JP2586582Y2 - 荷役用金属パレット - Google Patents
荷役用金属パレットInfo
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- JP2586582Y2 JP2586582Y2 JP5892293U JP5892293U JP2586582Y2 JP 2586582 Y2 JP2586582 Y2 JP 2586582Y2 JP 5892293 U JP5892293 U JP 5892293U JP 5892293 U JP5892293 U JP 5892293U JP 2586582 Y2 JP2586582 Y2 JP 2586582Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、フォークリフトで荷
役作業をする際に使用する荷役用金属パレットに関する
ものである。
役作業をする際に使用する荷役用金属パレットに関する
ものである。
【0002】
【従来技術】従来、フォークリフトで荷役の上げ下ろし
や運搬に使用される荷役用パレットは、木材製の桁材を
フォークの差し込めるように所要間隔を開けて並設し、
その桁材と直交するように木材製の板材を配置し、各桁
材に釘で打ち付けていた。また、近年、木材製の荷役用
パレットに代えて、一枚物の金属板をプレス加工で成形
した鉄製や軽金属の荷役用パレットが採用されるように
なった。
や運搬に使用される荷役用パレットは、木材製の桁材を
フォークの差し込めるように所要間隔を開けて並設し、
その桁材と直交するように木材製の板材を配置し、各桁
材に釘で打ち付けていた。また、近年、木材製の荷役用
パレットに代えて、一枚物の金属板をプレス加工で成形
した鉄製や軽金属の荷役用パレットが採用されるように
なった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前者の木材製の荷役用
パレットは、フォークリフトのフォークが桁材間に差し
込む際に、フォークが桁材や板材に当たると、それらが
破損するという問題があった。そして、桁材や板材が破
損すると、その部分だけを交換補修するのが非常に面倒
であり、一般には補修を行わないで破棄していた。ま
た、木材製の荷役用パレットは、組み立てられた嵩の高
い状態のままで輸送し、保存しなければならず、輸送や
保存が非常に不便であった。さらに、最近では、森林資
源保護のために、木製の荷役用パレットを廃止しようと
する社会的風潮が強くなった。
パレットは、フォークリフトのフォークが桁材間に差し
込む際に、フォークが桁材や板材に当たると、それらが
破損するという問題があった。そして、桁材や板材が破
損すると、その部分だけを交換補修するのが非常に面倒
であり、一般には補修を行わないで破棄していた。ま
た、木材製の荷役用パレットは、組み立てられた嵩の高
い状態のままで輸送し、保存しなければならず、輸送や
保存が非常に不便であった。さらに、最近では、森林資
源保護のために、木製の荷役用パレットを廃止しようと
する社会的風潮が強くなった。
【0004】後者の金属製の荷役用パレット、プレス用
金型が高価であり、製品自体も高価となり、鉄製の場合
にはパレット自体が重く、運搬が不便であった。また、
桁材と荷受板とを溶接で固定する金属製の荷役用パレッ
トは、桁材や荷受板の一部が折れ曲がったり切断等の破
損を受けた場合に、その部分を補修することは困難でパ
レット全体を交換しなければならないという問題があっ
た。さらに、アルミニウム合金製の桁材と荷受板とを溶
接する場合には、桁材と荷受板の表面に酸化皮膜を形成
することができないために耐食性についても問題がある
し、製作コストも高いものとなっている。
金型が高価であり、製品自体も高価となり、鉄製の場合
にはパレット自体が重く、運搬が不便であった。また、
桁材と荷受板とを溶接で固定する金属製の荷役用パレッ
トは、桁材や荷受板の一部が折れ曲がったり切断等の破
損を受けた場合に、その部分を補修することは困難でパ
レット全体を交換しなければならないという問題があっ
た。さらに、アルミニウム合金製の桁材と荷受板とを溶
接する場合には、桁材と荷受板の表面に酸化皮膜を形成
することができないために耐食性についても問題がある
し、製作コストも高いものとなっている。
【0005】一方、桁材と荷受板とを固定部材やリベッ
ト等で固定する荷役用パレットは、固定部材等が表面に
露出するため、外観上の体裁が悪いばかりか固定部材の
頭部が突出して荷物に損傷を与えるという問題がある。
また、下面から固定部材やリベット等で桁材とデッキボ
ードを連結固定する荷役用パレットは、フォークが固定
部材やリベットの頭部に当たって破損し、桁材とデッキ
ボードを分離する場合があった。
ト等で固定する荷役用パレットは、固定部材等が表面に
露出するため、外観上の体裁が悪いばかりか固定部材の
頭部が突出して荷物に損傷を与えるという問題がある。
また、下面から固定部材やリベット等で桁材とデッキボ
ードを連結固定する荷役用パレットは、フォークが固定
部材やリベットの頭部に当たって破損し、桁材とデッキ
ボードを分離する場合があった。
【0006】この考案は、上記のような点に鑑みてなさ
れたもので、機械的強度が大きく、軽量で、扱い易く、
廉価にて量産に適し、フォークの挿入衝撃により桁材と
デッキボードが分離するおそれがなく、使用後に軽金属
材料にリサイクルできる金属製荷役用パレットを提供す
ることを目的としている。
れたもので、機械的強度が大きく、軽量で、扱い易く、
廉価にて量産に適し、フォークの挿入衝撃により桁材と
デッキボードが分離するおそれがなく、使用後に軽金属
材料にリサイクルできる金属製荷役用パレットを提供す
ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、第一の考案においては、所望により上辺の両側延
長上に張出片が延設され、上記両張出片に固定部材挿通
孔が穿設されると共に、両張出片の先端に固定部材保護
用の垂縁が垂設された中空の押出形材からなる桁材と、
適数本のリブが設けられ底面に固定部材受が形成された
中空板状の押出形材からなるデッキボードとを設け、前
記桁材をフォークリフトのフォークが挿入できる間隔で
平行に複数本配設し、上記複数本の桁材上にデッキボー
ドを直交状に配設して桁材とデッキボードを固定部材で
固定したことを特徴とする荷役用金属パレットとした。
めに、第一の考案においては、所望により上辺の両側延
長上に張出片が延設され、上記両張出片に固定部材挿通
孔が穿設されると共に、両張出片の先端に固定部材保護
用の垂縁が垂設された中空の押出形材からなる桁材と、
適数本のリブが設けられ底面に固定部材受が形成された
中空板状の押出形材からなるデッキボードとを設け、前
記桁材をフォークリフトのフォークが挿入できる間隔で
平行に複数本配設し、上記複数本の桁材上にデッキボー
ドを直交状に配設して桁材とデッキボードを固定部材で
固定したことを特徴とする荷役用金属パレットとした。
【0008】また、第二の考案においては上辺の両側延
長上に張出片が延設され、所望により上記両張出片に固
定部材挿通孔が穿設されると共に、外側となる張出片の
先端に受片を立設し、内側となる張出片の先端に固定部
材保護用の垂縁が垂設された中空の押出形材からなる側
桁材と、上辺の両側延長上に張出片が延設され、所望に
より上記両張出片に固定部材挿通孔が穿設されると共
に、両張出片の先端に固定部材保護用の垂縁が垂設され
た中空の押出形材からなる中間桁材と、適数本のリブが
設けられ底板に固定部材受が形成された中空板状の押出
形材からなるデッキボードとを設け、前記側桁材を両側
に配しフォークリフトのフォークが挿入できる間隔で中
間桁材を平行に配設し、両側の側桁材および中間桁材上
にデッキボードを直交状に配設して、各桁材とデッキボ
ードを固定部材で固定したことを特徴とする荷役用金属
パレットとした。
長上に張出片が延設され、所望により上記両張出片に固
定部材挿通孔が穿設されると共に、外側となる張出片の
先端に受片を立設し、内側となる張出片の先端に固定部
材保護用の垂縁が垂設された中空の押出形材からなる側
桁材と、上辺の両側延長上に張出片が延設され、所望に
より上記両張出片に固定部材挿通孔が穿設されると共
に、両張出片の先端に固定部材保護用の垂縁が垂設され
た中空の押出形材からなる中間桁材と、適数本のリブが
設けられ底板に固定部材受が形成された中空板状の押出
形材からなるデッキボードとを設け、前記側桁材を両側
に配しフォークリフトのフォークが挿入できる間隔で中
間桁材を平行に配設し、両側の側桁材および中間桁材上
にデッキボードを直交状に配設して、各桁材とデッキボ
ードを固定部材で固定したことを特徴とする荷役用金属
パレットとした。
【0009】さらに、第三の考案においては上辺の両側
延長上に張出片が延設され、所望により上記両張出片に
固定部材挿通孔が穿設されると共に、外側となる張出片
の先端に受片を立設し、内側となる張出片の先端に固定
部材保護用の垂縁が垂設され、本体の外板延長上に垂片
が垂設された中空の押出形材からなる側桁材と、上辺の
両側延長上に張出片が延設され、所望により上記両張出
片に固定部材挿通孔が穿設されると共に、両張出片の先
端に固定部材保護用の垂縁が垂設された中空の押出形材
からなる中間桁材と、適数本のリブが設けられ底面に固
定部材受が形成された中空板状の押出形材からなるデッ
キボードと、適数本のリブが設けられ上板に固定部材挿
通孔が穿設された中空板状の補強桁材とを設け、前記側
桁材を両側に配しフォークリフトのフォークが挿入でき
る間隔で中間桁材を平行に配設し、両側の側桁材および
中間桁材上にデッキボードを直交状に配設して、各桁材
とデッキボードを固定部材で固定すると共に、両側桁材
の垂片間に補強桁材を直交状に配設して各桁材と補強桁
材とを固定部材で固定したことを特徴とする荷役用金属
パレットとした。また、第四の考案においては上辺の両
側延長上に張出片が延設され、所望により上記両張出片
に固定部材挿通孔が穿設されると共に、外側となる張出
片の先端に受片を立設し、内側となる張出片の先端に固
定部材保護用の垂縁が垂設され、本体の外板延長上に垂
片が垂設されたると共に底辺の張出片の先端に固定部材
保護用垂縁が立設された中空の押出形材からなる側桁材
と、上辺及び下辺の各々の両側延長上に張出片が延設さ
れ、所望により上記両張出片に固定部材挿通孔が穿設さ
れると共に、該張出片の先端に固定部材保護用の垂縁が
垂設された中空の押出形材からなる中間桁材と、適数本
のリブが設けられ底面に固定部材受が形成された中空板
状の押出形材からなるデッキボードと、適数本のリブが
設けられ上板に固定部材挿通孔が穿設された中空板状の
補強桁材とを設け、前記側桁材を両側に配しフォークリ
フトのフォークが挿入できる間隔で中間桁材を平行に配
設し、両側の側桁材および中間桁材上にデッキボードを
直交状に配設して、各桁材とデッキボードを固定部材で
固定すると共に、両側桁材の垂片間に補強桁材を直交状
に配設して各桁材と補強桁材とを固定部材で固定したこ
とを特徴とする荷役用金属パレットとした。尚、これら
の考案において、固定部材とは、タッピングネジ或はセ
ルフドリリングタッピングネジ等の締付手段を意味し、
タッピングネジのようなものを使用する場合に固定部材
挿通孔が穿設され、デッキボードや桁材に形成される固
定部材受け部は、ネジ山が2〜4山かるような肉厚状で
例示するような部分的な肉厚部又は例示しないが、全体
的な肉厚部として或いは突出片体として形成することが
出来る。
延長上に張出片が延設され、所望により上記両張出片に
固定部材挿通孔が穿設されると共に、外側となる張出片
の先端に受片を立設し、内側となる張出片の先端に固定
部材保護用の垂縁が垂設され、本体の外板延長上に垂片
が垂設された中空の押出形材からなる側桁材と、上辺の
両側延長上に張出片が延設され、所望により上記両張出
片に固定部材挿通孔が穿設されると共に、両張出片の先
端に固定部材保護用の垂縁が垂設された中空の押出形材
からなる中間桁材と、適数本のリブが設けられ底面に固
定部材受が形成された中空板状の押出形材からなるデッ
キボードと、適数本のリブが設けられ上板に固定部材挿
通孔が穿設された中空板状の補強桁材とを設け、前記側
桁材を両側に配しフォークリフトのフォークが挿入でき
る間隔で中間桁材を平行に配設し、両側の側桁材および
中間桁材上にデッキボードを直交状に配設して、各桁材
とデッキボードを固定部材で固定すると共に、両側桁材
の垂片間に補強桁材を直交状に配設して各桁材と補強桁
材とを固定部材で固定したことを特徴とする荷役用金属
パレットとした。また、第四の考案においては上辺の両
側延長上に張出片が延設され、所望により上記両張出片
に固定部材挿通孔が穿設されると共に、外側となる張出
片の先端に受片を立設し、内側となる張出片の先端に固
定部材保護用の垂縁が垂設され、本体の外板延長上に垂
片が垂設されたると共に底辺の張出片の先端に固定部材
保護用垂縁が立設された中空の押出形材からなる側桁材
と、上辺及び下辺の各々の両側延長上に張出片が延設さ
れ、所望により上記両張出片に固定部材挿通孔が穿設さ
れると共に、該張出片の先端に固定部材保護用の垂縁が
垂設された中空の押出形材からなる中間桁材と、適数本
のリブが設けられ底面に固定部材受が形成された中空板
状の押出形材からなるデッキボードと、適数本のリブが
設けられ上板に固定部材挿通孔が穿設された中空板状の
補強桁材とを設け、前記側桁材を両側に配しフォークリ
フトのフォークが挿入できる間隔で中間桁材を平行に配
設し、両側の側桁材および中間桁材上にデッキボードを
直交状に配設して、各桁材とデッキボードを固定部材で
固定すると共に、両側桁材の垂片間に補強桁材を直交状
に配設して各桁材と補強桁材とを固定部材で固定したこ
とを特徴とする荷役用金属パレットとした。尚、これら
の考案において、固定部材とは、タッピングネジ或はセ
ルフドリリングタッピングネジ等の締付手段を意味し、
タッピングネジのようなものを使用する場合に固定部材
挿通孔が穿設され、デッキボードや桁材に形成される固
定部材受け部は、ネジ山が2〜4山かるような肉厚状で
例示するような部分的な肉厚部又は例示しないが、全体
的な肉厚部として或いは突出片体として形成することが
出来る。
【0010】
【作用】この考案に係る荷役用金属パレットは、主要構
成部材である桁材およびデッキボードが、アルミニウム
合金等の押出形材が使用され、所要寸法に切断して固定
部材で組み立てたので機械的強度が保証され、かつ、組
み立て製作が容易で廉価に量産される。また、固定部材
保護手段として桁材に垂縁が設けられたので、使用時の
フォーク挿入の衝突により桁材とデッキボードが分離さ
れることがない。
成部材である桁材およびデッキボードが、アルミニウム
合金等の押出形材が使用され、所要寸法に切断して固定
部材で組み立てたので機械的強度が保証され、かつ、組
み立て製作が容易で廉価に量産される。また、固定部材
保護手段として桁材に垂縁が設けられたので、使用時の
フォーク挿入の衝突により桁材とデッキボードが分離さ
れることがない。
【0011】さらに、側桁材にデッキボードの端部を受
ける受片が立設されたので、製作時の位置合せが容易で
パレットの形くずれが生じることもなく、耐久性を助長
する。さらにまた、桁枠およびデッキボードをアルミニ
ウム合金で製することによりパレット自体が軽量で取り
扱い易く、使用後も軽合金材料としてリサイクルするこ
とができる。又、側桁材、中間桁材の下辺の張出片端部
にも垂縁を設けるときには、デッキボード側から補強桁
材の各桁材への固定が可能となり、補強桁材への固定部
材加工作業を削減することが出来る。又、セルフドリリ
ングタッピングネジを固定手段として使用するときに
は、固定部材止めの際に必要な固定部材挿通孔が不要と
なり、固定部材挿通孔の加工作業が削減される。
ける受片が立設されたので、製作時の位置合せが容易で
パレットの形くずれが生じることもなく、耐久性を助長
する。さらにまた、桁枠およびデッキボードをアルミニ
ウム合金で製することによりパレット自体が軽量で取り
扱い易く、使用後も軽合金材料としてリサイクルするこ
とができる。又、側桁材、中間桁材の下辺の張出片端部
にも垂縁を設けるときには、デッキボード側から補強桁
材の各桁材への固定が可能となり、補強桁材への固定部
材加工作業を削減することが出来る。又、セルフドリリ
