JP2582769B2 - スイッチング機構 - Google Patents
スイッチング機構Info
- Publication number
- JP2582769B2 JP2582769B2 JP62067211A JP6721187A JP2582769B2 JP 2582769 B2 JP2582769 B2 JP 2582769B2 JP 62067211 A JP62067211 A JP 62067211A JP 6721187 A JP6721187 A JP 6721187A JP 2582769 B2 JP2582769 B2 JP 2582769B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- switch
- magnet
- switching mechanism
- weight
- buoyancy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H1/00—Contacts
- H01H1/50—Means for increasing contact pressure, preventing vibration of contacts, holding contacts together after engagement, or biasing contacts to the open position
- H01H1/54—Means for increasing contact pressure, preventing vibration of contacts, holding contacts together after engagement, or biasing contacts to the open position by magnetic force
Landscapes
- Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
- Transmitters (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、海難救助安全システム、例えばラジオブ
イ、レーダトランスポンダ(SART)、衛星系非常位置指
示無線標識(EPIRB)等に用いられるスイッチング機構
に関する。
イ、レーダトランスポンダ(SART)、衛星系非常位置指
示無線標識(EPIRB)等に用いられるスイッチング機構
に関する。
(従来の技術) 周知のように、海難救助安全システムはIMO(国際海
事機構)及びITU(国際電気通信連合)等の定める規格
の他、船級協会の種々の規則に合致しなければならな
い。これらの規格、規則のうちのスイッチング機構に関
する技術基準には、一般要求の他、以下のものがある。
事機構)及びITU(国際電気通信連合)等の定める規格
の他、船級協会の種々の規則に合致しなければならな
い。これらの規格、規則のうちのスイッチング機構に関
する技術基準には、一般要求の他、以下のものがある。
(1) 機器は極端な条件においても信頼できるもので
あること。
あること。
(2) 不注意による起動を防ぐために適当な手段を備
えていること。
えていること。
(3) 10mの水深で5分間耐えるような水密構造であ
ること。[電気回路は凝結や漏水による有害な影響に耐
えるものであること。] (4) 自動的に起動すること。
ること。[電気回路は凝結や漏水による有害な影響に耐
えるものであること。] (4) 自動的に起動すること。
(5) 手動起動及び手動停止ができること。[遠隔操
作でもよい。] (6) 容易に[信号を発信することなく]試験できる
こと。
作でもよい。] (6) 容易に[信号を発信することなく]試験できる
こと。
(7) 20mの高さから水中に落下しても損傷を受けな
いこと。
いこと。
(5) 船上に取付けられている間、海上航行船の通常
出合う押板上への衝撃や振動の範囲を越えても正常に作
動させることができること。
出合う押板上への衝撃や振動の範囲を越えても正常に作
動させることができること。
上記条件のともで、従来のシステムに用いられるスイ
ッチング機構として、水銀スイッチ(転倒スイッチ)が
よく用いられる。この水銀スイッチは水銀接点を使用し
たものであり、システムが海上あるいは収容器上に正立
したときに閉じて動作を自動的に開始させるものであ
る。動作を停止させる場合には天地を逆向きにする。つ
まり据付状態では、このシステムは天地が逆向きの状態
で収容器に装着されている。
ッチング機構として、水銀スイッチ(転倒スイッチ)が
よく用いられる。この水銀スイッチは水銀接点を使用し
たものであり、システムが海上あるいは収容器上に正立
したときに閉じて動作を自動的に開始させるものであ
る。動作を停止させる場合には天地を逆向きにする。つ
まり据付状態では、このシステムは天地が逆向きの状態
で収容器に装着されている。
しかしながら、このような装着手段には以下のような
問題がある。
問題がある。
(1) 衝撃、振動、動揺等の外力による誤動作を起こ
しやすい。
しやすい。
(2) 容易に試験(起動)できない(ワンタッチでな
い)。
い)。
(3) 不注意による起動を起こしやすい。
(発明が解決しようとする問題点) 以上述べたように、従来の海難救助安全システムに用
いられているスイッチング機構では水銀スイッチの構造
からシステムを天地逆に装着しなければならないため、 (1) 衝撃、振動、動揺等の外力による誤動作を起こ
しやすい。
いられているスイッチング機構では水銀スイッチの構造
からシステムを天地逆に装着しなければならないため、 (1) 衝撃、振動、動揺等の外力による誤動作を起こ
しやすい。
(2) 容易に試験(起動)できない(ワンタッチでな
い)。
い)。
(3) 不注意による起動を起こしやすい。
という問題があった。
この発明は上記問題点を解決するためになされたもの
で、 (1) 衝撃、振動、動揺等の外力による誤動作を起こ
しにくい。
で、 (1) 衝撃、振動、動揺等の外力による誤動作を起こ
しにくい。
(2) 容易に試験(起動)できる。
(3) 不注意による起動を起こしにくい。
という利点を有し、海難救助安全システムに極めて好適
なスイッチング機構を提供することを目的とする。
なスイッチング機構を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するためにこの発明に係るスイッチン
グ機構は、それぞれ磁界の強さに応じてオン/オフ状態
が切り替わり、互いに直列接続される第1及び第2のス
イッチと、前記第1のスイッチに対して磁界を与える第
1の磁石と、この第1の磁石を前記第1のスイッチの応
動範囲に対して自重によって接離するように案内する第
1の案内手段と、前記第2のスイッチに対して磁界を与
える第2の磁石と、この第2の磁石に浮力を与える浮力
発生手段と、前記第1の案内手段の案内方向と同一方向
に前記第2の磁石を前記第2のスイッチの応動範囲に対
して自重及び浮力によって接離するように案内する第2
の案内手段とを具備し、前記第1、第2のスイッチは前
記第1、第2の磁石が近接したとき共に同一状態となる
特性を有するようにしたものである。
グ機構は、それぞれ磁界の強さに応じてオン/オフ状態
が切り替わり、互いに直列接続される第1及び第2のス
イッチと、前記第1のスイッチに対して磁界を与える第
1の磁石と、この第1の磁石を前記第1のスイッチの応
動範囲に対して自重によって接離するように案内する第
1の案内手段と、前記第2のスイッチに対して磁界を与
える第2の磁石と、この第2の磁石に浮力を与える浮力
発生手段と、前記第1の案内手段の案内方向と同一方向
に前記第2の磁石を前記第2のスイッチの応動範囲に対
して自重及び浮力によって接離するように案内する第2
の案内手段とを具備し、前記第1、第2のスイッチは前
記第1、第2の磁石が近接したとき共に同一状態となる
特性を有するようにしたものである。
(作用) 上記構成によるスイッチング機構は、空中使用時にお
いて、正立状態で第1の磁石は自重で第1のスイッチに
近接して該スイッチをオン(またはオフ)に切換え、第
2の磁石は自重で第2のスイッチから遠ざかって該スイ
ッチをオフ(またはオン)に切換え、倒立状態で第1の
磁石は自重で第1のスイッチから遠ざかって該スイッチ
をオフ(またはオン)に切換え、第2の磁石は自重で第
2のスイッチに近接して該スイッチをオン(またはオ
フ)に切換える。水中使用時において、正立状態で第1
の磁石は自重で第1のスイッチに近接して該スイッチを
オン(またはオフ)に切換え、第2の磁石は浮力で第2
のスイッチに近接して該スイッチをオン(またはオフ)
に切換え、倒立状態で第1の磁石は自重で第1のスイッ
チから遠ざかって該スイッチをオフ(またはオン)に切
換え、第2の磁石は浮力で第2のスイッチから遠ざかっ
て該スイッチをオフ(またはオン)に切換える。すなわ
ち、この発明に係るスイッチング機構は、第1のスイッ
チに対して第1の磁石を自重のみで接離させ、第2のス
イッチに対して第2の磁石を自重及び浮力により接離さ
せることで、直立状態での空中時と水中時とでスイッチ
ング制御が異なるようになっている。このスイッチング
機構を用いれば、被搭載機器の状態が「直立姿勢」であ
るとき、第1及び第2の磁石が自重によって第1及び第
2のスイッチに作用し、「水中」であるとき、第2の磁
石が浮力によって第2のスイッチに作用するため、「直
立姿勢」を条件に、「正立」、「倒立」、「空中」、
「水中」の4状態で各スイッチのオン/オフ状態を切換
設定することが可能となる。特に、両スイッチは直列に
接続されており、第1、第2の磁石が近接したとき共に
オン(またはオフ)の状態となる特性を有することか
ら、例えば海難救助安全システム等の利用に際し、水中
において正立/倒立状態に応じて両スイッチを共にオン
(またはオフ)させることができ、安全かつ確実に起動
スイッチとして利用することができるようになる。
いて、正立状態で第1の磁石は自重で第1のスイッチに
近接して該スイッチをオン(またはオフ)に切換え、第
2の磁石は自重で第2のスイッチから遠ざかって該スイ
ッチをオフ(またはオン)に切換え、倒立状態で第1の
磁石は自重で第1のスイッチから遠ざかって該スイッチ
をオフ(またはオン)に切換え、第2の磁石は自重で第
2のスイッチに近接して該スイッチをオン(またはオ
フ)に切換える。水中使用時において、正立状態で第1
の磁石は自重で第1のスイッチに近接して該スイッチを
オン(またはオフ)に切換え、第2の磁石は浮力で第2
のスイッチに近接して該スイッチをオン(またはオフ)
に切換え、倒立状態で第1の磁石は自重で第1のスイッ
チから遠ざかって該スイッチをオフ(またはオン)に切
換え、第2の磁石は浮力で第2のスイッチから遠ざかっ
て該スイッチをオフ(またはオン)に切換える。すなわ
ち、この発明に係るスイッチング機構は、第1のスイッ
チに対して第1の磁石を自重のみで接離させ、第2のス
イッチに対して第2の磁石を自重及び浮力により接離さ
せることで、直立状態での空中時と水中時とでスイッチ
ング制御が異なるようになっている。このスイッチング
機構を用いれば、被搭載機器の状態が「直立姿勢」であ
るとき、第1及び第2の磁石が自重によって第1及び第
2のスイッチに作用し、「水中」であるとき、第2の磁
石が浮力によって第2のスイッチに作用するため、「直
立姿勢」を条件に、「正立」、「倒立」、「空中」、
「水中」の4状態で各スイッチのオン/オフ状態を切換
設定することが可能となる。特に、両スイッチは直列に
接続されており、第1、第2の磁石が近接したとき共に
オン(またはオフ)の状態となる特性を有することか
ら、例えば海難救助安全システム等の利用に際し、水中
において正立/倒立状態に応じて両スイッチを共にオン
(またはオフ)させることができ、安全かつ確実に起動
スイッチとして利用することができるようになる。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明す
る。
る。
第1図はその構成を示すもので、図中11,12はノーマ
ル・オープン型の第1及び第2のマグネティック・リー
ドスイッチである。これらは直列接続された状態で、か
つ平行に配置した状態で、樹脂製のモールド部材13によ
ってモールドされる。モールド部材13の内部において、
第1のマグネティック・リードスイッチ11の近傍上部に
は密閉室14が形成され、この密閉室14の内部には第1の
磁石15がスイッチ11に対して上下方向(図中矢印の方
向)に接離するように、移動自在に設けられている。ま
た、第2のマグネティック・リードスイッチ12の近傍下
部には開放室16が形成され、この開放室16の内部には、
第2の磁石17がフロート18に取着された状態で、スイッ
チ12に対して上下方向(図中矢印方向に接離するよう
に、移動自在に設けられている。開放室16は底部及び側
部の一部が開放されている。
ル・オープン型の第1及び第2のマグネティック・リー
ドスイッチである。これらは直列接続された状態で、か
つ平行に配置した状態で、樹脂製のモールド部材13によ
ってモールドされる。モールド部材13の内部において、
第1のマグネティック・リードスイッチ11の近傍上部に
は密閉室14が形成され、この密閉室14の内部には第1の
磁石15がスイッチ11に対して上下方向(図中矢印の方
向)に接離するように、移動自在に設けられている。ま
た、第2のマグネティック・リードスイッチ12の近傍下
部には開放室16が形成され、この開放室16の内部には、
第2の磁石17がフロート18に取着された状態で、スイッ
チ12に対して上下方向(図中矢印方向に接離するよう
に、移動自在に設けられている。開放室16は底部及び側
部の一部が開放されている。
上記マグネティック・リードスイッチ11は、第2図に
示すように、接点機能をもった磁性体からなる一対のリ
ード端子111,112の接点部を一定の間隙で一部対向する
ようにガラス管13で封止したもので、通常リード端子11
1,112の接点が開いているノーマルオープン型のもので
ある。このスイッチ11は、図に示す方向から永久磁石A
によって磁界が与えられると、リード端子111,112の接
点が閉じるようになっている。
示すように、接点機能をもった磁性体からなる一対のリ
ード端子111,112の接点部を一定の間隙で一部対向する
ようにガラス管13で封止したもので、通常リード端子11
1,112の接点が開いているノーマルオープン型のもので
ある。このスイッチ11は、図に示す方向から永久磁石A
によって磁界が与えられると、リード端子111,112の接
点が閉じるようになっている。
ここで、スイッチ11に対する永久磁石Aの位置とスイ
ッチ11の動作との関係を第3図に示す。すなわち、
(a)図に示すように、スイッチ11の接点部aに対する
永久磁石Aの偏位をd[mm]とし、距離をg[mm]とす
ると、例えば(b)図に示すような特性が得られ、安定
動作領域、不定領域、開放領域の3つの領域に分けられ
る。この特性を考慮して、第1図において磁石15は、リ
ードスイッチ11の接点部に対して、接近状態で安定動作
領域に入るように、離別状態で開放領域に入るように設
けられている。以上の関係は第2のマグネティック・リ
ードスイッチ12及び第2の磁石17との関係においても同
様である。
ッチ11の動作との関係を第3図に示す。すなわち、
(a)図に示すように、スイッチ11の接点部aに対する
永久磁石Aの偏位をd[mm]とし、距離をg[mm]とす
ると、例えば(b)図に示すような特性が得られ、安定
動作領域、不定領域、開放領域の3つの領域に分けられ
る。この特性を考慮して、第1図において磁石15は、リ
ードスイッチ11の接点部に対して、接近状態で安定動作
領域に入るように、離別状態で開放領域に入るように設
けられている。以上の関係は第2のマグネティック・リ
ードスイッチ12及び第2の磁石17との関係においても同
様である。
すなわち、上記のように構成したスイッチング機構で
は、図に示す状態で液中に沈めた場合、第1の磁石15は
自重によって第1のマグネティック・リードスイッチ11
に近接して該スイッチ11をオン状態に設定し、第2の磁
石17はフロート18の浮力によって第2のマグネティック
・リードスイッチ12に近接して該スイッチ12をオン状態
に設定する。また、天地が逆になった場合、第1の磁石
15は自重によって第1のマグネティック・リードスイッ
チ11から遠ざかって該スイッチ11をオフ状態に設定し、
第2の磁石17はフロート18の浮力によって第2のマグネ
ティック・リードスイッチ12から遠ざかって該スイッチ
12をオフ状態に設定する。このように、上記スイッチン
グ機構では、正立状態で第1及び第2のスイッチをオン
状態に制御し、倒立状態でオフ状態に制御するようにな
っている。
は、図に示す状態で液中に沈めた場合、第1の磁石15は
自重によって第1のマグネティック・リードスイッチ11
に近接して該スイッチ11をオン状態に設定し、第2の磁
石17はフロート18の浮力によって第2のマグネティック
・リードスイッチ12に近接して該スイッチ12をオン状態
に設定する。また、天地が逆になった場合、第1の磁石
15は自重によって第1のマグネティック・リードスイッ
チ11から遠ざかって該スイッチ11をオフ状態に設定し、
第2の磁石17はフロート18の浮力によって第2のマグネ
ティック・リードスイッチ12から遠ざかって該スイッチ
12をオフ状態に設定する。このように、上記スイッチン
グ機構では、正立状態で第1及び第2のスイッチをオン
状態に制御し、倒立状態でオフ状態に制御するようにな
っている。
第4図に海難救助安全システムなるラジオブイに上記
構成によるスイッチング機構を応用した場合の構成を示
す。尚、ここではマグネティック・リードスイッチを4
個使用して、2系統の回路を同時に起動する場合を示
し、第1図と同一部分には同一符号を付してその説明を
省略する。
構成によるスイッチング機構を応用した場合の構成を示
す。尚、ここではマグネティック・リードスイッチを4
個使用して、2系統の回路を同時に起動する場合を示
し、第1図と同一部分には同一符号を付してその説明を
省略する。
第4図において、21はラジオブイの本体ケースで、こ
の本体ケース21の底部には第1図に示したスイッチング
機構(但し第1及び第2のリードスイッチ11,12を2組
有する)が設けられ、内部の電気回路に接続されてい
る。
の本体ケース21の底部には第1図に示したスイッチング
機構(但し第1及び第2のリードスイッチ11,12を2組
有する)が設けられ、内部の電気回路に接続されてい
る。
すなわち、このラジオブイは、海面上に浮いた状態で
は、正立して底部及び側部の開放部から海水が入るよう
になっている。このため、第1の磁石15は自重によって
第1のリードスイッチ11に近接して該スイッチ11をオン
状態に設定し、第2の磁石17はフロート18の浮力によっ
て第2のリードスイッチ12に近接して該スイッチ12をオ
ン状態に設定することができる。したがって、このラジ
オブイは単に海に落下させるだけで起動することができ
る。
は、正立して底部及び側部の開放部から海水が入るよう
になっている。このため、第1の磁石15は自重によって
第1のリードスイッチ11に近接して該スイッチ11をオン
状態に設定し、第2の磁石17はフロート18の浮力によっ
て第2のリードスイッチ12に近接して該スイッチ12をオ
ン状態に設定することができる。したがって、このラジ
オブイは単に海に落下させるだけで起動することができ
る。
また、海水から引上げると、第2の磁石17はフロート
18の浮力がなくなるため自重によって下へ移動し、第2
のリードスイッチ12から遠ざかって該スイッチ12をオフ
とする。したがって、ラジオブイを海水から引上げるだ
けでその動作を停止させることができる。
18の浮力がなくなるため自重によって下へ移動し、第2
のリードスイッチ12から遠ざかって該スイッチ12をオフ
とする。したがって、ラジオブイを海水から引上げるだ
けでその動作を停止させることができる。
このラジオブイの天地を逆にした場合には、第1の磁
石15が自重によって下へ移動し、第1のリードスイッチ
11から遠ざかって該スイッチ11をオフとする。したがっ
て、不注意によって天地を逆にした場合の起動を防止す
ることができる。
石15が自重によって下へ移動し、第1のリードスイッチ
11から遠ざかって該スイッチ11をオフとする。したがっ
て、不注意によって天地を逆にした場合の起動を防止す
ることができる。
手動の場合、正立状態で底部の開放部からフロート18
と押し上げて第2の磁石17を第2のリードスイッチ12に
近接させ、該スイッチ12をオンさせることによって起動
させることができる。また、使用しない場合は側部の開
放部から安全ピン22を差込んで第2の磁石17が動かない
ようにロックしておけば、誤って起動してしまうような
ことはない。
と押し上げて第2の磁石17を第2のリードスイッチ12に
近接させ、該スイッチ12をオンさせることによって起動
させることができる。また、使用しない場合は側部の開
放部から安全ピン22を差込んで第2の磁石17が動かない
ようにロックしておけば、誤って起動してしまうような
ことはない。
上記海難救助安全システムにおいて、海難時の自動起
動の方法としては以下の方法がある。
動の方法としては以下の方法がある。
(1) 船舶が横転した場合に自動的に海に落下する。
(2) 救命用具に結付けておき、救命用具が海に落下
するといっしょに海に落下する。
するといっしょに海に落下する。
(3) 船員が海難時になったとき本システムをランド
セルのように背負って海に飛込む。
セルのように背負って海に飛込む。
したがって、この発明に係るスイッチング機構を用い
て艱難救助安全システムを構成すれば、衝撃、振動動揺
等の外力による誤動作を起こしにくくなり、また容易に
試験(起動)することができる。また、不注意による起
動を生じにくいという利点を有するようになる。
て艱難救助安全システムを構成すれば、衝撃、振動動揺
等の外力による誤動作を起こしにくくなり、また容易に
試験(起動)することができる。また、不注意による起
動を生じにくいという利点を有するようになる。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、 (1) 衝撃、振動、動揺等の外力による誤動作を起こ
しにくい。
しにくい。
(2) 容易に試験(起動)できる。
(3) 不注意による起動を起こしにくい。
という利点を有する海難救助安全システムに極めて好適
なスイッチング機構を提供することができる。
なスイッチング機構を提供することができる。
第1図はこの発明に係るスイッチング機構の一実施例を
示す構成図、第2図及び第3図はそれぞれ同実施例に用
いられるマグネティック・リードスイッチの構造及び特
性を説明するための図、第4図はこの発明に係るスイッ
チング機構を利用した艱難救助安全システムの構成を示
す図である。 11,12……マグネティック・リードスイッチ、13……モ
ールド部材、14……密閉室、15……第1の磁石、16……
開放室、17……第2の磁石、18……フロート、21……本
体ケース、22……安全ピン、111,112……リード端子、1
13……ガラス管、A……永久磁石。
示す構成図、第2図及び第3図はそれぞれ同実施例に用
いられるマグネティック・リードスイッチの構造及び特
性を説明するための図、第4図はこの発明に係るスイッ
チング機構を利用した艱難救助安全システムの構成を示
す図である。 11,12……マグネティック・リードスイッチ、13……モ
ールド部材、14……密閉室、15……第1の磁石、16……
開放室、17……第2の磁石、18……フロート、21……本
体ケース、22……安全ピン、111,112……リード端子、1
13……ガラス管、A……永久磁石。
Claims (1)
- 【請求項1】それぞれ磁界の強さに応じてオン/オフ状
態が切り替わり、互いに直列接続される第1及び第2の
スイッチと、 前記第1のスイッチに対して磁界を与える第1の磁石
と、 この第1の磁石を前記第1のスイッチの応動範囲に対し
て自重によって接離するように案内する第1の案内手段
と、 前記第2のスイッチに対して磁界を与える第2の磁石
と、 この第2の磁石に浮力を与える浮力発生手段と、 前記第1の案内手段の案内方向と同一方向に前記第2の
磁石を前記第2のスイッチの応動範囲に対して自重及び
浮力によって接離するように案内する第2の案内手段と
を具備し、 前記第1、第2のスイッチは前記第1、第2の磁石が近
接したとき共に同一状態となる特性を有することを特徴
とするスイッチング機構。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62067211A JP2582769B2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | スイッチング機構 |
EP88103202A EP0283781B1 (en) | 1987-03-10 | 1988-03-02 | Switching device |
DE8888103202T DE3877599T2 (de) | 1987-03-10 | 1988-03-02 | Schalteinrichtung. |
US07/163,560 US4825181A (en) | 1987-03-10 | 1988-03-03 | Switching device |
NO881037A NO171525C (no) | 1987-03-10 | 1988-03-08 | Bryteranordning for anvendelse i forbindelse med redningssystemer |
KR1019880002946A KR910001536B1 (ko) | 1987-03-20 | 1988-03-19 | 스위칭 기구 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62067211A JP2582769B2 (ja) | 1987-03-20 | 1987-03-20 | スイッチング機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63232230A JPS63232230A (ja) | 1988-09-28 |
JP2582769B2 true JP2582769B2 (ja) | 1997-02-19 |
Family
ID=13338347
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62067211A Expired - Fee Related JP2582769B2 (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-20 | スイッチング機構 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2582769B2 (ja) |
KR (1) | KR910001536B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0711497U (ja) * | 1993-07-29 | 1995-02-21 | 太洋無線株式会社 | 浮 標 |
JP6356583B2 (ja) * | 2014-11-26 | 2018-07-11 | 東洋ゴム工業株式会社 | 密閉型二次電池の監視センサ、密閉型二次電池、及び、密閉型二次電池の監視方法 |
Family Cites Families (3)
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