JP2578799B2 - 密閉型電動圧縮機 - Google Patents
密閉型電動圧縮機Info
- Publication number
- JP2578799B2 JP2578799B2 JP62105174A JP10517487A JP2578799B2 JP 2578799 B2 JP2578799 B2 JP 2578799B2 JP 62105174 A JP62105174 A JP 62105174A JP 10517487 A JP10517487 A JP 10517487A JP 2578799 B2 JP2578799 B2 JP 2578799B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylinder head
- suction muffler
- suction
- spring
- muffler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F04—POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
- F04B—POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
- F04B39/00—Component parts, details, or accessories, of pumps or pumping systems specially adapted for elastic fluids, not otherwise provided for in, or of interest apart from, groups F04B25/00 - F04B37/00
- F04B39/0027—Pulsation and noise damping means
- F04B39/0055—Pulsation and noise damping means with a special shape of fluid passage, e.g. bends, throttles, diameter changes, pipes
- F04B39/0072—Pulsation and noise damping means with a special shape of fluid passage, e.g. bends, throttles, diameter changes, pipes characterised by assembly or mounting
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Compressor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷蔵庫・エアコンディショナ等に使用される
密閉型電動圧縮機に関するものである。
密閉型電動圧縮機に関するものである。
従来の技術 近年、密閉型電動圧縮機(以下圧縮機という)はエネ
ルギー効率の高いものが求められ、一般にダイレクトサ
クション方式における吸込マフラは合成樹脂製のものが
通しているのは既に知られている。
ルギー効率の高いものが求められ、一般にダイレクトサ
クション方式における吸込マフラは合成樹脂製のものが
通しているのは既に知られている。
以下図面を参照しながら、上述した従来の圧縮機の一
例について説明する。
例について説明する。
第4図,第5図は従来の圧縮機を示すものである。50
は密閉容器、51は密閉容器50内に弾性支持された圧縮要
素、52は圧縮要素51の上部に配設された電動要素であ
る。53は吸込マフラ、54はシリンダヘッド、55はひも出
し加工部を有する連通管、56はスプリング座金で、吸込
マフラ53はシリンダヘッド54にスプリング座金56を介し
て連通管55を圧入して固定されている。57は挿入管で吸
込マフラ53内に挿入されている。58は前記バルブプレー
ト60に設けた吸込孔、59はシリンダーである。60はバル
ブプレートである。61はヘッド部へ潤滑油62を給油する
オイルキャピラリである。
は密閉容器、51は密閉容器50内に弾性支持された圧縮要
素、52は圧縮要素51の上部に配設された電動要素であ
る。53は吸込マフラ、54はシリンダヘッド、55はひも出
し加工部を有する連通管、56はスプリング座金で、吸込
マフラ53はシリンダヘッド54にスプリング座金56を介し
て連通管55を圧入して固定されている。57は挿入管で吸
込マフラ53内に挿入されている。58は前記バルブプレー
ト60に設けた吸込孔、59はシリンダーである。60はバル
ブプレートである。61はヘッド部へ潤滑油62を給油する
オイルキャピラリである。
以上のように構成された圧縮機について、以下その動
作を説明する。
作を説明する。
まず、電動要素52によって駆動される圧縮要素51には
外部冷却回路(図示せず)から挿入管57を介し吸込マフ
ラ53内へ冷媒ガスが吸込まれる。この冷媒ガスは連通管
55を通り、シリンダヘッド54内へ導かれた後、吸込孔58
を通りシリンダー59へ導かれる。
外部冷却回路(図示せず)から挿入管57を介し吸込マフ
ラ53内へ冷媒ガスが吸込まれる。この冷媒ガスは連通管
55を通り、シリンダヘッド54内へ導かれた後、吸込孔58
を通りシリンダー59へ導かれる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、シリンダヘッド
54に圧入されている連通管55は構造上金属製となるため
熱伝達が良く、この連通管55を介して吸込まれる冷媒ガ
スが高温のシリンダヘッド54により加熱され膨張し、体
積効率の向上が計りにくい。また、連通管55を合成樹脂
とした場合熱伝達が金属に比べて悪いため連通管55を介
して吸込まれる冷媒ガスはあまり加熱されず(体積効率
は向上するが、一般に合成樹脂は応力に弱いため取り付
けが複雑になるという問題点を有していた。
54に圧入されている連通管55は構造上金属製となるため
熱伝達が良く、この連通管55を介して吸込まれる冷媒ガ
スが高温のシリンダヘッド54により加熱され膨張し、体
積効率の向上が計りにくい。また、連通管55を合成樹脂
とした場合熱伝達が金属に比べて悪いため連通管55を介
して吸込まれる冷媒ガスはあまり加熱されず(体積効率
は向上するが、一般に合成樹脂は応力に弱いため取り付
けが複雑になるという問題点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み、連通管部を合成樹脂とし
た場合の取り付け時の応力を減少させ、又確実に固定で
き作業性を向上した圧縮機を提供するものである。
た場合の取り付け時の応力を減少させ、又確実に固定で
き作業性を向上した圧縮機を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の密閉電動圧縮機
は、圧縮機を構成する圧縮要素のシリンダ内に冷媒ガス
を導くための吸入口を設けたシリンダヘッドと、前記吸
入口に当接する連通部を有する断熱材で形成された吸入
マフラと、一端を潤滑油溜まり中に浸漬し他端を上記吸
入マフラ内に挿入したオイルキャピラリと、前記吸入マ
フラの連通部上に前記オイルキャピラリを挾着し、前記
吸入マフラと、前記オイルキャピラリを、前記シリンダ
ヘッドに係止するスプリングと、前記スプリングを、前
記シリンダヘッドに係止する係止部をシリンダヘッド上
に一体成形し、前記吸入マフラと、前記オイルキャピラ
リを、スプリングによって、前記シリンダヘッドに固定
するものである。
は、圧縮機を構成する圧縮要素のシリンダ内に冷媒ガス
を導くための吸入口を設けたシリンダヘッドと、前記吸
入口に当接する連通部を有する断熱材で形成された吸入
マフラと、一端を潤滑油溜まり中に浸漬し他端を上記吸
入マフラ内に挿入したオイルキャピラリと、前記吸入マ
フラの連通部上に前記オイルキャピラリを挾着し、前記
吸入マフラと、前記オイルキャピラリを、前記シリンダ
ヘッドに係止するスプリングと、前記スプリングを、前
記シリンダヘッドに係止する係止部をシリンダヘッド上
に一体成形し、前記吸入マフラと、前記オイルキャピラ
リを、スプリングによって、前記シリンダヘッドに固定
するものである。
作用 上記構成において、シリンダヘッド上の係止部に係止
されたスプリングのバネ力によって、吸入マフラとオイ
ルキャピラリをシリンダヘッドに固定する事が出来るの
で、従来の如くシリンダヘッドに連通部を挿入すること
によって生じる応力を受けることがなく、その分、吸入
マフラーに加わる応力が少なく合成樹脂の信頼性の向上
が計れると同時に、スプリングの係止部をシリンダヘッ
ドと一体成形する事により低コストであり又生産性も高
いものとなる。
されたスプリングのバネ力によって、吸入マフラとオイ
ルキャピラリをシリンダヘッドに固定する事が出来るの
で、従来の如くシリンダヘッドに連通部を挿入すること
によって生じる応力を受けることがなく、その分、吸入
マフラーに加わる応力が少なく合成樹脂の信頼性の向上
が計れると同時に、スプリングの係止部をシリンダヘッ
ドと一体成形する事により低コストであり又生産性も高
いものとなる。
実施例 以下、本発明の一実施例の圧縮機について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
第1図は、本発明の一実施例における密閉型電動圧縮
機のシリンダヘッド部分の断面図、第2図は上記シリン
ダヘッドの正面図、第3図は同上ヘッド部分の分解斜視
図である。
機のシリンダヘッド部分の断面図、第2図は上記シリン
ダヘッドの正面図、第3図は同上ヘッド部分の分解斜視
図である。
1は吸入口1aを有するシリンダヘッドである。2は連
通部3と取付孔3aを有する吸入マフラである。4は一端
より潤滑油5を給油するオイルキャピラリである。
通部3と取付孔3aを有する吸入マフラである。4は一端
より潤滑油5を給油するオイルキャピラリである。
3bは、前記オイルキャピラリ4を前記マフラ2に挿入す
る挿入口である。6は、両端を前記シリンダヘッド1に
係止され前記吸入マフラ2と前記オイルキャピラリ4を
前記シリンダヘッド1に係止するスプリングである。第
2図において、3cは、前記オイルキャピラリ4の回転止
めの為に設けられた前記マフラ2上の凸部である。又7
は、前記スプリング6を係止するシリンダヘッド1の係
止部である。
る挿入口である。6は、両端を前記シリンダヘッド1に
係止され前記吸入マフラ2と前記オイルキャピラリ4を
前記シリンダヘッド1に係止するスプリングである。第
2図において、3cは、前記オイルキャピラリ4の回転止
めの為に設けられた前記マフラ2上の凸部である。又7
は、前記スプリング6を係止するシリンダヘッド1の係
止部である。
以上の様に構成された圧縮機について、以下第3図及
び第1図,第2図を用いてその動作について説明する。
び第1図,第2図を用いてその動作について説明する。
冷却装置(図示せず)より戻ってきた冷媒ガスは、吸
入マフラ2から、連通部3を通り、シリンダヘッド1に
設けられた吸入口1aへと導かれる。オイルキャピラリ4
は、吸入マフラ2上の凸部3cに挾着する。前記吸入マフ
ラ2、及び、前記オイルキャピラリ4は、両端をシリン
ダヘッド1に一体成形された係止部7に係止されたスプ
リング6によって、前記シリンダに固定される。
入マフラ2から、連通部3を通り、シリンダヘッド1に
設けられた吸入口1aへと導かれる。オイルキャピラリ4
は、吸入マフラ2上の凸部3cに挾着する。前記吸入マフ
ラ2、及び、前記オイルキャピラリ4は、両端をシリン
ダヘッド1に一体成形された係止部7に係止されたスプ
リング6によって、前記シリンダに固定される。
以上のように本実施例によれば、吸入マフラ2とオイ
ルキャピラリ4は、両端を係止部7に係止されたスプリ
ング6のスプリング力によってシリンダヘッド1に取付
けられる事になるので、圧入と違い連通部3にあまり応
力を加える事なく取付ける事ができる。又、吸入マフラ
2とオイルキャピラリ4と同時に係止する事が可能とな
り、コスト面で有利であり、生産性を損うことが無い。
ルキャピラリ4は、両端を係止部7に係止されたスプリ
ング6のスプリング力によってシリンダヘッド1に取付
けられる事になるので、圧入と違い連通部3にあまり応
力を加える事なく取付ける事ができる。又、吸入マフラ
2とオイルキャピラリ4と同時に係止する事が可能とな
り、コスト面で有利であり、生産性を損うことが無い。
発明の効果 以上のように、本発明は、吸入口を有するシリンダヘ
ッドと、前記吸入口に当接する連通部を有する断熱材で
形成された吸入マフラと、一端を潤滑油溜まり中に浸漬
し他端を上記吸入マフラ内に挿通したオイルキャピラリ
と、前記吸入マフラの連通部上に前記オイルキャピラリ
を挾着し、前記マフラと前記オイルキャピラリを前記シ
リンダヘッドに係止するスプリングと、前記スプリング
をシリンダヘッドに係止する係止部をシリンダヘッド上
に一体成形する事により、吸入マフラ、及び、オイルキ
ャピラリを、スプリングによってシリンダヘッドに固定
する事ができるので、従来の如くシリンダヘッドに連通
部を挿入することによって生じる応力を受けることなく
固定できる。又、吸入マフラとオイルキャピラリを同時
に固定する事が可能となり、コスト面で有利であり、生
産性を損うことが無い。
ッドと、前記吸入口に当接する連通部を有する断熱材で
形成された吸入マフラと、一端を潤滑油溜まり中に浸漬
し他端を上記吸入マフラ内に挿通したオイルキャピラリ
と、前記吸入マフラの連通部上に前記オイルキャピラリ
を挾着し、前記マフラと前記オイルキャピラリを前記シ
リンダヘッドに係止するスプリングと、前記スプリング
をシリンダヘッドに係止する係止部をシリンダヘッド上
に一体成形する事により、吸入マフラ、及び、オイルキ
ャピラリを、スプリングによってシリンダヘッドに固定
する事ができるので、従来の如くシリンダヘッドに連通
部を挿入することによって生じる応力を受けることなく
固定できる。又、吸入マフラとオイルキャピラリを同時
に固定する事が可能となり、コスト面で有利であり、生
産性を損うことが無い。
第1図は本発明の一実施例における圧縮機のシリンダヘ
ッド部分の断面図、第2図は本発明の一実施例のシリン
ダヘッド取付状態を示す要部正面図、第3図は本発明の
取付け構造を示す分解斜視図、第4図は従来の圧縮機の
断面図、第5図は第4図のC−C線における断面図であ
る。 1……シリンダヘッド、1a……吸入口、2……吸入マフ
ラ、3……連通部、4……オイルキャピラリ、5……潤
滑油、6……スプリング、7……係止部。
ッド部分の断面図、第2図は本発明の一実施例のシリン
ダヘッド取付状態を示す要部正面図、第3図は本発明の
取付け構造を示す分解斜視図、第4図は従来の圧縮機の
断面図、第5図は第4図のC−C線における断面図であ
る。 1……シリンダヘッド、1a……吸入口、2……吸入マフ
ラ、3……連通部、4……オイルキャピラリ、5……潤
滑油、6……スプリング、7……係止部。
Claims (1)
- 【請求項1】吸入口を有するシリンダヘッドと、前記吸
入口に挿入される連通部を有する断熱材で形成された吸
入マフラと、一端を潤滑油溜まり中に浸漬し他端を上記
吸入マフラ内に挿通したオイルキャピラリと、前記吸入
マフラの連通部上に前記オイルキャピラリを挟着し、前
記吸入マフラとオイルキャピラリを、前記シリンダヘッ
ドに係止するスプリングと、シリンダヘッド上に一体成
形された前記スプリングをシリンダヘッドに係止する係
止部とを備えた密閉型電動圧縮機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62105174A JP2578799B2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 密閉型電動圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62105174A JP2578799B2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 密閉型電動圧縮機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63268984A JPS63268984A (ja) | 1988-11-07 |
JP2578799B2 true JP2578799B2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=14400315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62105174A Expired - Fee Related JP2578799B2 (ja) | 1987-04-28 | 1987-04-28 | 密閉型電動圧縮機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2578799B2 (ja) |
-
1987
- 1987-04-28 JP JP62105174A patent/JP2578799B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63268984A (ja) | 1988-11-07 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |