルタ又はウォータセパレータの燃料入口にカップリング
により連結すると共に、第2燃料フィルタ又はウォータ
セパレータの燃料出口をカップリングによりフィードポ
ンプ側ラインの端部に接続したしたものであり、さら
に、前記第2燃料フィルタ及び/又はウォータセパレー
タを、エンジンを格納するマシンキャブ内のドアの内側
付近に設けたことを第3の特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成により、第1の特徴では、第2燃料フ
ィルタ及び/又はウォータセパレータを増設した場合、
燃料タンクからの第2燃料フィルタ及び/又はウォータ
セパレータに至る燃料ラインは、標準仕様車における燃
料タンクからフィードポンプに至るラインと同じである
からラインを共通使用でき、第2燃料フィルタ及び/又
はウォータセパレータからフィードポンプに至るライン
だけ別途設けるだけである。第2の特徴では、第2燃料
フィルタ及び/又はウォータセパレータを増設する場
合、標準仕様車における燃料タンクからフィードポンプ
に至るラインの長さを途中で分割し、第2燃料フィルタ
及び/又はウォータセパレータを分割間に連結してい
る。第3の特徴では第2燃料フィルタ及び/又はウォー
タセパレータはマシンキャブのドアを開くことにより、
第2燃料フィルタの交換及び/又はウォータセパレータ
の水抜き操作等が容易となる。
ィルタ及び/又はウォータセパレータを増設した場合、
燃料タンクからの第2燃料フィルタ及び/又はウォータ
セパレータに至る燃料ラインは、標準仕様車における燃
料タンクからフィードポンプに至るラインと同じである
からラインを共通使用でき、第2燃料フィルタ及び/又
はウォータセパレータからフィードポンプに至るライン
だけ別途設けるだけである。第2の特徴では、第2燃料
フィルタ及び/又はウォータセパレータを増設する場
合、標準仕様車における燃料タンクからフィードポンプ
に至るラインの長さを途中で分割し、第2燃料フィルタ
及び/又はウォータセパレータを分割間に連結してい
る。第3の特徴では第2燃料フィルタ及び/又はウォー
タセパレータはマシンキャブのドアを開くことにより、
第2燃料フィルタの交換及び/又はウォータセパレータ
の水抜き操作等が容易となる。
【0008】
【実施例】以下、本考案を図1〜図3に示す実施例を参
照して説明する。第1実施例は、図1に示すように、建
設機械(油圧ショベルの上部旋回体に設けた場合の例)
における燃料タンク1からの燃料をエンジン2の燃料噴
射ポンプ3のフィードポンプに供給して第1燃料フィル
タ(図示せず)に導入し、第1燃料フィルタから噴射ポ
ンプを経て燃料噴射ノズルにより噴射させるようにした
燃料ラインにおいて、燃料タンク1からフィードポンプ
3に至るライン4の途中に第2燃料フィルタ5及びウォ
ータセパレータ6を増設するに際し、燃料タンク1から
フィードポンプに至るライン長さLと、燃料タンク1か
ら第2燃料フィルタ5又はウォータセパレータ6に至る
ライン長さL1 とを同一とすると共に、第2燃料フィル
タ5又はウォータセパレータ6からフィードポンプに至
るライン長さL2 を別途設けたものである。
照して説明する。第1実施例は、図1に示すように、建
設機械(油圧ショベルの上部旋回体に設けた場合の例)
における燃料タンク1からの燃料をエンジン2の燃料噴
射ポンプ3のフィードポンプに供給して第1燃料フィル
タ(図示せず)に導入し、第1燃料フィルタから噴射ポ
ンプを経て燃料噴射ノズルにより噴射させるようにした
燃料ラインにおいて、燃料タンク1からフィードポンプ
3に至るライン4の途中に第2燃料フィルタ5及びウォ
ータセパレータ6を増設するに際し、燃料タンク1から
フィードポンプに至るライン長さLと、燃料タンク1か
ら第2燃料フィルタ5又はウォータセパレータ6に至る
ライン長さL1 とを同一とすると共に、第2燃料フィル
タ5又はウォータセパレータ6からフィードポンプに至
るライン長さL2 を別途設けたものである。
【0009】従って、第2燃料フィルタ5及びウォータ
セパレータ6(あるいは両方のいずれか一方を設けるこ
ともある)を設けていない標準仕様車の場合の燃料タン
ク1からフィードポンプ3に至るライン長さLに対し、
第2燃料フィルタ5又はウォータセパレータ6を増設す
る特殊仕様車の場合は燃料タンク1から第2燃料フィル
