JP2573928Y2 - コンベアからの長尺物分離装置 - Google Patents
コンベアからの長尺物分離装置Info
- Publication number
- JP2573928Y2 JP2573928Y2 JP1992055543U JP5554392U JP2573928Y2 JP 2573928 Y2 JP2573928 Y2 JP 2573928Y2 JP 1992055543 U JP1992055543 U JP 1992055543U JP 5554392 U JP5554392 U JP 5554392U JP 2573928 Y2 JP2573928 Y2 JP 2573928Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiver
- conveyor
- guide rod
- long object
- chrysanthemum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Discharge Of Articles From Conveyors (AREA)
- Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
- Specific Conveyance Elements (AREA)
- Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、U字状の受器に入っ
て運ばれる長尺物を取出すことを目的としたコンベアか
らの長尺物分離装置に関する。
て運ばれる長尺物を取出すことを目的としたコンベアか
らの長尺物分離装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、U字状の受器に入れて運ばれる長
尺物は、コンベアの屈曲反転部において、斜下方へ投げ
出すように外出している。
尺物は、コンベアの屈曲反転部において、斜下方へ投げ
出すように外出している。
【0003】
【考案により解決すべき課題】前記従来の方法において
も、長尺物の上下部が同一太さであって、受器と分離し
易い場合には、トラブルを生じることが少ない。然し乍
ら例えば菊の結束物のように、基部側は比較的小径で、
先端側は基部側の2倍又は3倍の大径の場合には、受器
の反転に際し、基部側が早く放出され、先端側が残るこ
とがあって、同時放出がむつかしい問題点があった。
も、長尺物の上下部が同一太さであって、受器と分離し
易い場合には、トラブルを生じることが少ない。然し乍
ら例えば菊の結束物のように、基部側は比較的小径で、
先端側は基部側の2倍又は3倍の大径の場合には、受器
の反転に際し、基部側が早く放出され、先端側が残るこ
とがあって、同時放出がむつかしい問題点があった。
【0004】然して離れが悪いと受器で押えつけられて
受器外へ落下したり、長尺物を損復するおそれがあっ
た。
受器外へ落下したり、長尺物を損復するおそれがあっ
た。
【0005】
【課題を解決するための手段】然るにこの考案は、コン
ベアの終端部へ、受器の先端より高い凸弧状の案内杆を
設けることにより、前記従来の問題点を解決したのであ
る。
ベアの終端部へ、受器の先端より高い凸弧状の案内杆を
設けることにより、前記従来の問題点を解決したのであ
る。
【0006】即ちこの考案は、無端帯に所定間隔で長尺
物を嵌入保持する為のU字状の受器を取付けて構成した
コンベア装置において、前記コンベアの終端付近に、前
記U字状の受器の方向転換前の位置から前記受器の底部
付近より、前記受器の先端の移動軌跡より高く突出する
凸弧状の案内杆を、前記コンベアの進行方向に沿って固
定したことを特徴とするコンベアからの長尺物分離装置
である。また案内杆は、受器先端の移動軌跡より若干高
く設け、断面円形の線材により形成したものである。次
に案内杆は受器の大小に応じて凸弧の曲率を変化させ、
受器の形状に対応させてある。
物を嵌入保持する為のU字状の受器を取付けて構成した
コンベア装置において、前記コンベアの終端付近に、前
記U字状の受器の方向転換前の位置から前記受器の底部
付近より、前記受器の先端の移動軌跡より高く突出する
凸弧状の案内杆を、前記コンベアの進行方向に沿って固
定したことを特徴とするコンベアからの長尺物分離装置
である。また案内杆は、受器先端の移動軌跡より若干高
く設け、断面円形の線材により形成したものである。次
に案内杆は受器の大小に応じて凸弧の曲率を変化させ、
受器の形状に対応させてある。
【0007】前記案内杆は、例えばステンレス線、合成
樹脂管などを使用するが、何れにしても変形しにくく、
発錆その他の変化がなく、然も滑り易い必要がある。
樹脂管などを使用するが、何れにしても変形しにくく、
発錆その他の変化がなく、然も滑り易い必要がある。
【0008】
【作用】この考案によれば、コンベアの終端側へ、受器
の先端軌跡よりも外側になる形状の案内杆を設けたの
で、受器で運ばれた長尺物を強制的に持ち上げ放出する
ことができる。従って受器と、他部とで長尺物を挾み込
むおそれはない。
の先端軌跡よりも外側になる形状の案内杆を設けたの
で、受器で運ばれた長尺物を強制的に持ち上げ放出する
ことができる。従って受器と、他部とで長尺物を挾み込
むおそれはない。
【0009】
【実施例】無端チェーン1、1aを所定間隔で敷設し、
各チェーン1、1aに夫々菊束2のU字状の受器3、3
aを固定し、コンベア4を構成した。
各チェーン1、1aに夫々菊束2のU字状の受器3、3
aを固定し、コンベア4を構成した。
【0010】前記コンベア4の終端部に、各チェーン
1、1aと平行(図2)して凸弧状の案内杆5、5aを
セットする。前記案内杆5は、受器3に対応して小さ
く、前記案内杆5aは受器3aに対応して大きく弧状に
