JP2602654B2 - 航空機のキャビン空調装置 - Google Patents

航空機のキャビン空調装置

Info

Publication number
JP2602654B2
JP2602654B2 JP62163858A JP16385887A JP2602654B2 JP 2602654 B2 JP2602654 B2 JP 2602654B2 JP 62163858 A JP62163858 A JP 62163858A JP 16385887 A JP16385887 A JP 16385887A JP 2602654 B2 JP2602654 B2 JP 2602654B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
pressure
pressure control
conduit
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62163858A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6325199A (ja
Inventor
ロバート・バーナード・グッドマン
Original Assignee
ユナイテッド・テクノロジ−ズ・コ−ポレイション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ユナイテッド・テクノロジ−ズ・コ−ポレイション filed Critical ユナイテッド・テクノロジ−ズ・コ−ポレイション
Publication of JPS6325199A publication Critical patent/JPS6325199A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2602654B2 publication Critical patent/JP2602654B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D13/00Arrangements or adaptations of air-treatment apparatus for aircraft crew or passengers, or freight space, or structural parts of the aircraft
    • B64D13/06Arrangements or adaptations of air-treatment apparatus for aircraft crew or passengers, or freight space, or structural parts of the aircraft the air being conditioned
    • B64D13/08Arrangements or adaptations of air-treatment apparatus for aircraft crew or passengers, or freight space, or structural parts of the aircraft the air being conditioned the air being heated or cooled
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D13/00Arrangements or adaptations of air-treatment apparatus for aircraft crew or passengers, or freight space, or structural parts of the aircraft
    • B64D13/06Arrangements or adaptations of air-treatment apparatus for aircraft crew or passengers, or freight space, or structural parts of the aircraft the air being conditioned
    • B64D2013/0603Environmental Control Systems
    • B64D2013/064Environmental Control Systems comprising more than one system, e.g. dual systems
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S62/00Refrigeration
    • Y10S62/05Aircraft cooling

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Pulmonology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Fluid-Pressure Circuits (AREA)
  • Control Of Fluid Pressure (AREA)
  • Temperature-Responsive Valves (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、一般的には弁制御装置に係り、詳細には航
空機のキャビン空調装置の圧力制御弁のための制御装置
に係る。
従来の技術 冷媒としてガスタービンエンジンの圧縮機ブリード空
気を使用する空気循環空調装置は、民生用及び軍事用航
空機のキャビンを冷房し加圧するために広く使用されて
いる。複数のエンジンが搭載された航空機に於ては、複
数の空気循環冷却機を使用し、各空気循環冷却機にそれ
ぞれ一つのエンジンより圧縮機ブリード空気を供給する
ことが一般に行われている。ガスタービンエンジンの運
転効率を向上させるためには、キャビンの冷房及び加圧
に必要な量のみの空気をブリードすることが望ましい。
空気循環冷却機に過剰の圧縮機ブリード空気が供給され
ると、エンジンの運転コストが大きく増大する。
高度やキャビン温度の如きパラメータに応答して空気
循環冷却機へ供給される圧縮機ブリード空気の流量を制
御する種々の装置が提案されているが、その多くは最適
の流量制御を行うことができない。
発明の開示 従って本発明の主要な目的は、航空機のキャビン空気
循環式空調装置に於て、ガスタービンエンジンより複数
の空気循環冷却機へ供給される圧縮機ブリード空気の流
量を制御する改良された制御装置を提供することであ
る。
本発明によれば、ガスタービンエンジンより空気循環
冷却機へ供給される圧縮機ブリード空気の流量を設定す
る空気圧制御弁が、航空機へ流入するラム空気の温度に
応答する制御装置であって、空気循環冷却機の一つの作
動が停止された場合に、もう一つの空気循環冷却機に対
する圧力制御弁の開弁量を増大させて空気の流量、従っ
て運転状態にある冷却機の冷却及び加圧容量、を増大さ
せる手段を含む制御装置により制御される。また制御装
置は、例えば航空機のキャビン内の乗員数が少ないとき
の如く、冷房需要が低い期間中、運転状態にある冷却機
を流れる空気の流量を低い値に維持することが望ましい
場合には、かかる弁の開弁量増大制御に凌駕して開弁量
を低減させる手段を含んでいる。
本発明の好ましい実施例に於ては、圧力制御弁は空気
圧式アクチュエータにより作動され、該アクチュエータ
へ供給されるサーボ空気圧、従ってアクチュエータの作
動、はアクチュエータを加圧する主サーボ導管に、ベン
ト孔を含む圧力制御装置を設けることにより制御され
る。ベント孔の有効面積、従ってベント孔を流れる空気
の流量、はラム空気の温度に応答する可動の閉弁部材に
より設定される。また主サーボ導管は、空気循環冷却機
の一つの作動が停止されているとき、もう一つの空気循
環冷却機に対する主サーボ導管内の空気圧を段階状に調
節し、これによりアクチュエータへのサーボ圧を段階状
に調節して圧力制御弁の上述の開弁量の増大を達成し、
これにより停止中の空気循環冷却機を補償する他の一つ
の圧力制御装置と連通している。主サーボ導管内の空気
圧の段階状の調節は、該他の一つの空気圧制御装置に凌
駕し一つの空気循環冷却機が作動を停止しているにも拘
らず圧力制御弁を開弁方向に作動させる他の一つの制御
可能なベントにより行われる。
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施例につい
て詳細に説明する。
発明を実施するための最良の形態 第1図に於て、一対のガスタービンエンジン5及び10
により推進駆動される航空機(図示せず)は、当技術分
野に於てよく知られた態様にて、出口導管30及び35を経
て冷却された空気を排出する一対の空気循環冷却機20及
び25により加圧され且冷房されるキャビン15を含んでい
る。各空気循環冷却機にはエンジン5及び10よりブリー
ド空気導管40、45、50を経て圧縮機吐出空気が供給され
るようになっている。当業者には容易に理解され得る如
く、温暖な環境中やキャビン内の乗客の数が多い高冷房
需要の条件下に於ける航空機の運転には、空気循環冷却
機よりの出力がほぼ最高出力になることが必要である。
逆に比較的低温の環境中やキャビン中の乗客の数が少な
い低冷房需要の条件下に於ける航空機の運転には、空気
循環冷却機よりの出力がかなり小さいことが必要であ
り、エンジンの圧縮機吐出空気を節約すべく空気循環冷
却機の一方の作動を停止することが適切であることがあ
る。従って導管40には空気循環冷却機に供給されるブリ
ード空気の量を制御する圧力制御弁55及び60が設けられ
ている。弁55及び60はそれぞれ制御装置75及び80により
制御されるアクチュエータ65及び70により作動されるよ
うになっている。
制御装置75は第2図に詳細に示されている。圧力制御
弁55はリンク機構85によりこれに接続された弁アクチュ
エータ65により作動されるようになっている。アクチュ
エータ65はロッド100によりダイヤフラム95に接続され
たピストン90を含んでおり、ダイヤフラム95はばね105
