JP2596442Y2 - 表面分析装置 - Google Patents

表面分析装置

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JP2596442Y2
JP2596442Y2 JP1993052122U JP5212293U JP2596442Y2 JP 2596442 Y2 JP2596442 Y2 JP 2596442Y2 JP 1993052122 U JP1993052122 U JP 1993052122U JP 5212293 U JP5212293 U JP 5212293U JP 2596442 Y2 JP2596442 Y2 JP 2596442Y2
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surface analyzer
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茂宏 三田村
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Shimadzu Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、表面分析装置に関し、
特に表面分析装置の試料を保持する試料ステージの機構
に関する。
【0002】
【従来の技術】表面分析装置は、電子線等の荷電粒子の
プローブを試料表面に照射することにより、試料の原子
配列,結晶構造,化学組成等の試料の表面状態を観察す
るものであり、生体分野、半導体分野等の各種の分野に
応用されている。
【0003】プローブとして例えば電子線を用いる場合
の表面分析装置は、そのプローブを発生する電子銃、電
子銃から放出された電子線を試料表面に収束させる電子
レンズ、軸調整のための偏向装置、試料を保持する試料
ホルダ、試料中の分析位置を調整する試料ステージ、試
料からの電子線やX線を検出する検出器等を装置の構成
要素としており、また、その他走査を行う装置では走査
装置を有している。
【0004】前記電子レンズを構成する一つとして対物
レンズがあり、この対物レンズは試料に対向して配置さ
れ、試料ステージ上の試料ホルダに保持された試料に電
子線が収束するように照射している。一般に、表面分析
装置では、その表面分析装置の各種の構成部分が発生す
る振動や、表面分析装置以外から伝達してくる振動のた
めに対物レンズと試料ステージとの間の相対的位置が変
動して、対物レンズから照射される電子線の試料上にお
ける位置が変動する場合がある。この試料上の電子線の
照射位置の変動は、分析位置の誤差を生じさせることに
なる。
【0005】従来、装置の各所にダンパー等の振動防止
材を設置したり、対物レンズを試料ステージに直接に接
触させ、試料ステージを対物レンズに機械的に固定する
といった処置により、試料の観察位置を固定して振動に
よる影響を防止することが行われている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
表面分析装置においては、 (1)ダンパー等の振動防止材では充分に振動を除去す
ることができないという問題点があり、また、(2)試
料ステージを対物レンズに機械的に固定するものにおい
ては、対物レンズ及び試料ステージに対して負荷がかか
り、場合によっては対物レンズが機械的に変形してレン
ズの軸がずれるという問題点がある。また、試料を移動
する場合には、試料ステージの対物レンズへの固定を解
除する必要があり、操作に時間がかかるという問題点も
ある。
【0007】そこで、本考案は前記従来の表面分析装置
の問題点を解決して、試料ステージと対物レンズの相対
的な移動を除去して、分析位置の変動を除去した表面分
析装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、対物レンズと
試料ステージが対向して配置されている表面分析装置に
おいて、その対物レンズと試料ステージの間に磁場を形
成する磁場形成手段を設け、その磁場形成手段により形
成される磁場によって対物レンズと試料ステージの間に
磁力を生じさせ、さらにその磁力によって対物レンズと
試料ステージの間に相互作用を与えて両者の相対移動を
減少させることにより、前記目的を達成する。
【0009】本考案において、磁場形成手段は対物レン
ズと試料ステージの間に磁場を形成する機能を有する手
段であり、例えば、永久磁石や電磁石等を用いて構成す
ることができる。また、磁場形成手段により対物レンズ
と試料ステージの間に与えられる相互作用は、磁力によ
る吸引力あるいは反発力を利用するものであり、対物レ
ンズと試料ステージの両者を同一の方向に移動させるも
のである。
【0010】
【作用】本考案によれば、前記の構成によって、表面分
析装置の対物レンズと試料ステージの間に磁場を形成す
る磁場形成手段を設け、その磁場形成手段により形成さ
れる磁場によって対物レンズと試料ステージの間に磁力
を生じさせ、さらにその磁力により対物レンズと試料ス
テージの間に両者の相対移動を減少させる相互作用を与
えることができ、これにより、試料ステージと対物レン
ズの相対的な移動を除去して、分析位置の変動を除去す
ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本考案の実施例について図を参照しな
がら詳細に説明する。
【0012】図1は、本考案の表面分析装置における試
料ステージの機構ブロック図である。なお、図1の表面
分析装置では、試料ステージの機構にかかわる構成のみ
を示し、その他の表面分析装置の通常の構成であるため
省略している。また、図示される構成は本考案の表面分
析装置の一構成例であって、この構成に限定されるもの
ではなく、例えば電子線以外のプローブにより行う表面
分析装置に適用することも可能である。以下、電子線を
プローブとした表面分析装置を例にして説明する。
【0013】図1の表面分析装置における試料ステージ
の機構において、図示していない試料に対して電子銃2
から電子線が照射される。電子線は、対物レンズ4を含
む電子レンズ3により収束される。対物レンズ4は、試
料を保持する試料ステージ6に直接対向する位置にあ
り、該試料ステージ6とある一定の距離を隔てて非接触
状態に保持されている。試料ステージ6は、試料を直接
保持する試料ホルダ5を前記対物レンズ4に対向する位
置に持ち、電子銃2からの電子線が試料に照射されるよ
うに試料を位置決めしている。そして、この試料ステー
ジ6はベース8に対して、例えば試料ステージ支持機構
7によりX軸方向及びY軸方向に移動可能であり、試料
上の分析位置の設定や変更を行うことができる。
【0014】1は磁場形成手段であり、その磁場形成手
段の形成する磁場によって対向配置された対物レンズ4
と試料ステージ6との間に磁力を発生させることにより
それらに相互作用を生じさせるものであり、この相互作
用は対物レンズあるいは試料ステージの移動に対して試
料ステージ及び対物レンズを追従させることにより、対
物レンズと試料ステージの相対的移動を減少させるもの
である。
【0015】図2は、本考案の表面分析装置の磁場形成
手段の第1の実施例を説明する図であり、図1に示す試
料ステージの機構の磁場形成手段の構成部分を示し、そ
の他の表面分析装置の構成部分は省略している。
【0016】図2に示す第1の実施例は磁場形成手段を
永久磁石によって構成するものである。図2において、
磁場形成手段1は試料ステージ6に固定された永久磁石
11と対物レンズ4のヨーク41とから構成され、永久
磁石11は試料ステージ6側のヨーク41に対向して設
置される。永久磁石11の磁場により形成される磁束
は、対物レンズ4のヨーク41を磁路の一部として閉磁
路を構成し、対物レンズ4と試料ステージ6との間に相
互に吸引する方向の力を発生し、対物レンズ4あるいは
試料ステージ6の移動に対して試料ステージ6及び対物
レンズ4が追従する動きを生じさせる。なお、一般に、
対物レンズ4を構成するヨーク41は純鉄により形成さ
れており、ヨーク41を磁路の一部とすることができ
る。また、永久磁石11により形成される磁束が対物レ
ンズ4により形成される磁場に影響が生じないように、
永久磁石11の試料ステージ6上での設置位置や形状を
設定しておくものとする。
【0017】試料ステージ6は、試料ステージ支持機構
7を介してベース8に取り付けられている。この試料ス
テージ支持機構7は、試料ステージ6のZ軸方向の位置
は変動させず、X軸方向及びY軸方向の移動を可能とす
るものであり、例えばX方向支持部71とY方向支持部
72とにより構成することができる。そして、該X方向
支持部71とY方向支持部72は自在機構と駆動機構と
を持ち、駆動機構を動かすことにより試料ステージ6を
X方向あるいはY方向に移動させることができ、また、
駆動機構に駆動力を供給しない場合には自在機構により
試料ステージ6をX方向あるいはY方向にフリーに移動
させる機能を持たせることができる。
【0018】前記構成の本考案の第1の表面分析装置に
おいて、はじめに試料ステージ支持機構7の駆動機構に
より試料ステージ6を対物レンズ4に対して移動し、電
子線が試料上の分析位置に一致させて位置決めを行う。
この位置決めを行った後、試料ステージ支持機構7をフ
リーの状態として通常の分析が行われる。この分析中に
おいて表面分析装置に振動が生じると、その振動により
対物レンズ4と試料ステージ6も振動するが、前記構成
の永久磁石11からなる磁場形成手段により、対物レン
ズ4と試料ステージ6と間には相互に引き合う磁力が生
じているため、対物レンズ4と試料ステージ6は相互に
追従して動き前記振動に応じて同様な振動状態となっ
て、相対的な移動は生じない。したがって、対物レンズ
4を介して照射される電子線の試料上における位置は、