ングタッピングネジを固定手段として使用するときに
は、固定部材止めの際に必要な固定部材挿通孔が不要と
なり、固定部材挿通孔の加工作業が削減される。
【0012】
【実施例】以下、この考案に係る荷役用金属パレットの
実施の数例について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この考案に係る荷役用金属パレットAの第1実
施例を示す斜視図である。図2は、図1の(イ)−
(イ)線に沿って切断した概略断面図である。図3は、
図1の(ロ)−(ロ)線に沿って切断した拡大断面図で
ある。また、図4は、図3の(ハ)−(ハ)線に沿って
切断した断面図である。さらに、図5は、桁材の開口端
部を閉塞するキャップの拡大斜視図である。
実施の数例について、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この考案に係る荷役用金属パレットAの第1実
施例を示す斜視図である。図2は、図1の(イ)−
(イ)線に沿って切断した概略断面図である。図3は、
図1の(ロ)−(ロ)線に沿って切断した拡大断面図で
ある。また、図4は、図3の(ハ)−(ハ)線に沿って
切断した断面図である。さらに、図5は、桁材の開口端
部を閉塞するキャップの拡大斜視図である。
【0013】図1乃至図5において、第1実施例の荷役
用金属パレットAは、互いに平行状態で同一間隔に配設
された3本の桁材1と、上記3本の桁材1の上面に適宜
な間隔を開けて直交状態で固定された多数枚(実施例で
は7枚)のデッキボード2とからその主要部材が構成さ
れている。
用金属パレットAは、互いに平行状態で同一間隔に配設
された3本の桁材1と、上記3本の桁材1の上面に適宜
な間隔を開けて直交状態で固定された多数枚(実施例で
は7枚)のデッキボード2とからその主要部材が構成さ
れている。
【0014】荷役用金属パレットAの桁材1は、アルミ
ニウム合金の押出形材で、中空長方形の中空主体1aの
上辺1bの延長上にデッキボード2を安定して取り付け
るための張出片1c,1cが延設されると共に、両張出
片1c,1cの各先端に固定部材3保護用の垂縁1d,
1dが垂設され、張出片1c,1cにはデッキボード2
を取り付けるための固定部材挿通孔1eが穿設されてい
る。そして、固定部材としてセルフドリリングタッピン
グネジ(先端にキリ状体があるネジ)を用いる場合は、
不要であるがタッピングネジを使用するときには、張出
片1c,1cにはデッキボード2を取り付けるための固
定部材挿通孔1eが穿設されている。以下の態様におい
ても同様であるが、タッピングネジを固定部材として使
用する場合を、代表例として以下に述べる。
ニウム合金の押出形材で、中空長方形の中空主体1aの
上辺1bの延長上にデッキボード2を安定して取り付け
るための張出片1c,1cが延設されると共に、両張出
片1c,1cの各先端に固定部材3保護用の垂縁1d,
1dが垂設され、張出片1c,1cにはデッキボード2
を取り付けるための固定部材挿通孔1eが穿設されてい
る。そして、固定部材としてセルフドリリングタッピン
グネジ(先端にキリ状体があるネジ)を用いる場合は、
不要であるがタッピングネジを使用するときには、張出
片1c,1cにはデッキボード2を取り付けるための固
定部材挿通孔1eが穿設されている。以下の態様におい
ても同様であるが、タッピングネジを固定部材として使
用する場合を、代表例として以下に述べる。
【0015】また、上記の桁材1に固定されるデッキボ
ード2は、桁材1と同じくアルミニウム合金の押出形材
で、稍偏平な中空板状(例えば幅122mm、高さ20
mm)に成形され、例えば、図4で示すように適数本の
リブ2aが設けられ、底板2b,の両側に固定部材挿通
孔2c補強用の盛上部2dが膨出されている。
ード2は、桁材1と同じくアルミニウム合金の押出形材
で、稍偏平な中空板状(例えば幅122mm、高さ20
mm)に成形され、例えば、図4で示すように適数本の
リブ2aが設けられ、底板2b,の両側に固定部材挿通
孔2c補強用の盛上部2dが膨出されている。
【0016】そこで、所定寸法(例えば、1,100m
m)に切断したデッキボード2を、所定間隔(例えば4
3.3mm)を開けて固定部材挿通孔2cが上向きとな
るように配置し、所定寸法(例えば、1,100mm)
に切断した3本の桁材1における張出片1cの固定部材
挿通孔1eとデッキボード2の固定部材挿通孔2cを合
わせた状態で、かつ、デッキボード2の両端に合わせて
2本配置すると共に、他の1本をその中間に配置する。
m)に切断したデッキボード2を、所定間隔(例えば4
3.3mm)を開けて固定部材挿通孔2cが上向きとな
るように配置し、所定寸法(例えば、1,100mm)
に切断した3本の桁材1における張出片1cの固定部材
挿通孔1eとデッキボード2の固定部材挿通孔2cを合
わせた状態で、かつ、デッキボード2の両端に合わせて
2本配置すると共に、他の1本をその中間に配置する。
【0017】そして、固定部材としての3にスプリング
ワッシャー4を嵌め込んでから桁材1の固定部材挿通孔
1eからデッキボード2の固定部材挿通孔2cに差し込
み、自動工具等で固定部材3をデッキボード2の固定部
材挿通孔2cに螺合する。この固定部材締めを順次行
い、7枚のデッキボード2を3本の桁材1に固定する。
尚、桁材とデッキボードとの固定部材としてセルフドリ
リングタッピングネジを用いる場合には、固定部材孔を
形成していない各部材が供され同様に組立てられる。し
かる後に、各桁材1の両側の開口端部に図5で示すアル
ミニウム合金製のキャップ6を外嵌し、キャップ側面の
切欠溝6aに穿設した固定部材挿通孔6bから固定部材
7で固定して各桁材1の開口端部を閉塞する。この場
合、各桁材側にビポケットが配設されるときには内嵌し
つつキャップを側面から固定してもよい。
ワッシャー4を嵌め込んでから桁材1の固定部材挿通孔
1eからデッキボード2の固定部材挿通孔2cに差し込
み、自動工具等で固定部材3をデッキボード2の固定部
材挿通孔2cに螺合する。この固定部材締めを順次行
い、7枚のデッキボード2を3本の桁材1に固定する。
尚、桁材とデッキボードとの固定部材としてセルフドリ
リングタッピングネジを用いる場合には、固定部材孔を
形成していない各部材が供され同様に組立てられる。し
かる後に、各桁材1の両側の開口端部に図5で示すアル
ミニウム合金製のキャップ6を外嵌し、キャップ側面の
切欠溝6aに穿設した固定部材挿通孔6bから固定部材
7で固定して各桁材1の開口端部を閉塞する。この場
合、各桁材側にビポケットが配設されるときには内嵌し
つつキャップを側面から固定してもよい。
【0018】図6は、この考案に係る荷役用金属パレッ
トBの第二実施例を示す斜視図である。図7は、図6
(ニ)−(ニ)線に沿って切断した概略断面図である。
また、図8は図5の(ホ)−(ホ)線に沿って切断した
拡大断面図である。
トBの第二実施例を示す斜視図である。図7は、図6
(ニ)−(ニ)線に沿って切断した概略断面図である。
また、図8は図5の(ホ)−(ホ)線に沿って切断した
拡大断面図である。
【0019】図6乃至図8はにおいて、この考案に係る
荷役用金属パレットBは、第一実施例と同じく互いに平
行状態で同一間隔にて配設された2本の側桁材11およ
び1本の中間桁材12と、上記2本の側桁材11,1
1、および中間桁材12の上面に適宜な間隔を開けて直
交状態で固定された多数枚(実施例では7枚)のデッキ
ボード2とからその主要部材が構成されている。尚、中
間桁材12は前述の桁材1と同一の構成のものである。
荷役用金属パレットBは、第一実施例と同じく互いに平
行状態で同一間隔にて配設された2本の側桁材11およ
び1本の中間桁材12と、上記2本の側桁材11,1
1、および中間桁材12の上面に適宜な間隔を開けて直
交状態で固定された多数枚(実施例では7枚)のデッキ
ボード2とからその主要部材が構成されている。尚、中
間桁材12は前述の桁材1と同一の構成のものである。
【0020】荷役用金属パレットBの桁材11は、第一
実施例と同じくアルミニウムの押出形材で、中空長方形
の中空主体11aの上辺11bの延長上にデッキボード
2を安定して取り付けるための張出片11c,11cが
延設されると共に、外側の張出片11cの先端にデッキ
ボードの端側部を受ける受片11dが立設され、内側の
張出片11cの先端に固定部材保護用の垂縁11eが垂
設され、張出片11c,11cにはデッキボード2を取
り付けるための固定部材挿通孔(図示しない)が穿設さ
れている。
実施例と同じくアルミニウムの押出形材で、中空長方形
の中空主体11aの上辺11bの延長上にデッキボード
2を安定して取り付けるための張出片11c,11cが
延設されると共に、外側の張出片11cの先端にデッキ
ボードの端側部を受ける受片11dが立設され、内側の
張出片11cの先端に固定部材保護用の垂縁11eが垂
設され、張出片11c,11cにはデッキボード2を取
り付けるための固定部材挿通孔(図示しない)が穿設さ
れている。
【0021】また、上記の側桁材11,11および中間
桁材12に固定されるデッキボード2は、第1実施例の
桁材1と同じくアルミニウムの押出形材で、稍偏平な中
空板状(例えば、幅122mm、高さ20mm)に成形
され、図4で示すように適数本のリブ2aが設けられ、
両側の底板2b,2bに固定部材孔2c補強用の盛上部
2dが膨出されている。
桁材12に固定されるデッキボード2は、第1実施例の
桁材1と同じくアルミニウムの押出形材で、稍偏平な中
空板状(例えば、幅122mm、高さ20mm)に成形
され、図4で示すように適数本のリブ2aが設けられ、
両側の底板2b,2bに固定部材孔2c補強用の盛上部
2dが膨出されている。
【0022】そこで、第一実施例と同じく所定寸法に切
断したデッキボード2を、所定間隔を開けて固定部材孔
2cが上向きとなるよう配置し、デッキボード2と同寸
に切断した側桁材11,11および中間桁材12におけ
る固定部材挿通孔とデッキボード2の両端に合わせて両
側桁材11,11を配置すると共に、中間桁材12を配
置する。
断したデッキボード2を、所定間隔を開けて固定部材孔
2cが上向きとなるよう配置し、デッキボード2と同寸
に切断した側桁材11,11および中間桁材12におけ
る固定部材挿通孔とデッキボード2の両端に合わせて両
側桁材11,11を配置すると共に、中間桁材12を配
置する。
【0023】そして、固定部材3にスプリングワッシャ
ー4を嵌め込んでから側桁材11,11の固定部材挿通
孔1eからデッキボード2の固定部材挿通孔2cに差し
込み、自動工具等で固定部材3をデッキボード2の固定
部材挿通孔2cに螺合する。同様に、桁材1の固定部材
挿通孔1eからデッキボード2の固定部材挿通孔2cに
差し込み、自動工具等で固定部材3をデッキボード2の
固定部材2cに螺合する。この固定部材締めを順次行
い、7枚のデッキボード2を2本の側桁材11,11お
よび中間桁材12に固定する。しかる後に、各桁材1の
開口端部に図5で示すアルミニウム製のキャップ6を外
嵌し、固定部材7で固定して2本の側桁材11,11お
よび中間桁材12の開口端部を閉塞する。
ー4を嵌め込んでから側桁材11,11の固定部材挿通
孔1eからデッキボード2の固定部材挿通孔2cに差し
込み、自動工具等で固定部材3をデッキボード2の固定
部材挿通孔2cに螺合する。同様に、桁材1の固定部材
挿通孔1eからデッキボード2の固定部材挿通孔2cに
差し込み、自動工具等で固定部材3をデッキボード2の
固定部材2cに螺合する。この固定部材締めを順次行
い、7枚のデッキボード2を2本の側桁材11,11お
よび中間桁材12に固定する。しかる後に、各桁材1の
開口端部に図5で示すアルミニウム製のキャップ6を外
嵌し、固定部材7で固定して2本の側桁材11,11お
よび中間桁材12の開口端部を閉塞する。
【0024】図9は、この考案に係る荷役用金属パレッ
トの第三実施例を示す斜視図である。図10は、図9の
(ヘ)−(ヘ)線に沿って切断した概略断面図である。
図11は、図9の(ト)−(ト)線に沿って切断した拡
大断面図である。図12は、図11の(チ)−(チ)線
に沿って切断した断面図である。
トの第三実施例を示す斜視図である。図10は、図9の
(ヘ)−(ヘ)線に沿って切断した概略断面図である。
図11は、図9の(ト)−(ト)線に沿って切断した拡
大断面図である。図12は、図11の(チ)−(チ)線
に沿って切断した断面図である。
【0025】図9乃至図12において、第三実施例の荷
役用金属パレットCは、第一実施例および第二実施例と
同じく互いに平行状態で同一間隔にて配設された側桁材
21,21および中間桁材12と、上記側桁材21,2
1および中間桁材12の上面に適宜な間隔を開けて直交
状態で固定された多数枚(実施例では7枚)のデッキボ
ード2と、独自構成の補強桁材30とから主要部材が構
成されている。
役用金属パレットCは、第一実施例および第二実施例と
同じく互いに平行状態で同一間隔にて配設された側桁材
21,21および中間桁材12と、上記側桁材21,2
1および中間桁材12の上面に適宜な間隔を開けて直交
状態で固定された多数枚(実施例では7枚)のデッキボ
ード2と、独自構成の補強桁材30とから主要部材が構
成されている。
【0026】荷役用金属パレットCの側桁材21は、第
一実施例および第二実施例と同じくアルミニウムの押出
形材で、中空長方形の中空主体21aの上辺21bの延
長上に延設された張出片21c,21c、外側の張出片
21cの先端に立設された受片21dおよび内側の張出
片21cの先端に垂設した垂縁21eならびに両張出片
21c,21cに穿設した固定部材挿通孔21fの構成
が、第二実施例と同じであるが、側桁材21,21の中
空主体21aにおける外板21g,21gの延長上に補
強桁材30の両側を受ける垂板21h,21hが垂設さ
れ、底板21iに固定部材受21jが立設されている。
一実施例および第二実施例と同じくアルミニウムの押出
形材で、中空長方形の中空主体21aの上辺21bの延
長上に延設された張出片21c,21c、外側の張出片
21cの先端に立設された受片21dおよび内側の張出
片21cの先端に垂設した垂縁21eならびに両張出片
21c,21cに穿設した固定部材挿通孔21fの構成
が、第二実施例と同じであるが、側桁材21,21の中
空主体21aにおける外板21g,21gの延長上に補
強桁材30の両側を受ける垂板21h,21hが垂設さ
れ、底板21iに固定部材受21jが立設されている。
【0027】この考案に係る第三実施例の荷役用金属パ
レットCにおける独自構成部材である中空補強桁材30
は、他の主要構成部材と同じくアルミニウムの押出形材
で、例えば、図12で示すように稍偏平な台形状でデッ
キボード2と同様に適数のリブ30aが設けられ、両側
の上板30bに座付固定部材孔30c,30cが設けら
れている。上記補強桁材30の底板30dには、座付固
定部材孔30c,30cに対応して固定部材締付工具用
の孔30e,30eが穿設されている。
レットCにおける独自構成部材である中空補強桁材30
は、他の主要構成部材と同じくアルミニウムの押出形材
で、例えば、図12で示すように稍偏平な台形状でデッ
キボード2と同様に適数のリブ30aが設けられ、両側
の上板30bに座付固定部材孔30c,30cが設けら
れている。上記補強桁材30の底板30dには、座付固
定部材孔30c,30cに対応して固定部材締付工具用
の孔30e,30eが穿設されている。
【0028】そこで、第二実施例と同じ要領で側桁材2
1,21および中間桁材12に数枚のデッキボード2を
固定部材止めして固定する。次いで、両側桁材21,2
1の垂片21h,21h間に補強桁材30を直交状に配
設して両側桁材21,21及び中間桁材12と補強桁材
30とをスプリングワッシャー4が嵌め込まれた固定部
材3で固定する。
1,21および中間桁材12に数枚のデッキボード2を
固定部材止めして固定する。次いで、両側桁材21,2
1の垂片21h,21h間に補強桁材30を直交状に配
設して両側桁材21,21及び中間桁材12と補強桁材
30とをスプリングワッシャー4が嵌め込まれた固定部
材3で固定する。
【0029】図13乃至図15において、第四実施例の
荷役用金属パレットDは第三実施例と同じく互いに平行
状態で同一間隔にて配設された側桁材31,31および
中間桁材32と、上記側桁材31,31および中間桁材
32の上面に適宜な間隔を設けて直交状態で固定された