により図にて右方へ付勢されており、ダイヤフラムとピ
ストンとの間の空間は大気に解放されている。ピストン
90に作用する流体圧の力がダイヤフラム95に作用する流
体圧による力よりばね105によりダイヤフラム95に作用
する力を差し引いた力に打勝つと、ピストン及びダイヤ
フラムは図にて右方へ移動して弁55を閉弁させる。同様
にダイヤフラム95に作用する力よりばね105によりダイ
ヤフラム95に及ぼされる力を差し引いた力がピストン90
に作用する流体圧の力に打勝つと、ピストン及びダイヤ
フラムは図にて左方へ移動し、これにより弁5に開弁さ
せる。
アクチュエータ65は両端に於て主サーボ導管110に連
通しており、該サーボ導管を経て供給される空気により
加圧されるようになっている。導管110には流れ絞り115
及びソレノイド弁120が設けられている。ソレノイドの
励磁によりソレノイド弁120が開いてアクチュエータ65
の右側が大気に解放されると、弁55は完全に閉じられる
ようになっている。また主サーボ導管110にはベント孔1
25が設けられている。
また主サーボ導管110は途中に圧力制御装置135、14
0、145が設けられた第一の枝管130と連通している。図
示の如く、圧力制御装置135は単純なばね付勢されたボ
ール弁を含んでおり、圧力制御装置140はソレノイド150
により電気的に駆動される同様のボール弁を含んでい
る。圧力制御装置145は枝管130の端部にベント孔155を
含んでいる。このベント孔155の有効開度はバイメタル
要素165に接続された可動の開弁部材160により調節され
るようになっており、バイメタル要素165は導管170を経
て航空機内へ流入するラム空気の温度に応答して偏差的
に熱膨張するようになっている。また枝管130はその枝
管内の空気圧が種々の圧力制御装置の駆動に対する動的
応答を制御する流れ絞り175、180、190を含んでいる。
途中に流れ絞り200を有する第二の枝管195が、流れ絞
り175のすぐ下流側に於て第一の枝管130と連通してい
る。
第一の枝管130及び第二の枝管195は、内部に往復動可
能なボール要素210を有するセレクタ弁205に接続されて
いる。当業者には理解され得る如く、ボール要素210は
その両方の入口よりボール要素に供給される高い方の圧
力に応答して反対側の入口を閉ざし、これにより枝管13
0又は枝管195より出口215へ常に高い方の圧力を通すよ
うになっている。
出口215は室220と連通しており、室220は符号230にて
示された位置に於て枢着された閉弁部材225を有してい
る。室220は符号235にて示された位置に於て大気に解放
されており、またその右端に於てばね245により上方に
付勢された可動のダイヤフラム240と、ストッパ250と、
ダイヤフラムと共に運動可能なプランジャ253とを収容
している。ハウジング220の図にて左端はばね260により
下方へ付勢されたダイヤフラム255を収容しており、ば
ね260のプレロードは調節ねじ265により調節されるよう
になっている。室220の左端の下方部はばね275により上
方へ付勢されたダイヤフラム270を収容しており、ばね2
75のプレロードは当技術分野に於てよく知られた態様に
て温度補償マウント280により温度に応答して調節され
るようになっている。ダイヤフラム255及び270はそれぞ
れリンク285及び290により可動の閉弁部材225の左端に
接続されている。室220の上方部分及び下方部分は途中
に動圧を補償する流れ絞り300を有する導管295により互
いに接続されている。
第二の枝管195は延長部305を含んでおり、該延長部
は、セレクタ弁205と同様のセレクタ弁であって、他方
の圧力制御弁60を駆動する弁アクチュエータ70のための
制御装置に関連する他の一つのセレクタ弁(図示せず)
と連通している。枝管195より延在する第二の延長部310
にはその端部にベント孔315が設けられており、このベ
ンド孔を通過して大気中に流れる空気の流れは、後に詳
細に説明する要領にて、圧力制御装置140に凌駕する目
的で、プランジャ320により制御され、ベント孔315がプ
ランジャ320により開閉されることにより枝管195及びセ
レクタ弁205を経てダイヤフラム240に作用する圧力を制
御する圧力制御装置を構成するようになっている。
本発明の制御装置75は以下の如く作動する。両方の空
気循環冷却機が作動状態にある通常の条件下に於ては、
弁55の下流側の導管40内の圧力はアクチュエータ65によ
り作動される圧力制御弁55により制御された圧力に設定
され、アクチュエータ65は制御装置75が導管170内のラ
ム空気温度に応答することにより制御される。バイメタ
ル要素165はラム空気温度の変化に応答して撓み、これ
によりベント孔155の有効開度を調節する閉弁部材160を
駆動する。ラム空気温度の上昇に応答して閉弁部材160
の反時計廻り方向へ運動すると、ベント孔155の有効開
度が増大され、これにより第一の枝管130内の圧力が低
下する。同様にらむ空気温度の低下に応答して閉弁部材
160が時計廻り方向へ運動すると、ベント孔155が閉じら
れ、これにより枝管130内の圧力が増大する。枝管130内
のかかる圧力変化はセレクタ弁205及び室220内のダイヤ
フラム240へ伝達される。セレクタ弁205内のボール要素
210の位置が図示に位置にあるものと仮定すれば、ラム
