JP2601886Y2 - 照明装置 - Google Patents
照明装置Info
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- JP2601886Y2 JP2601886Y2 JP1992086590U JP8659092U JP2601886Y2 JP 2601886 Y2 JP2601886 Y2 JP 2601886Y2 JP 1992086590 U JP1992086590 U JP 1992086590U JP 8659092 U JP8659092 U JP 8659092U JP 2601886 Y2 JP2601886 Y2 JP 2601886Y2
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- fluorescent tube
- notch
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、液晶表示装置等のフラ
ット表示装置の裏面に配置して表示装置の正面側である
観視方向に向けて光を照射する照明装置の構造に関し、
更に詳しくは発光源としてトリガーコートを有した蛍光
管を用い、前記トリガーコートと蛍光管駆動回路との接
続手段に関する。
ット表示装置の裏面に配置して表示装置の正面側である
観視方向に向けて光を照射する照明装置の構造に関し、
更に詳しくは発光源としてトリガーコートを有した蛍光
管を用い、前記トリガーコートと蛍光管駆動回路との接
続手段に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置などのフラット表示パネル
を用いた表示装置では、画像情報を書き込まれた液晶パ
ネルの背面に照明装置を配設して、照明装置の光により
前記液晶パネルの前面に位置する観視者へ向けて画像情
報を照射する事で明瞭なコントラストを有す画像を表示
していた。
を用いた表示装置では、画像情報を書き込まれた液晶パ
ネルの背面に照明装置を配設して、照明装置の光により
前記液晶パネルの前面に位置する観視者へ向けて画像情
報を照射する事で明瞭なコントラストを有す画像を表示
していた。
【0003】このような液晶表示装置に対する照明装置
として従来実開平2−35582が提案されている。従
来例として実開平2−35582で提案されている図を
用いて説明すると、照明装置をフラット表示パネル(図
示せず)が配設される方向から見た上面斜視図を図3に
示し、図4には図3の照明装置を下面方向から見た下面
斜視図を示している。
として従来実開平2−35582が提案されている。従
来例として実開平2−35582で提案されている図を
用いて説明すると、照明装置をフラット表示パネル(図
示せず)が配設される方向から見た上面斜視図を図3に
示し、図4には図3の照明装置を下面方向から見た下面
斜視図を示している。
【0004】以下図面によりの従来例を詳述する。図3
に示すごとく蛍光管20はU字状の屈曲部を反射部材1
0の開口部13に挿入することにより蛍光管20の屈曲
部を縦方向を支持する。また蛍光管20の両蛍光管端部
21は蛍光管保持部15と照明配線基板位置決め部14
に挿入された照明配線基板30を介して反射部材10に
挟まれるように保持されている。
に示すごとく蛍光管20はU字状の屈曲部を反射部材1
0の開口部13に挿入することにより蛍光管20の屈曲
部を縦方向を支持する。また蛍光管20の両蛍光管端部
21は蛍光管保持部15と照明配線基板位置決め部14
に挿入された照明配線基板30を介して反射部材10に
挟まれるように保持されている。
【0005】上記反射部材10は反射効率の高い白色系
のポリプロピレン等の耐高温用樹脂により形成されてお
り放物線、双曲線等の二次曲面あるいは疑似二次曲面状
の反射面部17を有している。
のポリプロピレン等の耐高温用樹脂により形成されてお
り放物線、双曲線等の二次曲面あるいは疑似二次曲面状
の反射面部17を有している。
【0006】さらにに図4に示すごとく照明配線基板3
0は、反射部材10の基板位置決め部14により位置決
め保持されており、蛍光管端子23は半田付けにより照
明配線基板30に接続されている。温度ヒューズ33の
リード線は、蛍光管保持部15に設けた切り欠きを通し
て蛍光管端部22と接触をとり、且つ照明配線基板30
と半田付けすることにより接続し固定される。照明配線
基板30と照明駆動回路(図示せず)は、照明配線基板
30に端部が半田付けされた外部回路接続部32にて接
続されている。
0は、反射部材10の基板位置決め部14により位置決
め保持されており、蛍光管端子23は半田付けにより照
明配線基板30に接続されている。温度ヒューズ33の
リード線は、蛍光管保持部15に設けた切り欠きを通し
て蛍光管端部22と接触をとり、且つ照明配線基板30
と半田付けすることにより接続し固定される。照明配線
基板30と照明駆動回路(図示せず)は、照明配線基板
30に端部が半田付けされた外部回路接続部32にて接
続されている。
【0007】組立手順の簡単な説明をする。図3に於い
て反射部材10の反射面部17を上向きにして置き、蛍
光管20の屈曲部を開口部13に通し、蛍光管20の両
蛍光管端部22を蛍光管保持部15に納める。予め外部
回路接続部32の半田付けされた照明配線基板30は、
図3に示すごとく反射部材10の基板位置決め部14と
蛍光管保持部15の間に矢印A方向から挿入する。この
時点で蛍光管20は屈曲部を開口部13に挿入して縦方
向を位置決めすると共に蛍光管20の両蛍光管端部22
が蛍光管保持部15と照明配線基板30を介して基板位
置決め部14の間に挟持されて位置決めされる。
て反射部材10の反射面部17を上向きにして置き、蛍
光管20の屈曲部を開口部13に通し、蛍光管20の両
蛍光管端部22を蛍光管保持部15に納める。予め外部
回路接続部32の半田付けされた照明配線基板30は、
図3に示すごとく反射部材10の基板位置決め部14と
蛍光管保持部15の間に矢印A方向から挿入する。この
時点で蛍光管20は屈曲部を開口部13に挿入して縦方
向を位置決めすると共に蛍光管20の両蛍光管端部22
が蛍光管保持部15と照明配線基板30を介して基板位
置決め部14の間に挟持されて位置決めされる。
【0008】次に図4に示すごとくこの照明装置を裏返
し、蛍光管端子23をたるみのないように照明配線基板
30に半田付けをする。この事に依って蛍光管20の両
蛍光管端部22が蛍光管保持部15のツバ部にそれぞれ
ぶつかり位置決めされる。そして、温度ヒューズ33の
リード線は蛍光管保持部15に設けた切欠を通すことで
蛍光管20と接触させた後照明配線基板30と半田付け
を行い組立を完了する。
し、蛍光管端子23をたるみのないように照明配線基板
30に半田付けをする。この事に依って蛍光管20の両
蛍光管端部22が蛍光管保持部15のツバ部にそれぞれ
ぶつかり位置決めされる。そして、温度ヒューズ33の
リード線は蛍光管保持部15に設けた切欠を通すことで
蛍光管20と接触させた後照明配線基板30と半田付け
を行い組立を完了する。
【0009】このような構成の元に用いられている蛍光
管は、蛍光管の端子間に高電圧を印加してグロー放電を
開始させた後アーク放電とすることで蛍光管を発光させ
るため、蛍光管の端子間の距離が長い管形状を有すU字
型蛍光管やS字型蛍光管等に於いては蛍光管印加電圧を
より高くせねばならないと共に、低温時に於いては蛍光
管がグロー放電からアーク放電を開始する起動特性が悪
くなる問題を有していた。
管は、蛍光管の端子間に高電圧を印加してグロー放電を
開始させた後アーク放電とすることで蛍光管を発光させ
るため、蛍光管の端子間の距離が長い管形状を有すU字
型蛍光管やS字型蛍光管等に於いては蛍光管印加電圧を
より高くせねばならないと共に、低温時に於いては蛍光
管がグロー放電からアーク放電を開始する起動特性が悪
くなる問題を有していた。
【0010】これらの問題に対する解決手段として、特
開平4−264426や実開平2−107124が提案
されており、何れも蛍光管の起動特性を改善するために
電極板を蛍光管の裏面に配設して、蛍光管が長くなって
も蛍光管の起動特性が落ちるのを防止せんものとしてい
た。
開平4−264426や実開平2−107124が提案
されており、何れも蛍光管の起動特性を改善するために
電極板を蛍光管の裏面に配設して、蛍光管が長くなって
も蛍光管の起動特性が落ちるのを防止せんものとしてい
た。
【0011】しかしながら特開平2-107124に於い
ては、反射板を金属の導電材として蛍光管の裏面に配置
した事で反射機能と蛍光管全長に渡る電位を一定にする
機能の両方をもたせようとしたのであるが、実際にはプ
ラスチック成形で生産された反射板に比べて高価な製品
となっており、さらには反射板と基板を密着し反射板の
一部を基板に半田付けする構造のため基板に部品実装及
び両面配線をせんものとすると導電反射板と部品のリ−
ド部分及び配線の絶縁膜欠陥とがショートする危険性が
あり、信頼性が悪い問題を有している。
ては、反射板を金属の導電材として蛍光管の裏面に配置
した事で反射機能と蛍光管全長に渡る電位を一定にする
機能の両方をもたせようとしたのであるが、実際にはプ
ラスチック成形で生産された反射板に比べて高価な製品
となっており、さらには反射板と基板を密着し反射板の
一部を基板に半田付けする構造のため基板に部品実装及
び両面配線をせんものとすると導電反射板と部品のリ−
ド部分及び配線の絶縁膜欠陥とがショートする危険性が
あり、信頼性が悪い問題を有している。
【0012】また、特開平4−264426においては
蛍光管中央部を接地電位とすることで仮トリガー機能を
持たせて低温時の蛍光管起動特性の向上を得ていたが、
U字蛍光管のU字部の1点だけを近接対向接地電位とし
ているため蛍光管の長さが長くなると効果が落ちる問題
を有している。
蛍光管中央部を接地電位とすることで仮トリガー機能を
持たせて低温時の蛍光管起動特性の向上を得ていたが、
U字蛍光管のU字部の1点だけを近接対向接地電位とし
ているため蛍光管の長さが長くなると効果が落ちる問題
を有している。
【0013】
【考案が解決しようとする課題】係る点と近年の蛍光管
製造技術の進歩に鑑み、本考案は蛍光管製造時に塗布し
配設されるトリガーコート付き蛍光管を用い、前記蛍光
管を前記蛍光管が発光する光を反射する反射部材に設け
られた凹部に収納するとともに、照明配線基板と反射部
材により支持した照明装置に、最小限の部品と組立工数
とにより、低温時の蛍光管起動特性が改善された安価な
照明装置を目的とする。
製造技術の進歩に鑑み、本考案は蛍光管製造時に塗布し
配設されるトリガーコート付き蛍光管を用い、前記蛍光
管を前記蛍光管が発光する光を反射する反射部材に設け
られた凹部に収納するとともに、照明配線基板と反射部
材により支持した照明装置に、最小限の部品と組立工数
とにより、低温時の蛍光管起動特性が改善された安価な
照明装置を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本考案の要旨は、管の外面にトリガ−コ−トを布設し
てなる蛍光管と蛍光管の背面に配置され前記蛍光管を収
納するための凹形状をなすとともに前記凹形状部に収納
された前記蛍光管が発する光を反射するための反射面を
備えた反射部材と前記蛍光管の端子の配線処理をするた
めの照明配線基板とにより構成された照明装置に於い
て、前記反射部材に切欠きが設けられておりまた前記切
欠きを通して前記蛍光管の前記トリガ−コ−トと接続す
る端部と前記照明配線基板に接続される部位を有する接
続部材を有し前記接続部材が前記切欠きを通して前記ト
リガーコートに接続され前記接続部材の前記接続される
部位が前記照明配線基板に接続された構成を特徴とす
る。
の本考案の要旨は、管の外面にトリガ−コ−トを布設し
てなる蛍光管と蛍光管の背面に配置され前記蛍光管を収
納するための凹形状をなすとともに前記凹形状部に収納
された前記蛍光管が発する光を反射するための反射面を
備えた反射部材と前記蛍光管の端子の配線処理をするた
めの照明配線基板とにより構成された照明装置に於い
て、前記反射部材に切欠きが設けられておりまた前記切
欠きを通して前記蛍光管の前記トリガ−コ−トと接続す
る端部と前記照明配線基板に接続される部位を有する接
続部材を有し前記接続部材が前記切欠きを通して前記ト
リガーコートに接続され前記接続部材の前記接続される
部位が前記照明配線基板に接続された構成を特徴とす
る。
【0015】また、前記接続部材の前記端部には前記切
欠き部を通してトリガーコートと接続する接触バネ端部
が形成されていることを特徴とする。
欠き部を通してトリガーコートと接続する接触バネ端部
が形成されていることを特徴とする。
【0016】また、前記接続部材の前記照明配線基板に
接続される部位には前記照明配線基板の配線パターンと
接触させ固定するためのネジ止め部が形成されているこ
とを特徴とする。
接続される部位には前記照明配線基板の配線パターンと
接触させ固定するためのネジ止め部が形成されているこ
とを特徴とする。
【0017】また、前記接続部材の両端部の間には前記
接続部材を前記反射部材に半固定するための少なくとも
1つの位置決め切欠き部が配設されておりまた前記反射
部材には位置決めフックを有する位置決め部が少なくと
も1つ配設されており前記位 置決め部の前記位置決めフ
ックに前記接続部材の前記位置決め切欠き部が係合する
ように配設したことを特徴とする。
接続部材を前記反射部材に半固定するための少なくとも
1つの位置決め切欠き部が配設されておりまた前記反射
部材には位置決めフックを有する位置決め部が少なくと
も1つ配設されており前記位 置決め部の前記位置決めフ
ックに前記接続部材の前記位置決め切欠き部が係合する
ように配設したことを特徴とする。
【0018】また、前記接続部材の前記接触バネ端部の
近傍に第2の切欠き部を有し前記第2の切欠き部と前記
接触バネ端部の近傍の反射部材の位置にフック形状の突
起を設けた第2の位置決め部を配設し前記第2の位置決
め部の前記位置決めフックに前記接続部材の前記第2の
切欠き部が係合するように配設したことを特徴とする。
近傍に第2の切欠き部を有し前記第2の切欠き部と前記
接触バネ端部の近傍の反射部材の位置にフック形状の突
起を設けた第2の位置決め部を配設し前記第2の位置決
め部の前記位置決めフックに前記接続部材の前記第2の
切欠き部が係合するように配設したことを特徴とする。
【0019】また、前記接続部材が略L字形状を成し前
記接続部材の前記ネジ止め部と前記第2の切欠き部との
間に位置決め切欠き部(43)を配設し前記位置決め切
欠き部(43)に対向する前記反射部材には位置決めフ
ックを有する位置決め部(12)が配設されており前記
位置決め部(12)の位置決めフックに前記接続部材の
前記位置決め切欠き部(43)が係合するように配設し
たことで三角形の略頂点を位置決めし支持したことを特
徴とする。
記接続部材の前記ネジ止め部と前記第2の切欠き部との
間に位置決め切欠き部(43)を配設し前記位置決め切
欠き部(43)に対向する前記反射部材には位置決めフ
ックを有する位置決め部(12)が配設されており前記
位置決め部(12)の位置決めフックに前記接続部材の
前記位置決め切欠き部(43)が係合するように配設し
たことで三角形の略頂点を位置決めし支持したことを特
徴とする。
【0020】
【作用】照明装置を使用する環境の周囲温度が低い低温
時に於ける蛍光管の起動特性は実開平2ー107124
に説明されている如く、トリガーコートを使用しないと
低温時の蛍光管の起動特性が悪く十分な光束が得られな
い問題がある。本考案の照明装置に於いては、蛍光管に
配設してなるトリガーコートと反射部材とを接続部材で
接続しており、前記接続部材のネジ止め部により接続部
材と照明配線基板と反射部材とを筐体に一体固定する構
成をなしているため、蛍光管に配設されているトリガー
コートを有効に利用でき、蛍光管の高圧電位部の電圧を
蛍光管全長に渡り有効に分布することで低温時の蛍光管
起動特性の改善が得られる。
時に於ける蛍光管の起動特性は実開平2ー107124
に説明されている如く、トリガーコートを使用しないと
低温時の蛍光管の起動特性が悪く十分な光束が得られな
い問題がある。本考案の照明装置に於いては、蛍光管に
配設してなるトリガーコートと反射部材とを接続部材で
接続しており、前記接続部材のネジ止め部により接続部
材と照明配線基板と反射部材とを筐体に一体固定する構
成をなしているため、蛍光管に配設されているトリガー
コートを有効に利用でき、蛍光管の高圧電位部の電圧を
蛍光管全長に渡り有効に分布することで低温時の蛍光管
起動特性の改善が得られる。
【0021】
【実施例】図1に本考案に係る照明装置の一実施例の下
面斜視図に、図1に於けるA−A断面図を図2に示す。
図1に示すごとく、蛍光管20上に配設されているトリ
ガーコート21を反射部材10と接する向きで蛍光管2
0を反射部材10に配設する。また、蛍光管20の一方
のU字状屈曲部を反射部材20に設けられた開口部13
に挿入することにより蛍光管のU字状屈曲部を図面上で
縦方向に支持し、他方蛍光管20の両端部である蛍光管
端部22は反射部材10上の蛍光管保持部15と基板位
置決め部14に挿入された照明配線基板30を介して反
射部材10に挟まれるように保持されている。収納した
蛍光管の光束を前方に反射するために反射部材10の蛍
光管収納部の形状は放物線、双曲線等の二次曲面あるい
は疑似二次曲面状の反射面をなしている。
面斜視図に、図1に於けるA−A断面図を図2に示す。
図1に示すごとく、蛍光管20上に配設されているトリ
ガーコート21を反射部材10と接する向きで蛍光管2
0を反射部材10に配設する。また、蛍光管20の一方
のU字状屈曲部を反射部材20に設けられた開口部13
に挿入することにより蛍光管のU字状屈曲部を図面上で
縦方向に支持し、他方蛍光管20の両端部である蛍光管
端部22は反射部材10上の蛍光管保持部15と基板位
置決め部14に挿入された照明配線基板30を介して反
射部材10に挟まれるように保持されている。収納した
蛍光管の光束を前方に反射するために反射部材10の蛍
光管収納部の形状は放物線、双曲線等の二次曲面あるい
は疑似二次曲面状の反射面をなしている。
【0022】照明配線基板30は、反射部材10の基板
位置決め部14により位置決め保持されており、蛍光管
端子23は半田付けにより照明配線基板30に接続され
ている。また、温度ヒューズ33のリード線は、前記蛍
光管保持部15に設けた切り欠き部より蛍光管20の端
部と接触をとり、且つ照明配線基板30との半田付けに
より固定される。また、照明配線基板30と蛍光管20
を駆動するための高圧駆動信号を発生する照明駆動回路
(図示せず)は、外部回路接続部32にて接続される。
位置決め部14により位置決め保持されており、蛍光管
端子23は半田付けにより照明配線基板30に接続され
ている。また、温度ヒューズ33のリード線は、前記蛍
光管保持部15に設けた切り欠き部より蛍光管20の端
部と接触をとり、且つ照明配線基板30との半田付けに
より固定される。また、照明配線基板30と蛍光管20
を駆動するための高圧駆動信号を発生する照明駆動回路
(図示せず)は、外部回路接続部32にて接続される。
【0023】さらに、反射部材10の蛍光管20を収納
する部分部に切欠き部11が設けられており、図2に示
す如く切欠き部11の位置には蛍光管20に配設されて
いるトリガーコート21が位置している。トリガーコー
ト21を照明駆動回路の接地電位とするために導電性の
接続部材40が図1のごとく配設されており、接続部材
40により照明配線基板30に配線されている配線パタ
ーン31とトリガーコート21とが接続されている。
する部分部に切欠き部11が設けられており、図2に示
す如く切欠き部11の位置には蛍光管20に配設されて
いるトリガーコート21が位置している。トリガーコー
ト21を照明駆動回路の接地電位とするために導電性の
接続部材40が図1のごとく配設されており、接続部材
40により照明配線基板30に配線されている配線パタ
ーン31とトリガーコート21とが接続されている。
【0024】接続部材40の一端部には切欠き部11を
通してトリガーコート21と接続するための接触バネ端
部42を形成し、接続部材40の接続されるところの部
位である他の端部には、配線パターン31と接触させ固
定するためのネジ止め部41を形成しており、接続部材
40の両端部の間には接続部材40を反射部材10に半
固定するための位置決め切欠き部43が設けられ、反射
部材10の位置決め部12である位置決めフックに接続
部材40の位置決め切欠き部43を合わせることにより
接続部材40の接触バネ端部42のバネ機能が向上す
る。
通してトリガーコート21と接続するための接触バネ端
部42を形成し、接続部材40の接続されるところの部
位である他の端部には、配線パターン31と接触させ固
定するためのネジ止め部41を形成しており、接続部材
40の両端部の間には接続部材40を反射部材10に半
固定するための位置決め切欠き部43が設けられ、反射
部材10の位置決め部12である位置決めフックに接続
部材40の位置決め切欠き部43を合わせることにより
接続部材40の接触バネ端部42のバネ機能が向上す
る。
【0025】また、接続部材40の接触バネ端部42が
トリガーコート21と圧接触するので、蛍光管20が照
明配線基板30側に押し当たると共に、図1に示される
蛍光管20のU字管部が反射部材の平面部に押し当たる
作用も接続部材40は有す。
トリガーコート21と圧接触するので、蛍光管20が照
明配線基板30側に押し当たると共に、図1に示される
蛍光管20のU字管部が反射部材の平面部に押し当たる
作用も接続部材40は有す。
【0026】さらに、図1の如く接続部材40の接触バ
ネ端部42の近傍に第2の切欠き部44を配設し、第2
の切欠き部44と反射部材10が接触する反射部材10
の位置にフック形状の突起を設け第2の位置決め部16
を形成することで、接触バネ端部42のバネ機能を向上
させ得る。
ネ端部42の近傍に第2の切欠き部44を配設し、第2
の切欠き部44と反射部材10が接触する反射部材10
の位置にフック形状の突起を設け第2の位置決め部16
を形成することで、接触バネ端部42のバネ機能を向上
させ得る。
【0027】図1の如く接続部材40が略L字形状を形
成ており、接続部材40のネジ止め部41と第2の切欠
き部44との間に位置決め切欠き部43が配設されてお
り、また位置決め切欠き部43に対向する反射部材40
には位置決めフックを有する位置決め部12が配設され
ており、位置決め部12の位置決めフックに接続部材4
0の位置決め切欠き部43が係合するように配設したこ
とで、第2の位置決め部16と位置決め部12とネジ止
め部41の三角形の略頂点に相当する位置で位置決めを
し支持した構成を成している。
成ており、接続部材40のネジ止め部41と第2の切欠
き部44との間に位置決め切欠き部43が配設されてお
り、また位置決め切欠き部43に対向する反射部材40
には位置決めフックを有する位置決め部12が配設され
ており、位置決め部12の位置決めフックに接続部材4
0の位置決め切欠き部43が係合するように配設したこ
とで、第2の位置決め部16と位置決め部12とネジ止
め部41の三角形の略頂点に相当する位置で位置決めを
し支持した構成を成している。
【0028】このような構成により、照明駆動回路で成
形された照明駆動信号は外部回路接続部31を通過し照
明配線基板30に供給される。照明配線基板に供給され
た信号は蛍光管端子23の高電圧側と接地電位側(蛍光
管は交流駆動されるので高圧側、接地電位側との表現は
正確でないが説明上の言葉として用いる)との間に供給
されて蛍光管を駆動する。接地電位側は配線パターン3
1を経由して接続部材40のネジ止め部41に接続され
て接続部材40を接地電位とする。接続部材は接触バネ
端部42を介して蛍光管20のトリガーコート21と接
続され、トリガーコートを接地電位とする。周囲温度が
低い低温時に於いて蛍光管内部に封入された水銀蒸気圧
が低くなり光出力の低下を来たしている蛍光管の作動を
トリガーコートに接地電位をかけることで低温時に於け
る蛍光管の起動特性を向上させることができる。
形された照明駆動信号は外部回路接続部31を通過し照
明配線基板30に供給される。照明配線基板に供給され
た信号は蛍光管端子23の高電圧側と接地電位側(蛍光
管は交流駆動されるので高圧側、接地電位側との表現は
正確でないが説明上の言葉として用いる)との間に供給
されて蛍光管を駆動する。接地電位側は配線パターン3
1を経由して接続部材40のネジ止め部41に接続され
て接続部材40を接地電位とする。接続部材は接触バネ
端部42を介して蛍光管20のトリガーコート21と接
続され、トリガーコートを接地電位とする。周囲温度が
低い低温時に於いて蛍光管内部に封入された水銀蒸気圧
が低くなり光出力の低下を来たしている蛍光管の作動を
トリガーコートに接地電位をかけることで低温時に於け
る蛍光管の起動特性を向上させることができる。
【0029】
【考案の効果】本考案は、蛍光管製造時に塗布配設され
るトリガーコート付き蛍光管のトリガーコートと接続部
材とを反射部材に配設される切欠き部を通して接続する
容易な手段で、トリガーコートに接地電位をかけること
ができるため、周囲温度が低い低温時に於いて蛍光管内
部に封入された水銀蒸気圧が低くなり光出力の低下を来
たす問題が改善される。更に接続部材と蛍光管に配設さ
れたトリガーコートをバネ圧接触するため振動や衝撃に
対し信頼性が向上する。このように本考案は従来技術の
欠点を解決し、信頼性が高く安価な照明装置が得られ
る。
るトリガーコート付き蛍光管のトリガーコートと接続部
材とを反射部材に配設される切欠き部を通して接続する
容易な手段で、トリガーコートに接地電位をかけること
ができるため、周囲温度が低い低温時に於いて蛍光管内
部に封入された水銀蒸気圧が低くなり光出力の低下を来
たす問題が改善される。更に接続部材と蛍光管に配設さ
れたトリガーコートをバネ圧接触するため振動や衝撃に
対し信頼性が向上する。このように本考案は従来技術の
欠点を解決し、信頼性が高く安価な照明装置が得られ
る。
【図1】本考案による照明装置の一実施例を示す下面斜
視図である。
視図である。
【図2】本考案による一実施例である図1に於けるA−
A断面図である。
A断面図である。
【図3】従来提案されている照明装置をフラットパネル
側より見た上面斜視図である。
側より見た上面斜視図である。
【図4】従来提案されている図3の照明装置を下面側よ
り見た下面斜視図である。
り見た下面斜視図である。
10 反射部材 11 切欠き部 12 位置決め部16 第2の位置決め部 20 蛍光管 21 トリガーコート 30 照明配線基板 31 配線パターン 40 接続部材 41 ネジ止め部 42 接触バネ端部 43 位置決め切欠き部44 第2の切欠き部
Claims (6)
- 【請求項1】 管の外面にトリガ−コ−トを布設してな
る蛍光管と蛍光管の背面に配置され前記蛍光管を収納す
