JP2583474Y2 - 自立型陳列筒 - Google Patents

自立型陳列筒

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JP2583474Y2
JP2583474Y2 JP1990105516U JP10551690U JP2583474Y2 JP 2583474 Y2 JP2583474 Y2 JP 2583474Y2 JP 1990105516 U JP1990105516 U JP 1990105516U JP 10551690 U JP10551690 U JP 10551690U JP 2583474 Y2 JP2583474 Y2 JP 2583474Y2
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JP
Japan
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rubber
wall
inquiry
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groove
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Application number
JP1990105516U
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English (en)
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JPH0462612U (ja
Inventor
芳男 渡辺
Original Assignee
株式会社タナカヤ
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、ゴムの伸縮力を利用して、ワンタッチで
外壁を湾曲させ、自立して陳列できる様に工夫した、自
立型陳列筒に関する物である。
〈従来の技術〉 従来の陳列筒は筒状の形式ではなく、パネル状の物が
殆どで、パネル状の表示板へ自立させる為のスタンドを
設けた形状の物であった。
〈考案が解決しようとする課題〉 従来の技術の場合、パネル状の表示板へ自立させる為
のスタンドを設けていたが、このスタンド部分が見る角
度によっては表示面を隠したりするなどして邪魔にな
り、デザイン的な美しさを妨げる要因にもなった。
本案は以上の様な内容を考慮に入れ、スタンドを取り
外しても自立させる事ができ、曲線的な美しさを取り入
れる事で美的にも向上させ、ワンタッチで組み立てる事
ができる様にする、という課題を解決する為になされた
物である。
〈課題を解決する為の手段〉 第1図は本案の内部を破線を用いて透視し、組み立て
た状態で示した要部透視斜視図。第2図は本案の内部を
破線を用いて透視し、折り畳んだ状態で示した要部透視
斜視図。
本体(1)に於いて、前後から押し潰された筒の形状
で外壁(2)を設ける。
外壁(2)の折り曲げられた部分の両方より、引合い
板(3)を連接して設ける。
引合い板(3)どうしを引き合える状態で、ゴム
(4)を設ける。
ゴム(4)を通して、スライドさせる事ができる状態
で、引合い板(3)へ溝(5)を設ける。
〈作用〉 外壁(2)を設けた事で、この部分を湾曲させて自立
させる事ができる。
引合い板(3)を設けた事で、この部分が引き合え
ば、外壁(2)を凸レンズ状に湾曲させる事ができる。
ゴム(4)を設けた事により、ゴムの伸縮力を利用す
る事で、本体(1)をワンタッチで組み立てる事ができ
る。
溝(5)を設けた事により、この溝を伝わる事で、ゴ
ム(4)を引合い板(3)の中の方へ導く事ができ、ゴ
ム(4)を楽に取り付ける事ができる。
〈実施例〉 第1図は本案の実施例の内部を破線を用いて透視し、
組み立てた状態で示した要部透視斜視図。第2図は本案
の実施例の内部を破線を用いて透視し、折り畳んだ状態
で示した要部透視斜視図。
本案は厚紙などの適度に腰のある素材を用いる。
外壁(2)は潰された筒の形状をし、その部分へ印刷
する事によって表示面として設ける。
外壁(2)の両端へ、一本の谷折り線を介して引合い
板(3)を有した形状の物を対の状態で設け、これらを
二つ重ね合わせ、互いに重なり合った引合い板(3)の
部分を接着して、外壁(2)を筒状にして製造する。
引合い板(3)の上下の二箇所へ、ゴム(4)を取り
付ける。本体(1)の上下の長さが短い場合は、その中
心部へ一箇所の取付けであっても良い。
ゴム(4)を取付け易くする為の溝(5)の形状は、
引合い板(3)の上下の端辺を起点にし、そこから本体
(1)を組み立てた状態に於いて、本体(1)の中心線
へ向かって傾斜する状態で設ける。
引合い板(3)の左右幅は、第1図で示す様に、本体
(1)が立体的に組立てられた状態に於いて、引合い板
(3)どうしの端辺部分が、互いにぶつかり会える状態
の寸法で設ける。
〈考案の効果〉 重なり合った引合い板(3)の部分を接着して、外壁
(2)を筒状にして製造した事によって、外壁(2)の
端の接着部分を生かす事ができるので、製造は簡単にな
り、引合い板(3)の部分を補強する事ができるので、
ゴム(4)の引っ張りにも耐える事ができる。
上下の2箇所へゴム(4)を取付けた事によって、本
体(1)は上下のどちらかに片寄った状態で立体的に組
み上がるのではなく、均整のとれた状態でゴム(4)を
収縮させる事ができる。
溝(5)の形状を本体(1)の中心部へ傾斜した形状
で設けた事によって、ゴム(4)が引っ張られた状態に
於いて、引合い板(3)より離脱しにくくする事ができ
る。
引合い板(3)の端辺どうしがぶつかり会える状態で
設けた事によって、引合い板(3)の幅を変える事で、
本体(1)の膨らみを加減する事ができる。
以上の様な考案の効果により、本案は外壁(2)を凸
レンズ状に隆起させる事からスタンドを取り外しても自
立させる事ができ、曲線的な美しさを取り入れる事で美
的にも向上させる事ができ、ゴムの伸縮を利用している
ので、ワンタッチで組み立てる事ができる。よって本案
は課題を解決した考案であるという事を立証する事がで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案及び本案の実施例の内部を破線を用いて透
視し、組み立てた状態で示した要部透視斜視図。第2図
は本案及び本案の実施例の内部を破線を用いて透視し、
折り畳んだ状態で示した要部透視斜視図。 (1)…本体 (2)…外壁 (3)…引合い板 (4)…ゴム (5)…溝

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】矩形の外壁2の両端へ、一本の谷折線を介
    して引合い板3を有した形状の物を対の状態で設け、こ
    れらを二つ重ねあわせ、互いに重なり合った引合い板3
    の部分を接着して、押し潰された筒形状の外壁2を有す
    る本体1を形成し、接着された引合い板3に縦方向の切
    込を入れて溝5を形成し、この溝5にゴム4を取り付
    け、このゴム4によって左右の引合い板3どうしが引き
    付けられ、外壁3が天地から見た状態で凸レンズ状に膨
    れて立体化することを特徴とした自立型陳列筒。
JP1990105516U 1990-10-05 1990-10-05 自立型陳列筒 Expired - Lifetime JP2583474Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0462612U JPH0462612U (ja) 1992-05-28
JP2583474Y2 true JP2583474Y2 (ja) 1998-10-22

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ID=31851226

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JPS63197460U (ja) * 1987-06-11 1988-12-20

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JPH0462612U (ja) 1992-05-28

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