JP2593318B2 - 太陽光発電装置の制御方式 - Google Patents
太陽光発電装置の制御方式Info
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- JP2593318B2 JP2593318B2 JP23140987A JP23140987A JP2593318B2 JP 2593318 B2 JP2593318 B2 JP 2593318B2 JP 23140987 A JP23140987 A JP 23140987A JP 23140987 A JP23140987 A JP 23140987A JP 2593318 B2 JP2593318 B2 JP 2593318B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、複数の太陽電池を用いて太陽電池による電
力を蓄電池に充電するシステムに関し、特に保守の回数
をへらした充電制御方式に関するものである。
力を蓄電池に充電するシステムに関し、特に保守の回数
をへらした充電制御方式に関するものである。
太陽電池を電源として負荷に電力を供給する太陽光発
電装置は、通常太陽電池を複数群にわけそれぞれ逆流防
止ダイオードを介して蓄電池に接続し該蓄電池に充電し
た後安定した電圧を負荷に供給するようシステムが構成
されている。
電装置は、通常太陽電池を複数群にわけそれぞれ逆流防
止ダイオードを介して蓄電池に接続し該蓄電池に充電し
た後安定した電圧を負荷に供給するようシステムが構成
されている。
この時接続すべき太陽電池群は設計段階において、蓄
電池の容量や負荷の消費電力に応じて選定される。しか
し乍ら、実際には日射等の条件及び設置条件、使用負荷
によって多くの太陽電池群を設置し、蓄電池の効率的な
充電やきめ細かな充電制御を行うことにより蓄電池の保
護及び負荷への安定した電力供給を行うことが求められ
ている。
電池の容量や負荷の消費電力に応じて選定される。しか
し乍ら、実際には日射等の条件及び設置条件、使用負荷
によって多くの太陽電池群を設置し、蓄電池の効率的な
充電やきめ細かな充電制御を行うことにより蓄電池の保
護及び負荷への安定した電力供給を行うことが求められ
ている。
第３図は上述したシステムの一例を示すブロック図で
ある。
ある。
図において、１は多数の群にわけて設置された太陽電
池であり、各太陽電池１は太陽電池保護用遮断器２、逆
流防止ダイオード３を介して蓄電池４に接続され蓄電池
４に太陽電池１の充電電流が充電され、蓄電池４を介し
て負荷５に電力が供給される。
池であり、各太陽電池１は太陽電池保護用遮断器２、逆
流防止ダイオード３を介して蓄電池４に接続され蓄電池
４に太陽電池１の充電電流が充電され、蓄電池４を介し
て負荷５に電力が供給される。
６は、電流センサ７により太陽電池１から蓄電池４に
流れる充電電池を検知し、制御回路８により開閉される
リレースイッチであり、各太陽電池１に対応してそれぞ
れ設けられる。
流れる充電電池を検知し、制御回路８により開閉される
リレースイッチであり、各太陽電池１に対応してそれぞ
れ設けられる。
太陽光発電システムの場合は、システム自体の特徴か
らその保守作業ができるだけ少ないことが望まれる。従
って、システムを構成する各部の寿命を平均化したり、
充電方式も効率的で安定したものが必要となる。
らその保守作業ができるだけ少ないことが望まれる。従
って、システムを構成する各部の寿命を平均化したり、
充電方式も効率的で安定したものが必要となる。
上記システムの場合、リレースイッチ６の開閉は、蓄
電池４の充電状態に応じて制御され接続される太陽電池
１の数も異なるが太陽電池１自体は日射があればどの太
陽電池１も発電可能であり、その寿命も差異は生じない
が、リレースイッチ６はその開閉動作を平均化しておか
なければ、一部のリレースイッチのみを交換するという
作業が必要となりシステムの保守上好ましくない。
電池４の充電状態に応じて制御され接続される太陽電池
１の数も異なるが太陽電池１自体は日射があればどの太
陽電池１も発電可能であり、その寿命も差異は生じない
が、リレースイッチ６はその開閉動作を平均化しておか
なければ、一部のリレースイッチのみを交換するという
作業が必要となりシステムの保守上好ましくない。
本発明は上記問題点に鑑み成されたもので、その目的
は、複数の太陽電池を使用するシステムにあって太陽電
池の接続数を切り換えるスイッチの寿命を平均化するこ
とにより、効率的で保守の回数を減らしたシステムを提
供することにある。
は、複数の太陽電池を使用するシステムにあって太陽電
池の接続数を切り換えるスイッチの寿命を平均化するこ
とにより、効率的で保守の回数を減らしたシステムを提
供することにある。
上記問題点を解決するため、本発明は、複数の太陽電
池と、該太陽電池の電力を充電する蓄電池と、前記各太
陽電池と蓄電池間に設けられた複数の開閉器と、該開閉