空気温度が定常温度より上昇することによりベント孔15
5がより大きく開かれ、これによりダイヤフラム240に作
用する枝管130内の圧力が低下し、閉弁部材225の右側端
部に作用する下向きの流体圧の力が低減する。このこと
により閉弁部材に作用する定常力の正味の合計によって
閉弁部材が反時計廻り方向へ枢動せしめられ、これによ
り主サーボ導管110のベント孔125の有効開度が低減す
る。このことにより導管110内のサーボ圧が増大し、こ
れによりアクチュエータのダイヤフラム95に作用する力
が増大する。これによりピストン及びダイヤフラムは左
方へ移動して圧力制御弁55を開弁させ、これにより導管
40を経て空気循環冷却機20へ供給される空気の流量を増
大させる。絞り115はピストン90に対する圧力の増大の
影響を遅延させる。
同様にセレクタ弁205のボール要素210の位置が図示の
位置にあるものと仮定して、ラム空気温度が低下する
と、閉弁部材160がベント孔155の有効開度を低減し、こ
れによりダイヤフラム240に作用する枝管130内の圧力を
上昇させる。このことにより閉弁部材225の右端に作用
する下向きの力が定常状態より増大し、これにより閉弁
部材225が時計廻り方向に回動してベント孔125の開度が
増大し、これにより主サーボ導管110内の圧力が低下す
る。かくしてダイヤフラム95に作用する圧力が低下する
と、ピストン90に使用する圧力がダイヤフラム95に作用
する圧力に対し相対的に増大し、ピストン及びダイヤフ
ラムは右方へ駆動され、圧力制御弁55が閉弁方向に駆動
されて導管40を経て空気循環冷却機20へ供給される空気
の流量が低減される。
第3図に於て、両方の空気循環冷却機が同時に作動さ
れている場合のラム空気温度に対する導管40内の制御さ
れた圧力の制御応答が直線部分325により示されてお
り、この線図の態様にてラム空気温度の上昇により導管
40内の制御された圧力が増大され、ラム空気温度の低下
により導管40内の制御された圧力が低下せしめられる。
直線部分330により示されている如く、プランジャ253の
自由端が閉弁部材225の右端より隔置されていることに
より、ラム空気温度の低い範囲(T1未満)に於ける増減
に応答してダイヤフラム240に生ずる運動はばね245によ
り完全に吸収され、かかるダイヤフラムの運動は閉弁部
材225の運動に影響せず、アクチュエータ65の両端に於
けるサーボ圧は一定に留まる。圧力制御装置135は、ベ
ント孔155が完全に閉じられた状態にある時には、枝管1
30内の圧力を一定に維持する。第3図の直線部分335に
より示されている如く、ラム空気温度が高い範囲(T2
上)に於て、閉弁部材160がベント孔155を最大値まで開
くと、ストッパ250がダイヤフラム240の上方への運動を
制限し、これによりラム空気温度がそれ以上上昇しても
閉弁部材225の位置、主サーボ導管110及びアクチュエー
タ65内のサーボ圧、従って圧力制御弁55の設定には影響
しない。
例えば空気循環冷却機25の作動不良や冷房需要が低い
ことにより空気循環冷却機25の作動を停止することが望
ましい場合には、ソレノイド150が消勢され、これによ
り圧力制御弁140が開弁されて、枝管130内の圧力が大気
に解放される。かかる開弁により、枝管130内の見掛け
の定常圧は階段状に低減され、これにより閉弁部材225
の定常状態の位置が変化され、このことにより主サーボ
導管110内の見掛けの定常状態の圧力は増大される。か
くして主サーボ導管110内の見掛けの圧力が階段状に変
化されることにより、弁55は見掛け上より一層開弁され
る。このことは、第3図に於て直線部分340により示さ
れている如く、空気循環冷却機を通る空気の流れに関す
る制御された圧力の最小値を増大する影響を有してい
る。かかる条件下に於けるラム空気温度の変化は直線部
分345により示されている如く弁25の設定を変化させ、
両方の空気循環冷却機が同時に作動されている状態につ
いて上述した要領にて導管40内の制御された圧力が変化
される。
例えば冷房需要が極端に低い条件下(例えばキャビン
内の乗客が0である場合)に於て一つのみの空気循環冷
却機を作動させる如く、更に圧力制御装置140に凌駕す
る制御が望ましい場合には、プランジャ320が駆動され
てベント孔315が閉じられ、これにより第二の枝管195内
の空気圧が増大される。この圧力増大によりセレクタ弁
205のボール要素210は左方へ駆動され、第一の枝管130
が遮断され、これにより第二の枝管195内の増大された
圧力がダイヤフラム240に与えられ、その結果上述の要
領と同様の要領にて閉弁部材225によりベント孔125が開
かれる。このことにより主サーボ導管110内のダイヤフ
ラム95に作用する圧力が低下し、これにより弁55が閉弁
方向に制御されて冷房需要が低いことに応答してただ一
機だけ運転されている空気循環冷却機を流れる空気の流
量が低減される。
以上の説明より、本発明の制御装置は、ラム空気温度
及びキャビンの冷房需要の両方の変動に応答して、航空
機の空調装置に使用されている複数の空気循環冷却機へ
供給される圧縮機ブリード空気の流量を効率的に制御す
ることが理解されよう。本発明の制御装置によれば、一
機の空気循環冷却機にて作動されている状態より複数機
の空気循環冷却機にて作動される状態へ空調装置が迅速
に且効果的に切換えられる。又一機だけ作動状態にある
空気循環冷却機に関連する制御された圧力の最小値が冷
房需要の変動を補償するよう容易に調節されるので、圧
縮機ブリード空気が効率的に制御される場合にも制御装
置の融通性が不足することにはならない。
以上に於ては本発明の特定の実施例について詳細に説
明したが、本発明はかかる実施例に限定されるものでは
なく、本発明の範囲内にて他の種々の実施例が可能であ
ることは当業者にとって明らかであろう。例えば以上の
説明に於ては、本発明の制御装置は二つの空気循環冷却
機を使用するツインエンジン航空機について説明した
が、本発明は二つ以上の多数の空気循環冷却機との関連
で採用されてもよい。同様に種々の構造や弁や流量制御
装置が説明されたが、本発明の範囲内にて種々の等価な
装置が採用されてよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は一対の空気循環冷却機を使用する航空機のキャ
ビン空調装置を示す概略構成図である。 第2図は本発明の圧力制御弁に対する制御装置を示す概
略構成図である。 第3図は第2図に示された制御装置の種々の作動モード
に於ける一方の空気循環冷却機を流れる制御された圧力
を示す解図的グラフである。 5、10……ガスタービンエンジン,15……キャビン,20、
25……空気循環冷却機,30、35……出口導管,40、45、50
……ブリード空気導管,55、60……圧力制御弁,65、70…
…アクチュエータ,75、80……制御装置,85……リンク機
構,90……ピストン,95……ダイヤフラム,100……ロッ
ド,105……ばね,110……主サーボ導管,115……流れ絞
り,120……ソレノイド弁,125……ベント,130……第一の
枝管,135、140、145……圧力制御装置,150……ソレノイ
ド,155……ベント孔,160……閉弁部材,165……バイメタ
ル要素,170……導管,175、180、190……流れ絞り,195…
…第二の枝管,200……流れ絞り,205……セレクタ弁,210
……ボール要素,215……出口,220……室,225……閉弁部
材,240……ダイヤフラム,245……ばね,250……ストッ
パ,253……プランジャ,225……ダイヤフラム,260……ば
ね,265……調節ねじ,270……ダイヤフラム,275……ば
ね,280……マウント,285、290……リンク,295……導管,
300……流れ絞り,305……カム,310……延長部,315……
ベント孔,320……プランジャ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】空気導管(40,45,50)を経て冷却された空
    気をキャビン(15)へ供給する一対の空気循環冷却機
    (20,25)を含み、前記一対の空気循環冷却機の各々を
    流れる空気の流量は一対の圧力制御弁(55,60)の各一
    つにより制御され、各圧力制御弁は対応する空気圧式ア
    クチュエータ(65,70)により作動されるよう構成され
    た航空機のキャビン空調装置にして、一方の空気循環冷
    却機(20)のための一方の前記圧力制御弁(55)に対応
    する一方の前記空気圧式アクチュエータ(65)は、 該一方の空気圧式アクチュエータと前記空気導管とに連
    通し、該空気導管より該一方の空気圧式アクチュエータ
    へ空気圧を導く主サーボ導管(110)と、 該主サーボ導管と連通し、ラム空気温度に応答して該主
    サーボ導管内の空気圧を連続的に調節し、これによりラ
    ム空気温度に応答してラム空気温度が上昇する程前記一
    方の圧力制御を開弁方向に作動させるよう該一方の空気
    圧式アクチュエータを制御する一つの圧力制御装置(15
    5,160,165)と、 該主サーボ導管と連通し、他方の空気循環冷却機(25)
    が作動を停止したことに応答して該主サーボ導管内の空
    気圧を階段状に調節し、これにより該一方の空気圧式ア
    クチュエータを開弁方向に作動させる他の一つの圧力制
    御装置(140)と、 該主サーボ導管と連通し、前記他の一つの圧力制御装置
    (140)に凌駕して該主サーボ導管内の空気圧を調節
    し、これにより前記他方の空気循環冷却機(25)の作動
    が停止しているにも拘らず該一方の圧力制御弁(55)を
    閉弁方向に作動させる更に他の一つの圧力制御装置(31
    5,320)と、 を含む制御装置により作動されるよう構成された航空機
    のキャビン空調装置。
JP62163858A 1986-06-30 1987-06-30 航空機のキャビン空調装置 Expired - Lifetime JP2602654B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/880,403 US4735056A (en) 1986-06-30 1986-06-30 Pressure regulating valve controller
US880403 2001-06-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6325199A JPS6325199A (ja) 1988-02-02
JP2602654B2 true JP2602654B2 (ja) 1997-04-23

