JP2601605B2 - 同期信号抑圧スクランブル契約tvシステム及びその装置 - Google Patents
同期信号抑圧スクランブル契約tvシステム及びその装置Info
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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- G06F11/00—Error detection; Error correction; Monitoring
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N7/00—Television systems
- H04N7/16—Analogue secrecy systems; Analogue subscription systems
- H04N7/167—Systems rendering the television signal unintelligible and subsequently intelligible
- H04N7/171—Systems operating in the amplitude domain of the television signal
- H04N7/1713—Systems operating in the amplitude domain of the television signal by modifying synchronisation signals
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- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はテレビ信号をデスクラン
ブルする装備がしてある正当な受信人の受信器による受
像(表示)を除いてはテレビ信号が表示時にゆがめられ
るようにテレビ信号の帰線期間の信号を抑圧することに
よってテレビ信号がスクランブルされるようにした契約
テレビの送受信システムおよび装置に関する。
ブルする装備がしてある正当な受信人の受信器による受
像(表示)を除いてはテレビ信号が表示時にゆがめられ
るようにテレビ信号の帰線期間の信号を抑圧することに
よってテレビ信号がスクランブルされるようにした契約
テレビの送受信システムおよび装置に関する。
【0002】本発明は、特にケーブル・テレビ・システ
ム(CATV)を使って割増し料金付き契約テレビ番組
を送受信する目的に使用するのに適している。本発明の
諸特徴は割増し料金付きテレビ番組の放送、またはホテ
ル、寄宿舎および公共宿泊施設内やその他の回線網にお
ける送受信にも適用できる。
ム(CATV)を使って割増し料金付き契約テレビ番組
を送受信する目的に使用するのに適している。本発明の
諸特徴は割増し料金付きテレビ番組の放送、またはホテ
ル、寄宿舎および公共宿泊施設内やその他の回線網にお
ける送受信にも適用できる。
【0003】
【従来の技術】同期信号抑圧スクランブリングおよびデ
スクランブリングの方式としては、各種形式のものが提
案されており、現在では、その一部のシステムが割増し
料金付き契約テレビ番組を放送するケーブル・テレビ・
システムのチャンネルに使用されている。一般にこれら
のシステムは、テレビ信号をその水平帰線期間の信号を
抑圧して送信することにより動作する。この同期信号は
正当な受信人の受信器では復元用信号によって復元され
るが、この復元用信号はパイロット信号音として未使用
ケーブル・チャンネルで送信されるか、または送信され
る信号の水平同期信号成分に対応して発生される。同期
信号抑圧スクランブリング方式については下記の米国特
許に説明されている。殆んどの場合、抑圧信号はパルス
が利用されている、正弦波を使う抑圧信号については以
下に掲記したうちの最後の特許5件に提案されている。
関連ある諸特許とは1955年4月5日発行のDruzの米国特
許第2,705,740号;1959年10月6日発行のWeissの米国特
許第2,907,816号;1963年3月12日発行のLoughlin等の米
国特許第3,081,376号;1963年12月31日発行のDoundoula
kisの米国特許第3,116,363号、1965年5月18日発行のCou
rt等の米国特許第3,184,537号;1965年8月17日発行のDo
undoulakis の米国特許第3,201,511号;1966年3月22日
発行の Salit等の米国特許第3,242,258号;1969年4月15
日発行のWalkerの米国特許第3,439,113号;1969年11月1
1日発行のReiter等の米国特許第3,478,166号;1970年9
月22日発行の Reiter等の米国特許第3,530,232号;1973
年5月29日発行の Vogelman等の米国特許第3,736,369
号;1974年5月28日発行のBlonderの米国特許第3,813,48
2号;1978年6月13日発行のSperberの米国特許第4,095,2
58号;1971年7月31日発行のMistry等の米国特許第4,16
3,252号;1973年4月24日発行のCourtの米国特許第3,72
9,576号;1977年5月17日発行のHarney等の米国特許第4,
024,575号;1977年12月29日発行のSaeki等の米国特許第
4,064,536号;1979年3月20日発行のUemura等の米国特許
第4,145,716号;および1979年3月20日発行のGuifの米国
特許第4,145,717号である。
スクランブリングの方式としては、各種形式のものが提
案されており、現在では、その一部のシステムが割増し
料金付き契約テレビ番組を放送するケーブル・テレビ・
システムのチャンネルに使用されている。一般にこれら
のシステムは、テレビ信号をその水平帰線期間の信号を
抑圧して送信することにより動作する。この同期信号は
正当な受信人の受信器では復元用信号によって復元され
るが、この復元用信号はパイロット信号音として未使用
ケーブル・チャンネルで送信されるか、または送信され
る信号の水平同期信号成分に対応して発生される。同期
信号抑圧スクランブリング方式については下記の米国特
許に説明されている。殆んどの場合、抑圧信号はパルス
が利用されている、正弦波を使う抑圧信号については以
下に掲記したうちの最後の特許5件に提案されている。
関連ある諸特許とは1955年4月5日発行のDruzの米国特
許第2,705,740号;1959年10月6日発行のWeissの米国特
許第2,907,816号;1963年3月12日発行のLoughlin等の米
国特許第3,081,376号;1963年12月31日発行のDoundoula
kisの米国特許第3,116,363号、1965年5月18日発行のCou
rt等の米国特許第3,184,537号;1965年8月17日発行のDo
undoulakis の米国特許第3,201,511号;1966年3月22日
発行の Salit等の米国特許第3,242,258号;1969年4月15
日発行のWalkerの米国特許第3,439,113号;1969年11月1
1日発行のReiter等の米国特許第3,478,166号;1970年9
月22日発行の Reiter等の米国特許第3,530,232号;1973
年5月29日発行の Vogelman等の米国特許第3,736,369
号;1974年5月28日発行のBlonderの米国特許第3,813,48
2号;1978年6月13日発行のSperberの米国特許第4,095,2
58号;1971年7月31日発行のMistry等の米国特許第4,16
3,252号;1973年4月24日発行のCourtの米国特許第3,72
9,576号;1977年5月17日発行のHarney等の米国特許第4,
024,575号;1977年12月29日発行のSaeki等の米国特許第
4,064,536号;1979年3月20日発行のUemura等の米国特許
第4,145,716号;および1979年3月20日発行のGuifの米国
特許第4,145,717号である。
【0004】複雑な暗号化信号を送信する方法を除け
ば、同期信号抑圧スクランブリング方法に付随する問題
は、ビデオ信号が正当でない受信人の受信器でも表示で
きるようにビデオ信号をデスクランブルして通常の振幅
に復元することが容易であることである。例えば、信号
がパイロット信号音で暗号化されるか、または水平同期
信号に時間が合せられる場合、必要とされることは、こ
れらのパイロット信号または同期信号の周期を検出して
テレビ信号を通常の振幅に復元させる目的で、テレビ信
号を通過させるゲートつき減衰器に対して復元パルスを
発生する単純な回路を設けることだけである。こうした
デスクランブラーは、C&D Engineers社から、CDK 23
4型および236型デスクランブラーとして提供されてい
る。
ば、同期信号抑圧スクランブリング方法に付随する問題
は、ビデオ信号が正当でない受信人の受信器でも表示で
きるようにビデオ信号をデスクランブルして通常の振幅
に復元することが容易であることである。例えば、信号
がパイロット信号音で暗号化されるか、または水平同期
信号に時間が合せられる場合、必要とされることは、こ
れらのパイロット信号または同期信号の周期を検出して
テレビ信号を通常の振幅に復元させる目的で、テレビ信
号を通過させるゲートつき減衰器に対して復元パルスを
発生する単純な回路を設けることだけである。こうした
デスクランブラーは、C&D Engineers社から、CDK 23
4型および236型デスクランブラーとして提供されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の特徴は、許可
を受けない受信人が不法にデスクランブルすることが一
層困難であるが、同期信号抑圧スクランブリングの使用
を実用不能とするほどに当該スクランブリングの複雑性
とコスト増加を伴なわずに、高いスクランブル効率を以
って、割増し料金付き契約テレビ番組の送受信を行なう
改良されたシステムおよび装置を提供することにある。
を受けない受信人が不法にデスクランブルすることが一
層困難であるが、同期信号抑圧スクランブリングの使用
を実用不能とするほどに当該スクランブリングの複雑性
とコスト増加を伴なわずに、高いスクランブル効率を以
って、割増し料金付き契約テレビ番組の送受信を行なう
改良されたシステムおよび装置を提供することにある。
【0006】本発明の他の特徴は、低コストで高い確実
性効率を有する同期信号抑圧スクランブラーの構成と使
用を容易にする回路によって実施可能な暗号化された同
期信号抑圧テレビ信号の受信とデスクランブリングのた
めの改良された装置を提供することにある。
性効率を有する同期信号抑圧スクランブラーの構成と使
用を容易にする回路によって実施可能な暗号化された同
期信号抑圧テレビ信号の受信とデスクランブリングのた
めの改良された装置を提供することにある。
【0007】本発明の他の特徴は、受信されるテレビ信
号をデスクランブルして正常化するため適当なタイミン
グで同期復元信号を発生させることが許可を受けた当事
者によってのみ行なわれ、かくしてシステムの確実性を
打ち破ることを極めて困難にし、許可を受けないデスク
ランブラーの使用を阻止するため、時間の経過に応じて
変化させることができる選択的に暗号化させるタイミン
グで、暗号化が可能なテレビ信号の同期信号抑圧デスク
ランブリングを行なう改良された装置を提供することに
ある。
号をデスクランブルして正常化するため適当なタイミン
グで同期復元信号を発生させることが許可を受けた当事
者によってのみ行なわれ、かくしてシステムの確実性を
打ち破ることを極めて困難にし、許可を受けないデスク
ランブラーの使用を阻止するため、時間の経過に応じて
変化させることができる選択的に暗号化させるタイミン
グで、暗号化が可能なテレビ信号の同期信号抑圧デスク
ランブリングを行なう改良された装置を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明による契約テレビ番
組に対するテレビ信号の同期信号抑圧スクランブル/デ
スクランブル・システムおよび装置は、テレビ信号の水
平同期パルスが存在する期間に同期パルスを復元する復
元用パルスを発生させることにより実行可能である。同
期信号抑圧パルスと相互に或る選択された時間遅延を有
するようタイミング・パルスが発生される。この時間遅
延は、好適にはディジタル的に予定された複数個の異な
る遅延から選択でき、または時間の経過に応じてこの時
間遅延を変えることができる。水平同期パルスは、受信
人側にある通常のテレビ受像器の同期検出器を作動でき
る通常の振幅を下回わる値に抑圧される。タイミング・
パルスは、テレビ信号を暗号化する目的で好適にはテレ
ビ信号のFMオーディオ信号搬送波を振幅変調すること
により当該テレビ信号と共に送信される。スクランブル
され暗号化されたテレビ信号は、例えば、ケーブル・テ
レビ・システムのヘッド・エンド・システムであっても
よい送信局から、例えば、割増し料金付き番組に向けら
れたチャンネル上の受信側へ送信される。タイミング・
パルスは遅延タイミング・パルスを提供すべく選択され
た遅延を以ってこれらの受信側で取り出される。遅延タ
イミング・パルスの発生時に、復元用パルスは水平同期
パルスが存在する適当な時間に発生させられる。テレビ
信号は、テレビ信号をデスクランブルする復元用パルス
の使用によって正常な振幅に復元可能である。ディジタ
ル遅延は、好適には遅延タイミング・パルスを提供すべ
くタイミング・パルス上に間挿される。選択された遅延
は、例えば、送信側および割増し料金付き番組を受信す
る権利のある受信側においても予め設定したディジタル
遅延として予め設定可能である。所望ならば、この遅延
を時間の経過に応じて変化させられる場合には、送信側
における遅延の変動に対応するように、遅延を正当な受
信人側で時間の経過に応じて変える目的で遅延制御信号
が、テレビ信号とともに送信される。許可された受信人
の受信器においてのみ、復元用パルスがテレビ信号の水
平帰線期間と調時し、かくしてテレビ信号を正常な振幅
に復元させることおよび正当な受信人のテレビ受像器で
視覚的に満足できる態様で表示されることが可能であ
る。
組に対するテレビ信号の同期信号抑圧スクランブル/デ
スクランブル・システムおよび装置は、テレビ信号の水
平同期パルスが存在する期間に同期パルスを復元する復
元用パルスを発生させることにより実行可能である。同
期信号抑圧パルスと相互に或る選択された時間遅延を有
するようタイミング・パルスが発生される。この時間遅
延は、好適にはディジタル的に予定された複数個の異な
る遅延から選択でき、または時間の経過に応じてこの時
間遅延を変えることができる。水平同期パルスは、受信
人側にある通常のテレビ受像器の同期検出器を作動でき
る通常の振幅を下回わる値に抑圧される。タイミング・
パルスは、テレビ信号を暗号化する目的で好適にはテレ
ビ信号のFMオーディオ信号搬送波を振幅変調すること
により当該テレビ信号と共に送信される。スクランブル
され暗号化されたテレビ信号は、例えば、ケーブル・テ
レビ・システムのヘッド・エンド・システムであっても
よい送信局から、例えば、割増し料金付き番組に向けら
れたチャンネル上の受信側へ送信される。タイミング・
パルスは遅延タイミング・パルスを提供すべく選択され
た遅延を以ってこれらの受信側で取り出される。遅延タ
イミング・パルスの発生時に、復元用パルスは水平同期
パルスが存在する適当な時間に発生させられる。テレビ
信号は、テレビ信号をデスクランブルする復元用パルス
の使用によって正常な振幅に復元可能である。ディジタ
ル遅延は、好適には遅延タイミング・パルスを提供すべ
くタイミング・パルス上に間挿される。選択された遅延
は、例えば、送信側および割増し料金付き番組を受信す
る権利のある受信側においても予め設定したディジタル
遅延として予め設定可能である。所望ならば、この遅延
を時間の経過に応じて変化させられる場合には、送信側
における遅延の変動に対応するように、遅延を正当な受
信人側で時間の経過に応じて変える目的で遅延制御信号
が、テレビ信号とともに送信される。許可された受信人
の受信器においてのみ、復元用パルスがテレビ信号の水
平帰線期間と調時し、かくしてテレビ信号を正常な振幅
に復元させることおよび正当な受信人のテレビ受像器で
視覚的に満足できる態様で表示されることが可能であ
る。
【0009】
【実施例】本発明の現在の好適実施態様および本発明の
実施にあたって現在知られている最良のモードと同様、
本発明の前記および他の目的、特徴、利点については添
付図面に関連して行なわれる以下の説明を読むことによ
り一層明らかとなろう。
実施にあたって現在知られている最良のモードと同様、
本発明の前記および他の目的、特徴、利点については添
付図面に関連して行なわれる以下の説明を読むことによ
り一層明らかとなろう。
【0010】図1を参照すると、この図1の(a)に
は、水平および垂直帰線期間を有するテレビ信号の正常
なビデオ信号の波形が示されている。水平同期パルス
は、画像信号に続くカラー・バーストとともに水平帰線
期間内に位置付けられる。オーディオ信号はテレビ信号
の一部であり、通常通りFMオーディオ信号にすること
ができる。垂直帰線期間には、垂直同期パルスと同時に
水平同期パルスも含まれている。水平同期パルスは15,5
34Hzの繰り返し周期で繰返され、一方、垂直帰線期間は
通常通り画像の各フレームに表われる。
は、水平および垂直帰線期間を有するテレビ信号の正常
なビデオ信号の波形が示されている。水平同期パルス
は、画像信号に続くカラー・バーストとともに水平帰線
期間内に位置付けられる。オーディオ信号はテレビ信号
の一部であり、通常通りFMオーディオ信号にすること
ができる。垂直帰線期間には、垂直同期パルスと同時に
水平同期パルスも含まれている。水平同期パルスは15,5
34Hzの繰り返し周期で繰返され、一方、垂直帰線期間は
通常通り画像の各フレームに表われる。
【0011】図1の(b)でスクランブル側におけるオ
ーディオ・タイミング・パルスとして表わしてあるタイ
ミング・パルスは、水平同期信号と同じ繰り返し周期で
発生される。このタイミング・パルスは、スクランブリ
ング同期信号抑圧パルスのタイミングについての情報に
よりテレビ信号を暗号化する目的でFMオーディオ信号
を振幅変調する。
ーディオ・タイミング・パルスとして表わしてあるタイ
ミング・パルスは、水平同期信号と同じ繰り返し周期で
発生される。このタイミング・パルスは、スクランブリ
ング同期信号抑圧パルスのタイミングについての情報に
よりテレビ信号を暗号化する目的でFMオーディオ信号
を振幅変調する。
【0012】ビデオ信号抑圧パルスは、図1の波形
(c)に示されている。このパルスも水平同期信号と同
じ繰り返し周期で繰り返され、タイミング・パルスに対
して相対的に図1にtxTとして示される或る選択された
時間遅延を有している。実際上、スクランブリング・ビ
デオ信号抑圧パルスは、選択した時間遅延txTだけ遅延
されて、図1の(a)に示すように再形成するためのパ
ルスと考えることができる。このタイミングは、ビデオ
信号抑圧パルスが、水平同期パルスと重複する水平帰線
期間と一致するようになっている。
(c)に示されている。このパルスも水平同期信号と同
じ繰り返し周期で繰り返され、タイミング・パルスに対
して相対的に図1にtxTとして示される或る選択された
時間遅延を有している。実際上、スクランブリング・ビ
デオ信号抑圧パルスは、選択した時間遅延txTだけ遅延
されて、図1の(a)に示すように再形成するためのパ
ルスと考えることができる。このタイミングは、ビデオ
信号抑圧パルスが、水平同期パルスと重複する水平帰線
期間と一致するようになっている。
【0013】遅延時間txTは、複数個の遅延時間から選
択でき、この遅延時間は、本発明の実施態様によれば、
各々持続時間の異なる12個の遅延時間とすることがで
きる。遅延時間txTは時間の経過に応じて変化する遅延
時間(時間の連続的間隔において遅延txTが異なる持続
時間、例えば、選択できる12個の異なった持続時間の
1つになるように時間が好適には不連続的に変化する遅
延時間)とすることもできる。
択でき、この遅延時間は、本発明の実施態様によれば、
各々持続時間の異なる12個の遅延時間とすることがで
きる。遅延時間txTは時間の経過に応じて変化する遅延
時間(時間の連続的間隔において遅延txTが異なる持続
時間、例えば、選択できる12個の異なった持続時間の
1つになるように時間が好適には不連続的に変化する遅
延時間)とすることもできる。
【0014】垂直帰線期間も、水平帰線期間中の抑圧パ
ルスのレベルに等しいレベルとして示された垂直同期信
号抑圧パルスとして図1の(c)にも示してある。垂直
同期信号抑圧パルスの使用は任意であるが、違法受信側
におけるスクランブルされたビデオ信号により起される
画像のゆがみを一層増加させる点で好適である。垂直帰
線期間中でオーディオ・タイミング・パルスは停止し、
ビデオ信号は減衰されることが注意されよう。
ルスのレベルに等しいレベルとして示された垂直同期信
号抑圧パルスとして図1の(c)にも示してある。垂直
同期信号抑圧パルスの使用は任意であるが、違法受信側
におけるスクランブルされたビデオ信号により起される
画像のゆがみを一層増加させる点で好適である。垂直帰
線期間中でオーディオ・タイミング・パルスは停止し、
ビデオ信号は減衰されることが注意されよう。
【0015】図1に波形(d)で示してあるようなスク
ランブルされたビデオ信号を提供すべく、ビデオ信号を
減衰させるためにビデオ信号抑圧パルスが適用される場
合、ビデオ信号はIF周波数に変換されることが好まし
い。FM信号も、タイミング・パルスをFMオーディオ
信号搬送波上に暗号化する目的で当該タイミング・パル
スにより振幅変調される場合、好適にはIF周波数にな
る。スクランブルされたビデオ信号は所望のRFチャン
ネルに変換されて受信側に送信される。送信は、割増し
料金付き契約テレビ番組に当てられたチャンネルでも、
ケーブル・テレビ・システムのケーブルによってもでき
る。スクランブルされた信号が通常のテレビ受像器に表
示される場合、画像は視覚的に撹乱された態様で流れ、
充分な情報または娯楽価値に欠けることになろう。
ランブルされたビデオ信号を提供すべく、ビデオ信号を
減衰させるためにビデオ信号抑圧パルスが適用される場
合、ビデオ信号はIF周波数に変換されることが好まし
い。FM信号も、タイミング・パルスをFMオーディオ
信号搬送波上に暗号化する目的で当該タイミング・パル
スにより振幅変調される場合、好適にはIF周波数にな
る。スクランブルされたビデオ信号は所望のRFチャン
