JP2573637B2 - インキ組成物とその調製法 - Google Patents

インキ組成物とその調製法

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JP2573637B2
JP2573637B2 JP62503789A JP50378987A JP2573637B2 JP 2573637 B2 JP2573637 B2 JP 2573637B2 JP 62503789 A JP62503789 A JP 62503789A JP 50378987 A JP50378987 A JP 50378987A JP 2573637 B2 JP2573637 B2 JP 2573637B2
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    • C09D11/02Printing inks
    • C09D11/10Printing inks based on artificial resins
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は顔料のキャリアー又は結合剤が水分散性ポリ
エステル材料からなる着色水性インキ及びそれを調製す
るためのコンセントレートに関する。インキの調製及び
印刷方法を大幅に単純化することにより、インキ系内に
有機溶剤その他の変性剤を加えずとも印刷被覆を著しく
秀れたものとすることができる。もっとも、所望なら
ば、通常の分散助剤、消泡剤などと同様に、このような
溶剤及び変性剤を使用してもよい。本発明のインキは、
凸板、凹板、グラビア、フレキソ及び水性インキが使用
できるその他の印刷法に特に有用である。本願で使用す
る「分散可能又は分散性(dispersible)」なる用語は
水系でポリエステルが溶解、分散(dissipation)、又
は懸濁する現象を包含する。
一般に印刷工業は、益々厳しくなりつつある溶剤排出
規制に応ずる手段として水性インキ及びオーバープリン
トワニスを使用する多数の用途を見出している。現在の
水性インキは、これら諸規制並びに印刷性、安定性及び
商業インキに必要とされる諸特性を満足しないものが多
い。例えば、米国特許第3,607,813号(記載された印刷
法の説明に関してその開示を引用する)の各種エチレン
‐アクリル酸共重合体塩は、複雑なポリマーとインキの
調製を必要とすることに加えて、ある種の基材に関する
性能が不足している。印刷インキ用に提案されているそ
の他の水性系又は半水性系は、スチレン‐ブタジエン又
はポリアクリレートラテックス系のようなポリマーを含
有するが、これらの系も短時間の乾燥後に水に分散しな
くなり、装置の洗浄を複雑にするなど深刻な欠陥を有し
ている。印刷インキ用に提案されているその他の水溶性
又は水分散性ポリマーは、米国特許第4,072,644号で議
論されている。
本発明は、印刷及び被覆用水性インキの調製法、安定
性及び性能を特に流展性に関して大幅に改善するもので
ある。本発明は、その広義の実施態様では印刷インキの
製造に有用な組成物として以下のように規定される。す
なわち、 (A)線状分子構造中にカルボニルオキシ結合基を有
し、その結合基の80%までがカルボニルアミド結合基で
ある少なくとも一種の線状水分散性ポリマーからなる重
合体材料を約5乃至約60重量%、好ましくは約10乃至約
40重量%、最も好ましくは約15乃至約30重量%、ただし
該ポリマーは約0.1乃至約1.0、好ましくは約0.1乃至約
0.5の内部粘度(フェノール/テトラクロロエタン60/40
重量部の溶液中25℃、溶剤100mlにポリマー0.25グラム
の濃度で測定された値)を有し、該ポリマーはヒドロキ
シ当量とアミノ当量(100モルパーセント)に対して実
質的に当モル比の酸当量(100モルパーセント)を含有
し、該ポリマーは下記の諸成分(a)、(b)、(c)
及び(d)又はそのエステル形成誘導体若しくはエステ
ルアミド形成誘導体の反応生成物を含有する; (a)少なくとも一種の二官能価ジカルボン酸; (b)芳香族核又は脂環核に一個以上の陽イオン硫酸塩
基が結合した一種以上の二官能価スルホモノマー(ただ
し官能基は水酸基、カルボキシル基又はアミノ基であ
る)を酸当量、ヒドロキシ当量及びアミノ当量全合計を
200モルパーセントに等しいとして約4乃至約25モルパ
ーセント; (c)グリコール又はグリコールと−NRH基2個を有す
るジアミンとの混合物から選択される一種以上の二官能
価反応物、ただし該グリコールは、 (1)ヒドロキシ当量又はヒドロキシ当量とアミノ当量
との合計モルパーセントを基準として15モルパーセント
以上が構造式HOCH2−CH2 nOH(ただしnは2乃至約
20の整数である)を有するポリエチレングリコール、又
は (2)ヒドロキシ当量又はヒロドキシ当量とアミノ当量
との合計モルパーセントを基準として約0.1乃至約15モ
