JP2587231B2 - 炭化水素材料の流体の接触分解用装置 - Google Patents
炭化水素材料の流体の接触分解用装置Info
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- JP2587231B2 JP2587231B2 JP62069288A JP6928887A JP2587231B2 JP 2587231 B2 JP2587231 B2 JP 2587231B2 JP 62069288 A JP62069288 A JP 62069288A JP 6928887 A JP6928887 A JP 6928887A JP 2587231 B2 JP2587231 B2 JP 2587231B2
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10G—CRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
- C10G11/00—Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils
- C10G11/14—Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils with preheated moving solid catalysts
- C10G11/18—Catalytic cracking, in the absence of hydrogen, of hydrocarbon oils with preheated moving solid catalysts according to the "fluidised-bed" technique
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01F—MIXING, e.g. DISSOLVING, EMULSIFYING OR DISPERSING
- B01F25/00—Flow mixers; Mixers for falling materials, e.g. solid particles
- B01F25/30—Injector mixers
- B01F25/31—Injector mixers in conduits or tubes through which the main component flows
- B01F25/311—Injector mixers in conduits or tubes through which the main component flows for mixing more than two components; Devices specially adapted for generating foam
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J8/00—Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes
- B01J8/18—Chemical or physical processes in general, conducted in the presence of fluids and solid particles; Apparatus for such processes with fluidised particles
- B01J8/1818—Feeding of the fluidising gas
- B01J8/1827—Feeding of the fluidising gas the fluidising gas being a reactant
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- Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
- Hydrogen, Water And Hydrids (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 分野 本発明は流体を混合する装置及び方法に関するもので
ある。
ある。
概要 流体、例えば、炭化水素油及び蒸気を、同心的に取り
付けられた2つのノズル(下流端において限定された開
口部を持つ管)を使用して混合することは知られてい
る。該2つのノズルの内側の比較的小さな直径のノズル
は炭化水素油のジエツト流を、内側ノズルの下流端と外
側ノズルの下流端との間の収束された空間に導入するの
に使用される。一方、蒸気は二管の間の環状の隙間を介
して収束された空間に導入され、最後には外側のノズル
を通つて反応器に放出される油との混合物を形成する。
付けられた2つのノズル(下流端において限定された開
口部を持つ管)を使用して混合することは知られてい
る。該2つのノズルの内側の比較的小さな直径のノズル
は炭化水素油のジエツト流を、内側ノズルの下流端と外
側ノズルの下流端との間の収束された空間に導入するの
に使用される。一方、蒸気は二管の間の環状の隙間を介
して収束された空間に導入され、最後には外側のノズル
を通つて反応器に放出される油との混合物を形成する。
しかしながら、第1の流体(炭化水素油)(中央の内
側ノズルの開口部を通つて進む)と第2の流体(蒸気)
との比較的小さな収束されている空間における混合は、
最適なものとは程遠いものである。その油のジエツト流
の少なくとも幾分かは、細分されたり蒸気と混合される
ことなく、中央の外側のノズル開口部を通つて進んで行
く。
側ノズルの開口部を通つて進む)と第2の流体(蒸気)
との比較的小さな収束されている空間における混合は、
最適なものとは程遠いものである。その油のジエツト流
の少なくとも幾分かは、細分されたり蒸気と混合される
ことなく、中央の外側のノズル開口部を通つて進んで行
く。
その上、比較的小さな混合領域を提供する為、限定さ
れた出口開口部を有する外方の管と、最大でも外方の管
の直径に限定される内方の管とを含むノズル組立体によ
つて、出口開口部から液状の炭化水素とガスを混合する
ことは知られている。液状の炭化水素は2つの管の間の
環状空間を介して流れ、該環状空間には液状の炭化水素
に接戦速度を付与するために羽根が装着されている。し
かしながら、この装置においては、比較的高速度をもつ
て内方の管を流れるガス(例えば蒸気)は、少なくとも
部分的には細分化されない流れとして、外方の管の中央
に配置されている出口開口部を通つて、液状の炭化水素
と混合することなく進んで行くことになる。
れた出口開口部を有する外方の管と、最大でも外方の管
の直径に限定される内方の管とを含むノズル組立体によ
つて、出口開口部から液状の炭化水素とガスを混合する
ことは知られている。液状の炭化水素は2つの管の間の
環状空間を介して流れ、該環状空間には液状の炭化水素
に接戦速度を付与するために羽根が装着されている。し
かしながら、この装置においては、比較的高速度をもつ
て内方の管を流れるガス(例えば蒸気)は、少なくとも
部分的には細分化されない流れとして、外方の管の中央
に配置されている出口開口部を通つて、液状の炭化水素
と混合することなく進んで行くことになる。
流体の流れの最良の混合は、管状の混合区画の上流端
の部分に導入されるべき二つの流体の最初の接触のため
比較的大きな空間を提供することによつて達成されると
いうことが、現在知られている。
の部分に導入されるべき二つの流体の最初の接触のため
比較的大きな空間を提供することによつて達成されると
いうことが、現在知られている。
本発明は、それ故に、実質的には同軸に配置された第
2流体用の送込手段の内側に画定された第1流体用の環
状の入口開口部をその上流端部に有する管状の混合区画
と、混合された流体の出口開口部を含む流体混合装置に
関するものである。
2流体用の送込手段の内側に画定された第1流体用の環
状の入口開口部をその上流端部に有する管状の混合区画
と、混合された流体の出口開口部を含む流体混合装置に
関するものである。
本発明によるこの装置の大きな利点は、その運転期間
において、第1流体の流れを分断し噴霧化する効果を挙
げるため第2流体によつて囲われた環状の開口部を通つ
て、第1流体が管状の混合区画の上流端部に入つた後
に、その第1流体の流れが実質的に完全に細分化される
ということである。
において、第1流体の流れを分断し噴霧化する効果を挙
げるため第2流体によつて囲われた環状の開口部を通つ
て、第1流体が管状の混合区画の上流端部に入つた後
に、その第1流体の流れが実質的に完全に細分化される
ということである。
本発明によるこの装置は、例えば、炭化水素のような
物質と蒸気の混合物を作り、そしてその混合物を流動化
した触媒の粒子を含む立上り反応器に導入するため、接
触分解作動において効果的に使用することができる。こ
のように、この装置は前記粒子を分解するべき炭化水素
のような供給物と共に急速に確実に均一に混合する。従
つて、本発明は、さらに、上文に述べられているように
少なくとも部分的にはその底部の内方に装備されている
管状の混合区画を有する、実質的に垂直に装備された管
状室を含む炭化水素材料の流体の接触分解のための装置
に関するものである。このような装置は、英国特許出願
第8607698号に記述されているように、微粒子の固体と
液体とを接触させる装置の特徴を有している。
物質と蒸気の混合物を作り、そしてその混合物を流動化
した触媒の粒子を含む立上り反応器に導入するため、接
触分解作動において効果的に使用することができる。こ
のように、この装置は前記粒子を分解するべき炭化水素
のような供給物と共に急速に確実に均一に混合する。従
つて、本発明は、さらに、上文に述べられているように
少なくとも部分的にはその底部の内方に装備されている
管状の混合区画を有する、実質的に垂直に装備された管
状室を含む炭化水素材料の流体の接触分解のための装置
に関するものである。このような装置は、英国特許出願
第8607698号に記述されているように、微粒子の固体と
液体とを接触させる装置の特徴を有している。
本発明による装置の好適な実施例について、第1〜4
図を用いて以下に説明する。ここで該第1〜4図におい
て対応する部分に関連する参照番号は同一の番号となつ
ている。
図を用いて以下に説明する。ここで該第1〜4図におい
て対応する部分に関連する参照番号は同一の番号となつ
ている。
好適な実施例 第1図において図式的に画かれている如く、本発明の
装置は、第1の流体(例えば液体)の上方へ向かう流れ
のための環状入口開口部2を有している管状の混合区画
1を含み、該第1の流体は開口部3を介して管状の液体
送込手段4内に導入され、該送込手段4は、第2の流体
(例えばガス)のための送込手段5内部で少なくとも部
分的には実質的に同軸にて好適に配置されている。
装置は、第1の流体(例えば液体)の上方へ向かう流れ
のための環状入口開口部2を有している管状の混合区画
1を含み、該第1の流体は開口部3を介して管状の液体
送込手段4内に導入され、該送込手段4は、第2の流体
(例えばガス)のための送込手段5内部で少なくとも部
分的には実質的に同軸にて好適に配置されている。
好適には、送込手段5は、区画1の上流端6及び第2
流体の入口11に接続されている管(管状の混合区画より
大きい直径を有し得る)を含んでいる。好適には、第2
流体のための環状の入口開口部7は、管状送込手段5の
壁と環状の入口開口部2との間で画定されている。
流体の入口11に接続されている管(管状の混合区画より
大きい直径を有し得る)を含んでいる。好適には、第2
流体のための環状の入口開口部7は、管状送込手段5の
壁と環状の入口開口部2との間で画定されている。
環状の入口開口部2は、好適には、管状送込手段4
と、少なくとも部分的には該手段4内に配置されている
固定した、あるいは調節可能な偏向手段(変形手段)8
との間に画定されている。本発明による装置の特に好適
な実施例においては、変形手段8は、軸線方向に調節可
能な位置決定手段9、例えば管状の送込手段4の上流端
の外側へ好適に延びていて且つ作動手段10に接続されて
いるロツドへ接続されている。
と、少なくとも部分的には該手段4内に配置されている
固定した、あるいは調節可能な偏向手段(変形手段)8
との間に画定されている。本発明による装置の特に好適
な実施例においては、変形手段8は、軸線方向に調節可
能な位置決定手段9、例えば管状の送込手段4の上流端
の外側へ好適に延びていて且つ作動手段10に接続されて
いるロツドへ接続されている。
管状の送込手段4の下流端の内側に(部分的に)位置
している調節可能な変形手段(例えば、部分的に切頭さ
れた裁頭円錐形を倒立した形状をしている)を持つとい
うことの主な利点は、それにより環状入口開口部2の幅
を変化させる事が可能となり、そして該入口開口部2を
流れる第1の流体の環状の流れの速度を変化する事が可
能となり、且つ幾つかの場合においては該環状の流れの
方向を更に変化する事が可能となり、環状開口部7を介
して流入する第2の流体によつて前記流体の流れの最適
の分断及び噴霧化が達成されると云う事である。
している調節可能な変形手段(例えば、部分的に切頭さ
れた裁頭円錐形を倒立した形状をしている)を持つとい
うことの主な利点は、それにより環状入口開口部2の幅
を変化させる事が可能となり、そして該入口開口部2を
流れる第1の流体の環状の流れの速度を変化する事が可
能となり、且つ幾つかの場合においては該環状の流れの
方向を更に変化する事が可能となり、環状開口部7を介
して流入する第2の流体によつて前記流体の流れの最適
の分断及び噴霧化が達成されると云う事である。
最良の混合を達成するために、そして第1流体が液体
の場合には部分的な気化を達成するために、直径との比
が2:25と云う好適な長さ、最も好適には直径との比が8:
20である細長い管状の混合区画1において、2つの流体
は連続的に混合される。そして本発明によるこの装置は
高められた温度で運転される。管状の混合区画1の下流
部12は、半径方向に、少なくとも部分的には流体の混合
物となつたものを分散するために複数個の出口開口部13
を含み得る。その結果、前記流体の混合物と、本発明に
よるこの装置の少なくとも一部(管状の混合区画1)を
取り囲んでいる液状の、ガス状の、及び/又は粒子状固
体物質との最良の混合を生ずる。管状の混合区画1の壁
の下流部12において、出口開口部13は好適には実質的に
相互に等しい距離にて位置している。
の場合には部分的な気化を達成するために、直径との比
が2:25と云う好適な長さ、最も好適には直径との比が8:
20である細長い管状の混合区画1において、2つの流体
は連続的に混合される。そして本発明によるこの装置は
高められた温度で運転される。管状の混合区画1の下流
部12は、半径方向に、少なくとも部分的には流体の混合
物となつたものを分散するために複数個の出口開口部13
を含み得る。その結果、前記流体の混合物と、本発明に
よるこの装置の少なくとも一部(管状の混合区画1)を
取り囲んでいる液状の、ガス状の、及び/又は粒子状固
体物質との最良の混合を生ずる。管状の混合区画1の壁
の下流部12において、出口開口部13は好適には実質的に
相互に等しい距離にて位置している。
第2図においては、本発明に関する装置の他の実施例
が示されており、該他の実施例は第1図に関連して既に
記載された要素に加えて遮蔽手段15を含んでおり、該遮
蔽手段は好適には少なくとも1つの管状部分16を含み
(最も好適には、該管状部分16は管状混合区画1の下流
部12を同軸的に包囲している)、そして羽根18が設けら
れている環状開口部17を画定している。流体混合物のた
だ一つの出口開口部13は区画1の下流部に位置してい
る。位置決定用のロツド9は、好適には、管状の供給物
送込手段4の内側上部において少なくとも配置されてい
る(例えばリング状の)指向手段14によつて案内され
る。
が示されており、該他の実施例は第1図に関連して既に
記載された要素に加えて遮蔽手段15を含んでおり、該遮
蔽手段は好適には少なくとも1つの管状部分16を含み
(最も好適には、該管状部分16は管状混合区画1の下流
部12を同軸的に包囲している)、そして羽根18が設けら
れている環状開口部17を画定している。流体混合物のた
だ一つの出口開口部13は区画1の下流部に位置してい
る。位置決定用のロツド9は、好適には、管状の供給物
送込手段4の内側上部において少なくとも配置されてい
る(例えばリング状の)指向手段14によつて案内され
る。
本発明は、さらに、(例えば、上昇した温度及び圧力
にて作動される流体接触分解領域19の様な反応領域中に
流体を導入するため)流体を混合する方法に関連し、該
方法は、(環状開口部2を介して)第1の流体の環状の
流れを、入口11を通つて導入される第2の流体の流れで
あつて少なくとも部分的に第1の流体の流れを囲んでい
る流れと共に、管状の混合領域1の上流端6に導入する
事を含み、且つ(流体の混合物を反応領域19へ通過させ
る事によつて)流体の混合物を管状の混合領域1の下流
端12から除去する事を含んでいる。その混合方法は、非
常に広い温度範囲で実施され、もちろん、該温度範囲に
おいては付加される流体が大きな粒状の固体にはならな
い。接触分解方法において使用されるような流体は、好
適には0−600℃の温度で、最も好適には10−400℃の温
度で、混合される。該混合方法は、高められた圧力、最
も好ましいのは絶対圧2−100バール(2−100bar ab
s.)で、粒状の場合は、絶対圧6−50バールで実施され
る。
にて作動される流体接触分解領域19の様な反応領域中に
流体を導入するため)流体を混合する方法に関連し、該
方法は、(環状開口部2を介して)第1の流体の環状の
流れを、入口11を通つて導入される第2の流体の流れで
あつて少なくとも部分的に第1の流体の流れを囲んでい
る流れと共に、管状の混合領域1の上流端6に導入する
事を含み、且つ(流体の混合物を反応領域19へ通過させ
る事によつて)流体の混合物を管状の混合領域1の下流
端12から除去する事を含んでいる。その混合方法は、非
常に広い温度範囲で実施され、もちろん、該温度範囲に
おいては付加される流体が大きな粒状の固体にはならな
い。接触分解方法において使用されるような流体は、好
適には0−600℃の温度で、最も好適には10−400℃の温
度で、混合される。該混合方法は、高められた圧力、最
も好ましいのは絶対圧2−100バール(2−100bar ab
s.)で、粒状の場合は、絶対圧6−50バールで実施され
る。
流体の接触分解方法は、むしろ、400−800℃の温度、
及び絶対圧1.5−10バールで実施される。このような方
法は、前文に記述されているように、そして、第2図で
部分的に画かれているように、触媒の粒子の流れ(例え
ば触媒発生器から送られてくる)を入口20を通つて立上
り反応器の底部区画21内に導入することによつて、炭化
水素のような物質の流体の接触分解のための装置におい
て効果的に実施される。管22を通過して一定の間隔を空
けて配置されている流動化ガスノズル24が付いているリ
ング形或は環状の流動化手段23に導入された蒸気によつ
て、触媒の粒子は流動化され、且つ遮蔽手段15及び遮蔽
された管16のまわりを上方に運ばれる。上方に流れる流
動化した触媒粒子の塊は、少なくとも部分的には噴霧化
された炭化水素の供給物及び出力開口部13から比較的高
速度で放出している蒸気の混合物と、非常に良好な状態
で混合される。冷却用のガス(例、低い圧力の蒸気)
は、ライン25及び環状の冷却用ガス流入空間26を通つて
空間27に導入され、そして、環状の開口部17を通つて排
出される。
及び絶対圧1.5−10バールで実施される。このような方
法は、前文に記述されているように、そして、第2図で
部分的に画かれているように、触媒の粒子の流れ(例え
ば触媒発生器から送られてくる)を入口20を通つて立上
り反応器の底部区画21内に導入することによつて、炭化
水素のような物質の流体の接触分解のための装置におい
て効果的に実施される。管22を通過して一定の間隔を空
けて配置されている流動化ガスノズル24が付いているリ
ング形或は環状の流動化手段23に導入された蒸気によつ
て、触媒の粒子は流動化され、且つ遮蔽手段15及び遮蔽
された管16のまわりを上方に運ばれる。上方に流れる流
動化した触媒粒子の塊は、少なくとも部分的には噴霧化
された炭化水素の供給物及び出力開口部13から比較的高
速度で放出している蒸気の混合物と、非常に良好な状態
で混合される。冷却用のガス(例、低い圧力の蒸気)
は、ライン25及び環状の冷却用ガス流入空間26を通つて
空間27に導入され、そして、環状の開口部17を通つて排
出される。
立上り反応器の底部区画の中央に位置する単一の管状
の混合区画の使用は、比較的短時間にて非常に均一な混
合をもたらす。したがつて、固体(触媒)の粒子が炭化
水素供給物と混合される立上り反応器の区画の長さは比
較的短く、その結果、実際の接触分解について立上り反
応器の残部(上部)の区画の最適な利用をもたらす。
の混合区画の使用は、比較的短時間にて非常に均一な混
合をもたらす。したがつて、固体(触媒)の粒子が炭化
水素供給物と混合される立上り反応器の区画の長さは比
較的短く、その結果、実際の接触分解について立上り反
応器の残部(上部)の区画の最適な利用をもたらす。
その上、本発明による工程を実施することにより、比
較的少量のガス(例、蒸気)だけが与えられた量の液体
を射出するのに必要となる。さらに、反応領域内の前記
粒子に炭化水素の供給物が最適に分布される結果とし
て、触媒の粒子におけるコークス形成、及び反応領域や
混合手段の壁におけるコークス形成は減少される。
較的少量のガス(例、蒸気)だけが与えられた量の液体
を射出するのに必要となる。さらに、反応領域内の前記
粒子に炭化水素の供給物が最適に分布される結果とし
て、触媒の粒子におけるコークス形成、及び反応領域や
混合手段の壁におけるコークス形成は減少される。
本発明は、更にその上、前記されたような方法によつ
て得られた炭化水素系物質に関するものである。
て得られた炭化水素系物質に関するものである。
本発明は以下の例によつて解説される。
例 供給される重い炭化水素油の流れは、第2図に画かれ
ているように、湿度250℃、圧力絶対圧12バールにおい
て装置の入口3に入り、入口11から導入された温度300
℃、圧力絶対圧8バールの蒸気と共に、長さ3m、直径0.
2mの管状の混合区画1において混合される。その結果と
して生成された油蒸気混合物は、毎秒50m以上の速度
で、出口開口部13を通つて、絶対圧3バール(3bar ab
s.)温度520℃で作動している反応領域19に流れる。再
生されたシリカとアルミナをベースにした触媒の粒子
は、700℃の温度で入口20を通つて反応領域19に導入さ
れ、そこで、触媒の粒子は油/水混合物と接触する。
ているように、湿度250℃、圧力絶対圧12バールにおい
て装置の入口3に入り、入口11から導入された温度300
℃、圧力絶対圧8バールの蒸気と共に、長さ3m、直径0.
2mの管状の混合区画1において混合される。その結果と
して生成された油蒸気混合物は、毎秒50m以上の速度
で、出口開口部13を通つて、絶対圧3バール(3bar ab
s.)温度520℃で作動している反応領域19に流れる。再
生されたシリカとアルミナをベースにした触媒の粒子
は、700℃の温度で入口20を通つて反応領域19に導入さ
れ、そこで、触媒の粒子は油/水混合物と接触する。
第1図は、混合装置の縦断面を示している。 第2図は、本発明による混合装置を含む流体接触分解の
ための立上り反応器の底部の縦断面を示している。 第3図は、第1図に画かれている混合装置のAA′線にお
ける横断面を表わしている。 第4図は、第2図に示されている立上り反応器の部分に
配置された混合装置のBB′線における横断面を示してい
る。 1……管状の混合区画、2……第1流体の環状の入口開
口部、3……第1流体の入口開口部、4……第1流体の
送込手段、5……第2流体の送込手段、6……管状の混
合区画の上流端、7……第2流体の環状の入口開口部、
8……変形手段、9……位置決定手段、10……作動手
段、11……第2流体の入口開口部、12……管状の混合区
画の下流端、13……流体混合物出口開口部、14……指向
手段、15……遮蔽手段、16……遮蔽された管、17……管
状の開口部、18……羽根、19……流体触媒分解領域、20
……触媒粒子入口、21……立上り反応器の底部区画、22
……流入管、23……リング形の環状流動化手段、24……
ガスノズル、25……冷却用ガス流入管、26……冷却用ガ
ス環状流入間隙、27……冷却用ガス空間。
ための立上り反応器の底部の縦断面を示している。 第3図は、第1図に画かれている混合装置のAA′線にお
ける横断面を表わしている。 第4図は、第2図に示されている立上り反応器の部分に
配置された混合装置のBB′線における横断面を示してい
る。 1……管状の混合区画、2……第1流体の環状の入口開
口部、3……第1流体の入口開口部、4……第1流体の
送込手段、5……第2流体の送込手段、6……管状の混
合区画の上流端、7……第2流体の環状の入口開口部、
8……変形手段、9……位置決定手段、10……作動手
段、11……第2流体の入口開口部、12……管状の混合区
画の下流端、13……流体混合物出口開口部、14……指向
手段、15……遮蔽手段、16……遮蔽された管、17……管
状の開口部、18……羽根、19……流体触媒分解領域、20
……触媒粒子入口、21……立上り反応器の底部区画、22
……流入管、23……リング形の環状流動化手段、24……
ガスノズル、25……冷却用ガス流入管、26……冷却用ガ
ス環状流入間隙、27……冷却用ガス空間。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C10G 11/20 9279−4H C10G 11/20 (56)参考文献 特開 昭59−130534(JP,A) 特開 昭54−3959(JP,A) 実開 昭57−1847(JP,U) 特公 昭45−26601(JP,B1) 実公 昭45−27086(JP,Y2)
Claims (10)
- 【請求項1】実質的には同軸に配置された蒸気を含む第
2流体の送込手段の内側に画定された炭化水素材料を含
む第1流体の環状の入口開口部をその上流端部に有し、
混合された流体の出口開口部をその下流部分に含む管状
の混合区画を、少なくとも部分的にはその底部の内側に
有する、実質的に垂直に装備された管状質を含む、炭化
水素材料の流体の接触分解用装置であって、第1流体を
外方向に偏向させる手段が該管状混合区画の上流端部に
設けられている前記装置。 - 【請求項2】第2流体のための管状の送込手段が管状の
混合区画の上流端部に接続されている特許請求の範囲第
1項記載の装置。 - 【請求項3】第2流体のための環状の入口開口部が、第
2流体のための管状の送込手段の壁と、第1流体のため
の環状の入口開口部との間に画定されている特許請求の
範囲第1項記載の装置。 - 【請求項4】第1流体のための環状の入口開口部が、少
なくとも部分的に第2流体のための送込手段の内部にお
いて実質的に同軸に配置されている第1流体のための管
状送込手段の内側に画定されている特許請求の範囲第1
〜3項のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項5】第1流体のための環状の入口開口部が、第
1流体のための管状の送込手段と、少なくとも部分的に
該送込手段に配置された偏向手段との間で画定されてい
る特許請求の範囲第4項記載の装置。 - 【請求項6】偏向手段が、軸方向に調節可能な位置決定
手段に接続されている特許請求の範囲第5項記載の装
置。 - 【請求項7】位置決定手段が、第1流体のための管状の
送込手段の上流端の外側に延長し、そして作動手段と接
続されている特許請求の範囲第6項記載の装置。 - 【請求項8】管状の混合区画の下流端は、流体の混合物
のための複数個の出力開口部を含む特許請求の範囲第1
〜7項のいずれか1項に記載の装置。 - 【請求項9】管状の混合区画が、直径との比が2:25であ
る長さを有している特許請求の範囲第1〜8項のいずれ
か1項に記載の装置。 - 【請求項10】管状の混合区画が、直径との比が8:20で
ある長さを有している特許請求の範囲第9項に記載の装
置。
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