JP2598574B2 - 食料低温貯蔵装置の温度制御方法 - Google Patents

食料低温貯蔵装置の温度制御方法

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JP2598574B2 JP3080366A JP8036691A JP2598574B2 JP 2598574 B2 JP2598574 B2 JP 2598574B2 JP 3080366 A JP3080366 A JP 3080366A JP 8036691 A JP8036691 A JP 8036691A JP 2598574 B2 JP2598574 B2 JP 2598574B2
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昌利 佐々木
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  • Storage Of Harvested Produce (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、食料低温貯蔵装置の
温度制御方法に関し、特に、寒冷地における冬期の低温
を利用して生鮮食料を長期間貯蔵する装置の温度制御方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】食料の低温貯蔵の一種として、寒冷地に
おける冬期の低温を利用することは、古くから行われて
おり、簡便な貯蔵装置としては、地盤中に食料が収納で
きる空間を設け、この空間の外周に形成される凍土の潜
熱と顕熱とにより食料を長期間低温貯蔵する。
【0003】ところで、この種の貯蔵装置において、ヒ
―トパイプを用いる装置が提案されており、例えば、実
開昭63−99182号公報にその一例が開示されてい
る。この公報に示されている低温貯蔵装置は、地盤中に
設けられた遮蔽空間と、この遮蔽空間を取り囲む含水土
層と、前記遮蔽空間を上下に巻き込むように含水土層に
配置されたヒ―トパイプとを備え、外気温により含水土
槽を凍結することにより、遮蔽空間内に収納された食料
を低温保持する。しかしながら、この装置の特に温度制
御方法には、以下に説明する技術的課題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上記公報に
開示されている低温貯蔵装置では、食料は地盤中に設け
られた遮蔽空間に貯蔵されているので、冬期間に低温貯
蔵された食料を出荷する場合には、遮蔽空間から取り出
して運搬用の低温トラックなどに移し代えなければなら
ず、面倒な作業が必要になる上に、遮蔽空間の温度制御
は、外気温度によりヒ―トパイプを介して行われていた
ので、外気温度の変化により遮蔽空間内の温度が変化し
て、安定した状態で穀物などを貯蔵することが難しかっ
た。
【0005】この発明は、このような従来の問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、貯
蔵状態でそのまま運搬できるとともに、貯蔵室内の温度
を好適な状態に安定して維持できる食料低温貯蔵装置の
温度制御方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、断熱材で囲繞された氷室と食料貯蔵室
と、前記氷室の下部側から前記食料貯蔵室の上部側に配
置された第1の熱交換パイプと、前記氷室の上部側から
前記食料貯蔵室の下部側に配置された第2の熱交換パイ
プと、前記食料貯蔵室内に設置された温度センサ―とを
備え、この温度センサ―の検出値に基づいて前記第1お
よび第2の熱交換パイプの流通方向を選択して前記氷室
と食料貯蔵室との間で空気を循環させることを特徴とす
る。
【0007】
【作用】上記構成の食料低温貯蔵装置の温度制御方法に
よれば、食料貯蔵室を冷却するための熱源は、外気によ
って凍らせた室内の氷なので、温度および湿度がともに
安定した熱源が確保される。また、生鮮食料が貯蔵され
ている貯蔵室内の温度は、温度センサ―の検出値に基づ
いて、例えば、貯蔵室内の温度が設定値よりも高い場合
には、第1の熱交換パイプを介して氷室内の空気を食料
貯蔵室内に送込むとともに、第2の熱交換パイプを介し
て食料貯蔵室内の空気を氷室に排出し、また、食料貯蔵