Family

ID=25376198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62163858A Expired - Lifetime JP2602654B2 (ja) 1986-06-30 1987-06-30 航空機のキャビン空調装置

Country Status (11)

Country Link
US (1) US4735056A (ja)
JP (1) JP2602654B2 (ja)
CN (1) CN1016992B (ja)
CA (1) CA1294782C (ja)
DE (1) DE3719985A1 (ja)
FR (1) FR2606898B1 (ja)
GB (1) GB2195435B (ja)
IL (1) IL82954A (ja)
IN (1) IN167654B (ja)
IT (1) IT1205189B (ja)
SE (1) SE467350B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007516893A (ja) * 2003-12-30 2007-06-28 エアバス ドイチェランド ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 航空機キャビンの温度制御装置および方法

Families Citing this family (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8913211D0 (en) * 1989-06-08 1989-07-26 London Electricity Board Air conditioning system
US5540252A (en) * 1994-07-21 1996-07-30 United Technologies Corporation Pneumatically stabilized inline valve
EP0794898B1 (en) * 1994-12-23 1999-01-20 United Technologies Corporation Independent compartment temperature control for single-pack operation
DE10301465B4 (de) * 2003-01-16 2007-07-12 Liebherr-Aerospace Lindenberg Gmbh Klimatisierungssystem
US6782701B2 (en) * 2003-01-22 2004-08-31 Honeywell International Inc. Master-slave engine bleed flow sharing control method and system
US7219687B2 (en) * 2003-10-31 2007-05-22 Honeywell International, Inc. Resettable bi-stable thermal valve
DE10361381B3 (de) * 2003-12-29 2005-09-15 Airbus Deutschland Gmbh Verfahren zur Regelung der Temperatur in einem Raum in einem Luftfahrzeug
DE10361655B4 (de) * 2003-12-30 2007-10-04 Airbus Deutschland Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur Fußbodenheizung in einem Flugzeug
DE102004038860A1 (de) * 2004-08-10 2006-02-23 Airbus Deutschland Gmbh System zur Erzeugung von Prozessluft
FR2896767B1 (fr) * 2006-01-30 2009-10-02 Airbus France Sas Poste de pilotage et aeroplane comportant un tel poste de pilotage
US7669830B2 (en) * 2006-10-25 2010-03-02 Honeywell International Inc. Three position shutoff valve
US7845575B2 (en) * 2007-07-16 2010-12-07 Honeywell International Inc. Temperature-actuated valve assembly
US8033118B2 (en) * 2008-01-31 2011-10-11 EMBRAER—Empresa Brasileira de Aeronautica S.A. Bleed airflow balancing control using simplified sensing
US10041407B2 (en) * 2011-03-29 2018-08-07 General Electric Company System and method for air extraction from gas turbine engines
US20140109603A1 (en) * 2011-12-29 2014-04-24 Embraer S.A. Integrated environmental control systems and methods for controlling environmental temperature of an enclosed space
FR3016607B1 (fr) * 2014-01-20 2016-01-22 Sagem Defense Securite Actionneur de commande d'un plan horizontal de stabilisation d'un aeronef
JP6523443B2 (ja) 2014-10-02 2019-05-29 エルジー・ケム・リミテッド ゴム系バインダーを含む正極活物質スラリー及びこれから製造された正極
EP3095703B1 (en) * 2015-05-11 2019-07-03 United Technologies Corporation Environmental cooling systems for aircraft
FR3042173B1 (fr) * 2015-10-07 2018-07-06 Labinal Power Systems Procede et dispositif de conditionnement d'air d'une cabine d'aeronef et, aeronef dans lequel ce dispositif est mis en oeuvre
US10041481B2 (en) * 2016-01-22 2018-08-07 Marotta Controls, Inc. Actuation mechanism and associated methods
US10550867B2 (en) 2017-07-03 2020-02-04 Hamilton Sundstrand Corporation Ram air turbine structures for temperature dependent damping
US20220147074A1 (en) * 2020-11-06 2022-05-12 Hamilton Sundstrand Corporation Digitally augmented pneumatic control

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2961939A (en) * 1955-08-12 1960-11-29 Crane Co Vehicle air conditioning and accessory drive system
US2941373A (en) * 1955-12-09 1960-06-21 English Electric Co Ltd Temperature control and pressurisation systems for aircraft cockpits
US2932176A (en) * 1957-02-28 1960-04-12 United Aircraft Corp Cabin temperature control
US2966109A (en) * 1957-04-29 1960-12-27 United Aircraft Corp Dual supply air conditioning system having valve means for equalizing the supply flow
US3045983A (en) * 1958-05-15 1962-07-24 United Aircraft Corp Ram air control for aircraft air conditioning system
US2959028A (en) * 1959-10-27 1960-11-08 United Aircraft Corp Emergency temperature control means for aircraft air conditioning system
FR1390562A (fr) * 1964-03-12 1965-02-26 Bristol Siddeley Engines Ltd Système de conditionnement d'air pour avions
US3537644A (en) * 1968-08-12 1970-11-03 United Aircraft Corp Combined pressure and temperature regulator
GB1265684A (ja) * 1968-08-12 1972-03-01
US4320872A (en) * 1979-11-05 1982-03-23 The Garrett Corporation Anti-ice control system
US4318509A (en) * 1979-11-23 1982-03-09 United Technologies Corporation Fluid temperature control system

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007516893A (ja) * 2003-12-30 2007-06-28 エアバス ドイチェランド ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 航空機キャビンの温度制御装置および方法
JP4630287B2 (ja) * 2003-12-30 2011-02-09 エアバス オペラツィオンス ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング 航空機キャビンの温度制御装置および方法
US8336610B2 (en) 2003-12-30 2012-12-25 Airbus Deutschland Gmbh Device and method for temperature control in an aircraft cabin

Also Published As

Publication number Publication date
SE467350B (sv) 1992-07-06
IT8721065A0 (it) 1987-06-26
GB8713948D0 (en) 1987-07-22
IL82954A (en) 1991-06-30
FR2606898A1 (fr) 1988-05-20
IN167654B (ja) 1990-12-01
GB2195435A (en) 1988-04-07
DE3719985A1 (de) 1988-01-14
US4735056A (en) 1988-04-05
SE8702559D0 (sv) 1987-06-18
GB2195435B (en) 1990-01-31
FR2606898B1 (fr) 1990-10-19
CN1016992B (zh) 1992-06-10
JPS6325199A (ja) 1988-02-02
IT1205189B (it) 1989-03-15
SE8702559L (sv) 1987-12-31
IL82954A0 (en) 1987-12-20
CA1294782C (en) 1992-01-28
CN87104608A (zh) 1988-01-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2602654B2 (ja) 航空機のキャビン空調装置
US6390782B1 (en) Control valve for a variable displacement compressor
US4374469A (en) Variable capacity air cycle refrigeration system
US4671318A (en) Aircraft engine bleed air flow balancing technique
US3367256A (en) Cabin air flow control system
US20090123300A1 (en) System and method for controlling a variable displacement compressor
US9222596B2 (en) Fault tolerant airflow control system
CA2546585A1 (en) Microvalve device suitable for controlling a variable displacement compressor
US4442680A (en) Pilot-operated pressure regulator valve
CA1087067A (en) Relay pilot regulator
EP3433519B1 (en) Inlet pressure compensation for a valve system
US4779644A (en) Aircraft engine bleed air flow balancing technique
US3045983A (en) Ram air control for aircraft air conditioning system
US4765131A (en) Aircraft engine bleed air flow balancing technique
US5072781A (en) Temperature control system
US4318509A (en) Fluid temperature control system
KR970022195A (ko) 냉각탑에서의 냉각팬용 유압 구동 제어 시스템
US2977051A (en) Temperature responsive control valve
US3552883A (en) Ejector control system
US2815915A (en) Air mixing apparatus having temperature and pressure control
KR19990083040A (ko) 폐 루우프 재순환 시스템에서의 냉매(冷媒) 제어
GB2106635A (en) Temperature and pressure control for environmental control system for aircraft
US2932176A (en) Cabin temperature control
JPH0454485Y2 (ja)
GB1604541A (en) System for the control of flow of ventilating air