JP2577376B2 - 携帯可能電子装置 - Google Patents

携帯可能電子装置

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JP2577376B2
JP2577376B2 JP62068241A JP6824187A JP2577376B2 JP 2577376 B2 JP2577376 B2 JP 2577376B2 JP 62068241 A JP62068241 A JP 62068241A JP 6824187 A JP6824187 A JP 6824187A JP 2577376 B2 JP2577376 B2 JP 2577376B2
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康雄 飯島
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、たとえば不揮発性のデータメモリおよびCP
Uなどの制御素子を有するIC(集積回路)チップを内蔵
した、いわゆるICカードと称される携帯可能電子装置に
関する。
(従来の技術) 最近、新たな携帯可能なデータ記憶媒体として、不揮
発性のデータメモリおよびCPUなどの制御素子を有するI
Cチップを内蔵したICカードが開発されている。この種
のICカードは、内蔵する制御素子によって内蔵するデー
タメモリをアクセスし、外部装置からの要求に応じて必
要なデータの入出力を選択的に行なうようになってい
る。
そして、上記制御素子は、内蔵する制御プログラムに
より種々の制御を行なうようになっている。この制御プ
ログラムは、通常、ICカードの製造時にマスクROMで構
成されるプログラムメモリにマスクパターンとしてプロ
グラムデータを記憶することにより実現される。
さて、最近のICカードは、その起動直後に自己診断を
行なっている。この自己診断は、制御プログラム内に自
己診断プログラムを入れておき、起動直後に同自己診断
プログラムを実行することで実現していた。しかして、
この自己診断は、ICカードが正常動作できるか否かの確
認で、主に制御素子内のRAMやレジスタなどの動作確認
であり、プログラムデータの正当性チェックはなされて
いなかった。したがって、たとえばプログラムデータの
うち、インターフェイス部分のプログラムを構成するデ
ータが破損しており、自己診断の結果としては動作可能
であっても、外部装置とのデータの授受が不可能である
などの不具合が生じていた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、上記したように内蔵する制御プログラムが
破損していた場合には不具合が生じるという問題点を解
決すべくなされたもので、内蔵する制御プログラムが破
損していた場合に生じる不具合を除去でき、信頼性の高
いものが得られる携帯可能電子装置を提供することを目
的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明の携帯可能電子装置は、データメモリ部と、こ
のデータメモリ部に対してデータの読出しおよび書込み
を行なうための制御部を有し、選択的に外部からの入出
力を行なう携帯可能電子装置であって、自己診断プログ
ラムおよび前記制御部が制御を行なうための制御プログ
ラムを記憶するとともに、プログラムの複数の範囲ごと
に対応してプログラムの正当性を確認するためのチェッ
クコードを記憶したプログラムメモリ部と、このプログ
ラムメモリ部に記憶されているプログラムの正当性を前
記チェックコードに基づきプログラムの各範囲ごとにチ
ェックするチェック手段と、このチェック手段によるチ
ェックの結果、正当と判定されなかった場合はその旨の
データを外部へ出力する出力手段と、前記チェック手段
によるチェックの結果、正当と判定された場合、前記プ
ログラム中の自己診断プログラムにより自己診断を行な
う自己診断手段とを具備している。
(作用) 内蔵する制御プログラムの正当性をチェックできるた
め、前述したような制御プログラムが破損していた場合
に生じる不具合、たとえば、プログラムデータのうち、
インターフェイス部分のプログラムを構成するデータが
破損しており、自己診断の結果としては動作可能であっ
ても、外部装置とのデータの授受が不可能であるなどの
不具合を除去でき、信頼性の高いものが得られる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例について図面を参照して説明
する。
第6図は本発明に係る携帯可能電子装置としてのICカ
ードを取扱う端末装置の構成例を示すものである。すな
わち、この端末装置は、ICカード1をカードリーダ・ラ
イタ2を介してCPUなどからなる制御部3と接続可能に
するとともに、制御部3にキーボード4、CRTディスプ
レイ装置5、プリンタ6およびフロッピィディスク装置
7を接続して構成される。
ICカード1は、たとえば第4図に示すように、制御部
としての制御素子(たとえばCPU)11、データメモリ部
としての記憶内容が消去可能な不揮発性のデータメモリ
12、プログラムメモリ部としてのプログラムメモリ13、
およびカードリーダ・ライタ2との電気的接触を得るた
めのコンタクト部14によって構成されており、これらの
うち破線内の部分(制御素子11、データメモリ12、プロ
グラムメモリ13)は1つのICチップで構成されたICカー
ド本体内に埋設されている。データメモリ12は各種デー
タの記憶に使用され、たとえばEEPROMで構成されてい
る。
プログラムメモリ13は、たとえばマスクROMで構成さ
れており、第2図に示すように制御素子11の制御プログ
ラム、およびICカード1の起動開始を意味する初期応答
データ(ICカード1の伝送プロトコル仕様情報などから
なる)を記憶している。そして、プログラムメモリ13に
記憶された制御プログラムは、第3図に示すように複数
のチェックコード、およびこのチェックコードを基にプ
ログラムデータの正当性をチェックするためのサブプロ
グラムが存在し、このサブプログラムを実行すると、プ
ログラムデータを読出し、上記チェックコードにより読
出し範囲内でのプログラムデータの正当性をチェックす
るようになっている。第3図において、たとえば範囲A
のチェックコードはa、範囲Bのチェックコードはb、
範囲Cのチェックコードはcといったように対応する。
ここに、チェックコードは、対応する範囲内のプログラ
ムデータのチェックサムデータである。
カードリーダ・ライタ2は、ICカード1と制御部3と
の間でデータの授受を行なうものである。具体的には、
第5図に示すように、図示しないカード挿入口に挿入さ
れたICカード1を所定の位置まで搬送する搬送機構21、
所定の位置にセットされたICカード1のコンタクト部14
に電気的に接触されるコンタクト部22、全体の制御を司
るCPUなどからなる制御部23、制御部23と制御部3との
間で命令データや応答データの授受を行なうための入出
力インタフェイス回路24、およびデータを記憶するデー
タメモリ25などから構成されている。
次に、このような構成において第1図に示すフローチ
ャートに参照しつつ動作を説明する。ICカード1は、カ
ードリーダ・ライタ2から電源およびクロックが供給さ
れた後、起動用制御信号であるリセット信号が供給され
ることによりリセットが解除され、制御素子11が起動さ
れる。すると、制御素子11は、制御プログラム内のサブ
プログラムを実行することにより、制御プログラムの正
当性をチェックする。すなわち、まず範囲Aのプログラ
ムデータを読出して順次加えてゆき、その結果がチェッ
クコードaと一致するか否かにより正当性を判断する。
このチェック動作をプログラムメモリ13の最後まで、す
なわち第3図の例では範囲Cまで行ない、その途中、正
当でないと判断すれば、制御素子11は直ちにプログラム
不当を意味する応答データをカードリーダ・ライタ2に
送出し、ホールト状態に入る。
こうして、全てのプログラムが正当であることをチェ
ックし終わると、制御素子11は制御プログラム内の自己
診断プログラムを実行することにより、以降の動作が正
常に遂行できるか否かを自己診断する。この自己診断に
は、たとえば制御素子11内のRAMやレジスタなどが正常
に動作するか否かのチェックなどがある。この自己診断
の結果、正常動作を行なうと判断すると、制御素子11は
プログラムメモリ13内の初期応答データをカードリーダ
・ライタ2に送出し、カードリーダ・ライタ2からの命
令データ待ち状態となる。このとき、カードリーダ・ラ
イタ2から命令データが入力されると、制御素子11はそ
の命令データにしたがって処理を実行し、その処理結果
を示す応答データをカードリーダ・ライタ2に送出し、
再び命令データ待ち状態に戻る。一方、上記自己診断の
結果、正常動作を行なわないと判断すると、制御素子11
は初期応答データを送出せずにホールト状態に入る。
このように、起動直後、プログラムメモリ内の制御プ
ログラムの正当性をチェックし、正当でないと判断され
るとその旨を示す応答データを外部に出力して動作を停
止し、正当であると判断されると正常動作を遂行できる
か否かの自己診断を行なうものである。したがって、制
御プログラムの正当性をチェックできるため、前述した
ような制御プログラムが破損していた場合に生じる不具
合を除去でき、信頼性の高いICカードが得られる。
なお、前記実施例では、携帯可能電子装置としてICカ
ードを例示したが、本発明はカード状のものに限定され
るものでなく、たとえばブロック状あるいはペンシル状
のものでもよい。また、携帯可能電子装置のハード構成
もその要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、内蔵する制御プ
ログラムの正当性をチェックできるため、制御プログラ
ムが破損していた場合に生じる不具合を除去でき、信頼
性の高いものが得られる携帯可能電子装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を説明するためのもので、第1図
は動作を説明するフローチャート、第2図はプログラム
メモリ内のフォーマットを示す図、第3図はプログラム
メモリ内の制御プログラムを説明する図、第4図はICカ
ードの構成を示すブロック図、第5図はカードリーダ・
ライタの構成を示すブロック図、第6図は端末装置の構
成を示すブロック図である。 1……ICカード(携帯可能電子装置)、2……カードリ
ーダ・ライタ、11……制御素子(制御部)、12……デー
タメモリ(データメモリ部)、13……プログラムメモリ
(プログラムメモリ部)。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ・メモリ部と、このデータ・メモリ
    部に対してデータの読みだし及び書き込みを行うための
    制御部を有し、選択的に外部からの入出力を行う携帯可
    能電子装置であって、初期応答データ及び自己診断プロ
    グラムを含む制御プログラムを記憶するとともに、プロ
    グラムの複数の範囲毎に対応してプログラムの正当性を
    確認するためのチェックコードを記憶したプログラムメ
    モリと、 前記プログラムメモリに記憶されているプログラムの正
    当性を前記チェックコードに基づきプログラムの各範囲
    毎に順次チェックするチェック手段と、 前記チェック手段によるチェックの結果前記プログラム
    の複数の範囲のうち正当と判定されなかったプログラム
    があった時点でプログラムが正常でない旨のデータを外
    部へ出力する出力手段と、 チェック手段によるチェックの結果正当と判定された場
    合前記プログラム中の自己診断プログラムにより上記制
    御部が正常に動作可能か自己判断を行う自己診断手段
    と、 この自己診断の結果上記制御部が正常に動作可能と判断
    された場合に前記プログラムメモリに記憶されている初
    期応答データを外部へ出力する手段と、 上記自己診断手段による自己診断の結果正常に動作不可
    能と判断された場合に前記プログラムメモリに記憶され
    ている初期応答データを外部へ出力せずに待機状態とす
    る手段とを具備したことを特徴とする携帯可能電子装
    置。
JP62068241A 1987-01-22 1987-03-23 携帯可能電子装置 Expired - Lifetime JP2577376B2 (ja)

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US07/143,654 US4939353A (en) 1987-01-22 1988-01-13 Processing system for enabling data communication with a self-diagnose device
DE3801699A DE3801699A1 (de) 1987-01-22 1988-01-21 Datenverarbeitungsanlage
KR1019880000466A KR910007035B1 (ko) 1987-01-22 1988-01-22 제1전자장치와 제2전자장치사이의 데이터 처리방식 및 이 데이터처리방식을 위한 제2전자장치로서의 휴대가능매체
FR888800717A FR2610121B1 (fr) 1987-01-22 1988-01-22 Systeme de traitement destine a assurer la transmission de donnees entre un support d'information portatif et un dispositif de lecture de celui-ci dans des conditions de fiabilite accrue

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