JP2603882Y2 - 加速度形心音マイクロホン - Google Patents
加速度形心音マイクロホンInfo
- Publication number
- JP2603882Y2 JP2603882Y2 JP1993040040U JP4004093U JP2603882Y2 JP 2603882 Y2 JP2603882 Y2 JP 2603882Y2 JP 1993040040 U JP1993040040 U JP 1993040040U JP 4004093 U JP4004093 U JP 4004093U JP 2603882 Y2 JP2603882 Y2 JP 2603882Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibrator
- weight
- heart sound
- magnet
- sound microphone
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)
- Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は加速度形心音マイクロホ
ン、特に電歪材料で形成された矩冊状の振動子に錘を結
合させることにより、心音の振動に応答する振動子の加
速度運動に比例した電圧を検出する加速度形心音マイク
ロホンに関する。
ン、特に電歪材料で形成された矩冊状の振動子に錘を結
合させることにより、心音の振動に応答する振動子の加
速度運動に比例した電圧を検出する加速度形心音マイク
ロホンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の加速度形心音マイクロホンは、図
3に示す構造を有していた。図3において、参照符号1
0は心音マイクロホンを収納する外筐、40は振動子、
70は錘である。上記振動子40の両端の裏面には、鉄
片42、44が接合され、該鉄片42、44と、支持台
80に接合されている磁石92、94との間の吸引作用
により、振動子40が、支持台80上に戴置されてい
る。この振動子40の中央の裏面からは、ピアノ線60
が下方に延びており、該ピアノ線60は、はんだ76に
より、鉄の円錐体74に接合されている。更に、錘70
の中央部には、磁性体で形成された磁石ケース73が埋
め込まれ、上記鉄の円錐体74が、磁石ケース73内の
磁石72と磁気結合されている。このような構造の加速
度形心音マイクロホンを、その振動子40を下にして、
床に直角に自由落下させた場合、上記鉄片42、44と
磁石92、94とは瞬間的に脱落するが、次の瞬間には
相互に吸引し合って、両者は元の位置に戻る。これによ
り、たとえ、縦方向LOに衝撃力が加わったとしても、
この衝撃力は緩和できる。一方、加速度形心音マイクロ
ホンを、錘70を下にして、床に直角に自由落下させた
場合は、磁石92、94を介して、縦方向LOの大きな
衝撃力が振動子40に加わる。その瞬間には、縦方向L
Oの大きな衝撃力が、鉄の円錐体74と磁石72間の結
合力(200gr程度)に打ち勝って、鉄の円錐体74
と磁石72は脱落するが、外筐10の底面と錘70との
空隙が狭いので、次の瞬間には相互に吸引し合って、両
者は元の位置に戻る。これにより、縦方向LOの大きな
衝撃力は緩和できる。
3に示す構造を有していた。図3において、参照符号1
0は心音マイクロホンを収納する外筐、40は振動子、
70は錘である。上記振動子40の両端の裏面には、鉄
片42、44が接合され、該鉄片42、44と、支持台
80に接合されている磁石92、94との間の吸引作用
により、振動子40が、支持台80上に戴置されてい
る。この振動子40の中央の裏面からは、ピアノ線60
が下方に延びており、該ピアノ線60は、はんだ76に
より、鉄の円錐体74に接合されている。更に、錘70
の中央部には、磁性体で形成された磁石ケース73が埋
め込まれ、上記鉄の円錐体74が、磁石ケース73内の
磁石72と磁気結合されている。このような構造の加速
度形心音マイクロホンを、その振動子40を下にして、
床に直角に自由落下させた場合、上記鉄片42、44と
磁石92、94とは瞬間的に脱落するが、次の瞬間には
相互に吸引し合って、両者は元の位置に戻る。これによ
り、たとえ、縦方向LOに衝撃力が加わったとしても、
この衝撃力は緩和できる。一方、加速度形心音マイクロ
ホンを、錘70を下にして、床に直角に自由落下させた
場合は、磁石92、94を介して、縦方向LOの大きな
衝撃力が振動子40に加わる。その瞬間には、縦方向L
Oの大きな衝撃力が、鉄の円錐体74と磁石72間の結
合力(200gr程度)に打ち勝って、鉄の円錐体74
と磁石72は脱落するが、外筐10の底面と錘70との
空隙が狭いので、次の瞬間には相互に吸引し合って、両
者は元の位置に戻る。これにより、縦方向LOの大きな
衝撃力は緩和できる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記振動子4
0と錘70を結合しているピアノ線60は、本来曲がり
安く、また、鉄の円錐体74に対する接合手段であるは
んだ76が周囲に拡散して接着する。従って、錘70と
ピアノ線60が、外筐10の内側面に対して、歪んだ状
態で取り付けられ、かつ剛体的に結合されている場合が
多い。この場合に、加速度形心音マイクロホンが、例え
ば、床に対して斜めに落下すると、錘70は、振動子4
0に対して自由に運動することができず、斜め方向IN
の衝撃力を緩和することが不可能となる。このため、加
速度形心音マイクロホン全体が、破壊されてしまう。本
考案の目的は、加速度形心音マイクロホンが落下した場
合に、錘を振動子に対して円滑に回転させることによ
り、衝撃力を緩和させ、耐衝撃性を向上させることにあ
る。
0と錘70を結合しているピアノ線60は、本来曲がり
安く、また、鉄の円錐体74に対する接合手段であるは
んだ76が周囲に拡散して接着する。従って、錘70と
ピアノ線60が、外筐10の内側面に対して、歪んだ状
態で取り付けられ、かつ剛体的に結合されている場合が
多い。この場合に、加速度形心音マイクロホンが、例え
ば、床に対して斜めに落下すると、錘70は、振動子4
0に対して自由に運動することができず、斜め方向IN
の衝撃力を緩和することが不可能となる。このため、加
速度形心音マイクロホン全体が、破壊されてしまう。本
考案の目的は、加速度形心音マイクロホンが落下した場
合に、錘を振動子に対して円滑に回転させることによ
り、衝撃力を緩和させ、耐衝撃性を向上させることにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は、外筐100
と蓋200から成るケース300内に、電歪材料で形成
され、かつその両端に磁性体片402、404を有する
振動子400が、磁石902、904を介して支持台8
00上に支持されていると共に、該振動子400に対向
して錘700が配置され、振動子400と錘700のい
ずれか一方と他方の略中央部には、共に磁性体で形成さ
れた、磁石502を収納している磁石ケース500と、
先端に半球部602を有する支柱600が、それぞれ固
定され、かつ上記支柱600の半球部602が磁石ケー
ス500の円形開口部506の周縁に当接しており、上
記磁石502と磁石ケース500と支柱600とにより
磁気回路が形成されていて、上記振動子400と錘70
0とが、磁力により、回転自在に関節接合されているこ
とを特徴とする加速度形心音マイクロホンにより、解決
される。
と蓋200から成るケース300内に、電歪材料で形成
され、かつその両端に磁性体片402、404を有する
振動子400が、磁石902、904を介して支持台8
00上に支持されていると共に、該振動子400に対向
して錘700が配置され、振動子400と錘700のい
ずれか一方と他方の略中央部には、共に磁性体で形成さ
れた、磁石502を収納している磁石ケース500と、
先端に半球部602を有する支柱600が、それぞれ固
定され、かつ上記支柱600の半球部602が磁石ケー
ス500の円形開口部506の周縁に当接しており、上
記磁石502と磁石ケース500と支柱600とにより
磁気回路が形成されていて、上記振動子400と錘70
0とが、磁力により、回転自在に関節接合されているこ
とを特徴とする加速度形心音マイクロホンにより、解決
される。
【0005】
【作用】上記のとおり、本考案の構成によれば、従来の
ように、錘70が振動子40に対してピアノ線60を介
して剛体的に結合されているのではなく(図3)、磁石
502と磁石ケース500と支柱600により磁気回路
を形成し、磁力により、錘700を振動子400に対し
て関節接合するようにした(図1、図2)。従って、加
速度形心音マイクロホンが落下した場合に、錘700が
振動子400に対して円滑に回転できるようになった
(図2(B))。このため、加速度形心音マイクロホン
に加わる衝撃力を緩和させ、耐衝撃性を向上させること
ができる。
ように、錘70が振動子40に対してピアノ線60を介
して剛体的に結合されているのではなく(図3)、磁石
502と磁石ケース500と支柱600により磁気回路
を形成し、磁力により、錘700を振動子400に対し
て関節接合するようにした(図1、図2)。従って、加
速度形心音マイクロホンが落下した場合に、錘700が
振動子400に対して円滑に回転できるようになった
(図2(B))。このため、加速度形心音マイクロホン
に加わる衝撃力を緩和させ、耐衝撃性を向上させること
ができる。
【0006】
【実施例】以下、本考案を実施例により添付図面を参照
して説明する。図1は、本考案の実施例を示す図であ
る。同図において、参照符号100は外筐、200は
蓋、300はケース、400は振動子、500は磁石ケ
ース、600は支柱、700は錘である。既述したよう
に、本考案は、電歪材料で形成された矩冊状の振動子に
錘を結合させることにより、心音の振動に応答する振動
子の加速度運動に比例した電圧を検出する加速度形心音
マイクロホンに関するものである。上記外筐100は、
絶縁材料、例えば、合成樹脂により、形成され、全体が
円筒状であって、コネクタのシェル102が一体成形さ
れ、シェル102の内部のコンタクトピン(図示省略)
には、上記振動子400のリード線401が接続されて
いる。上記外筐100は、上蓋200Aと下蓋200B
とから成る蓋200を有し、上部と下部の開口部をそれ
ぞれ閉鎖するようになっている。上蓋200Aと下蓋2
00Bは、全体が円盤状で、更に、下蓋200Bから
は、外筐100のシェル102に対応した部分200B
1が一体成形されて延びている。
して説明する。図1は、本考案の実施例を示す図であ
る。同図において、参照符号100は外筐、200は
蓋、300はケース、400は振動子、500は磁石ケ
ース、600は支柱、700は錘である。既述したよう
に、本考案は、電歪材料で形成された矩冊状の振動子に
錘を結合させることにより、心音の振動に応答する振動
子の加速度運動に比例した電圧を検出する加速度形心音
マイクロホンに関するものである。上記外筐100は、
絶縁材料、例えば、合成樹脂により、形成され、全体が
円筒状であって、コネクタのシェル102が一体成形さ
れ、シェル102の内部のコンタクトピン(図示省略)
には、上記振動子400のリード線401が接続されて
いる。上記外筐100は、上蓋200Aと下蓋200B
とから成る蓋200を有し、上部と下部の開口部をそれ
ぞれ閉鎖するようになっている。上蓋200Aと下蓋2
00Bは、全体が円盤状で、更に、下蓋200Bから
は、外筐100のシェル102に対応した部分200B
1が一体成形されて延びている。
【0007】このような外筐100と蓋200によりケ
ース300が形成され、該ケース300内には、以下の
構成を有する加速度形心音マイクロホンが収納されてい
る。上記振動子400は、セラミック等の電歪材料で形
成され、心音に応答して生じた振動を電圧に変換する素
子であって、はんだ付けされているリード線401を介
して心音計や患者監視装置等に接続されるようになって
いる。この振動子400の両端の裏面には、鉄片のよう
な磁性体片402、404がはんだで固定され、該磁性
体片402、404は、外筐100と一体成形された支
持台800の両端に固定された磁石902、904に接
合している。この構成に従い、振動子400は、磁性体
片402、404と磁石902、904間の磁力の作用
で、支持台800上に支持されている。
ース300が形成され、該ケース300内には、以下の
構成を有する加速度形心音マイクロホンが収納されてい
る。上記振動子400は、セラミック等の電歪材料で形
成され、心音に応答して生じた振動を電圧に変換する素
子であって、はんだ付けされているリード線401を介
して心音計や患者監視装置等に接続されるようになって
いる。この振動子400の両端の裏面には、鉄片のよう
な磁性体片402、404がはんだで固定され、該磁性
体片402、404は、外筐100と一体成形された支
持台800の両端に固定された磁石902、904に接
合している。この構成に従い、振動子400は、磁性体
片402、404と磁石902、904間の磁力の作用
で、支持台800上に支持されている。
【0008】更に、上記振動子400の略中央部であっ
て、その裏面には、磁石502を収納し、かつ磁性体で
形成された円筒状の磁石ケース500が、その固定部5
04を介して固定されている。上記磁石ケース500
は、振動子400の裏面から、支持台800の略中央部
に形成された孔802を貫通し、図面に向かって下方に
延びている(図1、図2)。
て、その裏面には、磁石502を収納し、かつ磁性体で
形成された円筒状の磁石ケース500が、その固定部5
04を介して固定されている。上記磁石ケース500
は、振動子400の裏面から、支持台800の略中央部
に形成された孔802を貫通し、図面に向かって下方に
延びている(図1、図2)。
【0009】上記錘700は、振動子400を加速する
ことにより心音に応答する振動子400の感度を向上さ
せる素子であり、既述した振動子400に対向してケー
ス300内に配置されている。錘700は、全体として
偏平な円柱形状をしており、弓形断面の突出部704、
706に挟まれた上面702の略中央部には、図示する
ように、支柱600が固定されている。
ことにより心音に応答する振動子400の感度を向上さ
せる素子であり、既述した振動子400に対向してケー
ス300内に配置されている。錘700は、全体として
偏平な円柱形状をしており、弓形断面の突出部704、
706に挟まれた上面702の略中央部には、図示する
ように、支柱600が固定されている。
【0010】上記支柱600は、円柱形状をしていて鉄
のような磁性体で形成され、その支下部は、図2(A)
に示すように、より径が小さい基端部603となってお
り、該基端部603は、錘700内に埋め込まれてい
る。
のような磁性体で形成され、その支下部は、図2(A)
に示すように、より径が小さい基端部603となってお
り、該基端部603は、錘700内に埋め込まれてい
る。
【0011】また、上記支柱600は、その先端に、半
球部602を有し、該半球部602は、磁石ケース50
0の円形開口部506の周縁に当接している。従って、
図2(A)に示すように、上記磁石502の磁極N、S
が図示するような配置とすれば、磁極Nから出た磁束B
1、B2は、支柱600と磁石ケース500を通って、
磁極Sに入るので、磁石502と支柱600と磁石ケー
ス500とにより磁気回路が形成されている。これによ
り、磁石ケース500と支柱600間には、磁力が作用
すると共に、円形開口部506を有する磁石ケース50
0と、半球部602を有する支柱600とは、お互いに
関節を構成することになり、上記振動子400と錘70
0とが、回転自在に関節接合されている。
球部602を有し、該半球部602は、磁石ケース50
0の円形開口部506の周縁に当接している。従って、
図2(A)に示すように、上記磁石502の磁極N、S
が図示するような配置とすれば、磁極Nから出た磁束B
1、B2は、支柱600と磁石ケース500を通って、
磁極Sに入るので、磁石502と支柱600と磁石ケー
ス500とにより磁気回路が形成されている。これによ
り、磁石ケース500と支柱600間には、磁力が作用
すると共に、円形開口部506を有する磁石ケース50
0と、半球部602を有する支柱600とは、お互いに
関節を構成することになり、上記振動子400と錘70
0とが、回転自在に関節接合されている。
【0012】以下、上記構成を有する本考案の作用を、
図2に基づいて、説明する。本考案に係る加速度形心音
マイクロホンを構成する振動子400と錘700とは、
通常の状態では、図2(A)に示すように、縦方向LO
に並んで、配置されている。しかし、図2(B)に示す
ように、本考案に係る加速度形心音マイクロホンが床等
に落下して、斜め方向INに衝撃力が加わった場合は、
磁石ケース500と支柱600間の磁力の作用により、
錘700を支持している支柱600の半球部602が、
磁石ケース500の円形開口部506の周縁に結合しな
がら、回転運動をする。従って、加速度形心音マイクロ
ホンが落下した場合でも、錘700が振動子400に対
して円滑に回転する。このため、加速度形心音マイクロ
ホンに加わる衝撃力を緩和させ、耐衝撃性を向上させる
ことができる。
図2に基づいて、説明する。本考案に係る加速度形心音
マイクロホンを構成する振動子400と錘700とは、
通常の状態では、図2(A)に示すように、縦方向LO
に並んで、配置されている。しかし、図2(B)に示す
ように、本考案に係る加速度形心音マイクロホンが床等
に落下して、斜め方向INに衝撃力が加わった場合は、
磁石ケース500と支柱600間の磁力の作用により、
錘700を支持している支柱600の半球部602が、
磁石ケース500の円形開口部506の周縁に結合しな
がら、回転運動をする。従って、加速度形心音マイクロ
ホンが落下した場合でも、錘700が振動子400に対
して円滑に回転する。このため、加速度形心音マイクロ
ホンに加わる衝撃力を緩和させ、耐衝撃性を向上させる
ことができる。
【0013】
【考案の効果】上記のとおり、本考案によれば、磁石5
02と磁石ケース500と支柱600により磁気回路を
形成し、磁力により、錘700を振動子400に対して
回転自在に関節接合するという技術的手段が講じられた
(図1、図2)。従って、加速度形心音マイクロホンが
落下した場合に、錘700が振動子400に対して円滑
に回転でき、(図2(B))衝撃力を緩和させ、耐衝撃
性を向上させることができる。即ち、加速度形心音マイ
クロホンが落下した場合に、錘を振動子に対して円滑に
回転させることにより、衝撃力を緩和させ、耐衝撃性を
向上させるという技術的効果を奏することとなった。
02と磁石ケース500と支柱600により磁気回路を
形成し、磁力により、錘700を振動子400に対して
回転自在に関節接合するという技術的手段が講じられた
(図1、図2)。従って、加速度形心音マイクロホンが
落下した場合に、錘700が振動子400に対して円滑
に回転でき、(図2(B))衝撃力を緩和させ、耐衝撃
性を向上させることができる。即ち、加速度形心音マイ
クロホンが落下した場合に、錘を振動子に対して円滑に
回転させることにより、衝撃力を緩和させ、耐衝撃性を
向上させるという技術的効果を奏することとなった。
【0014】
【図1】本考案の実施例を示す図である。
【図2】本考案の作用説明図である。
【図3】従来技術の説明図である。
100 外筐 200 蓋 300 ケース 400 振動子 500 磁石ケース 502 磁石 600 支柱 700 錘
Claims (5)
- 【請求項1】 外筐100と蓋200から成るケース3
00内に、電歪材料で形成され、かつその両端に磁性体
片402、404を有する振動子400が、磁石90
2、904を介して支持台800上に支持されていると
共に、該振動子400に対向して錘700が配置され、
振動子400と錘700のいずれか一方と他方の略中央
部には、共に磁性体で形成された、磁石502を収納し
ている磁石ケース500と、先端に半球部602を有す
る支柱600が、それぞれ固定され、かつ上記支柱60
0の半球部602が磁石ケース500の円形開口部50
6の周縁に当接しており、上記磁石502と磁石ケース
500と支柱600とにより磁気回路が形成されてい
て、上記振動子400と錘700とが、磁力により、回
転自在に関節接合されていることを特徴とする加速度形
心音マイクロホン。 - 【請求項2】 上記磁石ケース500が振動子400
に、支柱600が錘700に、それぞれ固定されている
請求項1記載の加速度形心音マイクロホン。 - 【請求項3】 上記磁石ケース500が支持台800の
略中央部に形成された孔802を貫通している請求項2
記載の加速度形心音マイクロホン。 - 【請求項4】 上記磁石ケース500が、その固定部5
04を介して、振動子400の裏面に固定されている請
求項1記載の加速度形心音マイクロホン。 - 【請求項5】 上記支柱600が、基端部603を介し
て、錘700内にかしめて埋め込まれている請求項1記
載の加速度形心音マイクロホン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993040040U JP2603882Y2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 加速度形心音マイクロホン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993040040U JP2603882Y2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 加速度形心音マイクロホン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH073605U JPH073605U (ja) | 1995-01-20 |
JP2603882Y2 true JP2603882Y2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=12569804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993040040U Expired - Lifetime JP2603882Y2 (ja) | 1993-06-25 | 1993-06-25 | 加速度形心音マイクロホン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2603882Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-06-25 JP JP1993040040U patent/JP2603882Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH073605U (ja) | 1995-01-20 |
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