JP2595745Y2 - 携帯電話の電源コネクタ - Google Patents

携帯電話の電源コネクタ

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JP2595745Y2
JP2595745Y2 JP1992031268U JP3126892U JP2595745Y2 JP 2595745 Y2 JP2595745 Y2 JP 2595745Y2 JP 1992031268 U JP1992031268 U JP 1992031268U JP 3126892 U JP3126892 U JP 3126892U JP 2595745 Y2 JP2595745 Y2 JP 2595745Y2
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仁 上嶋
昭彦 国分
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Honda Tsushin Kogyo Co Ltd
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Honda Tsushin Kogyo Co Ltd
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車等に使用される
携帯電話に係り、更に詳しくは複数の電源を使用する携
帯電話の電源コネクタの電源切り換え部の構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、本体に内臓バッテリーを備え、外
部電源からの供給でも使用できるようにされた携帯電話
が主に自動車に装備されている。この携帯電話は通常使
用者が携帯して使用するものであるが、自動車内で使用
するときには内臓バッテリーの消耗を防ぐために、図7
に示すように、電源アダプター20の一端側21を自動
車のシガーライターに差込み、他端側のコネクター22
を携帯電話23の電源コネクター24に差し込んで、自
動車から電気の供給を受ける。
【0003】また、使用者が携帯電話23を車載ホルダ
ー25上に載置したままで通話するいわゆるハンドフリ
ー通話では、図8に示すように、外部スピーカー26と
ケーブル27,28を介して接続し、通話の相手の声を
前記スピーカー26で聞き取るとともに、前記ケーブル
28で車載ホルダー25から電気が携帯電話23に供給
される。
【0004】このように、携帯電話の内臓バッテリーを
使用しないで外部電源からの電気供給を受けて使用する
場合があり、この際には、図9乃至図10に示す携帯電
話23の電源コネクター24における電源切り替え用の
コンタクト29,30の先端部が、相手側のコネクター
31が電源コネクター24に差し込まれると同時に離間
されて、内臓バッテリーは使用されなくなり、内臓バッ
テリーの消耗を防ぐことになる。なお、図9において、
符号32は電源コネクタのハウジング、33はコンタク
トピン、34は外部電源の供給を受けるコンタクトピン
を示している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
携帯電話23の電源コネクター24では、前記コンタク
ト29,30が相手側コネクター31に対してむき出し
のままになっており、例えば使用者が上着等のポケット
やカバン若しくはバッグに携帯電話23を仕舞込んでい
たりすると、ゴミやピン等の異物が前記コンタクト2
9,30を押したり該コンタクト29,30間に挟まっ
たりして、通話が途切れたり通話不能となると言った欠
点が存在した。また、電源コンタクトの先端部が互いに
平板状で単に当接して電気的接続を図るものなので、空
気中の塵等が介在して通話不良となるといった欠点もあ
った。そして、時には使用者等の指で直接電源コネクタ
24のコンタクト29,30に触る場合もあり、指油等
が付着したり感電状態になるなどして好ましいことでは
なかった。
【0006】本考案は、上記の課題に鑑みてなされたも
ので、携帯電話の内臓バッテリーの使用・不使用の切り
換えを行う電源コンタクトの電気的接続を確実にON・
OFFさせるとともに、その接続部分に塵等の介在を極
力排除した携帯電話の電源コネクタを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の上記課題を解決
し上記目的を達成するための要旨は、携帯電話の電源と
して、内臓バッテリーと外部電源の選択的切換えを電源
コンタクトによって行う電源コネクタで、前記電源コン
タクトとこの電源コネクタに嵌挿される相手側コネクタ
との間に異物混入防止用の仕切り壁を設け、該仕切り壁
の一部に開口部を設けるとともに、該開口部に前記相手
側コネクタで押し込まれて前記電源コンタクトの電気的
接続をON・OFFさせる突起物を設けた携帯電話の電
源コネクタにおいて、前記電源コンタクトは導電性板状
の弾性体であって、電気的接続がなされる各々先端部
が、一方が平坦部を有し、かつ、他方が凸部を有して形
成され、電気的接続がなされる際には互いに擦り合うよ
うになされたことに存する
【0008】
【作用】本考案の電源コネクタによれば、その内部に外
部から異物(例えば、鉛筆の芯やクリップやその他のピ
ンや針、小さなゴミ)が侵入して、電源コンタクト間に
前記異物が介在し携帯電話の通話を妨げるような障害
が、仕切り壁によって防止されるとともに、前記電源コ
ンタクトは、その先端部において互いに擦り合って接続
されるので、空気中の塵等が電気的接続のON・OFF
の度に電源コンタクト先端部から排除されるので、良好
な電気的接続が維持される。
【0009】
【実施例】次に、本考案について図面を参照して説明す
る。図1は、本考案の一実施例に係る電源コネクタの平
面図と正面図、図2は同じく左側面図と右側面図を示
し、図3乃至図4は各部の詳細断面図である。図におい
て、符号1は本考案の電源コネクタ、2はハウジング、
3,4は電源用コンタクト、5は仕切り壁、6はプッシ
ュピン、7は電源アダプター等の相手側のコネクター、
8は携帯電話のプリント基板、を各々示している。
【0010】本考案の電源コネクタ1は、相手側コネク
タ7(図1(イ)参照)が携帯電話のプリント基板8に
固定されている当該電源コネクタ1に差し込まれたとき
に、携帯電話の内臓バッテリーの電気的接続をOFFに
すべく電源コンタクト3,4を離間させる構造と、前記
電源コネクタ3,4の接触部の構造に特徴があり、これ
は図3乃至図4にて明らかにされている。
【0011】前記電源コンタクト3は、図2(ロ),図
3(イ)に示すように、帯状体の金属製弾性体を湾曲さ
せて、その一端側はプリント基板8の回路パターンに接
触なさしめ、他端側は平坦部3bを形成する。同じく電
源コンタクト4も一端側はプリント基板8の回路パター
ンに接触なさしめ、他端側は半円形部4bにした凸部を
形成する。
【0012】前記電源コンタクト3,4の平坦部3bと
半円形部4bとは、互いに擦り合いながら接触するよう
にされている。そして、これら電源コンタクト3,4と
相手側コネクタ7の先端部との間には、仕切り壁5がハ
ウジング2から一体的に延設されている。
【0013】前記仕切り壁5には、その中央部に開口部
として、貫通孔5aが穿設されている。そして、前記貫
通孔5aには、前記電源コンタクト3の弾発力で常に仕
切り壁5側に付勢されているプッシュピン6の凸部が相
手側コネクタ7側へ向けて突出した状態で貫入されてい
る(図3(イ)、(ロ)参照)。前記プッシュピン6の
本体は前記仕切り壁5と前記電源コンタクト3の表面と
の間にあり、仕切り壁5のガイド部5bに対して図の左
右方向に摺動自在になされている。
【0014】前記プッシュピン6は合成樹脂等の絶縁体
であり、また、プッシュピン6の凸部が相手側コネクタ
7のハウジング先端部によってプリント基板8側に押し
込まれた際には、前記電源コンタクト3,4の平坦部3
bと半円形部4bとが確実に離間されるようになされて
いる。
【0015】本考案の自動車等用の携帯電話における電
源コネクタ1を上記のように構成したので、図3に示す
ように、当該携帯電話を携帯して通話する場合や使用者
が上着等のポケットに仕舞込んでいる場合では、電源コ
ンタクト3,4の平坦部3bと半円形部4bとが確実に
接触し良好な電気的接続状態が維持され、内臓バッテリ
ーが使用される状態となり、かつ、前記仕切り壁5によ
り異物の侵入がなく、良好な通話状態が保てる。
【0016】また、従来例で説明したように図7,図8
の外部電源を使用して携帯電話を使用すると、図4に示
すように、相手側コネクタ7のハウジング先端部でプッ
シュピン6の凸部が携帯電話内のプリント基板8側へと
押し込まれ、電源コンタクト3,4の平坦部3bと半円
形部4bとが離間して、内臓バッテリーが不使用状態と
なって外部電源の使用状態となる。
【0017】前記電源コンタクト3,4の平坦部3bと
半円形部4bとは、電気的接続のON・OFFの度に摺
合わされる構造となっているので、塵等を排除するワイ
ピング効果により常に良好な電気的接続状態が維持され
る。
【0018】本考案の電源コネクタの他の実施例とし
て、図5乃至図6に示すものが提案できる。即ち、図5
では、前記電源コンタクト3,4を改造して電源コンタ
クト3にプッシュピン6に相当する突起部11を設けた
電源コンタクト9とし、半円形部4bを有する電源コン
タクト10としたものを示している。また、仕切り壁1
2もハウジング2から延設されている。
【0019】前記電源コンタクト9においては、その作
用,動作は前記電源コンタクト3と同様であるが、プッ
シュピン6を削除して電源コネクタ9が兼用するように
なさしめたので、部品点数が軽減されたことに相違があ
る。図5(ロ)は相手側コネクタ7が差し込まれた状態
を示している。
【0020】次に、図6に示す更に他の実施例では、ハ
ウジング2とは別体の仕切り壁を設け、電源コンタクト
14,15を図示のような極めて簡単な構造とし、これ
らを形成する金型のコストダウンを図り、前記プッシュ
ピン6に相当する金属製プッシュピン16を形成し、こ
れをコイルバネ17で仕切り壁13側に付勢させるよう
にしたものである。この実施例によれば、仕切り壁13
や電源コンタクト14,15の製作と組立が容易なもの
となる。
【0021】図6(イ)に示す状態では、電源コンタク
ト14,15の端部間に金属製プッシュピン16が介在
して電気的接続がなされ、内臓バッテリーが使用できる
状態となる。そして、図6(ロ)に示す状態で外部電源
が使用される状態となる。
【0022】このように、本考案の電源コネクター1で
は、仕切り壁を設けることで、電源コンタクト間に異物
が侵入するのを防止するものである。そして、電源コン
タクトの接触部では、単に当接して電気的接続がなされ
るのではなく、互いに擦りあってワイピング効果を期待
できるようになさしめたものである。よって本考案の要
旨を変更することなく前記電源コンタクトの形状,材質
等を適宜設計変更することができるのは勿論である。ま
た、本考案では自動車等用の携帯電話として説明した
が、これ以外にも、携帯用の電気・電子製品であって内
外電源を選択できるものの電源コネクタに適用できるの
は勿論のことである。
【0023】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係る携帯
電話の電源コネクタは、電源コンタクトとこの電源コネ
クタに嵌挿される相手側コネクタとの間に異物混入防止
用の仕切り壁を設け、該仕切り壁の一部に開口部を設け
るとともに、該開口部に前記相手側コネクタで押し込ま
れて前記電源コンタクトの電気的接続をON・OFFさ
せる突起物を設けた携帯電話の電源コネクタにおいて、
前記電源コンタクトは導電性板状の弾性体であって、電
気的接続がなされる各々先端部が、一方が平坦部を有
し、かつ、他方が凸部を有して形成され、電気的接続が
なされる際には互いに擦り合うようになされたので、
記仕切り壁で異物の混入が防止されて通話障害の発生が
防止され携帯電話の信頼性が向上するとともに、電気的
接続がなされる電源コンタクトの各々先端部が、電気的
接続がなされる際には互いに擦り合うようになされてい
るので、小さな塵が電源コンタクトの先端部間に介在し
て通話不良となるのが防止され、良好な電気的接続が維
持され品質の向上となる。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る電源コネクタの平面図
(イ)と正面図(ロ)である。
【図2】同じく左側面図(イ)と右側面図(ロ)であ
る。
【図3】(イ)は図1のb−b線断面図、(ロ)は図1
のa−a線断面図である。
【図4】電源コネクタに相手側のコネクタが嵌挿された
状態を示す説明図である。
【図5】本考案の電源コネクタの他の実施例に係る説明
図(イ),(ロ)である。
【図6】同じく更に他の実施例に係る説明図(イ),
(ロ)である。
【図7】従来例に係る携帯電話の使用例を示す説明図で
ある。
【図8】同じく従来例に係る携帯電話の使用例を示す説
明図である。
【図9】従来例に係る携帯電話の電源コネクタの構造を
示す分解斜視図である。
【図10】従来例に係る電源コネクタの使用状態を示す
説明図(イ),(ロ)である。
【符号の説明】
1 本考案の電源コネクタ、2 ハウジング、3,4
電源用コンタクト、5 仕切り壁、6 プッシュピン、
7 電源アダプター等の相手側のコネクター、8 携帯
電話のプリント基板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/56 - 13/72 B60R 11/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話の電源として、内臓バッテリー
    と外部電源の選択的切換えを電源コンタクトによって行
    電源コネクタで、前記電源コンタクトとこの電源コネ
    クタに嵌挿される相手側コネクタとの間に異物混入防止
    用の仕切り壁を設け、該仕切り壁の一部に開口部を設け
    るとともに、該開口部に前記相手側コネクタで押し込ま
    れて前記電源コンタクトの電気的接続をON・OFFさ
    せる突起物を設けた携帯電話の電源コネクタにおいて、 前記電源コンタクトは導電性板状の弾性体であって、電
    気的接続がなされる各々先端部が、一方が平坦部を有
    し、かつ、他方が凸部を有して形成され、電気的接続が
    なされる際には互いに擦り合うようになされたこと を特
    徴としてなる携帯電話の電源コネクタ。
JP1992031268U 1992-04-15 1992-04-15 携帯電話の電源コネクタ Expired - Lifetime JP2595745Y2 (ja)

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JPH0584068U JPH0584068U (ja) 1993-11-12
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