ルパーセント未満が構造式HOCH2−CH2 nOH(ただし
nは2乃至約500の整数であり、前記範囲内にある前記
ポリエチレングリコールのモルパーセントは、前記範囲
内のn量に反比例する)を有するポリエチレングリコー
ル の2個の−CH2−OH基を含有する;及び (d)一個の−C(R)2−OH基を有するヒドロキシカルボ
ン酸、一個の−NRH基とを有するアミノカルボン酸及び
一個の−C(R)2−OH基と一個の−NRH基を有するアミノア
ルコール又は前記の二官能価反応物の混合物から選択さ
れる二官能価反応物を無し又は一種以上、 ただし、反応物(c)又は(d)中の各RはH原子又は
1乃至4炭素原子のアルキル基である; (B)前記重合体材料に分散された顔料材料を約0.1乃
至約60重量%、好ましくは約5乃至約40重量%、最も好
ましくは約10乃至約30重量%である;及び (C)メタノール、エタノール、n-プロパノール、イソ
プロパノール又はそれらの混合物、好ましくはn-プロパ
ノールそれ自身から選択されるアルコールを、水/アル
コール約99/1乃至約1/1、好ましくは約85/10乃至約95/1
0、最も好ましくは約90/10なる重量比で水に混合したも
のを約10乃至約90重量%、好ましくは約20乃至約20乃至
約80重量%、最も好ましくは約30乃至約70重量%を 含有する印刷インキとして又はその製造に有用な組成
物。
前記のポリエステル材料では、極く少量たとえば全反
応基準で約10モル%未満の反応物(d)を使用するこ
と、反応物(c)の約70モル%以上がグリコールとして
存在することが好ましい。
本発明の好適実施態様では、 重合体材料は、(a)約75乃至約84モル%のイソフタ
ル酸とそれに対応する約25乃至約16モル%の5-ナトリウ
ムスルホイソフタル酸との酸成分(残部)、及び(b)
約45乃至約60モル%のジエチエングリコールとそれに対
応する約55乃至約40モル%の1,4-シクロヘキサンジメタ
ノール又はエチレングリコールとのグリコール成分(残
部)からなり; 顔料材料は、約8/1乃至約4/1、最も好ましくは約1/3
乃至約1/2なる顔料材料/全重合体材料重量比にて前記
重合体材料に分散され; 重合体材料の内部粘度は約0.28乃至約0.35であり、前
記の酸成分(残部)は約80乃至約83モル%のイソフタル
酸とそれに対応する約20乃至約17モル%の5-ナトリウム
スルホイソフタル酸とからなり、前記のグリコール成分
(残部)は約52乃至約56モル%のジエチレングリコール
とそれに対応する約48乃至約44モル%の1,4-シクロヘキ
サンジメタノールとからなり; 顔料は、C.I.ピグメントイエロー17、C.I.ピグメント
ブルー27、C.I.ピグメントレッド49:2、C.I.ピグメント
レッド81:1、C.I.ピグメントレッド81:3、C.I.ピグメン
トレッド81:X、C.I.ピグメントイエロー83、C.I.ピグメ
ントレッド57:1、C.I.ピグメントレッド49:1、C.I.ピグ
メントバイオレット23、C.I.ピグメントグリーン7、C.
I.ピグメントブルー61、C.I.ピグメントレッド48:1、C.
I.ピグメントレッド52:1、C.I.ピグメントバイオレット
1、C.I.ピグメントホワイト6、C.I.ピグメントブルー
15、C.I.ピグメントイエロー12、C.I.ピグメントブルー
56、C.I.ピグメントオレンジ5、C.I.ピグメントブラッ
ク7、C.I.ピグメントイエロー14、C.I.ピグメントレッ
ド48:2、C.I.ピグメントブルー15:3なる一般名称のカラ
ーインデックス材料の一種又は混合物であり; アルコールはn-プロパノールであり; 重合体材料は水中に分散され、全水性分散体の約1乃
至50重量%好ましくは全水性分散体の約10乃至約40重量
%を占め; 水性アルコールインキは、金属箔、新聞用紙、漂白及
び未漂白クラフト紙、クレーコート紙、ガラス、カレン
ダード紙、スレンレス紙、ペーパーボード及びポリエス
テル、ポリカーボネート、セルロースエステル、再生セ
ルロース、ポリ塩化ビニリデン、ポリアミド、ポリオレ
フィン又はポリスチレンのフィルム又はその他の基材か
ら選択される基材上に被覆又は印刷され;かつ、 前記の被覆又は印刷は、米国特許第4,145,469号に記
載されているように重合体材料の水溶性スルホネート基
の初めの金属陽イオンの実質部分が、Al+3、Ca++などの
不溶性多価金属陽イオンで置換された前記インキ組成物
のいずれかを含有する(前記米国特許第4,145,469号の
開示を引用する)。前記米国特許に述べられているよう
に、効果的な不溶化には重合体材料の重量基準で一般に
固形分として0.05乃至2.0重量%の多価金属陽イオンが
必要である。
本願で使用する「残部(moiety)」なる用語は、縮合
すなわち縮重合反応の過程でポリマー鎖に入る反応物の
酸又はグリコールの残留部分を示す。
前記C.I.顔料の完全な化学的定義を下表に示す。
本発明に有用な個別ポリエステル材料の内部粘度(I.
V.)は、ASTMD2857-70法に従い、1/2ml.キャピラリーバ
ルブを有するワグナー粘度計(Wagner Viscometer,米国
ニュージャジー州ヴァインランドのLab Glass,Inc製)
にて、フェノール/テトラクロロエタン60/40重量比の
溶剤中約0.25重量%のポリマー濃度を用いて測定した値
で約0.1乃至約1.0の範囲にある。本測定法は、ポリマー
/溶剤系を120℃で15分間加熱し、該溶液を25℃まで冷
却し、25℃に於ける流下時間を測定して行われた。
I.V.の計算は次式による。
上式中 (η)=25℃、ポリマー濃度0.25g/100ml溶剤での内部
粘度 1n =自然対数 ts =試料の流下時間 t0 =溶剤ブランクの流下時間 C =ポリマー濃度、溶剤100ml当たりのポリマーグ
ラム数=0.25 内部粘度の単位は、本願を通じてdl/gである。I.V.値
を更に精密に測定するには更に高濃度のポリマー、例え
ばポリマー0.50g/溶剤100mlが使用される。
一般に、本発明のポリエステル材料は、水性印刷イン
キ用として卓越したフィルム形成体である。このポリマ
ーは水中で安定な分散体を形成し、乾燥時には強靱で柔
軟なフィルムを形成する。何らの永久的変性剤も必要と
せず、水の凍結点の直ぐ上の温度でフィルムを形成する
であろう。分散形態にあるポリマーは、必要ならば、例
えば水に混和しないある種のフタル酸エステルを用いて
可塑化され、高度の柔軟性を帯びたものとなる。水性ア
ルコール分散ポリマーから調製された印刷インキは、水
希釈性であって湿潤剤を必要としない。もっともこれら
を使用することは差しつかえない。このインキは印刷時
に急速に乾燥し、表面を十分かつ極めて良好に湿らせ、
多数のプラスチックフィルム及び金属箔並びに紙、ガラ
スその他多数の基材に対し秀れた接着性を有する。固形
分100%のポリマー及びそれに対応する水性アルコール
分散体のいずれに対しても従来技術により着色すること
が可能であって、アルコールは重合物分散体と顔料との
混合時又はその前に添加されるか、又は適当な混合によ
り予め形成された水性の重合体−顔料分散体に添加され
る。水性分散体へのアルコールの添加は、顔料添加及び
粉砕の前に実施されることが好ましく、このようにする
と色発現、平滑さ及び印刷物の光沢が著るしく改善され
る。この印刷物は加熱した際の耐水性が中度であり、後
処理たとえば明ばん水溶液又は類似陽イオンによる後処
理を施して秀れた耐水性を有するフィルムにすることが
できる。前記ポリエステル材料は、米国特許第3,734,87
4号及び同第3,779,993号に記載のポリエステル調製法に
従って調製される。前記両米国特許の開示を引用する。
前記引用特許の説明及び請求範囲では、「酸」なる用語
を、酸反応物の各種エステル形成誘導体又は縮合可能な
誘導体例えば酸反応物のジメチルエステルなどを含むも
のとして使用しており、それは前記特許に説明された調
製法に使用されている通りである。
本発明ポリエステル材料の水中への分散化は、約82.2
乃至約92.3℃(180乃至200°F)に予熱された水を用い
て行うことが好ましく、該ポリマーは高剪断攪拌下ペレ
ットとして渦内に急速に添加される。カウルスデイソル
バー(Cowles Dissolver)、ウオーリングブレンダー
(Waring Blender)又は類似の装置が使用される。一旦
水を加熱したならば、追加加熱する必要はない。調製す
る容積にも関係するが、攪拌によるペレットの分散化は
15乃至30分以内に完了させなければならない。水の蒸発
に基づく表面の濃化を防止するため、冷却しながら攪拌
を続けることが望ましい。分散体の粘度は非揮発性物質
が約25-30%までは低い値に留まるが、この水準を超え
ると一般に急速に増大する。分散体の粘度は得られるポ
リマー分散度(細かさ)に影響されるであろうが、この
分散度は分散化温度、剪断力及び時間の影響を受ける。
大多数の用途における非揮発性物質の含量は、本発明の
好適ポリエステル材料に関しては約38%である。
本発明のコンセントレート及びインキは、細かい連結
孔のある非ポリマーの可溶性顔料を二本ロールで粉砕し
て固形ポリエステルに添入し、その後この着色材料を一
般に米国特許第4,148,779号記載の方法に類似した方法
で水中に分散させて調製してもよい。米国特許第4,148,
779号は、有機分散織布染料をポリエステルに溶解し、
次に水中に分散させる方法に関する。予め水中に分散さ
れたポリエステル材料に顔料を高速攪拌下で添加し、引
き続きボールミル又はサンドミルで粉砕して顔料粒径を
更に減少させることにより分散体を製造することも可能
である。本発明インキの好適pHは約5.0乃至約7.5であ
る。本発明に有用な顔料は、前に特定したものに加え
て、NPIRI Raw Materials Data、第4巻、顔料、著作権
1983年に記載のものを含有する。
下記の実施例で本発明の実際を更に詳しく説明する。
ポリエステルの調製 実施例1 イソフタル酸ジメチル79.5g(0.41モル)、5-ナトリ
ウムスルホイソフタル酸ジメチル26.6g(0.09モル)、
ジエチレングリコール54.1g(0.51モル)、1,4-シクロ
ヘキサンジメタノール37.4g(0.26モル)、1.0%(Ti基
準)のテトライソプロポキシドチタン触媒溶液1.4ml及
び酢酸ナトリウム緩衝剤0.74g(0.009モル)の混合物を
攪拌し、200-220℃で2時間加熱した。引き続き温度を2
75℃に高めて、0.3mm-Hgに減圧した。この条件で加熱及
び攪拌を1時間にわたり継続した。冷却すると、I.V.0.
36の強靱なゴム状のポリマーが得られた。このポリマー
は熱水に約25重量%まで分散可能であって、透明でやや
粘稠な溶液を形成する。本ポリエステル材料の酸残部を
分析した結果、その組成はイソフタル酸残基82モル%と
5-ナトリウムスルホイソフタル酸残基18モル%であり、
グリコール残部を分析した結果、その組成はジエチレン
グリコール54モル%と1,4-シクロヘキサンジメタノール
46モル%であった。
実施例1A (a)、(b)、(c)、及び(d)で示したポリエ
ステルを、前記の米国特許第4,233,196号実施例1に実
質的に従って、下記材料から調製した。(a) g.モル イソフタル酸ジメチル(IPA) 0.415 5-ナトリウムスルホイソフタル酸ジメチル(SIP)0.085
1,4-シクロヘキサンジメタノール(CHDM) 0.520 カーボンワックス(Carbowax)1000(CW1000) 0.0237 酢酸ナトリウム 0.0085 イルガノックス(Irgarnox)1010 0.0085 このカーボワックス1000はH(OCH2-CH2)nOH(nは約2
2)なる構造式を有する。NMRによる分析では、このポリ
マーは(反応後の形態で)IPA約83モル%、SIP約17モル
%、CHDM約94.5モル%及びCM1000約5.5モル%を含有
し、I.V.は約0.39であった。(b) g.モル イソフタル酸ジメチル 0.328 5-ナトリウムスルホイソフタル酸ジメチル 0.072 1,4-シクロヘキサンジメタノール 0.442 カーボワックス400(n=10) 0.058 酢酸ナトリウム 0.0072 NMRによる分析では、このポリマーは(反応後の形態
で)IPA約82モル%、SIP約18モル%、CHDM約85.5モル%
及びCW400約14.5モル%を含有し、I.V.は約0.46であっ
た。(c) g.モル イソフタル酸ジメチル 0.41 5-ナトリウムスルホイソフタル酸ジメチル 0.09 1,4-シクロヘキサンジメタノール 0.55 カーボワックス4000(n=90) 0.0005 酢酸ナトリウム 0.009 NMRによる分析では、このポリマーは(反応後の形態
で)IPA約82モル%、SIP約18モル%、CHDM約99.9モル%
及びCW4000約0.1モル%を含有し、I.V.は約0.16であっ
た。(d) g.モル イソフタル酸ジメチル 0.205 5-ナトリウムスルホイソフタル酸ジメチル 0.045 エチレングリコール(EG) 0.9638 カーボワックス2000(n=45) 0.03625 酢酸ナトリウム 0.0045 NMRによる分析では、このポリマーは(反応後の形態
で)IPA約82モル%、SIP約18モル%、EG約85.5モル%及
びCW2000約14.5モル%を含有し、I.V.は約0.34であっ
た。
このようなカーボンワックス材料を含有するポリマー
では、n値は、約6乃至150であることが好ましい。
本発明にしたがって前記ポリエステル材料から調製さ
れ且つアルコールと重合体不溶性顔料を含むインキは、
流展性又は印刷性、顔料の湿潤、顔料安定性、温度安定
性(加熱及び凍結‐融解)、長期にわたる非沈降性、臭
気物質及び揮発性有機物質に汚染されない性質、非凝集
性、広い粘度範囲のインキであること、各種基材への接
着性、硬さ、光沢、基材上での乾燥速度、グリース、水
及び摩耗に対する抵抗、他の水系インキとの適合性、湿
時の対摩耗性、インキのマイル数特性(かなり水希釈し
ても印刷にさしつかえない)、インキの一般的印刷安定
性、印刷性(糸引きやかすみがなく、きれにすっきりと
転写する)、トラッピング、洗浄の容易さ、印刷プレー
トを閉塞しない、可とう性、再分散性又は再湿潤性、耐
しわ性、高い顔料充填、耐溶剤性、アルカリ、化学薬品
及び洗剤に対する抵抗、耐ブロッキング性、耐光性、靱
性、基材湿潤性、持続性、不透明性、乾燥速度及び印刷
機上に裏移りしない(例えばテンションロール上への被
覆)など諸性質の一以上に関して先行技術の水性インキ
よりも予期以上の秀れた性質を示すことが判明した。
インキの調製 実施例2 およその最終インキ組成 重量% イオン交換水 54.8 実施例1のポリマー 21.5 カーボンブラック、ピグメントC.I.7 13.5 n-プロパノール 10.0 殺菌剤、テクタマー(Tektamer)38AD 0.2 (1,2-ジブロモ‐2,4-ジシアノブタン) 上記固体ポリマー(32部)を85乃至95℃のイオン交換
水約68部中に分散し、殺菌剤0.2部を加えた。この分散
体75部をウオリングブレンダ(Waring Blender)で高速
攪拌しながら5分間にわたってイオン交換水10部とカー
ボンブラック15部を添加した。次にこの混合物を約5000
rpmで作動するアイガー(Eiger)ミル内で約7.5分間粉
砕し、顔料をNPIRIグラインドゲージ“2"乃至“0"まで
更に細かくした。得られた組成物のpHは約5.6であり、A
STM D-4212-82法により測定した粘度は、#2ザーンカ
ップ(Zahn cup)で26-29秒であった。この組成物90重
量部にn-プロパノール10重量部を攪拌しながら添加し
た。この方法で得られた水性アルコールインキは、長期
にわたり沈降せず、凝集せず、かつまた、イオン交換水
で粘度を低下させることが出来る。このインキは印刷時
に急速乾燥して実質的に臭いがなく、暖かいイオン交換
水にて印刷装置から容易に洗浄することができる。この
インキの粘着性ある乾燥フィルムは、暖かい(27-32
℃、80-90°F)イオン交換水に少量の洗剤(5-10%)
を加えたものを用いると、印刷装置から洗浄することが
できる。このような性質は、以下の実施例に示す他の顔
料を用いて得ることもできる。
実施例3 実施例1のポリマー(32部)を85乃至95℃のイオン交
換水約68部中に分散し、殺菌剤(テクタマー(Taktame
r)38AD)0.2部を加えた。ウオリングブレンダ(Waring
Blender)で高速攪拌しながら5分間にわたってこの分
散体70部に二酸化チタン顔料C.I.を630部添加した。次
にこの混合物を約5000rpmで作動するアイガー(Eiger)
ミル内で約7.5分間粉砕し、顔料NPIRIグラインドゲージ
約“2"から“0"まで更に細かくした。得られた混合物の
pHは約6.6であり、ASTMD-4212-82法により測定した粘度
は、#2ザーンカップ(2ahn cup)で26-29秒であっ
た。この混合物90重量部にn-プロパノール10重量部を加
えた。このインキをイオン交換水で稀釈して、印刷粘度
を#2ザーンカップでの測定値として22秒にした。180
行アニロックス(anilox)ロールを用いるフレクソグラ
フ手刷り試刷機でアルミニウム箔、マイラ(Mylar)フ
ィルム、コロナ放電で処理されたポリエチレン被覆のボ
ール紙及びコロナ放電で処理されたポリエチレンフィル
ム上でのこのインキを試刷して、優れた接着性と印刷性
を得た。
実施例4 実施例1のポリマー(32部)を85乃至95℃のイオン交
換水約68部中に分散させ、かつ、殺菌剤(テクタマー35
AD)0.2部を加えた。ウオリングブレンダで高速攪拌し
ながら5分間にわたってこの分散体89部にC.I.ピグメン
トブルー15:3を11部添加した。次にこの混合物を約5000
rpmで作動するアイガーミル内で約7.5分間粉砕し、顔料
をNPIRIグラインドゲージ約“2"から“0"まで更に細か
くした。得られた混合物のpHは約5.85であり、ASTM D-4
212-82法により測定した粘度は、#2ザーンカップで28
-32秒であった。この混合物90部にn-プロパノール10部
を加えた。コロナ放電で処理されたポリエチレンフィル
ム上でこのインキを試刷し、実施例3のように秀れた接
着力と印刷結果を得た。
実施例5 実施例1のポリマー(32部)を85乃至95℃のイオン交
換水約68部に分散させ、かつ、殺菌剤(テクタマー(Ta
ktmer)38AD)を0.2部添加して樹脂分散体を調製した。
この分散体60部にn-プロピルアルコール10部をウオリン
