JP2594685Y2 - ボルト締付け用のマーキング用具 - Google Patents

ボルト締付け用のマーキング用具

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JP2594685Y2
JP2594685Y2 JP1993025234U JP2523493U JP2594685Y2 JP 2594685 Y2 JP2594685 Y2 JP 2594685Y2 JP 1993025234 U JP1993025234 U JP 1993025234U JP 2523493 U JP2523493 U JP 2523493U JP 2594685 Y2 JP2594685 Y2 JP 2594685Y2
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JP
Japan
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marking
bolt
nut
tip
ink
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JPH0678512U (ja
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賢博 吉崎
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Sekisui House Ltd
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Sekisui House Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ボルト締付けの際
に、ボルトの締付け量を確保するため、そのボルト・ナ
ットの締付けの前に予めボルトとナットの相対位置を印
しておくための、マーキング用具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】柱や梁等の構造材を高力ボルトを用いて
接合する場合、そのボルトによる締付け力を確保するた
め、ボルトとナットを螺合して仮締めした状態から一定
量だけ回転させることが要求されている。すなわち、図
3のように、予めナット(1)を螺合して仮締めした状
態のボルト(2)先端からナット(1)の外周面、或は
更に、締付けられる部材(3)表面に跨って直線状にマ
ーキング(4)を施して、その時の相対位置を印してお
き、この位置から必要なだけナット(1)を回転させて
本締めを行うものである。
【0003】このような場合、従来においては、作業者
が筆記具を携帯してその都度マーキングを施している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】上記のように、従来に
おいては、作業者が逐次筆記具でマーキングしていたた
め、ナットとボルトに跨って直線状にマークを印すため
にある程度の注意力を必要とし、時には失敗してやり直
しをすることもあり、かなりの手間を要すると言う欠点
があった。
【0005】この考案は、このような従来の欠点を解消
して、ボルトの締付け前のナットとの相対位置を示すマ
ーキングを、短時間で正確に行うことが出来るようにし
たマーキング用具を提供することを目的とするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この考案は、ボルト及びそのボルトに螺合したナッ
トに嵌合する凹部を備え、且つ、その凹部内にボルトお
よびナットの外周面に、締付け前の互いの相対位置を示
すマーキングを施すためのマーキング部を備えているこ
とを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成によれば、マーキング部にインキを付
着しておいてそのままボルトとナットに嵌合させるだけ
で、正確にマーキングを印すことが出来る。
【0008】
【実施例】図1及び図2において、(10)は、ゴムその
他の柔軟材により全体を椀状に形成したマーキング用具
本体であり、その外周面の頂部には、操作若しくは運搬
用の突起(11)が一体に形成されている。また、上記用
具本体(10)の内周面は、図1で示すように、ボルト
(2)先端とそれに螺合したナット(1)の外形に沿う
ような形状とされるとともに、それらボルト(2)先端
及びナット(1)の外周面に対向して、上下方向の一条
のマーキング用ブラシ(12)が突出されている。また、
このブラシ(12)は、締付けられる部材(3)の表面に
も対向して形成されている。なお、この実施例のボルト
(2)は、頭部側ではなく先端側を掴んでおいて、その
先端に螺合したナット(1)を回転させて締付けるよう
にした形式のものであり、そのため、ボルト(2)先端
には、工具で掴むための突起(5)が一体に突設されて
いる。(13)は、用具本体(10)全体の可撓性を増大さ
せるため内周面の頂部に形成した凹所である。
【0009】上記のような構成において、前記ブラシ
(12)の先端に予めインキを付着させておき、ナット
(1)を螺合したボルト(2)の先端から締付け用具本
体を嵌合させて、それらボルトナット(2)(1)全体
を覆うように被せると、ブラシ(12)先端のインキがボ
ルト(2)及びナット(1)の外周面に直線状に転着さ
れて、それらの表面にマーキングが施される。この場
合、用具本体(10)下面のブラシ(12)先端が、締付け
られる部材(3)の表面に届くまで押し込むことによ
り、図3のように、その部材(3)表面にも跨ってマー
キングが施されることになる。また、必要なら、用具本
体(10)を少し内方に押して撓ませることで、より確実
にマーキングすることができる。
【0010】上記実施例では、ブラシ(12)先端にイン
キを付着させるようにしているが、ボルト(2)及びナ
ット(1)側にインキを転着出来るようなものであれば
どのようなものでも良く、一般のゴム印のような性質を
備えた印判材で形成することも可能であり、或は、予め
インキを染み込ませて押圧することによって染み出るよ
うにして、インキを付着することなく繰り返し使用でき
るようにすることも考えられる。
【0011】
【考案の効果】以上のように、この考案では、マーキン
グ面に予めインキを付着させた状態で、ナットを螺合さ
せたボルト先端に緩く嵌合させるだけで、正確なマーキ
ングが可能であり、従来に比較して遥かに容易で且つ短
時間にマーキング作業を行なうことが出来るという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のマーキング用具をボルト先端に嵌合
させた状態を示す縦断面図である。
【図2】同じくこの考案のマーキング用具を下端から見
た要部の斜視図である。
【図3】ボルトとナットの外周にマーキングを施した状
態を示す斜視図である。
【符号の説明】
(1) ナット (2) ボルト (4) マーキング (10) マーキング用具本体 (12) マーキング用ブラシ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボルト及びそのボルトに螺合したナット
    に嵌合する凹部を備え、且つ、その凹部内にボルトおよ
    びナットの外周面に、締付け前の互いの相対位置を示す
    マーキングを施すためのマーキング部を備えていること
    を特徴とするボルト締付け用のマーキング用具。
JP1993025234U 1993-04-15 1993-04-15 ボルト締付け用のマーキング用具 Expired - Lifetime JP2594685Y2 (ja)

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JPH0678512U JPH0678512U (ja) 1994-11-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP3134710U (ja) * 2007-06-08 2007-08-23 不易糊工業株式会社 ボルト・ナット用ラインマーカー
JP7099885B2 (ja) * 2018-06-18 2022-07-12 株式会社関電工 締付けビス類のマーキング治具

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