JP2586971Y2 - 釣り用水中ライト - Google Patents

釣り用水中ライト

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JP2586971Y2
JP2586971Y2 JP1993034841U JP3484193U JP2586971Y2 JP 2586971 Y2 JP2586971 Y2 JP 2586971Y2 JP 1993034841 U JP1993034841 U JP 1993034841U JP 3484193 U JP3484193 U JP 3484193U JP 2586971 Y2 JP2586971 Y2 JP 2586971Y2
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light
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Inventor
利昭 宮前
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株式会社ミヤマエ
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、釣り糸に取付けて使用
する釣り用水中ライトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、夜釣りまたは深海魚を釣る際
に小型の水中ライトを用いることが知られている。こう
した水中ライトを仕掛けに取付けることによって、釣り
針先の餌を照明し釣果を上げるものであった。また、集
魚灯として用いることもあり、光に寄る魚を釣る場合に
も有効である。
【0003】従来の水中ライトは、蓋体を備えたケース
本体に電球などの発光体および電池を収納し、蓋体とケ
ース本体にはネジが切られており、両者を螺合すること
で水密に密封したものであった。また、上記のネジは電
池スイッチとしての機能を兼ねたものであり、すなわち
ケース本体に蓋体を完全に螺合したとき発光体が点灯す
る構造であった。
【0004】この水中ライトを仕掛けに取付けるには作
業性の面から蓋体をケース本体に螺合した状態で行う
が、しかし、こうした状態では電池スイッチが入ったま
まとなり、電池の消耗が早かった。これを回避するた
め、蓋体をケース本体から外した状態で仕掛けへの取付
け作業を行うことが考えられるが、この場合にはケース
内に海水が入るなど故障の原因となった。
【0005】そこで、水密性を高めるために発光体およ
び電池を密封したケースの外側に、電源オン・オフ手段
を設けた水中ライトが実開平3−55601号公報によ
り提案されている。
【0006】すなわち、上記考案による水中ライトは発
光体と、電池などの電源とこの電源を制御するリードス
イッチとを密閉し得るケースに封入し、このケースの外
側に上記リードスイッチを操作するための磁石片を設け
た構成からなっている。また、この構成に加え電力消費
を軽減させるため発光体を点滅作動させるスイッチング
手段を採用したものであった。この構成の水中ライトに
よれば、ケース外側に設けた磁石片によって、ケース内
のリードスイッチを操作するので、水密性を損なうこと
なく発光体を点灯させることができる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】上記考案の水中ライト
は、ケースの水密性を高めた構成となっている。また、
発光体を制御するスイッチング手段によって光源を点滅
させるので、こうした光源に反応する魚を得るものであ
った。しかし、この水中ライトでは釣り針先の餌を照明
する機能が低いと共に、種類によっては点滅する光源を
嫌う習性の魚もいるので、集魚灯としての効果も十分で
はない。また、潮の状態や気象などの環境に応じて水中
ライトの発光条件を変更するのが望ましい。従って、上
記従来の水中ライトを用いた場合、釣れる魚や環境に制
限があるという問題があった。
【0008】本考案は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、ケースの水密性を保持した上、釣
りたい魚や気象などの環境に応じて、複数の発光体を選
択的に点灯できる釣り用水中ライトを提供することを目
的としたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで本考案は上述の目
的を達成するために、2種類の発光体と、電池と複数の
リードスイッチを組合わせてなる回路とを密封可能なケ
ースに収納すると共に、このケース外側の上記リードス
イッチと相対する位置に磁石を配置したスライド片を設
けたことを基本的構成とする釣り用水中ライトを用い
た。
【0010】さらに、回路の詳細としては、一つの技術
として、一方の発光体は、2個を並列に接続したリード
スイッチを介して電池と接続されると共に、他方の発光
体はリードスイッチ1個を介して上記電池と接続され、
これらリードスイッチ3個はそれぞれ等間隔に配置され
ると共に、スライド片には磁石2個をリードスイッチの
間隔と同じ間隔で配置した構造である。
【0011】
【作用】本考案の水中ライトは、磁石を配置したスライ
ド片によって、ケース内のリードスイッチを操作するの
で、ケースの水密性を保持したまま発光体を点灯させる
ことができる。また、スライド片の位置を適宜変更する
ことによって、2種類の発光体のうち何れか一方を、あ
るいは両方を同時に点灯させる作用を有する。
【0012】
【実施例】以下、本考案の2つの実施例を添付した図面
に基づいて更に詳述する。図1は第1実施例および第2
実施例の水中ライトの外観を示す平面図である。同図
中、1は蓋体1aを螺合することによって、2種類の発
光体2を密封可能とした透明プラスチック製の円筒状水
中ライト本体、3は水中ライト本体1の外側に摺動可能
に設けたスライド片である。このスライド片3はライト
本体1から外れることなく矢印方向に摺動する。なお、
水中ライト本体1の下端中心部には猿環等の撚りもどし
10を取付けると共に、水中ライト本体1と蓋体1a間
にはパッキング4を装着する。
【0013】図2は第1実施例を示した、2種類の発光
体2を制御するための回路図である。ここで、本考案で
は点灯状態を維持する電球等の発光体2aと、点滅作動
するストロボ式発光体2bの2種類を用意している。こ
の回路図において発光体2aは、並列に接続されたリー
ドスイッチ5a・5bを介して電池6と接続されると同
時に、発光体2bは上記リードスイッチ5a・5bと電
池マイナス側ラインが共通であるリードスイッチ5cを
介して電池6と接続されている。このように接続された
リードスイッチは、基板上に等間隔で配置されると共
に、ケース本体1内に載置する場合において、スライド
片3の摺動する範囲に配置されている。
【0014】図3は第1実施例の水中ライトを使用する
際のスライド片3とリードスイッチとの関係を示した図
である。ここで、スライド片3のケース本体1側には2
個の磁石7a・7bがリードスイッチ5a・5c間と同
間隔で配置されている。スライド片3が同図(A)に示
した位置では、全リードスイッチは開路されているの
で、水中ライトを使用しないときはこの状態にしてお
く。スライド片3を同図(B)に示した位置にすること
によって、磁石7aがリードスイッチ5cを閉路させ、
発光体2bのみを点灯させる。次に、同図(C)のよう
にスライド片をさらに移動させると、リードスイッチ5
cは開路され、磁石7aによってリードスイッチ5bの
みが閉路するので発光体2aが点灯する。さらに、スラ
イド片3を同図(D)の位置まで移動させることによ
り、磁石7a・7bによってリードスイッチ5a・5c
が閉路され、発光体2a・2b両方が点灯するのであ
る。
【0015】次に、第2実施例を図4・図5に従って説
明する。図4は、第2実施例において、発光体2を制御
するための回路図である。この回路図に示したように、
発光体2aおよび発光体2bはそれぞれ、並列に接続さ
れたリードスイッチ5a・5b、リードスイッチ5c・
5dを介して電池6に接続されている。さらに、これら
リードスイッチのうち、リードスイッチ5bとリードス
イッチ5cは、後記の磁石7によって同時に開路または
閉路可能な位置まで近接して基板上に配置されている。
図5は、この回路を用いた水中ライトを使用する際のス
ライド片3とリードスイッチの関係を示した図である。
ここで、第2実施例では、スライド片3のほぼ中央部、
ケース本体1側に1個の磁石7を配置している。スライ
ド片3が同図(A)に示した位置では、全リードスイッ
チは開路されているので、水中ライトを使用しないとき
はこの状態にしておく。スライド片3を同図(B)に示
した位置まで移動することによって、磁石7がリードス
イッチ5dを閉路させ、発光体2bのみが点灯する。次
に、スライド片3を同図(C)に示した位置にした場
合、磁石7によってリードスイッチ5b・5cを同時に
閉路させるので、発光体2a・2bの両方が点灯する。
さらに、スライド片3を同図(D)に示した位置まで移
動させると、磁石7はリードスイッチ5aのみを閉路さ
せるので、発光体2aのみが点灯するのである。
【0016】以上、説明したように、発光体のオン・オ
フを、ケース内のリードスイッチによって制御し、この
リードスイッチをケース外部からスライド片に配置した
磁石によって操作するので、ケースの水密性を保持した
まま、発光体を点灯させることができる。また、スライ
ド片3を適宜移動させることによって、2種類用意した
発光体の何れか一方、若しくは同時に点灯させることが
できるので、釣りたい魚の習性や天候などに応じた発光
条件を選択することができる。
【0017】なお、上記2つの実施例では透明なプラス
チック製のライト本体1および蓋体1aを用いたが、赤
色、黄色、緑等に着色されたプラスチックや蛍光染料入
りプラスチックを用いることも可能である。
【0018】
【考案の効果】本考案によれば、ケース外部のスライド
片に設けた磁石によって、ケース内のリードスイッチを
作動させるので、水密性を損なうことなく、海中に投下
するような水中ライトとして好適である。また、2種類
の発光体を選択的に点灯あるいは両者を同時に点灯させ
ることができるので、釣りたい魚や環境などに応じた発
光条件を選ぶことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の水中ライトの外観を示す平面図
【図2】第1実施例を示した、発光体を制御する回路図
【図3】第1実施例のスライド片とリードスイッチとの
関係を示す図
【図4】第2実施例を示した、発光体を制御する回路図
【図5】第2実施例のスライド片とリードスイッチとの
関係を示す図
【符号の説明】
1 水中ライト本体 2 発光体 3 スライド片 4 パッキング 5a リードスイッチ 6 電池 7 磁石

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2種類の発光体と、電池と複数のリードス
    イッチを組合わせてなる回路とを密封可能なケースに収
    納すると共に、このケース外側の上記リードスイッチと
    相対する位置に、磁石を配置したスライド片を設けた釣
    り用水中ライトであって、一方の発光体は、2個を並列
    に接続したリードスイッチを介して電池と接続されると
    共に、他方の発光体は別のリードスイッチ1個を介して
    上記電池と接続され、これらのリードスイッチはそれぞ
    れ等間隔に配置されると共に、上記スライド片には磁石
    2個を上記リードスイッチの間隔と同じ間隔で配置し、
    上記3個のリードスイッチに対して上記2個の磁石を選
    択的に作動させる釣り用水中ライト。
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