形成してある。
1、1aと平行(図2)して凸弧状の案内杆5、5aを
セットする。前記案内杆5は、受器3に対応して小さ
く、前記案内杆5aは受器3aに対応して大きく弧状に
形成してある。
【0011】即ち、前記受器3は菊束2の基部2aを受
け入れるようになっており、前記受器3aは菊束2の先
端部2bを受け入れるように大きくしてある。菊束2は
図3のように、基部2aを所定間隔でテープ6、6で結
束してあるが、先端部2bは葉の為に大径となってい
る。図中7は、菊茎を切断する切断刃、8は押え用のス
ポンヂ輪、9は受取コンベアである。
け入れるようになっており、前記受器3aは菊束2の先
端部2bを受け入れるように大きくしてある。菊束2は
図3のように、基部2aを所定間隔でテープ6、6で結
束してあるが、先端部2bは葉の為に大径となってい
る。図中7は、菊茎を切断する切断刃、8は押え用のス
ポンヂ輪、9は受取コンベアである。
【0012】前記実施例において、図1中右側で人手に
より菊束2を受器3、3aに入れると、コンベア4の移
動(矢示10の方向)につれて菊束2も移動する。菊束
2は結束され、ついでスポンジ輪8で押えられ、テープ
6、6で結束された後、切断刃7で切断されて、コンベ
アの終端側に進行する。
より菊束2を受器3、3aに入れると、コンベア4の移
動(矢示10の方向)につれて菊束2も移動する。菊束
2は結束され、ついでスポンジ輪8で押えられ、テープ
6、6で結束された後、切断刃7で切断されて、コンベ
アの終端側に進行する。
【0013】ここで案内杆5、5aにより矢示11のよ
うに上昇し、受器から取り出されると共に、案内杆5、
5aに沿って転動し、矢示12のように受取コンベア9
上へ受けられる。
うに上昇し、受器から取り出されると共に、案内杆5、
5aに沿って転動し、矢示12のように受取コンベア9
上へ受けられる。
【0014】前記において、受器3が大きい場合には案
内杆5も大きくし、受器3から外れるようにする必要が
ある。
内杆5も大きくし、受器3から外れるようにする必要が
ある。
【0015】
【考案の効果】この考案によれば、案内杆によって受器
から長尺物を確実に外した後、受器の方向転換により長
尺物が分離されるので、コンベアから長尺物を放出する
際に受器から長尺物が外れなくなるようなトラブルを生
じるおそれなく、長尺物を損傷するおそれもない。
から長尺物を確実に外した後、受器の方向転換により長
尺物が分離されるので、コンベアから長尺物を放出する
際に受器から長尺物が外れなくなるようなトラブルを生
じるおそれなく、長尺物を損傷するおそれもない。
【図1】この考案の実施例の一部正面図。
【図2】同じく一部を省略した平面図。
【図3】同じく菊束の拡大斜視図。
1、1a 無端チェーン 2 菊束 3、3a 受器 4 コンベア 5、5a 案内杆 6 テープ 9 受取コンベア
Claims (3)
- 【請求項1】 無端帯に所定間隔で長尺物を嵌入保持す
る為のU字状の受器を取付けて構成したコンベア装置に
おいて、前記コンベアの終端付近に、前記U字状の受器
の方向転換前の位置から前記受器の底部付近より、前記
受器の先端の移動軌跡より高く突出する凸弧状の案内杆
を、前記コンベアの進行方向に沿って固定したことを特
徴とするコンベアからの長尺物分離装置。 - 【請求項2】 案内杆は、受器先端の移動軌跡より若干
高く設け、断面円形の線材により形成した請求項1記載
のコンベアからの長尺物分離装置。 - 【請求項3】 案内杆は、受器の大小に対応して高低を
設けた請求項1記載のコンベアからの長尺物分離装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992055543U JP2573928Y2 (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | コンベアからの長尺物分離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992055543U JP2573928Y2 (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | コンベアからの長尺物分離装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0610231U JPH0610231U (ja) | 1994-02-08 |
JP2573928Y2 true JP2573928Y2 (ja) | 1998-06-04 |
Family
ID=13001633
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992055543U Expired - Lifetime JP2573928Y2 (ja) | 1992-07-15 | 1992-07-15 | コンベアからの長尺物分離装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2573928Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5423482U (ja) * | 1977-07-20 | 1979-02-15 |
-
1992
- 1992-07-15 JP JP1992055543U patent/JP2573928Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0610231U (ja) | 1994-02-08 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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