器の制御を行なう制御手段とから成り、前記制御手段に
より前記各開閉器のON−OFF回数が平均化されるように
各開閉器のON−OFF動作を順次行うように制御した。
池と、該太陽電池の電力を充電する蓄電池と、前記各太
陽電池と蓄電池間に設けられた複数の開閉器と、該開閉
器の制御を行なう制御手段とから成り、前記制御手段に
より前記各開閉器のON−OFF回数が平均化されるように
各開閉器のON−OFF動作を順次行うように制御した。
具体的制御手段としては、リングカウンタを用いるも
のやマイクロコンピュータを用いたものを提供する。
のやマイクロコンピュータを用いたものを提供する。
上記の如く構成することにより本発明は制御手段によ
り各太陽電池と蓄電池間に設けた各リレースイッチの開
閉回数が平均化されるのでスイッチの寿命も平均化され
る。従ってスイッチの交換等の保守も不要或いは軽減さ
れ太陽光発電システムとして最適のものとなる。
り各太陽電池と蓄電池間に設けた各リレースイッチの開
閉回数が平均化されるのでスイッチの寿命も平均化され
る。従ってスイッチの交換等の保守も不要或いは軽減さ
れ太陽光発電システムとして最適のものとなる。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
第１図は、本発明に係る太陽光発電装置の制御方式を
説明するためのブロック図である。
説明するためのブロック図である。
PV1〜PV4は複数群にわかれて設置された太陽電池、Ry
1〜Ry4は各太陽電池PV1〜PV4と蓄電池11間に設けられた
機械ラッチ式リレーであり、それぞれが逆流防止ダイオ
ード12−１〜12−４を介して太陽電池PV1〜PV4によって
発電された電力を蓄電池11に充電するように配設されて
いる。13は負荷、14は蓄電池11の端子電圧を検出してリ
レーRy1〜Ry4の開閉を制御する制御手段であり、該制御
手段14は、リレーRy1〜Ry4の開閉回数を平均化するよう
に制御する。
1〜Ry4は各太陽電池PV1〜PV4と蓄電池11間に設けられた
機械ラッチ式リレーであり、それぞれが逆流防止ダイオ
ード12−１〜12−４を介して太陽電池PV1〜PV4によって
発電された電力を蓄電池11に充電するように配設されて
いる。13は負荷、14は蓄電池11の端子電圧を検出してリ
レーRy1〜Ry4の開閉を制御する制御手段であり、該制御
手段14は、リレーRy1〜Ry4の開閉回数を平均化するよう
に制御する。
第２図に基づきリレーRy1〜Ry4の制御をさらに詳しく
説明する。
説明する。
制御手段14は２つのリングカウンタ15,16ANDゲート回
路17,18とORゲート回路19とタイミング信号発生回路20,
21と蓄電池11の電圧ラインからセット電圧及びリセット
電圧を検知する電圧センサ22,23とから構成されてい
る。
路17,18とORゲート回路19とタイミング信号発生回路20,
21と蓄電池11の電圧ラインからセット電圧及びリセット
電圧を検知する電圧センサ22,23とから構成されてい
る。
電圧センサ22は蓄電池11の電圧レベルを検出し太陽電
池PV1〜PV4の充電を必要とする時にタイミング信号発生
回路20からの出力とアンドをとりANDゲート回路17を介
してリングカウンタ15にカウントパルスを出力する。リ
ングカウンタ15はリレーRy1〜Ry4のセット信号を出力す
るためのものでリレーRy1〜Ry4がサイクリックにセット
されるようにセット信号が出力されるたびに今蓄電池11
の電圧が過充電防止の設定電圧（セット電圧）になると
電圧センサ22がこれを検知し、リングカウンタ15にカウ
ント信号を送り、リレースイッチRy1がセット（開放）
される。このため太陽電池RV1が切り離され、蓄電池11
の電圧が上昇し、過充電防止の設定電圧に達すればさら
にカウント信号がリングカウンタ５に送られ、リレース
イッチRy2がセットされ太陽電池PV2が切り離される。
池PV1〜PV4の充電を必要とする時にタイミング信号発生
回路20からの出力とアンドをとりANDゲート回路17を介
してリングカウンタ15にカウントパルスを出力する。リ
ングカウンタ15はリレーRy1〜Ry4のセット信号を出力す
るためのものでリレーRy1〜Ry4がサイクリックにセット
されるようにセット信号が出力されるたびに今蓄電池11
の電圧が過充電防止の設定電圧（セット電圧）になると
電圧センサ22がこれを検知し、リングカウンタ15にカウ
ント信号を送り、リレースイッチRy1がセット（開放）
される。このため太陽電池RV1が切り離され、蓄電池11
の電圧が上昇し、過充電防止の設定電圧に達すればさら
にカウント信号がリングカウンタ５に送られ、リレース
イッチRy2がセットされ太陽電池PV2が切り離される。
このようにリングカウンタ15によりサイクリックに各
リレースイッチRy1〜Ry4がセットされる。
リレースイッチRy1〜Ry4がセットされる。
一方蓄電池11の電圧がリセット（閉じる）電圧になる
と電圧センサ23がこれを検知し、AND回路18に信号を送
り、セット信号が出ている時のみAND回路18よりカウン
ト信号がリングカウンタ16に送られ、リレースイッチRy
1から順にサイクリックにリセットされる。
と電圧センサ23がこれを検知し、AND回路18に信号を送
り、セット信号が出ている時のみAND回路18よりカウン
ト信号がリングカウンタ16に送られ、リレースイッチRy
1から順にサイクリックにリセットされる。
以上のようにサイクリックにリレースイッチRy1〜Ry4
が行われるため、リレースイッチの開閉回数が平均化さ
れる。
が行われるため、リレースイッチの開閉回数が平均化さ
れる。
なお、上記実施例では、本発明を実施するための一例
にすぎずリングカウンタを用いて別の回路構成をとって
もよいし、またマイクロコンピュータを用いて各リレー
スイッチの閉回数を記憶させ開閉回数の少ないものから
使用していくこともできる。
にすぎずリングカウンタを用いて別の回路構成をとって
もよいし、またマイクロコンピュータを用いて各リレー
スイッチの閉回数を記憶させ開閉回数の少ないものから
使用していくこともできる。
以上説明したように、本発明は制御手段により太陽電
池各群に接続されたリレースイッチの開閉回数を平均化
するようにして制御したので、リレースイッチの寿命が
均一化され、保守が容易となる。
池各群に接続されたリレースイッチの開閉回数を平均化
するようにして制御したので、リレースイッチの寿命が
均一化され、保守が容易となる。
第１図は本発明の太陽光発電装置電体を示すブロック図
であり、第２図は制御手段の構成の一例を示す回路図で
ある。 第３図は従来の太陽光発電システムを示すブロック図で
ある。 Ry1〜Ry4……リレースイッチ 14……制御手段
であり、第２図は制御手段の構成の一例を示す回路図で
ある。 第３図は従来の太陽光発電システムを示すブロック図で
ある。 Ry1〜Ry4……リレースイッチ 14……制御手段
Claims (1)
- 【請求項１】複数の太陽電池と、該太陽電池の電力を充
電する蓄電池と、前記各太陽電池と蓄電池間に設けられ
た複数の開閉器と、該開閉器の制御を行う手段とから成
り、前記制御手段により前記各開閉器のON−OFF回数が
平均化されるように各開閉器のON−OFF動作を順次行な
うように制御したことを特徴とする太陽光発電装置の制
御方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23140987A JP2593318B2 (ja) | 1987-09-16 | 1987-09-16 | 太陽光発電装置の制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23140987A JP2593318B2 (ja) | 1987-09-16 | 1987-09-16 | 太陽光発電装置の制御方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6477435A JPS6477435A (en) | 1989-03-23 |
| JP2593318B2 true JP2593318B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=16923148
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23140987A Expired - Fee Related JP2593318B2 (ja) | 1987-09-16 | 1987-09-16 | 太陽光発電装置の制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2593318B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010024653A2 (ko) * | 2008-09-01 | 2010-03-04 | 주식회사 엘지화학 | 배터리 팩과 부하 간의 스위치부 제어장치 및 방법, 그리고 상기 장치를 포함하는 배터리 팩 및 배터리 관리 장치 |
| US8735763B2 (en) | 2008-09-02 | 2014-05-27 | Mitsubishi Electric Corporation | Power supply device for electrical discharge machine |
-
1987
- 1987-09-16 JP JP23140987A patent/JP2593318B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6477435A (en) | 1989-03-23 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |