JP2576157B2 - プラズマディスプレイの駆動方法 - Google Patents

プラズマディスプレイの駆動方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、プラズマディスプレイの駆動方法に関し、
特に、ACリフレッシュ形プラズマディスプレイ(PDP)
の駆動方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種のACリフレッシュ形プラズマディスプレ
イ(PDP)の駆動方法として、絶縁体及び、放電空間を
介して互いに対向する外部電極群のいずれか一方の電極
群に印加される電圧波形が、時分割されたパルス状であ
り、他方の電極群には、前記一方の電極群に印加された
電圧波形に対して、点灯させる時には、逆位相のパルス
電圧を印加し、点灯させない時には、同位相の電圧を印
加することによって安定な動作を示すことが特公昭55−
48318に示されている。
また、一方の走査電極に単方放電開始電圧より高いパ
ルス状電圧を印加し、従来のフェーズセレクト法(特公
昭55−48318)と同様に表示の有無に従って、他方の電
極に同相,逆相のパルス状電圧を印加し、放電させるべ
き放電セルは放電させ、放電させない放電セルは放電さ
せない状態を予め作り、続いて他方の電極のパルス状電
圧を除去して、一方の電極のみに印加されるパルス状電
圧で、その状態を持続させ、一方の電極のパルス状電圧
で非点灯セルが点灯する前に、従来のフェーズセレクト
法と同様の状態に戻すことを繰り返すことによって、消
費電力の低減をはかる方法も提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の駆動方法では、同一絶縁体上に形成さ
れた電極群の各々の電極に点灯,非点灯に対応して逆位
相,同位相のパルス電圧を印加して駆動する方法である
ため、電気的には、各々の電極間のストレー容量を介し
て駆動回路が結合され、点灯,非点灯の状態が隣接した
電極間に生じた場合に、駆動回路の消費電力は最大にな
る。さらに、ACリフレッシュPDPの輝度は、単位時間に
含まれるパルスの数によって決るが、パルスの数を増加
させる為、駆動周波数を高くすると、駆動回路の消費電
力の増大が起こる。また、さらに、データ側電極に透明
電極が用いられている場合には、この透明電極と電極間
のストレー容量による分布定数回路が形成され、駆動回
路の出力と、透明電極との先端の部分での波形、及び電
圧が異なるため、走査側パルス電圧とデータ側パルス電
圧に時間的ずれ及び電圧の変化が生じ、特公昭55−4831
8で開示されている場合と異なる動作を示し、駆動電圧
範囲が狭くなる欠点があった。すなわち、駆動周波数の
上限が決まっており、充分な輝度を得ることが困難であ
る欠点もあった。
〔発明の従来技術に対する相違点〕
上述した従来の駆動方法に対し、本発明は、データの
有無に関係なく、アドレス状態の最初の一部の期間は走
査側パルス電圧と同位相のパルス状電圧を印加するとい
う独創的内容を有する。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、上述した従来のACリフレッシュ形プラズマ
ディスプレイの駆動方法の欠点を除去した駆動方法を提
供するものである。すなわち、一走査期間内のアドレス
状態において、データの有る場合もアドレス状態の最初
の一部の期間は走査側パルス電圧と同位相のパルス状電
圧を印加することを特徴としている。
〔実施例〕
次に、図面を参照して詳細に説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例の電圧配置のタイミ
ングチャートである。第2図は、走査電極に印加される
パルス状電圧のタイミングを説明するためのタイミング
チャートである。
本発明の駆動方法に用いられるプラズマディスプレイ
パネルは誘電体で被覆された電極群をもつ二枚のガラス
板を、電極群が互いに対向し、それぞれの電極群は直交
し、交点が表示の発光点となるように設計されている。
このプラズマディスプレイパネルを駆動するには、一般
に、第2図の2−Eに示されている水平同期信号により
H期間だけ第1の電極が選択され、第2図の2−Aに示
される波高値V0をもつパルス状電圧が、第1の電極に印
加される。水平m個,垂直n個の電極をもつパネルの場
合には、第1の水平電極に対してn個の垂直電極が選択
され駆動される。
次に、一定の期間B(ブランキング期間)をおいて、
第2の電極が選択され、第1の電極と同様にH期間だけ
V0の波高値をもつパルス状電圧が、第2の電極に印加さ
れる。(第2図2−B参照) 第3の電極には、第2の電極にパルス状電圧が印加さ
れた後パルス状電圧が印加され、以後順次この操作は繰
り返えされ、垂直同期信号が入ってくるまでの期間
(V)続く。第2図2−Dの垂直同期信号によって、第
1の電極を選択できる状態にもどされる。
即ち、本方法の走査は、水平同期信号によって順次走
査され、全水平電極が走査された後に入力される垂直同
期信号によってもとの状態に復帰される。垂直同期信号
は、表示のリフレッシュ周波数と一致し、一般には60サ
イクル以上に選ばれる。一方、垂直同期信号の1期間に
含まれる水平同期信号の数が走査本数に一致するが、一
般には、走査本数とパネルの走査電極数とは一致せず、
走査本数がパネルの走査電極数よりも多い。
第1図1−Aは、第1行電極に印加されるパルス状電
圧を示す、第1図の1−B,1−Cはそれぞれ第m列,n列
電極に印加されるパルス状電圧を示したものである。
第1図の1−D,1−Eはそれぞれ、第1行電極と第m
列電極,第n列電極との交点に形成される放電発光点
(1行,m例)セル、(1行,n列)セルに印加される電圧
波形を示したものである。
第m列電極に印加されている電圧波形は、最初の2発
を除いて、第1行電極に印加されている電圧波形と逆相
であるから、(1行,m列)セルは、点灯モードである。
一方、第n列電極に印加されているパルス状電圧は、
第1行電極に印加されているパルス状電圧と同相である
から(1行,n列)セルは非点灯モード、即ち、消灯モー
ドである。(1行,m列)セルに印加されるパルス状電圧
は、第1行電極と第m列電極に印加されるパルス状電圧
の電位差で表され、第1図の1−Dの波形となる。(1
行,n列)セルに印加されるパルス状電圧も同様に電位差
で表すと第1図1−Eのようになる。
H期間中のa期間の動作は特公昭55−48318と全く同
じであり、この期間を本発明ではアドレス状態と定義す
る。一方、H期間中のb期間に点灯セル,消灯セルに印
加される電圧は第1図1−D,1−Eで示されるように、
点灯,消灯に関係なく全く同じであり、この期間をホー
ルド状態と定義する。
まず、アドレス状態における動作は、プラズマディス
プレイパネルの電極間に、パルス状電圧を印加して駆動
するにあたって、一方の電極のみにパルス電圧を印加し
て他方の電極を0電位に保って、電極間で放電を起こさ
せる時、プラズマディスプレイパネル内の一つの放電セ
ルが、放電する電圧を最小単方放電開始電圧(VDmi
n)、プラズマディスプレイパネルの全てのセルが、放
電する電圧を最大放電開始電圧(VDmax)と定義した場
合、プラズマディスプレイの一方の電極に、VDminより
も高く、VDmaxよりも低いパルス状電圧(V0)を印加し
ておき、他方の電極に、それと逆相,同相のパルス状電
圧(V1)を印加すると、VDmin>|V0|−|V1|の条件が満
たされると放電は停止しVDmax<|V0|+|V1|の条件が満
たされると放電を開始する。
ホールドモードは、第1図1−D,1−Eの(b)期間
の電圧波形で示されているように振幅が(V0)であるパ
ルス状電圧が点灯,消灯に関係なく印加され、ホールド
状態に先行して印加されるアドレス状態で作り出された
状態を、この期間中維持して、表示を行なうとするもの
である。
即ち、アドレス状態で点灯状態の(1行,m列)のセル
は、(a)期間中に放電し、放電で発生した荷電粒子で
セル中が満たされているため、アドレス状態よりも低い
電圧が印加されているホールド状態でも容易に放電が起
動する。
一方アドレス状態で非点灯状態の(1行,n列)セルは
アドレス状態期間に印加電圧が放電開始電圧よりも低
く、(1行,n列)のセルには荷電粒子はなく、放電はa
期間中に開始しないで、続くb期間中に印加されている
電圧で放電を開始するまでにはある時間が必要であり、
b期間を適当に選択するとホールド状態で放電開始しな
い電圧を定めることができる。
次に本発明により、新たに設けられた第1図における
cの期間について説明する。この期間は、第1図1−B,
1−Cのように、データの有無に関係なく、消灯のモー
ドのパルスが印加される。このとき、全てのデータ側電
極に同じパルスが印加されるわけであるから、データ側
電極間のストレー容量による影響が、無視できるように
なり、駆動回路の出力と、電極の先端部分での波形及び
電圧の違いは、少くなる。さらに、この期間、全ての放
電セルが、放電を停止する為、隣接セルからの放電のひ
ろい込みもなくなる。結局、c,a期間のアドレス状態
で、従来の駆動方式に比べ、放電すべきセルは、c期間
の消灯モードのパルスの為、少し放電しにくくなるが、
放電してはいけないセルは、c期間で、放電が、完全に
停止する為、隣接セルからのひろい込みがなくなる。つ
まり、表示上、誤灯する電圧が、高くなることにより、
駆動電圧を広くかつ高くすることができる。また、一般
に、パルスの周波数を高くすると、駆動電圧の出力状態
をつくるスイッチング動作のスピードにより、走査側パ
ルス電圧とデータ側パルス電圧の時間的ずれを無くすの
は、むづかしくなってしまい、誤灯する電圧が低くなっ
てしまう。しかし、本発明によれば、周波数を高くし
て、誤灯電圧が低くなっても、c期間に消去パルスを入
れることにより、それ以上に、誤灯電圧を高くすること
ができ、輝度アップをはかることができる。尚、第1図
1−Bにおいて、消去パルスの次に細幅のパルスが描か
れているが、これは、本発明とは無関係であり、また、
あってもなくても、同じ駆動電圧の範囲という結果を得
た。
〔実施例2〕 第3図は、本発明の第2の実施例の電圧配置のタイミ
ングチャートである。この場合は、一走査期間中、全て
がアドレス状態であることを除けば、第1の実施例と同
じである。但し、第1の実施例で述べたように、駆動電
圧の範囲を広くかつ、高くすることができるので、プラ
ズマディスプレイパネルのばらつきにより、あるドット
の放電開始電圧が他のそれより、少し、1〜2V程度高い
が為に、不良となっていたものをも、使用することがで
きるようになり、生産上の歩留り向上につながる利点が
ある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、データの有無に関係な
く、アドレス状態の最初の一部の期間は走査側パルス電
圧と同位相のパルス状電圧を印加することにより、駆動
電圧の範囲を広く、かつ高くすることができる。
また、それに伴い、輝度のアップ,生産歩留りの向上
をはかることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の第1の実施例の印加電圧波形を示し
たものである。第2図は、走査電極に印加されるパルス
状電圧の状態を示したものである。第3図は本発明の第
2の実施例の印加電圧波形を示したものである。 1−A,2−A,3−A……第1行の走査電極に印加されるパ
ルス状電圧、1−B,3−B……第m列のデータ電極に印
加されるパルス状電圧、1−C、3−C……第n列のデ
ータ電極に印加されるパルス状電圧、1−D,3−D……
(1行,m列)セルに印加される電圧の状態、1−E,3−
E……(1行,n列)セルに印加される電圧の状態、2−
B……第2行の走査電極に印加されるパルス状電圧、2
−C……第3行の走査電極に印加されるパルス状電圧、
2−D……垂直同期信号、2−E……水平同期信号。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電極が誘電体で被覆されているプラズマデ
    ィスプレイパネルの一方の走査電極群に時分割的に順次
    電圧を印加し、走査しておき、それぞれの走査電極に印
    加される電圧に同期して、他のデータ側電極群にデータ
    の有無にしたがって電圧を印加して駆動するプラズマデ
    ィスプレイのリフレッシュ駆動方法に於いて、一走査期
    間中に、データの有無に関係なく、アドレス状態の最初
    の一部の期間は、走査電極に印加されるパルス状電圧と
    同位相のパルス状電圧をデータ側電極に印加することを
    特徴とするプラズマディスプレイの駆動方法。 なおここで言うアドレス状態とは一つの走査電極が選択
    されている一走査期間中に走査電極に印加されるパルス
    状電圧と同期し、しかも表示させるべきセルに対応する
    データ側電極には逆相、表示すべきでないセルに対応す
    るデータ側電極には同相のパルス状電圧を印加して表示
    を行う期間の状態をいう。
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