ネルに変換されて受信側に送信される。送信は、割増し
料金付き契約テレビ番組に当てられたチャンネルでも、
ケーブル・テレビ・システムのケーブルによってもでき
る。スクランブルされた信号が通常のテレビ受像器に表
示される場合、画像は視覚的に撹乱された態様で流れ、
充分な情報または娯楽価値に欠けることになろう。
【0016】図1の波形(e)は、受信側においてFM
オーディオ信号を復元することにより得られるデスクラ
ンブリング・オーディオ・タイミング・パルスとして示
されている復元されたタイミング・パルスを示してい
る。復元とデスクランブリングを行なう機器は割増し料
金付き番組に支払いをする契約者に提供されているセッ
ト・トップ(受像機の上に置かれる)変換器の一部に構
成することができる。
オーディオ信号を復元することにより得られるデスクラ
ンブリング・オーディオ・タイミング・パルスとして示
されている復元されたタイミング・パルスを示してい
る。復元とデスクランブリングを行なう機器は割増し料
金付き番組に支払いをする契約者に提供されているセッ
ト・トップ(受像機の上に置かれる)変換器の一部に構
成することができる。
【0017】デスクランブラーは、図1の波形(e)に
示されているパルスのタイミングを検出し、送信側にお
ける遅延時間txTより僅かに長い遅延時間txRとして示
されている選択された遅延時間だけパルスを遅延させ
る。タイミング・パルスは、図1の波形(f)にデスク
ランブリング・ビデオ復元用パルスとして示される復元
用パルスを発生する目的に使用される。水平同期パルス
とビデオ信号の画像成分に影響を与えずに水平同期パル
スを確実に復元するように、復元用パルスは、ビデオ抑
圧パルスよりも僅かに持続時間が短かく、水平帰線期間
の部分と一致している。復元用パルスは、垂直帰線期間
中にも復元用レベルとして現われる。パルスのレベル
は、水平および垂直同期パルスをそれらの元の、即ち、
正常な振幅に復元させる目的に使用可能であることを図
解するため、スクランブラーのビデオ信号のレベルとは
逆の状態で示してある。実際、水平および垂直同期信号
をビデオ信号の他の成分に対する相対振幅が増加可能と
なるように、復元用パルスによって動作される減衰器を
使用できる。
示されているパルスのタイミングを検出し、送信側にお
ける遅延時間txTより僅かに長い遅延時間txRとして示
されている選択された遅延時間だけパルスを遅延させ
る。タイミング・パルスは、図1の波形(f)にデスク
ランブリング・ビデオ復元用パルスとして示される復元
用パルスを発生する目的に使用される。水平同期パルス
とビデオ信号の画像成分に影響を与えずに水平同期パル
スを確実に復元するように、復元用パルスは、ビデオ抑
圧パルスよりも僅かに持続時間が短かく、水平帰線期間
の部分と一致している。復元用パルスは、垂直帰線期間
中にも復元用レベルとして現われる。パルスのレベル
は、水平および垂直同期パルスをそれらの元の、即ち、
正常な振幅に復元させる目的に使用可能であることを図
解するため、スクランブラーのビデオ信号のレベルとは
逆の状態で示してある。実際、水平および垂直同期信号
をビデオ信号の他の成分に対する相対振幅が増加可能と
なるように、復元用パルスによって動作される減衰器を
使用できる。
【0018】正確なタイミングをもって復元されたビデ
オ信号が、図1の波形(g)に示されている。選択され
た遅延時間txRの複製に失敗しているビデオ信号復元用
パルスを複製する装置は、例えば、図1の波形(h′)
に示したものと類似している信号を発生する。部分的な
波形(h′)は遅延時間txEを有する誤った復元用パル
スでデスクランブルされたビデオ信号を示す。波形
(h)のような信号は、正常な同期パルスをテレビ受像
機上で灰色の垂直バーとして表わすであろう。画像情報
は、これらのバーの両側に分割され、カラー・バースト
とロックもできない。こうした画質の劣る画像は娯楽上
または情報上での価値が劣る。前述したように、不正に
使用されるデスクランブラーは、ゆがんだ画像のみを提
供するので、本発明の装置により提供されるさらに高い
確実性が、不正なデスクランブラーの受像する気を起さ
なくする。図2に示したスクランブリング装置は、図1
の波形図に示した様式で、ビデオ信号の高効率のスクラ
ンブリングを提供する。割増し料金付き番組のベースバ
ンド・ビデオ入力は、ケーブル・システムの送信側にお
いて、入力変換器によりIF周波数に変換される。付随
するIFオーディオ信号も同様に変換される。この変換
はヘッド・エンド変調器10の入力変換器により実行さ
れる。同期検出器12は水平同期パルスを検出し、また
垂直同期パルスも検出することができる。遅延制御器1
6で制御されるスクランブリング・タイミング・パルス
発生器14は、複数個の異なる持続時間の1つ、すなわ
ち、遅延制御器16により決定される断続的もしくは連
続的に時間の経過に応じて変化する選択された遅延時間
txTをもってタイミング・パルスを発生させる。タイミ
ング・パルスは、タイミング・パルス中を除いて、FM
オーディオ信号のFM搬送波の振幅を減衰させること等
により、このFM搬送波を効果的に振幅変調する可変減
衰器18に与えられる。スクランブリング抑圧パルス発
生器20は、水平帰線期間と同時期に抑圧パルスを発生
する。抑圧パルスとタイミング・パルスの両者は、その
タイミングをビデオ信号内の同期信号から得るので、タ
イミング・パルスと抑圧パルスの間の選択された時間関
係が、テレビ信号の各ライン中に維持される。タイミン
グ・パルスと抑圧パルスは、(図4に関連して詳細に説
明されるように)タイミング・パルスからの抑圧パルス
の発生を調時することにより発生させられるのが好まし
い。スクランブリング抑圧パルス発生器20は、ビデオ
・チャンネルとオーディオIFチャンネル内の遅延の差
を作り出すのに充分な遅延時間をもって抑圧パルスを発
生する。ビデオIFチャンネル内の他の可変減衰器22
は、ビデオ信号の個々の帰線期間中に、水平同期信号お
よび所望ならば垂直同期信号を抑圧し、スクランブルし
たビデオIF信号を出力結合変換器24に出力する。こ
の結合変換器24は、割増し料金付き番組に割り当てら
れたRFチャンネル内のビデオ信号に隣設してFMオー
ディオ信号を位置付ける。このRF信号は、ケーブル・
テレビ・システムの送信側においてケーブルに与えるこ
とができる。従ってテレビ信号がスクランブルされ、次
にFMオーディオ信号上のタイミング・パルスで暗号化
される。
オ信号が、図1の波形(g)に示されている。選択され
た遅延時間txRの複製に失敗しているビデオ信号復元用
パルスを複製する装置は、例えば、図1の波形(h′)
に示したものと類似している信号を発生する。部分的な
波形(h′)は遅延時間txEを有する誤った復元用パル
スでデスクランブルされたビデオ信号を示す。波形
(h)のような信号は、正常な同期パルスをテレビ受像
機上で灰色の垂直バーとして表わすであろう。画像情報
は、これらのバーの両側に分割され、カラー・バースト
とロックもできない。こうした画質の劣る画像は娯楽上
または情報上での価値が劣る。前述したように、不正に
使用されるデスクランブラーは、ゆがんだ画像のみを提
供するので、本発明の装置により提供されるさらに高い
確実性が、不正なデスクランブラーの受像する気を起さ
なくする。図2に示したスクランブリング装置は、図1
の波形図に示した様式で、ビデオ信号の高効率のスクラ
ンブリングを提供する。割増し料金付き番組のベースバ
ンド・ビデオ入力は、ケーブル・システムの送信側にお
いて、入力変換器によりIF周波数に変換される。付随
するIFオーディオ信号も同様に変換される。この変換
はヘッド・エンド変調器10の入力変換器により実行さ
れる。同期検出器12は水平同期パルスを検出し、また
垂直同期パルスも検出することができる。遅延制御器1
6で制御されるスクランブリング・タイミング・パルス
発生器14は、複数個の異なる持続時間の1つ、すなわ
ち、遅延制御器16により決定される断続的もしくは連
続的に時間の経過に応じて変化する選択された遅延時間
txTをもってタイミング・パルスを発生させる。タイミ
ング・パルスは、タイミング・パルス中を除いて、FM
オーディオ信号のFM搬送波の振幅を減衰させること等
により、このFM搬送波を効果的に振幅変調する可変減
衰器18に与えられる。スクランブリング抑圧パルス発
生器20は、水平帰線期間と同時期に抑圧パルスを発生
する。抑圧パルスとタイミング・パルスの両者は、その
タイミングをビデオ信号内の同期信号から得るので、タ
イミング・パルスと抑圧パルスの間の選択された時間関
係が、テレビ信号の各ライン中に維持される。タイミン
グ・パルスと抑圧パルスは、(図4に関連して詳細に説
明されるように)タイミング・パルスからの抑圧パルス
の発生を調時することにより発生させられるのが好まし
い。スクランブリング抑圧パルス発生器20は、ビデオ
・チャンネルとオーディオIFチャンネル内の遅延の差
を作り出すのに充分な遅延時間をもって抑圧パルスを発
生する。ビデオIFチャンネル内の他の可変減衰器22
は、ビデオ信号の個々の帰線期間中に、水平同期信号お
よび所望ならば垂直同期信号を抑圧し、スクランブルし
たビデオIF信号を出力結合変換器24に出力する。こ
の結合変換器24は、割増し料金付き番組に割り当てら
れたRFチャンネル内のビデオ信号に隣設してFMオー
ディオ信号を位置付ける。このRF信号は、ケーブル・
テレビ・システムの送信側においてケーブルに与えるこ
とができる。従ってテレビ信号がスクランブルされ、次
にFMオーディオ信号上のタイミング・パルスで暗号化
される。
【0019】契約テレビを受信するのに適合している各
受信器には、図3に全体的に示されている装置が備えら
れている。ケーブルからの高周波入力は、セット・トッ
プ変換器26に導かれ、この変換器26は、受信側にお
ける契約テレビ番組を表示するテレビ受像器の標準的な
チャンネルの周波数とバンドにそのケーブルチャンネル
を変換することができる。オーディオ信号とビデオ信号
が組み合わされているテレビ信号は、割増し料金付きチ
ャンネルが選択されると、可変減衰器28を介してテレ
ビ受像器の入力端子(アンテナ端子)に接続される。こ
の可変減衰器およびデスクランブリングのための他の回
路は、セット・トップ変換器内に含ませることがてき
る。
受信器には、図3に全体的に示されている装置が備えら
れている。ケーブルからの高周波入力は、セット・トッ
プ変換器26に導かれ、この変換器26は、受信側にお
ける契約テレビ番組を表示するテレビ受像器の標準的な
チャンネルの周波数とバンドにそのケーブルチャンネル
を変換することができる。オーディオ信号とビデオ信号
が組み合わされているテレビ信号は、割増し料金付きチ
ャンネルが選択されると、可変減衰器28を介してテレ
ビ受像器の入力端子(アンテナ端子)に接続される。こ
の可変減衰器およびデスクランブリングのための他の回
路は、セット・トップ変換器内に含ませることがてき
る。
【0020】スクランブリング・タイミング・パルス
は、タイミング・パルス検出器30によってテレビ信号
のFMオーディオ成分から検出される。この検出器30
は、テレビ信号のオーディオ成分に対する通常のトラッ
プとフィルターおよびダイオードを用いてAM検出器を
含むことができる。検出されたタイミング・パルスは、
可変遅延回路32内の選択された遅延時間txRだけ遅延
される。この遅延時間は、遅延制御器34によって選択
される。可変遅延回路32および遅延制御器34は、ス
クランブリング・タイミング・パルス発生器14(図2
参照)内で選択された遅延時間を提供する回路と同様な
ものでよい。遅延タイミング・パルスは、復元用パルス
発生器36内のおのおの復元用パルスの発生を調時する
目的で使用される。復元用パルスは水平同期パルスおよ
びビデオ信号の水平帰線期間の大部分と一致している。
は、タイミング・パルス検出器30によってテレビ信号
のFMオーディオ成分から検出される。この検出器30
は、テレビ信号のオーディオ成分に対する通常のトラッ
プとフィルターおよびダイオードを用いてAM検出器を
含むことができる。検出されたタイミング・パルスは、
可変遅延回路32内の選択された遅延時間txRだけ遅延
される。この遅延時間は、遅延制御器34によって選択
される。可変遅延回路32および遅延制御器34は、ス
クランブリング・タイミング・パルス発生器14(図2
参照)内で選択された遅延時間を提供する回路と同様な
ものでよい。遅延タイミング・パルスは、復元用パルス
発生器36内のおのおの復元用パルスの発生を調時する
目的で使用される。復元用パルスは水平同期パルスおよ
びビデオ信号の水平帰線期間の大部分と一致している。
【0021】この復元用パルス発生器は、水平帰線期間
中と同様、垂直帰線期間中に復元用パルスを発生させる
目的でテレビ信号内の水平同期パルスに応答するタイミ
ング回路を含むことができる。この回路は任意であり、
垂直帰線期間中に抑圧パルスがスクランブラー内で発生
させない場合には使用されない。タイミング・パルス
は、スクランブルされた信号の垂直帰線期間中には送信
されないことが注意されよう。
中と同様、垂直帰線期間中に復元用パルスを発生させる
目的でテレビ信号内の水平同期パルスに応答するタイミ
ング回路を含むことができる。この回路は任意であり、
垂直帰線期間中に抑圧パルスがスクランブラー内で発生
させない場合には使用されない。タイミング・パルス
は、スクランブルされた信号の垂直帰線期間中には送信
されないことが注意されよう。
【0022】従って、デスクランブラー(例えば、割増
し料金付き番組に加入しているような受信側にあるセッ
ト・トップ変換器26内に装備可能な別のボード)が備
えられていない受信側では、垂直同期パルスは抑圧され
た状態にとどまる。タイミング・パルスを検出する装備
がなされていないような受信器は、勿論割増し料金付き
テレビ信号のデスクランブリングは行なわない。タイミ
ング・パルスを検出する装備がなされている受信側でも
選択される遅延時間を確認することができないならば、
その信号のデスクランブリングをすることはない。
し料金付き番組に加入しているような受信側にあるセッ
ト・トップ変換器26内に装備可能な別のボード)が備
えられていない受信側では、垂直同期パルスは抑圧され
た状態にとどまる。タイミング・パルスを検出する装備
がなされていないような受信器は、勿論割増し料金付き
テレビ信号のデスクランブリングは行なわない。タイミ
ング・パルスを検出する装備がなされている受信側でも
選択される遅延時間を確認することができないならば、
その信号のデスクランブリングをすることはない。
【0023】選択された遅延時間は、ときどきサービス
要員が訪問して変えることのできる12個の異なった持
続時間の中の1つとすることができる。この遅延時間は
以下にさらに詳細に説明するように、時間の経過に応じ
て変化させることができ、その場合、スクランブリング
装置(図2参照)の遅延制御器16から出る遅延制御信
号は、出力結合変換器24内のテレビ信号と結合されて
受信側へ送信される。従って、これらの信号は、選択さ
れた遅延時間がときどき連続的にまたは断続的に変えら
れるよう遅延制御器を動作させることになろう。デスク
ランブル復元用パルスが水平同期パルスと一致し、さら
にテレビ信号をその水平成分と垂直成分とともに通常の
振幅関係をもって復元させるように動作する場合のみ、
テレビ受像器は同期信号を抽出して、これらの信号によ
りテレビ受像器の画面に表わされる画像を適当に表示す
ることができる。こうした表示は、許可された受信人の
場合を除いて、テレビ信号のデスクランブリングを行な
うようにデスクランブリング回路が適当に動作しないか
ら、割増し料金付き番組を受信する権利のある受信人に
おいてのみ実施されることになろう。
要員が訪問して変えることのできる12個の異なった持
続時間の中の1つとすることができる。この遅延時間は
以下にさらに詳細に説明するように、時間の経過に応じ
て変化させることができ、その場合、スクランブリング
装置(図2参照)の遅延制御器16から出る遅延制御信
号は、出力結合変換器24内のテレビ信号と結合されて
受信側へ送信される。従って、これらの信号は、選択さ
れた遅延時間がときどき連続的にまたは断続的に変えら
れるよう遅延制御器を動作させることになろう。デスク
ランブル復元用パルスが水平同期パルスと一致し、さら
にテレビ信号をその水平成分と垂直成分とともに通常の
振幅関係をもって復元させるように動作する場合のみ、
テレビ受像器は同期信号を抽出して、これらの信号によ
りテレビ受像器の画面に表わされる画像を適当に表示す
ることができる。こうした表示は、許可された受信人の
場合を除いて、テレビ信号のデスクランブリングを行な
うようにデスクランブリング回路が適当に動作しないか
ら、割増し料金付き番組を受信する権利のある受信人に
おいてのみ実施されることになろう。
【0024】図4を参照すると、図2のスクランブラー
がさらに詳細に図解されている。複合テレビ信号、その
ビデオ信号またはさらに好適にはビデオ信号から除去さ
れた複合同期信号が、図8の波形(f)に示されるよう
な水平同期信号と垂直同期信号を提供する同期分離回路
38の入力端子に与えられる。水平同期信号は、図2に
図解したスクランブリング抑圧パルス発生器20に関連
して説明したように、水平同期パルスが存在する時間
に、ビデオ減衰抑圧パルスと名づけられる図8の波形
(g)に示す同期抑圧パルスを位置付ける基準信号とし
て使用される。
がさらに詳細に図解されている。複合テレビ信号、その
ビデオ信号またはさらに好適にはビデオ信号から除去さ
れた複合同期信号が、図8の波形(f)に示されるよう
な水平同期信号と垂直同期信号を提供する同期分離回路
38の入力端子に与えられる。水平同期信号は、図2に
図解したスクランブリング抑圧パルス発生器20に関連
して説明したように、水平同期パルスが存在する時間
に、ビデオ減衰抑圧パルスと名づけられる図8の波形
(g)に示す同期抑圧パルスを位置付ける基準信号とし
て使用される。
【0025】位相ロック・ループ40は、水平帰線期間
内の水平同期パルスと必要な重複一致関係を以って抑圧
パルスを位置付ける手段を提供する。このループ40に
は、オーディオ減衰タイミング・パルスと称される図8
の波形(c)に示すタイミング・パルスを発生し、選択
された時間関係をもって抑圧パルスを発生するための回
路も含まれている。位相ロック・ループ40には、水平
同期信号の繰り返し周期に比して比較的高い周波数(水
平同期パルス周期の512倍である8.06MHZが適当である)
の電圧制御発振器42が含まれている。この発振器42
からの高周波出力は、図8の波形(a)に示してある。
発振器42の出力はパルス列の形態になっている。
内の水平同期パルスと必要な重複一致関係を以って抑圧
パルスを位置付ける手段を提供する。このループ40に
は、オーディオ減衰タイミング・パルスと称される図8
の波形(c)に示すタイミング・パルスを発生し、選択
された時間関係をもって抑圧パルスを発生するための回
路も含まれている。位相ロック・ループ40には、水平
同期信号の繰り返し周期に比して比較的高い周波数(水
平同期パルス周期の512倍である8.06MHZが適当である)
の電圧制御発振器42が含まれている。この発振器42
からの高周波出力は、図8の波形(a)に示してある。
発振器42の出力はパルス列の形態になっている。
【0026】デバイダー44は、発振器42の出力を水
平同期パルス繰り返し周期(15,734Hz)で50%のデュ
ーディーサイクルの矩形波に分周する。デバイダー44
の出力を図8の波形(b)に示す。デバイダー44の出
力の前縁部は、タイミング・パルスを発生するために使
用される。タイミング・パルス成形器46(ワン・ショ
ット・マルチバイブレータでもよい)は、例えば、約6
マイクロ秒の適当な持続時間を有するタイミング・パル
スをゲート回路48を介してオーディオIFチャンネル
内の可変減衰器22に提供する。
平同期パルス繰り返し周期(15,734Hz)で50%のデュ
ーディーサイクルの矩形波に分周する。デバイダー44
の出力を図8の波形(b)に示す。デバイダー44の出
力の前縁部は、タイミング・パルスを発生するために使
用される。タイミング・パルス成形器46(ワン・ショ
ット・マルチバイブレータでもよい)は、例えば、約6
マイクロ秒の適当な持続時間を有するタイミング・パル
スをゲート回路48を介してオーディオIFチャンネル
内の可変減衰器22に提供する。
【0027】デバイダー44の出力は、抑圧パルスとタ
イミング・パルスの間に選択された遅延時間を生ずるた
め可変遅延回路50に与えられる。この可変遅延回路5
0は、好適には、図5と図7に関連して詳細に説明され
る形式のディジタル遅延回路であることが好適である。
可変遅延tXTは、可変遅延回路50の出力を示す図8の
波形(b)で図示してある。タイミング・パルスに関し
て抑圧パルスに対する選択されたタイミングが得られる
よう分周パルス列は選択された遅延時間だけ遅延され
る。選択された遅延時間は、複数個の異なる遅延増分ま
たは連続的な可変の遅延から選択することができ、その
場合、遅延制御器16は遅延制御信号(DCS)をヘッ
ド・エンド変調器の出力結合変換器24に出力する。可
変遅延回路50は、所定の遅延時間を挿入するよう設計
することができ、これに対して選択された遅延時間が追
加される。概念的には、この所定の遅延時間はシステム
のビデオIFチャンネルとオーディオIFチャンネル内
の異なる遅延を補償する全体位相をロックされたループ
の所定遅延またはセット・アップ遅延の一部と考えるこ
とができる。
イミング・パルスの間に選択された遅延時間を生ずるた
め可変遅延回路50に与えられる。この可変遅延回路5
0は、好適には、図5と図7に関連して詳細に説明され
る形式のディジタル遅延回路であることが好適である。
可変遅延tXTは、可変遅延回路50の出力を示す図8の
波形(b)で図示してある。タイミング・パルスに関し
て抑圧パルスに対する選択されたタイミングが得られる
よう分周パルス列は選択された遅延時間だけ遅延され
る。選択された遅延時間は、複数個の異なる遅延増分ま
たは連続的な可変の遅延から選択することができ、その
場合、遅延制御器16は遅延制御信号(DCS)をヘッ
ド・エンド変調器の出力結合変換器24に出力する。可
変遅延回路50は、所定の遅延時間を挿入するよう設計
することができ、これに対して選択された遅延時間が追
加される。概念的には、この所定の遅延時間はシステム
のビデオIFチャンネルとオーディオIFチャンネル内
の異なる遅延を補償する全体位相をロックされたループ
の所定遅延またはセット・アップ遅延の一部と考えるこ
とができる。
【0028】可変遅延回路50からの出力パルスの前縁
に時間を合せてパルス成形器52を動作させる。パルス
成形器52からの出力パルスの持続時間は、図8の波形
(f)および(g)に示すように抑圧パルスが水平同期
パルスに重なるよう水平帰線期間(例えば、約13マイ
クロ秒)より大きくなっていることが好ましい。抑圧パ
ルスは、ゲート54を介してビデオIFチャンネル内の
可変減衰器18に印加される。
に時間を合せてパルス成形器52を動作させる。パルス
成形器52からの出力パルスの持続時間は、図8の波形
(f)および(g)に示すように抑圧パルスが水平同期
パルスに重なるよう水平帰線期間(例えば、約13マイ
クロ秒)より大きくなっていることが好ましい。抑圧パ
ルスは、ゲート54を介してビデオIFチャンネル内の
可変減衰器18に印加される。
【0029】他の遅延回路56は、図8において波形
(e)の当該パルスのセット・アップ遅延tsetupとし
て図示されている所定の遅延時間を与える。この遅延回
路56も好適にはディジタル遅延回路であり、その好適
な形態が図6に図示されている。デバイダー44からの
出力パルス(図8の波形(b))は位相ロック・ループ
40の位相検出器58のロッキング範囲内になるように
効果的に遅延される。次に、位相検出器58は、電圧制
御発振器42の出力の位相を変化させるように低域フィ
ルター60を介して制御電圧を発生する。次いで、デバ
イダー44の出力の位相は、遅延回路56の出力の前縁
部が水平同期パルスの前縁部と一致するように移動す
る。したがって、選択された遅延時間tXTを与える可変
遅延回路50の出力とセット・アップ遅延時間tsetup
とは時間的に移動するが、選択された遅延時間は維持さ
れ、かくしてデスクランブラー内の復元用パルスのタイ
ミングは、タイミング・パルスから常に水平同期パルス
と一致する関係をもって復元用パルスを発生し、それに
よってデスクランブラー回路から水平同期パルスを再生
することができる。
(e)の当該パルスのセット・アップ遅延tsetupとし
て図示されている所定の遅延時間を与える。この遅延回
路56も好適にはディジタル遅延回路であり、その好適
な形態が図6に図示されている。デバイダー44からの
出力パルス(図8の波形(b))は位相ロック・ループ
40の位相検出器58のロッキング範囲内になるように
効果的に遅延される。次に、位相検出器58は、電圧制
御発振器42の出力の位相を変化させるように低域フィ
ルター60を介して制御電圧を発生する。次いで、デバ
イダー44の出力の位相は、遅延回路56の出力の前縁
部が水平同期パルスの前縁部と一致するように移動す
る。したがって、選択された遅延時間tXTを与える可変
遅延回路50の出力とセット・アップ遅延時間tsetup
とは時間的に移動するが、選択された遅延時間は維持さ
れ、かくしてデスクランブラー内の復元用パルスのタイ
ミングは、タイミング・パルスから常に水平同期パルス
と一致する関係をもって復元用パルスを発生し、それに
よってデスクランブラー回路から水平同期パルスを再生
することができる。
【0030】垂直帰線期間中におけるスクランブリング
は、パルス発生器またはタイマー回路62により得ら
れ、このパルス発生器、即ちタイマー回路62は垂直帰
線期間中に垂直同期パルスを検出して抑圧パルスを出力
する。パルス発生器62内で使用する適当なタイマー回
路は、垂直同期パルスに応答することができ、全体の垂
直帰線期間中にパルスを発生するための遅延回路を含む
ことができる。これらの垂直同期信号抑圧パルスは、垂
直帰線期間中にタイミング・パルスを消去するようNA
NDゲートとして動作するゲート回路48に与えられ
る。抑圧パルスを通過させるゲート54は、垂直同期パ
ルスが垂直帰線期間中に抑圧パルスとして通過されるよ
うにORゲートとして機能する。従って、タイミング・
パルスにより暗号化されたスクランブルされたテレビ信
号が発生させられ、可変の選択された遅延時間が使用さ
れる場合には、遅延制御信号とともにケーブル・システ
ムのヘッド・エンド・変調器24を介して遅延制御信号
を複合信号として受信人へ送信される。
は、パルス発生器またはタイマー回路62により得ら
れ、このパルス発生器、即ちタイマー回路62は垂直帰
線期間中に垂直同期パルスを検出して抑圧パルスを出力
する。パルス発生器62内で使用する適当なタイマー回
路は、垂直同期パルスに応答することができ、全体の垂
直帰線期間中にパルスを発生するための遅延回路を含む
ことができる。これらの垂直同期信号抑圧パルスは、垂
直帰線期間中にタイミング・パルスを消去するようNA
NDゲートとして動作するゲート回路48に与えられ
る。抑圧パルスを通過させるゲート54は、垂直同期パ
ルスが垂直帰線期間中に抑圧パルスとして通過されるよ
うにORゲートとして機能する。従って、タイミング・
パルスにより暗号化されたスクランブルされたテレビ信
号が発生させられ、可変の選択された遅延時間が使用さ
れる場合には、遅延制御信号とともにケーブル・システ
ムのヘッド・エンド・変調器24を介して遅延制御信号
を複合信号として受信人へ送信される。
【0031】図5を参照すると、可変遅延回路50は、
高周波数クロック・パルス列(約3.58 MHZの繰返し周期
が好ましい)を発生するクロック発振器64を有するデ
ィジタル遅延回路であってよい。これらのパルスは、4
ビット・バイナリーの計数値を16まで計数する計数器
66により計数される。この計数器66の出力は約224M
HZの繰返し周期を有し、可変ビット長さシフト・レジス
ター68に対するクロック・パルスとして使用される。
可変の長さ制御スイッチ70が設けられて、ゼロから1
1ビットの可変長さシフト・レジスター68が設けら
れ、それはデバイダー44からのパルスを各々約 4.5マ
イクロ秒の11段階で0から約49マイクロ秒まで遅延
される。シフト・レジスター68の出力パルスは、tXT
が正確に12個の可変シフト・レジスター遅延時間の1
つに該当しない場合にさらに正確なタイミングを与える
ためワン・ショット・マルチバイブレータまたは他のデ
ィジタル・タイマーを含む論理回路に印加することがで
きる。
高周波数クロック・パルス列(約3.58 MHZの繰返し周期
が好ましい)を発生するクロック発振器64を有するデ
ィジタル遅延回路であってよい。これらのパルスは、4
ビット・バイナリーの計数値を16まで計数する計数器
66により計数される。この計数器66の出力は約224M
HZの繰返し周期を有し、可変ビット長さシフト・レジス
ター68に対するクロック・パルスとして使用される。
可変の長さ制御スイッチ70が設けられて、ゼロから1
1ビットの可変長さシフト・レジスター68が設けら
れ、それはデバイダー44からのパルスを各々約 4.5マ
イクロ秒の11段階で0から約49マイクロ秒まで遅延
される。シフト・レジスター68の出力パルスは、tXT
が正確に12個の可変シフト・レジスター遅延時間の1
つに該当しない場合にさらに正確なタイミングを与える
ためワン・ショット・マルチバイブレータまたは他のデ
ィジタル・タイマーを含む論理回路に印加することがで
きる。
【0032】図6に示した回路によって所定の遅延時間
を正確にセットすることができる。遅延回路56から位
相検出器58へ出力パルスを提供する目的で、可変遅延
回路50(図4参照)からのパルスを遅延させるように
ダンデム状に接続された2個の可変ビット長さシフト・
レジスター76と84が備えてある。可変ビット長さシ
フト・レジスター76のビット長さは、ディジタル・ス
イッチ78によって設定され、可変ビット長さシフト・
レジスター84のビット長さは、他のディジタル・スイ
ッチ86により設定される。最初の可変ビット長さシフ
ト・レジスター76は8MHZ のクロック発振器72によ
りクロックされる8分割デバイダー74による分周から
得られる1MHZ のクロックパルスでクロックされる。8
MHZ のクロック発振器は0.125 マイクロ秒の増分で1MH
Z を遅延させるようディジタル・スイッチ82によりセ
ットされる可変ビット長さシフト・レジスター80をも
クロックする。位相検出器58への出力は、可変ビット
長さシフト・レジスター76と可変ビット長さシフト・
レジスター84により1マイクロ秒の増分で遅延され、
可変ビット長さシフト・レジスター80により、可変ビ
ット長さシフト・レジスター84のクロックを位相合せ
することにより0.125 マイクロ秒の増分で遅延される。
クロック・パルスの位相を合せ、列になった可変遅延時
間を選択することにより所定の持続時間を有する極めて
正確なディジタル遅延が得られ、位相ロック・ループ4
0内にパルスの整合と位置付けを提供する。
を正確にセットすることができる。遅延回路56から位
相検出器58へ出力パルスを提供する目的で、可変遅延
回路50(図4参照)からのパルスを遅延させるように
ダンデム状に接続された2個の可変ビット長さシフト・
レジスター76と84が備えてある。可変ビット長さシ
フト・レジスター76のビット長さは、ディジタル・ス
イッチ78によって設定され、可変ビット長さシフト・
レジスター84のビット長さは、他のディジタル・スイ
ッチ86により設定される。最初の可変ビット長さシフ
ト・レジスター76は8MHZ のクロック発振器72によ
りクロックされる8分割デバイダー74による分周から
得られる1MHZ のクロックパルスでクロックされる。8
MHZ のクロック発振器は0.125 マイクロ秒の増分で1MH
Z を遅延させるようディジタル・スイッチ82によりセ
ットされる可変ビット長さシフト・レジスター80をも
クロックする。位相検出器58への出力は、可変ビット
長さシフト・レジスター76と可変ビット長さシフト・
レジスター84により1マイクロ秒の増分で遅延され、
可変ビット長さシフト・レジスター80により、可変ビ
ット長さシフト・レジスター84のクロックを位相合せ
することにより0.125 マイクロ秒の増分で遅延される。
クロック・パルスの位相を合せ、列になった可変遅延時
間を選択することにより所定の持続時間を有する極めて
正確なディジタル遅延が得られ、位相ロック・ループ4
0内にパルスの整合と位置付けを提供する。
【0033】次に図7を参照すると、この図7には本発
明の好適実施態様によるデスクランブラーが詳細に図示
されている。セット・トップ変換器26は別に示されて
いるが、デスクランブラー回路を含む回路基板と一体化
することができる。デスクランブラー回路が動作してい
ない場合には、セット・トップ変換器出力が直接テレビ
受像器に対するRF(アンテナ)入力に切換えることが
できる。所望ならば、こうした切り換えは省略可能であ
るので、可変RF減衰器92は通常、復元用パルスによ
り減少される一定量の減衰を挿入する。この一定量の減
衰はテレビ受像器の増幅器内に設定可能である。セット
・トップ変換器26は、FMオーディオ信号を抽出する
目的でトラップおよびフィルターのような回路を含んで
もよい。次に、この信号は電圧ダブラー型ダイオード検
出器とすることができるAM検出回路94に与えられ
る。FM搬送波上で変調されたタイミング・パルスは、
振幅変調波として検出される。AM検出回路には信号の
クロマ成分に対するトラップも含むことができる。オー
ディオAM検出回路94のパルスが、図8の波形(h)
で示されている。これらのパルスはAM検出回路94内
の遅延が原因でタイミング・パルスに対し相対的に僅か
に遅延されている。この遅延は選択された遅延tXR=t
XTが維持されるようスクランブラー内の所定の、即ち設
定された遅延時間により補償される。
明の好適実施態様によるデスクランブラーが詳細に図示
されている。セット・トップ変換器26は別に示されて
いるが、デスクランブラー回路を含む回路基板と一体化
することができる。デスクランブラー回路が動作してい
ない場合には、セット・トップ変換器出力が直接テレビ
受像器に対するRF(アンテナ)入力に切換えることが
できる。所望ならば、こうした切り換えは省略可能であ
るので、可変RF減衰器92は通常、復元用パルスによ
り減少される一定量の減衰を挿入する。この一定量の減
衰はテレビ受像器の増幅器内に設定可能である。セット
・トップ変換器26は、FMオーディオ信号を抽出する
目的でトラップおよびフィルターのような回路を含んで
もよい。次に、この信号は電圧ダブラー型ダイオード検
出器とすることができるAM検出回路94に与えられ
る。FM搬送波上で変調されたタイミング・パルスは、
振幅変調波として検出される。AM検出回路には信号の
クロマ成分に対するトラップも含むことができる。オー
ディオAM検出回路94のパルスが、図8の波形(h)
で示されている。これらのパルスはAM検出回路94内
の遅延が原因でタイミング・パルスに対し相対的に僅か
に遅延されている。この遅延は選択された遅延tXR=t
XTが維持されるようスクランブラー内の所定の、即ち設
定された遅延時間により補償される。
【0034】タイミング・パルスは、パルス成形器96
に供給され、次に可変遅延回路98に供給される。可変
遅延回路98は、パルス成形器96に先行してもよい。
しかし、図7に示した配列は、ディジタルの可変遅延回
路としてシフト・レジスター列の使用にそれ自体良好で
あることから、当該配列は目下のところ好適なものであ
る。パルス成形器96は水平ブランキング期間以下の所
望の持続時間を有する復元パルスを発生するためのワン
・ショット・マルチバイブレータまたは好適にはディジ
タル・タイマー回路を含む。図8に示した列において
は、水平帰線期間が13マイクロ秒であり、復元用パル
スは水平帰線期間の前縁で開始し水平帰線期間の後縁で
終る持続時間で11マイクロ秒であり、水平同期信号を
含むその部分のみを対象とする。
に供給され、次に可変遅延回路98に供給される。可変
遅延回路98は、パルス成形器96に先行してもよい。
しかし、図7に示した配列は、ディジタルの可変遅延回
路としてシフト・レジスター列の使用にそれ自体良好で
あることから、当該配列は目下のところ好適なものであ
る。パルス成形器96は水平ブランキング期間以下の所
望の持続時間を有する復元パルスを発生するためのワン
・ショット・マルチバイブレータまたは好適にはディジ
タル・タイマー回路を含む。図8に示した列において
は、水平帰線期間が13マイクロ秒であり、復元用パル
スは水平帰線期間の前縁で開始し水平帰線期間の後縁で
終る持続時間で11マイクロ秒であり、水平同期信号を
含むその部分のみを対象とする。
【0035】可変遅延回路98およびその遅延制御器1
00は、図4に示した対応する可変遅延回路50と遅延
制御器16に類似している。これらは、図5に示すよう
にディジタル遅延回路とディジタル制御スイッチ70に
より具体化できる。図9に関連して本明細書で以後に一
層詳細に説明されるように、64ビットのシフト・レジ
スター108のような可変ビット長さレジスターを当該
レジスターに接続される1ビット・シフト・レジスター
110とともに含むシフト・レジスター列を使用するこ
とが好ましい。可変遅延回路98の出力は、図8の波形
(j)で示す復元用パルスである。
00は、図4に示した対応する可変遅延回路50と遅延
制御器16に類似している。これらは、図5に示すよう
にディジタル遅延回路とディジタル制御スイッチ70に
より具体化できる。図9に関連して本明細書で以後に一
層詳細に説明されるように、64ビットのシフト・レジ
スター108のような可変ビット長さレジスターを当該
レジスターに接続される1ビット・シフト・レジスター
110とともに含むシフト・レジスター列を使用するこ
とが好ましい。可変遅延回路98の出力は、図8の波形
(j)で示す復元用パルスである。
【0036】制御ゲートとタイマー回路102は、ディ
ジタル・スイッチまたは許可信号発生器104でするこ
とができる許可制御により動作される。垂直スクランブ
リング・パルスが使用される場合には、制御ゲートとタ
イマー回路102は、タイミング・パルスが可変遅延回
路98から到来する際、当該タイミング・パルスの不存
在を検出し、垂直復元用パルスを発生させる。許可信号
はゲートに選択された遅延時間tXRで発生された復元用
パルスを通過させることを可能にする。従って、制御ゲ
ートとタイマー回路102は、図8に波形(k)で示す
ように、復元用パルスを可変RF減衰器92へ通過させ
て、テレビ信号を正常振幅に復元させる。遅延制御信号
検出器106の設計は、テレビ信号内の遅延制御信号の
位置に依存している。垂直同期スクランブリングが使用
されていない場合には、遅延制御信号は垂直帰線期間中
にFMオーディオ搬送波上で変調される一連のパルスと
して送信可能である。従って、遅延制御信号検出器10
6は遅延制御器100内のスイッチを動作させるために
遅延制御信号をディジタル信号に変換するディジタル・
デコーダーである。遅延制御信号がFMオーディオ搬送
波に近い搬送波上で変調される場合には、当該搬送波を
抽出するトラップとフィルターも遅延制御信号検出器1
06に含まれる。異なる周波数または他のアナログ・コ
ードの音信号が遅延制御信号に対し使用可能である。デ
ィジタル的にコード化された一連の信号が好ましい。
ジタル・スイッチまたは許可信号発生器104でするこ
とができる許可制御により動作される。垂直スクランブ
リング・パルスが使用される場合には、制御ゲートとタ
イマー回路102は、タイミング・パルスが可変遅延回
路98から到来する際、当該タイミング・パルスの不存
在を検出し、垂直復元用パルスを発生させる。許可信号
はゲートに選択された遅延時間tXRで発生された復元用
パルスを通過させることを可能にする。従って、制御ゲ
ートとタイマー回路102は、図8に波形(k)で示す
ように、復元用パルスを可変RF減衰器92へ通過させ
て、テレビ信号を正常振幅に復元させる。遅延制御信号
検出器106の設計は、テレビ信号内の遅延制御信号の
位置に依存している。垂直同期スクランブリングが使用
されていない場合には、遅延制御信号は垂直帰線期間中
にFMオーディオ搬送波上で変調される一連のパルスと
して送信可能である。従って、遅延制御信号検出器10
6は遅延制御器100内のスイッチを動作させるために
遅延制御信号をディジタル信号に変換するディジタル・
デコーダーである。遅延制御信号がFMオーディオ搬送
波に近い搬送波上で変調される場合には、当該搬送波を
抽出するトラップとフィルターも遅延制御信号検出器1
06に含まれる。異なる周波数または他のアナログ・コ
ードの音信号が遅延制御信号に対し使用可能である。デ
ィジタル的にコード化された一連の信号が好ましい。
【0037】これらの信号は、ディジタル的に動作して
図9に示されている制御信号発生回路内で発生される。
タイミング・パルス成形器46へも印加されるデバイダ
ー44の出力(図4)は、シフト・レジスターの列10
7に与えられ、この列107内の64ビット可変ビット
長さシフト・レジスター108およびシフト・レジスタ
ーの列107内の1ビット・シフト・レジスター110
は、時間の経過に応じて可変の遅延時間を提供する(図
4の可変遅延回路50の機能)。シフト・レジスター1
08は、プログラマブル・リード・オンリー・メモリ
(PROM)112内に格納されているデータから得ら
れる7ビット・ディジタル信号内の6ビットの信号によ
りプリセットされる。7ビット内の他のビットは1ビッ
ト・シフト・レジスター110をプリセットする。例え
ば、1/2マイクロ秒の解像度を備えた4.5マイクロ秒
の増分での12個の異なる遅延に対応するディジタル・
コードがPROM112に格納され、7ビット出力およ
びその4ビット出力も利用される。4ビット出力は、遅
延制御信号を出力する他のシフト・レジスター114を
プリセットする。
図9に示されている制御信号発生回路内で発生される。
タイミング・パルス成形器46へも印加されるデバイダ
ー44の出力(図4)は、シフト・レジスターの列10
7に与えられ、この列107内の64ビット可変ビット
長さシフト・レジスター108およびシフト・レジスタ
ーの列107内の1ビット・シフト・レジスター110
は、時間の経過に応じて可変の遅延時間を提供する(図
4の可変遅延回路50の機能)。シフト・レジスター1
08は、プログラマブル・リード・オンリー・メモリ
(PROM)112内に格納されているデータから得ら
れる7ビット・ディジタル信号内の6ビットの信号によ
りプリセットされる。7ビット内の他のビットは1ビッ
ト・シフト・レジスター110をプリセットする。例え
ば、1/2マイクロ秒の解像度を備えた4.5マイクロ秒
の増分での12個の異なる遅延に対応するディジタル・
コードがPROM112に格納され、7ビット出力およ
びその4ビット出力も利用される。4ビット出力は、遅
延制御信号を出力する他のシフト・レジスター114を
プリセットする。
【0038】遅延制御器116からの4ビット出力は、
PROM112をアドレス指定する。遅延制御器116
は4つのコードのうちの異なったコードを連続的に提供
する計数器のようなプログラマーであってよい。これら
のコードは、必要に応じて順次、所定の順序またはラン
ダムのまたは凝似ランダムの順序で変えることができ
る。プログラマー116内の計数器のクロック周期はコ
ードが水平同期パルスの発生より早く変化しないよう水
平同期信号の周期より遅くすべきである。充分な確実性
は、コードのさらに充分遅い変化、例えば、各フレーム
時間または分もしくは時間といった長期の時間の後でも
確保可能である。シフト・レジスター108とシフト・
レジスター110は、内部にデバイダーパルス列に対応
するデータを有している。このデータには、ディジタル
・スイッチ120からの6ビットのコードにより所望の
ビット長さにプリセットされる64ビット可変長さシフ
ト・レジスター118により一定の所定遅延時間を設定
することができる。他のディジタル・スイッチ124に
よりプリセットされる8ビット可変長さシフト・レジス
ター122により別の所定遅延時間を設定することがで
きる。シフト・レジスター列107の出力は、1ビット
(1クロック・パルス遅延)を提供すべく0状態でプリ
セットされる1ビツト・シフト・レジスターであるディ
ジタル・スイッチから得ることができる。1ビット・シ
フト・レジスター125は、所定の即ちセット・アップ
遅延の一部として考えることができる。
PROM112をアドレス指定する。遅延制御器116
は4つのコードのうちの異なったコードを連続的に提供
する計数器のようなプログラマーであってよい。これら
のコードは、必要に応じて順次、所定の順序またはラン
ダムのまたは凝似ランダムの順序で変えることができ
る。プログラマー116内の計数器のクロック周期はコ
ードが水平同期パルスの発生より早く変化しないよう水
平同期信号の周期より遅くすべきである。充分な確実性
は、コードのさらに充分遅い変化、例えば、各フレーム
時間または分もしくは時間といった長期の時間の後でも
確保可能である。シフト・レジスター108とシフト・
レジスター110は、内部にデバイダーパルス列に対応
するデータを有している。このデータには、ディジタル
・スイッチ120からの6ビットのコードにより所望の
ビット長さにプリセットされる64ビット可変長さシフ
ト・レジスター118により一定の所定遅延時間を設定
することができる。他のディジタル・スイッチ124に
よりプリセットされる8ビット可変長さシフト・レジス
ター122により別の所定遅延時間を設定することがで
きる。シフト・レジスター列107の出力は、1ビット
(1クロック・パルス遅延)を提供すべく0状態でプリ
セットされる1ビツト・シフト・レジスターであるディ
ジタル・スイッチから得ることができる。1ビット・シ
フト・レジスター125は、所定の即ちセット・アップ
遅延の一部として考えることができる。
【0039】シフト・レジスター列107を介してデバ
イダー・パルスに対応するデータをシフトさせるクロッ
ク・パルスは、0.125 マイクロ秒のパルス周期のクロッ
ク・パルスを与えるクロック発振器126から得られ
る。これらのクロック・パルス1/8マイクロ秒の刻み
で1マイクロ秒迄の可変遅延を与える8ビット可変ビッ
ト長さシフト・レジスター122のみをクロックする。
4分割デバイダー128による分周は1/2マイクロ秒
クロック・パルスを1ビット・シフト・レジスター11
0に与える。2分間デバイダー130による分割は1マ
イクロ秒クロック・パルスを64ビット・シフト・レジ
スター108と118に与える。64ビット可変ビット
長さシフト・レジスター118は、64マイクロ秒迄の
所定の遅延時間を提供することができる。64ビット・
シフト・レジスター108と1ビット・レジスター11
0により与えられる可変遅延時間は、1/2マイクロ秒
の増分にて分離可能な12個の選択された遅延時間であ
る。抑圧パルスは、8ビット可変長さシフト・レジスタ
ー122の出力から発生させられる。これは図8の波形
(d)に示した遅延時間txTである。シフト・レジスタ
ーの列107内の最後のシフト・レジスター125はタ
イミング・パルスの開始と水平同期パルスの前縁の間で
発生する遅延時間を開始する。1ビット・シフト・レジ
スター125と他の遅延回路56は、設定された即ち所
定の遅延時間を提供し、図8の波形(e)に示す出力を
生じる。
イダー・パルスに対応するデータをシフトさせるクロッ
ク・パルスは、0.125 マイクロ秒のパルス周期のクロッ
ク・パルスを与えるクロック発振器126から得られ
る。これらのクロック・パルス1/8マイクロ秒の刻み
で1マイクロ秒迄の可変遅延を与える8ビット可変ビッ
ト長さシフト・レジスター122のみをクロックする。
4分割デバイダー128による分周は1/2マイクロ秒
クロック・パルスを1ビット・シフト・レジスター11
0に与える。2分間デバイダー130による分割は1マ
イクロ秒クロック・パルスを64ビット・シフト・レジ
スター108と118に与える。64ビット可変ビット
長さシフト・レジスター118は、64マイクロ秒迄の
所定の遅延時間を提供することができる。64ビット・
シフト・レジスター108と1ビット・レジスター11
0により与えられる可変遅延時間は、1/2マイクロ秒
の増分にて分離可能な12個の選択された遅延時間であ
る。抑圧パルスは、8ビット可変長さシフト・レジスタ
ー122の出力から発生させられる。これは図8の波形
(d)に示した遅延時間txTである。シフト・レジスタ
ーの列107内の最後のシフト・レジスター125はタ
イミング・パルスの開始と水平同期パルスの前縁の間で
発生する遅延時間を開始する。1ビット・シフト・レジ
スター125と他の遅延回路56は、設定された即ち所
定の遅延時間を提供し、図8の波形(e)に示す出力を
生じる。
【0040】PROM112からの制御信号出力(4ビ
ット)は、シフト・レジスター114の最後の4ビット
(Q4ないしQ8)をプリセットするために使用される。
デイジタル・スイッチ132はシフト・レジスター11
4の最初の4ビット(Q0ないしQ3)をイネーブル・コ
ードでプリセットする。PROM112が、4ビット遅
延信号コードをシフト・レジスター114に出力するの
と同時に、プログラマー116はイネーブル・コードと
4ビット制御信号コードで当該レジスターをプリセット
するようシフト・レジスター114にプリセット・イネ
ーブル・パルスを与える。シフト・レジスター114内
のデータは、特別の繰り返し周期のクロックを使用する
ことによりシフトされる。これはシステム・クロック・
パルス列から(クロック発振器126から)分周して下
げられた(約3.58M Hz迄)値にすることができる。代替
的に、周波数が安定している別の水晶クロック発振器を
使用してもよい。クロックがデータをレジスターからシ
フトさせるのに伴ないパラレル・マルチ・ビット遅延信
号コードがシリアルのコードに変換される。このシリア
ルのディジタル制御信号は、ヘッド・エンド変調器に与
えられ、当該変調器において当該信号は前述のようにオ
ーディオIFまたは別の搬送波を変調するのに使用可能
である。実施可能なディジタル回路のような図9に示し
た回路は全て集積回路の形態になっている。
ット)は、シフト・レジスター114の最後の4ビット
(Q4ないしQ8)をプリセットするために使用される。
デイジタル・スイッチ132はシフト・レジスター11
4の最初の4ビット(Q0ないしQ3)をイネーブル・コ
ードでプリセットする。PROM112が、4ビット遅
延信号コードをシフト・レジスター114に出力するの
と同時に、プログラマー116はイネーブル・コードと
4ビット制御信号コードで当該レジスターをプリセット
するようシフト・レジスター114にプリセット・イネ
ーブル・パルスを与える。シフト・レジスター114内
のデータは、特別の繰り返し周期のクロックを使用する
ことによりシフトされる。これはシステム・クロック・
パルス列から(クロック発振器126から)分周して下
げられた(約3.58M Hz迄)値にすることができる。代替
的に、周波数が安定している別の水晶クロック発振器を
使用してもよい。クロックがデータをレジスターからシ
フトさせるのに伴ないパラレル・マルチ・ビット遅延信
号コードがシリアルのコードに変換される。このシリア
ルのディジタル制御信号は、ヘッド・エンド変調器に与
えられ、当該変調器において当該信号は前述のようにオ
ーディオIFまたは別の搬送波を変調するのに使用可能
である。実施可能なディジタル回路のような図9に示し
た回路は全て集積回路の形態になっている。
【0041】図10を参照すると、この図にはケーブル
のヘッドエンドのスクランブラー内に図9の回路を有す
る方式のデスクランブラーの遅延制御器100(図7参
照)内に使用可能な回路が示されている。割り増し料金
付き番組を受信する許可が与えられている各受信人は、
図10に示されるような遅延制御器を使用することにな
る。遅延制御信号検出器106からの変調した遅延制御
信号(図7参照)は、8ビット・シフト・レジスター1
34内でシフトされる。当該シフト・レジスターの最初
の4つの出力段階は、4ビットのパラレル信号を比較器
136に与える。ディジタル・スイッチ138は遅延制
御信号(DCS)の4ビット・コードとの比較の目的で
イネーブル・コード(図9のディジタル・スイッチ13
2により決定される同じコード)を比較器136に与え
る。両方のコードが一致する場合に、パルスがワン・シ
ョット・マルチバイブレータ140で発生させられ、当
該パルスは、4ビット・ラッチ回路142にシフト・レ
ジスター134内の後者の4ビットを格納可能にする。
次に、制御信号コードが4ビットのパラレル・ディジタ
ル信号に再び変換される。(8ビット)シフト・レジス
ター134は、デバイダー146によりDCS周期に分
周された水晶クロック144から得られるクロック・パ
ルスによりDCS周期でクロックされる。遅いクロック
は、DCSコードをデコーダー内にクロックし、当該デ
コーダーは、当該コードを7ビットパラレル・ディジタ
ル信号に変換する。これらの7ビットは、可変遅延回路
98を提供する図9に示した64ビット・シフト・レジ
スター108と1ビット・シフト・レジスター110に
類似している64ビットおよび1ビット・シフト・レジ
スターに与えることができる。デコーダーを動作させる
ためマイクロ・プロセッサー148を適当にプログラム
を組んで使用することができる。
のヘッドエンドのスクランブラー内に図9の回路を有す
る方式のデスクランブラーの遅延制御器100(図7参
照)内に使用可能な回路が示されている。割り増し料金
付き番組を受信する許可が与えられている各受信人は、
図10に示されるような遅延制御器を使用することにな
る。遅延制御信号検出器106からの変調した遅延制御
信号(図7参照)は、8ビット・シフト・レジスター1
34内でシフトされる。当該シフト・レジスターの最初
の4つの出力段階は、4ビットのパラレル信号を比較器
136に与える。ディジタル・スイッチ138は遅延制
御信号(DCS)の4ビット・コードとの比較の目的で
イネーブル・コード(図9のディジタル・スイッチ13
2により決定される同じコード)を比較器136に与え
る。両方のコードが一致する場合に、パルスがワン・シ
ョット・マルチバイブレータ140で発生させられ、当
該パルスは、4ビット・ラッチ回路142にシフト・レ
ジスター134内の後者の4ビットを格納可能にする。
次に、制御信号コードが4ビットのパラレル・ディジタ
ル信号に再び変換される。(8ビット)シフト・レジス
ター134は、デバイダー146によりDCS周期に分
周された水晶クロック144から得られるクロック・パ
ルスによりDCS周期でクロックされる。遅いクロック
は、DCSコードをデコーダー内にクロックし、当該デ
コーダーは、当該コードを7ビットパラレル・ディジタ
ル信号に変換する。これらの7ビットは、可変遅延回路
98を提供する図9に示した64ビット・シフト・レジ
スター108と1ビット・シフト・レジスター110に
類似している64ビットおよび1ビット・シフト・レジ
スターに与えることができる。デコーダーを動作させる
ためマイクロ・プロセッサー148を適当にプログラム
を組んで使用することができる。
【0042】12個の遅延時間中から選択される遅延時
間をえるようなパルス成形器96と可変遅延回路98
は、図11に示すように実施される。AM検出回路94
からの検出されたパルス(図7参照)は3.58 MHzのクロ
ック発振器152でクロックされるパルス発生器150
をトリガーする。パルス発生器150からの280ナノ
秒のパルスはフリップ・フロップ154をリセットし、
計数器156をORゲート158を介してリセットす
る。遅延制御器100(図7参照)は、11個の16パ
ルス・グループ(各々約 4.5マイクロ秒)内の0から1
76のクロック・パルス(約49マイクロ秒)を計数す
る計数選択器160を制御する。選択されたクロック・
パルスは、計数された後にフリップ・フロップ154が
セットされる。フリップ・フロップ154のセットは約
100ナノ秒パルスをパルス発生器162から発生させ
る。パルス発生器162からのパルスはORゲート15
8を介して計数器156をリセットし、フリップ・フロ
ップ164をセットする。計数器156が36個のクロ
ック・パルスを計数した後、パルス・ゲート166はフ
リップ・フロップ164をリセットし、当該フリップ・
フロップ164は遅延して形成されたパルスを制御ゲー
ト102(図7参照)に出力する。
間をえるようなパルス成形器96と可変遅延回路98
は、図11に示すように実施される。AM検出回路94
からの検出されたパルス(図7参照)は3.58 MHzのクロ
ック発振器152でクロックされるパルス発生器150
をトリガーする。パルス発生器150からの280ナノ
秒のパルスはフリップ・フロップ154をリセットし、
計数器156をORゲート158を介してリセットす
る。遅延制御器100(図7参照)は、11個の16パ
ルス・グループ(各々約 4.5マイクロ秒)内の0から1
76のクロック・パルス(約49マイクロ秒)を計数す
る計数選択器160を制御する。選択されたクロック・
パルスは、計数された後にフリップ・フロップ154が
セットされる。フリップ・フロップ154のセットは約
100ナノ秒パルスをパルス発生器162から発生させ
る。パルス発生器162からのパルスはORゲート15
8を介して計数器156をリセットし、フリップ・フロ
ップ164をセットする。計数器156が36個のクロ
ック・パルスを計数した後、パルス・ゲート166はフ
リップ・フロップ164をリセットし、当該フリップ・
フロップ164は遅延して形成されたパルスを制御ゲー
ト102(図7参照)に出力する。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から、本発明は割り増し料金
付き番組を契約者に送信するテレビ信号のデスクランブ
リングおよび解読を行なう改良された装置を提供したこ
とが明らかになろう。本明細書で説明した装置は、こう
した割り増し料金付き番組の許可を受けないデスクラン
ブリングに対する安全効率を高めるものである。本発明
の範囲内における本明細書で説明した装置の変更と修変
例はそれ自体疑いもなく当技術の熱知者には示唆されよ
う。従って、前掲の説明は例示的なものと解釈すべきで
あり、限定的な意味に解釈すべきでない。
付き番組を契約者に送信するテレビ信号のデスクランブ
リングおよび解読を行なう改良された装置を提供したこ
とが明らかになろう。本明細書で説明した装置は、こう
した割り増し料金付き番組の許可を受けないデスクラン
ブリングに対する安全効率を高めるものである。本発明
の範囲内における本明細書で説明した装置の変更と修変
例はそれ自体疑いもなく当技術の熱知者には示唆されよ
う。従って、前掲の説明は例示的なものと解釈すべきで
あり、限定的な意味に解釈すべきでない。
【図1】本発明にかかわる同期信号抑圧スクランブリン
グとデスクランブリングの関係を示す一連の波形を示
す。
グとデスクランブリングの関係を示す一連の波形を示
す。
【図2】本発明に係る同期信号抑圧スクランブリング装
置の構成を概略的に示すブロック図である。
置の構成を概略的に示すブロック図である。
【図3】本発明に係るデスクランブリング装置の構成を
概略的に示すブロック図である。
概略的に示すブロック図である。
【図4】図2に示す装置の構成を詳細に示すブロック図
である。
である。
【図5】図4に示した装置内で発生したタイミング・パ
ルスと抑圧パルスとの間に可変遅延時間を与えるディジ
タル回路のブロック図である。
ルスと抑圧パルスとの間に可変遅延時間を与えるディジ
タル回路のブロック図である。
【図6】図4に示した装置で使用可能な他のディジタル
遅延回路を図解したブロック図である。
遅延回路を図解したブロック図である。
【図7】図4に示したスクランブラとともに使用可能な
デスクランブリング装置の構成を示すブロック図であ
る。
デスクランブリング装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図8】図4と図7に示したスクランブリングおよびデ
スクランブリング装置の動作を示す一連の波形である。
スクランブリング装置の動作を示す一連の波形である。
【図9】時間の経過に応じて可変でかつ図4に示したシ
ステムに使用可能な選択した遅延時間を提供するディジ
タル回路を図解したブロック図である。
ステムに使用可能な選択した遅延時間を提供するディジ
タル回路を図解したブロック図である。
【図10】図7に示した装置において復元パルスを発生
する目的で使用可能な遅延タイミング・パルスを得る目
的で図9に示したディジタル回路を使用することにより
スクランブリング・パルスとタイミング・パルスの間の
選択した遅延時間が時間の経過に応じて変化する場合に
特に有用なディジタル方式を図解したブロック図であ
る。
する目的で使用可能な遅延タイミング・パルスを得る目
的で図9に示したディジタル回路を使用することにより
スクランブリング・パルスとタイミング・パルスの間の
選択した遅延時間が時間の経過に応じて変化する場合に
特に有用なディジタル方式を図解したブロック図であ
る。
【図11】図7の装置内で復元用パルスを発生させるの
に使用可能な選択した遅延時間を提供するディジタル方
式のブロック図である。
に使用可能な選択した遅延時間を提供するディジタル方
式のブロック図である。
28、92:可変減衰器 30:デスクランブル・タイミング・パルス検出器 32、98:可変遅延回路 34、100:遅延制御器 36:デスクランブル復元パルス発生器 94:AM検出器 106:遅延制御信号検出器
Claims (3)
- 【請求項1】 同期抑圧スクランブル契約TVシステム
において、 送信点において、選択された遅延時間関係を持つタイミ
ング信号と同期抑圧信号とを反復的に発生させ、該選択
された遅延時間関係を、隣り合う水平同期パルスの間の
時間よりも短くし且つ複数の異なる遅延時間及び動的に
可変の遅延時間から選択してなる発生手段であって、前
記タイミング信号及び前記同期抑圧信号を、該同期抑圧
信号と水平同期期間とが一致するように、それぞれ水平
同期パルスを有するTV信号期間に関して時間的に配置
する発生手段と、 前記水平同期期間の間、前記同期抑圧信号により前記T
V信号の振幅を抑圧し、前記水平同期パルスを抑圧する
手段と、 抑圧された前記水平同期パルスを有し且つ音声搬送波上
に前記タイミング信号を有する前記TV信号を受信局へ
送信する手段と、 前記受信局において用いられる手段であって、前記タイ
ミング信号に応答して、該タイミング信号に対して前記
選択された遅延時間関係を持つ復元用信号を、前記水平
同期パルスを含む前記水平同期期間の少なくとも一部分
と一致するように発生させる第1手段と、 前記復元用信号に応答して、前記水平同期期間の前記一
部分における前記TV信号の振幅を増加させて前記水平
同期パルスの振幅を復元し、許可された受信局において
契約TVプログラムを表示することができるようにする
第2手段と、 を具備し、 前記発生手段が、前記水平同期パルスの速度で反復する
第1のパルスを発生する手段と、前記第1のパルスによ
って作動されて前記タイミング信号としてタイミング・
パルスを発生する回路手段と、前記第1のパルスによっ
て作動されて前記選択された遅延時間関係を持つ第2の
パルスを提供する遅延回路手段とを備える ことを特徴とするTVシステム。 - 【請求項2】 水平及び垂直同期パルスを有するビデオ
信号とオーディオ信号とを含むTV信号をスクランブル
するスクランブラであって、 少なくとも水平同期パルスが生じるときに同期抑圧信号
を反復的に発生する手段と、 前記同期抑圧信号と選択された時間関係を有するタイミ
ング信号を反復的に発生する手段であって、該選択され
た時間関係を複数の異なる遅延時間と動的に可変の遅延
時間との中から選択してなる手段と、 前記同期抑圧信号によって、少なくとも水平同期パルス
の振幅を抑圧する手段と、 前記オーディオ信号を前記タイミング信号によって変調
する手段と、 を具備するスクランブラ。 - 【請求項3】 振幅抑圧された水平同期パルスと、該水
平同期パルスと選択された時間関係を有するタイミング
信号によって変調されたオーディオ信号とを含むTV信
号であって、該選択された時間関係が複数の異なる遅延
時間と動的に可変の遅延時間との中から選択されてなる
TV信号をデスクランブルするデスクランブラであっ
て、 前記タイミング信号を求める手段と、 前記の求められたタイミング信号を前記の選択された時
間だけ遅延させる手段と、 前記の遅延されたタイミング信号によって復元用信号を
発生する手段と、 前記復元用信号によって前記水平同期パルスの振幅を増
加させる手段と、 を具備するデスクランブラ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/334,040 US4466017A (en) | 1981-12-23 | 1981-12-23 | Sync suppression scrambling of television signals for subscription TV |
US334040 | 1981-12-23 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP83500654A Division JPS59500040A (ja) | 1981-12-23 | 1982-12-15 | 契約テレビ用テレビ信号の同期信号抑圧スクランブリングの方法および装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05244590A JPH05244590A (ja) | 1993-09-21 |
JP2601605B2 true JP2601605B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=23305317
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP83500654A Granted JPS59500040A (ja) | 1981-12-23 | 1982-12-15 | 契約テレビ用テレビ信号の同期信号抑圧スクランブリングの方法および装置 |
JP4302476A Expired - Lifetime JP2601605B2 (ja) | 1981-12-23 | 1992-11-12 | 同期信号抑圧スクランブル契約tvシステム及びその装置 |
Family Applications Before (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP83500654A Granted JPS59500040A (ja) | 1981-12-23 | 1982-12-15 | 契約テレビ用テレビ信号の同期信号抑圧スクランブリングの方法および装置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4466017A (ja) |
EP (1) | EP0096724B1 (ja) |
JP (2) | JPS59500040A (ja) |
AT (1) | ATE21474T1 (ja) |
AU (1) | AU549054B2 (ja) |
CA (1) | CA1194213A (ja) |
DE (1) | DE3272646D1 (ja) |
NO (1) | NO160956C (ja) |
WO (1) | WO1983002378A1 (ja) |
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