JP2575155Y2 - ピストンロッドの基端部構造 - Google Patents

ピストンロッドの基端部構造

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JP2575155Y2
JP2575155Y2 JP1991096732U JP9673291U JP2575155Y2 JP 2575155 Y2 JP2575155 Y2 JP 2575155Y2 JP 1991096732 U JP1991096732 U JP 1991096732U JP 9673291 U JP9673291 U JP 9673291U JP 2575155 Y2 JP2575155 Y2 JP 2575155Y2
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JP
Japan
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piston rod
base end
screwed
fixing nut
piston
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清典 今井
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KYB Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、フロントフォーク等
への利用に最適となるピストンロッドの基端部構造の改
良に関する。
【0002】
【従来の技術】フロントフォーク等に利用されるピスト
ンロッドの基端部構造としては、従来から、種々の提案
があるが、例えば、図2に示すような構造のフロントフ
ォークにあっては、図3に示すような基端部構造とされ
ている。
【0003】即ち、図2に示すフロントフォークは、シ
リンダ1内に出没可能に挿通されるピストンロッド2の
図中上端となる基端がキャップ部材3に連設されてなる
とするが、該連設部分は、一般には、図3に示すよう
に、固定ナット4の配在下にピストンロッド2の基端が
キャップ部材3に連設されるとしている。
【0004】この連設に際しては、ピストンロッド2の
基端部の外周に螺条2aを形成すると共に、該螺条2a
に固定ナット4を螺装するとしている。
【0005】それ故、ピストンロッド2の基端部には、
固定ナット4の螺装によって言わば増強された部分と、
螺条2aの形成によって言わば弱体化された部分と、が
隣設される構造となり、該隣設部分が応力集中部分とな
って該隣設部分における曲げ強度に対する信頼性を確保
できなくなる。
【0006】そこで、以上の不都合を避けるために、図
4に示すようなピストンロッドの基端部構造の提案をな
し得る。
【0007】即ち、固定ナット4は、その本体部4aの
図中下端となる一端にピストンロッド2の基端部外周に
隣接されるように延設された筒状のガイド部4bを有し
てなるとするものである。
【0008】この提案の場合には、上記ガイド部4bが
ピストンロッド2の基端部の外周に形成されて固定ナッ
ト4の螺装によってもなお露出することがある螺条2a
部分を適宜の肉厚で覆うことになり、螺条2aの形成に
よって弱体化された部分が補強されることになる。
【0009】その結果、応力集中部分がガイド部4bに
被覆された部分と被覆されていない部分との境界部分に
移行されることになり、従って、該境界部分は横孔2c
を有しない所定の肉厚部分であるから、ピストンロッド
2の曲げ強度に対する信頼性を確保できることになる。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
4に示すピストンロッドの基端部構造にあってもなお、
ピストンロッド2の曲げ強度に対する信頼性を確保でき
ない危惧がある。
【0011】即ち、上記提案に係るピストンロッドの基
端部構造は、図2に示すように、ピストンロッド2がそ
の軸芯部にシリンダ1内の油室Rに連通する透孔2bを
有してなると共に、図4に示すように、その基端部に透
孔2bとシリンダ1外のリザーバ室R1との連通を可能
にする横孔2cを有してなるとする場合に利用されるも
のである。
【0012】それ故、該ピストンロッド2にあっては、
所謂ソリッドタイプに形成されているものに比較して全
体的に弱体化されている上に、横孔2cの形成で該横孔
2c部分において一層弱体化される傾向にある。
【0013】従って、固定ナット4の一端に延設のガイ
ド部4bが螺条2aの形成によって弱体化された部分を
補強するとしても、上記横孔2c部分における曲げ強度
に対する信頼性を確保できるないことになる。
【0014】その結果、図4に示すようなピストンロッ
ドの基端部構造にあっては、曲げ力が作用する機会が多
いフロントフォーク等にこれを利用することが好ましく
ないことになる。
【0015】この考案は、前記した事情に鑑みて創案さ
れたものであって、その目的とするところは、曲げ力が
作用する機会が多いフロントフォーク等への利用に最適
となるピストンロッドの基端部構造を提供することであ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本考案の手段は、シリンダ内にピストンを介してピ
ストンロッドが出没可能に挿通され、シリンダの外側に
リザーバ室が設けられ、ピストンで区画されたシリンダ
内の油室とリザーバ室とがピストンロッドに形成した縦
方向の透孔と横方向の横孔とを介して連通し、ピストン
ロッドの基端にキャップ部材が螺装されると共に当該キ
ャップ部材がピストンロッドの外周に螺装された固定ナ
ットを介して固定されているピストンロッドの基端部構
造において、固定ナットの一端にピストンロッドの基端
部外周に嵌合する筒状のガイド部を延設させ、このガイ
ド部に上記横孔と連通して上記油室とリザーバ室との連
通を可能にするポートを形成したことを特徴とするもの
である。
【0017】そして、より具体的には、ガイド部の内周
にはポートの内周側端を開口させると共に横孔に連通す
る環状溝を有してなるとする。
【0018】
【作用】それ故、固定ナットの一端に延設された筒状の
ガイド部がピストンロッドに開穿の横孔部分を適宜の肉
