JP2585334B2 - エレクトレット化合成繊維不織布フィルタの製造方法 - Google Patents

エレクトレット化合成繊維不織布フィルタの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明はエレクトレット化合成繊維不織布フィルタの
製造方法に関し、さらに詳しくは、フィルタ自体からの
発塵がなく、プリーツ加工が容易なエレクトレット化合
成繊維不織布からなる気体濾過用フィルタの製造方法に
関する。
発明の技術的背景ならびにその問題点 集積回路製造用のクリーン・ルームあるいはフロッピ
ーディスクのドライブ装置内の冷却空気循環ダクト内に
設けられる気体濾過用フィルタは、一般に市販されてい
るようなフィルタでは捕捉することができない微細な塵
芥を捕捉するような性能が要求される。具体的には、現
状では0.3μm以上の塵芥を捕捉することが求められて
おり、集積回路の高密度化に伴って、さらに微細な塵芥
までも捕捉できるような高性能フィルタが求められてい
る。
このような微細な塵芥を捕捉するためのフィルタとし
ては、合成繊維不織布に電荷を荷電させたエレトクレッ
ト化合成繊維不織布が広く用いられており、たとえば特
開昭60-225416号公報に詳細に説明されている。
エレクトレット化合成繊維不織布フィルタには、高電
荷密度を長期間にわたって安定して保持し続けるととも
に、このフィルタ自体から塵芥が発生する現象すなわち
自己発塵がないことが求められている。
ところでエレクトレット化合成繊維不織布フィルタ
は、フィルタを構成する不織布がばらばらになることを
防止するため、エレクトレット化合成繊維をニードルパ
ンチで処理していた。ところがニードルパンチでエレク
トレット化合成繊維不織布を処理すると、一部の不織布
繊維が切断されることがあり、この切断された繊維が自
己発塵の原因となるという大きな問題点があった。
またニードルパンチ処理されたエレクトレット化合成
繊維不織布フィルタは、その表面が毛羽立っており、こ
の毛羽立ちも自己発塵の原因の1つであろうと考えられ
る。さらにニードルパンチ処理されたフィルタは、薄く
成形することができず、また剛性に劣るため、プリーツ
加工(ひだ付け加工)する際に困難が伴うという問題点
があった。
一方エレクトレット化合成繊維不織布を、超音波融着
によって一体化する方法も考えられるが、超音波融着さ
れたエレクトレット化合成繊維不織布フィルタは、薄く
成形することができず、また剛性に劣るため、プリーツ
加工する際に困難が伴うという問題点のあることがわか
った。
このような問題点を解決するため、エレクトレット化
合成繊維不織布を加熱溶着することによって、フィルタ
を構成する不織布を一体化する方法も考えられるが、エ
レクトレット化合成繊維不織布を加熱融着すると、せっ
かく合成繊維不織布に付与された電荷が、加熱時に大き
く低下してしまうであろうと考えられていた。
したがって、エレクトレット化合成繊維不織布の電荷
を大きく低下させることなく、該不織布を強固に一体化
させてフィルタとして用いることのできるような方法の
出現が強く望まれていた。
発明の目的 本発明は、上記のような従来技術に伴う問題点を解決
しようとするものであって、自己発塵性がなく、しかも
薄く成形できて剛性もあってプリーツ加工もでき、その
上エレクトレット化合成繊維不織布に付与された電荷が
大きく低下することがないようなエレクトレット化合成
繊維不織布フィルタの製造方法を提供することを目的と
している。
発明の概要 本発明に係るエレクトレット化合成繊維不織布フィル
タの製造方法は、エレクトレット化された合成繊維ウェ
ブからなる不織布を、該繊維の軟化温度よりも50℃低い
温度から軟化温度未満の温度条件下で一対のエンボスロ
ール間に供給し、該不織布をエンボスロールで圧挟しな
がら、該不織布の表面を部分的に融着して一体化するこ
とを特徴としている。
本発明に係るエレクトレット化合成繊維不織布フィル
タの製造方法では、エレクトレット化された合成繊維ウ
ェブからなる不織布を、該繊維の軟化温度よりも50℃低
い温度から軟化温度未満の温度条件下で一対のエンボス
ロール間に供給し、該不織布をエンボスロールで圧挟し
ながら、該不織布の表面を部分的に融着して一体化して
いるので、得られるフィルタは、ニードルパンチ処理さ
れたエレクトレット化合成繊維不織布フィルタあるいは
超音波加工されたエレクトレット化合成繊維不織布フィ
ルタと比較して、自己発塵性がなく、しかも薄く成形で
きて剛性もあってプリーツ加工でき、その上該不織布フ
ィルタに付与された電荷が大きく低下することがなく優
れた塵芥捕捉性能を有している。
発明の具体的説明 以下本発明に係るエレクトレット化合成繊維不織布フ
ィルタの製造方法について、具体的に説明する。
本発明では、フィルタを製造する際に、不織布の原反
として用いられるエレクトレット化された合成繊維ウェ
ブとしては、従来、エレクトレット化合成繊維不織布フ
ィルタを製造する際に用いられてきたエレクトレット化
された合成繊維ウェブからなる不織布を広く用いること
ができる。また合成繊維ウェブからなる不織布にどのよ
うな処理によって電荷を付与してもよい。
原反としてのエレクトレット化された合成繊維ウェブ
からなる不織布は、10〜150g/m2好ましくは70〜130g/m2
の目付を有していることが望ましい。
また原反としてのエレクトレット化された合成繊維ウ
ェブからなる不織布は、10〜40×10-9クーロン/cm2好ま
しくは25〜35×10-9クーロン/cm2の表面電荷密度を有し
ていることが望ましい。
このようなエレクトレット化合成繊維ウェブとして
は、具体的には、たとえば特開昭60-225416号公報に開
示されたようなものを用いることができる。
本発明では、上記のようなエレクトレット化された合
成繊維ウェブからなる不織布を、該合成繊維の軟化温度
よりも50℃低い温度から軟化温度未満の温度条件下で一
対のエンボスロール間に供給し、該不織布をエンボスロ
ールで圧挟しながら、該不織布の表面を部分的に融着し
て一体化することによって、フィルタが得られる。
エンボスロール間にエレクトレット化された合成繊維
ウェブからなる不織布を供給する際には、上述のよう
に、該合成繊維の軟化温度よりも50℃低い温度から軟化
温度未満の温度条件が採用されるが、より詳しくは、該
合成繊維の軟化温度よりも5〜50℃好ましくは20〜30℃
低い温度条件が採用される。
エレクトレット化された合成繊維ウェブからなる不織
布をエンボスロール間に供給するに際して、該合成繊維
の軟化温度以上の温度条件を採用すると、該ウェブから
なる不織布の一体化は確実に行なわれるが、ウェブから
電荷が失われるため好ましくない。一方エレクトレット
化された合成繊維ウェブからなる不織布をエンボスロー
ル間に供給するに際して、該合成繊維の軟化温度よりも
50℃以上低い温度条件を採用すると、該不織布の一体化
が充分に行なわれないため好ましくない。
具体的には、ポリプロピレンをベースとし、これにポ
リカーボネートおよびマレイン酸変性ポリプロピレンを
含んでなるエレクトレット化された合成繊維ウェブは、
軟化点が約150℃程度であるため、エンボス加工時には1
20〜140℃程度の温度条件が採用される。
エレクトレット化された合成繊維ウェブからなる不織
布は、一対のエンボスロール間に供給され、このエンボ
スロール間で加圧されながら挟まれると、該ウェブから
なる不織布は軟化温度未満の温度であっても軟化して融
着される。このようにして該ウェブからなる不織布を軟
化温度よりも50℃低い温度から軟化温度未満の温度で融
着すると、フィルタのエンボス表面だけが溶融し、非エ
ンボス部および中間層では電荷はほとんど消失しないま
ま残存しており、ウェブから電荷がほとんど消失しな
い。したがって優れた塵芥捕捉性能を有するフィルタが
得られる。
またエンボス時に溶融したウェブの表面部分の合成繊
維は、多少非溶融部にも入り込むため、ウェブの一体化
が確実に行なわれるとともに、自己発塵が防止される。
エレクトレット化された合成繊維ウェブからなる不織
布を一部融着して一体化する際に用いられる一対のエン
ボスロールは、得られるフィルタのエンボス率すなわち
フィルタ全表面に対するエンボス部の割合が、2〜35%
好ましくは3〜10%となるようなものが用いられる。
フィルタのエンボス率が35%を越えると、フィルタの
塵芥捕捉能力が低下するため好ましくなく、一方3%未
満であると、ウェブの一体化が不充分となるため好まし
くない。
本発明に係る製造方法により得られるエレクトレット
化合成繊維不織布フィルタは、薄いフィルム状に成形可
能であって、しかも剛性に優れているため、折り曲げ加
工すなわちプリーツ加工が容易である。その上一体化加
工時に電荷がほとんど消失しないため、優れた塵芥捕捉
性を有している。さらに、ニードルパンチにより一体化
する場合のように合成繊維ウェブ自体を切断することが
ないため、自己発塵性がほとんどないという極めて優れ
た性能を有している。
したがって本発明に係るエレクトレット化合成繊維不
織布フィルタは、クリーンルーム用フィルタ、家庭用空
調機用フィルタ、フロッピーディスクドライブ装置用気
体濾過フィルタなどとして用いることができる。
発明の効果 本発明に係るエレクトレット化合成繊維不織布フィル
タの製造方法では、エレクトレット化された合成繊維ウ
ェブからなる不織布を、該繊維の軟化温度よりも50℃低
い温度から軟化温度未満の温度条件下で一対のエンボス
ロール間に供給し、該不織布をエンボスロールで圧挟し
ながら、該不織布の表面を部分的に融着して一体化して
いるので、得られるフィルタは、ニードルパンチ処理さ
れたエレクトレット化合成繊維不織布フィルタあるいは
超音波加工されたエレクトレット化合成繊維不織布フィ
ルタと比較して、自己発塵性がなく、しかも薄く成形で
きて剛性もあってプリーツ加工でき、その上該不織布フ
ィルタに付与された電荷が大きく低下することがなく優
れた塵芥捕捉性能を有している。
以下本発明を実施例により説明するが、本発明はこれ
ら実施例に限定されるものではない。
実施例1〜7 ポリプロピレン90重量%、ポリカーボネート5重量
%、無水マレイン酸グラフト変性ポリプロピレン5重量
%からなる樹脂組成物を、インフレーション成膜法によ
り、厚さ30μmのフィルムに成形した。
このフィルムの折合せたチューブの両端を連続的に切
断し、フィルム巾300mmの2枚のフィルムを得た。
この各フィルムを、印加電圧8KV(直流)、電極間隔9
mm、コロナ放電極の滞留時間0.8秒での条件でエレクト
レット化を行なった。
このエレクトレット化フィルムを、加熱ロール温度11
0〜120℃で、長手方向に約6〜8倍の延伸倍率でロール
延伸し、厚味10〜20μmの延伸フィルムとした。
この延伸エレクトレットフィルムを、針山状ロールで
種々の解繊比で網目状に解繊し、ドラムに巻取った。
この解繊維をカッターにて繊維長90mmに切断し開綿機
にて綿状とした。
得られた綿をウェブ・フォーミング・マシンに供給し
て、表1に示す目付と厚みを有するウェブに成形した。
このようにして得られたエレクトレット化された合成
繊維ウェブからなる不織布を、表1に示す各種の温度条
件下で、一対のエンボスロール間に5m/分の速度で供給
して、不織布を表1に示すエンボス率でエンボス加工し
て、フィルタを製造した。各フィルタ材を用いて、以下
に示す方法にて各種試験を行なった。
得られたフィルタに清浄空気(0.17ミクロン以上の粒
径の塵芥が10分間平均で1個/15l以下)を5m2/分(Δp
=20mmH2O)の割合で8時間フィルタに送気(エージン
グ)した。次いでフィルタに前記清浄空気を0.4m3/分の
割合で流し、フィルタを通過してくる空気よりサンプリ
ングした15lの空気中に含まれる0.17μm以上の塵芥数
を日立電子エンジニアリング社製レーザー式パーティク
ルカウンタTS-1500で測定した。
比較例1〜2 実施例1〜7と同様にして得られたエレクトレット化
された合成繊維ウェブからなる不織布を該不織布の軟化
点(約150℃)よりも50℃低い100℃の温度条件でエンボ
ス加工した場合(比較例1)及び該軟化点よりも高い16
0℃の温度でエンボス加工した場合(比較例2)の試験
結果を表1に示す。
比較例3 実施例1〜7と同様にしてインフレーション成膜法に
よって得られたフィルムをエレクトレット化しないで表
1に示す条件で熱エンボス化した後、該実施例と同様の
方法を用いてエレクトレット化した。このものの試験結
果を表1に示す。このときの捕集効率Eの値は53.2%と
実施例1〜7の方法に比べて低くなった。
比較例4〜5 実施例1〜7で得られたエレクトレット化された合成
繊維ウェブからなる不織布を用いて以下に述べるニード
ルパンチ処理方法および超音波融着方法によって得られ
るフィルタについて各種試験を行なった結果を表1に示
した。
(ニードルパンチ処理方法) エレクトレット化された合成繊維ウェブをフェラー社
製ニードルパンチ機にて、パンチ数35N/cm2、針深度12m
mの条件でニードルパンチングを行ない試料を得た。
(超音波融着方法) エレクトレット化された合成繊維ウェブを静電社製超
音波融着機Sonopet-1000Bにて、成形速度5m/min、圧力2
kg/cm2にて融着を行ない試料を得た。
測定法 〈捕集効率〉 装置の概略図を第1図に示す。日本科学工業社製エア
ロゾル発生機1よりNaCl粒子(粒径=0.3μ)を清浄エ
アーによりチャンバー2に供給し、一定濃度(2〜6×
106個/CF)となった後、ブロワー3を作動させ、一定速
度(υ=10cm/sec)となった時のエレクトレット・フィ
ルタ4の上流、下流側のNaCl粒子濃度をリオン社製パー
ティクルカウンターKC-01A5によって測定し、下式によ
り算出した。
〈圧力損失〉 上記装置において、υ=10cm/secにおける、フィルタ
前、後の圧力損失を東京航空計器社製デジタル圧力計に
より測定した。
〈発塵粒子数〉 エレクトレット・フィルタに清浄空気(0.17μ以上の
粒径の粒子が10分間平均で1個/15l以下)を5m3/分(Δ
p=20mmH2O)の割合で8時間フィルタに送気した。次
いで、フィルタに前記清浄空気を0.4m3/分の割合で流
し、フィルタを通過してくる空気よりサンプリングした
15lの空気中に含まれる0.17μ以上の粒子数を日立電子
エンジニアリング社製レーザー式パーティクルカウンタ
ーTS-1500で測定した。
〈強度〉 JIS-L1085に準じ行なった。
〈厚み〉 JIS-L1085に準じ行なった。
〈目付〉 JIS-L1085に準じ行なった。
〈毛羽立ち〉 目視にて5段階評価した。
(良)1〜5(悪)
【図面の簡単な説明】
第1図は、フィルタ性能評価装置の概略図である。 1……エアロゾル発生機、2……チャンバー 3……ブロワー、4……エレクトレットフィルタ 5……パーティクルカウンター 6……クリーンエアーフィルタ、7……圧力計 8……風量調整バルブ、9……風速計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−134621(JP,A) 特開 昭55−158315(JP,A) 特開 昭55−99315(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エレクトレット化された合成繊維ウェブか
    らなる不織布を、該繊維の軟化温度よりも50℃低い温度
    から軟化温度未満の温度条件下で、一対のエンボスロー
    ル間に供給し、該不織布をエンボスロールで圧挟しなが
    ら、該不織布の表面を部分的に融着して一体化すること
    を特徴とするエレクトレット化合成繊維不織布フィルタ
    の製造方法。
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