JP2577059B2 - チャンネル割付方式 - Google Patents

チャンネル割付方式

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JP2577059B2 JP63194391A JP19439188A JP2577059B2 JP 2577059 B2 JP2577059 B2 JP 2577059B2 JP 63194391 A JP63194391 A JP 63194391A JP 19439188 A JP19439188 A JP 19439188A JP 2577059 B2 JP2577059 B2 JP 2577059B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、無線通信(衛星通信、移動通信、固定無
線)分野におけるマルチキャリアホッピングTDMA通信シ
ステムにおいて、無線回線の効率的使用を可能とするチ
ャネル割付方式に関するものである。
〔従来の技術〕
第1図に、本発明の対象とするシステムの例として、
衛星通信システムにマルチキャリアホッピングTDMA方式
を適用した場合の例を示す。
第1図において、1は制御局、21〜2Lは子局、3は衛
星、4はデータバーストを表わしている。
本例ではキャリア数=M、1キャリアあたりのチャネ
ル数=Nである。
制御局1は、各子局21〜2Lから呼が生起し、チャネル
割り付け要求を受けると、その呼に割り付けるべきチャ
ネル位置(タイムユニット t およびキャリア fm
を決定し、その呼の生起した子局に送信チャネル、およ
びその通信先の子局に受信チャネルを通知する。
以下では、各子局21〜2Lは、1タイムユニット内で1
キャリアのみ送信可能で、最大送受信可能なチャネル数
は1キャリアあたりのチャネル数=Nとする。
第2図に、制御局においてチャネル割り付けを行なう
ための従来の構成の例を示す。
第2図において、5は呼制御管理部、6は使用チャネ
ル数計測部、7はチャネル管理テーブル、8はタイムユ
ニット内空きチャネル検索部を表わしている。
チャネル管理テーブル7は、各チャネルを使用する送
信局および受信局番号を管理する。タイムユニット内空
きチャネル検索部8は指定されたタイムユニットにおけ
る空きチャネル位置をチャネル管理テーブル7を用いて
検索する。使用チャネル数計測部6は、指定されたタイ
ムユニットにおける指定された送信局の送信の有無およ
び受信局の受信の有無をチャネル管理テーブル7を用い
て調べる。呼制御管理部5はチャネル割付処理全体の制
御を行なうものであり、タイムユニット内空きチャネル
数計測部8および使用チャネル数計測部6に指令を発し
制御を行なう。
第3図に、従来のチャネル割付の制御を流れ図として
示す。
以下、第2図および第3図を用いて、従来のチャネル
割付方式について説明する。
新規に送信局2iから受信局2jへの呼が生起した場合も
仮定すると、呼制御管理部5は、まずタイムユニット内
空きチャネル検索部8にタイムユニットt1を指定する。
タイムユニット内空きチャネル検索部8は、チャネル管
理テーブル7を用いてt1における空きチャネル位置を検
索する。その結果、t1において空きチャネルがある場合
には、呼制御管理部5は、使用チャネル数計測部6にタ
イムユニットt1と送信局番号iおよび受信局番号jを指
定する。使用チャネル数計測部6はチャネル管理テーブ
ルを用いてt1における送信局2iの送信使用チャネル総数
および受信局2jの受信使用チャネル総数を計測する(上
記のように、各子局の1タイムユニット内の許容使用チ
ャネル数を1チャネルとしたので、実際には送信局2i
送信使用の有無および受信局2jの受信使用の有無を調べ
る)。
その結果、送信局2iが送信に使用しておらず、受信局
2jが受信に使用していない場合に、検索されたt1の空き
チャネルを選択し該新規呼に割り付ける。
t1に空きチャネルがない場合、または、送信局2iがす
でに送信に使用している場合、または、受信局2jがすで
に受信に使用している場合には、以降、t2、t3、……の
順に同様の処理を行ない、空きチャネルを選択する。ま
た、呼の所要チャネル数がKチャネルの場合には同様の
処理によってKチャネルを選択し、呼に割り付ける(選
択された空きチャネルに相当するチャネル管理テーブル
7の要素位置に送信局番号および受信局番号を設定す
る)。Kチャネル選択できない場合には呼損とする。
第4図にチャネル管理テーブル7の具体例を示す。
チャネル管理テーブル7では、N×Mのマトリックス
構成をとり、要素(n,m)はチャネル(tn,fm)を使用す
る送信局番号Aと受信局番号B(A→B)を保持する。
ただし、空きチャネルは、送信局番号=0、受信局番号
=0である。
次に第4図(a)のチャネル割付状態に対して、従来
技術のチャネル割付方式を適用した場合について説明す
る。
このチャネル割付状態において、送信局21から受信局
22に対して所要チャネルが1チャネルの呼(1→2)が
生起したとする。すると、呼制御管理部5は、タイムユ
ニット内空きチャネル検索部8にタイムユニットt1を指
定する。
タイムユニット内空きチャネル検索部8は、チャネル
管理テーブル7からチャネル(t1,fM)に空きチャネル
を見出だす。次に、呼制御管理部5は使用チャネル数計
測部6にはタイムユニットt1、送信局番号1、受信局番
号2を指定する。使用チャネル数計測部6はチャネル管
理テーブル7から送信局21がt1においてすでに送信に使
用していることを見出だす。
従って、呼制御管理部5はt1の空きチャネルは選択不
可能と判断する。引き続いて、t2に対して同様の処理を
行なうと、t2ではすでに受信局22が受信に使用している
ために、空きチャネル(t2,f2)および(t2,fM)は選択
不可能と判断される。
次に、t3に対して同様の処理を行なうと、t2では送信
局21が送信に使用しておらず、かつ、受信局22が受信に
使用していないから、空きチャネル(t3,f2)が割付チ
ャネルとして選択される。
呼(1→2)の所要チャネルは1チャネルであるか
ら、空きチャネルの選択は、この時点で終了し、第4図
(b)に示すように、空きチャネル(t3,f2)は呼(1
→2)に割り付けられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したような、従来のチャネル割付方式において、
例えば、第4図(b)に示す状態のとき、さらに所要チ
ャネルが5チャネルの呼(3→4)が生起した場合を考
えると、5箇所のタイムユニットから空きチャネルを選
択できず、呼損としなければならない。
これは、第4図(a)のチャネル割付状態で呼(1→
2)に対して割付可能な空きチャネル(t3,f2),(t4,
f1),(t4,fM),(tN,f1),(tN,f2),(tN,fM)の
うち、(t3,f2)を割り付けたため、t3に空きチャネル
がなくなってしまったためである。
もし、このとき、他の空きチャネルを選択していれ
ば、この所要チャネルが5チャネルの呼を接続すること
が出来る状態にあった。
以上説明したように、従来のチャネル割付方式では、
まず、タイムユニットを選択し、そのタイムユニット内
の空きチャネルを選択する方式をとっていたため、統計
的に若番のタイムユニット内の空きチャネルが頻繁に選
択され、空きチャネルは老番のタイムユニットに偏る。
従って、複数チャネル必要な呼が生起した場合に、所
要チャネル数に等しいタイムユニットから空きチャネル
を選択できず、これらの複数チャネルを必要とする呼の
呼損率の増大を招くという欠点があった。
本発明は、上述したような従来の技術では、マルチキ
ャリアホッピングTDMA通信システムにおいて、多元トラ
ヒック運用した場合に、複数チャネルを必要とする呼に
対して、その所要チャネル数に等しいタイムユニットか
ら空きチャネルを選択できない場合が多くなり、その呼
損率が増大するという欠点を解決することの可能なチャ
ネル割付方式を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、上述の目的は、前記特許請求の範囲
に記載した手段により達成される。
すなわち、本発明は通信データを含むバーストを送受
信して相互に通信を行なう複数の子局と、各子局がバー
ストを送受信するとき用いるタイムユニットを管理する
制御局とからなり、各子局が1タイムユニット内で送受
信可能な送受信キャリアを任意に指定できるマルチキャ
リアホッピングTDMAシステムであって、各チャネルごと
に送信局および受信局番号を管理する第1の手段と、該
第1の手段を用いて、指定されたタイムユニット内にお
ける指定された送信局の送信チャネル総数、および受信
局の受信チャネル総数を計測する第2の手段を具備する
制御局において、前記第1の手段を用いて、各キャリア
内における空きチャネルのあるタイムユニットを検索す
る第3の手段を具備し、新たに呼が生起した場合に、先
に該第3の手段により検索されたタイムユニット内の任
意のキャリアにおける空きチャネルのあるタイムユニッ
トを選択し、次に前記第2の手段により、該タイムユニ
ットにおける新規呼の送信局の送信チャネル総数および
受信チャネル総数を計測する動作を、該新規呼の送信局
の送信チャネル総数および受信チャネル総数が共に許容
チャネル数未満であるタイムユニットが選択されるまで
繰り返し、これにより選択されたタイムユニットにおけ
る空きチャネルを、該新規呼に割り付けるチャネル割付
方式であり、また、前記第1の手段を用いて、各タイム
ユニットにおける空きチャネル数を計測する第3の手段
と、該第3の手段により計測された各タイムユニットの
空きチャネル数に基づいて、空きチャネルの多い順にタ
イムユニット番号を求める第4の手段を具備し、新たに
呼が生起した場合に、先に第3の手段および第4の手段
により求められたタイムユニット順に従ってタイムユニ
ットを選択し、次に、第2の手段により該タイムユニッ
トにおける新規呼の送信局の送信チャネル総数および受
信チャネル総数を計測する動作を、該新規呼の送信局の
送信チャネル総数および受信チャネル総数が共に許容チ
ャネル数未満であるタイムユニットが選択されるまで繰
り返し、これにより選択されたタイムユニットにおける
空きチャネルを該新規呼に割り付けるチャネル割付方式
である。
〔作用〕
本発明は、上述の手段によって、新規の呼が生起した
場合に、各タイムユニット内の空きチャネル数を平均化
するように空きチャネルを選択するものであって、従来
のチャネル割付方式とは、各タイムユニットの空きチャ
ネル数を考慮して空きチャネルを選択する点において相
異する。
以下、本発明の作用に関し、実施例に基づいて詳細に
説明する。
〔実施例〕
第5図に、特許請求の範囲に記載した請求項1の発明
によるチャネル割付方式を実現するために必要な制御局
内の構成の例を示す。
第5図において、呼制御管理部5、使用チャネル数計
測部6、チャネル管理テーブル7は、従来の技術におけ
る制御局内の構成のそれに等しい。また、9はキャリア
内空きチャネル検索部であり、指定されたキャリア内に
おける空きチャネル位置を検索する。
請求項1における第1の手段をチャネル管理テーブル
7で実現し、第2の手段を使用チャネル数計測部6で実
現し、第3の手段をキャリア内空きチャネル検索部9で
実現する。
第6図に上述した構成の制御局におけるチャネル割付
に係る制御を流れ図として示す。
以下、第5図および第6図を用いて特許請求の範囲に
記載した請求項1の発明によるチャネル割付方式につい
て説明する。
新規に送信局2iから受信局2jへの呼が生起したとす
る。
呼制御管理部5は、まず、キャリア内空きチャネル検
索部9にキャリアf1を指定する。キャリア内空きチャネ
ル検索部9はチャネル管理テーブル7を用いてf1におけ
る空きチャネル位置を検索する。その結果、チャネル
(tm,f1)に空きチャネルがあるとすると、呼制御管理
部5は使用チャネル数計測部6にタイムユニットtmと送
信局番号iおよび受信局番号jを指定する。使用チャネ
ル数計測部6はチャネル管理テーブル7を用いてtmにお
ける送信局2iの送信有無および受信局2j受信有無を調べ
る。その結果、送信局2iが送信に使用しておらず、受信
局2jが受信に使用していない場合に、空きチャネル
(tm,f1)を選択し、該新規呼に割り付ける。
tmにおいて、送信局2iが送信に使用しているか、また
は、受信局2jが受信に使用している場合には、f1におけ
る他の空きチャネルを検索し、同様の処理を行なう。f1
において、すべての空きチャネルを検索した結果、空き
チャネルが割付チャネルとして選択されなかった場合に
は、以降、f2、f3、……の順に同様の処理を行なう。
例えば、前述の第4図(a)のチャネル割付状態に対
して、本発明のチャネル割付方式を適用した場合につい
て説明すると、図示のようなチャネル割付状態におい
て、送信局21から受信局22に対して所要チャネルが1チ
ャネルの呼(1→2)が生起した場合、呼制御管理部5
は、キャリア内空きチャネル検索部9にキャリアf1を指
定する。キャリア内空きチャネル検索部9はチャネル管
理テーブル7からチャネル(t4,f1)に空きチャネルを
見出だす。
次に、呼制御管理部5は使用チャネル数計測部6にタ
イムユニットt4、送信局番号1、受信局番号2を指定す
る。使用チャネル数計測部6はチャネル管理テーブル7
からt4において送信局21が送信に使用しておらず、か
つ、受信局22が受信に使用していないことを見出だす。
その結果、呼制御管理部5は空きチャネル(t4,f1
を割付チャネルとして選択する。所要チャネルが1チャ
ネルであるから、空きチャネルの選択はこの時点で終了
し、第7図に示すように、空きチャネル(t4,f1)は呼
(1→2)に割り付けられる。この第7図において、さ
らに、所要チャネル数が5チャネルの呼(3→4)が生
起したとしても、5箇所のタイムユニットから空きチャ
ネルを選択できることがわかる。
以上からわかるように、本発明のチャネル割付方式で
は、まず、キャリアを選択し、そのキャリア内の空きチ
ャネルを選択する方式をとるために、各タイムユニット
の空きチャネル数の平均化が図られ、複数チャネルを必
要とする呼がその所要チャネル数に等しいタイムユニッ
トから空きチャネルを選択できやすくなり、その呼損率
が低減されるから、無線回線をより効率的に使用するこ
とができる。
次に、特許請求の範囲に記載した請求項2の発明によ
るチャネル割付方式を実現するために必要な制御局の構
成の例を第8図に示す。
第8図において、呼制御管理部5、使用チャネル数計
測部6、チャネル管理テーブル7は従来の技術における
制御局内のそれに等しい。
一方、10はタイムユニット内空きチャネル数計測部で
あり、指定されたタイムユニットにおける空きチャネル
数および各空きチャネル位置を求める。また、11はタイ
ムユニットソーティング部であり、各タイムユニットの
空きチャネル数を入力すると、空きチャネルの多い順に
タイムユニット番号を求める。
特許請求の範囲の請求項2における第1の手段をチャ
ネル管理テーブル7で実現し、第2の手段を使用チャネ
ル数計測部6で実現し、第3の手段をタイムユニット内
空きチャネル数計測部10で実現し、第4の手段をタイム
ユニットソーティング部11で実現する。
第9図に、上述した構成の制御局におけるチャネル割
付に係る制御を流れ図として示す。
以下、第8図および第9図を用いて本発明のチャネル
割付方式について説明する。
新規に送信局2iから受信局2jへの呼が生起した場合、
呼制御管理部5は、まずタイムユニット内空きチャネル
数計測部10にすべてのタイムユニットt1〜tNを指定す
る。タイムユニット内空きチャネル数計測部10は、チャ
ネル管理テーブル7を用いて各タイムユニットの空きチ
ャネル数と各空きチャネル位置を求め、空きチャネル数
をタイムユニットソーティング部11に与える。
タイムユニットソーティング部11は、各タイムユニッ
トの空きチャネル数に基づいて、空きチャネル数の多い
順にタイムユニット番号を求める。呼制御管理部5は、
タイムユニットソーティング部11により求められた結果
により、使用チャネル数計測部6に最も空きチャネル数
の多いタイムユニット番号t1と送信局番号iおよび受信
局番号jを指定する。使用チャネル数計測部6はチャネ
ル管理テーブル7を用いてt1における送信局2iの送信有
無および受信局2jの受信有無を調べる。その結果、送信
局2iが送信に使用しておらず、受信局2jが受信に使用し
ていない場合に、タイムユニットt1内の空きチャネルを
選択し、該新規呼に割り付ける。t1において、送信局2i
が送信に使用しているか、または、受信局2jが受信に使
用している場合には、以降、タイムユニットソーティン
グ部11によって求められたタイムユニットの順に同様の
処理を行ない、空きチャネルを選択する。
例えば、第4図(a)のチャネル割付状態に対して、
本発明のチャネル割付方式を適用した場合について説明
すると、図示のようなチャネル割付状態において、送信
局21から受信局22に対して所要チャネルが1チャネルの
呼(1→2)が生起した場合、呼制御管理部5は、ま
ず、タイムユニット内空きチャネル数計測部10にすべて
のタイムユニットt1〜tNを指定する。タイムユニット内
空きチャネル数計測部10は、チャネル管理テーブル7か
ら、t1,t2,t3,t4,tNの空きチャネル数が各々1,2,1,2,3
チャネルであること、および、各空きチャネル位置が
(t1,tM),(t2,f2),(t2,fM),(t3,f2),(t4,f
1),(tN,f1),(tN,f2),(tN,fM)であることを見
出だす。
次に、タイムユニット内空きチャネル数計測部10は、
タイムユニットソーティング部11に各タイムユニットに
おける空きチャネル数を与える。タイムユニットソーテ
ィング部11は、空きチャネル数の多いタイムユニット順
tN,t2,t4,t1,t3を求める。呼制御管理部5はこの結果、
使用チャネル数計測部6にタイムユニット番号tN、送信
局番号1および受信局番号2を指定する。使用チャネル
数計測部6はチャネル管理テーブル7からtNにおいて送
信局21が送信に使用しておらず、かつ、受信局22が受信
に使用していないことを見出だす。
その結果、呼制御管理部5はタイムユニット内空きチ
ャネル数計測部10で求めた空きチャネル位置の結果を用
いて、空きチャネル(tN,f1)を割付チャネルとして選
択する。
該新規呼の所要チャネルは1チャネルであるから、空
きチャネルの選択は、この時点で終了し、第10図に示す
ように、空きチャネル(tN,f1)は、呼(1→2)に割
り付けられる。
この第10図において、さらに所要チャネル数が5チャ
ネルの呼(3→4)が生起したとしても、5箇所のタイ
ムユニットから空きチャネルを選択できることがわか
る。
以上説明したように、本発明のチャネル割付方式で
は、空きチャネルの多いタイムユニットから空きチャネ
ルを選択してゆくため、前記特許請求の範囲に記載した
請求項1の発明に比べて、さらに、各タイムユニットの
空きチャネル数の平均化が図られる。
第11図に、第1表の条件によってトラヒックシミュレ
ーションを行なった場合の従来技術と本実施例の生起呼
量−呼損率特性分布を示す。第11図から、本発明により
同一の生起呼量で呼損率を低減できること、すなわち、
疎通呼量を向上できることがわかる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、複数チャネル
を必要とする呼がその所要チャネルに等しいタイムユニ
ットから空きチャネルを選択できる可能性が大となり、
従来のチャネル割付方式に比べて、複数のチャネルを必
要とする呼の呼損率を大幅に低減できる利点がある。
本発明のチャネル割付方式は、マルチキャリアホッピ
ングTDMA方式を適用した無線通信分野(衛星通信、移動
通信、固定無線通信等)および複数の時分割多重伝送路
で構成されるLAN等に有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図はマルチキャリアホッピングTDMA方式を用いた衛
星通信システムの構成の例を示す図、第2図は従来のチ
ャネル割付方式を実現するための制御局の構成の例を示
す図、第3図は従来のチャネル割付の制御を示す流れ
図、第4図はチャネル管理テーブルの例を示す図、第5
図は特許請求の範囲に記載した請求項1の発明のチャネ
ル割付方式を実現するための制御局の構成の例を示す
図、第6図は実施例のチャネル割付に係る制御を示す流
れ図、第7図は実施例のチャネル割付後のチャネル管理
テーブルの例を示す図、第8図は特許請求の範囲に記載
した請求項2の発明のチャネル割付方式を実現するため
の制御局の構成の例を示す図、第9図は実施例のチャネ
ル割付の制御を示す流れ図、第10図は実施例のチャネル
割付後のチャネル管理テーブルの例を示す図、第11図は
トラヒックシミュレーションによる従来のチャネル割付
方式と実施例のチャネル割付方式を用いた場合の生起呼
量−呼損率特性分布の例を示す図である。 1……制御局、21〜2L……子局、3……衛星、4……デ
ータバースト、5……呼制御管理部、6……使用チャネ
ル数計測部、7……チャネル管理テーブル、8……タイ
ムユニット内空きチャネル検索部、9……キャリア内空
きチャネル検索部、10……タイムユニット内空きチャネ
ル数計測部、11……タイムユニットソーティング部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信データを含むバーストを送受信して相
    互に通信を行なう複数の子局と、各子局がバーストを送
    受信するとき用いるタイムユニットを管理する制御局と
    からなり、各子局が1タイムユニット内で送受信可能な
    送受信キャリアを任意に指定できるマチルキャリアホッ
    ピングTDMAシステムであって、 各チャネルごとに送信局および受信局番号を管理する第
    1の手段と、該第1の手段を用いて、指定されたタイム
    ユニット内における指定された送信局の送信チャネル総
    数、および受信局の受信チャネル総数を計測する第2の
    手段を具備する制御局において、 前記第1の手段を用いて、各キャリア内における空きチ
    ャネルのあるタイムユニットを検索する第3の手段を具
    備し、新たに呼が生起した場合に、先に該第3の手段に
    より任意のキャリアにおける空きチャネルのあるタイム
    ユニットを選択し、次に前記第2の手段により、該タイ
    ムユニットにおける新規呼の送信局の送信チャネル総数
    および受信チャネル総数を計測する動作を、該新規呼の
    送信局の送信チャネル総数および受信チャネル総数が共
    に許容チャネル数未満であるタイムユニットが選択され
    るまで繰り返し、これにより選択されたタイムユニット
    における空きチャネルを該新規呼に割り付けることを特
    徴とするチャネル割付方式。
  2. 【請求項2】通信データを含むバーストを送受信して相
    互に通信を行なう複数の子局と、各子局がバーストを送
    受信するとき用いるタイムユニットを管理する制御局と
    からなり、 各子局は、1タイムユニット内で送受信可能な送受信キ
    ャリアを任意に指定できるマルチキャリアホッピングTD
    MAシステムであって、各チャネルごとに送信局および受
    信局番号を管理する第1の手段と、該第1の手段を用い
    て、指定されたタイムユニット内における指定された送
    信局の送信チャネル総数、および受信局の受信チャネル
    総数を計測する第2の手段を具備する制御局において、 前記第1の手段を用いて、各タイムユニットにおける空
    きチャネル数を計測する第3の手段と、該第3の手段に
    より計測された各タイムユニットの空きチャネル数に基
    づいて、空きチャネルの多い順にタイムユニット番号を
    求める第4の手段を具備し、新たに呼が生起した場合
    に、先に第3の手段および第4の手段により求められた
    タイムユニット順に従ってタイムユニットを選択し、次
    に、第2の手段により該タイムユニットにおける新規呼
    の送信局の送信チャネル総数および受信チャネル総数を
    計測する動作を、該新規呼の送信局の送信チャネル総数
    および受信チャネル総数が共に許容チャネル数未満であ
    るタイムユニットが選択されるまで繰り返し、これによ
    り選択されたタイムユニットにおける空きチャネルを該
    新規呼に割り付けることを特徴とするチャネル割付方
    式。
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