厚で覆うことになり、従って、該横孔を有するピストン
ロッドの軸部分が補強された状態になり、ピストンロッ
ドにおける設定の曲げ強度の維持が可能になる。
【0019】
【実施例】以下、本考案の実施例を図1にもとづいて説
明する。基本構造は図2に示すものと同じように、シリ
ンダ1内にピストンを介してピストンロッド2が出没可
能に挿通され、シリンダ1の外側にリザーバ室Rが設け
られ、ピストンで区画されたシリンダ内の油室Rとリザ
ーバ室R1とがピストンロッド2に形成した縦方向の透
孔2bと横方向の横孔2cとを介して連通し、ピストン
ロッド2の基端にキャップ部材3が螺装されると共に当
該キャップ部材3がピストンロッド2の外周に螺装され
た固定ナット4を介して固定されている。固定ナット4
の一端にピストンロッド2の基端部外周に嵌合する筒状
のガイド部4bを延設させ、このガイド部4bに上記横
孔2cと連通して上記油室Rとリザーバ室R1との連通
を可能にするポート4cを形成したことを特徴としてい
る。
【0020】即ち、固定ナット4は、前記した従来例と
同様に、ピストンロッド2の基端部の外周に形成の螺条
2aに螺装されてその螺合時にピストンロッド2のキャ
ップ部材3に対する螺合状態を維持する本体部4aと、
該本体部4aの図中下端となる一端から図中下方となる
ピストンロッドの軸線方向に延設されてピストンロッド
2の基端部外周に隣接される筒状のガイド部4bと、を
有してなる。
【0021】そして、該筒状のガイド部4bは、ピスト
ンロッド2に開穿の横孔2bを覆うに充分な軸方向長さ
を有するように形成されてなるもので、その肉厚部には
上記横孔2bとシリンダ1外のリザーバ室R1との連通
を可能にするポート4cを有してなるとし、かつ、その
内周にポート4cの内周側端(図中左方端)を開口させ
ると共に上記横孔2cに連通する環状溝4dを有してな
るとする。
【0022】因に、該環状溝4dは、上記ポート4cの
直径より大なる所謂縦幅を有するようにように設定され
ていること勿論で、さらには、本体部4aがピストンロ
ッド2に形成の螺条2aに殆ど螺装された状態になった
ときには、上記横孔2cに連通される状態になり、本体
部4aの螺合が終了した状態になったときには、上記横
孔2cを全面的に開口させるに充分な縦幅を有するよう
に形成されてなる。
【0023】それ故、この実施例に係るピストンロッド
の基端部構造にあっては、固定ナット4を所定位置に螺
装するのみで、該固定ナット4の一端に延設された筒状
のガイド部4bが横孔2cを開穿されたピストンロッド
2の軸部分を適宜の肉厚で覆うことになり、従って、該
横孔2c部分が補強された状態になり、ピストンロッド
2における設定の曲げ強度の維持が可能になる。
【0024】前記したところは、この考案が図示された
所謂正立型とされるフロントフォークについて実施され
るとするが、この考案の構成からすれば、所謂倒立型と
されるフロントフォークについても実施可能であること
勿論である。
【0025】
【考案の効果】以上のように、この考案によれば、軸芯
部に透孔を有するが故に所謂ソリッドタイプに形成され
たものに比較して全体的に弱体化されている上に、横孔
の形成で該横孔部分において一層弱体化される傾向にあ
るピストンロッドを有する場合にあって、固定ナットの
利用でピストンロッドの基端のキャップ等に対する連設
状態を維持するに際して、該固定ナットの一端に延設の
ガイド部が上記横孔を有するピストンロッドの軸部分を
補強することになるので、該ピストンロッドにおける所
定の曲げ強度を設定通りに確保できることになり、ピス
トンロッドに対する曲げ力が作用する機会が多いフロン
トフォーク等への利用に最適となる利点がある。
【0026】そして、この考案によれば、固定ナットに
ついての設計変更をするだけでその実施化が可能にな
り、フロントフォーク自体に対する設計変更を必要とし
ないのは勿論のこと、それまでのフロントフォークの組
み立てラインの変更を招来することもなく、しかも、既
存のフロントフォークへの利用も可能になる等、幾多の
効果を奏する利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係るピストンロッドの基
端部構造を一部破断して示す部分断面図である。
【図2】フロントフォークの一例を示す概略断面図であ
る。
【図3】従来例としてのピストンロッドの基端部構造を
一部破断して示す部分断面図である。
【図4】他の従来例としてのピストンロッドの基端部構
造を一部破断して示す部分断面図である。
【符号の説明】
1 シリンダ 2 ピストンロッド 2b 透孔 2c 横孔 3 キャップ 4 固定ナット 4b ガイド部 4c ポート 4d 環状溝 R 油室 R1 リザーバ室

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ内にピストンを介してピストン
    ロッドが出没可能に挿通され、シリンダの外側にリザー
    バ室が設けられ、ピストンで区画されたシリンダ内の油
    室とリザーバ室とがピストンロッドに形成した縦方向の
    透孔と横方向の横孔とを介して連通し、ピストンロッド
    の基端にキャップ部材が螺装されると共に当該キャップ
    部材がピストンロッドの外周に螺装された固定ナットを
    介して固定されているピストンロッドの基端部構造にお
    いて、固定ナットの一端にピストンロッドの基端部外周
    に嵌合する筒状のガイド部を延設させ、このガイド部に
    上記横孔と連通して上記油室とリザーバ室との連通を可
    能にするポートを形成したことを特徴とするピストンロ
    ッドの基端部構造。
JP1991096732U 1991-10-29 1991-10-29 ピストンロッドの基端部構造 Expired - Lifetime JP2575155Y2 (ja)

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JPH0540633U JPH0540633U (ja) 1993-06-01
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