室の温度が設定温度よりも低い場合には、第1および第
2の熱交換パイプの空気の流通方向を逆にし、氷室と食
料貯蔵室との間で空気を循環させることにより、食料貯
蔵室内の温度を制御する。
【0008】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例について、添
付図面に基づいて詳細に説明する。図1から図8は、こ
の発明にかかる食料の低温貯蔵装置の一実施例を示して
いる。同図に示す低温貯蔵装置は、断熱材で外周が囲繞
された氷室10と食料貯蔵室12とを備えている。氷室
10と食料貯蔵室12とは、これらの間に設けられた着
脱可能な熱交換器14により接続されている。
【0009】氷室10内には、図3に示すように、段状
に積層されたトレイ10aが設置されていて、各トレイ
10a内には、例えば、所定量の塩分を溶解した水が収
容されていて、この水は、外部が低温になることにより
氷10bに変わる。食料貯蔵室12内には、出荷可能な
状態、例えば、ダンボ―ル函に収容された生鮮食料12
a、例えば、馬鈴薯が多数収納されている。
【0010】上記熱交換器14は、この実施例では、前
記氷室10の下部側から前記食料貯蔵室12の上部側に
配置された第1の熱交換パイプ14aと、前記氷室10
の上部側から前記食料貯蔵室12の下部側に配置された
第2の熱交換パイプ14bの二系統の熱交換パイプを有
している。各熱交換パイプ14a,bは、塩化ビニル製
のものであって、前記氷室10および食料貯蔵室12内
の部分にそれぞれ多数の貫通孔が穿設されていて、多孔
管になっている。この多孔管の孔の断面積の総和は、パ
イプの断面積とほぼ同じになっている。
【0011】なお、熱交換器14を着脱可能にする構成
は、例えば、熱交換パイプ14a,bの分岐路14c,
dと食料貯蔵室12との間にボルトナットの結合部を設
けておき、パイプ14a,bの一部が貯蔵室12側に残
るようにするか、あるいは、パイプ14a,bを貯蔵室
12側から全部を抜き取るように構成してもよい。
【0012】また、第1および第2の熱交換パイプ14
a,bの中間位置には、二股状に分岐して再び合流する
分岐路14c,dが設けられている。そして、各分岐路
14c,dには、図5および図6に示すように、電磁シ
ャッタ―D1〜D4と、ファンF1〜F4がそれぞれ設
置されている。これらの電磁シャッタ―D1〜D4およ
びファンF1〜F4は、直列接続されていて、図7に示
すように、食料貯蔵室12内の上部と下部とに設置され
ている温度スイッチTH1〜TH4によりその制御が行
われる。
【0013】図8は、その制御の一例を示している。こ
の図に示す例では、食料貯蔵室12の上部側の温度スイ
ッチTH1,2は、4℃でONとなり、2℃でOFFと
なり、同下部側の温度スイッチTH3,4は、2℃でO
FFとなり、0℃でONとなるように設定されている。
また、上部側の温度スイッチTH1,2のON,OFF
状態で電磁シャッタ―D1,4およびファンF1,4が
駆動停止されるとともに、下部側の温度スイッチTH
3,4のON,OFF状態で電磁シャッタ―D2,3お
よびファンF2,3が駆動停止される。
【0014】いま、食料貯蔵室12内の上部側の温度が
4℃よりも高い場合には、電磁シャッタ―D1,4とフ
ァンF1,4とが駆動され、第1の熱交換パイプ14a
の経路は、氷室10の下部側から冷気を取り入れ食料貯
蔵室12の上部側にこれを供給する状態になるととも
に、第2の熱交換パイプ14bの経路は、食料貯蔵室1
2の下部側からその内部の空気を取り入れ、氷室10の
上部側に排出する経路となり、空気は、氷室10の下部
側→貯蔵室12の上部側→貯蔵室12の下部側→氷室1
0の上部側→氷室10の下部側と循環する。
【0015】一方、食料貯蔵室12内の下部側の温度が
0℃よりも低い場合には、電磁シャッタ―D2,3とフ
ァンF2,3とが駆動され、第1の熱交換パイプ14a
の経路は、食料貯蔵室12の上部側からその内部の空気
を取り入れ、氷室10の下部側に排出する経路となり、
第2の熱交換パイプ14bの経路は、氷室10の上部側
から比較的高温の冷気を取り入れ食料貯蔵室12の下部
側にこれを供給する状態になり、空気は、貯蔵室12の
上部側→氷室10の下部側→氷室10の上部側→貯蔵室
12の下部側→貯蔵室12の上部側と循環する。
【0016】図8には、温度スイッチTH1〜4の状態
に応じて駆動停止される電磁シャッタ―D1〜4,ファ
ンF1〜4の組み合わせ状態を示しており、この図のよ
うに制御することにより、食料貯蔵室12内の温度が0
〜4℃で、湿度が約95%に保たれることになる。
【0017】さて、このように構成された食料低温貯蔵
装置の温度制御方法によれば、食料貯蔵室12を冷却す
るための熱源は、外気によって凍らせた室内10の氷な
ので、温度および湿度がともに安定した熱源が確保され
る。また、生鮮食料が貯蔵されている貯蔵室12内の温
度は、温度スイッチTH1〜4の検出値に基づいて、第
1および第2の熱交換パイプ14a,bの空気の流通方
向を適宜選択して、氷室10と食料貯蔵室12との間で
空気を循環させることにより制御するので、貯蔵室12
内の温度を均一に保つことができる。
【0018】
【発明の効果】以上、実施例で詳細に説明したように、
この発明にかかる食料定温貯蔵装置の温度制御方法で
は、外気温度の影響が少なく、安定した状態で生鮮食料
を貯蔵できるとともに、食料を貯蔵したままで運搬でき
るという有利性もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制御方法が適用される低温貯蔵装置の
縦断面図である。
【図2】同貯蔵装置の横断面図である。
【図3】同貯蔵装置の氷室の説明図である。
【図4】同貯蔵装置の食料貯蔵室の説明図である。
【図5】同貯蔵装置の第1の熱交換パイプの要部説明図
である。
【図6】同貯蔵装置の第2の熱交換パイプの要部説明図
である。
【図7】同貯蔵装置の食料貯蔵室内の温度スイッチの配
置説明図である。
【図8】同貯蔵装置の食料貯蔵室内の温度制御方法の一
例を示す説明図である。
【符号の説明】
10氷室 12食料貯蔵室 14熱交換器 14a第1の熱交換パイプ 14b第2の熱交換パイプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 000140982 株式会社間組 東京都港区北青山2丁目5番8号 (72)発明者 大内 一之 東京都港区虎ノ門2−1−1 大阪商船 三井船舶株式会社内 (72)発明者 八戸 裕 北海道札幌市中央区北1条西3−3−7 株式会社大林組札幌支店内 (72)発明者 横地 省一 北海道札幌市中央区南2条東1丁目 鐘 淵化学工業株式会社北海道営業所内 (72)発明者 佐々木 昌利 北海道小樽市色内1−2−17 大平産業 株式会社内 (72)発明者 今村 彰秀 東京都港区北青山2−5−8 株式会社 間組内 (56)参考文献 特開 平3−30629(JP,A) 実開 昭62−64103(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断熱材で囲繞された氷室と食料貯蔵室
    と、前記氷室の下部側から前記食料貯蔵室の上部側に配
    置された第1の熱交換パイプと、前記氷室の上部側から
    前記食料貯蔵室の下部側に配置された第2の熱交換パイ
    プと、前記食料貯蔵室内に設置された温度センサ―とを
    備え、この温度センサ―の検出値に基づいて前記第1お
    よび第2の熱交換パイプの流通方向を選択して前記氷室
    と食料貯蔵室との間で空気を循環させることを特徴とす
    る食料低温貯蔵装置の温度制御方法。
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CA002063224A CA2063224C (en) 1991-03-20 1992-03-17 Low temperature food storage equipment
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DE69211876T DE69211876T2 (de) 1991-03-20 1992-03-20 Vorrichtung zur Lagerung von Lebensmitteln bei niedriger Temperatur und Verfahren zur Temperaturregelung für eine solche Vorrichtung
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