振動にかかわらず一定となる。
【0019】次に、図3により本考案の表面分析装置の
磁場形成手段の第2の実施例を説明する。なお、図3に
示す試料ステージの機構の磁場形成手段の構成部分を示
し、その他の表面分析装置の構成部分は省略している。
【0020】図3に示す第2の実施例は磁場形成手段を
電磁石によって構成するものであり、前記第1の実施例
の永久磁石11を電磁石12に変更した以外は、第1の
実施例と同様の構成である。第2の実施例の磁場形成手
段1は試料ステージ6に固定された電磁石12と対物レ
ンズ4のヨーク41とから構成され、電磁石12は試料
ステージ6側のヨーク41に対向して設置され、電磁石
12により形成される磁束は、対物レンズ4と試料ステ
ージ6との間に相互に吸引する方向の力を発生し、対物
レンズ4と試料ステージ6の追従運動を可能にしてい
る。
【0021】また、電磁石12により形成される磁束が
対物レンズ4により形成される磁場に影響が生じないよ
うに、試料ステージ6上での設置位置や形状を設定して
おくものとする。なお、電磁石12はコイル13により
電流が供給され、該電流の供給は表面分析装置の図示し
ない制御装置により制御することができる。
【0022】前記構成の本考案の第2の表面分析装置に
おいて、はじめに試料ステージ支持機構7の駆動機構に
より試料ステージ6を対物レンズ4に対して移動し、電
子線が試料上の分析位置に一致させて位置決めを行う。
この位置決めを行った後、試料ステージ支持機構7をフ
リーの状態として通常の分析が行われる。この分析中に
おいて、コイル13に電流を供給して電磁石12を動作
させる。この状態で表面分析装置に振動が生じると、そ
の振動により対物レンズ4と試料ステージ6も振動する
が、前記構成の電磁石12からなる磁場形成手段によ
り、前記第1の実施例と同様に対物レンズ4と試料ステ
ージ6と間には相互に引き合う磁力が生じ、この磁力に
より対物レンズ4と試料ステージ6は相互に追従して動
き前記振動に応じて同様な振動状態となって相対的な移
動は生じないことになり、電子線の試料上における位置
は、振動にかかわらず一定となる。
【0023】次に、図4により本考案の表面分析装置の
磁場形成手段の第3の実施例を説明する。なお、図4に
示す試料ステージの機構の磁場形成手段の構成部分を示
し、その他の表面分析装置の構成部分は省略している。
【0024】図4に示す第3の実施例は磁場形成手段と
して対物レンズのヨークからの漏れ磁束を用いるもので
あり、磁場形成手段の構成以外の構成は前記第1の実施
例及び第2の実施例と同様であるため、その説明を省略
する。
【0025】図4において、磁場形成手段1は試料ステ
ージ6に固定された磁性部材15と対物レンズ4のヨー
ク41に形成された漏れ磁束発生部14とから構成され
る。磁性部材15は磁力により引きつけられる部材であ
って試料ステージ6の対物レンズ4側に取り付けられ、
また、磁束発生部13はヨーク41の試料ステージ6側
の一部に、例えば窪み等の凹部を形成することにより形
成され、該磁性部材15と漏れ磁束発生部14とは対向
して設置される。ヨーク41には対物レンズ4を駆動す
るための磁束が閉磁路を形成しており、このヨーク41
の一部に窪み等の凹部を形成すると、該部分において漏
れ磁束が生じる。この漏れ磁束の磁束内に磁性部材15
が位置すると、磁性部材15とヨーク41との間に磁力
が発生し、前記第1の実施例及び第2の実施例と同様
に、対物レンズ4と試料ステージ6との間に相互に吸引
する方向の力を発生し、対物レンズ4あるいは試料ステ
ージ6の移動に対して試料ステージ6及び対物レンズ4
が追従する動きを生じさせる。なお、漏れ磁束を発生さ
せるためにヨーク41に形成する凹部は、対物レンズ4
の磁束の発生に影響を与えないように設定され、また発
生する漏れ磁束が対物レンズ4の磁場に影響を与えない
ように、その設置位置や形状を設定しておくものとす
る。
【0026】前記構成の本考案の第3の表面分析装置に
おいて、はじめに前記第1の実施例及び第2の実施例と
同様にして位置決めを行い、その後、試料ステージ支持
機構7をフリーの状態として通常の分析が行われる。こ
の分析中において、対物レンズ4のヨーク41の漏れ磁
束発生部14から発生した漏れ磁束は、試料ステージ6
側の磁性部材15を磁路の一部を構成する。この状態で
表面分析装置に振動が生じると、その振動により対物レ
ンズ4と試料ステージ6も振動するが、前記構成の磁場
形成手段により、前記第1の実施例及び第2の実施例と
同様に対物レンズ4と試料ステージ6と間には相互に引
き合う磁力が生じ、この磁力により対物レンズ4と試料
ステージ6は相互に追従して動き前記振動に応じて同様
な振動状態となって相対的な移動は生じないことにな
り、電子線の試料上における位置は、振動にかかわらず
一定となる。
【0027】次に、図5により本考案の表面分析装置の
磁場形成手段の第4の実施例を説明する。なお、図5に
示す試料ステージの機構の磁場形成手段の構成部分を示
し、その他の表面分析装置の構成部分は省略している。
【0028】図5に示す第4の実施例は、磁場形成手段
として対物レンズ側と試料ステージ側の両方に設けた磁
石の反発力を用いるものであり、磁場形成手段の構成以
外の構成は前記第1の実施例、第2の実施例、及び第3
の実施例と同様であるため、その説明を省略する。
【0029】図5において、磁場形成手段1は試料ステ
ージ6に固定された磁石17と対物レンズ4のヨーク4
1に設けられた磁石17とから構成される。なお、この
磁石は永久磁石あるいは電磁石により構成することがで
きる。磁石16と磁石17とは対向して取り付け、その
取付け角度を対物レンズ4の中心及び試料ホルダ5から
外側に対称となるように傾斜して設定する。これによ
り、磁石16と磁石17との間で生じる磁力は、対物レ
ンズ4と試料ステージ6と反発する方向に作用するとと
もに、その作用する力の横方向成分を生じる。この横方
向の力は対物レンズ4あるいは試料ステージ6の移動に
対して試料ステージ6及び対物レンズ4が追従する動き
を生じさせる方向となる。なお、磁石16及び磁石17
は、対物レンズ4の磁束の発生に影響を与えないように
その設置位置や形状を設定しておくものとする。また、
対物レンズ4側に設置される磁石16あるいは試料ステ
ージ6側に設置される磁石17、またはその両方を複数
とすることにより、試料の分析位置の調節等により試料
ステージ6が移動した場合でも、相互の磁石に磁力が作
用するようにすることができる。
【0030】前記構成の本考案の第4の表面分析装置に
おいて、はじめに前記第1の実施例、第2の実施例、及
び第3の実施例と同様にして位置決めを行い、その後、
試料ステージ支持機構7をフリーの状態として通常の分
析が行われる。この分析中において、磁石16と磁石1
7とは反発し、その傾斜した設置角度により発生する横
方向の力成分が対物レンズ4と試料ステージ6にそれぞ
れ反対方向に作用する。この状態で表面分析装置に振動
が生じると、その振動により対物レンズ4と試料ステー
ジ6も振動するが、前記構成の磁場形成手段により、前
記第1の実施例、第2の実施例、及び第3の実施例と同
様に対物レンズ4と試料ステージ6と間には相互作用を
生じる磁力が生じ、この磁力により対物レンズ4と試料
ステージ6は相互に追従して動き前記振動に応じて同様
な振動状態となって相対的な移動は生じないことにな
り、電子線の試料上における位置は、振動にかかわらず
一定となる。
【0031】なお、本考案は上記実施例に限定されるも
のではなく、本考案の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本考案の範囲から排除するものではな
い。
【0032】前記実施例では、プローブとして電子線を
用いた例を示しているが、その他のプローブによる表面
分析装置に適用することもできる。
【0033】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば、
表面分析装置において、試料ステージと対物レンズの相
対的な移動を除去して、分析位置の変動を除去すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の表面分析装置における試料ステージの
機構ブロック図である。
【図2】本考案の表面分析装置の磁場形成手段の第1の
実施例を説明する図である。
【図3】本考案の表面分析装置の磁場形成手段の第2の
実施例を説明する図である。
【図4】本考案の表面分析装置の磁場形成手段の第3の
実施例を説明する図である。
【図5】本考案の表面分析装置の磁場形成手段の第4の
実施例を説明する図である。
【符号の説明】
1…磁場形成手段、2…電子銃、3…電子レンズ、4…
対物レンズ、5…試料ホルダ、6…試料ステージ、7…
試料ステージ支持機構、8…ベース、11…永久磁石、
12…電磁石、13…コイル、14…漏れ磁束発生部、
15…磁性部材、16,17…磁石

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対物レンズと試料ステージが対向して配
    置されている表面分析装置において、該対物レンズと該
    試料ステージの間に磁場を形成する磁場形成手段を設
    け、該磁場形成手段は該磁場が対物レンズと試料ステー
    ジの間に生じさせる磁力によって、対物レンズと試料ス
    テージの間の相対移動を減少させる相互作用を生じるこ
    とを特徴とする表面分析装置。
JP1993052122U 1993-09-27 1993-09-27 表面分析装置 Expired - Lifetime JP2596442Y2 (ja)

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