JP2582661B2 - ジッパーガスケット - Google Patents

ジッパーガスケット

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JP2582661B2 JP2232563A JP23256390A JP2582661B2 JP 2582661 B2 JP2582661 B2 JP 2582661B2 JP 2232563 A JP2232563 A JP 2232563A JP 23256390 A JP23256390 A JP 23256390A JP 2582661 B2 JP2582661 B2 JP 2582661B2
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gasket
screw
zipper
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screw insertion
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彰 棚谷
知士 藤本
信之 河崎
重弘 国友
拓一 前田
三朗 川端
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、建築物においてガラス板や外壁板等を連設
するためのジッパーガスケットに関するものであり、特
に、屋内側で建物桁材に容易に連結可能としたガスケッ
トに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、工場、倉庫、体育館等においては、屋根の一部
を開口し、この開口部にガラスや合成樹脂製の採光板を
組み込み、天窓を形成していた。
複数枚の採光板は、端面を突き合わせ状にして平面状
に連設されているが、連設部材としては長尺なアルミ引
抜材を使用している。この連設部材は、採光板相互を強
固に連設し、かつ雨仕舞い処理を充分なものとするため
に構造が複雑であり、単価が高価なものであった。しか
も、構築施工には熟練を要するものであった。
近年、採光板により天窓を構築するに際し、上記する
金属製の連設部材に変えてゴムのような弾性材からなる
ガスケットが使用されている。
また、最近では壁面を総ガラス張りとした構築物が建
設されているが、このガラスを張り合わせるためにガス
ケットが使用され、更に、ガラス板と外壁板あるいは外
壁板相互を平面状に連設し、壁面を構築する場合にもガ
スケットが使用されている。
ガスケットは、使用目的や使用箇所によって種々な形
状、構造のものが提供されているが、連結部材を介して
ガスケットと屋内側の建物桁材を連結し、支持、補強す
るようにしたガスケットがある。
第3図は連結部材に連結可能としたガスケットの一例
を示すものであり、公知文献としては実公昭63−15453
号公報の第3図に示されている。
このガスケット1は、ゴムのような弾性材からなる長
尺な棒状体の長さ方向両側に、一対の挟持片2、3を形
成し、各挟持片2、3間を嵌合溝4とする。挟持片2、
2側の平面部内には、長さ方向にそって嵌挿溝5を形成
し、この嵌挿溝5にはジッパー6を着脱自在とするとと
もに密に嵌挿可能となっている。また挟持片3、3側の
平面部内には、嵌合溝4と平行であり、かつ偏平状な連
結溝7が長さ方向にそって形成してある。
ガスケット1に取り付ける連結部材8は、ガスケット
1と平行な長尺材であり、一般的にはH型鋼が使用され
ている。
ガラス板や外壁板等の板体9は、その長さ方向端部を
嵌合溝4内に嵌め込むが、その際には、ジッパー6を嵌
挿溝5から取り外し、挟持片2、2を自由状態とし嵌合
溝4を拡開した状態で板体9を嵌め、その後、ジッパー
6を嵌挿溝5内に嵌挿することにより挟持片2、2を板
体9に圧接し、挟持力を補強する。
〔発明が解決しようとする課題〕
ガスケット1の連結溝7は、その横巾間隔Hに制限が
あるため、H型鋼のリブをそのまま挿通することはでき
ず、片側のリブ8aを間隔Hの長さに合わせる必要があ
る。
従来はリブ8aの長さ方向両側を、連結溝7の長さ間隔
Hにあわせ、カッターにより切断して使用するようにし
ていた。
しかし、リブ8aの両側を切断する際に発生するカッタ
ー熱でH型鋼全体の形状が歪むことがあり、このため全
体形状を特定することができず、ガスケット1に取り付
けることができないものであった。無理にリブ8aを連結
溝7内に挿通すれば、ガスケット1自体に歪みを生じ、
嵌合溝4と板体9間に隙間ができて板体9の保持に支障
をきたすものであった。
仮に、連結部材8に歪みを生じない場合でも、切断
時、切断面にバリを生じるので、これを処理せずに連結
溝7内に入れると、バリで連結溝7内を傷つける恐れが
あり、ガスケット1全体の強度を弱める原因となってい
た。
また、連結溝7に通じる挿入口10が狭いので、この挿
入口10を通してリブ8aを嵌め入れるのはきわめて困難な
作業であった。
しかも、連結部材8の形状がH型鋼として特定されて
いるので、屋内側でこれを連結すべき建物桁材の構造が
制限され、建物桁材の新しい技術開発を阻害するもので
あった。
本考案は上記する従来のガスケットや連結部材の構成
に鑑み、連結溝7を無くし、ジッパーの嵌挿溝に面して
開口したビスの螺挿空間内に、金属製あるいは硬質合金
樹脂製の補強板を埋設したガスケットを提供することを
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的を達成するために本発明ガスケットは、ゴム
のような弾性材からなる長尺体の長さ方向両側に形成し
た一対の挟持片間にガラス板、外壁板等の板体を嵌合
し、片側の挟持片の平面部にジッパーを着脱自在とした
ガスケットにおいて、ジッパーの嵌挿溝15に面してビス
20の螺挿空間16を形成し、この螺挿空間16内に、ガスケ
ットの長さ方向にそって金属製あるいは硬質合成樹脂製
の補強板17を埋設したことを特徴としている。
また、本発明ガスケットは、ジッパーの嵌挿溝15に面
して適当な位置間隔でビス20の螺挿空間16を形成し、各
螺挿空間16内に、金属製あるいは硬質合金樹脂製の単体
の補強板17を埋設したことを特徴としている。
〔実施例〕
以下、図面に従って、本発明の一実施例を作用ととも
に詳細に説明する。
第1図は本発明に係るガスケット全体を示し、このガ
スケット11は、ゴムのような弾性材からなる長尺な棒状
体の長さ方向両側に、一対の挟持片12、13を形成し、各
挟持片12、13間をガラス板や外壁板等の板体の嵌合溝14
とするとともに片側の挟持片12、12側の平面部内に長さ
方向にそって後記するジッパーの嵌挿溝15を形成したこ
とは従来のガスケットと同じである。
本発明においては、嵌挿溝15に面して、ガスケット11
の長さ方向にそってビスの螺挿空間16を開口して形成
し、この螺挿空間16の全長内に金属製あるいは硬質合成
樹脂製の補強板17を埋設したことを特徴としている。
本発明ガスケット11は上記の構成であり、第2図に従
って使用状態を説明する。
同図に示すように、両側の嵌合溝14、14内にガラス板
や外壁板等の板体18の長さ方向端面を密に嵌め込み、平
面状に連設、固定する。
ガスケット11の挟持片13、13側の平面部を、例えばチ
ャンネル型の連結部材19に当接し、嵌挿溝15を通して差
し込んだビス20を、補強板17、ガスケット11の中実部お
よび連結部材19に螺挿し、ガスケット11と連結部材19と
を一体的に連結、固定する。その後、嵌挿溝15内にジッ
パー21を長さ方向にそって嵌め込み、片側の挟持片12、
12を板体18に圧接すればよい。
尚、板体18を嵌合溝14内に嵌め込み、連結する前に、
あらかじめ、ガスケット11を連結部材19に固定し、その
後、板体18を取り付けるようにしてもよい。また、ビス
20の挿通を容易にするため、補強板17には長さ方向に沿
った適当な間隔でビス20の挿通孔を穿設しておいてもよ
い。更に、連結部材19は、図示以外のものを使用するこ
とができ、構造や形状を問うものではなく、また、金属
や木材等の種々の材質を使用することができる。
上記の実施例は、ビス20の螺挿空間16内に全長にわた
って補強板17を埋設した場合であるが、補強板17は螺挿
空間16内の適当な位置間隔ごとに設けるようにしてもよ
い。
また、ビス20の螺挿空間16は、嵌挿溝15にそってガス
ケット11の全長に設けた場合であるが、嵌挿溝15に面し
て適当な位置間隔でビス20の螺挿空間16を個々に形成
し、各螺挿空間16内に単体の補強板17を埋設するように
してもよい。
〔発明の効果〕
上記する本発明によれば、ジッパー21の嵌挿溝15に面
して全長に空間16を形成したので、この空間16を通して
ビス20をガスケット11の中実部および連結部材19に螺挿
することができ、ガスケット11を直接、連結部材19に連
結して固定することができる。従って、連結部材19は種
々の構造、形状のものを使用することができ、建物桁材
に応じて連結部材19を選択することが可能となる。
しかも、螺挿空間16内には補強板17を埋設してあるの
で、ビス20の頭部はガスケット11の中実部内に食い込む
ことがなく、ビス20を安定して支持するとともにガスケ
ット11全体の補強となるものである。
また、螺挿空間16を、ガスケット11の長さ方向にそっ
て適当な間隔で形成し、各空間16内に補強板17を埋設す
るようにすれば、あらかじめ、ビス20の螺挿位置を決定
することができるものである。しかもこのような構成と
することにより、各螺挿空間16の間で、挟持片12、12と
嵌合溝14間の中実面積が広くなり、ガスケット11全体の
弾性を損なうことが少なくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明ガスケットの一実施例を示す正面図、第
2図は連結部材を取りつけた使用状態の断面図、第3図
は従来のガスケットの使用状態を示す正面図である。 11はガスケット、12、13は挟持片、14は嵌合溝、15は嵌
挿溝、16はビスの螺挿空間、17は補強板、18は板体、18
は連結部材、20はビスである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤本 知士 広島県広島市西区三篠町2丁目2番8号 西川ゴム工業株式会社内 (72)発明者 河崎 信之 広島県広島市西区三篠町2丁目2番8号 西川ゴム工業株式会社内 (72)発明者 国友 重弘 千葉県佐倉市中志津7丁目4番14号 (72)発明者 前田 拓一 神奈川県横浜市緑区市ケ尾町1153―6― 503 (72)発明者 川端 三朗 千葉県君津郡袖ケ浦町蔵波台6―31―22 (56)参考文献 実開 昭60−51223(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゴムのような弾性材からなる長尺体の長さ
    方向両側に形成した一対の挟持片間にガラス板、外壁板
    等の板体を嵌合し、片側の挟持片の平面部にジッパーを
    着脱自在としたガスケットにおいて、ジッパーの嵌挿溝
    15に面して、ガスケット11の長さ方向全長にビス20の螺
    挿空間16を開口して形成し、螺挿空間16内の全長に補強
    板17を埋設して成ることを特徴とするジッパーガスケッ
    ト。
  2. 【請求項2】螺挿空間16の長さ方向にそって適当な位置
    間隔で補強板17を埋設して成ることを特徴とするジッパ
    ーガスケット。
  3. 【請求項3】嵌挿溝15に面して適当な位置間隔でビス20
    の螺挿空間16を形成し、各螺挿空間16内に補強板17を埋
    設して成ることを特徴とするジッパーガスケット。
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