タ5又はウォータセパレータ6に至るライン長さL1 が
Lと同じになるからこの間のホース等の配管が共通とな
り、第2燃料フィルタ5又はウォータセパレータ6から
フィードポンプに至るライン長さL2 のみ追加すればよ
い。
セパレータ6(あるいは両方のいずれか一方を設けるこ
ともある)を設けていない標準仕様車の場合の燃料タン
ク1からフィードポンプ3に至るライン長さLに対し、
第2燃料フィルタ5又はウォータセパレータ6を増設す
る特殊仕様車の場合は燃料タンク1から第2燃料フィル
タ5又はウォータセパレータ6に至るライン長さL1 が
Lと同じになるからこの間のホース等の配管が共通とな
り、第2燃料フィルタ5又はウォータセパレータ6から
フィードポンプに至るライン長さL2 のみ追加すればよ
い。
【0010】図2は第2実施例を示すもので、図1と同
じように、燃料タンク1からフィードポンプに至る間の
ライン4を途中で互いに密封可能にカップリング9等に
より脱着自在に41 ,42 に分離し、フィードポンプ側
ライン42 の端部を第2燃料フィルタ5又はウォータセ
パレータ6側ライン7の端部と、燃料タンク1側ライン
41 の端部を第2燃料フィルタ5又はウォータセパレー
タ6側ライン8の端部とそれぞれ密封可能なカップリン
グ9等により脱着自在に連結した。
じように、燃料タンク1からフィードポンプに至る間の
ライン4を途中で互いに密封可能にカップリング9等に
より脱着自在に41 ,42 に分離し、フィードポンプ側
ライン42 の端部を第2燃料フィルタ5又はウォータセ
パレータ6側ライン7の端部と、燃料タンク1側ライン
41 の端部を第2燃料フィルタ5又はウォータセパレー
タ6側ライン8の端部とそれぞれ密封可能なカップリン
グ9等により脱着自在に連結した。
【0011】これによれば、標準仕様車の場合は第2燃
料フィルタ5及びウォータセパレータ6を設けていない
から、燃料タンク1からフィードポンプに至る間のライ
ン4は分離することなく使用し、第2燃料フィルタ5及
びウォータセパレータ6の必要な特殊仕様車の場合はラ
イン4を途中でカップリング9等により41 ,42 に分
離してそれぞれ第2燃料フィルタ5又はウォータセパレ
ータ6側のライン7の端部、及びライン8の端部とを連
結することができる。この場合、各ライン端部の分離・
結合は公知のカップリング9により互いに密封となって
いるから燃料の外部洩れは生ずることなく、容易にしか
も確実に行える。
料フィルタ5及びウォータセパレータ6を設けていない
から、燃料タンク1からフィードポンプに至る間のライ
ン4は分離することなく使用し、第2燃料フィルタ5及
びウォータセパレータ6の必要な特殊仕様車の場合はラ
イン4を途中でカップリング9等により41 ,42 に分
離してそれぞれ第2燃料フィルタ5又はウォータセパレ
ータ6側のライン7の端部、及びライン8の端部とを連
結することができる。この場合、各ライン端部の分離・
結合は公知のカップリング9により互いに密封となって
いるから燃料の外部洩れは生ずることなく、容易にしか
も確実に行える。
【0012】本考案の第3は、図3の実施例のような配
置になっており、第2燃料フィルタ5及びウォータセパ
レータ6を、図1,2のように、エンジン2を格納する
マシンキャブ10内のドア11の側柱12のブラケット
13に設けたものである。従って、整備時にはドア11
を開くことにより外部から第2燃料フィルタ5やウォー
タセパレータ6の点検が容易に行えることになる。
置になっており、第2燃料フィルタ5及びウォータセパ
レータ6を、図1,2のように、エンジン2を格納する
マシンキャブ10内のドア11の側柱12のブラケット
13に設けたものである。従って、整備時にはドア11
を開くことにより外部から第2燃料フィルタ5やウォー
タセパレータ6の点検が容易に行えることになる。
【0013】尚、上記実施例では第2燃料フィルタ及び
ウォータセパレータを直列に設けたが(但し、第2燃料
フィルタとウォータセパレータは互いに連通するように
取付ける)、第2燃料フィルタ及びウォータセパレータ
の何れかでもよい。また、本考案の場合の噴射ポンプの
ドレーンラインと、噴射ノズルからのスピルラインは標
準仕様車と同一で、ドレーンラインは噴射ポンプから燃
料タンクへ、スピルラインは噴射ノズルから燃料タンク
へ同一径路を通すことになる。
ウォータセパレータを直列に設けたが(但し、第2燃料
フィルタとウォータセパレータは互いに連通するように
取付ける)、第2燃料フィルタ及びウォータセパレータ
の何れかでもよい。また、本考案の場合の噴射ポンプの
ドレーンラインと、噴射ノズルからのスピルラインは標
準仕様車と同一で、ドレーンラインは噴射ポンプから燃
料タンクへ、スピルラインは噴射ノズルから燃料タンク
へ同一径路を通すことになる。
【0014】
【考案の効果】本考案は以上説明したように構成したか
ら、第1の特徴では第2燃料フィルタ及び/又はウォー
タセパレータを使用した場合、燃料タンクからの第2燃
料フィルタ又はウォータセパレータに至る燃料供給ライ
ンの長さは、標準仕様車における燃料タンクからフィー
ドポンプに至るラインの長さと同じであるから、特殊仕
様車にも共通に使用でき、第2燃料フィルタ又はウォー
タセパレータからフィードポンプに至るライン長さ分の
みを別途設ければ良い。従って、全てのホース等の交換
は不要となり、付け替えが容易に行える。また、第2の
特徴では、第2燃料フィルタ及び/又はウォータセパレ
ータを使用する場合には標準仕様車における燃料タンク
からフィードポンプに至るラインの長さを途中で分割
し、別途設けた第2燃料フィルタ又はウォータセパレー
タのラインをそれぞれ連結すれば良いので、この場合も
付け替えがより容易に行える。さらに第3の特徴では第
2燃料フィルタ及び/又はセパレータはマシンキャブの
ドアを開くことにより、第2燃料フィルタの交換やウォ
ータセパレータの水抜き操作等が容易に行える。
ら、第1の特徴では第2燃料フィルタ及び/又はウォー
タセパレータを使用した場合、燃料タンクからの第2燃
料フィルタ又はウォータセパレータに至る燃料供給ライ
ンの長さは、標準仕様車における燃料タンクからフィー
ドポンプに至るラインの長さと同じであるから、特殊仕
様車にも共通に使用でき、第2燃料フィルタ又はウォー
タセパレータからフィードポンプに至るライン長さ分の
みを別途設ければ良い。従って、全てのホース等の交換
は不要となり、付け替えが容易に行える。また、第2の
特徴では、第2燃料フィルタ及び/又はウォータセパレ
ータを使用する場合には標準仕様車における燃料タンク
からフィードポンプに至るラインの長さを途中で分割
し、別途設けた第2燃料フィルタ又はウォータセパレー
タのラインをそれぞれ連結すれば良いので、この場合も
付け替えがより容易に行える。さらに第3の特徴では第
2燃料フィルタ及び/又はセパレータはマシンキャブの
ドアを開くことにより、第2燃料フィルタの交換やウォ
ータセパレータの水抜き操作等が容易に行える。
【図1】実施例を示す平面図である。
【図2】他の実施例を示す平面図である。
【図3】図2のZ視図である。
【図4】標準仕様車の燃料ラインを示す説明図である。
1:燃料タンク、2:エンジン、21:フィードポン
プ、22:第1燃料フィルタ、3:燃料噴射ポンプ、
4,41 ,42:燃料ライン、5:第2燃料フィルタ、
6:ウォータセパレータ、7,8,:燃料ライン、9:
カップリング、10:マシンキャブ、11:ドア、1
2:側柱、13:ブラケット、L,L1 ,L2 :ライン長
さ。
プ、22:第1燃料フィルタ、3:燃料噴射ポンプ、
4,41 ,42:燃料ライン、5:第2燃料フィルタ、
6:ウォータセパレータ、7,8,:燃料ライン、9:
カップリング、10:マシンキャブ、11:ドア、1
2:側柱、13:ブラケット、L,L1 ,L2 :ライン長
さ。
Claims (3)
- 【請求項1】 燃料タンクからの燃料をエンジンの燃料
噴射ポンプに設けたフィードポンプを経由して第1燃料
フィルタに導入し、第1燃料フィルタから燃料噴射ポン
プに供給して燃料噴射ノズルにより噴射させるようにし
た燃料ラインにおいて、燃料タンクからフィードポンプ
に至るラインの途中に第1燃料フィルタとは別の第2燃
料フィルタ及び/又はウォータセパレータを増設するに
際し、燃料タンクからフィードポンプに至るラインのフ
ィードポンプ側端を取り外して第2燃料フィルタ又はウ
ォータセパレータの燃料入口に接続すると共に、第2燃
料フィルタ又はウォータセパレータの燃料出口からフィ
ードポンプに至るラインを別途設けたことを特徴とする
増設フィルタ及び/又はウォータセパレータ付き燃料ラ
イン。 - 【請求項2】 燃料タンクからの燃料をエンジンの燃料
噴射ポンプに設けたフィードポンプを経由して第1燃料
フィルタに導入し、第1燃料フィルタから燃料噴射ポン
プに供給して燃料噴射ノズルにより噴射させるようにし
た燃料ラインにおいて、燃料タンクからフィードポンプ
に至るラインを途中で燃料タンク側ラインとフィードポ
ンプ側ラインとに密封可能なカップリングにより分離自
在に連結し、燃料タンクからフィードポンプに至るライ
ンの途中に第1燃料フィルタとは別の第2燃料フィルタ
及び/又はウォータセパレータを増設するに際し、燃料
タンクからフィードポンプに至る間のラインを燃料タン
ク側ラインとフィードポンプ側ラインとにカップリング
により分離し、燃料タンク側ラインの端部を第2燃料フ
ィルタ又はウォータセパレータの燃料入口にカップリン
グにより連結すると共に、第2燃料フィルタ又はウォー
タセパレータの燃料出口をカップリングによりフィード
ポンプ側ラインの端部に接続したことを特徴とする増設
フィルタ及び/又はウォータセパレータ付き燃料ライ
ン。 - 【請求項3】 前記第2燃料フィルタ及び/又はウォー
タセパレータは、エンジンを格納するマシンキャブ内の
ドアの内側付近に設けたことを特徴とする請求項1又は
2記載の増設フィルタ及び/又はウォータセパレータ付
き燃料ライン。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993065445U JP2605610Y2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 増設フィルタ及び/又はウォータセパレータ付き燃料ライン |
KR2019940026341U KR960010519Y1 (ko) | 1993-11-12 | 1994-10-10 | 증설필터 또는 워터세퍼레이터가 딸린 연료라인 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993065445U JP2605610Y2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 増設フィルタ及び/又はウォータセパレータ付き燃料ライン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0730362U JPH0730362U (ja) | 1995-06-06 |
JP2605610Y2 true JP2605610Y2 (ja) | 2000-07-31 |
Family
ID=13287349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993065445U Expired - Lifetime JP2605610Y2 (ja) | 1993-11-12 | 1993-11-12 | 増設フィルタ及び/又はウォータセパレータ付き燃料ライン |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2605610Y2 (ja) |
KR (1) | KR960010519Y1 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002061224A (ja) * | 2000-08-24 | 2002-02-28 | Hitachi Constr Mach Co Ltd | 旋回式建設機械 |
-
1993
- 1993-11-12 JP JP1993065445U patent/JP2605610Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-10-10 KR KR2019940026341U patent/KR960010519Y1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR960010519Y1 (ko) | 1996-12-17 |
KR950013791U (ko) | 1995-06-16 |
JPH0730362U (ja) | 1995-06-06 |
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