るための凹形状をなすとともに前記凹形状部に収納され
た前記蛍光管が発する光を反射するための反射面を備え
た反射部材と前記蛍光管の端子の配線処理をするための
照明配線基板とにより構成された照明装置に於いて、 前記反射部材に切欠きが設けられておりまた前記切欠き
を通して前記蛍光管の前記トリガ−コ−トと接続する端
部と前記照明配線基板に接続される部位を有する接続部
材を有し前記接続部材が前記切欠きを通して前記トリガ
ーコートに接続され前記接続部材の前記接続される部位
が前記照明配線基板に接続された構成を特徴とする照明
装置。 - 【請求項2】 前記接続部材の前記端部には前記切欠き
部を通してトリガーコートと接続する接触バネ端部が形
成されていることを特徴とする請求項1に記載の照明装
置。 - 【請求項3】 前記接続部材の前記照明配線基板に接続
される部位には前記照明配線基板の配線パターンと接触
させ固定するためのネジ止め部が形成されていることを
特徴とする請求項1または請求項2に記載の照明装置。 - 【請求項4】 前記接続部材の両端部の間には前記接続
部材を前記反射部材に半固定するための少なくとも1つ
の位置決め切欠き部が配設されておりまた前記反射部材
には位置決めフックを有する位置決め部が少なくとも1
つ配設されており前記位置決め部の前記位置決めフック
に前記接続部材の前記位置決め切欠き部が係合するよう
に配設したことを特徴とする請求項1または請求項2ま
たは請求項3に記載の照明装置。 - 【請求項5】 前記接続部材の前記接触バネ端部の近傍
に第2の切欠き部を有し前記第2の切欠き部と前記接触
バネ端部の近傍の反射部材の位置にフック形状の突起を
設けた第2の位置決め部を配設し前記第2の位置決め部
の前記位置決めフックに前記接続部材の前記第2の切欠
き部が係合するように配設したことを 特徴とする請求項
4に記載の照明装置。 - 【請求項6】 前記接続部材が略L字形状を成し前記接
続部材の前記ネジ止め部と前記第2の切欠き部との間に
位置決め切欠き部(43)を配設し前記位置決め切欠き
部(43)に対向する前記反射部材には位置決めフック
を有する位置決め部(12)が配設されており前記位置
決め部(12)の位置決めフックに前記接続部材の前記
位置決め切欠き部(43)が係合するように配設したこ
とで三角形の略頂点を位置決めし支持したことを特徴と
する請求項4に記載の照明装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992086590U JP2601886Y2 (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992086590U JP2601886Y2 (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0644279U JPH0644279U (ja) | 1994-06-10 |
JP2601886Y2 true JP2601886Y2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=13891228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992086590U Expired - Fee Related JP2601886Y2 (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 照明装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2601886Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE10039966A1 (de) * | 2000-08-16 | 2002-03-07 | Siemens Ag | Beleuchtungseinheit mit mindestens einer im Wesentlichen U-förmigen Gasentladungslampe |
-
1992
- 1992-11-25 JP JP1992086590U patent/JP2601886Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0644279U (ja) | 1994-06-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |