JP2586947B2 - 可変高台脚 - Google Patents

可変高台脚

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JP2586947B2 JP1168864A JP16886489A JP2586947B2 JP 2586947 B2 JP2586947 B2 JP 2586947B2 JP 1168864 A JP1168864 A JP 1168864A JP 16886489 A JP16886489 A JP 16886489A JP 2586947 B2 JP2586947 B2 JP 2586947B2
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修司 秋山
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は機器の設定高を調節可能とした可変高台脚
に関するものである。
〔従来の技術〕
卓上に設置して使用する通信機・測定器・音響機器等
では設置時の安定性および通気のために機器の底面に台
脚を付けるのが普通である。
この種の台脚としてはゴムまたはプラスチック製が多
く、機器の左右前側に近く2個を、後側に近く2個を設
けるのが普通である。前後の台脚に同一寸法のものを用
いれば当然機器は卓上面に平行に水平位置に設置される
が、機器高が特に大きくない限り、使用者の眼の位置は
機器の位置より上にあるから、機器のパネル面を斜めに
見下ろすことになり、パネル面の表示等が見難い場合が
ある。
そこで卓上用機器では前側の台脚を高くしてパネル面
を上向きに傾斜させて使用者の視線と直角に近づけるこ
とにより見易くすることが多い。その手段としては第3
図例示のように(A)前側台脚を後側台脚より高いもの
とする。(B)前側台脚の下に補助台脚を付加する。第
4図は台脚の基部と接触部をネジ結合により高さの調節
を可能とする。第5図は折たたみ台脚により高さを調節
する。第6図は携帯ハンドルを下側に回転して支持脚と
して利用する。第7図では台脚の基底部を嵌合的にカバ
ーするカップ状外周部を基底部に押し付けた状態(A)
では標準台脚と同一脚高となり、カップ状外周部を引き
出してクランプすることにより(B)のごとく台脚高を
高く保持するものであって、例えば実用新案公告昭和60
年第31277号がある。
前記において、第3図(A)(B)は図示により明ら
かであるから特に説明を要しない。第4図はネジにより
高さを細かく調節できる特徴があるので、機器の水平保
持や設置面に密着させる目的に使用することが多い。第
5図は太い針金または板金折曲加工構造なので成形は比
較的容易であり、脚高も高く作り易い。第6図はハンド
ルをそのまま利用できる上にクランプ角度により高さを
数段階に設定できる利点がある。第7図では低脚高の状
態では標準台脚と全く同一外観とすることができる等そ
れぞれの特徴を有している。
〔発明が解決しようとする課題〕
可変高台脚の従来例の第3図(A)(B)においては
標準台脚と簡単に交換または付加して脚高を変えられる
反面で交換または付加用脚部を別に用意しなければなら
ない面倒がある。第4図では脚高を細かく調節できる
が、大きく変化したい目的には必ずしも適当でない。第
5図は製造が容易で脚高も高く作り易いが、機器の前後
方向への押圧に弱いのと重量機器の保持には無理があ
る。第7図のハンドルを利用する形式では使用時のハン
ドルの収納処理を兼ねて有利であるが、外観のフアッシ
ョン性を重視する目的には問題が残る。第8図は外観的
には無難であるが、高脚高状態ではカップ状外周部の基
底部への嵌合量が少なく、その状態でクランプ機構を加
える必要があるため機構設計に困難がある。
上記各種の可変高台脚には使用上または生産上に一長
一短があるので、さらに別種の可変高台脚の考案が求め
られて居るところである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の可変高台脚の構成については特許請求の範囲
の項にて述べた通りであるが、第1図および第2図につ
いて以下に詳細を説明する。
第1図は本発明の可変高台脚の機器に装着状態での一
部断面の原理的構造例であり、(A)は台脚高を「低」
とした状態を、(B)は台脚高を「高」とした状態を示
す。第2図は本発明の可変高台脚の原理的構造例の分解
見取付である。
第1図および第2図において、基底部1はビス13等に
より機器の底面等の装着部10に固着する部分であり、ボ
ス11は基底部1の回り止めである。輪状外周部2は例え
ばツバ部21で基底部1の段部12との嵌合により回転可能
に支持される。
中子3は輪状外周部2の内壁と摺動的に嵌合し、基底
部1とは弾性体4(図ではつるバネで現わしてあるが、
他の弾性体でもよい)により可動的に保持され、中子3
を押し込んでクランプすれば第1図(A)のように中子
3は輪状外周部2と同面の低台脚となり、中子3を引き
出してクランプすれば第1図(B)のように中子3は輪
状外周部2より突き出した状態の高台脚となる。中子3
を低位置と高位置にクランプする手段は各種可能である
が、図には一例として中子3の側面に上下に延びるガイ
ド溝31とその両端部に直角方向に曲るクランプ部31a・3
1bを設け、輪状外周部2の内壁の突起部22をガイド溝31
に嵌合して、中子3を押し込んで外周部2を回わして突
起部22をガイド溝31のクランプ部31aに回わし込めば、
中子3は外周部2と略同面に保持される。
外周部2を回わして突起部22をガイド溝31の延長部に
合わせれば中子3は弾性体4により押し出されるので、
再び外周部2は回わして突起部22をガイド溝31のクラン
プ部31bに回わし込めば、中子3は外周部2より突き出
した状態に保持されることになる。
弾性体4の役目は中子3の低位置でのクランプ状態を
解除した際に中子3を押し出す作用と、クランプ状態を
保持する作用であるので、あまり強い弾力性は必要とし
ないのである。
〔実施例〕
本発明の実施構造例の一部断面構造図を第8図に示
す。(A)は台脚を低位置(標準高)とした状態であ
り、(B)は台脚を高位置とした状態である。さらに各
部の分解詳細図を第9図に示す。
第9図において、基底部1は段付ツバ状部12で皿状外
周部2の中心部に設けた穴23に嵌合状態で機器の底面部
等の装着部10に止めビス5およびナット51(使用しない
場合もある)にて固着するのであるが、基底部1のビス
貫通穴13は装着部10と反対側に伸びた筒部14を形成し、
この筒部14を中子部3の中央ボス32の中心の穴部32aを
貫通した状態で止めビス5により嵌合的に中子3を保持
する。中子3の中心穴32aにはガイド溝33a・33bを設
け、これに基底部1の筒部14のガイドレール15a・15bを
嵌合して中子3が中心軸方向には移動するが、回転方向
には移動しないように制限している。基底部1自身は止
めビス5をもって装着部10に固着すると共にボス11によ
り回り止め作用と取付方向の均一性を保っている。
中子部3はその内面と基底部の間をつるバネ4の弾性
張力を介して支持され、中子部3を押し込んだ状態で外
周部2を回わすと、外周部2の内側周辺の底部近くに設
けた鍵形突起部24a・24b等をもって中子部3の外縁端外
部に設けた突起部34a・34b等を嵌合保持することが出来
て、外周部2を反対方向に回わし戻すことにより中子部
3はバネ4の弾力でビス5の頭部により停止されるまで
押し出される。または外周部2を回わすと、中子部3の
外周壁より中心方向に延びた台壁35a・35b等が、外周部
2の底壁より中心軸に対して外周壁と同心状に突出した
独立台脚26a・26b等の傾斜側壁27a・27bを伝って、中子
部3の台壁35a・35bの頂面部と外周部2の独立台脚26a
・26bの頂面部とが接触するので、この状態で外周部2
の回転が停止するように外周部2の外周壁の内側に設け
たストッパ25a・25bが中子部3の突起部34a・34bに当る
よう構成するものである。
これにより、本可変高台脚においては低位置では中子
部3は外周部2の内壁面に直接に接触して支持されるの
で、中子部3の表面に貼ったゴムあるいはフエルト等の
緩衝材の円板36の部分で設置面に安定に密着し得るのは
勿論であり、高位置において第10図のように機器の底面
と設置面とが傾斜角を有つ場合も、外周部2の独立台脚
26と中子部の台壁35とを軸対称に2対設置し、高位置に
おける接触ラインが機器のパネル面と平行となるように
基底部1の取付方向を設定すると共に外周部2の内周壁
と中子部3の外周壁との間に若干の余裕を有たせること
により、中子部3が傾いて、その接触面36は傾斜角に係
わらず設置面に安定に密着し得るのである。
本可変高台脚を構成する基底部1・外周部2・中子部
3の主要部はABS樹脂等の高強度プラスチックモールド
により高精度寸法の部品を大量かつ安価に製造すること
が出来、組立も簡単であるという特徴がある。
〔発明の効果〕
本発明の可変高台脚は従来構造の第3図と比較すれ
ば、本発明構造ではワンタッチで低位置と高位置に適合
でき、付属部品を紛失する心配もない。
第4図とは形状・使用目的共に異るので比較の対象外
である。
第5図よりは外観・強度により優れている。
第6図とは用途・目的が全く別である。
第7図は本発明と類似の構造であるが、装着部に固定
された基底部に嵌合した外周部を回転して、外周部自体
を低位置と高位置にクランプする構造動作であって、本
発明が中子部が低位置と高位置に移動し、外周部を回転
してクランプする構造動作とは基本的に異っている。そ
の結果として第7図では外周部をクランプする構造が難
かしく、かつ高位置の設置状態で機器の位置を移動した
りするうちに、設置面との摩擦により外周部が回転して
クランプが外れて低位置に移行してしまう可能性があ
る。また装着面の設置面に対する傾斜角の対応はクラン
プ機構の関係で一般には困難が多いのである。
これに対して本発明の可変高台脚では設置面に接触す
る中子部とこれをクランプ回転する外周部とは別個であ
るゆえ、高位置での機器の移動によるクランプ外れの心
配が無く、設置面との安定接触については第10図で説明
したように対応が容易である。
以上に述べたように、本発明の可変高台脚では従来の
いづれの可変高台脚とも異る効果が得られるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の可変高台脚の(A)低位置と(B)高
位置状態を示す一部切断の原理的構造図である。 第2図は第1図構造の分解見取図である。 第3図、第4図、第5図、第6図および第7図は従来の
可変高台脚の構造説明図である。 第8図は本発明の可変高台脚の実施例の(A)低位置と
(B)高位置状態を示す一部切断の構造図である。 第9図は第8図構造の分解見取図である。 第10図は第8図の可変高台脚の高位置における、装着面
と設置面との傾斜角への対応状態を示す。 1……基底部、11……回り止めボス、12……段部、13…
…穴部、14……筒部、15……ガイドレール、2……外周
部、21……ツバ部、22……突起部、23……中心穴、24…
…クランプ突起、25……ストッパ突起、26……独立台
脚、27……傾斜面、3……中子部、31……ガイド溝、32
……中央ボス、32a……中心穴、33……ガイド溝、34…
…突起部、35……台壁、4……バネ、5……ビス、51…
…ナット

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回り止めクランプ突起を内側周辺に備え、
    中子部を突出させるために中心から相対する底壁の位置
    に一対の独立台脚とを備えた輪状外周部と、輪状外周部
    を機器に取り付ける基底部と、輪状外周部の前記クラン
    プ突起を係止する突起を外縁端外部に設け、前記独立台
    脚に対応する位置に設けた中心方向に延びた一対の台壁
    とを有し、ビスを通して装着するための中心穴はビスの
    外径に対してゆとりのある穴径とし、輪状外周部の内径
    より十分小さな外形の中子部と、及び弾性体とから成
    り、機器底面に順次輪状外周部、基底部、及び基底部と
    の間に弾性体を介して中子部とを配設してビスを中子部
    側から挿通して機器側でナットで装着し、この装着状態
    で輪状外周部が回転可能で、中子部と基底部との間隔は
    進退可能なる構造とし、中子部を押し込んだ状態で輪状
    外周部を一方の方向に停止するまで回転させるとクラン
    プ突起が中子部の突起に係止して台脚が最短に設定さ
    れ、輪状外周部を他方に回してクランプ突起の係止を外
    ずし、更に回転させると台壁が外周部の一対の独立台脚
    に乗り上がって中子部が最大に突出した台脚状態に設定
    され、この状態では中子部と輪状外周部との台壁と独立
    台脚以外は非接触のため、輪状外周部に対して台壁と独
    立台脚の接触部分から中子部が傾くことも可能な構造の
    可変高台脚。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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