多数のデッキボード33と、補強桁材34とから主要部
材が構成されている。ここで、側桁材31,31および
中間桁材32は、前述の桁材の構成に加えてそれぞれの
中空押出形材の下辺の張出し片35の端部に垂縁36を
形成するものである。そして、この場合上辺の張出し片
1c,11c,21cに比較して張出し片35は広幅と
して上辺の垂縁が組立て加工に際して障害とならないよ
うな大きさとする。このようなものとすることによっ
て、隣接するデッキボード2,2間の間隙から側桁材3
1,中間桁材32と補強桁材33との固定部材止めを可
能とすることが出来る。これによって補強桁材34の下
面の固定部材締付工具用孔30eの形成を不要とするこ
とが出来る。
荷役用金属パレットDは第三実施例と同じく互いに平行
状態で同一間隔にて配設された側桁材31,31および
中間桁材32と、上記側桁材31,31および中間桁材
32の上面に適宜な間隔を設けて直交状態で固定された
多数のデッキボード33と、補強桁材34とから主要部
材が構成されている。ここで、側桁材31,31および
中間桁材32は、前述の桁材の構成に加えてそれぞれの
中空押出形材の下辺の張出し片35の端部に垂縁36を
形成するものである。そして、この場合上辺の張出し片
1c,11c,21cに比較して張出し片35は広幅と
して上辺の垂縁が組立て加工に際して障害とならないよ
うな大きさとする。このようなものとすることによっ
て、隣接するデッキボード2,2間の間隙から側桁材3
1,中間桁材32と補強桁材33との固定部材止めを可
能とすることが出来る。これによって補強桁材34の下
面の固定部材締付工具用孔30eの形成を不要とするこ
とが出来る。
【0030】この考案に係る荷役用金属パレットは、上
記の四つの実施態様に限定されるものではなく、デッキ
ボードの表面に滑り止め用凹凸部を施すとか、中間桁材
の増減を行う等は、この考案の技術的思想に包含される
ものである。
記の四つの実施態様に限定されるものではなく、デッキ
ボードの表面に滑り止め用凹凸部を施すとか、中間桁材
の増減を行う等は、この考案の技術的思想に包含される
ものである。
【0031】
【考案の効果】以上のように、この考案に係る荷役用金
属パレットは、その構成部材である桁材とデッキボード
とを、アルミニウム合金等の押出形材を所要寸法に切断
し、固定部材で組立固定したので、機械的強度が大き
く、木材や鉄製のものより軽量で扱い易く、廉価にて量
産に適し、使用時のフォークの挿入衝撃により桁材とデ
ッキボードが分離することなく、耐久性に富み、使用後
にも軽金属材料としてリサイクルすることができる。
属パレットは、その構成部材である桁材とデッキボード
とを、アルミニウム合金等の押出形材を所要寸法に切断
し、固定部材で組立固定したので、機械的強度が大き
く、木材や鉄製のものより軽量で扱い易く、廉価にて量
産に適し、使用時のフォークの挿入衝撃により桁材とデ
ッキボードが分離することなく、耐久性に富み、使用後
にも軽金属材料としてリサイクルすることができる。
【図1】この考案に係る荷役用金属パレットの第一実施
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図2】図1の(イ)−(イ)線に沿って切断した概略
断面図である。
断面図である。
【図3】図1の(b)−(b)線に沿って切断した拡大
断面図である。
断面図である。
【図4】図3の(ハ)−(ハ)線に沿って切断した概略
断面図である。
断面図である。
【図5】桁材の開口端部を閉塞するキャップの拡大斜視
図である。
図である。
【図6】この考案に係る荷役用金属パレットの第二実施
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図7】図5の(ニ)−(ニ)線に沿って切断した概略
断面図である。
断面図である。
【図8】図5の(ホ)−(ホ)線に沿って切断した拡大
断面図である。
断面図である。
【図9】この考案に係る荷役用金属パレットの第三実施
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図10】図9の(ヘ)−(ヘ)線に沿って切断した概
略断面図である。
略断面図である。
【図11】図9の(ト)−(ト)線に沿って切断した拡
大断面図である。
大断面図である。
【図12】図11の(チ)−(チ)線に沿って切断した
断面図である。
断面図である。
【図13】この考案に係る荷役用金属パレットの第四実
施例を示す概略断面図である。
施例を示す概略断面図である。
【図14】図13における側桁材近傍の拡大断面図であ
る。
る。
【図15】図13における中間桁材近傍の拡大断面図で
ある。
ある。
A,B,C,D 荷役用金属パレット 1 桁材 1b 上辺 1c 張出片 1d 垂縁 1e 固定部材挿通孔 2 デッキボード 3 固定部材 6 キャップ 11 側桁材 12 中間桁材 30 補強桁材
Claims (4)
- 【請求項1】 上辺の両側延長上に張出片が延設され、
所望により上記両張出片に固定部材挿通孔が穿設される
と共に、両張出片の先端に固定部材保護用の垂縁が垂設
された中空の押出形材からなる桁材と、 適数本のリブが設けられ底面に固定部材受が形成された
中空板状の押出形材からなるデッキボードとを設け、 前記桁材をフォークリフトのフォークが挿入できる間隔
で平行に複数本配設し、上記複数本の桁材上にデッキボ
ードを直交状に配設して桁材とデッキボードを固定部材
で固定したことを特徴とする荷役用金属パレット。 - 【請求項2】 上辺の両側延長上に張出片が延設され、
所望により上記両張出片に固定部材挿通孔が穿設される
と共に、外側となる張出片の先端に受片を立設し、内側
となる張出片の先端に固定部材保護用の垂縁が垂設され
た中空の押出形材からなる側桁材と、 上辺の両側延長上に張出片が延設され、所望により上記
両張出片に固定部材挿通孔が穿設されると共に、両張出
片の先端に固定部材保護用の垂縁が垂設された中空の押
出形材からなる中間桁材と、 適数本のリブが設けられ底板に固定部材受が形成された
中空板状の押出形材からなるデッキボードとを設け、 前記側桁材を両側に配しフォークリフトのフォークが挿
入できる間隔で中間桁材を平行に配設し、両側の側桁材
および中間桁材上にデッキボードを直交状に配設して、
各桁材とデッキボードを固定部材で固定したことを特徴
とする荷役用金属パレット。 - 【請求項3】 上辺の両側延長上に張出片が延設され、
所望により上記両張出片に固定部材挿通孔が穿設される
と共に、外側となる張出片の先端に受片を立設し、内側
となる張出片の先端に固定部材保護用の垂縁が垂設さ
れ、本体の外板延長上に垂片が垂設された中空の押出形
材からなる側桁材と、 上辺の両側延長上に張出片が延設され、所望により上記
両張出片に固定部材挿通孔が穿設されると共に、両張出
片の先端に固定部材保護用の垂縁が垂設された中空の押
出形材からなる中間桁材と、 適数本のリブが設けられ底面に固定部材受が形成された
中空板状の押出形材からなるデッキボードと、 適数本のリブが設けられ上板に固定部材挿通孔が穿設さ
れた中空板状の補強桁材とを設け、 前記側桁材を両側に配しフォークリフトのフォークが挿
入できる間隔で中間桁材を平行に配設し、両側の側桁材
および中間桁材上にデッキボードを直交状に配設して、
各桁材とデッキボードを固定部材で固定すると共に、両
側桁材の垂片間に補強桁材を直交状に配設して各桁材と
補強桁材とを固定部材で固定したことを特徴とする荷役
用金属パレット。 - 【請求項4】 上辺の両側延長上に張出片が延設され、
所望により上記両張出片に固定部材挿通孔が穿設される
と共に、外側となる張出片の先端に受片を立設し、内側
となる張出片の先端に固定部材保護用の垂縁が垂設さ
れ、本体の外板延長上に垂片が垂設されたると共に底辺
の張出片の先端に固定部材保護用垂縁が立設された中空
の押出形材からなる側桁材と、 上辺及び下辺の各々の両側延長上に張出片が延設され、
所望により上記両張出片に固定部材挿通孔が穿設される
と共に、該張出片の先端に固定部材保護用の垂縁が垂設
された中空の押出形材からなる中間桁材と、 適数本のリブが設けられ底面に固定部材受が形成された
中空板状の押出形材からなるデッキボードと、 適数本のリブが設けられ上板に固定部材挿通孔が穿設さ
れた中空板状の補強桁材とを設け、 前記側桁材を両側に配しフォークリフトのフォークが挿
入できる間隔で中間桁材を平行に配設し、両側の側桁材
および中間桁材上にデッキボードを直交状に配設して、
各桁材とデッキボードを固定部材で固定すると共に、両
側桁材の垂片間に補強桁材を直交状に配設して各桁材と
補強桁材とを固定部材で固定したことを特徴とする荷役
用金属パレット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5892293U JP2586582Y2 (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | 荷役用金属パレット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5892293U JP2586582Y2 (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | 荷役用金属パレット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0728023U JPH0728023U (ja) | 1995-05-23 |
JP2586582Y2 true JP2586582Y2 (ja) | 1998-12-09 |
Family
ID=13098324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5892293U Expired - Fee Related JP2586582Y2 (ja) | 1993-11-01 | 1993-11-01 | 荷役用金属パレット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2586582Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE112013002159T5 (de) | 2012-04-23 | 2015-01-15 | Mitsubishi Electric Corporation | Verstärkungsrahmen und Solarbatteriemodul |
-
1993
- 1993-11-01 JP JP5892293U patent/JP2586582Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0728023U (ja) | 1995-05-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |