JP2579243Y2 - 液状化粧品容器 - Google Patents

液状化粧品容器

Info

Publication number
JP2579243Y2
JP2579243Y2 JP1992085896U JP8589692U JP2579243Y2 JP 2579243 Y2 JP2579243 Y2 JP 2579243Y2 JP 1992085896 U JP1992085896 U JP 1992085896U JP 8589692 U JP8589692 U JP 8589692U JP 2579243 Y2 JP2579243 Y2 JP 2579243Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
lower bottle
bottle part
refill container
mouth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1992085896U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0641608U (ja
Inventor
英知 尾川
Original Assignee
和田工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 和田工業株式会社 filed Critical 和田工業株式会社
Priority to JP1992085896U priority Critical patent/JP2579243Y2/ja
Publication of JPH0641608U publication Critical patent/JPH0641608U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2579243Y2 publication Critical patent/JP2579243Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は液状化粧品容器とりわけ
詰め替え式の液状化粧品容器に関する。
【0002】
【従来の技術及びその技術的課題】化粧水、乳液などの
液状化粧品は一般に豪華な装飾を施したガラス容器やプ
ラスチック容器で構成されているが、使用頻度などの面
から比較的短い期間に内容物が消費される。このように
使い終った高価な容器を廃物として捨てることは省資源
の面から問題である。このため、従来、別の大型ボトル
に化粧水などを充填し、当該化粧品容器の化粧水が無く
なったときに大型ボトルから詰め替えることが行われて
いるが、この方式では化粧品容器の細い注出口に大型ボ
トルの取出し口を当てて充填する面倒な作業を必要と
し、その際に高価な内容物をこぼしたり、装飾の施され
ている化粧品容器を汚して商品価値を低下させることが
多く、また詰め替えの際に汚れた手指などが内容物に触
れるため衛生的でないという問題があった。本考案は前
記のような問題点を解消するために考案されたもので、
その目的とするところは、高価な容器を捨てることなく
繰り返し使用できるうえに、内容物をこぼすことなく衛
生的かつ簡単に詰め替えを行うことができる液状化粧品
容器を提供することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案は、下側ボトル部体とこれに着脱可能でかつ口部
に針付き中栓を有する上側ボトル部体とを備えた主容器
と、前記主容器に内装可能な寸法と形状を有し口部に封
印中栓を取り付けたリフィール容器との組合せとしたも
のである。
【0004】
【実施例】以下本考案の実施例を添付図面に基いて説明
する。図1は本考案による液状化粧品容器の一実施例を
示しており、1は繰り返し使用のための主容器、2はリ
フィール容器である。前記主容器1は下側ボトル部体1
aと、上側ボトル部体1bと、キャップ1cとを備えて
おり、下側ボトル部体1aと上側ボトル部体1bは着脱
自在となっている。そして、前記上側ボトル部体1bに
は上部に径の細い口部10が設けられ、この口部10に
は外周にキャップ1cと螺合するねじ100が設けられ
ると共に、上端にはアンダカットが設けられ、このアン
ダカットを介して中栓3が嵌着されている。中栓3は中
心部に通液孔70を有する所要長さの針7を有してい
る。この針7は硬質材料で作られ、接着やインサート成
形などにより中栓3と容易に外れないようになってい
る。もちろん中栓3と一体成形されていてもよい。
【0005】一方、リフィール容器2は、前記下側ボト
ル部体1aと上側ボトル部体1bとの連結によって画成
される収容室の輪郭とほぼ合致する形状を有し、口部2
0には中栓4が嵌着されている。液状化粧品Aを充填し
た状態で中栓4の周縁はかしめリング5によって口部2
0に封印されている。このリフィール容器2の材質は任
意であり、たとえば生分解性プラスチックで作れば処分
に好適である。
【0006】前記下側ボトル部体1aは外周に滑り止め
と装飾を兼ねた凹凸部100が形成されており、また、
好ましくはリフィール容器2の胴部と密に嵌合できる内
径寸法となっており、底部にはリフィール容器2の底面
と接触可能なクッション6が設けられている。このクッ
ション6は図示するものではスプリングであるがスポン
ジ類でもよいしゴム板類などでもよい。上側ボトル部体
1bと下側ボトル部体1aの材質はガラス、プラスチッ
ク、金属など任意であり、両方が異なる材質であっても
よい。下側ボトル部体1aをたとえばゴム系のプラスチ
ックで構成すれば、化粧台等に傷をつけず、配置すると
きに音も立たず、滑りも防止される。
【0007】前記した下側ボトル部体1aと上側ボトル
部体1bの着脱機構は任意である。図3はその1例を示
しており、下側ボトル部体1aの上部に上側ボトル部体
1bの下端と当接する段部10を有せしめるように筒部
11が一体形成されており、その筒部11には複数個所
に傾斜突起110が配されている。上側ボトル部体1b
の下部内面には、傾斜突起110を遊嵌し得る広幅の遊
挿溝111と円周方向に伸びる幅の狭い傾斜誘導溝11
2と、傾斜誘導溝112を移動した傾斜突起110を定
置させる係合溝113とを複数個所に形成している。こ
の場合は遊挿溝111が傾斜突起110の直上に位置す
るように上側ボトル部体1bを対峙させ、筒部11に嵌
合すると同時に回動すればよい。図4は別の例を示して
おり、下側ボトル部体1aの筒部11に上面がテーパ状
となった複数の突起114を間隔的に形成する一方、上
側ボトル部体1bの下部内面にリング状溝115を設け
たものであり、この場合は上側ボトル部体1bを単に下
側ボトル部体1aの筒部11に嵌合するだけでよい。な
お、着脱機構はその他、単純な摩擦嵌合でもよいし、螺
合式でもよい。
【0008】次に本考案の使用法と作用を説明すると、
リフィール容器2は図1のように主容器1内に内蔵さ
れ、胴部が下側ボトル部体1aの内面に密接するように
嵌まり、底部がクッション6により支えられている。そ
して口部20が口部10内に嵌まり、中栓4には針7が
貫通している。使用に際しては、キャップ1cを取外
し、本容器1を持って傾ければ良く、液状化粧品Aは針
7の通液孔70を通って取り出される。リフィール容器
2と下側ボトル部体1aとの2重壁構造である上、クッ
ション6により弾性的に支えによりられているため対衝
撃性が良好であり、またクッション6の押し上げ力で中
栓4の上面が中栓3の下面に密接するため、針7の状態
も安定している。
【0009】このようにして使用し、液状化粧品Aが使
い終わったときには、キャップ1cを上側ボトル部体1
bに取り付けたまま、上側ボトル部体1bから下側ボト
ル部体1aを取り外す。たとえば図4の場合には単に下
側ボトル部体1aを引っ張ればよく、図3の場合には下
側ボトル部体1aを所要角度回し次いで後退させればよ
い。こうすれば、使用済みのリフィール容器2の後部が
露出するので、後方に引っ張れば、中栓4が針7から脱
出し上側ボトル部体1bから全体が引出される。 次い
で新たなリフィール容器2を詰め替える。このリフィー
ル容器2はかしめ中栓5で封印されているため、衛生的
であり、不正使用も防止できる。しかも後に本容器1内
に隠れてしまうため豪華な装飾などは不要であり、安価
に得ることができる。
【0010】詰め替えは、図5のように新たなリフィー
ル容器2を下側ボトル部体1aに嵌め、そのまま図6の
ように上側ボトル部体1b内に挿入し、上側ボトル部体
1bを下側ボトル部体1aに嵌合すればよい。こうすれ
ば、新たなリフィール容器2が本容器1に内蔵され、そ
れと同時に上側ボトル部体1bの中栓3に固定されてい
る針7がリフィール容器2の中栓4を突き破利、図1の
ような状態となる。このためセッティングと同時に開栓
が完了する。従って、操作はほとんどワンタッチです
み、すぐに使用に移ることができ、詰め替え時に高価な
液状化粧品Aをこぼす心配もない。
【0011】
【考案の効果】以上説明した本考案によるときには、下
側ボトル部体1aとこれに着脱可能でかつ口部に針7付
きの中栓3を有する上側ボトル部体1bとを備えた主容
器1と、前記主容器1に内装可能な寸法と形状を有し口
部に封印中栓4を取り付けたリフィール容器2とからな
るので、主容器1を繰り返し経済的に使用することがで
きることに加え、詰め替えに際し、下側ボトル部体1a
と上側ボトル部体1bを分離し使用済みのリフィール容
器2を取出し、新しいリフィール容器2の下部を下側ボ
トル部体1aに乗せ、上側ボトル部体1bをリフィール
容器2被せつつ下側ボトル部体1aと合体させるだけで
よく、このセッティングと同時に針7により開栓も完了
するため極めて簡単、迅速に行うことができ、高価な液
状化粧品をこぼすことなくまた衛生的に使用することが
できるなどのすぐれた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による液状化粧品容器の一実施例を示す
部分切欠側面図である。
【図2】本考案におけるリフィール容器の半部切欠側面
図である。
【図3】下側ボトル部体と上側ボトル部体との着脱機構
の一例を示す斜視図である。
【図4】下側ボトル部体と上側ボトル部体との着脱機構
の他例を示す斜視図である。
【図5】詰め替え時の初段階を示す断面図である。
【図6】詰め替え時の最終段階を示す断面図である。
【符号の説明】
1 本容器 1a 下側ボトル部体 1b 上側ボトル部体 2 リフィール容器 3 中栓 4 中栓 5 かしめリング 6 クッション 7 針

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】下側ボトル部体1aとこれに着脱可能でか
    つ口部に針7付きの中栓3を有する上側ボトル部体1b
    とを備えた主容器1と、前記主容器1に内装可能な寸法
    と形状を有し口部に封印中栓4を取り付けたリフィール
    容器2とからなる液状化粧品容器。
  2. 【請求項2】下側ボトル部体1aが内底部にクッション
    6を有しているものを含む請求項1に記載の液状化粧品
    容器。
JP1992085896U 1992-11-20 1992-11-20 液状化粧品容器 Expired - Fee Related JP2579243Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992085896U JP2579243Y2 (ja) 1992-11-20 1992-11-20 液状化粧品容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1992085896U JP2579243Y2 (ja) 1992-11-20 1992-11-20 液状化粧品容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0641608U JPH0641608U (ja) 1994-06-03
JP2579243Y2 true JP2579243Y2 (ja) 1998-08-20

Family

ID=13871645

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1992085896U Expired - Fee Related JP2579243Y2 (ja) 1992-11-20 1992-11-20 液状化粧品容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2579243Y2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4107737B2 (ja) * 1998-11-17 2008-06-25 株式会社ダイゾー 包装製品およびその製造法
JP5257926B2 (ja) * 2008-06-30 2013-08-07 株式会社吉野工業所 液体噴出器
JP5268451B2 (ja) * 2008-06-30 2013-08-21 株式会社吉野工業所 液体噴出器
JP2014221646A (ja) * 2013-05-13 2014-11-27 アスベル株式会社 液体塗布器及びこれを備えた液体塗布用具

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0641608U (ja) 1994-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6450179B2 (en) Cosmetic container with interchangeable attachments
US4767034A (en) Scrubber cap closure
EP1195104B8 (en) Nail polish container and applicator cap
US3220587A (en) Bottle with self-contained drinking straw
US20020125168A1 (en) Movable storage unit and plunger combination with other optional toilet accessories such as brush
US2917766A (en) Non spillable bottle
US6065477A (en) Manicure container
JP2579243Y2 (ja) 液状化粧品容器
US3343201A (en) Shaving brush
US6305385B1 (en) Cosmetic dispenser
KR20040094511A (ko) 화장품 용기
JP2004538071A (ja) マニキュア
US3408151A (en) Self-lathering shaving brush
US5839625A (en) Extruded fluted insert dispensing tube
JP2554679Y2 (ja) 液体化粧料容器
KR100378963B1 (ko) 매니큐어 용기
JP2519851Y2 (ja) 繰出化粧料容器
JP3031090U (ja) 液体ソープの携帯用容器
JPH0754143Y2 (ja) 固形のり容器
KR20050121164A (ko) 화장용 팁부재
JP3642493B1 (ja) 調味料収納容器
KR200209925Y1 (ko) 매니큐어 용기
JPH09294687A (ja) ソープ薬剤入りボトルの装い装置
KR200270345Y1 (ko) 화장솔
JPH0346657Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees