JP2591157Y2 - テープレコーダ等のキャリーケース - Google Patents

テープレコーダ等のキャリーケース

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JP2591157Y2
JP2591157Y2 JP1992005885U JP588592U JP2591157Y2 JP 2591157 Y2 JP2591157 Y2 JP 2591157Y2 JP 1992005885 U JP1992005885 U JP 1992005885U JP 588592 U JP588592 U JP 588592U JP 2591157 Y2 JP2591157 Y2 JP 2591157Y2
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JP
Japan
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cord
carry case
tape recorder
housing
holding
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JP1992005885U
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樹 田島
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アイワ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、ヘッドホンやイヤホ
ンで聴取可能なテープレコーダ等のキャリーケースに関
する。
【0002】
【従来の技術】ヘッドホンやイヤホン等で聴取可能な機
器例えばテープレコーダを持ち運ぶときは、他の物にぶ
つけて傷が付いたり破損したりするのを防止するため、
キャリーケースに入れて持ち運ぶことが多い。このキャ
リーケースは、人工皮革など丈夫で比較的柔かな材料で
形成されている。そしてヘッドホンやイヤホンを使用し
ない場合は、テープレコーダとともにこのキャリーケー
スの中に収納して持ち運ぶのが普通である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述したような従来の
ヘッドホンやイヤホンで聴取可能なテープレコーダ等の
キャリーケースにおいては、ヘッドホンやイヤホンのハ
ウジングおよびコードは単に小さく丸めて収納するよう
にしかなっていない。したがって、ハウジングがコード
に絡まってしまい、これを分離するのに手間がかかると
いう問題がある。また、場合によってはハウジングおよ
びコードが膨らんでキャリーケースの出し入れ口が完全
に閉まらず、ハウジングやコードが外部にはみ出てしま
うこともある。
【0004】そこでこの考案は上述したような課題を解
決したものであって、ハウジングとコードが絡まるのを
防止可能なテープレコーダ等のキャリーケースを提案す
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め本考案においては、ヘッドホンやイヤホンで聴取可能
な機器を携帯もしくは保管するときに使用するテープレ
コーダ等のキャリーケースにおいて、弾性を有する材質
からなり、ヘッドホンやイヤホンのコード部又はネック
部を挟持するための挟持部と、挟持したネック部又はコ
ード部の脱落を防止するためのフック部から構成される
係止手段を、キャリーケースの内側に設けたことを特徴
とするものである。
【0006】
【作用】図1に示すように、ヘッドホンステレオ(図示
せず)を使用しない場合は、ハウジング20を係止部1
2(図2)に係止する。これによってハウジング20と
コード22が絡まるのを防止できる。さらにハウジング
20が所定の位置に固定されるので、コード22をキャ
リーケース1内に収納し易くなる。したがって、ファス
ナー11もしめ易くなり、出し入れ口が完全にしまるよ
うになる。
【0007】
【実施例】続いて、この考案に係わるテープレコーダ等
のキャリーケースをヘッドホンステレオのキャリーケー
スに適用した場合の一実施例について、図面を参照して
詳細に説明する。
【0008】図1は本考案によるヘッドホンステレオの
キャリーケース1の外観図であり、出し入れ口を開口し
た状態を示す。このキャリーケース1は人工皮革で形成
されており、出し入れ口に取り付けたファスナ11を閉
めたとき、その内部にヘッドホンステレオ(図示せず)
が丁度よく納まるようになっている。
【0009】このキャリーケース1の内側には、ハウジ
ング20を係止するための係止部12が設けられてい
る。この係止部12は弾性を有する樹脂で成形されてお
り、図2に示すようにハウジング20のネック部21を
挟持するための挟持部13と、ネック部21の脱落を防
止するためのフック部14とからなっている。フック部
14は、ネック部21を外側から挿入し易いように外側
が傾斜している。
【0010】ハウジング20を係止するときは、同図右
側に示すようにネック部21をフック部14に当てて内
側に押し込むことにより、このフック部14が上方に持
ち上げられてネック部21が挟持部13内に挿入され
る。そしてネック部21が挟持部13内に挿入される
と、フック部14が弾性で元に戻り、これによってネッ
ク部21が脱落するのが防止される。このようにハウジ
ング20を係止部12に係止すれば、コード22が絡み
付くことがない。
【0011】さらに、ハウジング20が所定の位置に固
定されるので、コード22をキャリーケース1内に収納
し易くなる。したがって出し入れ口が完全に閉まるよう
になり、コード22がはみ出すようなことを防止でき
る。
【0012】また、両方の係止部12の間にはコード2
2を挟持するための隙間15が設けられており、例えば
ヘッドホンステレオを使用するときにコード22が長す
ぎるような場合は、コード22の途中をこの隙間15に
挟むことによって長さの調整をすることが可能になる。
したがって、長過ぎたコード22が邪魔になったり、周
囲のものに引っ掛かりコード22が切れてしまうという
ような事故も防ぐことができる。
【0013】係止部12は任意の位置に取り付けること
ができるが、例えば図1に示したように出し入れ口の角
部16に取り付けることにより、ファスナ11を閉めた
場合には完全に被覆され、また、開口したときにはハウ
ジング20を容易に取り出せるようになるので好まし
い。
【0014】
【考案の効果】以上説明したように、本考案はヘッドホ
ンやイヤホンで聴取可能なテープレコーダ等のキャリー
ケースにヘッドホンやイヤホンのハウジングを係止する
ための係止手段を設けたものである。したがって本考案
によれば、ハウジングとコードが絡まるのを防止可能
で、さらにハウジングやコードがはみ出すようなことを
防止可能になるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わるテープレコーダ等のキャリーケ
ースで、出し入れ口を開口した状態を示す外観図であ
る。
【図2】係止部の断面図である。
【符号の説明】
1 キャリーケース 11 ファスナ 12 係止部 13 挟持部 14 フック部 15 隙間 16 角部 20 ハウジング 21 ネック部 22 コード

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッドホンやイヤホンで聴取可能な機器を
    携帯もしくは保管するときに使用するテープレコーダ等
    のキャリーケースにおいて、 弾性を有する材質からなり、前記ヘッドホンや前記イヤ
    ホンのコード部又はネック部を挟持するための挟持部
    と、 挟持した前記ネック部又は前記コード部の脱落を防止す
    るためのフック部から構成される係止手段を、 前記キャリーケースの内側に設けたことを特徴とするテ
    ープレコーダ等のキャリーケース。
JP1992005885U 1992-02-14 1992-02-14 テープレコーダ等のキャリーケース Expired - Fee Related JP2591157Y2 (ja)

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JPS5949562B2 (ja) * 1979-07-06 1984-12-04 株式会社日立製作所 液晶表示素子
JPS6442590U (ja) * 1987-09-09 1989-03-14

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