JP2601025B2 - 液晶性オルガノポリシロキサン - Google Patents

液晶性オルガノポリシロキサン

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JP2601025B2
JP2601025B2 JP2339912A JP33991290A JP2601025B2 JP 2601025 B2 JP2601025 B2 JP 2601025B2 JP 2339912 A JP2339912 A JP 2339912A JP 33991290 A JP33991290 A JP 33991290A JP 2601025 B2 JP2601025 B2 JP 2601025B2
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隆 近藤
正明 山谷
博 吉岡
康弘 大塚
和夫 戸島
靖文 柴田
直美 大▲桑▼
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、液晶としての可使温度範囲が広く、実用的
である上、可視光領域で可逆的に光透過性変化性能を有
し、電気的にメモリー性を有し、調光ガラス、記録材料
等として利用できる液晶性オルガノポリシロキサンに関
する。
従来の技術及び発明が解決しようとする課題 液晶は低分子液晶と高分子液晶に大別され、低分子液
晶は応答速度が非常に速いことから、現在、表示素子等
に使用されてはいるが、加工性の点から大面積化が困難
であるという欠点があった。
これに対し、高分子液晶には、高分子主鎖にメソーゲ
ン基が結合した化合物や、側鎖にグラフト化によりメソ
ーゲン基が結合した化合物があり、特に後者の側鎖型の
ものが表示素子として有用な特性を有することが知られ
ている。このメソーゲン基を側鎖に有する化合物は、そ
の主鎖をいろいろなタイプにすることが可能であるが、
中でもシロキサンタイプのものは温度特性や耐候性の面
に優れており、例えば特開昭63−234086号公報には熱的
安定性が良好で、かつ、耐候性を有し、しかもフィルム
シート化により大面積化が可能なシロキサン化合物が提
案されている。
しかしながら、シロキサンタイプの液晶性化合物は、
調光ガラス等に使用した場合にはさほど問題はないもの
の、その応答速度が遅いという欠点があり、液晶として
の可使温度範囲の改善が望まれていた。
また、ポリアクリレートやポリメタクリレートを主鎖
とする染料変性液晶は、欧州特許第90282号等に公知で
ある。更に、シロキサン主鎖の液晶共重合体では、特開
昭63−77910号公報にアントラキノン系染料含有の液晶
性共重合体が提案されている。しかし、この中では、情
報蓄積に液晶性共重合体を用いると記載されているが、
情報記録(メモリー性)をもたらすメカニズムや規定等
も記載されておらず、実施例中にも記載がない。単に染
料により着色していて、ゲストホスト型の色素等の溶解
補助物質として役立つという記載しかされていない。
なおまた、特開平1−282269号公報は、アゾ系染料含
有のシリコーン液晶を開示しているが、メソーゲン基に
ついては限定されていない。更に、ここでも情報記録材
料として使用可能であるとの記載はあるが、実施例など
にもメモリー性について述べられておらず、染料は単に
色をつけるだけであるという記載しかない。
このように、今までメモリー性について具体的記載を
しているものはない。
従って、本発明の目的は、特定のメソーゲン構造と染
料変性基の組み合わせにより、液晶としての可使温度範
囲が広く、実用的であり、可使光領域で可逆的に光透過
性変化性能をもち、電気的にメモリー性を有する液晶性
オルガノポリシロキサンを提供することにある。
課題を解決するための手段及び作用 本発明は、上記目的を達成するため、 下記一般式(I) 〔但し、式中Rは水素原子、炭素数1〜4の一価炭化水
素基又はフェニル基から選択される一種以上の基、Aは
下記式(II) (式中m,n,xはそれぞれm≧3、n≧2、5≦m+nx≦1
5、x=1又は2を満たす整数である。) で示される基、Bはジアゾ基含有有機基及びアントラキ
ノン誘導体から選ばれる有機置換基であり、a,b,cはそ
れぞれ1≦a<2、0<b+c≦1、0.45≦b/(b+
c)≦0.95、1<a+b+c≦3を満たす整数であ
る。〕 で示される液晶性オルガノポリシロキサンを提供する。
以下、本発明につき更に詳述する。
本発明の上記一般式(I)に示される液晶性オルガノ
ポリシロキサンにおいて、Rは水素原子又は炭素数1〜
4の一価炭化水素基又はフェニル基であり、例えば−H,
CH3,CH2CH3, 等が挙げられ、その中の1種又は2種以上の基から選択
される。
また、Aは下記式(II) (式中m,n,xはそれぞれm≧3、n≧2、5≦m+nx≦1
5、x=1又は2を満たす整数である。) で示される基であり、具体的には下記の基が例示され
る。
即ち、A成分は、メソーゲン基とこれをシロキサン主
鎖に接合するスペーサー部位とから構成される。ここ
で、−(CH2mO〔(CH2nO〕−で示されるスペーサ
ー部位は、メソーゲン基が外部電場、地場により配向す
る場合にその配向性や配向保持性(メモリー性)及びそ
れらの可使温度範囲に大きな影響を与えるもので、その
長さは上述の通りm≧3、n≧2、5≦m+nx≦15、x
=1,2を満たす。m<3、n<2、m+nx<5の場合は
シロキサン主鎖からの束縛が強くなって液晶としての配
向に影響を及ぼす場合があり、一方、m+nx>15の場合
は柔軟性が大きくなりすぎて規則的な配向が困難になる
場合がある。即ち、(II)式で示されるA成分において
は、束縛と柔軟性のバランスが液晶としての配向性、メ
モリー性及び幅広い可使温度範囲などの特性を得るため
に重要である。
更に、A成分はスペーサー部位である基中にエーテル
結合を含んでおり、このエーテル結合を含有することで
電気的メモリー性等を有する優れた液晶性を発揮できる
のである。
(I)式中Bは、可視光領域に吸収ピークを持つ染料
基であり、アゾ系、アントラキノン系のものを使用す
る。ここで、染料基を−X−COO−Z(Xは炭素数3〜1
0の一価炭化水素基、Zは染料部位)で示すとすると、
Zの部位としては次のものが例示される。
特に、アゾ系染料の中では、下記式(III) (式中Yは水素原子又は炭素数1〜4の一価炭化水素基
であり、lは3≦l≦10である。) で示される基が好ましく、具体的には下記の基が例示さ
れる。
B成分はこのように染料基とこれをシロキサン主鎖に
接合するスペーサー部位とからなるものである。ここに
染料基は本発明の化合物に着色性を与えるという染料と
しての本来の機能のほかに、A成分のメソーゲン基の配
向規則性を向上させるために、応答速度の向上及び液晶
使用温度範囲の拡大に寄与するもので、必須の成分であ
る。
また、(I)式において、a,b,cはシロキサンの種
類、長さ、変性率等に関するもので、それぞれ1≦a<
2、0<b+c≦1、1<a+b+c≦3、好ましくは
1.8≦a+b+c≦2.2、を満たす数であり、シロキサン
の構造は直鎖状、サイクリックス、分岐状のいずれのも
のでもよいが、特に直鎖状が好ましい。更にシロキサン
の変性率(A成分とB成分の割合)を示すb/(b+c)
の値は、0.45〜0.95、好ましくは0.55〜0.85であり、0.
45未満であると電気的メモリー性が保持できず、一方0.
95以上であると液晶温度範囲が非実用的になる場合があ
る。
本発明の(I)式の液晶性オルガノポリシロキサン
は、特に限定はされないが、例えば末端不飽和結合を有
するメソーゲン化合物と、末端不飽和結合を有する染料
化合物を公知の白金触媒等の存在下、Si−H基を有する
シロキサンへ付加反応させることにより合成できる。
例えば、式(II)と式(III)とからなる場合は下記
式(IV) (式中、m,n,xは上記と同様である。) で示される化合物と下記式(V) (式中、Y,lは上記と同様である。) で示される化合物とをオルガノ水素ポリシロキサンにヒ
ドロシリル化反応により付加させることで容易に合成す
ることができる。なお、この場合、上記(IV)式の化合
物を単独でオルガノ水素ポリシロキサンに付加反応させ
て高分子液晶を合成すると液晶の可使温度範囲が狭くな
るが、(IV)式の化合物と(V)式の化合物とを混合
し、共変性させて、オルガノ水素ポリシロキサンと反応
させることにより、得られるオルガノポリシロキサンの
液晶の可使温度範囲を実用的な温度範囲まで拡大するこ
とができる。
この場合、オルガノ水素ポリシロキサンは、目的のオ
ルガノポリシロキサンに応じたものが使用され、直鎖
状、分岐状、環状のいずれのものでもよいが、特に直鎖
状のものが好ましく、下記式(VI) (但し、式中R′は炭素数1〜4の一価炭化水素基又は
フェニル基であり、p,qはそれぞれ1≦p<3、0<q
≦1、好ましくは1≦p≦2、0.5≦q≦1) で示されるものが好ましく用いられ、例えば下記構造の
化合物が挙げられる。
更に、上記ヒドロシリル化反応は、触媒の存在下で行
なうことが望ましい。触媒としては、具体的に公知の白
金、パラジウム、ロジウム錯体であるPtCl4,H2PtCl6・6
H2O,Pt−エーテル錯体,Pt−オレフィン錯体,PdCl2(PPh
32,PdCl2(PhCN)2,RhCl2(PPh3(Phはフェニル
基)やその他公知のヒドロシリル化触媒、及びこれらの
混合物が例示され、これら触媒はアルコール類、芳香族
類、炭化水素類、ケトン類、塩素系溶媒などの溶媒に希
釈して用いることが好ましい。また、これらの触媒の使
用量は触媒量とすることができる。
なお、反応条件は別に限定されないが、60〜150℃で
1〜50時間とすることが望ましい。
なおまた、反応は有機溶媒中で行なうことが好まし
く、有機溶媒として具体的にはトルエン、キシレン、テ
トラヒドロフラン、ジオキサン等が挙げられる。
反応終了後は、通常の方法でデカンテーションするな
どして目的のオルガノポリシロキサンを採収することが
できる。
発明の効果 本発明の液晶性オルガノポリシロキサンは、液晶とし
ての可使温度範囲が広く実用的で、電気的にメモリー性
を有し、更に大面積化も可能である。また、着色性を有
するという特徴を持ち、偏光板を用いなくても液晶の配
向状態の違いを目視で識別できるために表示素子化が可
能であるという利点を持つ。従って本発明化合物は、調
光ガラス、記録材料など幅広い用途で有効に利用するこ
とができる。
以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、
本発明は下記実施例に制限されるものではない。
〔実施例1〕 冷却管、温度計、撹拌器をつけセパラブルフラスコに
下記式(1) で示される化合物を15.0g(0.046モル)、下記式(2) で示される化合物を5.0g(0.012モル)、ジオキサンを1
00g入れ、100℃で加熱撹拌した。次に、0.03%塩化白金
酸1−ブタノール溶液を0.06g加えた後、100℃で下記式
(3) で示されるオルガノ水素ポリシロキサン3.4g(0.0014モ
ル)を滴下した。この溶液を100℃で15時間撹拌し、反
応が終了した後、過剰のヘキサンを加え、析出した沈殿
をデカンテーションにより採収した。更に、この沈殿物
をアセトンに溶解し、過剰のメタノールを加えて析出し
た沈殿をデカンテーションにより採収し、真空乾燥して
10.8gの赤橙色のオルガノポリシロキサンを得た。
得られたオルガノポリシロキサンをプロトン核磁気共
鳴スペクトルで同定したところ、図面に示すスペクトル
が得られ、下記のピークが確認された。
*2つのモノマーのNMRチャートと比較し、解析した。
また、UVスペクトル分析の結果、λmax=340nm付近に
ピークが存在し、アゾ基が保持されていることも確認さ
れ、下記構造の化合物であることがわかった。
このオルガノポリシロキサンを示差走査熱量計(DS
C)で測定すると共に偏光顕微鏡で観察を行なったとこ
ろ、下記の結果が得られた。
ガラス転移点 −11℃ 融 点 67℃ 従って、可使温度領域は−11〜67℃であり、液晶性も
確認できた。
更に、上記オルガノポリシロキサンをセルギャップが
30μm、片面全体に透明電極、もう一方の片面にはクシ
歯状に透明電極をつけたセルに注入し、温度25℃で電圧
が40V(60Hz)の交流電流を流したところ、クシ歯状に
配向した。その後、電流を切っても配向は保持されてい
たので、電気的にメモリー性のあることが確認できた。
また、これを利用し、波長が550nmの光を使用して光透
過率の測定を行なったところ、配向状態で78%、配向し
ていない状態で1%であり、液晶性が確認できた。
〔実施例2〕 (1)式の化合物を13.4g(0.042モル)、(2)式の
化合物を7.1g(0.017モル)仕込む以外は実施例1と同
様にしてオルガノポリシロキサン11.2gを得た。
得られたオルガノポリシロキサンは、核磁気共鳴スペ
クトル分析により下記構造の化合物であることが確認さ
れた。
また、DSC測定及び偏光顕微鏡観察の結果は以下のと
おりであった。
ガラス転移点 −15℃ 融 点 70℃ 可使温度域は−15〜70℃で、液晶性が確認され、電気
的にメモリー性を有するものであった。
〔実施例3〕 実施例1における(2)式の化合物の代わりに下記式
(4) で示される化合物3.5g(0.012モル)を使用する以外は
実施例1と同様に反応を行なったところ、オルガノポリ
シロキサン10.3gを得た。
得られたオルガノポリシロキサンは、核磁気共鳴スペ
クトル分析により下記構造の化合物であることが確認さ
れた。
また、DSC測定及び偏光顕微鏡観察を行なったとこ
ろ、下記の結果が得られた。
ガラス転移点 −3℃ 融 点 61℃ 可使温度域は−3〜61℃で液晶性が確認され、電気的
にメモリー性を有するものであった。
〔実施例4〕 実施例1における(2)式の化合物の代わりに下記式
(5) で示される化合物4.0g(0.012モル)を使用する以外は
実施例1と同様に反応を行なったところ、オルガノポリ
シロキサン10.6gを得た。
得られたオルガノポリシロキサンは、核磁気共鳴スペ
クトル分析により下記構造の化合物であることが確認さ
れた。
また、DSC測定及び偏光顕微鏡観察の結果は以下のと
おりであった。
ガラス転移点 −7℃ 融 点 63℃ 可使温度域は−7〜63℃で液晶性が確認され、電気的
にメモリー性を有するものであった。
〔実施例5〕 実施例1における(1)式の化合物の代わりに下記式
(6) で示される化合物17.0g(0.046モル)を、また、(3)
式の化合物の代わりに下記式(7) で示される化合物3.5g(0.014モル)を使用する以外は
実施例1と同様に反応を行なったところ、オルガノポリ
シロキサン11.9gが得られた。
得られたオルガノポリシロキサンは、核磁気共鳴スペ
クトル分析により下記構造の化合物であることが確認さ
れた。
また、DSC測定及び偏光顕微鏡観察の結果は以下のと
おりであった。
ガラス転移点 −10℃ 融 点 70℃ 可使温度域は−10〜70℃で液晶性が確認され、電気的
にメモリー性を有するものであった。
〔実施例6〕 実施例1における(1)式の化合物の代わりに下記式
(8) で示される化合物21.0g(0.046モル)を使用する以外は
実施例1と同様に反応を行なったところ、オルガノポリ
シロキサン13.8gをが得られた。
得られたオルガノポリシロキサンは、核磁気共鳴スペ
クトル分析により下記構造の化合物であることが確認さ
れた。
また、DSC測定及び偏光顕微鏡観察の結果は以下のと
おりであった。
ガラス転移点 −20℃ 融 点 30℃ 可使温度域は−20〜30℃で液晶性が確認され、電気的
にメモリー性を有するものであった。
〔比較例1〕 式(1)の化合物18.7g(0.058モル)と式(3)の化
合物3.4g(0.0014モル)を使用し、実施例1と同様の方
法で反応を行なったところ、11.2gのオルガノポリシロ
キサンが得られた。
得られたオルガノポリシロキサンは、核磁気共鳴スペ
クトル分析により下記構造の化合物であることが確認さ
れた。
また、DSC測定及び偏光顕微鏡観察の結果は以下のと
おりであった。
ガラス転移点 7℃ 融 点 49℃ 可使温度域は7〜49℃で液晶性が確認され、電気的に
メモリー性を有するものであったが、実施例1のものと
比べ、実際屋外等で使用できるようなものではなかっ
た。また、光透過率は、配向状態で60%、配向していな
い状態で5%となっており、このコントラストも実施例
1と比べ劣るものとなっている。
【図面の簡単な説明】
図面は実施例1で得られたオルガノポリシロキサンのプ
ロトン核磁気共鳴スペクトルの分析結果を示すスペクト
ルである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉岡 博 群馬県安中市磯部2丁目13番1号 信越 化学工業株式会社シリコーン電子材料技 術研究所内 (72)発明者 大塚 康弘 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 戸島 和夫 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 柴田 靖文 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (72)発明者 大▲桑▼ 直美 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記一般式(I) 〔但し、式中Rは水素原子、炭素数1〜4の一価炭化水
    素基又はフェニル基から選択される一種以上の基、Aは
    下記式(II) (式中m,n,xはそれぞれm≧3、n≧2、5≦m+nx≦1
    5、x=1又は2を満たす整数である。) で示される基、Bはジアゾ基含有有機基及びアントラキ
    ノン誘導体から選ばれる有機基であり、a,b,cはそれぞ
    れ1≦a<2、0<b+c≦1、0.45≦b/(b+c)≦
    0.95、1<a+b+c≦3を満たす数である。〕 で示される液晶性オルガノポリシロキサン。
  2. 【請求項2】Bのジアゾ基含有有機基が下記式(III) (式中Yは水素原子又は炭素数1〜4の一価炭化水素基
    であり、lは3≦l≦10を満たす整数である。) で示される基である請求項1記載のオルガノポリシロキ
    サン。
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