JP2600042B2 - カラー画通信アダプタ - Google Patents
カラー画通信アダプタInfo
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- JP2600042B2 JP2600042B2 JP4050417A JP5041792A JP2600042B2 JP 2600042 B2 JP2600042 B2 JP 2600042B2 JP 4050417 A JP4050417 A JP 4050417A JP 5041792 A JP5041792 A JP 5041792A JP 2600042 B2 JP2600042 B2 JP 2600042B2
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- Japan
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- color
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- Facsimiles In General (AREA)
- Color Image Communication Systems (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は，カラーディジタル複写
機，スキャナ，プリンタ等の各種カラー画像入出力装置
や，ワークステーション等の各種カラー画像処理装置で
取り扱う，印刷画像等の高精細カラーディジタル画を高
速・高品質に伝送するためのカラー画通信アダプタに関
する。
機，スキャナ，プリンタ等の各種カラー画像入出力装置
や，ワークステーション等の各種カラー画像処理装置で
取り扱う，印刷画像等の高精細カラーディジタル画を高
速・高品質に伝送するためのカラー画通信アダプタに関
する。
【０００２】
【従来の技術】この種の伝送装置としては，各種処理装
置専用の通信装置がある。パーソナルコンピュータ用の
システムとしては，符号化ボード，ＬＡＮ，ＬＡＮとデ
ィジタル回線を結ぶＬＡＮブリッジ，を用いたシステム
が市販されている。このシステムではパーソナルコンピ
ュータが限定され，その装置間でしか通信が行えない欠
点がある。
置専用の通信装置がある。パーソナルコンピュータ用の
システムとしては，符号化ボード，ＬＡＮ，ＬＡＮとデ
ィジタル回線を結ぶＬＡＮブリッジ，を用いたシステム
が市販されている。このシステムではパーソナルコンピ
ュータが限定され，その装置間でしか通信が行えない欠
点がある。
【０００３】印刷用のスキャナシステムへ適用した例で
は，それ専用のシステムであり，他装置との接続を考慮
していない。その為，種々の装置間でカラー画像データ
の転送を行う事は出来なかった。
は，それ専用のシステムであり，他装置との接続を考慮
していない。その為，種々の装置間でカラー画像データ
の転送を行う事は出来なかった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし，実際の利用例
においては，各種のカラー入出力装置あるいはカラー画
像処理装置等の処理装置間で通信を行いたい要望が強
く，それらの間を結ぶ通信装置の実現が必要となった。
においては，各種のカラー入出力装置あるいはカラー画
像処理装置等の処理装置間で通信を行いたい要望が強
く，それらの間を結ぶ通信装置の実現が必要となった。
【０００５】本発明は，処理装置間を接続する場合にネ
ゴシエーション処理の結果での，必要な各種の画像変換
処理を処理装置とアダプタとの間で分配して最適な処理
を効率良く行い得るようにすることを目的としている。
ゴシエーション処理の結果での，必要な各種の画像変換
処理を処理装置とアダプタとの間で分配して最適な処理
を効率良く行い得るようにすることを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この為，本発明では通信
アダプタ間でネゴシエーションを行い，そのネゴシエー
ションの結果にもとづいて行う必要な画像処理をカラー
画像処理装置とアダプタとで夫々分担テーブルを用いて
予め定めた形で分担させて画像属性を変換するように
し，処理装置間のカラー画像データの伝送を可能にす
る。
アダプタ間でネゴシエーションを行い，そのネゴシエー
ションの結果にもとづいて行う必要な画像処理をカラー
画像処理装置とアダプタとで夫々分担テーブルを用いて
予め定めた形で分担させて画像属性を変換するように
し，処理装置間のカラー画像データの伝送を可能にす
る。
【０００７】
【作用】以上の様に処理装置と通信アダプタとの間で画
像変換処理を分担し，最適な処理を行って，各種装置間
の通信を可能とするので，各種処理装置間で効率よく画
像データの交換を行うことが出来る。
像変換処理を分担し，最適な処理を行って，各種装置間
の通信を可能とするので，各種処理装置間で効率よく画
像データの交換を行うことが出来る。
【０００８】
【実施例】図１は本発明の１実施例を説明する為のブロ
ック図であり，図２はその動作を説明する為の主要な信
号の受渡しを表した図である。そして，図３は送信側と
受信側ワークステーションとでの処理の流れを表したフ
ローチャートである。
ック図であり，図２はその動作を説明する為の主要な信
号の受渡しを表した図である。そして，図３は送信側と
受信側ワークステーションとでの処理の流れを表したフ
ローチャートである。
【０００９】図１において，符号１，４はカラー画像処
理装置，２，３は本発明の通信アダプタ，５はカラー画
像処理装置１に接続されたカラースキャナ，６は同様に
接続されたカラープリンタである。７，９はアダプタと
カラー画像処理装置を接続するインタフェース，８は通
信回線，１０はカラー画像処理装置１とカラースキャナ
５や，カラープリンタ６を接続するインタフェースであ
る。
理装置，２，３は本発明の通信アダプタ，５はカラー画
像処理装置１に接続されたカラースキャナ，６は同様に
接続されたカラープリンタである。７，９はアダプタと
カラー画像処理装置を接続するインタフェース，８は通
信回線，１０はカラー画像処理装置１とカラースキャナ
５や，カラープリンタ６を接続するインタフェースであ
る。
【００１０】図２に示す如く，送信側処理装置は，アダ
プタに対して送信機能設定を行い相手機能読取要求を行
う。受信側処理装置は，アダプタに対して受信要求を行
いかつ受信側機能設定を行う。
プタに対して送信機能設定を行い相手機能読取要求を行
う。受信側処理装置は，アダプタに対して受信要求を行
いかつ受信側機能設定を行う。
【００１１】なお，図２においては上から下に向う方向
に時間が流れている。この状態の下で，発呼処理が行わ
れ，アダプタ２はアダプタ３に対して送信機能を送信
し，アダプタ３は受信側処理装置に対して送信側情報を
送る。これに伴なって，受信側処理装置は受信機能選択
をアダプタ３に対して指示し，アダプタ３はアダプタ２
に対して受信機能応答を行う。
に時間が流れている。この状態の下で，発呼処理が行わ
れ，アダプタ２はアダプタ３に対して送信機能を送信
し，アダプタ３は受信側処理装置に対して送信側情報を
送る。これに伴なって，受信側処理装置は受信機能選択
をアダプタ３に対して指示し，アダプタ３はアダプタ２
に対して受信機能応答を行う。
【００１２】アダプタ２は，この結果の相手機能情報を
送信側処理装置に送る。これに伴なって送信側処理装置
は，所望とされる通信機能設定を行い，カラー画像デー
タを伝送する。当該カラー画像データはアダプタ２やア
ダプタ３を介して受信側処理装置に送られる（即ち，受
信側処理装置にて受信できる状態で伝送される）。
送信側処理装置に送る。これに伴なって送信側処理装置
は，所望とされる通信機能設定を行い，カラー画像デー
タを伝送する。当該カラー画像データはアダプタ２やア
ダプタ３を介して受信側処理装置に送られる（即ち，受
信側処理装置にて受信できる状態で伝送される）。
【００１３】図３においても，上から下に向う方向に時
間が流れている。 （Ｓ１）：通信開始処理を行い，相手番号設定などを行
う。 （Ｓ２）：転送ファイル形式を取得する。 （Ｓ３）：送信機能設定を行う。 （Ｓ４）：アダプタ２で送信機能を受信する。 （Ｓ５）：受信側処理装置においても通信開始処理が行
われる。 （Ｓ６）：受信側機能設定を行う。 （Ｓ７）：アダプタ３で受信側機能を受領する。 （Ｓ８）：送信側処理装置は相手機能読取要求を行う。 （Ｓ９）：アダプタ２は送信機能情報を作成し転送す
る。 （Ｓ10）：アダプタ３は当該送信機能情報を受信する。 （Ｓ11）：アダプタ３は，当該送信機能情報における送
信機能と先に受取っている受信側機能とを比較し，受信
側処理装置においても有効である情報を受信側処理装置
へ転送する。 （Ｓ12）：受信側処理装置において送信側の情報を読取
る。 （Ｓ13）：受信可能な形式と比較し，選択を行う。 （Ｓ14）：アダプタ３は，受信機能応答を行う。 （Ｓ15）：アダプタ２は，受信機能応答を受信する。 （Ｓ16）：比較を行い，有効である情報を送信側処理装
置へ転送する。 （Ｓ17）：送信側処理装置において，受信側の情報を読
取る。 （Ｓ18）：受信した相手機能と自己側のデータ形式とを
比較する。 （Ｓ19）：一致するものであれば，カラー画像データを
転送する。 （Ｓ20）：不一致であれば，送信処理装置側で変換可能
か否かを調べる。 （Ｓ21）：可能であれば送信処理装置側で変換処理を行
う。 （Ｓ22）：不可であれば切断を行う。 （Ｓ23）：アダプタによる符号化変換処理が行われるこ
ともあるが，受信側処理装置へ転送される。 （Ｓ24）：カラー画像データを受信する。 （Ｓ25）：終了処理を行う。 （Ｓ26）：終了処理を行う。
間が流れている。 （Ｓ１）：通信開始処理を行い，相手番号設定などを行
う。 （Ｓ２）：転送ファイル形式を取得する。 （Ｓ３）：送信機能設定を行う。 （Ｓ４）：アダプタ２で送信機能を受信する。 （Ｓ５）：受信側処理装置においても通信開始処理が行
われる。 （Ｓ６）：受信側機能設定を行う。 （Ｓ７）：アダプタ３で受信側機能を受領する。 （Ｓ８）：送信側処理装置は相手機能読取要求を行う。 （Ｓ９）：アダプタ２は送信機能情報を作成し転送す
る。 （Ｓ10）：アダプタ３は当該送信機能情報を受信する。 （Ｓ11）：アダプタ３は，当該送信機能情報における送
信機能と先に受取っている受信側機能とを比較し，受信
側処理装置においても有効である情報を受信側処理装置
へ転送する。 （Ｓ12）：受信側処理装置において送信側の情報を読取
る。 （Ｓ13）：受信可能な形式と比較し，選択を行う。 （Ｓ14）：アダプタ３は，受信機能応答を行う。 （Ｓ15）：アダプタ２は，受信機能応答を受信する。 （Ｓ16）：比較を行い，有効である情報を送信側処理装
置へ転送する。 （Ｓ17）：送信側処理装置において，受信側の情報を読
取る。 （Ｓ18）：受信した相手機能と自己側のデータ形式とを
比較する。 （Ｓ19）：一致するものであれば，カラー画像データを
転送する。 （Ｓ20）：不一致であれば，送信処理装置側で変換可能
か否かを調べる。 （Ｓ21）：可能であれば送信処理装置側で変換処理を行
う。 （Ｓ22）：不可であれば切断を行う。 （Ｓ23）：アダプタによる符号化変換処理が行われるこ
ともあるが，受信側処理装置へ転送される。 （Ｓ24）：カラー画像データを受信する。 （Ｓ25）：終了処理を行う。 （Ｓ26）：終了処理を行う。
【００１４】なお，上述の「変換」を送信側処理装置に
おいて行うかアダプタにおいて行うかは，「変換可能」
なものの種類による。本実施例のワークステーションと
アダプタとでは，以下の方針により機能を分担してい
る。 （ｉ）インタリーブ変換，例えばピクセルインタリーブ
ＲＧＢからコンポーネントインタリーブＲＧＢへの変換
をアダプタで行おうとすると，一旦ピクセルインタリー
ブのＲＧＢデータをアダプタ内にすべて蓄積し，そのデ
ータを読み出しながらＲ，Ｇ，Ｂの各成分ごとに符号化
処理をする必要がある。一方処理装置側では，すでにフ
ァイル等に蓄積されているので，処理装置側で読み出し
たデータ内の一色だけを転送することを３回繰り返すだ
けでよくアダプタへの蓄積が不要であり，また，すぐに
符号化転送が可能である，等の利点がある。 （ii）また，逆に，コンポーネントインタリーブからピ
クセルインタリーブに変換する場合には，処理装置側で
はＲＧＢデータが同一ファイルに入っていたとしても，
ファイルの途中から読み出しが可能なので，ほぼ同時に
ＲＧＢデータを読み出し，アダプタへピクセルインタリ
ーブデータとして供給することが可能である。よって，
アダプタへの蓄積が不要で高速処理が可能になる，等の
利点がある。 （iii)一方，符号化のための輝度・色度分離処理（ＲＧ
Ｂ→ＹＣｒＣｂ）等は，符号化に密接な処理であり，ピ
クセルインタリーブでデータが入ってくる場合は，アダ
プタで処理した方が効率がよい。
おいて行うかアダプタにおいて行うかは，「変換可能」
なものの種類による。本実施例のワークステーションと
アダプタとでは，以下の方針により機能を分担してい
る。 （ｉ）インタリーブ変換，例えばピクセルインタリーブ
ＲＧＢからコンポーネントインタリーブＲＧＢへの変換
をアダプタで行おうとすると，一旦ピクセルインタリー
ブのＲＧＢデータをアダプタ内にすべて蓄積し，そのデ
ータを読み出しながらＲ，Ｇ，Ｂの各成分ごとに符号化
処理をする必要がある。一方処理装置側では，すでにフ
ァイル等に蓄積されているので，処理装置側で読み出し
たデータ内の一色だけを転送することを３回繰り返すだ
けでよくアダプタへの蓄積が不要であり，また，すぐに
符号化転送が可能である，等の利点がある。 （ii）また，逆に，コンポーネントインタリーブからピ
クセルインタリーブに変換する場合には，処理装置側で
はＲＧＢデータが同一ファイルに入っていたとしても，
ファイルの途中から読み出しが可能なので，ほぼ同時に
ＲＧＢデータを読み出し，アダプタへピクセルインタリ
ーブデータとして供給することが可能である。よって，
アダプタへの蓄積が不要で高速処理が可能になる，等の
利点がある。 （iii)一方，符号化のための輝度・色度分離処理（ＲＧ
Ｂ→ＹＣｒＣｂ）等は，符号化に密接な処理であり，ピ
クセルインタリーブでデータが入ってくる場合は，アダ
プタで処理した方が効率がよい。
【００１５】このように，処理の種類によって，処理を
行う最適な場所は異なり，ネゴシエーション処理でこの
種の処理を最適な場所に設定することが重要となる。設
定の方法としては，処理装置の蓄積データの形式に対応
して順位付けをしたテーブルをアダプタ２と送信側処理
装置とに持たせる。
行う最適な場所は異なり，ネゴシエーション処理でこの
種の処理を最適な場所に設定することが重要となる。設
定の方法としては，処理装置の蓄積データの形式に対応
して順位付けをしたテーブルをアダプタ２と送信側処理
装置とに持たせる。
【００１６】具体的な動作を以下に説明する。カラー画
像処理装置１ではカラースキャナ５を使ってカラー画像
を入力し，各種の処理を行ってカラープリンタ６に出力
する等行う。その様な処理を行った画像を遠隔地に設置
された異なる種類のカラー画像処理装置４（たとえば，
ディジタルカラー複写機等）に転送する場合，両装置の
間で画像属性の異なるのが通例である。
像処理装置１ではカラースキャナ５を使ってカラー画像
を入力し，各種の処理を行ってカラープリンタ６に出力
する等行う。その様な処理を行った画像を遠隔地に設置
された異なる種類のカラー画像処理装置４（たとえば，
ディジタルカラー複写機等）に転送する場合，両装置の
間で画像属性の異なるのが通例である。
【００１７】図４は画像属性をまとめた説明図である。
図示する如く， （Ａ）色空間（Ｃと記号する）については，ＲＧＢ，Ｒ
ＧＢ’，ＹＣｒＣｂ，ＣＩＥＬＡＢ，ＹＭＣＫ....など
の中から１つが選ばれる。 （Ｂ）インタリーブ（Ｉと記号する）については，ピク
セル（ｐ），コンポネント（ｃ），ブロック（ｂ），ラ
イン（ｌ）....などの中から１つが選ばれる。 （Ｃ）データ形式（Ｄと記号する）については，ＲＡＷ
（非符号化データ），ＪＰＥＧ，ＪＢＩＧ，ＭＭＲ....
などの中から１つが選ばれる。 （Ｄ）データ転送形式（ＣＤと記号する）については，
ＲＡＷ（非符号化データ），ＪＰＥＧ，ＪＢＩＧ，ＭＭ
Ｒ....などの中から１つが選ばれる。
図示する如く， （Ａ）色空間（Ｃと記号する）については，ＲＧＢ，Ｒ
ＧＢ’，ＹＣｒＣｂ，ＣＩＥＬＡＢ，ＹＭＣＫ....など
の中から１つが選ばれる。 （Ｂ）インタリーブ（Ｉと記号する）については，ピク
セル（ｐ），コンポネント（ｃ），ブロック（ｂ），ラ
イン（ｌ）....などの中から１つが選ばれる。 （Ｃ）データ形式（Ｄと記号する）については，ＲＡＷ
（非符号化データ），ＪＰＥＧ，ＪＢＩＧ，ＭＭＲ....
などの中から１つが選ばれる。 （Ｄ）データ転送形式（ＣＤと記号する）については，
ＲＡＷ（非符号化データ），ＪＰＥＧ，ＪＢＩＧ，ＭＭ
Ｒ....などの中から１つが選ばれる。
【００１８】画像属性が異なる場合の処理例を図５に示
すが，図５において矩形枠内に示すＣ，Ｉ，Ｄで与える
情報中のＲＧＢ，ｐ，ＲＡＷ，ＪＰＥＧなどは，図４左
側に図示した矩形枠の表現に対応しており，図４右側に
示した選択肢のうちの選択された１つと考えてよい。
すが，図５において矩形枠内に示すＣ，Ｉ，Ｄで与える
情報中のＲＧＢ，ｐ，ＲＡＷ，ＪＰＥＧなどは，図４左
側に図示した矩形枠の表現に対応しており，図４右側に
示した選択肢のうちの選択された１つと考えてよい。
【００１９】画像属性の異なる場合の例を図５に示す。
送信側が画像ファイルとしてＲＧＢ，ピクセルインタリ
ーブ（ｐ），生（ＲＡＷ）データの形式で持っていると
する。一方，受信側では，ＲＧＢ’，コンポネントイン
タリーブ（ｃ），生（ＲＡＷ）データの形式でしか受信
出来ないとする。
送信側が画像ファイルとしてＲＧＢ，ピクセルインタリ
ーブ（ｐ），生（ＲＡＷ）データの形式で持っていると
する。一方，受信側では，ＲＧＢ’，コンポネントイン
タリーブ（ｃ），生（ＲＡＷ）データの形式でしか受信
出来ないとする。
【００２０】上述の如く，色空間の変換はピクセルイン
タリーブの状態の方が行いやすく，またＲＧＢとＲＧ
Ｂ’間の変換は，アダプタでサポートされていないの
で，送信側処理装置で行うことが必要である。また，イ
ンタリーブ変換はファイルを持っている処理装置におい
てファイル読出方法の変更により簡単に実現出来るが，
アダプタでは１画面メモリを必要とし，大変な処理にな
る。
タリーブの状態の方が行いやすく，またＲＧＢとＲＧ
Ｂ’間の変換は，アダプタでサポートされていないの
で，送信側処理装置で行うことが必要である。また，イ
ンタリーブ変換はファイルを持っている処理装置におい
てファイル読出方法の変更により簡単に実現出来るが，
アダプタでは１画面メモリを必要とし，大変な処理にな
る。
【００２１】そこで，本発明のこの実施例の場合には送
信側処理装置で色変換（ＲＧＢ→ＲＧＢ’）とインタリ
ーブ変換（ｐ→ｃ）を行い，アダプタ２でコンポネント
インタリーブ画像のＪＰＥＧ符号化を行い，アダプタ３
で復号化を行う。
信側処理装置で色変換（ＲＧＢ→ＲＧＢ’）とインタリ
ーブ変換（ｐ→ｃ）を行い，アダプタ２でコンポネント
インタリーブ画像のＪＰＥＧ符号化を行い，アダプタ３
で復号化を行う。
【００２２】この場合のネゴシエーション処理が図５に
示されている送信機能と受信機能との照合などである。
送信側処理装置はアダプタ２に対して自分の持っている
ファイルの形式と当該ファイル形式から変換できる機
能，および，通信時に符号化するか否かの情報を送る
（送信機能設定）。アダプタ２は，アダプタ２で処理出
来る機能，たとえば，ＹＣｒＣｂへの色変換等を追加し
て「送信機能情報」として受信側アダプタへ転送する。
この情報の転送タイミングは図３の例では送信側処理装
置から相手機能読取要求を受信した時点である。受信側
のアダプタには受信要求設定時に受信可能なデータ形式
が設定されており（受信側機能設定），それに合ったデ
ータが「送信側情報」として上げられる。
示されている送信機能と受信機能との照合などである。
送信側処理装置はアダプタ２に対して自分の持っている
ファイルの形式と当該ファイル形式から変換できる機
能，および，通信時に符号化するか否かの情報を送る
（送信機能設定）。アダプタ２は，アダプタ２で処理出
来る機能，たとえば，ＹＣｒＣｂへの色変換等を追加し
て「送信機能情報」として受信側アダプタへ転送する。
この情報の転送タイミングは図３の例では送信側処理装
置から相手機能読取要求を受信した時点である。受信側
のアダプタには受信要求設定時に受信可能なデータ形式
が設定されており（受信側機能設定），それに合ったデ
ータが「送信側情報」として上げられる。
【００２３】これを受けて受信側処理装置は受信機能を
選択する。図５の場合，「送信側情報」として上がって
来る１種類のものが受信可能形式と一致するので，それ
を選択する（受信機能選択）。これにより受信機能応答
情報が決定され，送信側アダプタへ転送される（受信機
能応答情報）。この情報を基に，送信処理装置での決定
において必要な情報が「相手機能情報」として送信側処
理装置に上げられる。
選択する。図５の場合，「送信側情報」として上がって
来る１種類のものが受信可能形式と一致するので，それ
を選択する（受信機能選択）。これにより受信機能応答
情報が決定され，送信側アダプタへ転送される（受信機
能応答情報）。この情報を基に，送信処理装置での決定
において必要な情報が「相手機能情報」として送信側処
理装置に上げられる。
【００２４】これに従い，「通信機能設定」が行われる
と共に，送信側処理装置は，画データの色変換（ＲＧＢ
→ＲＧＢ’），インタリーブ変換（ｐ→ｃ）を行いなが
ら，データをアダプタに転送する（画データ転送）。ア
ダプタ２はそのデータを用いてＪＰＥＧ符号化を行い，
通信回線を介して受信側のアダプタ３に転送する。受信
側アダプタ３はそのデータを復号化し，受信側処理装置
に転送して，カラー画像データの通信を可能とする。
と共に，送信側処理装置は，画データの色変換（ＲＧＢ
→ＲＧＢ’），インタリーブ変換（ｐ→ｃ）を行いなが
ら，データをアダプタに転送する（画データ転送）。ア
ダプタ２はそのデータを用いてＪＰＥＧ符号化を行い，
通信回線を介して受信側のアダプタ３に転送する。受信
側アダプタ３はそのデータを復号化し，受信側処理装置
に転送して，カラー画像データの通信を可能とする。
【００２５】なお本実施例は本発明を説明する１例であ
り，ネゴシエーションを行う項目，項目数並びに分担テ
ーブルの構成方法はこれに限るものではない。また，受
信側では，送信側情報を処理装置まで上げて選択してい
るが，この部分を，受信側機能設定の結果を受けて受信
側アダプタで処理を行っても構わない。また，この種機
能の設定を毎度通信を行うたびに設定するのでは無く，
事前に設定しておいてもかまわない。
り，ネゴシエーションを行う項目，項目数並びに分担テ
ーブルの構成方法はこれに限るものではない。また，受
信側では，送信側情報を処理装置まで上げて選択してい
るが，この部分を，受信側機能設定の結果を受けて受信
側アダプタで処理を行っても構わない。また，この種機
能の設定を毎度通信を行うたびに設定するのでは無く，
事前に設定しておいてもかまわない。
【００２６】
【発明の効果】以上説明した如く，本発明によれば，最
適な場所で最適な処理を行う事が可能となると共に，処
理装置側での変換処理とアダプタ側での変換処理とを正
しく分担させることができる。
適な場所で最適な処理を行う事が可能となると共に，処
理装置側での変換処理とアダプタ側での変換処理とを正
しく分担させることができる。
【図１】通信システムのブロック図である。
【図２】通信制御の主要な部分を示す。
【図３】フローチャートを示す。
【図４】画像属性を説明する図である。
【図５】実際のネゴシエーション制御の例を示す。
１ カラー画像処理装置（送信側処理装置） ２ アダプタ（送信側アダプタ） ３ アダプタ（受信側アダプタ） ４ カラー画像処理装置（受信側処理装置） ５ カラースキャナ ６ カラープリンタ ７ インタフェース ８ 通信回線 ９ インタフェース １０ インタフェース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−194775（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−237871（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−17756（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−202768（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−112859（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−181862（ＪＰ，Ａ)
Claims (1)
- 【請求項１】 カラー画像処理装置と接続されると共に
ネットワークを介して相手方と連繋され，カラー画の伝
送を行うカラー画通信アダプタにおいて，通信プロトコ
ルにより，自己側で持つ通信機能を伝送し，相手側で持
つ通信機能を受信する機能を有し， アダプタの自己側で持つ通信機能を，前記カラー画像処
理装置から設定可能とする機能と，受信した相手側の持
つ通信機能を当該カラー画像処理装置に伝える機能とを
有し， カラー画像処理装置の有する画像属性が相手側の持つ通
信機能と異なる場合に，画像属性を変換する処理を予め
定めた形に当該カラー画像処理装置と当該アダプタとで
夫々分担テーブルを用いて分担を決めて実行し，カラー
画像の伝送を行うようにした ことを特徴とするカラー画通信アダプタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4050417A JP2600042B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | カラー画通信アダプタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4050417A JP2600042B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | カラー画通信アダプタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05260242A JPH05260242A (ja) | 1993-10-08 |
| JP2600042B2 true JP2600042B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=12858290
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4050417A Expired - Fee Related JP2600042B2 (ja) | 1992-03-09 | 1992-03-09 | カラー画通信アダプタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2600042B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1463264A3 (en) * | 1994-12-01 | 2005-11-23 | Sharp Kabushiki Kaisha | Communication equipment |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62194775A (ja) * | 1986-02-20 | 1987-08-27 | Nec Corp | 画像伝送方式およびその端末装置と通信網管理装置 |
| JPH01112859A (ja) * | 1987-10-23 | 1989-05-01 | Ricoh Co Ltd | ファクシミリアダプタ装置 |
| JPH0217756A (ja) * | 1988-07-05 | 1990-01-22 | Seiko Epson Corp | Ｆａｘカード |
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1992
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