JP2602462Y2 - トラックのあおり - Google Patents

トラックのあおり

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JP2602462Y2
JP2602462Y2 JP1993065465U JP6546593U JP2602462Y2 JP 2602462 Y2 JP2602462 Y2 JP 2602462Y2 JP 1993065465 U JP1993065465 U JP 1993065465U JP 6546593 U JP6546593 U JP 6546593U JP 2602462 Y2 JP2602462 Y2 JP 2602462Y2
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tilting
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truck
tilt
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健吾 河瀬
一幸 深川
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YKK Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、トラックの荷台の側
縁部に、開閉自在に取り付けられるあおりに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば実公平4−62292号公
報に開示されているように、トラックの荷台の側縁部に
取り付けられた押出し形材から成るあおりは、上部あお
り構成部材構成材と中間部あおり構成部材、及び下部あ
おり構成部材の3種類の異なるパネル状の構成部材によ
り一枚のあおりが形成されていた。この上部あおり構成
部材は、上端縁部が平坦に形成されたもので、下端縁部
に嵌合部が形成されたものである。また、中間部あおり
構成部材は、上端縁部に、上部あおり構成部材と連結さ
れる被嵌合部が形成され、下端縁部には下部あおり構成
部材と連結される嵌合部が形成されたものである。そし
て、下部あおり構成部材の上端縁部には、中間部あおり
構成部材と連結される被嵌合部が形成され、下端縁部に
は、トラックの荷台の側縁部の蝶番に取り付けられる取
り付け部が形成されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の技術の場
合、上部、中間部、及び下部の3種類のあおり構成部材
を必要とし、製造コストがかかり、3種類の押出し形材
の表面処理が必要となり、表面の色むらが生じ易いもの
であった。また、あおり構成部材の形成に際して、3種
類の形材を用意しなければならず、常時3種類の形材を
管理しなければならず、その管理に多くのコスト及びス
ペースを必要としていた。
【0004】この考案は、上記従来の技術の問題点に鑑
みて成されたものであり、簡単な構造で、組立が容易で
あり、製造コストもかからないトラックのあおりを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、同一断面形
状の押出し形材から成る複数のあおり構成部材からな
り、このあおり構成部材は、一方の側縁部には互いに対
向した一対の突出片が長手方向に沿って形成され、他方
の側縁部には上記突出片の一方が嵌合する収容部 と上記
突出片の他方の内面が当接する載置部とが長手方向に沿
って形成され、上記一対の突出片の一方の突出片は表面
側に向かって開口した凹部を有し、上記一対の突出片の
うちの突出片を上記収容部に嵌合させ、突出片を上記載
置部に当接させて、上記複数のあおり構成部材の端縁部
どうしを互いに連結して1枚のあおりを形成し、上記複
数枚のあおり構成部材のうち下端に設けられたあおり構
成部材の下方においては、上記突出片の凹部に水密部材
を設け、上記突出片をトラックに設けられた回動部材に
固定したトラックのあおりである。
【0006】また、上記突出片が上記収容部に嵌合し
て、ビスにより上記あおり構成部材同士が互いに連結さ
れているとともに、各あおり構成部材は連結ボルトが貫
通され、互いに連結固定されている。さらに、上端のあ
おり構成部材にカバー部材が装着され、このカバー部材
は上端のあおり構成部材の収容部と載置部に保持されて
いる
【0007】
【作用】この考案のトラックのあおりは、同一断面形状
のあおり構成部材により、その端縁部どうしを連結し
て、端部の突出片には連結位置により異なる機能を持た
せ、任意大きさのあおりを形成することができ、製造効
率が向上し、あおり構成部材及びあおりの形成コストを
低減するとができるものである。
【0008】
【実施例】以下この考案の第一実施例について図面に基
づいて説明する。この実施例のトラックのあおり10
は、図4に示すように、トラック12の荷台14の3方
の側縁部に、揺動自在に設けられ、起立状態で3方のあ
おりが互いに連結されて箱状に連結されるものである。
このあおり10は、図2に示すように、各々同一断面形
状の上部あおり構成部材構成材16a、中間部あおり構
成部材16b、及び下部あおり構成部材16cの3枚の
パネル状のあおり構成部材16により、一枚のあおり1
0が形成されているものである。
【0009】この実施例のトラックのあおり構成部材1
6は、図1に示すように、長尺の四角柱状に形成され、
組立状態で下方に位置する側縁の角部に、互いに対向す
る一対の突出片20,21が、長手方向に沿って設けら
れている。この突出片20には、表面側に向かって開口
したT溝状の凹部22が形成され、突出片21は、この
あおり構成部材16の一側面と面一で板状に下方に突出
している。また、組立状態で上方に位置する他方の側縁
角部には、突出片20が嵌合するコ字形の溝状の収容部
24が長手方向に沿って形成されている。さらに、この
上方に位置する他の側縁角部には、長手方向に沿って上
方に開口した溝部39が形成され、さらにその側方に
は、突出片21の内面が当接し、突出片21の厚み分の
逃げが形成された載置部26が形成されている。
【0010】また、このあおり構成部材16の中空部に
は、補強等のために複数の支持壁28が形成され、この
支持壁28の最上部の支持壁28には、中央部に長手方
向に沿って、V溝29が形成されている。V溝29は、
ドリルで透孔を形成する際の位置決めガイドと成るもの
である。また、あおり構成部材16の上下端外表面に
も、同様の理由でV溝30が長手方向に沿って形成され
ている。
【0011】この実施例のあおり構成部材16の組立
は、図2、図3に示すように、一方のあおり構成部材1
6の上側側縁の収容部24に、上方のあおり構成部材1
6の突出片20を嵌合するとともに、突出片21を載置
部26に突設させ、ビス32を収容部24の外側からね
じ込んで、収容部24と突出片20を結合する。同様に
して、3枚のあおり構成部材16を連結し、図2に示す
ように、トラック12の荷台14の側縁部に取り付けら
れた回動部材34に、下部あおり構成部材16cの下端
縁の突出片20,21を嵌合させる。このとき、回動部
材34には、連結部材である連結ボルト36の頭部が係
合して突設されており、あおり10の所定位置には、あ
おり構成部材16cから上部あおり構成部材16aに貫
通した、挿通孔が形成されているので、連結ボルト36
をこの挿通孔に挿通させ、連結ボルト36の先端部が上
部あおり構成部材16aの上端部に突出し、ナット38
をダブルナットにして締めつけて固定する。これによ
り、あおり10は回動部材34に確実に固定される。そ
して、上部あおり構成部材16aの上端部には、連結ボ
ルト36及びナット38を覆う断面コ字形のカバー部材
40が設けられ、このカバー部材40の一方の側が、ビ
ス32により固定されているとともに、カバー部材40
の他方側は、載置部26と溝部39により保持固定され
ている。また、下部あおり構成部材16cの突出片20
の凹部22には、荷台14の側面に先端部が当接した水
密部材42が、長手方向に沿って取り付けられている。
なお、組み立てられたあおり10の長手方向両側端部に
は、その構成材を覆うように又は中空部に嵌合するよう
に、図示しないカバーが取り付けられる。
【0012】この実施例のトラックのあおり10によれ
ば、同一断面形状のあおり構成部材16を3枚連結し
て、あおり10を形成し、これを、トラック12の荷台
14に連結ボルト36で固定することにより、あおりが
10が取り付けられ、外観も良好なあおり10を、簡単
に形成することができる。また突出片21は載置部26
の逃げ部に位置して、あおり10の外表面が面一にな
り、外観状も良好なものである。
【0013】次に、この考案の第二実施例について図5
に基づいて説明する。この実施例のあおり構成部材16
は、図5に示すように、組立状態で、トラックの荷台の
内側に位置する側面に、凹部50が形成されたものであ
る。この凹部50には、荷台の荷物を固定するためのラ
ッシングレール等の付属部品52が取り付けられるもの
である。付属部品52は、複数のあおり構成部材16の
うちの任意の1又は複数の凹部50にビス等により固定
されるものである。そして、この実施例のトラックのあ
おりによっても上記実施例と同様の効果が得られ、さら
に、任意の付属部品を荷台内側に突出することなく取り
付けることができる。
【0014】なお、この考案のトラックのあおりは、連
結ボルトを用いずに、複数枚のあおり構成部材をビスに
より互いに連結するものでも良く、上部連結部材の支持
壁に連結ボルトの先端部が螺合しナットで固定されるも
のでも良い。これらにより、上端部のカバー部材は必要
ないものとなる。また、水密部材や気密部材も必要に応
じて取り付ければ良いものである。さらに、回動部材3
4は、図示するように、ヒンジを用いても良いが、あお
り構成部材の側方に蝶番の一方を取り付け、他方を荷台
の側面に取り付ける構成としても良い。この際、あおり
は、荷台の上面に載置されるものとなる。
【0015】
【考案の効果】この考案のトラックのあおりは、同一断
面形状のあおり構成部材を複数枚用いてあおりを形成し
ているので、あおりの組立が容易であり、あおり構成部
材の表面状態も均一になり、あおり構成部材の保管管理
も容易なものとなる。従って、製造コストも安価なもの
にすることができ、製造効率も良いものとなり、しかも
品質も一定にすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第一実施例のトラックのあおり構成
部材の縦断面図である。
【図2】この実施例のトラックのあおりの縦断面図であ
る。
【図3】この実施例のトラックのあおりの連結部分の部
分拡大縦断面図である。
【図4】この実施例のトラックのあおりの使用状態を示
す斜視図である。
【図5】この考案の第二実施例のトラックのあおり構成
部材の右側面図である。
【符号の説明】
10 あおり 12 トラック 14 荷台 16 あおり構成部材 20,21 突出片 22 凹部 24 収容部 26 載置部 34 回動部材 40 カバー部材 42 水密部材

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一断面形状の押出し形材から成る複数
    のあおり構成部材(16)からなり、このあおり構成部
    材(16)は、一方の側縁部には互いに対向した一対の
    突出片(20,21)が長手方向に沿って形成され、他
    方の側縁部には上記突出片(20,21)の一方が嵌合
    する収容部(24)と上記突出片(20,21)の他方
    の内面が当接する載置部(26)とが長手方向に沿って
    形成され、上記一対の突出片(20,21)の一方の突
    出片(20)は表面側に向かって開口した凹部(22)
    を有し、上記一対の突出片(20,21)のうちの突出
    片(20)を上記収容部(24)に嵌合させ、突出片
    (21)を上記載置部(26)に当接させて、上記複数
    のあおり構成部材(16)の端縁部どうしを互いに連結
    して1枚のあおり(10)を形成し、上記複数枚のあお
    り構成部材(16)のうち下端に設けられたあおり構成
    部材(16)の下方においては、上記突出片(20)の
    凹部(22)に水密部材(42)を設け、上記突出片
    (21)をトラックに設けられた回動部材(34)に固
    定したことを特徴とするトラックのあおり。
  2. 【請求項2】 上記突出片(20)が上記収容部(2
    4)に嵌合して、ビス(32)により上記あおり構成部
    材(16)同士が互いに連結されているとともに、各あ
    おり構成部材(16)には連結ボルト(36)が貫通さ
    れ、互いに連結固定されたことを特徴とする請求項1記
    載のトラックのあおり。
  3. 【請求項3】 上端のあおり構成部材(16)にカバー
    部材(40)が装着され、このカバー部材(40)は上
    端のあおり構成部材(16)の収容部(24)と載置部
    (26)に保持さたことを特徴とする請求項1または2
    記載のトラックのあおり。
JP1993065465U 1993-11-11 1993-11-11 トラックのあおり Expired - Fee Related JP2602462Y2 (ja)

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