JP2580368B2 - ヘッド組立体 - Google Patents

ヘッド組立体

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JP2580368B2
JP2580368B2 JP2168882A JP16888290A JP2580368B2 JP 2580368 B2 JP2580368 B2 JP 2580368B2 JP 2168882 A JP2168882 A JP 2168882A JP 16888290 A JP16888290 A JP 16888290A JP 2580368 B2 JP2580368 B2 JP 2580368B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ワイヤドット式プリンタのヘッド組立体に
関するものである。
[従来の技術] 一般に、ワイヤドット式プリンタでは、印字ヘッドの
先端部にはワイヤガイドを保持するノーズ部が設けてあ
る。印字ヘッドの駆動部の背面または外周面には複数の
放熱フィンが設けてある。リボンカセットはインクリボ
ンが印字ヘッドのノーズ部の先端を横切るようにセット
されるもので、セットに際して、インクリボンが印字ヘ
ッドの駆動部やノーズ部の先端に引っ掛からないよう
に、駆動部の先端上部に丸みを付けたり、ノーズ部の上
部にインクリボンを案内用とする円弧状のリブを設けた
りしているものがある。
[解決しようとする課題] 上記従来例では、リボンカセットを交換する際に、狭
いプリンタ本体内にて交換の操作を行わなければならな
いので、インクリボンが印字ヘッドの駆動部の前端やノ
ーズ部等に引っ掛かってスムーズにセットできない場合
が多くある。特に最近の印字ヘッドではノーズ部が短く
なっているものが多く、そのためにノーズ部の前端部が
駆動部の陰に隠れて見えづらくなり、インクリボンがノ
ーズ部の前端に引っ掛かり易くなっている。このためイ
ンクリボンをピンセットなどで正規の位置まで案内しな
ければならないなど面倒な手間を要することが多くあっ
た。
また従来例では印字ヘッドの駆動部には、印字ヘッド
の冷却手段として放熱フィンが備えられているが、スペ
ース上の制約から放熱フィンを十分な大きさにできず、
印字ヘッドの冷却能力が不足し連続印字に支障を生じさ
せることがある。
本発明の目的は、印字ヘッドにインクリボンを容易に
装着できるようにすると共に、印字ヘッドの冷却能力の
増強を図ることにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明のヘッド組立体
の特徴は、複数のフィンを有する放熱体とインクリボン
用の案内リブとからなり、複数のフィンは、印字ヘッド
の駆動部の外周に放射状に延伸して形成してあり、かつ
前端部に向けて先細の形状に傾斜している傾斜面を有
し、案内リブは、フィンの内の特定のフィンと一体に形
成してあり、かつ前端部へ向けて先細の形状に傾斜して
いる傾斜面を有し、案内リブの傾斜面は、フィンの内の
特定のフィンの傾斜面と同一ガイド面になって連続して
いるところにある。
好ましくは、ヘッド組立体は、印字ワイヤを摺動自在
に案内するワイヤガイドを保持するノーズ部が案内リブ
と一体に形成してある。
本発明に係る他のヘッド組立体の特徴は、複数のフィ
ンを有する放熱体とインクリボン用の案内リブとからな
り、複数のフィンは、印字ワイヤを摺動自在に案内する
ワイヤガイドを保持するノーズ部を前面部に有する印字
ヘッドの駆動部の外周に形成してあり、複数のフィン
は、放射状に延伸しかつ先端部に向けて先細に傾斜して
いる傾斜面を形成してあり、案内リブは、ノーズ部と一
体に形成してあり、かつ前端部に向けて先細に傾斜して
いる傾斜面を有し、案内リブの傾斜面は、フィンの内の
特定のフィンの傾斜面と同一ガイド面になって連続して
いるところにある。
[作用] インクリボンの露出部を放熱体のフィンに沿って前方
に移動させると、インクリボンは複数のフィンの内の特
定のフィンと一体または連続する案内リブを経てノーズ
部の先端の所定の位置まで導かれ、セットが完了する。
案内リブを放熱体の特定のフィンと一体に形成している
ものでは、印字ヘッドの発熱が案内リブにまで伝達して
放熱作用をも行う。
[実施例] 以下本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。
第1〜3図に示すように、印字ヘッド1の駆動部2の
外周には、放射状に延伸しかつ前端が下方へ傾斜してい
る複数のフィン3a,3b…からなる放熱体3が設けてあ
る。各フィン3a,3b…の内の上方部分に位置するそれぞ
れのフィンの上面は、後端部が高くなっており、この高
い部分に丸みを付けてあり、前端部に向けて先細の形
状、つまり駆動部2の中心からの径が次第に短くなって
傾斜している傾斜面を有するものである。各フィン3a…
の前端部は駆動部2の前端部と一致させてある。
駆動部2の前端には、左右対称にそれぞれ2枚ずつの
計4枚の板状体から成る案内リブ4が設けてあり、この
案内リブはインクリボン13a(第4図)を案内するため
のものである。この案内リブ4は、フィン3a〜3fのうち
特定のフィン、即ち、放熱体3の内の正面に向かって左
右対称となる上端部近傍のフィン3aおよび中間部近傍の
フィン3fを前方へ延伸して一体に形成してあり、この案
内リブは前端部に向けて先細の形状に傾斜している傾斜
面を有し、この傾斜面は両フィン3a,3fの傾斜面と同一
面のガイド面になって連続している。このように、フィ
ン3a,3fと案内リブ4とは、印字ヘッド1を側方から見
た場合に、駆動部2の後端部から後述のノーズ部5の前
端部まで同一面で連続した斜面を形成し、インクリボン
13aを案内し易いガイド面になっている。
駆動部2の前端部中央には、ノーズ部5が設けてあ
り、このノーズ部内では印字ワイヤ(図示せず。)を摺
動自在に案内するワイヤガイド(図示せず。)を保持し
ている。ノーズ部5の外周部に案内リブ4の基部が接触
している。ノーズ部5の前端部中央にはインクリボン13
aを安定的に位置させるための凹部5aが水平方向に形成
してある。
ノーズ部5の先端には、インクリボン13aが記録紙に
接触するのを妨げるリボンマスク7が取付けてある。リ
ボンマスク7は、第3図にハッチングして示すようにノ
ーズ部5の下方において印字ヘッド1の駆動部2の前端
部およびこのノーズ部の下端面に固定してあり、インク
リボン13aの上方からの案内を妨げないようにしてあ
る。
第4図に本発明のヘッド組立体からなる印字ヘッド1
をキャリア8上に搭載したものを示す。
キャリア8はプリンタ本体に支持された2本のガイド
軸9,9によって移動自在に取付けてあり、このキャリア
上の先端部に印字ヘッド1がビスで固定してある。印字
ヘッド1のノーズ部5の前端面は金属製の角形プラテン
10の印字面と対向している。角形プラテン10の上下には
それぞれ紙ガイド11,11が設けてあり、この紙ガイドの
途中にはそれぞれ1対の紙送りローラ12,12が印字ヘッ
ド1の上下に設けてあり、この紙送りローラ12,12には
摺動自在に支持されたピンチローラ12a,12aが弾接して
いる。
印字ヘッド1にはリボンカセット13が装着してあり、
このリボンカセット13の内側部によって印字ヘッド1の
両側を挾むようにし、インクリボン13aがノーズ部5の
前端面に形成してある凹部5aに配置させてある。
リボンカセット13は、その内部にインクリボン13aを
収納し、プラテン10に対向する長さだけこのインクリボ
ンを露出させてあるが、このリボンカセット13を印字ヘ
ッド1に装着する要領は、印字ヘッド1の上方からイン
クリボン13aの露出部を放熱体3のフィン3a…の上辺に
押付けるようにし、このフィンの斜面に沿って前方へ移
動させると、インクリボン13aはフィン3a,3fおよびこの
フィンに同一上面をもって連続するガイド面を構成する
案内リブ4に案内され、印字ヘッド1のノーズ部5の先
端に形成してある凹部5aまで導かれる。リボンカセット
13は図示しない適宜の手段によりプリンタ本体に固定さ
れる。
本発明によれば、放熱体3のフィン3a,3fと案内リブ
4によってインクリボン13aを所定の位置まで案内する
ので、印字ヘッド1にインクリボンを正しい位置に装着
することが極めて容易になる。
また、フィン3a,3fは案内リブ4と一体に形成してあ
るから、このフィンの放熱面積が大きくなっているの
で、その分放熱効果が大きくなり、連続印字の時間を長
くできる。
上例ではリボンカセット13をプリンタ本体に固定して
いるが、これに限られず、印字ヘッド1とともにキャリ
ア8に搭載するものであってもよい。
また、第5図に示す他の実施例では、放射状に延伸す
る板状体からなるインクリボン用の案内リブ24…を後述
のノーズ部25と一体に形成してある。
印字ヘッド21の駆動部22の前面部には、印字ワイヤを
摺動自在に案内するワイヤガイドを保持するノーズ部25
を有しており、また駆動部22の外周には、放熱体23が設
けてあり、この放熱体は放射状に延伸しかつ前端部に向
けて先細の形状に傾斜している傾斜面を有する複数のフ
ィン23a…を有するものである。
これらの案内リブ24…は前端部に向けて先細の形状に
傾斜している傾斜面を有し、この案内リブの傾斜面は複
数のフィンの内の特定のフィン23a,23fの傾斜面と同一
面のガイド面となって連続している。このためにインク
リボンはこの両フィン23a,23f上の傾斜面を滑って前方
へ案内され、これに連続している案内リブ24の傾斜面に
よってノーズ部25の前面に導かれる。
また、案内リブ24とノーズ部25とを一体に形成してあ
るから、このノーズ部の強度を向上できる。
[効果] 以上説明したように、本発明によれば、放熱体のフィ
ンと案内リブとによってインクリボンを所定の位置まで
案内するので、印字ヘッドにインクリボンを正しい位置
に装着することが極めて容易になる。
またフィンと案内リブとを一体に形成したものは、フ
ィンの放熱面積が大きくなっているので放熱効果が大き
くなり、連続印字の時間を長くできる。
また、案内リブとノーズ部とを一体に形成したものに
あっては、ノーズ部の強度を向上できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す一部切欠平面図、第2
図は同上一部切欠正面図、第3図は同上一部断面側面
図、第4図は印字ヘッドをキャリアに搭載した状態を示
す側面図、第5図は他の実施例を示す一部切欠正面図、
第6図は同上一部断面側面図である。 1……印字ヘッド、 2……駆動部、 3……放熱体、 3a,3b…3f……フィン、 4……案内リブ、 5……ノーズ部、 13a……インクリボン、 21……印字ヘッド、 22……駆動部、 23……放熱体、 23a,23b…23f……フィン、 24……案内リブ、 25……ノーズ部。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のフィンを有する放熱体とインクリボ
    ン用の案内リブとからなり、 上記複数のフィンは、印字ヘッドの駆動部の外周に放射
    状に延伸して形成してあり、かつ前端部に向けて先細の
    形状に傾斜している傾斜面を有し、 上記案内リブは、上記フィンの内の特定のフィンと一体
    に形成してあり、かつ前端部へ向けて先細の形状に傾斜
    している傾斜面を有し、 上記案内リブの傾斜面は、上記フィンの内の特定のフィ
    ンの傾斜面と同一ガイド面になって連続している ことを特徴とするヘッド組立体。
  2. 【請求項2】請求項1において、印字ワイヤを摺動自在
    に案内するワイヤガイドを保持するノーズ部が上記案内
    リブと一体に形成してあることを特徴とするヘッド組立
    体。
  3. 【請求項3】複数のフィンを有する放熱体とインクリボ
    ン用の案内リブとからなり、 上記複数のフィンは、印字ワイヤを摺動自在に案内する
    ワイヤガイドを保持するノーズ部を前面部に有する印字
    ヘッドの駆動部の外周に形成してあり、 上記複数のフィンは、放射状に延伸しかつ先端部に向け
    て先細の形状に傾斜している傾斜面を形成してあり、 上記案内リブは、上記ノーズ部と一体に形成してあり、
    かつ前端部に向けて先細の形状に傾斜している傾斜面を
    有し、 上記案内リブの傾斜面は、上記フィンの内の特定のフィ
    ンの傾斜面と同一ガイド面になって連続している ことを特徴とするヘッド組立体。
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