JP2599082Y2 - Ｏ２ センサ取付部構造 - Google Patents
Ｏ２ センサ取付部構造Info
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- JP2599082Y2 JP2599082Y2 JP1993060305U JP6030593U JP2599082Y2 JP 2599082 Y2 JP2599082 Y2 JP 2599082Y2 JP 1993060305 U JP1993060305 U JP 1993060305U JP 6030593 U JP6030593 U JP 6030593U JP 2599082 Y2 JP2599082 Y2 JP 2599082Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust gas
- gas passage
- sensor
- mounting nut
- exhaust
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- Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Fluid Adsorption Or Reactions (AREA)
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この考案は、排気マニホールドに
取付けられて排気ガスの酸素濃度を検出するＯ2 センサ
の取付部構造に関するものである。
取付けられて排気ガスの酸素濃度を検出するＯ2 センサ
の取付部構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術及びその課題】従来、図５に示すように、
シリンダヘッド１には排気マニホールド２が接続されて
おり、この排気マニホールド２の排気ガス通路９の下流
側にはＣＡＴコンテナ６内にＣＡＴ５を備えた排気ガス
浄化装置が設けられており、その上方の排気ガス通路９
の壁面には取付ナット４を介しＯ2 センサ３が取付けら
れており、Ｏ2 センサ３の感知部３ａが排気ガス通路９
内に突出されたものとなっている。このような従来構造
において、排気ガス通路９が大径となった場合には、前
記Ｏ2 センサ３の感知部３ａに当たる排気ガスの量は減
少することとなり、感知部３ａがシリンダヘッド１の各
気筒の排気ガスを均一に受けられなくなってしまい、正
しい混合比制御ができなくなり、前記ＣＡＴ５の転化率
が悪化してしまうという問題点があった。
シリンダヘッド１には排気マニホールド２が接続されて
おり、この排気マニホールド２の排気ガス通路９の下流
側にはＣＡＴコンテナ６内にＣＡＴ５を備えた排気ガス
浄化装置が設けられており、その上方の排気ガス通路９
の壁面には取付ナット４を介しＯ2 センサ３が取付けら
れており、Ｏ2 センサ３の感知部３ａが排気ガス通路９
内に突出されたものとなっている。このような従来構造
において、排気ガス通路９が大径となった場合には、前
記Ｏ2 センサ３の感知部３ａに当たる排気ガスの量は減
少することとなり、感知部３ａがシリンダヘッド１の各
気筒の排気ガスを均一に受けられなくなってしまい、正
しい混合比制御ができなくなり、前記ＣＡＴ５の転化率
が悪化してしまうという問題点があった。
【０００３】
【課題を解決するための手段】本考案は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、感知部に良好に排気ガ
スを当てて良好な混合比制御を可能とするＯ2 センサの
取付構造を提供せんことを目的とし、その要旨は、排気
マニホールドの下流側に設けられる排気ガス浄化装置の
上流側の排気ガス通路内に感知部を突出させ該排気ガス
通路の壁面に取付ナットを介し取付けられるＯ2 センサ
において、前記取付ナットには、前記感知部の両側から
前記排気ガス通路内部側へ突出する一対の整流板が設け
られ、該一対の整流板間には、前記排気ガス通路を通る
排気ガスを前記感知部へ導く傾斜状の案内板が複数設け
られていることである。
点に鑑み案出したものであって、感知部に良好に排気ガ
スを当てて良好な混合比制御を可能とするＯ2 センサの
取付構造を提供せんことを目的とし、その要旨は、排気
マニホールドの下流側に設けられる排気ガス浄化装置の
上流側の排気ガス通路内に感知部を突出させ該排気ガス
通路の壁面に取付ナットを介し取付けられるＯ2 センサ
において、前記取付ナットには、前記感知部の両側から
前記排気ガス通路内部側へ突出する一対の整流板が設け
られ、該一対の整流板間には、前記排気ガス通路を通る
排気ガスを前記感知部へ導く傾斜状の案内板が複数設け
られていることである。
【０００４】
【作用】Ｏ2 センサの取付ナットには一対の整流板が設
けられ、この整流板間には傾斜状の案内板が複数設けら
れているため、排気マニホールドの排気ガス通路内にＯ
2 センサの感知部を突出させて取付けた際に、排気ガス
通路内部に整流板が突出することとなり、排気ガス通路
内を流れる排気ガスを複数の傾斜状の案内板により、Ｏ
2 センサの感知部方向へ案内して、感知部に排気ガスを
良好に導くことができ、Ｏ2 センサの感知部は大量の排
気ガスにより良好な検知機能を発揮することができる。
けられ、この整流板間には傾斜状の案内板が複数設けら
れているため、排気マニホールドの排気ガス通路内にＯ
2 センサの感知部を突出させて取付けた際に、排気ガス
通路内部に整流板が突出することとなり、排気ガス通路
内を流れる排気ガスを複数の傾斜状の案内板により、Ｏ
2 センサの感知部方向へ案内して、感知部に排気ガスを
良好に導くことができ、Ｏ2 センサの感知部は大量の排
気ガスにより良好な検知機能を発揮することができる。
【０００５】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図１はＯ2 センサを取付けた状態の一部断面構成
図であり、シリンダヘッド１に取付けられた排気マニホ
ールド２の下流側の排気ガス通路９には、ＣＡＴコンテ
ナ６内に排気ガス浄化装置を構成するＣＡＴ５が内装さ
れており、このＣＡＴ５の上流側の排気ガス通路９の内
壁面に、取付ナット４を介しＯ2 センサ３の感知部３ａ
が排気ガス通路９内に突出されて取付けられており、本
例においては図２に縦断面図で、また図３に平面図で、
さらに図４では斜視図で示すように、前記取付ナット４
から突出状に一対の整流板７，７が一体形成されてお
り、この整流板７，７間には複数の案内板８，８，８が
所定間隔で配設されており、各案内板８，８，８は前記
取付ナット４に取付けられるＯ2 センサ３の感知部３ａ
に向けてそれぞれ傾斜されたものとなっており、排気ガ
ス通路９内を流れる排気ガスをこの複数の案内板８，
８，８を介して良好に感知部３ａに当てることができる
ように形成されている。
する。図１はＯ2 センサを取付けた状態の一部断面構成
図であり、シリンダヘッド１に取付けられた排気マニホ
ールド２の下流側の排気ガス通路９には、ＣＡＴコンテ
ナ６内に排気ガス浄化装置を構成するＣＡＴ５が内装さ
れており、このＣＡＴ５の上流側の排気ガス通路９の内
壁面に、取付ナット４を介しＯ2 センサ３の感知部３ａ
が排気ガス通路９内に突出されて取付けられており、本
例においては図２に縦断面図で、また図３に平面図で、
さらに図４では斜視図で示すように、前記取付ナット４
から突出状に一対の整流板７，７が一体形成されてお
り、この整流板７，７間には複数の案内板８，８，８が
所定間隔で配設されており、各案内板８，８，８は前記
取付ナット４に取付けられるＯ2 センサ３の感知部３ａ
に向けてそれぞれ傾斜されたものとなっており、排気ガ
ス通路９内を流れる排気ガスをこの複数の案内板８，
８，８を介して良好に感知部３ａに当てることができる
ように形成されている。
【０００６】前記整流板７，７の突出寸法は排気ガス通
路９の内径に対応させて形成することができ、排気ガス
通路９の中心線を超える程度に排気ガス通路９内に突出
される寸法に形成することが好ましく、また案内板８の
数は限定するものではないが、整流板７の寸法に対応し
てその個数は決定される。
路９の内径に対応させて形成することができ、排気ガス
通路９の中心線を超える程度に排気ガス通路９内に突出
される寸法に形成することが好ましく、また案内板８の
数は限定するものではないが、整流板７の寸法に対応し
てその個数は決定される。
【０００７】図１に示すように、取付ナット４の外周に
形成されている雄ネジ４ａを排気ガス通路９の壁面に螺
合させて、取付ナット４を排気ガス通路９の壁面に固定
することができ、この時に排気ガス通路９内に整流板７
および複数の案内板８，８が突出されることとなり、取
付ナット４の内周に形成されている雌ネジ４ｂにＯ2セ
ンサ３を螺合させて、Ｏ2 センサ３をセンサ取付ナット
４に取付けることができ、排気ガス通路９内を流れる排
気ガスを複数の案内板８を介し良好に感知部３ａに導い
て、感知部３ａを良好に機能させ、Ｏ2 センサ３の検知
が正確なものとなり良好な混合比制御が可能となる。ま
た、シリンダヘッド１の各気筒の排気ガスを均一に受け
られることとなるため、より検知機能が向上することと
なる。
形成されている雄ネジ４ａを排気ガス通路９の壁面に螺
合させて、取付ナット４を排気ガス通路９の壁面に固定
することができ、この時に排気ガス通路９内に整流板７
および複数の案内板８，８が突出されることとなり、取
付ナット４の内周に形成されている雌ネジ４ｂにＯ2セ
ンサ３を螺合させて、Ｏ2 センサ３をセンサ取付ナット
４に取付けることができ、排気ガス通路９内を流れる排
気ガスを複数の案内板８を介し良好に感知部３ａに導い
て、感知部３ａを良好に機能させ、Ｏ2 センサ３の検知
が正確なものとなり良好な混合比制御が可能となる。ま
た、シリンダヘッド１の各気筒の排気ガスを均一に受け
られることとなるため、より検知機能が向上することと
なる。
【０００８】
【考案の効果】本考案は、排気マニホールドの下流側に
設けられる排気ガス浄化装置の上流側の排気ガス通路内
に感知部を突出させ該排気ガス通路の壁面に取付ナット
を介し取付けられるＯ2 センサにおいて、前記取付ナッ
トには、前記感知部の両側から前記排気ガス通路内部側
へ突出する一対の整流板が設けられ、該一対の整流板間
には、前記排気ガス通路を通る排気ガスを前記感知部へ
導く傾斜状の案内板が複数設けられていることにより、
排気ガス通路が大径である場合にも排気ガス通路内を流
れる排気ガスを複数の案内板により良好にＯ2 センサの
感知部へ導くことができ、Ｏ2 センサの感知部は良好に
排気ガス中の酸素濃度を検出することができ、その機能
を十分に発揮し正確な混合比制御が可能となる効果を有
する。
設けられる排気ガス浄化装置の上流側の排気ガス通路内
に感知部を突出させ該排気ガス通路の壁面に取付ナット
を介し取付けられるＯ2 センサにおいて、前記取付ナッ
トには、前記感知部の両側から前記排気ガス通路内部側
へ突出する一対の整流板が設けられ、該一対の整流板間
には、前記排気ガス通路を通る排気ガスを前記感知部へ
導く傾斜状の案内板が複数設けられていることにより、
排気ガス通路が大径である場合にも排気ガス通路内を流
れる排気ガスを複数の案内板により良好にＯ2 センサの
感知部へ導くことができ、Ｏ2 センサの感知部は良好に
排気ガス中の酸素濃度を検出することができ、その機能
を十分に発揮し正確な混合比制御が可能となる効果を有
する。
【図１】Ｏ2 センサの取付状態の一部断面構成図であ
る。
る。
【図２】Ｏ2 センサの取付ナットの縦断面構成図であ
る。
る。
【図３】図２の平面構成図である。
【図４】図２の斜視構成図である。
【図５】従来のＯ2 センサの取付状態の一部断面構成図
である。
である。
１ シリンダヘッド ２ 排気マニホールド ３ Ｏ2 センサ ３ａ 感知部 ４ 取付ナット ５ ＣＡＴ（排気ガス浄化装置） ７ 整流板 ８ 案内板 ９ 排気ガス通路
Claims (1)
- 【請求項１】 排気マニホールドの下流側に設けられる
排気ガス浄化装置の上流側の排気ガス通路内に感知部を
突出させ該排気ガス通路の壁面に取付ナットを介し取付
けられるＯ2 センサにおいて、前記取付ナットには、前
記感知部の両側から前記排気ガス通路内部側へ突出する
一対の整流板が設けられ、該一対の整流板間には、前記
排気ガス通路を通る排気ガスを前記感知部へ導く傾斜状
の案内板が複数設けられていることを特徴とするＯ2 セ
ンサ取付部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993060305U JP2599082Y2 (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | Ｏ２ センサ取付部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993060305U JP2599082Y2 (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | Ｏ２ センサ取付部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0726757U JPH0726757U (ja) | 1995-05-19 |
| JP2599082Y2 true JP2599082Y2 (ja) | 1999-08-30 |
Family
ID=13138322
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993060305U Expired - Fee Related JP2599082Y2 (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | Ｏ２ センサ取付部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2599082Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-10-13 JP JP1993060305U patent/JP2599082Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0726757U (ja) | 1995-05-19 |
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Legal Events
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