グブレンダ内で攪拌しながら添加して、実質的に均質な
混合物を得た。高速攪拌しながら、この混合物に30部の
C.Iピグメントブルー15:3を加えて約5分間混合した。
次にこの混合物を約5,000rpmで作動するアイガーミルで
約3分間粉砕し、更に顔料を浸潤すると共にNPIRI(Nat
ional Printing Ink Research Institute)粉砕スケー
ルで約1.0未満の粉砕等級まで更に減少させた。得られ
たコンセントレートの粘度は、ブルックフィールドシン
クロレクトリック(Brookfield Syncro-Lectric)粘度
計モデルLVFで約1536cpsであった。このコンセントレー
ト33.3重量部に本実施例のはじめに調製した樹脂分散体
63.0部とn-プロピルアルコール3.7部を加え、その粘度
をASTM D-4212-82法によりザーンカップ(Zahn cup)#
2で測定したところ約28秒であった。このインキは、所
望ならばイオン交換水で容易に低粘度にすることができ
る。180行アニロックス(anilox)ロールを用いるフレ
キングラフ手刷り印刷機と150行エングルーブドシリン
ダ(engruved cylinder)を用いるガイガー(Geiger)
グラビヤ試刷印刷機でこのインキを試刷した。このイン
キは、アルミニウム箔、マイラーフィルム及びクレマー
ト紙に印刷した際に良好な印刷性、光沢、色発現及び接
着性を示した。
本発明をその好適実施態様を個別に引用して詳細説明
してきたが、本発明の精神と範囲のうちにあって各種の
変法及び変更が可能なることは了解されるであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 パーソンズ,セロン・エドワード,ザ・ サード アメリカ合衆国テネシー州37660,キン グスポート,ワトーガ・ストリート 1245 (56)参考文献 特開 昭51−146905(JP,A) 特開 昭57−10663(JP,A)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)線状分子構造中にカルボニルオキシ
    結合基を有し、その結合基の80%までがカルボニルアミ
    ド結合基であり得る少なくとも一種の線状水分散性ポリ
    マーからなる重合体材料を、組成物の重量に基づいて、
    約5乃至60重量%、ただし該ポリマーは約0.1乃至約1.0
    の内部粘度(フェノール/テトラクロロエタン60/40重
    量部の溶液中25℃、溶剤100mlにポリマー0.25グラムの
    濃度で測定された値)を有し、該ポリマーはヒドロキシ
    当量とアミノ当量(100モルパーセント)に対して実質
    的に等モル比の酸当量(100モルパーセント)を含有
    し、該ポリマーは下記の反応物(a)、(b)、(c)
    及び(d)又はそれらのエステル形成性誘導体若しくは
    エステルアミド形成性誘導体の反応生成物を含有する: (a)少なくとも一種の二官能性ジカルボン酸; (b)芳香族核又は脂環核に一個以上の陽イオンスルホ
    ン酸残基が結合した一種以上の二官能性スルホモノマー
    (ただし官能基は水酸基、カルボキシ基又はアミノ基で
    ある)を酸当量、ヒドロキシ当量及びアミノ当量全合計
    を200モルパーセントに等しいとして約4乃至約25モル
    パーセント; (c)グリコール又はグリコールと−NRH基2個を有す
    るジアミンとの混合物から選択される一種以上の二官能
    性反応物、ただし該グリコールは、 (1)ヒドロキシ当量又はヒドロキシ当量とアミノ当量
    との合計モルパーセントを基準として15モルパーセント
    以上が構造式H(OCH2−CH2)nOH(ただしnは2乃至約20
    の整数である)を有するポリエチレングリコール、又は (2)ヒドロキシ当量又はヒドロキシ当量とアミノ当量
    との合計モルパーセントを基準として約0.1乃至15モル
    パーセント未満が構造式H(OCH2−OCH2)nOH(ただしnは
    2乃至約500の整数であり、前記範囲内にある前記ポリ
    エチレングリコールのモルパーセントは、前記範囲内の
    n量に反比例する)を有するポリエチレングリコール、 の2個の−CH2−OH基を含有するものである:及び (d)一個の−C(R)2−OH基を有するヒドロキシカルボ
    ン酸、一個の−NRH基を有するアミノカルボン酸及び一
    個の−C(R)2−OH基と一個の−NRH基とを有するアミノア
    ルコール、又は前記の二官能性反応物の混合物から選択
    される二官能性反応物が無いか又は一種以上、 ただし、反応物(c)又は(d)中の各RはH原子又は
    1乃至4炭素原子のアルキル基である; (B)前記重合体材料に分散された顔料材料を、組成物
    の合計重量に基づき、約0.1乃至約60重量%:及び (C)メタノール、エタノール、n−プロパノール、イ
    ソプロパノール又はそれらの混合物から選択されるアル
    コールを、水/アルコール約99/1乃至約1/1なる重量比
    で水と混合したものを、組成物の合計重量に基づき、約
    10乃至約90重量% を含有する印刷および被覆用インキ。
  2. 【請求項2】(A)重合体材料は、約0.28乃至約0.38の
    内部粘度を有し、約75乃至約84モル%のイソフタル酸と
    それに対応する約25乃至約16モル%の5−ナトリウムス
    ルホイソフタル酸とからなる酸部分、及び約45乃至60モ
    ル%のジエチレングリコールとそれに対応する約55乃至
    40モル%の1,4−シクロヘキサンジメタノール又はエチ
    レングリコール又はそれらの混合物とからなるグリコー
    ル部分を有する一種以上のポリエステルからなり; (B)顔料材料は、重合物材料の合計量に対して約1/8
    乃至約4/1の重量比で前記ポリエステル材料に混合され
    て存在し;かつ (C)水/アルコール混合物は、組成物の約30乃至約70
    重量%を占めることを特徴とする請求項1記載のイン
    キ。
  3. 【請求項3】前記の酸部分が約80乃至約83モル%のイソ
    フタル酸とそれに対応する約20乃至約17モル%の5−ナ
    トリウムスルホイソフタル酸とからなり、かつ、前記グ
    リコール部分が約52乃至約56モル%のジエチレングリコ
    ールとそれに対応する約48乃至約44モル%の1,4−シク
    ロヘキサンジメタノールとから成る請求項2記載のイン
    キ。
  4. 【請求項4】水/アルコール重量比が、約85/10乃至約9
    5/10である請求項3記載のインキ。
  5. 【請求項5】顔料がC.I.ピグメントイエロー17、C.I.ピ
    グメントブルー27、C.I.ピグメントレッド49:2、C.I.ピ
    グメントレッド81:1、C.I.ピグメントレッド81:3、C.I.
    ピグメントレッド81:X、C.I.ピグメントイエロー83、C.
    I.ピグメントレッド57:1、C.I.ピグメントレッド49:1、
    C.I.ピグメントバイオレット23、C.I.ピグメントグリー
    ン7、C.I.ピグメントブルー61、C.I.ピグメントレッド
    48:1、C.I.ピグメントレッド52:1、C.I.ピグメントバイ
    オレット1、C.I.ピグメントホワイト6、C.I.ピグメン
    トブルー15、C.I.ピグメントイエロー12、C.I.ピグメン
    トブルー56、C.I.ピグメントオレンジ5、C.I.ピグメン
    トブラック7、C.I.ピグメントイエロー14、C.I.ピグメ
    ントレッド48:2、C.I.ピグメントブルー15:3からなるカ
    ラーインデックス材料の一種又は混合物である請求項1
    〜4のいずれかに記載のインキ。
  6. 【請求項6】(A)線状分子構造中にカルボニルオキシ
    結合基を有し、その結合基の80%以下がカルボニルアミ
    ド結合基であり得る、少なくとも一種の線状水分散性ポ
    リエステル材料を、組成物の重量に基づいて、約5〜約
    60重量%、 ただし、該ポリマーは約0.28〜約0.38の内部粘度(フェ
    ノール/テトラクロロエタン60/40重量部の溶液中25
    ℃、溶剤100mlにポリエステル0.25gの濃度で測定された
    値)を有し、該ポリエステルは実質上等モル比のヒドロ
    キシ当量(100モル%)と酸当量(100モル%)を含有
    し、該ポリエステルは下記の反応物(a)、(b)、
    (c)及び(d)の反応生成物から成る: (a)合計の酸およびヒドロキシ当量200モル%に等し
    いとして、約80〜約83モル%のイソフタル酸: (b)約17〜約20モル%の54−ナトリウムスルホイソフ
    タル酸: (c)約52〜約56モル%のジエチレングリコール:およ
    び (d)約44〜約48モル%の1,4−シクロヘキサンジメタ
    ノール: (B)前記ポリエステル材料に分散されている約0.1〜6
    0重量%の顔料材料:および (C)メタノール、エタノール、n−プロパノール、イ
    ソプロパノール又はその混合物から成る群から選択され
    るアルコールと水との混合液で、水とアルコールとの重
    量比が約99/1〜約1/1である混合液を約10〜約90重量% から成る印刷および被覆用インキ。
  7. 【請求項7】前記反応物が、約82モル%のイソフタル
    酸、約18モル%の5−ナトリウムスルホイソフタル酸、
    約54モル%のジエチレングリコール及び約46モル%の1,
    4−シクロヘキサンジメタノールである請求項6記載の
    印刷および被覆用インキ。
  8. 【請求項8】(A)線状分子構造中にカルボニルオキシ
    結合基を有し、その結合基の80%までがカルボニルアミ
    ド結合基であり得る少なくとも一種の線状水分散性ポリ
    マーからなる重合体材料を、組成物の重量に基づいて、
    約5乃至60重量%、ただし該ポリマーは約0.1乃至約1.0
    の内部粘度(フェノール/テトラクロロエタン60/40重
    量部の溶液中25℃、溶剤100mlにポリマー0.25グラムの
    濃度で測定された値)を有し、該ポリマーはヒドロキシ
    当量とアミノ当量(100モルパーセント)に対して実質
    的に等モル比の酸当量(100モルパーセント)を含有
    し、該ポリマーは下記の反応物(a)、(b)、(c)
    及び(d)又はそれらのエステル形成性誘導体若しくは
    エステルアミド形成性誘導体の反応生成物を含有する: (a)少なくとも一種の二官能性ジカルボン酸; (b)芳香族核又は脂環核に一個以上の陽イオンスルホ
    ン酸残基が結合した一種以上の二官能性スルホモノマー
    (ただし官能基は水酸基、カルボキシ基又はアミノ基で
    ある)を酸当量、ヒドロキシ当量及びアミノ当量全合計
    を200モルパーセントに等しいとして約4乃至約25モル
    パーセント; (c)グリコール又はグリコールと−NRH基2個を有す
    るジアミンとの混合物から選択される一種以上の二官能
    性反応物、ただし該グリコールは、 (1)ヒドロキシ当量又はヒドロキシ当量とアミノ当量
    との合計モルパーセントを基準として15モルパーセント
    以上が構造式H(OCH2−CH2)nOH(ただしnは2乃至約20
    の整数である)を有するポリエチレングリコール、又は (2)ヒドロキシ当量又はヒドロキシ当量とアミノ当量
    との合計モルパーセントを基準として約0.1乃至15モル
    パーセント未満が構造式H(OCH2−OCH2)nOH(ただしnは
    2乃至約500の整数であり、前記範囲内にある前記ポリ
    エチレングリコールのモルパーセントは、前記範囲内の
    n量に反比例する)を有するポリエチレングリコール、 の2個の−CH2−OH基を含有するものである:及び (d)一個の−C(R)2−OH基を有するヒドロキシカルボ
    ン酸、一個の−NRH基を有するアミノカルボン酸及び一
    個の−C(R)2−OH基と一個の−NRH基とを有するアミノア
    ルコール、又は前記の二官能性反応物の混合物から選択
    される二官能性反応物が無いか又は一種以上、 ただし、反応物(c)又は(d)中の各RはH原子又は
    1乃至4炭素原子のアルキル基である; (B)前記重合体材料に分散された顔料材料を、組成物
    の合計重量に基づき、約0.1乃至約60重量%:及び (C)メタノール、エタノール、n−プロパノール、イ
    ソプロパノール又はそれらの混合物から選択されるアル
    コールを、水/アルコール約99/1乃至約1/1なる重量比
    で水と混合したものを、組成物の合計重量に基づき、約
    10乃至約90重量% を含有する印刷および被覆用インキの製造方法におい
    て、 (a)前記の重合体材料をイオン交換水に分散させるこ
    と; (b)攪拌しながら(a)の分散体に前記アルコールを
    添加して、実質的に均質な混合物にすること; (c)攪拌しながら(b)の混合物に前記の顔料を添加
    してプレー分散混合物を形成すること:及び (d)(c)の混合物を粉砕して、顔料粒径をNPIRI尺
    度で約6.0未満に減少させること の諸工程からなることを特徴とする方法。
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