JP2595512Y2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JP2595512Y2
JP2595512Y2 JP1992093369U JP9336992U JP2595512Y2 JP 2595512 Y2 JP2595512 Y2 JP 2595512Y2 JP 1992093369 U JP1992093369 U JP 1992093369U JP 9336992 U JP9336992 U JP 9336992U JP 2595512 Y2 JP2595512 Y2 JP 2595512Y2
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雅彦 梅川
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、電子機器に取り付けら
れるソケットと、このソケットに接続されるプラグとか
ら構成されるコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のコネクタについて図2を
参照しつつ説明する。この種のコネクタは、携帯型コン
ピュータの電源用コネクタとして使用されている。かか
るコネクタは、コンピュータに取り付けられるソケット
100 と、このソケット100 に接続されるプラグ200 とか
ら構成されている。
【0003】ソケット100 は、合成樹脂製のボディ110
と、このボディ110 に設けられた円筒状突出部111 に被
せられる導電性のソケット側カバー120 と、前記円筒状
突出部111 の内側に取り付けられる所定個の内側コンタ
クト130 とを有している。ソケット側カバー120 は円筒
状突出部111 に密着して取り付けられる。
【0004】一方、プラグ200 は、前記円筒状突出部11
1 のプラグ挿入孔112 に挿入されて内側コンタクト130
と接触する接続ピン210 と、この接続ピン210 の周囲に
設けられたプラグ側カバー220 とを有している。そし
て、プラグ側カバー220 は、その内側に前記円筒状突出
部111 が挿入できるように設定されている。なお、接続
ピン210 の先端はプラグ側カバー220 から突出するよう
な寸法に設定されている。また、プラグ側カバー120
は、金属板を円筒状に形成したものであり、内側に向か
った凸部221 が形成されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のコネクタには以下のような問題点がある。すな
わち、ソケット100 とプラグ200 との挿抜を繰り返す
と、プラグ側カバー220 が割れ目部分から拡がってしま
い、ソケット100 とプラグ200 との接続が不確実になる
おそれがある。また、プラグ200 にソケット100 を接続
している状態でプラグ200 をこじると、プラグ側カバー
220 が変形するおそれがある。
【0006】本考案は上記事情に鑑みて創案されたもの
で、挿抜を繰り返しても接続が不確実になることなく、
しかも接続状態でこじってもプラグ側コネクタ等が変形
するおそれのないコネクタを提供することを目的として
いる。
【0007】本考案に係るコネクタは、電子機器に取り
付けられるソケットと、このソケットに接続されるプラ
グとから構成されるコネクタであって、前記プラグは接
続ピンと、この接続ピンの周囲に設けられたプラグ側カ
バーとを有しており、前記ソケットは円筒状突出部と、
この円筒状突出部の周囲に所定の間隔を有して設けられ
たソケット側カバーとを有しており、前記円筒状突出部
には接続ピンが挿入されるピン挿入孔が設けられ、前記
所定の間隔はプラグ側カバーが挿入可能、かつプラグ側
カバーとソケット側カバーとが所定の接触圧で接触する
ようになっており、前記円筒状突出部の先端はソケット
側カバーの先端より前方に位置するようになっている。
【0008】
【実施例】図1は本考案の一実施例に係るコネクタを構
成するソケットとプラグとの一部断面図である。なお、
従来のものと略同一の部品等には同一の符号を付して説
明を行う。
【0009】本実施例に係るコネクタは、電子機器に取
り付けられるソケット100 と、このソケット100 に接続
されるプラグ200 とから構成されている。
【0010】前記ソケット100 は、合成樹脂製のボディ
110 と、このボディ110 の円筒状突出部111 に所定の間
隔Gを持って被せられるソケット側カバー120 と、前記
円筒状突出部111 に設けられたピン挿入孔112 に露出す
る所定個の内側コンタクト130 とを有している。
【0011】前記ソケット100 のボディ110 は円筒状突
出部111 と、略立方体状の基部113とが一体に形成され
たものであって、円筒状突出部111 のピン挿入孔112 は
基部113 にまで貫通している。基部113 の外面には、後
述する係合部122 と係合するための係合凹部113aが形成
されている。また、基部113 の底面部には、ソケット10
0 を図外の電子機器のプリント基板等に取り付けるため
のボス113bが突出形成されている。
【0012】前記ピン挿入孔112 には、内側コンタクト
130 が嵌入されるための凹溝が形成されている。内側コ
ンタクト130 は、基部113 の裏面側から前記凹溝に嵌入
されるようになっている。なお、図面では、前記凹溝に
すでに内側コンタクト130 が嵌入されているので、凹溝
自体は見えていない。
【0013】前記ソケット側カバー120は、導電性を
有する金属板から構成されたものであり、円筒状突出部
111に被せられる円筒部121と、この円筒部121
の一端側から両サイドに延設された係合部122とが一
体に形成されたものである。このソケット側カバー12
0の円筒部121は、後述するプラグ側カバー220と
接触する部分であって、円筒状突出部111との間に所
定の間隔Gを有するように設定されている。また、この
ソケット側カバー120は、円筒状突出部111に被せ
られた状態で、先端が円筒状突出部111の先端より後
方に位置するようになっている。すなわち、円筒状突出
部111の先端はソケット側カバー120の先端より前
方に位置するようになっているのである。
【0014】また、当該円筒部121 の奥側には内側に向
かって突出した凸部121aが形成されている。なお、係合
部122 が、前記係合凹部113aに係合することによって、
ソケット側カバー120 がボディ110 に強固に取り付けら
れるのである。ボディ110 にソケット側カバー120 を取
り付けると、円筒状突出部111 の先端が円筒部121 から
若干突出するようになっている。
【0015】一方、プラグ200 は、接続ピン210 と、こ
の接続ピン210 を中央に保持するピン保持部材230 と、
前記接続ピン210 を取り囲むようにピン保持部材230 の
周面に取り付けられるプラグ側カバー220 と、ピン保持
部材230 及びプラグ側カバー220 の一部を覆う絶縁カバ
ー240 とを有している。
【0016】接続ピン210 は、通常のものである。ま
た、この接続ピン210 を保持するピン保持部材230 は、
絶縁性を有する円筒状の部材であって、接続ピン210 は
前記ピン挿入孔112 の挿入寸法に対応した分だけピン保
持部材230 から突出している。
【0017】プラグ側カバー220は、導電性を有する
金属板から構成されたものであり、ピン保持部材230
の外径寸法に対応した大径部223と、前記円筒状突出
部111の外径寸法及びソケット側カバー120の内径
寸法とに対応した小径部222とが一体に形成されたも
のである。従って、プラグ側カバー220の小径部22
2の径は、前記所定の間隔Gに嵌まり込むような寸法に
設定されていることになる。また、小径部222の長さ
寸法は、前記所定の間隔Gの奥行き寸法に等しく設定さ
れている。さらに、小径部222の先端部分222aは
若干内側に向かって湾曲されており、前記所定の間隔G
にスムーズに嵌まり込むようになっている。
【0018】絶縁カバー240 は、大径部223 をカバーす
るようにプラグ側カバー220 に取り付けられる。なお、
図面には示していないが、絶縁カバー240 に滑り止めの
凸凹等を形成することも可能である。
【0019】上述したように構成されたコネクタの使用
状態等について説明する。 プラグ200の接続ピン21
0をソケット100のピン挿入孔112に挿入すると同
時に、プラグ側カバー220をソケット側カバー120
と円筒状突出部111との間の所定の間隔Gに挿入す
る。この際、円筒状突出部111の先端はソケット側カ
バー120の先端より前方に位置するので、プラグ側カ
バー220の先端、すなわちプラグ側カバー220の小
径部222の先端部分222aは、まず円筒状突出部1
11にガイドされることになる。すなわち、まずプラグ
側カバー220には、円筒状突出部111が入り込む。
さらに、プラグ200を挿入すると、前記先端部分22
2aは、前記間隔Gに入り込むのである。そして、円筒
状突出部111の先端がピン保持部材230に当接する
までプラグ200を挿入すると、接続ピン210は、ピ
ン挿入孔112内に設けられている内側コンタクト13
0に接触する。一方、プラグ側カバー220は、ソケッ
ト側カバー120に所定の接触圧で接触する。この際、
ソケット側カバー120の円筒部121に形成された凸
部121aにプラグ側カバー220が接触することによ
って両者の接続はより確実になる。
【0020】
【考案の効果】本考案に係るコネクタは、電子機器に取
り付けられるソケットと、このソケットに接続されるプ
ラグとから構成されるコネクタであって、前記プラグは
接続ピンと、この接続ピンの周囲に設けられたプラグ側
カバーとを有しており、前記ソケットは円筒状突出部
と、この円筒状突出部の周囲に所定の間隔を有して設け
られたソケット側カバーとを有しており、前記円筒状突
出部には接続ピンが挿入されるピン挿入孔が設けられ、
前記所定の間隔はプラグ側カバーが挿入可能、かつプラ
グ側カバーとソケット側カバーとが所定の接触圧で接触
するようになっており、前記円筒状突出部の先端はソケ
ット側カバーの先端より前方に位置するように構成され
ている。 従って、プラグ側カバーは、ソケットの円筒状
突出部にガイドされスムーズにソケットの円筒状突出部
とソケット側カバーの間に嵌まり込むので、摺動面摩耗
を軽減できるので、挿抜を繰り返したときの接続の安定
性を向上できる。 さらに、前記プラグ側カバーとソケッ
ト側カバーとは導電性を有する金属から構成されてお
り、前記円筒状突出部は絶縁性を有する合成樹脂から構
成されているので、プラグをソケットに接続する際のプ
ラグ側カバーと円筒状突出部との最初の接触がスムーズ
になる。すなわち、接続の最初はプラグとソケットとの
位置関係が不安定なため、金属同士が最初に接触する
と、スムーズに接続されないおそれがあるが、最初に金
属と合成樹脂とが接触するためスムーズな接続が確保さ
れるのである。同様に、金属同士が最初に接触すると、
前記位置関係の不安定さのため、金属(この場合はプラ
グ側カバーとソケット側カバー)の表面の劣化が発生
し、接触が不安定になることがある。しかし、上述の理
由によりスムーズな接続が確保されるため、接触の不安
定が生ずるおそれが格段に低くなる。 また、接続状態で
こじろうとしてもプラグ側カバーがソケットの円筒状突
出部とソケット側カバーとで挟まれているためこじるこ
とができない。このため、プラグ側カバー等が変形する
おそれがない。ソケットにプラグを接続した状態で、プ
ラグを無理にこじった場合でも、こじりの支点はプラグ
側カバーの先端となり、こじりの力はソケット側カバー
より長く形成されている円筒状突出部によって 容易に吸
収される。よって、無理にこじった場合でもソケット側
カバーに過度の変位が加わらないので、ソケット側カバ
ーの変形、破損を未然に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るコネクタを構成するソ
ケットとプラグとの一部断面図である。
【図2】従来のコネクタを構成するソケットとプラグと
の一部断面図である。
【符号の説明】
100 ソケット 110 ボディ 111 円筒状突出部 112 ピン挿入孔 120 ソケット側カバー 200 プラグ 210 接続ピン 220 プラグ側カバー G (円筒状突出部とソケット側カバーとの間の) 間

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器に取り付けられるソケットと、
    このソケットに接続されるプラグとから構成されるコネ
    クタにおいて、前記プラグは接続ピンと、この接続ピン
    の周囲に設けられたプラグ側カバーとを有しており、前
    記ソケットは円筒状突出部と、この円筒状突出部の周囲
    に所定の間隔を有して設けられたソケット側カバーとを
    有しており、前記円筒状突出部には接続ピンが挿入され
    るピン挿入孔が設けられ、前記所定の間隔はプラグ側カ
    バーが挿入可能、かつプラグ側カバーとソケット側カバ
    ーとが所定の接触圧で接触するようになっており、前記
    円筒状突出部の先端はソケット側カバーの先端より前方
    に位置することを特徴とするコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記プラグ側カバーとソケット側カバー
    とは導電性を有する金属から構成されており、前記円筒
    状突出部は絶縁性を有する合成樹脂から構成されている
    ことを特徴とする請求項1記載のコネクタ。
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