JP2580177Y2 - 光重合用光照射器 - Google Patents
光重合用光照射器Info
- Publication number
- JP2580177Y2 JP2580177Y2 JP3915892U JP3915892U JP2580177Y2 JP 2580177 Y2 JP2580177 Y2 JP 2580177Y2 JP 3915892 U JP3915892 U JP 3915892U JP 3915892 U JP3915892 U JP 3915892U JP 2580177 Y2 JP2580177 Y2 JP 2580177Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- elliptical
- reflecting mirror
- photopolymerization
- light guide
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- Expired - Fee Related
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- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Polymerisation Methods In General (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、光重合用光照射器、よ
り詳細には、歯科治療において、例えば、歯牙形成後の
修復材として使用する光硬化性レジンを硬化させるため
の光照射器に関する。
り詳細には、歯科治療において、例えば、歯牙形成後の
修復材として使用する光硬化性レジンを硬化させるため
の光照射器に関する。
【0002】
【従来の技術】歯科治療においては、歯牙形成後の修復
材として光重合レジンを用いるが、この光重合レジン
は、例えば、歯牙の修復材として使用する場合、歯牙の
破損箇所へ接着した後、光を照射して硬化させ、硬化
後、切削、研磨等を行って、元の歯牙と一体化させて破
損前の歯牙を審美性を持たせて修復するものである。
材として光重合レジンを用いるが、この光重合レジン
は、例えば、歯牙の修復材として使用する場合、歯牙の
破損箇所へ接着した後、光を照射して硬化させ、硬化
後、切削、研磨等を行って、元の歯牙と一体化させて破
損前の歯牙を審美性を持たせて修復するものである。
【0003】図2は、上述のごとき歯牙の修復の仕方を
説明するための図で、図中、10は破損箇所Aを有する
歯牙(元の歯牙)で、この破損箇所を修復するために、
この破損箇所に光重合レジンを接着する。この時、レジ
ンは破損箇所Aを含むように大めに(Bの領域まで)接
着する。このようにして、破損した歯牙の破損部にレジ
ンを接着した後、光照射器20によりレジンを硬化さ
せ、その後、B部を切削、研磨等を行って取り除き、A
部のレジンのみを残し、これによって、A部を含む元の
歯牙に修復するものである。
説明するための図で、図中、10は破損箇所Aを有する
歯牙(元の歯牙)で、この破損箇所を修復するために、
この破損箇所に光重合レジンを接着する。この時、レジ
ンは破損箇所Aを含むように大めに(Bの領域まで)接
着する。このようにして、破損した歯牙の破損部にレジ
ンを接着した後、光照射器20によりレジンを硬化さ
せ、その後、B部を切削、研磨等を行って取り除き、A
部のレジンのみを残し、これによって、A部を含む元の
歯牙に修復するものである。
【0004】図3は、従来の光照射器の一例を説明する
ための概略構成図で、図中、21は光源、22は楕円反
射ミラー、23はフィルター、24はライトガイド(光
導体)、25はリード線で、周知のように、光源21は
楕円反射ミラー22の焦点位置にあり、該光源21から
の光を楕円反射ミラー22で反射する。この反射光は、
前記楕円反射ミラーの焦点と対をなす他方の焦点位置近
傍にその受光端が配設されたライトガイド24内に導入
され、該ライトガイド24を通して伝送されて、前述の
ようにして光重合レジンに照射される。なお、フィルタ
23は、光源21からの光のうち、光重合に必要な光波
長成分の光のみを透過させるもので、例えば、478n
mの波長成分の光のみを通過させる。
ための概略構成図で、図中、21は光源、22は楕円反
射ミラー、23はフィルター、24はライトガイド(光
導体)、25はリード線で、周知のように、光源21は
楕円反射ミラー22の焦点位置にあり、該光源21から
の光を楕円反射ミラー22で反射する。この反射光は、
前記楕円反射ミラーの焦点と対をなす他方の焦点位置近
傍にその受光端が配設されたライトガイド24内に導入
され、該ライトガイド24を通して伝送されて、前述の
ようにして光重合レジンに照射される。なお、フィルタ
23は、光源21からの光のうち、光重合に必要な光波
長成分の光のみを透過させるもので、例えば、478n
mの波長成分の光のみを通過させる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】而して、上記従来の光
照射器においては、楕円反射ミラー22の径が大きく、
そのため、光照射器20全体の径が大きくなり、持ちに
くく、取り扱いにくいといった欠点があった。勿論、楕
円反射ミラーの径を小さくすれば、全体の径を小さくす
ることができるが、そうすれば、光量不足をきたし、レ
ジンを迅速に硬化できないという問題を生じる。
照射器においては、楕円反射ミラー22の径が大きく、
そのため、光照射器20全体の径が大きくなり、持ちに
くく、取り扱いにくいといった欠点があった。勿論、楕
円反射ミラーの径を小さくすれば、全体の径を小さくす
ることができるが、そうすれば、光量不足をきたし、レ
ジンを迅速に硬化できないという問題を生じる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記課題を解
決するために、楕円反射ミラーと、該楕円反射ミラーの
焦点位置に配設された光源と、該楕円反射ミラーの焦点
と対をなす他方の焦点近傍に配設され、前記楕円反射ミ
ラーからの反射光が導入される光導体とから成り、該光
導体から照射される光によって光重合を行う光重合用光
照射器において、前記2つの焦点間に前記楕円反射ミラ
ーに続く楕円面上に第2の反射ミラーを別に有すること
を特徴としたものである。
決するために、楕円反射ミラーと、該楕円反射ミラーの
焦点位置に配設された光源と、該楕円反射ミラーの焦点
と対をなす他方の焦点近傍に配設され、前記楕円反射ミ
ラーからの反射光が導入される光導体とから成り、該光
導体から照射される光によって光重合を行う光重合用光
照射器において、前記2つの焦点間に前記楕円反射ミラ
ーに続く楕円面上に第2の反射ミラーを別に有すること
を特徴としたものである。
【0007】
【作用】楕円反射ミラーの焦点位置に光源を配設すると
ともに該楕円反射ミラーの前に、楕円面の一部を形成す
る第2の反射ミラーを設け、該第2の反射ミラーからの
反射光をも反射させ、該楕円反射ミラーの他方の焦点位
置に受光端が配設された光導体内に導入するようにし、
光源からの光を効率よく光導体内に導入するようにす
る。
ともに該楕円反射ミラーの前に、楕円面の一部を形成す
る第2の反射ミラーを設け、該第2の反射ミラーからの
反射光をも反射させ、該楕円反射ミラーの他方の焦点位
置に受光端が配設された光導体内に導入するようにし、
光源からの光を効率よく光導体内に導入するようにす
る。
【0008】
【実施例】図1は、本考案による光照射器の一実施例を
説明するための要部概略構成図で、図中、図3に示した
従来技術と同様の作用をする部分には、図3の場合と同
一の参照番号を付してある。而して、本考案においても
前述のように、光源21は楕円反射ミラー22の略焦点
位置に取り付けられており(反射ミラーと一体的でも、
或いは、別体でもよい)、ライトガイド24の受光端は
楕円面の他の略焦点位置に設けられている。従って、光
源21から放射された光は、前記従来技術と同様、楕円
反射ミラー22によって反射されてライトガイド24内
に導入される。而して、本考案においては、楕円反射ミ
ラー22とライトガイド24の受光端との間の楕円面の
一部に第2の反射ミラー26を別に設け、該第2の反射
ミラー26によっても光源21からの光を反射させ、こ
の第2の反射ミラー26からの光をもライトガイド24
内に導入するようにしている。
説明するための要部概略構成図で、図中、図3に示した
従来技術と同様の作用をする部分には、図3の場合と同
一の参照番号を付してある。而して、本考案においても
前述のように、光源21は楕円反射ミラー22の略焦点
位置に取り付けられており(反射ミラーと一体的でも、
或いは、別体でもよい)、ライトガイド24の受光端は
楕円面の他の略焦点位置に設けられている。従って、光
源21から放射された光は、前記従来技術と同様、楕円
反射ミラー22によって反射されてライトガイド24内
に導入される。而して、本考案においては、楕円反射ミ
ラー22とライトガイド24の受光端との間の楕円面の
一部に第2の反射ミラー26を別に設け、該第2の反射
ミラー26によっても光源21からの光を反射させ、こ
の第2の反射ミラー26からの光をもライトガイド24
内に導入するようにしている。
【0009】上述のように、本考案においては、従来の
楕円反射ミラーに加えて、第2の反射ミラーを設け、光
源からの光をこの第2の反射ミラーによっても反射して
ライトガイドに導入するようにしたので、光源からの光
を効率よくライトガイド内に導入することができ、従っ
て、楕円反射ミラーの径(楕円の短径)を短くすること
ができ、これによって、光照射器全体の径Pを小径にす
ることが可能となる。
楕円反射ミラーに加えて、第2の反射ミラーを設け、光
源からの光をこの第2の反射ミラーによっても反射して
ライトガイドに導入するようにしたので、光源からの光
を効率よくライトガイド内に導入することができ、従っ
て、楕円反射ミラーの径(楕円の短径)を短くすること
ができ、これによって、光照射器全体の径Pを小径にす
ることが可能となる。
【図1】 本考案による光重合用光照射器の一実施例を
説明するための要部概略構成図である。
説明するための要部概略構成図である。
【図2】 光重合レジンを用いた歯牙修復治療の一例を
説明するための図である。
説明するための図である。
【図3】 従来の光重合光照射器の一例を説明するため
の図である。
の図である。
21…光源、22…楕円反射ミラー、23…フィルタ
ー、24…ライトガイド、25…リード線、26…第2
の反射ミラー、
ー、24…ライトガイド、25…リード線、26…第2
の反射ミラー、
Claims (1)
- 【請求項1】 楕円反射ミラーと、該楕円反射ミラーの
焦点位置に配設された光源と、該楕円反射ミラーの焦点
と対をなす他方の焦点近傍に配設され、前記楕円反射ミ
ラーからの反射光が導入される光導体とから成り、該光
導体から照射される光によって光重合を行う光重合用光
照射器において、前記2つの焦点間に前記楕円反射ミラ
ーに続く楕円面上に第2の反射ミラーを別に有すること
を特徴とする光重合用光照射器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3915892U JP2580177Y2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 光重合用光照射器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3915892U JP2580177Y2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 光重合用光照射器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0591619U JPH0591619U (ja) | 1993-12-14 |
JP2580177Y2 true JP2580177Y2 (ja) | 1998-09-03 |
Family
ID=12545309
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3915892U Expired - Fee Related JP2580177Y2 (ja) | 1992-05-15 | 1992-05-15 | 光重合用光照射器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2580177Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2979522B2 (ja) * | 1994-02-28 | 1999-11-15 | 株式会社島津製作所 | 光重合型レジン硬化用光源装置 |
-
1992
- 1992-05-15 JP JP3915892U patent/JP2580177Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0591619U (ja) | 1993-12-14 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |