JP2591340Y2 - 防犯カメラ装置 - Google Patents
防犯カメラ装置Info
- Publication number
- JP2591340Y2 JP2591340Y2 JP1993000796U JP79693U JP2591340Y2 JP 2591340 Y2 JP2591340 Y2 JP 2591340Y2 JP 1993000796 U JP1993000796 U JP 1993000796U JP 79693 U JP79693 U JP 79693U JP 2591340 Y2 JP2591340 Y2 JP 2591340Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- security camera
- glass
- base
- camera device
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- Burglar Alarm Systems (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、防犯カメラのレンズ部
が外部から見て判別できない防犯カメラ装置に関する。
が外部から見て判別できない防犯カメラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、防犯カメラは、銀行をはじめ、百
貨店、郵便局、小売店、事務所の受付等多くの場所に設
備されている。
貨店、郵便局、小売店、事務所の受付等多くの場所に設
備されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本来、防犯カメラは強
盗等の犯罪を未然に防止することを目的としているが、
明らかにカメラと判別できるように設置していると、犯
人は犯行時、または犯行前にカメラを破壊したり覆った
りすることを簡単に行え、またその監視範囲を避けるこ
とも容易である。
盗等の犯罪を未然に防止することを目的としているが、
明らかにカメラと判別できるように設置していると、犯
人は犯行時、または犯行前にカメラを破壊したり覆った
りすることを簡単に行え、またその監視範囲を避けるこ
とも容易である。
【0004】また、事務所の受付や会議室などにカメラ
があると、来客者に監視されているのではないかという
精神的圧力をかけてしまう。
があると、来客者に監視されているのではないかという
精神的圧力をかけてしまう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の点に鑑
み、防犯カメラのレンズ部を略火災感知器の外枠内に設
けるものであって、基台およびカバーからなる外枠がベ
ースに装着され、天井板の開口に合わせて固定され、内
部に防犯カメラのレンズ部を設けた防犯カメラ装置にお
いて、カバーには、円筒部が形成されその外周にはほぼ
透明であってよい有色のガラスが配置され、レンズ部が
ガラスの中央に配置されて円柱部の回動部により周囲を
見ることができること、または、カバーは、ほぼ透明で
あってよい有色のガラスで形成され、レンズ部がガラス
の中央に配置されて円柱部の移動部により上下左右に自
由に見ることができることを特徴とするものである。
み、防犯カメラのレンズ部を略火災感知器の外枠内に設
けるものであって、基台およびカバーからなる外枠がベ
ースに装着され、天井板の開口に合わせて固定され、内
部に防犯カメラのレンズ部を設けた防犯カメラ装置にお
いて、カバーには、円筒部が形成されその外周にはほぼ
透明であってよい有色のガラスが配置され、レンズ部が
ガラスの中央に配置されて円柱部の回動部により周囲を
見ることができること、または、カバーは、ほぼ透明で
あってよい有色のガラスで形成され、レンズ部がガラス
の中央に配置されて円柱部の移動部により上下左右に自
由に見ることができることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本考案の防犯カメラ装置は、一見して火災感知
器に見えるので、防犯カメラであると認識できない。従
って、犯人はカメラに気付かずに行動するので、事件が
発生しても破壊または妨害されることはなく、その犯行
をカメラに捕らえることができる。
器に見えるので、防犯カメラであると認識できない。従
って、犯人はカメラに気付かずに行動するので、事件が
発生しても破壊または妨害されることはなく、その犯行
をカメラに捕らえることができる。
【0007】また、事務所の受付や会議室に設けると、
来客者に不信感を与えず、非常に都合がよい。
来客者に不信感を与えず、非常に都合がよい。
【0008】
【実施例】以下、本考案の一実施例について説明する。
図1および図3は、それぞれ本考案を利用した防犯カメ
ラ装置を示す断面図であり、図2および図4はそれぞれ
の外観図、図5は、簡単に設置状態を示す概略図であ
る。
図1および図3は、それぞれ本考案を利用した防犯カメ
ラ装置を示す断面図であり、図2および図4はそれぞれ
の外観図、図5は、簡単に設置状態を示す概略図であ
る。
【0009】図1において、火災感知器と同形の基台1
およびカバー2からなる感知器外枠が図示しない刃金具
および刃受金具の嵌合等により感知器ベース3に装着さ
れ、ベース3は、その開口部を設置される天井板4の開
口部5に合わせて、ねじ止め等により固定されている。
およびカバー2からなる感知器外枠が図示しない刃金具
および刃受金具の嵌合等により感知器ベース3に装着さ
れ、ベース3は、その開口部を設置される天井板4の開
口部5に合わせて、ねじ止め等により固定されている。
【0010】この外枠のカバー2は、外観円錐型をな
し、その中央に感知器では煙検出部が収容される円筒部
6が形成されている。そして、この円筒部6の外周は、
感知器であると通常煙流入口が形成されていて防虫網が
設けられている。本実施例では、この円筒部6の外周に
は、ほぼ透明であってよい有色ガラス7が設けられてい
る。このガラス7の色は、薄暗い色で黒色が好ましく、
外側から内部が暗く見えにくくなっていればよい。ま
た、材質は無機ガラスに限らず透明樹脂等であってよ
い。そして、このガラス7で囲われた円筒部6内に防犯
カメラ装置のレンズ部8が配置されている。
し、その中央に感知器では煙検出部が収容される円筒部
6が形成されている。そして、この円筒部6の外周は、
感知器であると通常煙流入口が形成されていて防虫網が
設けられている。本実施例では、この円筒部6の外周に
は、ほぼ透明であってよい有色ガラス7が設けられてい
る。このガラス7の色は、薄暗い色で黒色が好ましく、
外側から内部が暗く見えにくくなっていればよい。ま
た、材質は無機ガラスに限らず透明樹脂等であってよ
い。そして、このガラス7で囲われた円筒部6内に防犯
カメラ装置のレンズ部8が配置されている。
【0011】外枠の基台1の中央には開口部15が設け
られ、そこをレンズ部8からの光を反射部14を介して
防犯カメラ装置の本体9に接続するための円柱部10が
通過している。円柱部10には、ベース3の開口部16
に装着するための係合部11を有する固定部12が設け
られ、固定部12はレンズ部8の位置がガラス7の部分
に適切に配置されるように高さ調整が行えるようになっ
ている。そして防犯カメラ装置の本体9は信号線により
図示しない防犯設備に接続され、この外観は、図2に示
すように、一見煙式の火災感知器に見えるので、その監
視区域の画像を安全に監視センタに送出することができ
る。また、円柱部10に回動部13を設けることによ
り、ガラス7の形状に合わせて周囲を見ることができ
る。
られ、そこをレンズ部8からの光を反射部14を介して
防犯カメラ装置の本体9に接続するための円柱部10が
通過している。円柱部10には、ベース3の開口部16
に装着するための係合部11を有する固定部12が設け
られ、固定部12はレンズ部8の位置がガラス7の部分
に適切に配置されるように高さ調整が行えるようになっ
ている。そして防犯カメラ装置の本体9は信号線により
図示しない防犯設備に接続され、この外観は、図2に示
すように、一見煙式の火災感知器に見えるので、その監
視区域の画像を安全に監視センタに送出することができ
る。また、円柱部10に回動部13を設けることによ
り、ガラス7の形状に合わせて周囲を見ることができ
る。
【0012】図3において、この実施例は、図1の外枠
を構成する基台1およびカバー2を基台21およびカバ
ー22によって構成したものであり、その他の部材で後
述しないものは、図1のものとその構造も作用も同じも
のである。
を構成する基台1およびカバー2を基台21およびカバ
ー22によって構成したものであり、その他の部材で後
述しないものは、図1のものとその構造も作用も同じも
のである。
【0013】この感知器本体のカバー22は、熱式の火
災感知器に使用される空気室の外観に合わせて形成され
ていて、材質はほぼ透明の有色ガラスでガラス7とは逆
に基台21に合わせた白色系の着色がなされていること
が好ましい。
災感知器に使用される空気室の外観に合わせて形成され
ていて、材質はほぼ透明の有色ガラスでガラス7とは逆
に基台21に合わせた白色系の着色がなされていること
が好ましい。
【0014】このカバー22を透して監視する場合に
は、図1の場合に比べて真下を見ることができ、レンズ
部8をカバー22内で自由に配置できるように円柱部1
0の上部には移動部23が形成されている。これにより
レンズ部8は移動部23を中心として、上下左右の必要
な方向を見ることができる。図3の場合の外観も、図4
に示すように、一見熱式の火災感知器に見えるので、そ
の監視区域の画像を安全に監視センタに送出することが
できる。
は、図1の場合に比べて真下を見ることができ、レンズ
部8をカバー22内で自由に配置できるように円柱部1
0の上部には移動部23が形成されている。これにより
レンズ部8は移動部23を中心として、上下左右の必要
な方向を見ることができる。図3の場合の外観も、図4
に示すように、一見熱式の火災感知器に見えるので、そ
の監視区域の画像を安全に監視センタに送出することが
できる。
【0015】本考案の各実施例において、防犯カメラの
レンズ部を火災感知器の外形と同じ形状の外枠内に配置
したものを使用しているが、外枠の形状は火災感知器と
完全に同じである必要はなく、例えば図1の実施例にお
いて、円筒部6の下面に有色ガラス7と同質のガラス板
を用いて窓を構成し、真下を見れるものとしてもよい。
更に外枠内面およびレンズ部7等表面を黒塗りし、図2
の実施例では、同様に白塗りすることが好ましい。
レンズ部を火災感知器の外形と同じ形状の外枠内に配置
したものを使用しているが、外枠の形状は火災感知器と
完全に同じである必要はなく、例えば図1の実施例にお
いて、円筒部6の下面に有色ガラス7と同質のガラス板
を用いて窓を構成し、真下を見れるものとしてもよい。
更に外枠内面およびレンズ部7等表面を黒塗りし、図2
の実施例では、同様に白塗りすることが好ましい。
【0016】図5は、図1の防犯カメラ装置を部屋30
に設置した場合の概略図であり、2個の防犯カメラ装置
31、32がその天井面に設置されている。
に設置した場合の概略図であり、2個の防犯カメラ装置
31、32がその天井面に設置されている。
【0017】この部屋30の左側には防犯カメラ装置3
1が設けられ、視野V1により、部屋30の右側を見て
いる。また、部屋30の右側には防犯カメラ装置32が
設けられ、視野V2により、部屋30の左側を見てい
る。このように配置しておけば防犯カメラ装置のレンズ
部8を回動させなくても、部屋30のほぼ全域を監視で
き、必要な場合にのみ、回動部13を駆動させればよ
い。
1が設けられ、視野V1により、部屋30の右側を見て
いる。また、部屋30の右側には防犯カメラ装置32が
設けられ、視野V2により、部屋30の左側を見てい
る。このように配置しておけば防犯カメラ装置のレンズ
部8を回動させなくても、部屋30のほぼ全域を監視で
き、必要な場合にのみ、回動部13を駆動させればよ
い。
【0018】また、この部屋30には、当然火災感知器
が設けられるが防犯カメラ装置31、32はそれに合わ
せた形状をしていることが好ましい。更に盗難の危険性
の高い場所には、ダミーのカメラを複数設けておくこと
が好ましい。
が設けられるが防犯カメラ装置31、32はそれに合わ
せた形状をしていることが好ましい。更に盗難の危険性
の高い場所には、ダミーのカメラを複数設けておくこと
が好ましい。
【0019】
【考案の効果】以上のように、本考案では、防犯カメラ
装置において、カバーに円筒部が形成されその外周には
ほぼ透明であってよい有色のガラスが配置され、また
は、カバーがほぼ透明であってよい有色のガラスで形成
され、レンズ部がガラスの中央に配置されて、円柱部の
回動部、または、移動部により周囲を見ることができ、
一見して防犯カメラがあることを認識できない。従っ
て、犯人はカメラに気付かず行動するので、事件が発生
しても破壊または妨害されることはなく、その犯行をカ
メラに捕らえることができる。
装置において、カバーに円筒部が形成されその外周には
ほぼ透明であってよい有色のガラスが配置され、また
は、カバーがほぼ透明であってよい有色のガラスで形成
され、レンズ部がガラスの中央に配置されて、円柱部の
回動部、または、移動部により周囲を見ることができ、
一見して防犯カメラがあることを認識できない。従っ
て、犯人はカメラに気付かず行動するので、事件が発生
しても破壊または妨害されることはなく、その犯行をカ
メラに捕らえることができる。
【0020】また、事務所の受付や会議室に設けると、
カバーの内部でレンズ部が周囲を見渡せ、外観からはわ
からないので来客者に不信感を与えず、警備上非常に都
合がよい。
カバーの内部でレンズ部が周囲を見渡せ、外観からはわ
からないので来客者に不信感を与えず、警備上非常に都
合がよい。
【図1】本考案の一実施例を示す断面図。
【図2】図1の外観図。
【図3】本考案の一実施例を示す断面図。
【図4】図3の外観図。
【図5】本考案を利用した設置状況を示す概略図。
1、21 基台 2、22 カバー 3 ベース 7 ガラス 8 レンズ部
Claims (2)
- 【請求項1】 基台およびカバーからなる外枠がベース
に装着され、天井板の開口に合わせて固定され、内部に
防犯カメラのレンズ部を設けた防犯カメラ装置におい
て、 前記カバーは、円筒部が形成されるとともに該円筒部の
外周にはほぼ透明であってよい有色のガラスが配置さ
れ、 前記レンズ部が、前記ガラスの中央に配置されていると
ともに、前記レンズ部を天井板背面の本体に接続する円
柱部に回動部が設けられていることを特徴とする防犯カ
メラ装置。 - 【請求項2】 基台およびカバーからなる外枠がベース
に装着され、天井板の開口に合わせて固定され、内部に
防犯カメラのレンズ部を設けた防犯カメラ装置におい
て、 前記カバーは、ほぼ透明であってよい有色のガラスで形
成され、 前記レンズ部が、前記ガラスの中央に配置されていると
ともに、前記レンズ部を天井板背面の本体に接続する円
柱部に上下左右の移動部が設けられていることを特徴と
する防犯カメラ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993000796U JP2591340Y2 (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 防犯カメラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993000796U JP2591340Y2 (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 防犯カメラ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0658655U JPH0658655U (ja) | 1994-08-12 |
JP2591340Y2 true JP2591340Y2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=11483647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993000796U Expired - Fee Related JP2591340Y2 (ja) | 1993-01-18 | 1993-01-18 | 防犯カメラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2591340Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7293184B2 (ja) * | 2020-12-24 | 2023-06-19 | 医療法人社団皓有会 | 監視装置 |
-
1993
- 1993-01-18 JP JP1993000796U patent/JP2591340Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0658655U (ja) | 1994-08-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |