JP2604485Y2 - フロート式水位検出器のフロート内におけるリードスイッチ開閉用マグネットの装着構造 - Google Patents

フロート式水位検出器のフロート内におけるリードスイッチ開閉用マグネットの装着構造

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JP2604485Y2
JP2604485Y2 JP1993075386U JP7538693U JP2604485Y2 JP 2604485 Y2 JP2604485 Y2 JP 2604485Y2 JP 1993075386 U JP1993075386 U JP 1993075386U JP 7538693 U JP7538693 U JP 7538693U JP 2604485 Y2 JP2604485 Y2 JP 2604485Y2
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JP
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float
magnet
annular
reed switch
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Inventor
茂基 原村
Original Assignee
株式会社ノーケン
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Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【考案の技術分野】本考案は、フロート式水位検出器の
フロート内におけるリードスイッチ開閉用マグネットの
装着構造に関する。 【0002】 【従来技術とその問題点】従来は図8に見られるよう、
熱収縮性チューブ2′により環状マグネット3′を固定
させていた。しかしこの方法では、熱収縮作業に要する
時間が長くて非能率的であり、且つ環状マグネット3′
の位置ずれを生じ易くて適正位置への装着が困難とな
る。また、この種の水位検出器では使用されるリードス
イッチに対応させて、磁力が適正に作用するよう環状マ
グネットの軸方向の長さを変更したり或いは複数個の環
状マグネットを連設するのであるが、このようにマグネ
ットの長さや個数が変更された場合にはその都度固定位
置の採寸が必要となる。 【0003】 【考案の目的】本考案の目的は、リードスイッチ開閉用
マグネットをフロート内へ装着するについて、マグネッ
トの固定位置を採寸することなく迅速に且つ位置ずれを
生じることなく、予め設定された所定位置へ正確に装着
でき、また、使用マグネットの長さや個数が変更された
場合にも即応し得る装着構造を提供することにある。 【0004】 【考案の構成】本考案に係るフロート式水位検出器のフ
ロート内におけるリードスイッチ開閉用マグネットの装
着構造では、環状マグネットを嵌装させた筒状ホルダー
の筒壁に後記マグネット押え具の爪片と係合する複数の
係止孔を軸方向に小間隔の孔列を形成するよう穿設し、
先端に設けた爪片を上記係止孔に係合させて筒状ホルダ
ー内の環状マグネットを定着するマグネット押え具を有
し、該マグネット押え具の基部が鍔状体に形成されて環
状フロート本体の環端開口部に係止され且つ該係止部に
環状のフロートキャップを嵌着する。 【0005】 【実施例】以下実施例の図面により説明をする。 【0006】1はプラスチックなど非磁性材料製の環状
フロート本体であって、リードスイッチを内装して水中
に立設されたステム(図示せず)に遊合される筒体1a
と、該筒体1aよりも大径の周壁1bとの間に空気室1
cを形成するよう中空状に作られている。1dは環状フ
ロート本体1の一方の環端に形成される開口部、1eは
該開口部1dに嵌着される環状のフロートキャップであ
る。2は前記筒体1aと遊合されて内部に後記環状マグ
ネット3を収容する筒状ホルダーであって、その筒壁に
は後記マグネット押え具4の爪片4bと係合する複数の
係止孔2a‥‥2aが軸方向に小間隔の孔列を形成する
よう穿設されている。3はリードスイッチ開閉用の環状
マグネットであり、前記筒状ホルダー2内に収容され
る。4はマグネット押え具であって、前記筒体1aに嵌
挿されるスリーブ4aの先端に設けた爪片4bを前記係
止孔2aに係合させて筒状ホルダー2内の環状マグネッ
ト3を定着し、スリーブ4aの基部は鍔状体4cに形成
して環状フロート本体1の環体開口部1dに係止させ、
更に該係止部にフロートキャップ1eを嵌着させて環状
フロート本体1を密閉状態とする。 【0007】マグネット押え具4の爪片4bと係合する
係止孔2aは、軸方向へ小間隔に多数穿設されているの
で、筒状ホルダー2内へ収容される環状マグネット3の
長さや個数に応じて任意の係止孔2aに爪片4bを係合
させればよい。また、図4に見られるよう、2個の環状
マグネット3,3間に非磁性体製のスペーサーSを介装
させることも可能であり、このような装着態様とするこ
とにより1個の検出器に水位の2点検出機能を保有させ
ることができるのである。 【0008】 【考案の効果】本考案構造によれば、リードスイッチ開
閉用マグネットをフロート内へ装着するについて、マグ
ネットの固定位置を採寸することなく迅速に且つ位置ず
れを生じることなく、予め設定された所定位置へ正確に
装着でき、また、使用マグネットの長さや個数が変更さ
れた場合でも構成部品を交換することなく即応し得ると
いう利点がある。
【図面の簡単な説明】 【図1】本考案構造を備えた環状フロートの縦断側面図
であって、単一の環状マグネットを装着する事例を示
す。 【図2】本考案構造を備えた環状フロートの縦断側面図
であって、複数の環状マグネットを装着する事例を示
す。 【図3】本考案構造を備えた環状フロートの縦断側面図
であって、軸方向に長い環状マグネットを装着する事例
を示す。 【図4】本考案構造を備えた環状フロートの縦断側面図
であって、2個の環状マグネット間に非磁性体のスペー
サーを介装させた事例を示す。 【図5】本考案構造の装備対象とされる環状フロート本
体の縦断側面図である。 【図6】本考案構造における筒状ホルダーの縦断側面図
である。 【図7】本考案構造におけるマグネット押え具の縦断側
面図である。 【図8】従来のマグネット装着構造を備えた環状フロー
トの縦断側面図である。 【符号の説明】 1 環状フロート本体 1d 環端開口部 1e フロートキャップ 2 筒状ホルダー 2a 係止孔 3 環状マグネット 4 マグネット押え具 4b 爪片 4c 鍔状体

Claims (1)

  1. (57)【実用新案登録請求の範囲】 環状マグネット(3)を嵌装させた筒状ホルダー(2)
    の筒壁に後記マグネット押え具(4)の爪片(4b)と
    係合する複数の係止孔(2a)‥‥(2a)を軸方向に
    小間隔の孔列を形成するよう穿設し、先端に設けた爪片
    (4b)を上記係止孔(2a)に係合させて筒状ホルダ
    ー(2)内の環状マグネット(3)を定着するマグネッ
    ト押え具(4)を有し、該マグネット押え具(4)の基
    部が鍔状体(4c)に形成されて環状フロート本体
    (1)の環端開口部(1d)に係止され且つ該係止部に
    環状のフロートキャップ(1e)を嵌着することを特徴
    とする、フロート式水位検出器のフロート内におけるリ
    ードスイッチ開閉用マグネットの装着構造。
JP1993075386U 1993-12-31 1993-12-31 フロート式水位検出器のフロート内におけるリードスイッチ開閉用マグネットの装着構造 Expired - Lifetime JP2604485Y2 (ja)

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