JP2578777B2 - 多階層型デ−タベ−スのセットオカランス格納順序決定装置 - Google Patents
多階層型デ−タベ−スのセットオカランス格納順序決定装置Info
- Publication number
- JP2578777B2 JP2578777B2 JP61225387A JP22538786A JP2578777B2 JP 2578777 B2 JP2578777 B2 JP 2578777B2 JP 61225387 A JP61225387 A JP 61225387A JP 22538786 A JP22538786 A JP 22538786A JP 2578777 B2 JP2578777 B2 JP 2578777B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- record
- records
- owner
- information
- classification
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、多階層型データベースのセットオカランス
格納順序決定装置に関し、特に階層型データベースの生
成においてセット関係を考慮したレコードの格納順序決
定装置に関する。
格納順序決定装置に関し、特に階層型データベースの生
成においてセット関係を考慮したレコードの格納順序決
定装置に関する。
階層型データベースにおいて、レコードタイプ間に定
義されたセットを実現する方法として、データベースに
格納されたレコードの一部にポインタ部を設けることが
広くおこなわれている。
義されたセットを実現する方法として、データベースに
格納されたレコードの一部にポインタ部を設けることが
広くおこなわれている。
ポインタ部にはセットの種類ごとにネクストポイン
タ,プライヤポリンタおよびオーナポインタが格納され
(このうちプライヤポインタ、オーナポインタは省略さ
れる場合がある)、オーナレコードとメンバーレコー
ド、あるいはメンバーレコード同士のつながりを表現し
ている。
タ,プライヤポリンタおよびオーナポインタが格納され
(このうちプライヤポインタ、オーナポインタは省略さ
れる場合がある)、オーナレコードとメンバーレコー
ド、あるいはメンバーレコード同士のつながりを表現し
ている。
ネクストポインタは、オーナレコードを起点として複
数のメンバーレコードを辿って再びオーナレコードに戻
るように作成されており、逆にプライヤポインタはオー
ナレコードを起点としてネクストポインタとは逆の順番
にメンバーレコードを辿ってオーナレコードにもどるよ
うに作成される。また、オーナポインタはメンバーレコ
ードだけに存在するポインタであり、ネクストポインタ
(またはプライヤポインタ)を辿っていきつくオーナレ
コードをさしている。
数のメンバーレコードを辿って再びオーナレコードに戻
るように作成されており、逆にプライヤポインタはオー
ナレコードを起点としてネクストポインタとは逆の順番
にメンバーレコードを辿ってオーナレコードにもどるよ
うに作成される。また、オーナポインタはメンバーレコ
ードだけに存在するポインタであり、ネクストポインタ
(またはプライヤポインタ)を辿っていきつくオーナレ
コードをさしている。
セットオカランスとは、最上位のセットのオーナレコ
ードからネクストポインタを辿って得られる全てのメン
バーレコードおよびそれらのメンバーレコードをオーナ
レコードとするセットに関し、それぞれのネクストポイ
ンタを辿って得られる全てのメンバーレコードというふ
うにして、最上位のレコードから辿りうる全てのレコー
ド群とそれらのレコードの間に成り立っている親子関係
のことをいう。
ードからネクストポインタを辿って得られる全てのメン
バーレコードおよびそれらのメンバーレコードをオーナ
レコードとするセットに関し、それぞれのネクストポイ
ンタを辿って得られる全てのメンバーレコードというふ
うにして、最上位のレコードから辿りうる全てのレコー
ド群とそれらのレコードの間に成り立っている親子関係
のことをいう。
データベースを生成しようとする場合、入力となるフ
ァイルのなかのレコードの並びには次の二種類が代表的
なものである。
ァイルのなかのレコードの並びには次の二種類が代表的
なものである。
(方式A) セットオカラスごとに階層構造の最上位の
セットからセットレベルの順番に並んでいる。すなわ
ち、最上位のレコードの次には、そのレコードの全ての
メンバーレコードが並び、その後は1つ下位のセットに
対する全てのメンバーレコードが並んでいるという具合
に並んでいる。
セットからセットレベルの順番に並んでいる。すなわ
ち、最上位のレコードの次には、そのレコードの全ての
メンバーレコードが並び、その後は1つ下位のセットに
対する全てのメンバーレコードが並んでいるという具合
に並んでいる。
このとき、同一レベルのセットに関するメンバーレコ
ードは、1つのオーナレコードに関してはセットのメン
バー順に並んでいる。これを兄弟レコード優先方式の並
びということにする。
ードは、1つのオーナレコードに関してはセットのメン
バー順に並んでいる。これを兄弟レコード優先方式の並
びということにする。
(方式B) セットオカランスごとに最上位のレコード
から下位セットにむけて次々にセットのメンバーレコー
ドを辿り、メンバーレコードが存在しなくなった時点で
同一レベルのセットの兄弟レコードを辿り、兄弟レコー
ドが尽きたらセットのレベルを一つ上に戻って次の兄弟
レコードをたどる、いわばセットオカランスを一筆がき
でたどった順番に並んでいる。
から下位セットにむけて次々にセットのメンバーレコー
ドを辿り、メンバーレコードが存在しなくなった時点で
同一レベルのセットの兄弟レコードを辿り、兄弟レコー
ドが尽きたらセットのレベルを一つ上に戻って次の兄弟
レコードをたどる、いわばセットオカランスを一筆がき
でたどった順番に並んでいる。
これをメンバーレコード優先方式の並びということに
する。
する。
方式Aでデータベースのファイルを生成すると、デー
タベース上は兄弟レコード同士が近傍に配置されるた
め、同一セットレベルのレコードを順次に処理するプロ
グラムにとって実行の効率がよい。また、方式Bでデー
タベースのファイルを作成すると、データベース上はメ
ンバーレコードが優先的に格納されるため、セットオカ
ランスのレコードを全て辿るようなプログラムにとって
実行の効率がよい。
タベース上は兄弟レコード同士が近傍に配置されるた
め、同一セットレベルのレコードを順次に処理するプロ
グラムにとって実行の効率がよい。また、方式Bでデー
タベースのファイルを作成すると、データベース上はメ
ンバーレコードが優先的に格納されるため、セットオカ
ランスのレコードを全て辿るようなプログラムにとって
実行の効率がよい。
上記方式はいずれもデータベースのレコードを処理す
る応用プログラムの特性にあわせて選択するものであ
り、利用者はデータベースを生成しようとした場合、デ
ータベースにロードする二種類のファイルを作成する必
要があった。
る応用プログラムの特性にあわせて選択するものであ
り、利用者はデータベースを生成しようとした場合、デ
ータベースにロードする二種類のファイルを作成する必
要があった。
しかしながら、前記二種類の並びを持つファイルを作
成しようとした場合、それぞれは別の論理でプログラム
を作らざるをえない。
成しようとした場合、それぞれは別の論理でプログラム
を作らざるをえない。
さらに、データベースを再編集する場合にも再ロード
するためのファイルを作成しようとすると、以下のよう
な問題点がある。
するためのファイルを作成しようとすると、以下のよう
な問題点がある。
すなわち、兄弟レコード優先方式の並びをもったファ
イルを作成しようとすると、セットオカランス毎に最上
位のオーナレコードをまず退避し、次にそのメンバーレ
コードをメンバー順に辿って退避した後、先頭のメンバ
ーレコードに戻り、メンバー順序に従ってさらに下位の
メンバーレコードをメンバー順に退避するというように
して、最上位のセットから始めてセットのレベルを下位
に辿りながら同一レベルのセットのメンバーレコードを
全て退避したら、さらに下位のセットのメンバーレコー
ドを全て退避するというプログラムを作成すること、ま
た、メンバーレコード優先方式の並びをもったファイル
を作成しようとすると、セットオカランス毎に最上位の
オーナレーコーの退避から始めてメンバーレコードが尽
きるまで順次下位のセットを辿り、そのあと兄弟レコー
ドをメンバー順にレコードが尽きるまで退避し、兄弟レ
コードが尽きるとそのセットのオーナレコードに戻り、
もどったレコードの兄弟レコードを全て退避した後、ま
たその親レコードへ戻ってという具合に処理する退避プ
ログラムを作成することが必要である。
イルを作成しようとすると、セットオカランス毎に最上
位のオーナレコードをまず退避し、次にそのメンバーレ
コードをメンバー順に辿って退避した後、先頭のメンバ
ーレコードに戻り、メンバー順序に従ってさらに下位の
メンバーレコードをメンバー順に退避するというように
して、最上位のセットから始めてセットのレベルを下位
に辿りながら同一レベルのセットのメンバーレコードを
全て退避したら、さらに下位のセットのメンバーレコー
ドを全て退避するというプログラムを作成すること、ま
た、メンバーレコード優先方式の並びをもったファイル
を作成しようとすると、セットオカランス毎に最上位の
オーナレーコーの退避から始めてメンバーレコードが尽
きるまで順次下位のセットを辿り、そのあと兄弟レコー
ドをメンバー順にレコードが尽きるまで退避し、兄弟レ
コードが尽きるとそのセットのオーナレコードに戻り、
もどったレコードの兄弟レコードを全て退避した後、ま
たその親レコードへ戻ってという具合に処理する退避プ
ログラムを作成することが必要である。
本発明の目的は、データベースを処理するプログラム
の特性にあった別々の格納方式に対応したファイルを作
成するのではなく、一つの形式のファイルを作成するだ
けでデータベースを生成する際に、プログラム特性にあ
ったレコードの格納制御をおこなうことのできる多階層
データベースのセットオカランス格納順序決定装置を提
供することにある。
の特性にあった別々の格納方式に対応したファイルを作
成するのではなく、一つの形式のファイルを作成するだ
けでデータベースを生成する際に、プログラム特性にあ
ったレコードの格納制御をおこなうことのできる多階層
データベースのセットオカランス格納順序決定装置を提
供することにある。
本発明の多階層型データベースのセットオカランス格
納順序決定装置は、 各レコードを階層化して格納する多階層型データベー
スのメンバーレコード間の兄弟関係、ならびにオーナレ
コードとメンバーレコードの間の親子関係に基づいて、
多階層に渡って前記兄弟関係および前記親子関係によっ
て関係付けられたレコードからなるセットオカランスの
レコード格納配列を決定する多階層型データベースのセ
ットオカランス格納順序決定装置にであって、 レコード間の前記親子関係および前記兄弟関係を表わ
すセットキーを含む前記レコードを格納する多階層型デ
ータベース生成入力ファイルと、 この多階層型データベース生成入力ファイルの各レコ
ードを前記セットキーに基づいて分類し、あるいは各レ
コードをオーナレコードを与える情報およびメンバーレ
コードを与える情報によって分類し、前記分類の段階ご
との中間結果をソートワークファイルに格納するセット
情報分類手段と、 前記ソートワークファイルから中間結果を読み出し、
多段階の親子関係の分類が完了しているレコードと前記
分類が完了していないレコードを認識し、全てのレコー
ドの前記分類が完了しているとき、前記分類によって配
列させられたレコードを格納順序ファイルに格納する格
納順序判定手段と、 この格納順序判定手段が前記分類が完了していないこ
とを判定したとき、前記中間結果に対し、親子関係の分
類が完了していない階層のレコードの前記オーナレコー
ドを与える情報と前記メンバーレコードを与える情報と
を作成して前記セット情報分類手段に通知するとともに
前記ソートワークファイルに格納する多階層セット情報
作成手段とを含み、 同一階層のメンバーレコードが優先して配列する兄弟
優先のセットオカランス、あるいは多段階に渡るセット
関係を辿るメンバーレコードを優先して配列するメンバ
ーレコード優先のセットオカランスを前記多階層型デー
タベースに格納する。
納順序決定装置は、 各レコードを階層化して格納する多階層型データベー
スのメンバーレコード間の兄弟関係、ならびにオーナレ
コードとメンバーレコードの間の親子関係に基づいて、
多階層に渡って前記兄弟関係および前記親子関係によっ
て関係付けられたレコードからなるセットオカランスの
レコード格納配列を決定する多階層型データベースのセ
ットオカランス格納順序決定装置にであって、 レコード間の前記親子関係および前記兄弟関係を表わ
すセットキーを含む前記レコードを格納する多階層型デ
ータベース生成入力ファイルと、 この多階層型データベース生成入力ファイルの各レコ
ードを前記セットキーに基づいて分類し、あるいは各レ
コードをオーナレコードを与える情報およびメンバーレ
コードを与える情報によって分類し、前記分類の段階ご
との中間結果をソートワークファイルに格納するセット
情報分類手段と、 前記ソートワークファイルから中間結果を読み出し、
多段階の親子関係の分類が完了しているレコードと前記
分類が完了していないレコードを認識し、全てのレコー
ドの前記分類が完了しているとき、前記分類によって配
列させられたレコードを格納順序ファイルに格納する格
納順序判定手段と、 この格納順序判定手段が前記分類が完了していないこ
とを判定したとき、前記中間結果に対し、親子関係の分
類が完了していない階層のレコードの前記オーナレコー
ドを与える情報と前記メンバーレコードを与える情報と
を作成して前記セット情報分類手段に通知するとともに
前記ソートワークファイルに格納する多階層セット情報
作成手段とを含み、 同一階層のメンバーレコードが優先して配列する兄弟
優先のセットオカランス、あるいは多段階に渡るセット
関係を辿るメンバーレコードを優先して配列するメンバ
ーレコード優先のセットオカランスを前記多階層型デー
タベースに格納する。
次に、本発明について図面を参照して詳細に説明す
る。
る。
第1図は本発明の一実施例のシステムの動作を示す図
である。
である。
第1図を参照すると、データベースを生成するための
DB生成ファイル1を入力して、DB生成ファイルの各レコ
ードに格納されたオーナレコードとメンバーレコードを
対応づけるためのセットキーをもとに分類するセット情
報分類手順2と、分類された結果を格納するソートワー
クファイル3と、そしてこのソートワークファイル3を
入力としてセット関係のオーナレコードとメンバーレコ
ードを関係づける分類が完了しているか否かを判定し、
分類が完了しているとき、分類結果を格納手順ファイル
6に格納する格納順序判定手順4と、この判定手順4に
より分類が未決定の場合には引き続き多階層にまたがっ
たオーナレコード、メンバーレコードのセット関係情報
を作成する多階層セット情報作成手順5と、を備える。
そして、セット情報分類手順2と格納順序判定手順4と
多階層セット情報作成手順5とを分類が完了するまでく
りかえし用いることにより、最終的に、格納順序判定手
順4により、全てのレコードの格納順序が分類によって
決定された分類結果の格納順序に従って格納順序ファイ
ル6にレコードを格納する。
DB生成ファイル1を入力して、DB生成ファイルの各レコ
ードに格納されたオーナレコードとメンバーレコードを
対応づけるためのセットキーをもとに分類するセット情
報分類手順2と、分類された結果を格納するソートワー
クファイル3と、そしてこのソートワークファイル3を
入力としてセット関係のオーナレコードとメンバーレコ
ードを関係づける分類が完了しているか否かを判定し、
分類が完了しているとき、分類結果を格納手順ファイル
6に格納する格納順序判定手順4と、この判定手順4に
より分類が未決定の場合には引き続き多階層にまたがっ
たオーナレコード、メンバーレコードのセット関係情報
を作成する多階層セット情報作成手順5と、を備える。
そして、セット情報分類手順2と格納順序判定手順4と
多階層セット情報作成手順5とを分類が完了するまでく
りかえし用いることにより、最終的に、格納順序判定手
順4により、全てのレコードの格納順序が分類によって
決定された分類結果の格納順序に従って格納順序ファイ
ル6にレコードを格納する。
第2図は本実施例を説明するための多階層型データベ
ースの構造をバックマン図で表現した図である。
ースの構造をバックマン図で表現した図である。
第2図を参照すると、多階層型データベースの構造を
バックマン図で示してある。アルファベットはレコード
タイプを表す。
バックマン図で示してある。アルファベットはレコード
タイプを表す。
第3図は第2図の構造を持つデータベースのセットオ
カランスを例示する図である。
カランスを例示する図である。
第3図を参照すると、第2で挙げた構造をもつデータ
ベースのセットオカランスの例が示されている。第3図
のレコードを示す小文字のアルファベットは第2図で示
した大文字のアルファベットで表わされるレコードタイ
プに対応するレコードオカランスを表わし、小文字のア
ルファベットに付された数字の添字は同一のレコードタ
イプのレコードオカランスであるメンバーレコードをそ
れぞれ識別するためのものである。各レコードオカラン
スを結ぶ線はレコードオカランスの間の親子関係あるい
は兄弟関係を表わしている。
ベースのセットオカランスの例が示されている。第3図
のレコードを示す小文字のアルファベットは第2図で示
した大文字のアルファベットで表わされるレコードタイ
プに対応するレコードオカランスを表わし、小文字のア
ルファベットに付された数字の添字は同一のレコードタ
イプのレコードオカランスであるメンバーレコードをそ
れぞれ識別するためのものである。各レコードオカラン
スを結ぶ線はレコードオカランスの間の親子関係あるい
は兄弟関係を表わしている。
第4図は第3図で示されるセットオカランスを構成す
る各レコードタイプのレコードオカランスのDB生成ファ
イル上の並びを示す図である。
る各レコードタイプのレコードオカランスのDB生成ファ
イル上の並びを示す図である。
第4図を参照すると、DB生成ファイルに格納されたレ
コードの格納状態が示されている。
コードの格納状態が示されている。
a1,b1…e2はそれぞれレコードの識別を表わすと同時
に、DB生成ファイル上のレコード番号(論理レコードと
して先頭を1とした時の順次番号)も表わすとする。そ
のためレコード番号の大小関係は、b1<a1<e1…d2であ
る。
に、DB生成ファイル上のレコード番号(論理レコードと
して先頭を1とした時の順次番号)も表わすとする。そ
のためレコード番号の大小関係は、b1<a1<e1…d2であ
る。
DB生成ファイル上のレコードには、データベース上で
セットのオーナレコードである、またはメンバーレコー
ドであることを示すセットタイプ毎にオーナおよびメバ
ーを一意に識別するセットキーを保持している。例え
ば、レコードc1にはレコードタイプBをオーナレコード
とし、レコードタイプCをメンバーとするセットタイプ
と、レコードタイプCをオーナレコードとし、レコード
タイプDをメンバーレコードとするセットタイプの二つ
のセットタイプに関するセットキーが格納されている。
すなわち、前者のセットタイプに対しては、レコードb2
とレコードc1に同じセットキー値が格納されており、後
者のセットタイプに対しては、レコードc1とレコード
d1,d2に同じセットキー値が格納されている。
セットのオーナレコードである、またはメンバーレコー
ドであることを示すセットタイプ毎にオーナおよびメバ
ーを一意に識別するセットキーを保持している。例え
ば、レコードc1にはレコードタイプBをオーナレコード
とし、レコードタイプCをメンバーとするセットタイプ
と、レコードタイプCをオーナレコードとし、レコード
タイプDをメンバーレコードとするセットタイプの二つ
のセットタイプに関するセットキーが格納されている。
すなわち、前者のセットタイプに対しては、レコードb2
とレコードc1に同じセットキー値が格納されており、後
者のセットタイプに対しては、レコードc1とレコード
d1,d2に同じセットキー値が格納されている。
第5図は、DB生成ファイルをセットキーによって分類
した結果を示す図である。
した結果を示す図である。
第5図を参照すると、DB生成ファイル1を読んで、各
レコードからセットキーからセットタイプとセット内の
メンバー順を決定するメンバー順のソートキーをとり出
し(これが格納されていない場合は、DB生成ファイル上
のレコードの並びをメンバー順とみなす)、レコード番
号とそのレコードがセットのオーナかメンバーかを識別
する識別子(メンバーの場合はM、オーナの場合はOと
する)を各レコードに付加してソートワーク3へ出力す
る。DB生成ファイルのレコードを全て読み終ったら、ソ
ートワーク3へ出力したレコードを、セット情報分類手
順2はセットキーおよびメンバー順ソートキーの2つを
キーにして分類する。第5図は分類した結果を示してい
る。最上位のレコードa1は最上位であることを識別して
おく(図中の*印)。
レコードからセットキーからセットタイプとセット内の
メンバー順を決定するメンバー順のソートキーをとり出
し(これが格納されていない場合は、DB生成ファイル上
のレコードの並びをメンバー順とみなす)、レコード番
号とそのレコードがセットのオーナかメンバーかを識別
する識別子(メンバーの場合はM、オーナの場合はOと
する)を各レコードに付加してソートワーク3へ出力す
る。DB生成ファイルのレコードを全て読み終ったら、ソ
ートワーク3へ出力したレコードを、セット情報分類手
順2はセットキーおよびメンバー順ソートキーの2つを
キーにして分類する。第5図は分類した結果を示してい
る。最上位のレコードa1は最上位であることを識別して
おく(図中の*印)。
次に、格納順判定手順4は、各レコードの分類が完了
していないことを判定し、多階層セット情報作成手順5
にメンバーを与える情報とオーナを与える情報を作成さ
せる。
していないことを判定し、多階層セット情報作成手順5
にメンバーを与える情報とオーナを与える情報を作成さ
せる。
DB生成ファイル1をセットキーによって分類した第5
図に示す結果から多階層セット情報作成手順4が作成し
たメンバー情報レコードを説明する第6図と、DB生成フ
ァイル1をセットキーによって分類した第5図に示す結
果から多階層セット情報作成手順4が作成したオーナ情
報レコードを説明する第7図と、を示す。
図に示す結果から多階層セット情報作成手順4が作成し
たメンバー情報レコードを説明する第6図と、DB生成フ
ァイル1をセットキーによって分類した第5図に示す結
果から多階層セット情報作成手順4が作成したオーナ情
報レコードを説明する第7図と、を示す。
第6図を参照すると、作成手順4がソートワーク3の
分類結果を読んで、各レコードのセットキーから生成さ
れるメンバー情報レコードが示されている。まず、同一
セットキーを持つオーナの識別を持ったレコード1件に
対し、1件以上のメンバー識別を持ったレコードの組に
対し、メンバー情報レコードをオーナ情報レコードがそ
れぞれメンバー識別を持ったレコードの件数分出力され
る。セットキー“×××”を持ったレコード群を例にと
り説明すると、オーナレコードはb2であり、メンバーレ
コードはc1,c2であるから、メンバー情報を与えるレコ
ードとして、オーナレコードをb2とし、メンバーレコー
ドをc1,c2とする2つのレコードが出力される。
分類結果を読んで、各レコードのセットキーから生成さ
れるメンバー情報レコードが示されている。まず、同一
セットキーを持つオーナの識別を持ったレコード1件に
対し、1件以上のメンバー識別を持ったレコードの組に
対し、メンバー情報レコードをオーナ情報レコードがそ
れぞれメンバー識別を持ったレコードの件数分出力され
る。セットキー“×××”を持ったレコード群を例にと
り説明すると、オーナレコードはb2であり、メンバーレ
コードはc1,c2であるから、メンバー情報を与えるレコ
ードとして、オーナレコードをb2とし、メンバーレコー
ドをc1,c2とする2つのレコードが出力される。
次に、第7図を参照すると、オーナ情報を与えるレコ
ードとして、メンバーレコードをc1,c2とし、オーナレ
コードをb2とする2つのレコードが入力されている。出
力されるレコード中にはセットのメンバーレコードの場
合にはOの識別が格納される。第5図の最後のレコード
e2のように、どのオーナレコードともセットキーがマッ
チングしないレコードが存在する場合は、オーナレコー
ドが存在しないので、オーナ情報レコードを作成する時
には、オーナレコードのレコード番号としてMAX値を格
納する。第6図および第7図を作成する上述の処理は、
多階層セット情報作成手順5によって行われ、作成され
たレコードはソートワークファイル3へ再び格納され
る。
ードとして、メンバーレコードをc1,c2とし、オーナレ
コードをb2とする2つのレコードが入力されている。出
力されるレコード中にはセットのメンバーレコードの場
合にはOの識別が格納される。第5図の最後のレコード
e2のように、どのオーナレコードともセットキーがマッ
チングしないレコードが存在する場合は、オーナレコー
ドが存在しないので、オーナ情報レコードを作成する時
には、オーナレコードのレコード番号としてMAX値を格
納する。第6図および第7図を作成する上述の処理は、
多階層セット情報作成手順5によって行われ、作成され
たレコードはソートワークファイル3へ再び格納され
る。
第8図は第6図のメンバー情報レコードと第7図のオ
ーナ情報レコードをセット情報分類手順2が分類した結
果を示す図である。
ーナ情報レコードをセット情報分類手順2が分類した結
果を示す図である。
第8図を参照すると、セット情報分類手順2が、第6
図のメンバー情報レコードと第7図のオーナ情報レコー
ドを分類した結果を示してある。第8図において、第1
項目とあるのは、メンバー情報レコードのオーナレコー
ドのレコード番号または、オーナ情報レコードのメンバ
ーレコードのレコード番号であり、第二項目とあるの
は、メンバー情報レコードのメンバーレコードのレコー
ド番号、またはオーナ情報レコードのオーナレコード番
号である。以下、レコード識別項目のMとOはそれぞれ
メンバー情報レコード、オーナ情報レコードの識別を表
わすこととする。分類は第6図の第二項目とメンバー順
をキーとして行われる。そして、分類結果の各レコード
はソートワークファイル3に格納される。
図のメンバー情報レコードと第7図のオーナ情報レコー
ドを分類した結果を示してある。第8図において、第1
項目とあるのは、メンバー情報レコードのオーナレコー
ドのレコード番号または、オーナ情報レコードのメンバ
ーレコードのレコード番号であり、第二項目とあるの
は、メンバー情報レコードのメンバーレコードのレコー
ド番号、またはオーナ情報レコードのオーナレコード番
号である。以下、レコード識別項目のMとOはそれぞれ
メンバー情報レコード、オーナ情報レコードの識別を表
わすこととする。分類は第6図の第二項目とメンバー順
をキーとして行われる。そして、分類結果の各レコード
はソートワークファイル3に格納される。
格納順序判定手順4は、上記分類結果をソートワーク
ファイル3から読んでデータベースへレコードを格納す
る格納順序を以下のように判定する。
ファイル3から読んでデータベースへレコードを格納す
る格納順序を以下のように判定する。
まず、第8図を参照し、第二項目の値が一致するレコ
ードの組を1つの処理対象とする。この時、メンバー情
報レコード(以下Mのレコードと呼ぶ)とオーナ情報レ
コード(以下Oのレコードと呼ぶ)の組み合せとして以
下の三つがある。
ードの組を1つの処理対象とする。この時、メンバー情
報レコード(以下Mのレコードと呼ぶ)とオーナ情報レ
コード(以下Oのレコードと呼ぶ)の組み合せとして以
下の三つがある。
(1)Mのみ (2)M1個に一つ以上のO (3)Oのみ まず(1)の場合には、第二項目で示されるメンバー
レコードをオーナレコードとして持つレコードは存在し
ないことを表わすので(なぜならば、第二項目の値がマ
ッチングするオーナ情報レコードは存在しないからであ
る)、これ以上メンバーレコードを教える情報としては
利用できない。これらのレコードは第8図の左側に×印
で示す。次に、(2)の場合には、第二項目のレコード
を介してMのレコードの第一項目のレコードをオーナレ
コードとし、Oのレコードの第一項目のレコードをメン
バーレコードとする関係が認識できたことになる(第8
図の上から7,8,9番目の三つのレコードの組)。
レコードをオーナレコードとして持つレコードは存在し
ないことを表わすので(なぜならば、第二項目の値がマ
ッチングするオーナ情報レコードは存在しないからであ
る)、これ以上メンバーレコードを教える情報としては
利用できない。これらのレコードは第8図の左側に×印
で示す。次に、(2)の場合には、第二項目のレコード
を介してMのレコードの第一項目のレコードをオーナレ
コードとし、Oのレコードの第一項目のレコードをメン
バーレコードとする関係が認識できたことになる(第8
図の上から7,8,9番目の三つのレコードの組)。
この時、第二項目のレコードが最上位のレコードであ
るならば、Oのレコードの第一項目で示されるレコード
は最上位のレコードをオーナレコードとするメンバーレ
コードであり、そのメンバーレコード順位はレコード中
のメンバー順の項目の値となる(第8図の上から2,3,4
番目の三つのレコードの組がこれに該当する)。
るならば、Oのレコードの第一項目で示されるレコード
は最上位のレコードをオーナレコードとするメンバーレ
コードであり、そのメンバーレコード順位はレコード中
のメンバー順の項目の値となる(第8図の上から2,3,4
番目の三つのレコードの組がこれに該当する)。
最後に(3)の場合には、第二項目で示されるオーナ
レコードをメンバーレコードとして持つレコードは存在
しないことを表わす。(なぜならば、第二項目の値がマ
ッチングするメンバー情報レコードが存在しないからで
ある)。第8図の最後のレコードがこれに当たる。
レコードをメンバーレコードとして持つレコードは存在
しないことを表わす。(なぜならば、第二項目の値がマ
ッチングするメンバー情報レコードが存在しないからで
ある)。第8図の最後のレコードがこれに当たる。
第9図は、格納順序判定手順4が第8図で示されるレ
コードをソートワークファイル3から入力し、多階層セ
ット情報作成手順5が二階層のオーナとメンバーの関係
づけを第8図で探索した結果と、さらに三階層以上のオ
ーナとメンバーの関係づけを探索するための情報を持つ
レコードを作成した結果を示す図である。
コードをソートワークファイル3から入力し、多階層セ
ット情報作成手順5が二階層のオーナとメンバーの関係
づけを第8図で探索した結果と、さらに三階層以上のオ
ーナとメンバーの関係づけを探索するための情報を持つ
レコードを作成した結果を示す図である。
第9図を参照すると、前述の(2)と(3)の場合の
レコード群に対して、格納順序判定手順から起動される
多階層セット情報作成手順5が格納順序が決定されたレ
コードと、さらに上位のセット、または下位のセットの
レコードオカランスに情報を与えるために作成するレコ
ードが示されている。まず、(2)の場合で、最上位の
レコードが探索できた場合には、第二項目として最上位
のレコードa1のレコード番号を格納し、第三項目には
「0」を格納しておく。レコード識別としては、探索完
了の識別「済」を格納する。また、Mのレコードから第
二項目のレコードとして、Oのレコードの第一項目で表
示されるレコードを格納したMのレコードを作成してお
く。これは、次の格納順序判定のとき、第二項目の値が
マッチングするOのレコードが現われる可能性がある
(すなわち第二項目で示されるレコードにはメンバーレ
コードがあるかもしれないという意味)からである。更
に、(2)の場合で、最上位のレコードとはマッチング
しなかった場合に作成されるレコードについて説明す
る。Mのレコード対するOのレコードの組について第1
と第2の二種類のレコードを作成する。
レコード群に対して、格納順序判定手順から起動される
多階層セット情報作成手順5が格納順序が決定されたレ
コードと、さらに上位のセット、または下位のセットの
レコードオカランスに情報を与えるために作成するレコ
ードが示されている。まず、(2)の場合で、最上位の
レコードが探索できた場合には、第二項目として最上位
のレコードa1のレコード番号を格納し、第三項目には
「0」を格納しておく。レコード識別としては、探索完
了の識別「済」を格納する。また、Mのレコードから第
二項目のレコードとして、Oのレコードの第一項目で表
示されるレコードを格納したMのレコードを作成してお
く。これは、次の格納順序判定のとき、第二項目の値が
マッチングするOのレコードが現われる可能性がある
(すなわち第二項目で示されるレコードにはメンバーレ
コードがあるかもしれないという意味)からである。更
に、(2)の場合で、最上位のレコードとはマッチング
しなかった場合に作成されるレコードについて説明す
る。Mのレコード対するOのレコードの組について第1
と第2の二種類のレコードを作成する。
第1は、Oのレコードから作成されるもので、第二項
目で示されるレコード(メンバー順も含む)を第三項目
に格納し、第二項目には、Mのレコードの第一項目で示
されるレコード(メンバー順は第二項目のメンバー順を
使用する)を格納し、レコード識別してはOを格納した
レコードである。このOのレコードは、第一項目で示さ
れるレコードが、第二項目で示されるレコードから始め
て第三項目で示されるレコードを介して、この順序で辿
って行きつく事を表わしており、いいかえれば、第二項
目で示されるレコードは、二階層上位のオーナレコード
を教ていることになる。第2は、第1で作成したOのレ
コードに対し、第一項目と第二項目を交換したMのレコ
ードである。このMのレコードの意味するところは、以
下の通りである。すなわち、第二項目で示されるレコー
ドは第一項目で示されるレコードの二階層以下のメンバ
ーレコードを教えており、その間に第三項目で示される
レコードが位置していることになる。これら第1および
第2のレコードはMのレコードに対する一つのOのレコ
ードに対し作成されるものであり、1つ以上Oのレコー
ドが存在する場合には、Oのレコードの数の2倍のレコ
ードが作成される。
目で示されるレコード(メンバー順も含む)を第三項目
に格納し、第二項目には、Mのレコードの第一項目で示
されるレコード(メンバー順は第二項目のメンバー順を
使用する)を格納し、レコード識別してはOを格納した
レコードである。このOのレコードは、第一項目で示さ
れるレコードが、第二項目で示されるレコードから始め
て第三項目で示されるレコードを介して、この順序で辿
って行きつく事を表わしており、いいかえれば、第二項
目で示されるレコードは、二階層上位のオーナレコード
を教ていることになる。第2は、第1で作成したOのレ
コードに対し、第一項目と第二項目を交換したMのレコ
ードである。このMのレコードの意味するところは、以
下の通りである。すなわち、第二項目で示されるレコー
ドは第一項目で示されるレコードの二階層以下のメンバ
ーレコードを教えており、その間に第三項目で示される
レコードが位置していることになる。これら第1および
第2のレコードはMのレコードに対する一つのOのレコ
ードに対し作成されるものであり、1つ以上Oのレコー
ドが存在する場合には、Oのレコードの数の2倍のレコ
ードが作成される。
最後に、(3)の場合に作成されるレコードについて
説明する。Oのレコードのみが現われるということは、
前述したように、これ以上、オーナレコードが探索でき
ないということであるから、さらに上位にセットについ
て何も情報を与えることはないので第9図の最後のレコ
ード形式で作成する。上述のようにして作成されたレコ
ードはソートワークファイル3へ出力しておく。
説明する。Oのレコードのみが現われるということは、
前述したように、これ以上、オーナレコードが探索でき
ないということであるから、さらに上位にセットについ
て何も情報を与えることはないので第9図の最後のレコ
ード形式で作成する。上述のようにして作成されたレコ
ードはソートワークファイル3へ出力しておく。
第10図は、セット情報分類手順2が第9図で示される
レコードの第二項目と第三項目をキー(メンバー順の項
目を含む)として、分類した結果を示す図である。
レコードの第二項目と第三項目をキー(メンバー順の項
目を含む)として、分類した結果を示す図である。
第10図には、多階層セット情報作成手順5により出力
されたレコードをセット情報分類手順2によって分類し
た結果が示されている。分類処理のためのキーは、第9
図の第二項目と第三項目(それぞれメンバー順の項目を
含む)である。
されたレコードをセット情報分類手順2によって分類し
た結果が示されている。分類処理のためのキーは、第9
図の第二項目と第三項目(それぞれメンバー順の項目を
含む)である。
格納順序判定手順4は、第10図の分類結果をソートワ
ークファイル3から読んで、レコードの格納順序を判定
する。
ークファイル3から読んで、レコードの格納順序を判定
する。
第10図の下から4,5番目のMとOのレコードの組を例
にとって判定の仕方を説明する。これらのレコードは、
a1,b2,c1で示されるオーナとメンバーの対と、c1,d2,e1
で示されるオーナとメンバーの対がcを媒介として四階
層にわたるオーナとメンバーの関係を表している。すな
わち、e1は、a1の2番目のメンバーレコードb3の、さら
に下位のメンバーレコードc1の、さらに下位の2番目の
メンバーレコードd2の、さらに下位の1番目のメンバー
レコードe1であることを意味している。
にとって判定の仕方を説明する。これらのレコードは、
a1,b2,c1で示されるオーナとメンバーの対と、c1,d2,e1
で示されるオーナとメンバーの対がcを媒介として四階
層にわたるオーナとメンバーの関係を表している。すな
わち、e1は、a1の2番目のメンバーレコードb3の、さら
に下位のメンバーレコードc1の、さらに下位の2番目の
メンバーレコードd2の、さらに下位の1番目のメンバー
レコードe1であることを意味している。
このように、格納順序判定手順4は、第8図における
二階層のオーナとメンバーのつながりが認識できたのと
異なり、第10図において四階層の関係を明らかにする。
ところが、第10図の下から6,7,8番目のMとOのレコー
ドの組のように、Mのレコードの第二項目で示されるレ
コードの値が0になっているものもある。
二階層のオーナとメンバーのつながりが認識できたのと
異なり、第10図において四階層の関係を明らかにする。
ところが、第10図の下から6,7,8番目のMとOのレコー
ドの組のように、Mのレコードの第二項目で示されるレ
コードの値が0になっているものもある。
これは以下の理由による。このMのレコードは多階層
セット情報作成手順4で作成されたものであるが、第10
図においては、第二項目で示されるレコードb2はその階
層では既に最上位のレコードに辿りついたため、もうそ
れ以上オーナレコードの情報を与えることはできず、そ
の時点で格納順序が決定されたレコードから作成された
レコード(第一項目と第二項目を逆転させて作成した)
であり、このレコードの意味することは、第二項目で示
されるレコードは第三項目で示されるレコードを媒介と
することなく、第一項目で示されるレコードのメンバー
レコードになっていることである。従って、このような
場合は、a1,b2で示されるオーナとメンバーの対とb2,
c1,d1で示されるオーナとメンバーの体がb2を媒介とし
て三階層にわたるオーナとメンバーの関係を表わしてい
ることなる。
セット情報作成手順4で作成されたものであるが、第10
図においては、第二項目で示されるレコードb2はその階
層では既に最上位のレコードに辿りついたため、もうそ
れ以上オーナレコードの情報を与えることはできず、そ
の時点で格納順序が決定されたレコードから作成された
レコード(第一項目と第二項目を逆転させて作成した)
であり、このレコードの意味することは、第二項目で示
されるレコードは第三項目で示されるレコードを媒介と
することなく、第一項目で示されるレコードのメンバー
レコードになっていることである。従って、このような
場合は、a1,b2で示されるオーナとメンバーの対とb2,
c1,d1で示されるオーナとメンバーの体がb2を媒介とし
て三階層にわたるオーナとメンバーの関係を表わしてい
ることなる。
以下、格納順序判定手順4によって、格納順序判定処
理を続けると、n回目の格納順序判定において格納順序
が決定さえるレコードは、最上位のレコードからのセッ
トの階層Snと判定回数nとの間に2n-1+1≦Sn≦2nの関
係を持つレコード群であることがわかる。
理を続けると、n回目の格納順序判定において格納順序
が決定さえるレコードは、最上位のレコードからのセッ
トの階層Snと判定回数nとの間に2n-1+1≦Sn≦2nの関
係を持つレコード群であることがわかる。
第11図は第10図で示されるレコードをソートワークフ
ァイル3から入力し、格納順序判定手順4を使って三階
層、四階層のオーナとメンバーの関係づけを探索した結
果と、さらに五階層以上のオーナとメンバーの関係づけ
を探索するための情報を持つレコードを作成した結果を
示す図である。
ァイル3から入力し、格納順序判定手順4を使って三階
層、四階層のオーナとメンバーの関係づけを探索した結
果と、さらに五階層以上のオーナとメンバーの関係づけ
を探索するための情報を持つレコードを作成した結果を
示す図である。
第11図には、第10図で示されるレコードが格納順序判
定手順4により格納順序が決定された後、さらに上位、
あるいは下位のセットの階層にわたってオーナとメンバ
ーの関係を探索するために、多階層セット情報作成手順
5によって作成したレコードが示されている。そして、
格納順序判定手順4によって最大四階層の格納順序が結
成されたことを考慮し、レコードの項目が二項目追加さ
れ最大四階層の関係が第11図に表わされている。
定手順4により格納順序が決定された後、さらに上位、
あるいは下位のセットの階層にわたってオーナとメンバ
ーの関係を探索するために、多階層セット情報作成手順
5によって作成したレコードが示されている。そして、
格納順序判定手順4によって最大四階層の格納順序が結
成されたことを考慮し、レコードの項目が二項目追加さ
れ最大四階層の関係が第11図に表わされている。
第12図は第11図で示されるレコードを第二,三,四,
五項目をキー(メンバー順の項目を含む)としてセット
情報分類手順2によって分類した結果を示す図である。
五項目をキー(メンバー順の項目を含む)としてセット
情報分類手順2によって分類した結果を示す図である。
第12図には、セット情報分類手順2が、第11図で示さ
れるレコードを分類した結果が示されている。ここで、
分類処理のためのキーは、第11図の第二,三,四,五項
目である(それぞれメンバー順の項目も含む)。
れるレコードを分類した結果が示されている。ここで、
分類処理のためのキーは、第11図の第二,三,四,五項
目である(それぞれメンバー順の項目も含む)。
次に、格納順序判定手順4は、第12図に示す分類結果
を読んでレコードの格納順序を判定する。第12図でまだ
未決定となっているのはd1,d2,e1を第一項目とするレコ
ードであるが、これらについては第二項目のレコードが
最上位のレコードであるため、ここに至って全てのレコ
ードについて格納順序が決定されたことになる。そし
て、格納順序判定手順4は、第12図の分類結果の内、順
序の決定とは無関係の情報(第12図の欄外に×印が付さ
れている)を除外して、第13図の最終結果を得る。
を読んでレコードの格納順序を判定する。第12図でまだ
未決定となっているのはd1,d2,e1を第一項目とするレコ
ードであるが、これらについては第二項目のレコードが
最上位のレコードであるため、ここに至って全てのレコ
ードについて格納順序が決定されたことになる。そし
て、格納順序判定手順4は、第12図の分類結果の内、順
序の決定とは無関係の情報(第12図の欄外に×印が付さ
れている)を除外して、第13図の最終結果を得る。
第13図はセットキー方式による並びで入力したレコー
ドを、メンバーレコード優先方式の並びにならべかえた
最終結果を示す図である。
ドを、メンバーレコード優先方式の並びにならべかえた
最終結果を示す図である。
第13図には、最終的に決定されたレコードの格納順序
が示されている。第一項目で示さえるレコードの上から
の順序がメンバーレコード優先方式における格納順序で
ある。ここで、それぞれのレコードについて、第二項目
以降の情報は第一項目で示されるレコードのセットオカ
ランスにおける位置を表わす。
が示されている。第一項目で示さえるレコードの上から
の順序がメンバーレコード優先方式における格納順序で
ある。ここで、それぞれのレコードについて、第二項目
以降の情報は第一項目で示されるレコードのセットオカ
ランスにおける位置を表わす。
次に、兄弟レコード優先方式の格納順序の作成方法に
ついて説明する。これは第13図で決定されたメンバーレ
コード優先方式の格納順序結果を引き継ぎ、それを入力
として求める。
ついて説明する。これは第13図で決定されたメンバーレ
コード優先方式の格納順序結果を引き継ぎ、それを入力
として求める。
第14図はメンバーレコード優先方式で並べらえたレコ
ードを兄弟レコード優先方式に並べかえる方法を説明す
る図である。
ードを兄弟レコード優先方式に並べかえる方法を説明す
る図である。
第14図には、多階層セット情報作成手順5が、前記メ
ンバーレコード優先方式で求まった順序(第13図)を入
力として、各々のレコードに対し、二階層以上の上位セ
ットに関するメンバー順の項目を最大値で置きかえてソ
ートワークファイル3へ出力すべきレコードを示してい
る。
ンバーレコード優先方式で求まった順序(第13図)を入
力として、各々のレコードに対し、二階層以上の上位セ
ットに関するメンバー順の項目を最大値で置きかえてソ
ートワークファイル3へ出力すべきレコードを示してい
る。
第15図はソートワークファイル3に出力した結果であ
る兄弟レコード優先方式で並べられた結果を示す図であ
る。
る兄弟レコード優先方式で並べられた結果を示す図であ
る。
第15図には、セット情報分類手順2は、前記多階層セ
ット情報作成手順5により出力されたレコードを、第二
項目以降をキーにして分類した結果が示されている。こ
れは、第一項目で示されるレコードの上からの順序が兄
弟レコード優先方式における格納順序となっている。
ット情報作成手順5により出力されたレコードを、第二
項目以降をキーにして分類した結果が示されている。こ
れは、第一項目で示されるレコードの上からの順序が兄
弟レコード優先方式における格納順序となっている。
以上説明したように、本発明によれば、多階層構造を
持ったデータベースを生成する時に、レコードの代表的
な格納方式である、兄弟レコード優先方式とメンバーレ
コード優先方式に応じて二種類のDB生成ファイル別々に
準備するのではなく、DB生成ファイルの各レコードに対
して、そのレコードが関係するセット毎にセットのオー
ナレコードとメンバーレコードの対が一意に決定される
セットキーが格納された形式のDB生成ファイルを唯一準
備することにより、指定に応じて変換されたDB生成ファ
イルを順次にデータベースに格納することによって、二
種類の格納方式でデータベースが生成できるという効果
がある。
持ったデータベースを生成する時に、レコードの代表的
な格納方式である、兄弟レコード優先方式とメンバーレ
コード優先方式に応じて二種類のDB生成ファイル別々に
準備するのではなく、DB生成ファイルの各レコードに対
して、そのレコードが関係するセット毎にセットのオー
ナレコードとメンバーレコードの対が一意に決定される
セットキーが格納された形式のDB生成ファイルを唯一準
備することにより、指定に応じて変換されたDB生成ファ
イルを順次にデータベースに格納することによって、二
種類の格納方式でデータベースが生成できるという効果
がある。
第1図は本発明の一実施例のシステム動作を示す図、第
2図は多階層型データベースの構造をバックマン図で表
現した図、第3図は第2図の構造を持つデータベースの
あるセットオカランスを例示する図、第4図は第3図で
示されるセットオカランスを構成する各レコードタイプ
のレコードオカランスのDB生成ファイル上の並びを示す
図、第5図はDB生成ファイルをセットキーによって分類
した結果を示す図、第6図はDB生成ファイルをセットキ
ーによって分類した結果から生成したメンバー情報レコ
ードを説明する図、第7図はDB生成ファイルをセットキ
ーによって分類した結果から作成したオーナ情報レコー
ドを説明する図、第8図は第6図のメンバー情報レコー
ドと第7図のオーナ情報レコードを分類した結果を示す
図、第9図は第8図で示されるレコードを入力し、格納
順序判定手順4によって二階層のオーナとメンバーの関
係づけを探索した結果とさらに、三階層以上のオーナと
メンバーの関係づけを探索するための情報を持つレコー
ドを作成した結果を示す図、第10図は第9図で示される
レコードを第二項目と第三項目をキー(メンバー順の項
目を含む)として、セット情報分類手順2によって分類
した結果を示す図、第11図は第10図で示されるレコード
を入力し、格納順序判定手順4によって、三階層と四階
層のオーナとメンバーの関係づけを探索した結果と、さ
らに五階層以上のオーナとメンバーの関係づけを探索す
るための情報を持つレコードを作成した結果を示す図、
第12図は第11図で示されるレコードを第二,三,四,五
項目をキー(メンバー順の項目を含む)としてセット情
報分類手順2を使って分類した結果を示す図、第13図は
セットキー方式により並びで入力したレコードを、メン
バーレコード優先方式の並びにならべかえた最終結果を
示す図、第14図は、メンバーレコード優先方式で並べら
れたレコードを、兄弟レコード優先方式に並べかえる方
法を説明する図、第15図は兄弟レコード優先方式で並べ
られた結果を示す図である。 1……DB生成ファイル、2……セット情報分類手順、3
……ソートワークファイル、4……格納順序判定手順、
5……多階層セット情報作成手順、6……格納順序ファ
イル。
2図は多階層型データベースの構造をバックマン図で表
現した図、第3図は第2図の構造を持つデータベースの
あるセットオカランスを例示する図、第4図は第3図で
示されるセットオカランスを構成する各レコードタイプ
のレコードオカランスのDB生成ファイル上の並びを示す
図、第5図はDB生成ファイルをセットキーによって分類
した結果を示す図、第6図はDB生成ファイルをセットキ
ーによって分類した結果から生成したメンバー情報レコ
ードを説明する図、第7図はDB生成ファイルをセットキ
ーによって分類した結果から作成したオーナ情報レコー
ドを説明する図、第8図は第6図のメンバー情報レコー
ドと第7図のオーナ情報レコードを分類した結果を示す
図、第9図は第8図で示されるレコードを入力し、格納
順序判定手順4によって二階層のオーナとメンバーの関
係づけを探索した結果とさらに、三階層以上のオーナと
メンバーの関係づけを探索するための情報を持つレコー
ドを作成した結果を示す図、第10図は第9図で示される
レコードを第二項目と第三項目をキー(メンバー順の項
目を含む)として、セット情報分類手順2によって分類
した結果を示す図、第11図は第10図で示されるレコード
を入力し、格納順序判定手順4によって、三階層と四階
層のオーナとメンバーの関係づけを探索した結果と、さ
らに五階層以上のオーナとメンバーの関係づけを探索す
るための情報を持つレコードを作成した結果を示す図、
第12図は第11図で示されるレコードを第二,三,四,五
項目をキー(メンバー順の項目を含む)としてセット情
報分類手順2を使って分類した結果を示す図、第13図は
セットキー方式により並びで入力したレコードを、メン
バーレコード優先方式の並びにならべかえた最終結果を
示す図、第14図は、メンバーレコード優先方式で並べら
れたレコードを、兄弟レコード優先方式に並べかえる方
法を説明する図、第15図は兄弟レコード優先方式で並べ
られた結果を示す図である。 1……DB生成ファイル、2……セット情報分類手順、3
……ソートワークファイル、4……格納順序判定手順、
5……多階層セット情報作成手順、6……格納順序ファ
イル。
Claims (1)
- 【請求項1】各レコードを階層化して格納する多階層型
データベースのメンバーレコード間の兄弟関係、ならび
にオーナレコードとメンバーレコードの間の親子関係に
基づいて、多階層に渡って前記兄弟関係および前記親子
関係によって関係付けられたレコードからなるセットオ
カランスのレコード格納配列を決定する多階層型データ
ベースのセットオカランス格納順序決定装置において、 レコード間の前記親子関係および前記兄弟関係を表わす
セットキーを含む前記レコードを格納する多階層型デー
タベース生成入力ファイルと、 この多階層型データベース生成入力ファイルの各レコー
ドを前記セットキーに基づいて分類し、あるいは各レコ
ードをオーナレコードを与える情報およびメンバーレコ
ードを与える情報によって分類し、前記分類の段階ごと
の中間結果をソートワークファイルに格納するセット情
報分類手段と、 前記ソートワークファイルから中間結果を読み出し、多
段階の親子関係の分類が完了しているレコードと前記分
類が完了していないレコードを認識し、全てのレコード
の前記分類が完了しているとき、前記分類によって配列
させられたレコードを格納順序ファイルに格納する格納
順序判定手段と、 この格納順序判定手段が前記分類が完了していないこと
を判定したとき、前記中間結果に対し、親子関係の分類
が完了していない階層のレコードの前記オーナレコード
を与える情報と前記メンバーレコードを与える情報とを
作成して前記セット情報分類手段に通知するとともに前
記ソートワークファイルに格納する多階層セット情報作
成手段とを含み、 同一階層のメンバーレコードが優先して配列する兄弟優
先のセットオカランス、あるいは多段階に渡るセット関
係を辿るメンバーレコードを優先して配列するメンバー
レコード優先のセットオカランスを前記多階層型データ
ベースに格納することを特徴とする多階層型データベー
スのセットオカランス格納順序決定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61225387A JP2578777B2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 多階層型デ−タベ−スのセットオカランス格納順序決定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61225387A JP2578777B2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 多階層型デ−タベ−スのセットオカランス格納順序決定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6379148A JPS6379148A (ja) | 1988-04-09 |
JP2578777B2 true JP2578777B2 (ja) | 1997-02-05 |
Family
ID=16828561
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61225387A Expired - Fee Related JP2578777B2 (ja) | 1986-09-22 | 1986-09-22 | 多階層型デ−タベ−スのセットオカランス格納順序決定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2578777B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002055857A (ja) * | 2000-05-31 | 2002-02-20 | Maeda Corp | 記録方法、情報処理装置、及び媒体 |
-
1986
- 1986-09-22 JP JP61225387A patent/JP2578777B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6379148A (ja) | 1988-04-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10783318B2 (en) | Facilitating modification of an extracted field | |
JP2994926B2 (ja) | 有限状態機械作成方法とパターン照合機械作成方法とこれらを変形する方法および駆動方法 | |
KR100798609B1 (ko) | 데이터 소트 방법, 데이터 소트 장치 및 데이터 소트 프로그램을 기억하는 기억 매체 | |
EP2731023B1 (en) | Method and system for processing graph queries | |
EP1393206B1 (en) | Data structure for information systems | |
CN1044415C (zh) | 对储存在计算机系统中的数据库进行检索的一种方法和系统 | |
JP2002501256A (ja) | データベース装置 | |
US5809496A (en) | Hybrid search | |
US20060015538A1 (en) | File location naming hierarchy | |
CN111177578A (zh) | 一种用户周边最具影响力社区的搜索方法 | |
JP2578777B2 (ja) | 多階層型デ−タベ−スのセットオカランス格納順序決定装置 | |
WO2004038582A1 (ja) | データ処理方法およびデータ処理プログラム | |
JPH0869476A (ja) | 検索システム | |
JP3370787B2 (ja) | 文字配列検索方法 | |
JPS59121436A (ja) | デ−タ群のソ−ト方法 | |
Ehrenfeucht et al. | String searching | |
JPH10240741A (ja) | 木構造型データの管理方法 | |
JP2596332B2 (ja) | データ組合せ抽出方法およびその装置 | |
JP2001134573A (ja) | 類似データ検索方法,類似データ検索装置,および類似データ検索用プログラム記録媒体 | |
JPH09330322A (ja) | データ検索装置 | |
JPH1139344A (ja) | 2次元配列コードを用いた文字列検索方法 | |
JPH0675254B2 (ja) | 開係データベース演算システム | |
JPH07319888A (ja) | 索引検索方式 | |
JP3824091B2 (ja) | リレーショナルデータベースシステム | |
JP3104893B2 (ja) | 情報検索方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |