JP2578536Y2 - ゴルフシューズ - Google Patents

ゴルフシューズ

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JP2578536Y2
JP2578536Y2 JP1993029420U JP2942093U JP2578536Y2 JP 2578536 Y2 JP2578536 Y2 JP 2578536Y2 JP 1993029420 U JP1993029420 U JP 1993029420U JP 2942093 U JP2942093 U JP 2942093U JP 2578536 Y2 JP2578536 Y2 JP 2578536Y2
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JP
Japan
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shoe
sole
reinforcing member
golf
swing
Prior art date
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JP1993029420U
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English (en)
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JPH0686528U (ja
Inventor
智明 長阪
Original Assignee
ダイワ精工株式会社
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Publication date
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ゴルフシューズに係
り、詳しくは靴底縁部に補強体を取り付けて、スイング
の際に生ずる地面との摩擦による靴底の摩耗や損傷を防
止したゴルフシューズの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のゴルフシューズでは、ア
ドレス時の足の位置がスイングによって変化する事がな
いように、複数のスパイクが靴底の底面部に取り付けら
れている。そして、昨今では、パワーの右,押さえの左
ということで、スイング時のウェイトシフトに対応した
左右非対称のスパイク配置等が提案されている。
【0003】ところで、例えば右利きの人がゴルフの練
習やプレイでスイングをする場合、ゴルフシューズの右
足の爪先部分から内側に到る部分が地面に擦られるた
め、地面との摩擦によって靴底の爪先部分が摩耗してし
まう虞があった。
【0004】そこで、従来では、例えば実開昭48−1
08850号公報又は図6乃至図8に示すように、靴底
1の先端縁部1aに、金属或いは硬質合成樹脂で成形さ
れた補強体3をスパイク5で固定したゴルフシューズ7
が知られている。
【0005】而して、斯かるゴルフシューズ7によれ
ば、補強体3がスイングの際に生ずる地面との摩擦から
先端縁部1aを保護して、靴底1の摩耗や損傷を防止す
る。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】而して、図8に示すよ
うに、補強体3は靴底1の先端縁部1aに沿って折曲さ
れた断面略J字状をなしているが、従来、当該補強体3
は靴底1の底面部1bに隙間なく取り付けられている。
【0007】従って、一般にゴルフシューズ7の靴底1
は皮,ゴム,合成樹脂等で成形されて適度な可撓性を有
しているが、斯様に補強体3が靴底1に隙間なく取り付
けられているために、先端縁部1aの撓みが補強体3で
規制されて歩きにくくなり、又、ゴルフの練習やプレイ
でスイングをする場合にも、足の動きが規制されて安定
したフォロースルーからフィニッシュへの姿勢を維持で
きない欠点があった。
【0008】本考案は斯かる実情に鑑み案出されたもの
で、靴底縁部に補強体を取り付けて靴底の摩耗や損傷を
防止し、併せて歩行時やスイング時に、補強体によって
足の動きが規制されることのないゴルフシューズを提供
することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、本考案は、靴底縁部に、当該靴底よりも硬質の材料
で成形した補強体を取り付けたゴルフシューズに於て、
上記補強体と靴底の底面部との間に、間隙を設けたもの
である。
【0010】
【作用】本考案によれば、補強体が、スイングの際に生
ずる地面との摩擦から靴底縁部を保護することとなる。
【0011】そして、補強体は靴底の底面部との間に間
隙を開けて取り付けられているので、歩行時やスイング
の際に、補強体によって靴底の撓みが規制されることが
なく、足の動きが容易である。
【0012】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1に於て、9は右利きの人が履く左足用の
ゴルフシューズで、当該ゴルフシューズ9は、微発泡性
ゴムと軟質スポンジで成形された靴底11と、足の爪
先,甲部及び踵の側面を覆う甲皮13とで構成されてお
り、図2の如く靴底11の底面部15には、従来と同
様、複数のスパイク17が取り付けられている。
【0013】そして、本実施例に係るゴルフシューズ9
は、靴底11の外側縁部19の最大突出部19a、即
ち、スイングのフィニッシュ時に地面に最も擦られる側
方への最大突出部19aが、スイングの際に生ずる爪先
の屈曲線mよりもやや後方に設けられている。そして、
当該最大突出部19aには、金属や硬質合成樹脂で成形
された補強体21が、屈曲線mに掛からないように最大
突出部19aを覆って取り付けられている。
【0014】補強体21は、図3に示すように、靴底1
1の上面部23から最大突出部19a,底面部15に沿
って折曲された断面略J字状をなし、上面部23に沿う
折曲片25の先端には、当該上面部23に設けた係合溝
27に係合する係合片29が内方に折曲されている。
【0015】又、図2の如く靴底11の底面部15に沿
って形成された略V字形状の折曲片31にはスパイク挿
入孔33が穿設されており、上記係合溝27に係合片2
9を係合させ乍ら、スパイク17をスパイク挿入孔33
を介して靴底11の底面部15に螺着することによっ
て、補強体21が外側縁部19の最大突出部19aに固
定されるようになっている。
【0016】そして、図3及び図4に示すように上記補
強体21は、折曲片31の外側縁部19側が、二点鎖線
で示す歩行時やスイング時の靴底11の撓み形状に沿っ
た曲率で形成されて、折曲片31と靴底11の底面部1
5との間に間隙35が設けられており、斯様に間隙35
を設けたことによって、歩行時やスイング時に、補強体
21によって靴底11の撓みが規制されることのないよ
うになっている。
【0017】本実施例に係るゴルフシューズ9はこのよ
うに構成されているから、スイングにより体勢がフォロ
ースルーからフィニッシュに移行すると、図5に示すよ
うに軸足となる左足のゴルフシューズ9の靴底11が地
面37に対してローリングするが、スイングのフィニッ
シュ状態で、上記補強体21が、スイングの際に生ずる
地面37との摩擦から靴底11の外側縁部19の最大突
出部19aを保護することとなる。
【0018】従って、本実施例によれば、スイングの際
に生ずる地面37との摩擦から靴底11の外側縁部19
の保護が図られ、その結果、外側縁部19の摩耗や損傷
が防止できることとなる。
【0019】然も、補強体21は、スイングの際に生ず
るゴルフシューズ9の爪先の屈曲線mにかからないよう
に当該屈曲線mよりやや後方に設けられているため、補
強体21がスイングに何ら支障を来すこともない。
【0020】又、上述したように、折曲片31の外側縁
部19側が歩行時やスイング時の靴底11の撓み形状に
沿った曲率で形成されて、折曲片31と靴底11の底面
部15との間に間隙35が設けられているので、歩行時
やスイング時に、補強体21によって靴底11の撓みが
規制されることがない。
【0021】従って、本実施例によれば、補強体21が
靴底11に取り付けられていても歩き易く、又、スイン
グの際にも足を動かし易いので、安定したフォロースル
ーからフィニッシュへの姿勢を維持でき、スイング全体
が安定してミスショットの虞もない。
【0022】尚、上記実施例では、折曲片31の外側縁
部19側を、歩行時やスイング時の靴底11の撓み形状
に沿った曲率で形成して折曲片31と底面部15との間
に間隙35を設けたが、補強体の折曲片をフラットに成
形して、当該折曲片と靴底11の底面部15との間に間
隙を開けて補強体を取り付けてもよい。
【0023】而して、斯かる構造によっても、上記実施
例と同様、所期の目的を達成することが可能である。
又、上記実施例のゴルフシューズ9は、補強体を靴底1
1の外側縁部19の最大突出部19aに取り付けたもの
であるが、本考案は、図7の如く補強体を靴底の先端縁
部に取り付けたゴルフシューズにも適用できることは勿
論である。
【0024】
【考案の効果】以上述べたように、本考案によれば、補
強体によってスイングの際に生ずる地面との摩擦から靴
底縁部の保護が図られると共に、歩行時に補強体が靴底
の撓みを規制することがないので歩き易く、又、スイン
グの際にも足を動かし易いため、安定したフォロースル
ーからフィニッシュへの姿勢を維持でき、スイング全体
が安定してミスショットの虞もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るゴルフシューズの側面
図である。
【図2】図1に示すゴルフシューズの靴底の底面図であ
る。
【図3】図2のIII − III線断面図である。
【図4】図2のIV−IV線断面図である。
【図5】スイングのフィニッシュ時に於けるゴルフシュ
ーズの状態を示す説明図である。
【図6】従来のゴルフシューズの側面図である。
【図7】従来のゴルフシューズの靴底の底面図である。
【図8】従来の補強体の取付構造を示す断面図である。
【符号の説明】
9 ゴルフシューズ 11 靴底 13 甲皮 15 底面部 17 スパイク 19 外側縁部 19a 最大突出部 21 補強体 25,31 折曲片 35 間隙

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 靴底縁部に、当該靴底よりも硬質の材料
    で成形した補強体を取り付けたゴルフシューズに於て、
    上記補強体と靴底の底面部との間に、間隙を設けたこと
    を特徴とするゴルフシューズ。
JP1993029420U 1993-06-02 1993-06-02 ゴルフシューズ Expired - Lifetime JP2578536Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993029420U JP2578536Y2 (ja) 1993-06-02 1993-06-02 ゴルフシューズ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993029420U JP2578536Y2 (ja) 1993-06-02 1993-06-02 ゴルフシューズ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0686528U JPH0686528U (ja) 1994-12-20
JP2578536Y2 true JP2578536Y2 (ja) 1998-08-13

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ID=12275643

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JP1993029420U Expired - Lifetime JP2578536Y2 (ja) 1993-06-02 1993-06-02 ゴルフシューズ

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