JP2578982B2 - 研米機 - Google Patents

研米機

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JP2578982B2 JP1165852A JP16585289A JP2578982B2 JP 2578982 B2 JP2578982 B2 JP 2578982B2 JP 1165852 A JP1165852 A JP 1165852A JP 16585289 A JP16585289 A JP 16585289A JP 2578982 B2 JP2578982 B2 JP 2578982B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は一般家庭で使用され、精白米を無水洗米で炊
飯することができる精白米用の研米機に関するものであ
る。
従来の技術 従来のこの種の研米機には、玄米の精白と研米を連続
的に行なうようにしたものがある。
その一例を第6図に示して説明する。
図において、21は玄米タンクで、その底部の開口に連
通して送穀室22と精米室23と研米室24が順次連設されて
いる。25は駆動軸26で回転される精米回転子である。ま
た、研米室24には精白米を研米する爪車状の研米体29が
それぞれ形成されている。30は研米室24に設けられた白
米出口で、閉塞勝手の調圧弁31が装着されている。32は
筒体で、精米室23,研米室24を覆っている。
以上の構成の研米機の玄米タンク21に玄米を投入し、
駆動軸26で回転軸25を回転させると、玄米は送搬螺旋27
によって送穀室22を下方に移送され精米室23に入り、精
米転子28の撹拌による摩擦と玄米相互の摩擦作用によっ
て精白される。精白された精白米は研米室24に流入して
研米体29で研摩され、白米出口30から調圧弁31を押し開
いて導出樋34から容器に流出する。
発明が解決しようとする課題 上記の研米機は、玄米の精白と精白された精白米の研
米を連続して行なうものであるが、その精白米の研米に
おいては、爪車状の研米体29の回転により、爪車状の歯
の背面で精白米を研米室24の側壁面に強力に押圧して研
米作用を行わせ、併せてこの押圧力により精白米相互の
摩擦力を高めて研米作用を高くしている。また、研米室
24に設けられた白米出口30に装着された調圧弁31も前記
の押圧力を高め研米作用に寄与している。
このような押圧力により研米作用を行なわせる方式の
ものは研米効果に優れたものであるが、押圧力を得るた
めに研米体29は剛性の高いものとなり、研米中の押圧力
により精白米が砕け、砕米の発生率が高くなるおそれが
ある。また、押圧力で研米するので精白米の表皮の磨耗
が多くなって、糠や米の粉の発生率が高くなるおそれ
や、精白米相互の摩擦による発熱で精白米の含水率が低
下するおそれがある等の問題点があった。
本発明は上記課題に鑑み、押圧力での研米による各種
課題を解決することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために本発明は、米を投入する
ホッパと、前記ホッパの底部開口部の下方に設けられた
研米室ホッパと、前記ホッパと横置きに連結され、かつ
多数の小孔を有する薄板からなる円筒状の研米体と、前
記研米体の内方に回転自在に内装された研摩体を覆う外
筺体とを具備し、前記研米室ホッパは、鉛直方向に対し
て角度を有して形成するとともに、その下部開口部を研
摩体の回転方向側面に対向させたものである。
作用 上記の構成により、精白米はホッパから重力と研摩体
の回転による吸引力で研米体内に流入する。そして、回
転する研摩体の表面に相互に間隔をおいて設けた柔軟性
突起体と研米体とによる転動及び柔軟性突起体と研米体
との挟持による転動により、精白米表面に付着している
糠等をすみやかに除去し、無水洗で炊飯可能な精白米に
することができるとともに、米を研摩体の回転方向側面
より流入することにより、研米室ホッパ下部開口部を研
米室の上方に配設する必要がなく、本体を小型あるい
は、ホッパを大きくし、多量の米を貯蔵することができ
る。また、精白米は、研摩体の回転による吸引力により
研米体内に吸引されるので、精白米が研摩体表面に設け
られた柔軟性突起体にによりはね上げられ、なかなか研
米体内に精白米が入らないということもない。
実施例 以下本発明の研米機の一実施例を第1図〜第5図にも
とづいて説明する。
図において、1は本体で,その前面最上部に米投入口
2を有し、その内部にはホッパ3を有する。ホッパ3底
部の開口に連通して、計量室4が設けられ、さらにその
下方には、研米室ホッパ5,研米室6が順次連設されてい
る。研米室6は、ケース7とケース蓋8により形成され
る。研米室6上部には、後部から、電動機9のシャフト
10が貫通され、そのシャフト10には、動力伝達用のピン
11が圧入されて、それを介して研摩体12が回転駆動され
る。研摩体12の周囲には多数の小孔が穿設されている薄
板からなり円筒状に形成された研米体13が設けられエキ
スパンド加工により形成されたラス網状のものが用いら
れ、その多数の小孔は精白米が通り抜けない大きさとな
っている。14は粉受皿であり、研米室6下部に着脱自在
に挿入されている研摩体12の外周にはナイロン繊維や豚
毛通で形成されたブラシ15が螺旋状に植毛され、ブラシ
15の先端と研米体14の内面との間には米粒を砕かずに挟
持できる程度の小隙が設けられている。ケースフタ8に
は、米排出口8aを有する。シュータ16の下方には、米受
皿17がセットされており、研米された精白米が貯米され
る。研米室ホッパ5は研米室6のケース7に設けられそ
の下部開口部5aは、研摩体12回転方向の側面に形成され
ている。
上記構成の研米機において、次にその動作を説明す
る。
米投入口2より入れられた米は、ホッパ3内に一時貯
められ、スイッチ操作により、計量室4で体積計量され
研米室ホッパ5に導かれる。つぎに米は、研米機ホッパ
5下部開口部より連通した研米体13に導かれる。この
時、研米室ホッパ5下部開口部は研摩体12の回転方向の
側面に形成しているので、米は重量と研摩体12の回転に
よる吸引力で側面から研米体13に導かれ、さらに研摩体
12の回転により前方に押し出され、研米室ホッパ5内の
米は、すみやかに研米体13内に導入される。研米室ホッ
パ5下部開口部から入った米は、研摩体12の回転により
外周の研米体13に押しつけられ、研米される。そして、
研摩体12の先端まで押し出された米は、ケース蓋8の米
排出口8a,シュータ16を通じて、米受皿17に導かれる。
研米体13で取り除かれた糠等は、下方に落下し、粉受皿
14に貯められる。
発明の効果 以上のように本発明の研米機は、多数の小孔を有した
円筒状の研米体に回転自在な研摩体を内装し、研摩体の
表面に多数個の柔軟性突起体を設けて、精白米を柔軟性
突起体と研米体とで転動させ、また、柔軟性突起体と研
米体内面との間で挟持して転動させて精白米の糠等を除
去し、無水洗で精白米を清浄化することができるととも
に、研米室ホッパを、鉛直方向に対して角度を有して形
成するとともに、その下部開口部を研摩体の回転方向側
面に対向させたことにより、計量室で体積計量された米
を収容する研米室ホッパ下部開口部を、研米室より高い
位置に配設する必要がなくなり、また、前記研米室ホッ
パの容量が増大し、研米室ホッパの高さを低くすること
ができるため、本体のホッパを大きくすることができ、
貯蔵できる米量が多くなるあるいは、小形の研米機を提
供することができる。また、精白米は、重力と研摩体の
回転による吸引力により研米体内に流入するので、精白
米の飛びはねがなく、なめらかに研米体内に導かれ、速
やかに研米が行なわれる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の研米機の一実施例を示す側断面図、第
2図は同研米機の要部の外観斜視図、第3図は同研米機
の要部の構成を示す側断面図、第4図は同研米機の要部
の構成を示す横断面図、第5図は同研米機の要部の分解
斜視図、第6図は従来の精米機の構成図である。 5……研米室ホッパ、6……研米室、12……研摩体、13
……研米体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 八木 正俊 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 実開 昭61−11952(JP,U) 特公 昭37−2389(JP,B1)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】米を投入するホッパと、前記ホッパの底部
    開口部の下方に設けられた研米室ホッパと、前記ホッパ
    と横置きに連結され、かつ多数の小孔を有する薄板から
    なる円筒状の研米体と、前記研米体の内方に回転自在に
    内装された研磨体を覆う外筺体とを具備し、前記研米室
    ホッパは、鉛直方向に対して角度を有して形成するとと
    もに、その下部開口部を研磨体の回転方向側面に対向さ
    せてなる研米機。
JP1165852A 1989-06-28 1989-06-28 研米機 Expired - Fee Related JP2578982B2 (ja)

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JPS6111952U (ja) * 1984-06-26 1986-01-24 株式会社日立ホームテック 計量研米庫

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